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JP4599771B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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JP4599771B2
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尚史 池田
嘉裕 隅田
宏樹 岡澤
喜則 谷川
勝久 大蔦
彰二 山田
伸治 中島
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱交換器を搭載しプロペラファンを使用した空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図28は、従来の貫流ファンを搭載した空気調和機の室内機の一例を示し、図28は従来の貫流ファンを搭載した空気調和機の縦断面図を示す。図において、空気調和機の室内機の本体1は背面側に位置するハウジング14と吸込グリル7を有するパネル15とで筐体を構成され、ハウジング14とパネル15で吹出口4が形成されている。本体1は室内の壁面に引っ掛けられ固定される。図において、2は熱交換器、3は熱交換器2で空気が凝縮され生成される凝縮水を受けるドレンパン、16は空気調和機の室内機の本体1に吸い込まれる部屋中のホコリを取り除くフィルタである。17は貫流ファンの羽根車、18は貫流ファンの羽根車からの吹出流を吹出口へ導くスクロールケーシング、19はノーズ部である。
【0003】
また、図29〜図31は、別の従来の空気調和機の室内機の一例を示し、例えば特開平5−272773号公報の空気調和機の室内機を示す。図29は、従来の発明の一実施例における空気調和機の室内機の斜視図、図30は図29の横断面図、図31は図29の縦正面断面図を示す。図において、空気調和機の室内機の本体1の前部に吸込グリル7を、下部、上部に吹出口4a、4bを有し、部屋の壁100に据付られている。空気調和機の室内機の本体1の内部には、プロペラファン8と前記プロペラファン8の回転軸線に対し垂直に交差するように、吸込グリル7、平板状の熱交換器2が配設され、さらに空気調和機の室内機の本体の背面壁1aにはファンモータ6が取り付けられ、前記プロペラファン8を回転駆動する。また熱交換器2の下部には、冷房時における熱交換器2の凝縮水を受けるドレンパン3が配設され、空気調和機の室内機の本体1の吸込側風路と吹出側風路を隔絶する仕切板10と、前記プロペラファン8のベルマウス11と一体に形成されている。また9は空気調和機の室内機の本体1の背面壁1aとプロペラファン8の間にファンモータ6を覆うように配設された円錐状風路部材である。このような空気調和機の室内機において、ファンモータ6を駆動し、プロペラファン8が回転駆動されると、吸込グリル7から空気が吸い込まれ、熱交換器2を通過し、暖房、冷房等された後、上下吹出口4b、4aから風向変更ベーン5により、吹出風向を変更されつつ吹出される。このとき、前記円錐状風路部材9により、無理なく径方向に風の流れを変更できるため、性能の悪化を招くことなく、上下に風を吹出すことが可能となり、ユニットの静音化等の空力性能の向上が得られるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図28で説明した従来の貫流ファンを搭載した空気調和機の室内機において、一般的に知られている内容は次の通りである。貫流ファンの場合はほとんどの流線が吸込側と吹出側で羽根車17を2回通過するが、流れが軸対称でなく、圧力上昇に寄与する羽根車17の領域が限られており、性能は高くない。すなわち、個々の羽根の入口と出口は回転に伴って吸込側と吹出側に交互に交替し、すべての流線に対し最適な流動条件を備えにくく、しかも循環流20の発生により、動力が増加するため、効率向上が望めない。他のファン(プロペラファン、遠心ファン)に比べ、効率が低い。そのため、必要な風量を送風するための動力が大きくなり消費電力が大きい。
【0005】
すなわち、図32の風量Q[m3/min]に対する静圧Ps[Pa]の関係を示した図において、フィルタ16においてホコリ堆積なし時の動作点Dに対し、ホコリが堆積した時の動作点Eにおける貫流ファン、プロペラファンの風量Q変化量△Qc、△Qpのように、△Qc>△Qpとなり、貫流ファンの方がプロペラファンに対し、抵抗が付加された場合の特性悪化が大きく、不安定な挙動を示す。そのため、吹出口より貫流ファンへ風が逆流し、冷房時の場合貫流ファンに着露し、吹出口から水滴が飛散してしまい床を汚してしまい信頼性が低いといわれている。
【0006】
従来のプロペラファンを搭載した空気調和機の室内機において、図30、31のようにプロペラファン8が1個につきファンモータ6が1個のため、コストが高くついてしまう。また、ファンモータ6の個体差により、同じ形状のプロペラファン8であっても回転数が微妙に変化してしまい、図33のように、狭帯域に回転音のピークが若干ずれて1本ではなく2本になるため、ウワンウワンとうなり音が発生してしまい聴感が非常に悪くなってしまい耳障りで品質が悪い。
【0007】
そして、空気調和機の室内機の本体1の上部に上部吹出口4bがあると、部屋の天井面101に風が当たり、部屋のホコリが吹き付けられ天井面101が汚れてしまう恐れがある。そのため、空気調和機の室内機の本体1を設置する際、天井面101から離す必要が発生し、据付可能物件が減少してしまう。
【0008】
さらに、熱交換器2が平板状のため、面積増加のため熱交換器2の横幅を増加した場合、プロペラファン8、ファンモータ6のさらなる追加が必要となり、コストが大幅に増加してしまう。また熱交換器2の高さ方向を増加する場合、空気調和機の室内機の本体1の高さが拡大してしまい、空気調和機の室内機の本体1の据付必要寸法が拡大し据付可能物件が減少してしまう。また、図34のプロペラファンの風速分布を示した図のように、吸込風速は破線で示すように略半円形の等速度分布となっているが、本従来例では熱交換器2がプロペラファン8の正面のみしか無く、プロペラファン8の側部からの流入が有効に使われず消費電力を小さく出来なかった。更にプロペラファンを使用した技術は特開平9−4867号公報の如く多く知られているが、いずれも消費電力が大きく、且つ形態的に特殊なため用途が限られる構造で実用的でないという問題があった。
【0009】
本発明は上述のような欠点を解消するためになされたもので、空気調和機の効率を大幅に向上させる構造を得ることを目的とする。空気調和機の本体寸法を抑えつつ、コストの大幅増加を抑制し、ファンの動力を低減し消費電力を下げることを目的とする。更に省エネルギータイプで、聴感が良く、音の静かな空気調和機を得ることを目的とする。更に通風抵抗の変化にも運転が安定し、高品質、高信頼性で、空調範囲の広い空気調和機を得ることを目的とする。更に消費電力が少なく、且つどのような場所にもフレキシブルに対応できる使い易い空気調和機を得ることを目的とする。更に簡単に各種の空気の品質を改善する品質改善装置を設けられる実用的な装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の空気調和機の室内機は、室内の壁に据え付けられる壁掛け構造の室内機本体と、この室内機本体の横方向の両端部付近に所定の間隔をあけて相対して配置されるとともに、一方は正回転方向の形状、他方が逆回転方向の形状を有して、同一の回転方向に回転して、吸い込んだ室内空気をそれぞれ室内機本体の側面方向へ吹き出す組のプロペラファンと、一組のプロペラファンのそれぞれの外周を含んでプロペラファンの吸い込み側を覆うように一組のプロペラファンに下方を除いて跨って配設され、一組のプロペラファンが吸い込んだ室内空気を冷したり暖めたりする熱交換器と、熱交換器の内周側空間で、一組のプロペラファンの間に配置され、横方向両方にシャフトが延びて一組のプロペラファンをそれぞれ同一の回転方向に回転させる両軸タイプのファンモータと、室内機本体の両端部にそれぞれ位置し、室内機本体の正面から下面にかけて縦方向に細長く開口し、熱交換器で冷やされたり暖められたりして熱交換器の内周側の空間を通ってプロペラファンから吹き出された室内空気を室内に吹き出す一組の吹出口と、室内機本体の両端部に設けられ、一組の吹出口のそれぞれへ向かう吹出側風路を形成して、プロペラファンから吹き出された室内空気を吹出口へ集めるスクロールケーシングと、一組の吹出口の間で室内機本体の正面と上面とに設けられ、熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む吸込口と、一組の吹出口の間で吹出口よりも奥側の位置にて室内機本体の下面に設けられ、室内機本体の下部から熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む下部吸込口と、を備えものである。
【0011】
請求項2に係る発明の空気調和機の室内機は、室内の壁に据え付けられる壁掛け構造の室内機体とこの室内機本体の横方向の両端部付近に所定の間隔をあけて相対して配置されるとともに、一方は正回転方向の形状、他方が逆回転方向の形状を有して、同一の回転方向に回転して、吸い込んだ室内空気をそれぞれ室内機本体の側面方向へ吹き出す一組のプロペラファンと、一組のプロペラファンのそれぞれの外周を含んでプロペラファンの吸い込み側を覆うように一組のプロペラファンに下方を除いて跨って配設され、一組のプロペラファンが吸い込んだ室内空気を冷したり暖めたりする熱交換器と、熱交換器の内周側空間で、一組のプロペラファンの間に配置され、横方向両方にシャフトが延びて一組のプロペラファンをそれぞれ同一の回転方向に回転させる両軸タイプのファンモータと室内機本体の両端部にそれぞれ位置し、室内機本体の正面から下面にかけて縦方向に細長く開口し、熱交換器で冷やされたり暖められたりして熱交換器の内周側の空間を通ってプロペラファンから吹き出された室内空気を室内に吹き出す一組の吹出口と、室内機本体の両端部に設けられ、一組の吹出口のそれぞれへ向かう吹出側風路を形成して、プロペラファンから吹き出された室内空気を吹出口へ集めるスクロールケーシングと、一組の吹出口の間で室内機本体の正面と上面とに設けられ、熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む吸込口と、一組の吹出口の間で吹出口よりも奥側の位置にて室内機本体の下面に設けられ、室内機本体の下部から熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む下部吸込口と、を備え、一組の吹出口のそれぞれが、室内機本体の正面に設けられた吸込口よりも正面方向に突出しているものである。
【0012】
請求項3に係る発明の空気調和機の室内機は、室内機本体横方向に複数連結されているものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機を図面をもとに詳細に説明する。図1は、本発明に係る空気調和機の斜視図、図2は図1の空気調和機の水平断面図、図3は図2のX−Xにおける縦断面図、図4は図2のY−Yにおける縦断面図である。
【0025】
図1において、1は空気調和機の本体であり、7は吸込グリル、4は空気調和機の本体1の両端部に位置し、空気調和機の本体1の上面部1c、側面部1b、背面部1a以外の正面から下面に開口する細長い吹出口、5a、5bは吹出口4から吹き出される風を左右、上下に風向を変更する左右ベーン、上下ベーンを示す。図1において中央の吸い込みグリル7から室内の空気を吸い込み本体1内で空調した空気を両端部の吹出口4から室内へ噴出す構造で室内の壁に両端部を水平にした横向きの構造として空調機の室内機として使用する。
【0026】
図2、図3、図4において、プロペラファン8は、空気調和機本体1の両端部付近に相対して二つ配置され、中央付近に設けたファンモータ6から両方に延びたシャフト6aにより固定され、シャフト6aの両端部にはベアリング6bが配置され、なめらかに回動可能となっている。そのため、相対する一組のプロペラファン8の形状は正逆回転方向になっている。また、2は相対する2つのプロペラファン8一組の吸込側のほぼ全体を覆い、かつ両方のプロペラファンの間を繋ぐ形で配設された熱交換器、11はプロペラファン8の吸込側風路12と吹出側風路を仕切り、プロペラファン8の圧力を上昇させるためのリング状のベルマウス、3は熱交換器2で凝縮し生成されたドレン水を受けるドレンパン、ドレンパン3の下部には、ファンモータ6への電源や室外機からの信号を送受信するためなどの電子基板21、16は部屋の浮遊するホコリを除去するためのフィルタ、7aは空気調和機の室内機の本体下部から空気を吸い込むための下部吸込グリル、16aは下部吸込グリルから流入する空気のホコリを除去するフィルタ、9は円錐台状部材で、プロペラファン8から吹き出された軸方向の流れをプロペラファンの回転軸線方向から垂直な方向である径方向へ風向変更させるものであり、プロペラファン8から所定距離間隔を開けた吹出側風路13内に配置されている。さらに12は、プロペラファン8から吹き出された流れを吹出し側風路内で集める吹出し側スクロールケーシングである。
【0027】
熱伝達管55を有する熱交換器2は後で説明する冷凍サイクルの圧縮機などを内蔵する室外機と配管が接続されフロンや水あるいは自然冷媒などの冷媒が循環しており、この熱交換器などを収納する空気調和機の室内機の本体1は部屋の壁100に据え付けられている。また熱交換器は本体前面のグリルから吸いこまれる空気を通す部分2aと2b、正面と上面のグリルからの空気を通す部分2c、上面のグリルからの空気を通す部分2dと2e、下面のグリル7aからの空気を通す部分2fがそれぞれ折れ曲がる形で結合されて円弧状に形成されている。但し本体下部のドレンパンが存在する一部は熱交換器を設けていない。熱交換器の各折れ曲がる位置には空気の流れがバイパスされるのを防ぐバイパス抑制材23を設けている。またモーター6の下部には本体1にてモーター6を支持し固定するモーターサポート51が設けられている。また図示はしないがドレンパン3と本体1の下面の間の空間に電子基板21以外に手動スイッチなどの電気部品が設けられると共に、本体下面の一部を開閉して操作できるようにしてある。同様に図示はしないが本体下面の外部には運転表示のランプなど表示装置が設けられている。
【0028】
このような空気調和機の室内機において、ファンモータ6が駆動すると、両プロペラファン8が回転軸中心Oを中心に回転方向A方向に回転し、部屋の空気は本体1のほぼ全周に設けた吸込グリル7および下部吸込グリル7aから吸い込まれ、一円の熱交換器2で冷房、暖房、除湿された後、矢印Bのように熱交換器全周から軸方向に本体1の中央側から端部側に流れ熱交換器2の内周側空間を通り、プロペラファン8へ吸い込まれる。その後プロペラファン8から本体1の端部側に吹き出され、矢印Cのように、円錐台状部材9でプロペラファン8の径方向へ風向変更され、プロペラファン8から直接吹出口4から本体1の外部である室内に吹き出されたり、スクロールケーシング12で集められた後吹出口4から室内に吹き出される。このとき、左右ベーン5a、上下ベーン5bにより、吹出し風向が変更されつつ吹き出され室内が冷房などに空調される。
【0029】
モーター6は熱交換器2の内周側空間に固定され両端に配置されたプロペラファンを同時に共通の回転方向に駆動しており、本体1の軸方向長さに対し無駄なスペースにならずコンパクトに構成を纏めることが出来る。また図1ないし図4に示すように吸込口4を設けた本体1の端部には背面部1b、上面部1cには背面壁1aのように壁面を設け吹出口4の開口はほぼ水平方向であるCの一方向から空調された空気を吐出させるようにして室内の遠くの部分まで届くようにしている。この吹出口4は壁掛けの室内機の場合縦方向に長く取って且つ吸い込みグリル7より小さな面積で吹出されるので高い風速が得やすく広範囲な空調を可能にしている。
【0030】
図5は空気調和機の特性を説明する図で、本発明の空気調和機のように、図28における貫流ファンを搭載した空気調和機の室内機と異なり、高効率なプロペラファンを搭載しているので、図5の風量Q[m3/min]に対する軸出力ζ[W](=ファン角速度×トルク)の関係のように、全風量帯で軸出力が低い。つまり、ファンを駆動するファンモータ入力が低くでき、効率を向上させることが出来る。また、図29−31の従来の空気調和機の室内機と異なり、熱交換器2がプロペラファン8の吸い込み側正面のみではなく、相対するプロペラファン8が二つ、間隔をもち配置され、熱交換器がプロペラファン8の側面にも配置し、かつほぼプロペラファン外周の全周を覆うように配設されているため、プロペラファン8の正面および側面のほぼ全周から吸込可能となるため、吸込領域が有効に使用できプロペラファンの効率を一層上げることが出来る。更に一円の熱交換器の外周全周から室内空気を吸いこむので熱交換器面積を増やすことが出来、熱伝達性能を著しく上げられ、空調機の効率などの性能を更に良くすることが出来る。
【0031】
また、熱交換性能がさらに必要で、熱交換器面積を増やす必要とする場合の一例として、図6の斜視図、図7の図6の水平断面図を示す。これらのように、図1、2などで説明した相対するプロペラファン一組での本体1のユニットを二つ軸方向に接続して合体させた形態にし、熱交換器2、吸込グリル7、ファンモータ6が2組、吹出口が合計4つ配設している。空気の流れは基本的に、前述した相対するプロペラファン一組とそれぞれ同じであるので、同一の符号を付して省略する。このように、熱交換性能により、さらに本体1を図7の両方の中央の吹出し側スクロールケーシング風路を仕切る仕切り壁の所でボルト接続して合体させた形態や、相対するプロペラファン一組で熱交換器の横幅を増加する場合等寸法を替えるなど多様な組み合わせが可能である。更に本体1の吹出し部を有する両端側と吸い込み部を有する中央側を分離して異なる寸法、例えば軸方向長さを替える組合せにし端部側と中央側の仕切り壁でボルト組立する、あるいは中央側を2分割3分割して対応した熱交換器と組合せるなどの用途や能力に応じたフレキシブルな使い方が出来る便利な空調機の構造が得られる。以上は円弧上の熱交換器の一円の径を一定にし軸方向、すなわち相対するファン間の寸法方向を変える構造であるが熱交換器の径方向や奥行き寸法を替える形態に変化させても良い。
【0032】
図8、図9は、本発明に係る空気調和機のプロペラファンの形状を示す図で、図1に相当する空気調和機の室内機に搭載される相対するプロペラファン8の一組の一例を示し、ファンモータ6から見たときの正面図である。例えば、図8は羽根枚数3枚のプロペラファン8、図9は羽根枚数4枚のプロペラファンを示している。なおファン外径は左右で同一とする。プロペラファン8以外の構成については、前述した図1〜4、及び図6、7の空気調和機の室内機と同様である。
【0033】
このように、相対するプロペラファン一組のファン形状を変更することにより、形状や合成など羽根の構造により発生する振動音のピーク等特性が異なり、この回転数差を大きくすることにより、従来の空気調和機の室内機で起こるうなり音が解消でき、聴感がよく静粛な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0034】
図10、図11は本発明に係る空気調和機の室内機の斜視図、および水平断面図で空気調和機の室内機の別の形状を示す。なお、図10、11における開閉プレート22、側部吹出口4c以外の主な構成については、前述した図面の構造と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。22は開口4Cを開閉する着脱自在の開閉プレート、51は本体下部に固定されモーターを支持するモーターサポート、54はモーターサポートに着脱可能に取り付けられたカセット容器で除臭剤または芳香剤が熱交換器内周側の空間を流れる空気中に除放可能に設けてある。もちろんこのカセット容器の中に超音波振動により空気中に水分子を含ませる加湿装置を設けても良い。このように空調される空気の流れの中に化学分子や化学物質を添加して空気の品質を一層改善することが出来る。加湿器の場合水タンクはドレンパン3の下部空間に配置しポンプでカセット容器に供給することになる。なおカセット容器の代わりにモーターサポート51に高電圧を印可して除塵を行う空気清浄器やマイナスイオン発生装置を取り付け熱交換器の内周側空気に物理的に作用し空調する空気の品質を更に改善することが出来る。このように熱交換器の内周側空間はモーターを取り付けた場合でも空気が流れる広いスペースが存在するし、もしモーターを端部側にプロペラファン個々に設ければ熱交換器内周の空間がそのままつかえる形となり更に大きな装置を取り付けることが出来る。これらのカセット容器や空気清浄器などの装置の固定は下部の熱交換器を設けていないスペースを利用し、ドレンパンを一部切欠いて直接本体1の下部にモーターサポートのような支持体を設けて固定すれば良い。
【0035】
図10、図11において、空気調和機の室内機の本体1の両側面部1bには、プロペラファン8から吹き出された流れが、本体1の側面方向にも吹出し可能なように側部吹出口4cが形成されている。この側部吹出口4cは空気調和機の本体1の据付スペースの位置関係より、側面へ吹き出せない場合、側部吹出口4cをふさぐため、取り外し、取付可能な開閉プレート22が設置されている。
【0036】
図11の空気調和機の室内機の本体1の左側開閉プレートを取り外した場合のように、プロペラファン8からの吹出し流れは、側部吹出口4cおよび正面から下部へ延びた吹出口4から吹き出されるので、空調範囲を拡大することができる。その結果、部屋の広範囲な空間で、快適な環境を創造できる。また空調機を設置する場所の制約に対応可能な構造を選択できる。また図12のように、前述の図6、図7で示した相対するプロペラファン8が二組の場合でも同様に、空調範囲が拡大でき、快適な環境を創造できる。
【0037】
図13、図14は、本発明に係る空気調和機の室内機の別の形状を示し、前述の図1、図4に相当する。なお主な構成は前述の空気調和機の室内機と同様のため、同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
図13、図14のように吹出口4が空気調和機の室内機の本体1の正面から下面にかけて細長い形状であるので、図28の従来の貫流ファンを搭載した空気調和機の室内機で、冷房時、人に冷風が当たらないように上下ベーン5bにより上方向に吹出し風向を変更すると、上下ベーン5bにより吹出口4をふさぎ気味になるため通風抵抗が大きくなり、騒音悪化してしまうようなことがない。図15は部屋が同一冷房環境での風向変更ベーン角度変化時における風量と騒音を説明する図であって、吹出口の通風抵抗が最小時になるときの風向変更ベーン角度時における騒音との差△SPL[dBA]を風量Q[m3/min]を変更していった場合について示した図である。図15のように、従来構造と本発明の構造では高風量側へ行くほど差が大きくなっていくことがわかる。以上のように、吹出口4が空気調和機の室内機の本体1の正面から下面にかけて長い形状であるので、空調された空気の風向変更時における騒音悪化量が小さく、低騒音な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0039】
図16は、本発明に係る空気調和機の室内機の別の形状を示す図で、図3に相当する図である。なお、主要な構成は、前述した図1〜図4と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。熱交換器2は湾曲した円弧状の形態である。ドレンパン3はドレン水を受ける3a、3b部分とこの両方に分離したドレンパン3a、3bを接続する樋部分3cに区分けされている。ドレンパン3a、3bの水受け部の底面は3aが3bより高くドレン水は樋部3cを通して3bに集められるようになっている。51はモーターサポート、52は本体取り付け部、53は埋め込まれた表示部を示す。図16の構造で本体1下面部分は本体前方の吸い込みグリル7と嵌めこまれて接続する部分がファン中心線の取り付け部52部分まで取り付け部52の接続ネジを外して取り除ける。更にこの部分はドレンパン3aと電子基板21などのスイッチ類や表示部53が一体になっており、取り付け部52の接続ネジを外し嵌めこまれたグリル7側から嵌め込み部を引き離すことにより熱交換器内周側が開放される。これにより一体となったモーター制御装置など電気品類の点検修理が簡単に行える。
【0040】
図16に示すように、本発明に係る空気調和機の室内機に配設される熱交換器2は、プロペラファン8の外周にほぼ均一に任意距離S離れた位置に円弧状に湾曲している。このような熱交換器2の形態にすることにより、プロペラファン8が空気を吸い込むとき、図3のような多段に折り曲げられた熱交換器2を配設された時に比べ、熱交換器2と背面壁1aの距離tが大きくでき通風抵抗が低減できるとともに、さらに吸込風速分布が均一傾向になるため、偏流が抑制され低騒音化が図れる。更に熱交換器各部の風速をほぼ均一に出来るので熱伝達性能を向上させることが出来る。また、多段折り曲げのように折り曲げ部の隙間に空気のバイパスを抑制するためにバイパス抑制部材23も減り、作業工数が低減できる。またファンの形状に合わせた距離Sを選択することによりファン効率を一層向上できる。更にドレンパン3aと本体1の下面を一体にした取り外し部分を除き熱交換器内周面を開放できるのでこの開放部分から掃除機のホースを入れて掃除することが出来、清潔な空調機が得られる。更に図11で説明したように空気の品質を改善するカセット容器54や空気清浄器のような装置器具を熱交換器内周部空間に固定していてもこの開放された部分から着脱や点検、取替えなどを行うことが出来る。特に軸方向に細長いカセット容器などはこの開放部分から簡単にはずしたり付けたりすることが出来る。これにより装置の点検や除放剤の寿命管理も容易に行うことが可能である。なおドレンパンを3a3bに区分けすることによりその間に樋3c以外にはドレンパンが存在しない領域を設けることが出来るので、上記のように本体1の下面の大きな部分を開放せずとも、ドレンパンの存在しない領域だけの本体に開放可能な蓋を設ければその蓋に直接固定するなど本体に取り付けたカセット容器を着脱でき、更に容易にカセット容器の中身の入れ替えを行えるようになる。なお直接空気の品質を改善するカセット容器や加湿器とともに殺菌用紫外線ランプや殺菌用発光素子を設けることにより空調機内部の殺菌やカビ対策も可能になり空調される空気の品質を間接的に改善できる。
【0041】
図17に、多段折り曲げ形態の熱交換器2とプロペラファン8と熱交換器が距離Sで等距離の円弧形態であるときにおける騒音特性比較図を示す。図17のように、本発明の円弧形態の熱交換器の方が、同一風量時2dBA低騒音である。
【0042】
図18、図19は本発明に係る空気調和機の室内機の別の形状を示す図で、図7に相当する図である。なお、この図におけるファンモータ6をカバーする円錐台状部材9以外の構成は、前述した図と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】
図18は相対するプロペラファン8が二組の場合の空気調和機の室内機の一例における水平断面図、図19は相対するプロペラファン8が二組の場合の空気調和機の室内機の別の例における水平断面図を示す。図18において、相対するプロペラファン8が二組の合計4つのプロペラファン8を有し、それらを連結して駆動するファンモータ6は一方向へシャフト6aが延びる片軸タイプの場合を示し、空気調和機の室内機の本体1の一番端部のプロペラファン8と対向する円錐台状部材9の内部に収納され、前記ファンモータ6から延びたシャフト6aにより、全てのプロペラファン8を連結されている。このときシャフト6aが長尺で、微少な軸心ブレ等の振動によるプロペラファン8から放射される騒音抑制のため、端部から2つ目と3つ目のプロペラファン8の間をゴムジョイント24で連結して連動させている。
【0044】
図19は、相対するプロペラファン8が二組の合計4つのプロペラファン8を有し、それらを駆動するファンモータ6は両方にシャフト6aが延びる両軸タイプの場合を示し、空気調和機の室内機の本体1の中央付近のプロペラファン8と対向する円錐台状部材9の内部に収納され、前記ファンモータ6から延びたシャフト6aにより、全てのプロペラファン8を連結されている。
【0045】
このように、多枚数のプロペラファン8を一つのファンモータ6で回転駆動することにより、多数個用いるときに比べコストを抑制できる。更に本体ユニット、すなわち1組のファンに対応する吸込口と吹出口、を複数自由にモーターの能力を上げて変更でき使いやすい構造が得られる。
【0046】
図20〜図23は、本発明に係る空気調和機の室内機の別の形状を示し、主な構成は前述の図1〜図4に相当する。
【0047】
図20〜図23において、4つの吹出口4は、空気調和機の室内機本体1の正面部1dの吸込グリル7に対し、正面方向に突出した形状である。本体ユニット、すなわち1組のファンに対応する吸込口と吹出口、のうちの端部側である吹出し部の形状を別の形状のものに図1などから取り替えたもので外観上のアクセントが得られるだけでなくショートサーキットに対する効果も得られる。更にこのように形成することにより、左右ベーン5aおよび上下ベーン5bの設置スペースが拡大し、プロペラファン8から上下ベーン5bまでの距離Rが全体的に拡大し、プロペラファン8の吹出流と上下ベーン5bとの干渉がなくなり、通風抵抗の低減が図れる。これによりファン効率を更に上げることが出来る。
【0048】
図24は、吹出口4が空気調和機の室内機本体1の正面部1dの吸込グリル7に対し、正面方向に突出した場合と突出しない場合における風量Q[m3/min]と騒音値SPL[dBA]の関係を示した図である。図24のように吹出口4を突出し、上下ベーン5bをプロペラファン8から離すことにより、通風抵抗が低減し低騒音化が図れるため、静粛な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0049】
図25、図26は本発明に係る空気調和機の室内機の別の形状を示す図で、図2、3に相当する図である。この図におけるファンモータ6の軸方向の両側に高性能フィルタ26が設けられている。なお、前述した図と同様な部分は、同一の符号を付して説明を省略する。高性能フィルタ26はフィルタ16、16aより更に高集塵率なフィルタで熱交換器2とプロペラファン8が近接している領域のみにフィルタを持ち、プロペラファン8の中心付近は穴の形状をしている。もともとプロペラファン8の熱交換器2近傍は、他の領域に比べ、風速が早いのでこのように高集塵率のフィルタを形成することにより、プロペラファン8の熱交換器2の近傍では風速が減少し、プロペラファン8の正面からの流入側の風量が増大する。これにより空気吸い込み分布が均一化傾向になりファンの効率が更に向上する。その上細かいマイクロダストなどを除去でき熱交換器内周側の空間で空気品質を更に改善できる。
【0050】
図27は空気調和装置の冷凍サイクルの構成図であり、図において31は室外ユニット、32は室外ユニットに収納され冷媒を吐出して四方弁3を介し室内ユニット38との間を配管内を通して循環させる圧縮機、34は室外熱交換器、35は室外ファン、36は流量制御弁、39は室内熱交換器、40は室内ファンである。室内ユニット38は本体1の構造を有し、室内熱交換器39である図1の熱交換器2は熱伝達管55が多数の板状フィンを貫通し熱伝達管55には冷凍サイクルの配管を通して冷媒が循環している。この冷媒とフィンの間を流れる空気Bとの間で熱交換して空気を冷却したり温めたりして空調しており、この冷房、暖房、あるいは除湿の制御を冷凍サイクルが行っている。空調機の室内機38である本体1はプロペラファンにより効率向上させているが室外ファン35もプロペラファンを使用しており、本発明の構造、すなわち円弧状の熱交換器等を使用しても良いことは当然である。
【0051】
熱交換器を除湿に使用する場合は熱交換器を2つに分けてその間を除湿弁で接続する構成となるがこの除湿弁の設置に関しても熱交換器内周側の空間を有効に利用することが出来装置の小型化が可能である。冷房や暖房が可能な空調機を除湿に可能な構成を説明したが、図27の冷凍サイクルの室内熱交換器39と室外熱交換器34を、図3の熱交換器2を分けて活用すればそのまま除湿器とすることも可能である。この場合冷凍サイクルが本体1の中にまとまることになり壁掛け構造ではなく床設置構造で、且つ圧縮機や配管などが円弧状の熱交換器の内周側空間に収まることになる。その場合プロペラファン8は1個すなわち片側で形成しファン軸方向を縦方向にすると熱交換器や圧縮機などの重量物を下から支えることが出来るので都合が良い。熱伝達管55を流れる冷媒は塩素を含まないフロン冷媒R410AやR407Cを使用するが自然冷媒、例えば水、炭化水素や炭酸ガスなどを使用しても良い。図6、7のように本体ユニットを増やす場合にも冷凍サイクルの室外ユニット31は1台のままで良い。室内ユニット38に接続する配管を室内など途中で2つに分けて並列に各本体ユニットに接続する。
【0052】
この発明にかかる空気調和機の室内機は、相対する2つのプロペラファンを少なくとも一組以上有し、前記相対するプロペラファン両方の少なくとも吸込側のほぼ全体を覆い、かつ間に熱交換器が配設されたものである。またこの発明にかかる空気調和機の室内機は、空気調和機両端部に位置するプロペラファンの吹出側の空気調和機の背面側、上面側に壁面を有し、前記空気調和機の背面側、上面側以外が開口した吹出口を有するものである。またこの発明にかかる空気調和機の室内機は、空気調和機両端部に位置するプロペラファンの吹出側の前記プロペラファンの回転軸線に垂直な面と空気調和機背面側、上面に壁面を有し、空気調和機の室内機の正面から下面に開口する細長い吹出口を有するものである。
【0053】
この発明にかかる空気調和機の室内機は、熱交換器がプロペラファンの外周に沿う略円弧形状であるものである。この発明にかかる空気調和機の室内機は、全てのプロペラファンを一つのファンモータで回転駆動したものである。
【0054】
以上、説明したとおり、本発明によれば、高効率なプロペラファンを相対して配設し、かつプロペラファンの吸込側のほぼ全体を覆うように熱交換器を配設しているので、プロペラファンの軸出力が低くできるので、ファンモータの低入力化が図れる。その結果省エネな空気調和機の室内機を得ることができる。
また相対するプロペラファンおよび間の熱交換器を複数組み合わせることにより、熱交換性能により多様な構成を形成可能である。
【0055】
この発明によれば、相対するプロペラファン一組の2つのファンを異なる羽根形状、羽根枚数にすることにより、回転音の発生周波数差を拡大できるので、うなり音が解消できるので、静粛な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0056】
この発明によれば、空気調和機の室内機本体の両側面部に側部吹出口を形成し、さらに取り外し可能な開閉プレートを設置しているので、空気調和機本体を壁から離れた場所に据え付けた場合、開閉プレートを取り外すことにより空調範囲を拡大できることから、部屋の広範囲な空間で快適な環境を創造できる。
【0057】
この発明によれば、空気調和機の室内機本体の両端部の正面から下面にかけて細長い形状の吹出口を有するので、風向変更時の風向ベーンによる通風抵抗悪化が抑制されるので、低騒音な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0058】
この発明によれば、空気調和機の室内機本体に搭載される熱交換器が、プロペラファンの外周にほぼ均一に任意距離離れた円弧状に湾曲しているので、空気調和機の室内機の背面壁と熱交換器の間隔を拡大でき通風抵抗が減少できるとともに、その他の領域も吸込分布が均一傾向になるため、偏流が抑制され低騒音化でき、静粛な空気調和機の室内機を得ることができる。また熱交換器が多段折り曲げ形態のように、折り曲げ部の隙間に空気のバイパス抑制部材を入れる必要がないため、作業工数が低減できる。
【0059】
この発明によれば、多枚数のプロペラファンを一つのファンモータで回転駆動するので、多数個用いる時に比べコストを抑制でき、安価な空気調和機の室内機を得ることができる。
【0060】
発明の効果】
請求項1に係る発明の空気調和機の室内機は、熱交換器がプロペラファンの外周にも位置しているので、プロペラファンの吸込領域が有効に使用できプロペラファンの効を上げることができるとともに、室内機本体の正面と上面からだけでなく下部吸込口により室内機本体の下部からも室内空気を吸い込むことで、下方を除く一円の熱交換器の外周全周から室内空気が吸い込まれることとなって熱交換面積が増え、熱伝達性能を上げることができるので、調の効率を向上させることができる
【0061】
請求項2に係る発明の空気調和機の室内機は、熱交換器がプロペラファンの外周にも位置しているので、プロペラファンの吸込領域が有効に使用できプロペラファンの効率を上げることができるとともに、室内機本体の正面と上面からだけでなく下部吸込口により室内機本体の下部からも室内空気を吸い込むことで、下方を除く一円の熱交換器の外周全周から室内空気が吸い込まれることとなって熱交換面積が増え、熱伝達性能を上げることができるので、調の効率を向上させることができるさらに、一組の吹出口のそれぞれが、室内機本体の正面に設けられた吸込口よりも正面方向に突出しているので、プロペラファンから上下に風向を変更する上下ベーンまでの距離が拡大し、プロペラファンの吹き出し流と上下ベーンとの干渉がなくなって通風抵抗の低減と低騒音化が図れるとともに、ショートサーキットに対する効果も得られる。
【0062】
請求項3に係る発明の空気調和機の室内機は、室内機本体を横方向に複数連結するので、空調能力に応じてフレキシブルな使い方ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の斜視図。
【図2】 本発明の実施の形態1における図1の水平断面図。
【図3】 本発明の実施の形態1における図2のX−Xにおける縦断面図。
【図4】 本発明の実施の形態1における図2のY−Yにおける縦断面図。
【図5】 本発明と従来の空気調和機の室内機における風量Q[m3/min]に対する軸出力ζ[W]の関係を示した図。
【図6】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の別の一例における斜視図。
【図7】 本発明の実施の形態1における図6の水平断面図。
【図8】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機に用いられる相対するプロペラファン一組のうちの一つのプロペラファン正面図。
【図9】 本発明の実施の形態1における図8のもう一方のプロペラファンの正面図。
【図10】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の斜視図。
【図11】 本発明の実施の形態1における図10の水平断面図。
【図12】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の別の例における斜視図。
【図13】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の斜視図。
【図14】 本発明の実施の形態1における図13の図2のY−Yの縦断面図に相当する図。
【図15】 本発明と従来の空気調和機の室内機における、通風抵抗が最小時の風向変更ベーン角度と冷房時での風向変更ベーン角度における騒音値差△SPLを風量Qを変更したときの変化を示した図。
【図16】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の図3に相当する縦断面図。
【図17】 本発明の実施の形態1における多段折り曲げ形態の熱交換器と円弧形態の熱交換器での風量Qに対する騒音値の変化を示した比較図。
【図18】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の水平断面図。
【図19】 本発明の実施の形態1における図18の空気調和機の室内機におけるファンモータに、両軸タイプを用いた例を示した水平断面図。
【図20】 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の斜視図。
【図21】 本発明の実施の形態1における図20の水平断面図。
【図22】 本発明の実施の形態1における図20のX−Xにおける縦断面図。
【図23】 本発明の実施の形態1における図20のY−Yにおける縦断面図。
【図24】 本発明の実施の形態1における吹出口が空気調和機の室内機本体の正面部の吸込グリルに対し正面に突出した場合と突出しない場合における風量Qと騒音値SPLの関係を示した図。
【図25】 本発明の実施の形態1における空気調和機の水平断面図。
【図26】 本発明の実施の形態1における図25の縦断面図。
【図27】 本発明の実施の形態1における冷凍サイクルの構成説明図。
【図28】 従来の貫流ファンを搭載した空気調和機の縦断面図。
【図29】 別の従来の空気調和機の室内機の斜視図。
【図30】 従来の空気調和機の図27の横断面図。
【図31】 従来の空気調和機の図27の縦正面断面図。
【図32】 従来の空気調和機に使用する貫流ファン、プロペラファンの風量Qに対する静圧Psの関係を示した図。
【図33】 従来の空気調和機のうなり音発生時における周波数特性図。
【図34】 従来の空気調和機のプロペラファンの吸込風速分布を示した概要図。
【符号の説明】
1 空気調和機本体、 1a 背面壁、 1b 背面部、 1c 上面部、 1d 正面部、 2 熱交換器、 3 ドレンパン、 4 吹出口、 4a 下部吹出口、 4b 上部吹出口、 4c側部吹出口、 5 風向変更ベーン、 5a 左右ベーン、 5b 上下ベーン、 6 ファンモータ、 6a シャフト、 7 吸込グリル、 7a 下部吸込グリル、 8 プロペラファン、 9 円錐台状部材、 10 仕切板、 11 ベルマウス、 12 吹出し側スクロールケーシング、 13 吹出側風路、 14 ハウジング、 15 パネル、 16 フィルタ、 16a 下部吸込グリル用フィルタ、 17 貫流ファンの羽根車、 17a 羽根、 19 ノーズ部、 20 循環流、 21電子基板、 22 開閉プレート、 23 バイパス抑制部材、 24 ゴムジョイント、 51 モーターサポート、 52 本体取り付け部、 53 表示部、 54 カセット容器、 55 熱伝達管、 100 部屋の壁、 101 部屋の天井面、 A プロペラファンの回転方向、O 回転軸中心、 S プロペラファンと熱交換器の間の隙間の距離、 t 空気調和機の室内機本体の背面壁と熱交換器間の距離。

Claims (3)

  1. 室内の壁に据え付けられる壁掛け構造の室内機本体と、
    この室内機本体の横方向の両端部付近に所定の間隔をあけて相対して配置されるとともに、一方は正回転方向の形状、他方が逆回転方向の形状を有して、同一の回転方向に回転して、吸い込んだ室内空気をそれぞれ前記室内機本体の側面方向へ吹き出す組のプロペラファンと、
    前記一組のプロペラファンのそれぞれの外周を含んで前記プロペラファンの吸い込み側を覆うように前記一組のプロペラファンに下方を除いて跨って配設され、前記一組のプロペラファンが吸い込んだ室内空気を冷したり暖めたりする熱交換器と、
    前記熱交換器の内周側空間で、前記一組のプロペラファンの間に配置され、横方向両方にシャフトが延びて前記一組のプロペラファンをそれぞれ同一の回転方向に回転させる両軸タイプのファンモータと、
    前記室内機本体の両端部にそれぞれ位置し、前記室内機本体の正面から下面にかけて縦方向に細長く開口し、前記熱交換器で冷やされたり暖められたりして前記熱交換器の内周側の空間を通って前記プロペラファンから吹き出された前記室内空気を室内に吹き出す一組の吹出口と、
    前記室内機本体の両端部に設けられ、前記一組の吹出口のそれぞれへ向かう吹出側風路を形成して、前記プロペラファンから吹き出された前記室内空気を前記吹出口へ集めるスクロールケーシングと、
    前記一組の吹出口の間で前記室内機本体の正面と上面とに設けられ、前記熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む吸込口と、
    前記一組の吹出口の間で前記吹出口よりも奥側の位置にて前記室内機本体の下面に設けられ、前記室内機本体の下部から前記熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む下部吸込口と、
    を備えことを特徴とする空気調和機の室内機
  2. 室内の壁に据え付けられる壁掛け構造の室内機体と
    この室内機本体の横方向の両端部付近に所定の間隔をあけて相対して配置されるとともに、一方は正回転方向の形状、他方が逆回転方向の形状を有して、同一の回転方向に回転して、吸い込んだ室内空気をそれぞれ前記室内機本体の側面方向へ吹き出す一組のプロペラファンと、
    前記一組のプロペラファンのそれぞれの外周を含んで前記プロペラファンの吸い込み側を覆うように前記一組のプロペラファンに下方を除いて跨って配設され、前記一組のプロペラファンが吸い込んだ室内空気を冷したり暖めたりする熱交換器と、
    前記熱交換器の内周側空間で、前記一組のプロペラファンの間に配置され、横方向両方にシャフトが延びて前記一組のプロペラファンをそれぞれ同一の回転方向に回転させる両軸タイプのファンモータと
    前記室内機本体の両端部にそれぞれ位置し、前記室内機本体の正面から下面にかけて縦方向に細長く開口し、前記熱交換器で冷やされたり暖められたりして前記熱交換器の内周側の空間を通って前記プロペラファンから吹き出された前記室内空気を室内に吹き出す一組の吹出口と、
    前記室内機本体の両端部に設けられ、前記一組の吹出口のそれぞれへ向かう吹出側風路を形成して、前記プロペラファンから吹き出された前記室内空気を前記吹出口へ集めるスクロールケーシングと、
    前記一組の吹出口の間で前記室内機本体の正面と上面とに設けられ、前記熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む吸込口と、
    前記一組の吹出口の間で前記吹出口よりも奥側の位置にて前記室内機本体の下面に設けられ、前記室内機本体の下部から前記熱交換器を通過させるための室内空気を吸い込む下部吸込口と、を備え、
    前記一組の吹出口のそれぞれが、前記室内機本体の正面に設けられた前記吸込口よりも正面方向に突出していることを特徴とする空気調和機の室内機
  3. 前記室内機本体横方向に複数連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室内機
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