[go: up one dir, main page]

JP4592855B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

半導体装置の作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4592855B2
JP4592855B2 JP36664599A JP36664599A JP4592855B2 JP 4592855 B2 JP4592855 B2 JP 4592855B2 JP 36664599 A JP36664599 A JP 36664599A JP 36664599 A JP36664599 A JP 36664599A JP 4592855 B2 JP4592855 B2 JP 4592855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
laser
film
manufacturing
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36664599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001179473A5 (ja
JP2001179473A (ja
Inventor
舜平 山崎
康行 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP36664599A priority Critical patent/JP4592855B2/ja
Publication of JP2001179473A publication Critical patent/JP2001179473A/ja
Publication of JP2001179473A5 publication Critical patent/JP2001179473A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592855B2 publication Critical patent/JP4592855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/09Severing cooled glass by thermal shock
    • C03B33/091Severing cooled glass by thermal shock using at least one focussed radiation beam, e.g. laser beam
    • C03B33/093Severing cooled glass by thermal shock using at least one focussed radiation beam, e.g. laser beam using two or more focussed radiation beams
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/07Cutting armoured, multi-layered, coated or laminated, glass products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/07Cutting armoured, multi-layered, coated or laminated, glass products
    • C03B33/076Laminated glass comprising interlayers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザー装置及びレーザー光を用いた基板のスクライブ方法に関し、線状に集光したレーザー光によりガラスなどの基板を分断する方法及びその装置に関する。また、本発明は前記ガラスなどの基板を分断する方法及びその装置を用いた液晶表示装置、エレクトロルミネッセンス(EL)やエレクトロクロミックなどの自発光層を備えた電気光学装置の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス基板や石英基板上にTFTを形成し、該TFTを用いて液晶表示装置やEL表示装置を作製する技術が開発されている。例えば、液晶表示装置はノートパソコン向けの12.1型の表示装置を作製する基板を650×550mm2のガラス基板から6枚に分断して取り出す量産技術が確立している。
【0003】
ガラス基板または板ガラスの切断方法は、ダイヤモンド工具を使用して刻線を罫書き、歪みを形成してから外力を加え、刻線に沿って分断(または破断)する方法が多くの場合用いられている。しかし、ガラスなどの脆い基板はダイアモンド工具の刃先角度や力の加え方などに熟練した知識がないと所定の形状に分断することが困難である。このような困難性は基板が大型化するとますます顕著なものとなる。
【0004】
このように機械的切削加工をガラスなどの脆い基板に直接行い、基板を分断する方法の他に、レーザー光を用いて刻線を罫書き、ガラス基板を分断する技術が知られている。例えば、特表平8−509947号公報には、波長2μm以上の赤外線レーザーを用い、ガラスなどの脆い基板の表面にレーザー光を照射して軟化点以下の温度に表面を加熱し、該レーザー光を相対的に移動させて亀裂を形成し、基板を分断する技術が開示されている。
【0005】
ガラスや石英などの脆い基板の分断加工に用いるレーザー光源には、基板の光吸収特性との関連からCO2レーザー(波長10.6μm)やCO(5.5μm)レーザー、またはYAG(1.064μm)レーザーなどが用いられる。このレーザー光の熱によってガラス物質を蒸散させて切断を行っている。レーザー光を利用することの利点は機械的な加工方法と比べ分断面の損傷が少なく分断幅(切断によって失う領域)が小さい特徴がある。
【0006】
レーザー光を用いた脆い基板の分断加工は基本的には熱加工であり、基板材料を溶融し蒸散させて分断する方法と、表面に刻線を形成しその部分に応力を集中させて分断する方法とに分けてみることができる。後者は熱応力を利用したもので、ガラスが引張り応力のときに破壊しやすい現象を利用したものである。このようなガラスの破壊は表面から起こるのが普通であり、表面に引張り応力の発生する急冷の方が、急熱の場合よりも遥かに破壊しやすいことが知られている。
【0007】
従って、パルス発振するレーザー光を照射して基板表面を局部的および瞬間的にに加熱すると、その部分で瞬間的な体積膨張と収縮が起こり、収縮過程で引張り応力が発生して亀裂すなわち刻線を形成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
レーザー光を用いてガラスや石英などの脆い基板を分断するとき、照射するビームは分断する基板の面積と比較してほぼ点状のビームを相対的に移動させて刻線を罫書いている。しかし、上手く基板を分断するには照射するビームのエネルギー密度と走査速度を適切な範囲としなければならない。
【0009】
しかし、レーザー光をスポット状のビームとして基板に対し相対的に走査して刻線を形成する方法では、実用的なビーム走査速度は10〜30mm/sec程度である。走査速度を速めるためにビームのエネルギー密度を高くすることは適切な処置とはならず、ある一定以上のエネルギー密度で照射すると、基板材料が溶融し加工部及びその周辺が溶融して凹凸が形成され、分断部の外観品質を著しく低下させてしまう。特にこのような傾向はガラス基板で顕著なものとなる。
【0010】
液晶表示装置やEL表示装置などの電気光学装置の製造技術においては、画面の大型化や生産性の向上の為にガラス基板の大型化は今後さらに推進されることが見込まれている。例えば、ガラス基板のサイズを680×880mm2とすると20型(対角51cm)のUXGAクラスの表示装置の4面取りを実現することができ、1084×960mm2とすると40型HDTV(ハイビジョンテレビ)の表示装置を2面取りすることが可能となることが試算されている。この場合、基板の分断は製造工程の後半で行われるので高い歩留まりが要求される。
【0011】
レーザー光を用いた脆い基板の分断加工は、高歩留まりを期待できるが、その反面刻線を罫書く速度が遅く高いスループットを実現できないという欠点を有している。
【0012】
本発明はこのような問題点を解決するための技術であり、ガラスまたは石英などの脆い基板の分断加工を高速で、制御性よく行うことのできる技術を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のレーザー装置はパルス発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から放射されるレーザー光を光伝送媒体の第1の形状の面に集光するマイクロレンズアレイと、該光伝送媒体の第2の形状の面から放射されたレーザー光を被加工物上で線状レーザー光に集光するシリンドリカルレンズと、該被加工物を保持するテーブルとが設けられたことを特徴としている。このようなレーザー装置の光学系には、さらに好ましい形態として光伝送媒体と前記シリンドリカルレンズとの間に第1のスリットが設けられ、シリンドリカルレンズと被加工物との間に第2のスリットが設けられた構成としても良い。
【0014】
また、他の発明の構成は、パルス発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から放射されるレーザー光を少なくとも2つの光路に分割する手段と、被加工物の一方の面に線状レーザー光を照射する第1の光学系と、被加工物の他方の面に線状レーザー光を照射する第2の光学系とを有し、第1の光学系と第2の光学系は線状レーザー光に形成する一対のシリンドリカルレンズを有ししていることを特徴としている。
【0015】
レーザー発振器にはCO2レーザー、COレーザーや固体レーザーであるYAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーから選ばれた一つを用いる。これら固体レーザーはレーザーダイオード励起の方式を使用すると高出力で高い繰り返し周波数を実現することができる。そして、光学系にて形成された線状レーザー光は線幅に対する長手方向の長さが20倍から2000倍となるようにする。
【0016】
さらに本発明は、上記パルス発振するレーザー発振器から放射されるレーザー光を、マイクロレンズアレイで集光し、光伝送媒体の第1の面から入射して第2の面から放射して長方形状のレーザー光にし、長方形状のレーザー光をシリンドリカルレンズにより線状レーザー光として被加工物に照射して線状の罫書き線を形成し、罫書き線に沿って該被加工物を分断することによりガラスや石英などの脆い基板を分断加工する技術を開示する。
【0017】
その他に、本発明のレーザー装置を用いた脆い基板を分断加工方法として、パルス発振するレーザー発振器から放射されるレーザー光を、シリンドリカルレンズにより線状レーザー光として被加工物に照射して線状の罫書き線を形成し、罫書き線に沿って被加工物を分断することもできる。パルス発振するレーザー発振器から放射されるレーザー光を、少なくとも2つの光路に分割し、第1の光学系と第2の光学系とで少なくとも2つの線状レーザー光として被加工物の一方の面と他方の面に照射して線状の罫書き線を形成し、該罫書き線に沿って該被加工物を分断することもできる。
【0018】
また、本発明の半導体装置の作製方法は、一つの基板上に画素電極と該画素電極に接続するTFTを各画素毎に少なくとも一つ設けた画素部を複数個形成する工程と、該画素部の外側に設けられたマーカーを用いて所定の領域に線状レーザー光を照射して罫書き線を形成する工程と、該罫書き線に沿って前記画素部が形成された基板を分断する工程とを有することを特徴としている。
【0019】
また、他の発明の構成は、一方の基板上に画素電極と該画素電極に接続するTFTを各画素毎に少なくとも一つ設けた画素部を複数個形成する工程と、前記画素電極上に配向膜を形成する工程と、他方の基板に共通電極と該共通電極上に配向膜を形成する工程と、前記一方の基板と前記他方の基板とをスペーサを介して貼り合わせる工程と、前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに、前記画素部の外側に設けたマーカーを用いて所定の領域に線状レーザー光を照射して罫書き線を形成する工程と、該罫書き線に沿って前記基板を分断して前記画素部が形成された基板を分断する工程とを有することを特徴としている。
【0020】
また、他の発明の構成は、基板上に画素電極と該画素電極に接続するTFTを各画素毎に少なくとも一つ設けた画素部を複数個形成する工程と、前記画素電極上に自発光層を形成する工程と、前記自発光層の上方に封止層を形成する工程と、前記基板の外側に設けたマーカーを用いて所定の領域に線状レーザー光を照射して罫書き線を形成する工程と、該罫書き線に沿って前記基板を分断して前記画素部が形成された領域を分断する工程とを有することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
本発明のレーザー装置の構成例を図1を用いて説明する。図1で示すようにレーザー装置の基本的な構成は、レーザー発振器101、制御用コンピュータ104、入出力装置105、XYθテーブル109、テーブルコントローラ108、被処理基板に形成されたマーカーを認識するカメラ107、モニター106、第1の光学系102、第2の光学系103から成っている。
【0022】
第2の光学系は必ずしも必要なものでなく、被処理基板の一方の面のみから線状レーザー光を照射する場合には省略することができる。図1で示すようにビームスプリッタ110でレーザー発振器から放射されたレーザー光を2系統に分割して、第1の光学系102と第2の光学系103とでそれぞれ線状レーザー光を形成するとXYθテーブルに置かれた基板びの両面から線状レーザー光を照射することができる。即ち、第1の光学系102により形成した第1の線状レーザー光を被処理基板の一方の面から照射して、第2の光学系103により形成した線状レーザー光を被処理基板の他方の面から照射して被処理基板を加工する。
【0023】
第1の光学系と第2の光学系へはそれぞれ異なる波長のレーザー光を導入することもできる。例えば、第1の光学系にはレーザー発振器からの基本波長のレーザー光を導入し、第2の光学系には波長変換器122を通して第2高調波〜第3高調波のレーザー光を導入することができる。具体的には、レーザー発振器にはCO2レーザー(波長10.6μm)、COレーザー(波長5.5μm)、YAGレーザー(波長1.06μm)、YVO4レーザー(波長1.06μm)、YLFレーザー、YAlO3レーザーを用いる。
【0024】
ソーダ石灰ガラス、バリウムホウケイ酸ガラス、アルミノホウケイ酸ガラスなどの各種ガラス材料や石英においては、可視光域では透明であるのに対し、波長2μm以上の長波長側でその材料に応じて光を吸収する性質が知られている。この光吸収特性を利用して、さらに基板に照射するレーザー光の強度を適宣なものとすると、基板に罫書き線を形成したり、局所的に基板を加熱したりすることが可能となる。
【0025】
第1の光学系102はビームスプリッタ110で分離されたレーザー光を、ハーフミラー111により2系統に分け、一方はシリンドリカルレンズアレイ113により一方向(縦)に2分割される。次にシリンドリカルレンズアレイ115により他方向(横)に2分割される。これらの分割されたレーザビームはミラー117で反射され、シリンドリカルレンズ119、121により照射面100で一つにまとめられる。ハーフミラー111により2系統に分けられた他の一方は、同様にシリンドリカルレンズアレイ114、116、ミラー117、シリンドリカルレンズ118、120で照射面100で一つにまとめられ線状レーザー光となる。
【0026】
第2の光学系も同様な構成とする。ミラー123を用い、ハーフミラー124、ミラー125、130、シリンドリカルレンズアレイ126〜129、シリンドリカルレンズ131〜134により照射面100で一つにまとめられ線状レーザー光となる。このようにして照射面100に形成された線状レーザー光は、線幅10〜400μm、好ましくは20〜200μmとなるように集光する。照射エネルギー密度はそれぞれの光学系で100〜1000mJ/cm2、好ましくは400〜800mJ/cm2となるようにする。
【0027】
照射面の位置に合わせて基板をXYθテーブル109にセットする。図示はていないが、XYθテーブル109上にセットした基板に設けられたマーカーをカメラ107で認識し、その位置情報に関する電子データを制御用コンピュータ104でデータ処理してテーブルコントローラ108とレーザー発振器101に制御信号を送る。制御用コンピュータ104にはあらかじめプログラムが入力されている。それによりテーブルコントローラ108はXYθテーブル109を動作させ、所定の位置においてレーザー発振器101からパルスレーザー光を発振させる。
【0028】
このようにして、基板の所定の位置に幅10〜400μm、深さ1〜10μmの罫書き線を形成することができる。基板はその後外力を加えることで、この罫書き線に沿って分断することができる。
【0029】
図4は罫書き線を形成する例を示している。図4(A)は基板401の所定の位置に、図1で示すようなレーザー装置の光学系1または光学系2のいずれか一方で形成された線状レーザー光402により、所定の位置に罫書き線を形成する例である。図4(B)は403と404の2枚の基板がスペーサーを内包したシール材で貼り合わされた状態の基板で、例えば、液晶表示装置などの例である。液晶表示装置では、画素電極や配向膜が形成された後スペーサを介してシール材で2枚の基板を貼り合わせ、その後、基板の周辺の不要な部分を切断除去して液晶を注入する。従って、2枚の基板を貼り合わせた液晶表示装置では、両側から罫書き線を入れて基板を分断する必要がある。その場合には光学系1からの線状レーザー光406と光学系2からの線状レーザー光407とを同時または順次照射して罫書き線を形成し分断する。
【0030】
図4(C)は2系統の光学系を用いた他の例であり、一方向から線状レーザー光409を基板408に照射して罫書き線を形成する。その基板の反対側の面から同様に線状レーザー光410を照射する。線状レーザー光410は罫書き線を形成することが目的ではなく基板の局所的な加熱を目的とする。局所的な加熱により熱歪みを生じさせ、罫書き線に沿って基板を分断することを容易とする。熱歪みは線状のパルスレーザー光が照射された部分で熱膨張により圧縮応力が発生させ、線状レーザー光409で形成された罫書き線に応力が集中し、その部分からの基板の分断を容易なものとする。罫書き線を形成する線状レーザー光409は幅10〜400μmとするのに対し、線状レーザー光410はその幅よりも広くして、幅100〜1000μmで照射する。
【0031】
図4(D)は同様に2系統の光学系を用いた他の例であり、同じ面から第1の線状レーザー光412と第2の線状レーザー光413とを照射する。第1の線状レーザー光412は罫書き線を形成するものであり、第2の線状レーザー光は基板を局所的に加熱するのに用いる。このようにしても、図4(C)と同様に基板に歪みが生じさせ、基板を分断することができる。
【0032】
図5はレーザー光を用いてガラスや石英などの脆い基板を分断加工した場合の分断面の形状を模式的に示すものであり、図5(A)はスポット状または点状のパルスレーザー光を重ね合わせながら走査してレーザー光による加工部を連続させて線状に加工した例である。この場合、加工部503の形状は結局点を連続させたものであるので、図5(A)で示すように罫書き線の端面に点を重ね合わせた痕が残る。一方、図5(B)は本発明のレーザー装置で形成した罫書き線を示し、線状レーザー光で形成した罫書き線の加工部の断面507は図5(A)と比較して滑らかな形状となる。
【0033】
以上のような本発明のレーザー装置は、線状レーザー光を基板に照射することにより、罫書き線を形成した部分の形状を平滑なものとし、分断後の基板の端面の形状を良好なものとすることができる。さらに、基板の分断を容易なものとすることができる。
【0034】
[実施形態2]
本発明のレーザー装置の他の例を図2と図3を用いて説明する。図2(A)、(B)において、一点差線で囲まれた領域は図1で示す第1の光学系103、第2の光学系104に相当する。図2(A)は光学系103または104を側面から見た図であり、図2(B)は光学系103または104を上面から見た図である。
【0035】
図2においてレーザー発振器150は実施形態1で説明したレーザー発振器101と同様なものとする。レーザー発振器150から放射したレーザー光はCO2レーザー、COレーザー、YAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーの基本波若しくは第2高調波、第3高調波などが好ましく、マイクロレンズアレイ151を介して光伝送媒体152に入射する。光伝送媒体152の光入射側には反射防止体153が設けられている。
【0036】
光伝送媒体152の光入射側と光放射側のそれぞれの面積または形状、或いは面積と形状は異なったものとする。例えば、光入射側の形状を円形または楕円系とし、光放射側の形状を矩形または長方形とする。また、その面積比(光入射側:光放射側)を1:1〜1:100程度とする。光伝送媒体152をこのような構成とすることで、光放射側から放射されるレーザー光の形状を矩形または長方形とすることができる。
【0037】
光伝送媒体152の光入射側と光放射側のそれぞれの面積または形状、或いは面積と形状は異なったものとする。例えば、光入射側の形状を円形または楕円系とし、光放射側の形状を矩形または長方形とする。また、その面積比(光入射側:光放射側)を1:1〜1:100程度とする。光伝送媒体152をこのような構成とすることで、光放射側から放射されるレーザー光の形状を矩形または長方形とすることができる。
【0038】
光伝送媒体152の一例を図3に示す。図3で示すのは光伝送媒体を複数の光ファイバーから成る光ファイバーアレイ160で形成する例であり、光入射側を円形とし、光放射側を矩形で形成し、光入射側に対し光放射側の面積が大きくなるようにしてある。そのために、光ファイバーアレイ162を形成する各光ファイバー162の断面積は光入射側から徐々に大きくなるように形成されている。このような構成の場合、光入射側と光放射側の面積比を1:100程度までとすることができる。光ファイバーアレイの光入射側には反射防止体161が設けられている。
【0039】
図2で示す光伝送媒体152で矩形若しくは長方形状に変わったレーザー光は、スリット154を通す。スリット154は例えば長方形の開口を設けたものとし、その短辺の長さを0.1〜1mmとする。光伝送媒体152の第2の面から出射したレーザー光はこのスリット154により短辺が短くする。そして、ミラー155で進行方向を変えられ、シリンドリカルレンズ156で集光され、照射面158で線幅10〜400μm、好ましくは20〜200μmの線状レーザー光となるようにする。照射面158とシリンドリカルレンズ158との間にはスリット157が設けられ、線状レーザー光の長手方向の長さを所定のものとしている。このように、光伝送媒体152を用いることで図1で示したシリンドリカルレンズアレイを省略して廉価な光学系を構成することができる。
【0040】
[実施形態3]
液晶表示装置の生産技術を例にすると、ガラス基板の外寸に合わせた製造ラインを構築しする手法が用いられている。この場合、生産性を向上させるために1枚の基板から複数の表示装置を取り出す方法が用いられている。アクティブマトリックス型液晶表示装置の生産が始まった当初では、300×400mm2の基板から画面サイズ10.4型の液晶表示装置を2枚取り出していたが、その後生産技術が進歩して基板サイズの大型化が進み、550×650mm2の基板から12.1型の液晶表示装置を6枚取り出す技術が確立されている。
【0041】
図13は能動素子と画素電極が形成されている素子基板(アクティブマトリックス基板)1301と対向電極が形成されている対向基板1302とが貼り合わされた液晶表示装置を形成する基板を分断する様子を模式的に示している。基板のサイズに限定はないが、例えば前述のように550×650mm2とすることができる。素子基板1301には画素部1311、駆動回路1312、1313が形成され、さらにCPUやメモリなどの演算処理回路1314などが形成されていても良い。図13では6枚の表示装置を分断して取り出す様子を示しているが、分断する数に特に限定はなく画素部や駆動回路の構成と配置も適宣決定されるものである。
【0042】
本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法は、光学系にて形成された第1の長さの線状レーザー光1309をスリット1300で第2の長さの線状レーザー光1315に変換して基板に照射する。スリットはベース1307と可動板1308が一体となつて構成されるものであり、可動板1308によって線状レーザー光の長手方向の長さを規定する。可動板1308はベース1307に固定されていても良いが、ベース1307上で可変させる機能を付加すると、可変範囲内において任意の長さに線状レーザー光の長手方向の長さを変化させることができる。
【0043】
被照射領域1310(即ち、第2の長さの線状レーザー光1315)の長さは特に規定されるものでなく、図13のように基板の一辺の長さに概略一致するように形成しても良いし、分断する液晶表示装置の一辺の長さに合わせても良い。図13では対向基板1302側に被照射領域が形成されて罫書き線が形成される様子を示している。実施形態1で示す構成のレーザー装置を用いれば素子基板1301側からも線状レーザー光を照射することも可能である。素子基板1305と対向基板1306とを貼り合わせた液晶表示装置及び素子基板1303と対向基板1304とを貼り合わせた液晶表示装置は線状レーザー光によって形成された罫書き線に沿って分断されたものである。
【0044】
このように線状レーザー光を用いることにより、分断するための罫書き線を一度に形成することができる。罫書き線はパルス発振レーザー装置から放射されたレーザー光で形成された線状レーザー光の1パルス〜数十パルスで形成することが可能であるので、繰り返しパルス周波数を1〜10kHzとしても罫書き線を瞬時に形成することができる。このような利点は基板を大形化した場合に特に顕著に表れ、点状のレーザー光を走査して罫書き線を形成する場合に比べ格段に素早く罫書き線を形成することができる。
【0045】
【実施例】
[実施例1]
本発明の半導体装置の作製方法の実施例を図を用いて説明する。本実施例では、基板上に画素部の画素TFTと保持容量及び画素部の周辺に設ける駆動回路のTFTを形成する方法について示す。さらに、画素部と駆動回路を一つのユニットとして、そのユニットを1枚の基板上に複数個形成した後に本発明のレーザー装置及び基板の分断方法を用いて各ユニットに分断する方法について説明する。
【0046】
本実施例ではトップゲート型のTFTを作製する例であり、ゲート電極は2層構造で形成する。ゲート電極の第1層目はシリコン(Si)またはゲルマニウム(Ge)の半導体、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)から選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成する。第2層目はTa、W、Ti、Moから選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成する。その場合における最も好ましい組み合わせは、第1層目をSiやGe、またはTaまたは窒化タンタル(TaN)、若しくは窒化タンタル(TaN)とTaの積層構造で形成し、第2層目をTa、W、Ti、Moから選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成する。これらの材料はAlやCuなどと比べ熱的に安定であり、また腐蝕しにくいのでTFTを作製する上で好適に用いることができる。
【0047】
しかし、ゲート電極の第1層目に半導体膜を用いる場合も同様であるが、Ta、W、Ti、Moから選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料は面積抵抗が約10Ωかそれ以上の値であり、画面サイズが4インチクラスかそれ以上の表示装置を作製する場合には必ずしも適していない。画面サイズの大型化に伴って基板上において配線を引回す長さが必然的に増大し、配線抵抗の影響による信号の遅延時間の問題を無視することができなくなるためである。また、配線抵抗を下げる目的で配線の幅を太くすると、画素部以外の周辺の領域の面積が増大し表示装置の外観を著しく損ねることになる。
【0048】
例えば画素密度がVGAの場合、480本のゲート配線と640本のソース配線が形成され、XGAの場合には768本のゲート配線と1024本のソース配線が形成される。表示領域の画面サイズは、13インチクラスの場合対角線の長さは340mmとなり、18インチクラスの場合には460mmとなる。本実施例ではこのような表示装置において遅延時間の問題を解決し、また配線に要する面積を最小限とする方法を示す。
【0049】
まず、図6(A)に示すように、コーニング社の#7059ガラスや#1737ガラスなどに代表されるバリウムホウケイ酸ガラス、またはアルミノホウケイ酸ガラスなどのガラスから成る基板2501上に酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜などの絶縁膜から成る下地膜602を形成する。例えば、プラズマCVD法でSiH4、NH3、N2Oから作製される酸化窒化シリコン膜602aを10〜200nm(好ましくは50〜100nm)形成し、同様にSiH4、N2Oから作製される酸化窒化水素化シリコン膜62bを50〜200nm(好ましくは100〜150nm)の厚さに積層形成する。本実施例では下地膜602を2層構造として示したが、前記絶縁膜の単層膜または2層以上積層させた構造て形成しても良い。
【0050】
島状半導体層603〜606は、非晶質構造を有する半導体膜をレーザー結晶化法や熱結晶化法を用いて作製した結晶質半導体膜で形成する。この島状半導体層603〜606の厚さは25〜80nm(好ましくは30〜60nm)の厚さで形成する。結晶質半導体膜の材料に限定はないが、好ましくはシリコンまたはシリコンゲルマニウム(SiGe)合金などで形成すると良い。
【0051】
レーザー結晶化法で結晶質半導体膜を作製するには、パルス発振型または連続発光型のエキシマレーザーや固体レーザーであるYAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーを用いる。これら固体レーザーはレーザーダイオード励起の方式を使用すると高出力で高い繰り返し周波数を実現することができる。YAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーはその第2高調波(532nm)、第3高調波(355nm)、第4高調波(266nm)を用いることができる。大別すると、波長400nm以上のレーザー光を照射した場合には光の侵入長との兼ね合いで半導体膜の内部から加熱して結晶化することができる。一方、波長400nm以下では半導体膜の表面から加熱して結晶化させることができる。いずれにしても、照射パルス数や照射エネルギー密度を適したものとして行う。
【0052】
これらのレーザーを用いる場合には、レーザー発振器から放射されたレーザー光を光学系で線状に集光し半導体膜に照射する方法を用いると良い。結晶化の条件は実施者が適宣選択するものであるが、エキシマレーザーを用いる場合はパルス発振周波数30Hzとし、レーザーエネルギー密度を100〜400mJ/cm2(代表的には200〜300mJ/cm2)とする。また、YAGレーザーを用いる場合にはその第2高調波を用いパルス発振周波数1〜10kHzとし、レーザーエネルギー密度を300〜600mJ/cm2(代表的には350〜500mJ/cm2)とすると良い。そして幅100〜1000μm、例えば400μmで線状に集光したレーザー光を基板全面に渡って照射し、この時の線状レーザー光の重ね合わせ率(オーバーラップ率)を80〜98%として行う。
【0053】
ゲート絶縁膜607はプラズマCVD法またはスパッタ法を用い、厚さを40〜150nmとしてシリコンを含む絶縁膜で形成する。本実施例では120nmの厚さで酸化窒化シリコン膜で形成する。勿論、ゲート絶縁膜はこのような酸化窒化シリコン膜に限定されるものでなく、他のシリコンを含む絶縁膜を単層または積層構造として用いても良い。例えば、酸化シリコン膜を用いる場合には、プラズマCVD法でTEOS(Tetraethyl Orthosilicate)とO2とを混合し、反応圧力40Pa、基板温度300〜400℃とし、高周波(13.56MHz)電力密度0.5〜0.8W/cm2で放電させて形成することができる。このようにして作製される酸化シリコン膜は、その後400〜500℃の熱アニールによりゲート絶縁膜として良好な特性を得ることができる。
【0054】
ゲート絶縁膜607上にゲート電極を形成するための第1の導電膜608と第2の導電膜609とを形成する。本実施例では、第1の導電膜608をTaで50〜100nmの厚さに形成し、第2の導電膜をWで100〜300nmの厚さに形成する。
【0055】
Ta膜はスパッタ法で形成し、TaのターゲットをArでスパッタする。この場合、Arに適量のXeやKrを加えると、Ta膜の内部応力を緩和して膜の剥離を防止することができる。また、α相のTa膜の抵抗率は20μΩcm程度でありゲート電極に使用することができるが、β相のTa膜の抵抗率は180μΩcm程度でありゲート電極とするには不向きである。α相のTa膜を形成するために、Taのα相に近い結晶構造をもつ窒化タンタルを10〜50nm程度の厚さでTaの下地に形成しておくとα相のTa膜を容易に得ることができる。
【0056】
W膜はWをターゲットとしたスパッタ法で形成する。その他に6フッ化タングステン(WF6)を用いる熱CVD法で形成することもできる。いずれにしてもゲート電極として使用するためには低抵抗化を図る必要があり、W膜の抵抗率は20μΩcm以下にすることが望ましい。W膜は結晶粒を大きくすることで低抵抗率化を図ることができるが、W中に酸素などの不純物元素が多い場合には結晶化が阻害され高抵抗化する。このことより、スパッタ法による場合、純度99.9999%のWターゲットを用い、さらに成膜時に気相中からの不純物の混入がないように十分配慮してW膜を形成することにより、抵抗率9〜20μΩcmを実現することができる。
【0057】
次に図6(B)に示すように、レジストによるマスク610〜614を形成し、ゲート電極を形成するための第1のエッチング処理を行う。本実施例ではICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合型プラズマ)エッチング法を用い、エッチング用ガスにCF4とCl2を混合し、1Paの圧力でコイル型の電極に500WのRF(13.56MHz)電力を投入してプラズマを生成して行う。基板側(試料ステージ)にも100WのRF(13.56MHz)電力を投入し、実質的に負の自己バイアス電圧を印加する。CF4とCl2を混合した場合にはW膜及びTa膜とも同程度にエッチングされる。
【0058】
上記エッチング条件では、レジストによるマスクの形状を適したものとすることにより、基板側に印加するバイアス電圧の効果により第1の導電層及び第2の導電層の端部がテーパー形状となる。テーパー部の角度は15〜45°となる。ゲート絶縁膜上に残渣を残すことなくエッチングするためには、10〜20%程度の割合でエッチング時間を増加させると良い。W膜に対する酸化窒化シリコン膜の選択比は2〜4(代表的には3)であるので、オーバーエッチング処理により、酸化窒化シリコン膜が露出した面は20〜50nm程度エッチングされることになる。こうして、第1のエッチング処理により第1の導電層と第2の導電層から成る第1のテーパー形状の導電層615〜614(第1の導電層615a〜614aと第2の導電層615b〜614b)が形成される。
【0059】
そして、第1のドーピング処理を行いn型を付与する不純物元素を添加する。ドーピングの方法はイオンドープ法若しくはイオン注入法で行えば良い。イオントドープ法では、ドーズ量を1×1013〜5×1014atoms/cm2とし、加速電圧を60〜100keVとして行う。n型を付与する不純物元素として15族に属する元素、典型的にはリン(P)または砒素(As)を用いるが、ここではリン(P)を用いた。この場合、導電層615〜614がn型を付与する不純物元素に対するマスクとなり、自己整合的に第1の不純物領域620〜623が形成される。第1の不純物領域620〜623には1×1020〜1×1021atomic/cm3の濃度範囲でn型を付与する不純物元素が添加される。
【0060】
次に図6(C)に示すように、第2のエッチング処理を行う。同様にICPエッチング法を用い、エッチングガスにCF4とCl2とO2を混合して、1Paの圧力でコイル型の電極に500WのRF電力(13.56MHz)を供給し、プラズマを生成して行う。基板側(試料ステージ)には20WのRF(13.56MHz)電力を投入し、第1のエッチング処理に比べ低い自己バイアス電圧を印加する。このような条件によりW膜を選択的に異方性エッチングし、第2の導電層を第1の矩形状の導電層624〜628とする。このとき第1のテーパー形状の導電層615a〜614aはそのまま残る。
【0061】
W膜やTa膜のCF4とCl2の混合ガスによるエッチング反応は、生成されるラジカルまたはイオン種と反応生成物の蒸気圧から推測することができる。WとTaのフッ化物と塩化物の蒸気圧を比較すると、Wのフッ化物であるWF6が極端に高く、その他のWCl5、TaF5、TaCl5は同程度である。従って、CF4とCl2の混合ガスではW膜及びTa膜共にエッチングされる。しかし、この混合ガスにO2を添加するとCF4とO2が反応してCOとFになり、FラジカルまたはFイオンが多量に発生する。その結果、フッ化物の蒸気圧が高いW膜のエッチング速度が増大する。一方、TaはFが増大しても相対的にエッチング速度の増加は少ない。また、TaはWに比較して酸化されやすいので、O2を添加することでTaの表面が酸化される。Taの酸化物はフッ素や塩素と反応しないためさらにTa膜のエッチング速度は低下する。従って、W膜とTa膜とのエッチング速度には大きな差が生じ、W膜の選択的なエッチングが可能となる。
【0062】
その後、図7(A)に示すように、第3のエッチング処理を行う。この条件は第1のエッチング処理と同じ条件で行い、端部に15〜45°の角度でテーパー部を有する第3の形状の導電層634〜637が形成される。導電層上のレジストによるマスクは、このエッチング時に同時に侵蝕され、第3のエッチング処理により第1の導電層と第2の導電層から成る第2のテーパー形状の導電層634〜638(第1の導電層634a〜638aと第2の導電層634b〜638b)が形成される。
【0063】
この状態から、図7(B)に示すように第4のエッチング処理を行う。この条件は第2のエッチング処理と同じ条件でエッチングを行い、W膜を選択的に異方性エッチングして第2の導電層を第2の矩形状の導電層639〜643とする。このとき第2のテーパー形状の導電層634a〜638aはそのまま残る。
【0064】
そして、第1のドーピング処理よりもドーズ量を下げ高加速電圧の条件でn型を付与する不純物元素をドーピングする。例えば、加速電圧を70〜120keVとし、1×1013/cm2のドーズ量で行い、図6(B)で島状半導体層に形成された第1の不純物領域の内側の領域に新な不純物領域を形成する。ドーピングは、第2の矩形状の導電層639〜643を不純物元素に対するマスクとして用い、第2のテーパー形状の導電層634a〜638aの下側の領域にも不純物元素が添加されるようなドーピング条件を用いる。従って、第2のテーパー形状の導電層634a〜638aと重なる第3の不純物領域648〜651と、第1の不純物領域と第3の不純物領域との間の第2の不純物領域とが形成される。n型を付与する不純物元素は、第2の不純物領域で1×1017〜1×1019atoms/cm3の濃度となるようにし、第3の不純物領域で1×1016〜1×1018atoms/cm3の濃度となるようにする。
【0065】
そして図7(C)に示すように、pチャネル型TFTを形成する島状半導体層604に一導電型とは逆の導電型の第4の不純物領域655を形成する。第2の矩形状の導電層640を不純物元素に対するマスクとして用い、自己整合的に不純物領域を形成する。このとき、nチャネル型TFTを形成する島状半導体層603、605、606は、レジストのマスク652〜654で全面を被覆しておく。不純物領域655はジボラン(B26)を用いたイオンドープ法で形成する。その領域の不純物濃度は2×1020〜2×1021atoms/cm3となるようにする。
【0066】
以上までの工程でそれぞれの島状半導体層に不純物領域が形成される。また、第2の矩形状の導電層639〜643とする。このとき第2のテーパー形状の導電層634a〜638aが一体となってゲート電極として機能する。
【0067】
こうして導電型の制御を目的として、それぞれの島状半導体層に添加された不純物元素を活性化する工程を行う。この工程はファーネスアニール炉を用いる熱アニール法で行う。その他に、レーザーアニール法、またはラピッドサーマルアニール法(RTA法)を適用することができる。熱アニール法では酸素濃度が1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下の窒素雰囲気中で400〜700℃、代表的には500〜600℃で行うものであり、本実施例では500℃で4時間の熱処理を行う。
【0068】
レーザーアニール法で行う場合には、パルス発振型または連続発光型のエキシマレーザーや固体レーザーであるYAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーを適用することができる。これら固体レーザーはレーザーダイオード励起の方式を使用すると高出力で高い繰り返し周波数を実現することができる。YAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー、YAlO3レーザーはその第2高調波(532nm)、第3高調波(355nm)、第4高調波(266nm)を用いることができる。大別すると、波長400nm以上のレーザー光を照射した場合には光の侵入長との兼ね合いで半導体膜の内部から加熱して結晶化することができる。一方、波長400nm以下では半導体膜の表面から加熱して結晶化させることができる。いずれにしても、照射パルス数や照射エネルギー密度を適したものとして行う。
【0069】
この熱処理において、第2の矩形状の導電層639〜643は表面から5〜80nmの厚さで窒化タングステンから成る導電層634c〜638cが形成される。さらに、3〜100%の水素を含む雰囲気中で、300〜450℃で1〜12時間の熱処理を行い、島状半導体層を水素化する工程を行う。この工程は熱的に励起された水素により半導体層のダングリングボンドを終端する工程である。水素化の他の手段として、プラズマ水素化(プラズマにより励起された水素を用いる)を行っても良い(図8(A))。
【0070】
活性化および水素化処理の後、ゲート配線を低抵抗の導電性材料で形成する。低抵抗の導電性材料はAlやCuを主成分とするものであり、このような材料でゲート配線を形成する。本実施例ではAlを用いる例を示し、Ti膜を50〜100nm形成し、その上にTiを0.1〜2重量%含むAl膜を低抵抗導電層として全面に形成する(図示せず)。厚さは200〜400nm(好ましくは250〜350nm)で形成する。そして、所定のレジストパターンを形成し、エッチング処理して、ゲート配線656、657を形成する。このとき同じ材料で画素部に設ける保持容量と接続する容量線658も形成する。このゲート配線と容量配線のエッチング処理は、リン酸系のエッチング溶液によるウエットエッチングで行うと、下地との選択加工性を保って形成することができる(図8(B))。
【0071】
図8(C)において、第1の層間絶縁膜659は酸化窒化シリコン膜から100〜200nmの厚さで形成する。その上に有機絶縁物材料から成る第2の層間絶縁膜660を形成する。そして、島状半導体層のソース領域とコンタクトを形成するソース配線661〜664とドレイン領域とコンタクトを形成するドレイン配線665〜668と画素電極669を形成してアクティブマトリクス基板を完成させることができる。
【0072】
このアクティブマトリクス基板には駆動回路706と画素部707が形成されている。駆動回路706にはnチャネル型TFT701、703とpチャネル型TFT702が形成され、画素部707にはnチャネル型TFTから成る画素TFT704と画素TFTに接続する保持容量705を有している。
【0073】
nチャネル型TFT701にはチャネル形成領域669、ゲート電極を形成する第2のテーパー形状の導電層634aと重なる第3の不純物領域670(GOLD領域)、ゲート電極の外側に形成される第2の不純物領域671(LDD領域)とソース領域として機能する第1の不純物領域672、ドレイン領域として機能する第1の不純物領域673を有している。
【0074】
pチャネル型TFT702にはチャネル形成領域674、ゲート電極を形成する第2のテーパー形状の導電層635aと重なる第4の不純物領域675、ゲート電極の外側に形成される第4の不純物領域676、ソース領域として機能する第4の不純物領域677、ドレイン領域として機能する第4の不純物領域678を有している。
【0075】
nチャネル型TFT702にはチャネル形成領域679、ゲート電極を形成する第2のテーパー形状の導電層636aと重なる第3の不純物領域680(GOLD領域)、ゲート電極の外側に形成される第2の不純物領域681(LDD領域)とソース領域として機能する第1の不純物領域682、ドレイン領域として機能する第1の不純物領域683を有している。
【0076】
画素TFT704にはチャネル形成領域684、685、ゲート電極を形成する第2のテーパー形状の導電層637aと重なる第3の不純物領域685,687(GOLD領域)、ゲート電極の外側に形成される第2の不純物領域686、689(LDD領域)とソース領域またはドレイン領域として機能する第1の不純物領域690、691,692を有している。また、保持容量705の一方の電極として機能する半導体層693には不純物元素が添加されず、694、695にはn型を付与する不純物元素が添加されている。
【0077】
図9(A)、(B)はアクティブマトリクス基板の上面図の一部を示し、図9(A)のB−B'断面および図9(B)のC−C'断面は図8(C)のB−B'およびC−C'に対応している。図9(A)、(B)ではゲート絶縁膜、第1の層間絶縁膜、第2の層間絶縁膜を省略して示しているが、島状半導体層603、604、606の図示されていないソースおよびドレイン領域にソース配線661、662、664とドレイン配線665、666及び画素電極668がコンタクトホールを介して接続している。また、図9(A)のD−D'断面および図9(B)のE−E'断面を図10(A)と(B)にそれぞれ示す。図10(A)において、ゲート配線656はゲート電極2534と、また図29(B)においてゲート配線2557はゲート電極637と島状半導体層603、606の外側で重なるように形成され、ゲート電極と低抵抗導電層とががコンタクトホールを介さずに接触して電気的に導通している。このようにゲート線を低抵抗導電材料で形成することにより、配線抵抗を十分低減できる。従って、画素部(画面サイズ)が4インチクラス以上の表示装置に適用することができる。
【0078】
次に図8(C)で示すアクティブマトリックス基板からアクティブマトリックス型の液晶表示装置を作製する工程を示す。図11(A)は画素部804a、804b、駆動回路部805a、805b及び外部入力端子806a、806bが形成されたアクティブマトリックス基板801と、シール材808a、808bと少なくとも対向電極や遮光膜が807a、807bに形成された対向基板802を示している。アクティブマトリックス基板801にはマーカー809が、対向基板802にはマーカー810が形成されている。配向膜は両基板にそれぞれ形成されているものとする。
【0079】
図11(B)はアクティブマトリックス基板701と対向基板702を貼り合わせた状態を示す。この2枚の基板の間隔を一定に保つために、貼り合わせる前にスペーサーを形成する。スペーサーは対向基板側に2〜10μmの適当な大きさのビーズを散布したものでも良いし、アクティブマトリックス基板側に予めフォトリソグラフィーの技術を用いて柱状のスペーサーを所定の領域に形成しておいても良い。2枚の基板の固定はシール材にて行い、シール材は熱硬化型または紫外線硬化型の樹脂材料を用いる。
【0080】
図11では、2つの画素部が形成されたアクティブマトリックス基板を示し、図11(B)で貼り合わせた後に分断して2つの液晶表示装置を取り出様子を示している。勿論、1枚の基板に形成する画素数は一つでも良いし複数個設けても良い。基板を切断する線はアクティブマトリックス基板側と対向基板側で共通する部分と異なる部分がある。図11(B)で示すA1−A1'、A2−A2'、A3−A3'及びC1−C1'、C2−C2'は共通の切断線である。この線に沿って、実施形態1または2で示す方法に従って線状レーザー光により罫書き線を形成する。本発明のレーザー装置に従えばアクティブマトリックス基板701側と対向基板側702側の両側から線状レーザー光を照射して両側から一度に罫書き線を形成することができる。また、B1−B1'、B2−B2'は対向基板側のみの切断線であり、この部分を切断することによりアクティブマトリックス基板701側に設けた外部入力端子を露出させることができる。
【0081】
図12はこの様子を断面構造図で示したものである。アクティブマトリックス基板1201には駆動回路1203、画素部1204、端子部1214が形成されている。画素部1203にはnチャネル型TFT1206、pチャネル型TFT1205が形成されている。画素部1204には画素TFT1207と保持容量1208が形成されている。端子部1214は外部からの信号を入力する端子が形成され、その端子部から延在する配線は駆動回路に接続されている。これらのTFT上にはスペーサー1211、配向膜1210が形成され、対向基板1202には共通電極1213、配向膜1212が形成されていて、シール材1209で貼り合わせてある。
【0082】
アクティブマトリックス基板1201には分断部1214に線状レーザー光で罫書き線を入れて分断する。対向基板1202には分断部1215、1216に線状レーザー光で罫書き線を入れて分断する。図12の表記では分断部1214、1215が図11(B)で示すA−A'線に対応し、分断部1216がB−B'線に対応している。
【0083】
図11(C)は基板を分断した後の状態を示し、アクティブマトリックス基板701aと対向基板702a及びアクティブマトリックス基板701bと対向基板702bとが貼り合わされた状態を示している。そして、液晶をシール材の開口部から注入し、その後エポキシ樹脂などの封止材711a、711bで封止する。このようにして液晶表示装置を完成させることができる。
【0084】
このようにして作製した液晶表示装置の画素部と駆動回路部の断面図を示す。図14に示すように、図8(C)の状態のアクティブマトリクス基板に柱状スペーサから成るスペーサ716が形成されている。スペーサは数μmの粒子を散布して設ける方法でも良いが、ここでは基板全面に樹脂膜を形成した後これをパターニングして形成する方法を採用した。このようなスペーサの材料に限定はないが、例えば、JSR社製のNN700を用い、スピナーで塗布した後、露光と現像処理によって所定の位置にスペーサー716を形成することができる。このようにして作製されるスペーサの形状は露光と現像処理の条件によって形状を異ならせることができるが、好ましくは柱状で頂部が平坦な形状となるようにすると、対向側の基板を合わせたときに液晶表示装置としての機械的な強度を確保することができる。形状は円錐状、角錐状など特別の限定はないが、例えば円錐状としたときに具体的には、高さを1.2〜5μmとし、平均半径を5〜7μm、平均半径と底部の半径との比を1対1.5とする。このとき側面のテーパー角は±15°以下とする。
【0085】
スペーサの配置は任意に決定すれば良いが、好ましくは、図14(A)で示すように、画素部においてはドレイン電極668のコンタクト部と重ねてその部分を覆うように柱状スペーサ716を設けると良い。コンタクト部は平坦性が損なわれて液晶がうまく配向しなくなるので、このようにしてコンタクト部にスペーサ用の樹脂を充填する形で柱状スペーサ716を形成することでディスクリネーションなどを防止することができる。また、駆動回路のTFT上にも同様なスペーサを形成しておく。このスペーサは駆動回路部の全面に渡って形成しても良いし、図14で示すようにソース線およびドレイン線を覆うようにして設けても良い。
【0086】
配向膜715にはポリイミド樹脂を用る。配向膜715を形成した後、ラビング処理を施して液晶分子がある一定のプレチルト角を持って配向するようにしてある。画素部に設けた柱状スペーサ716の端部からラビング方向に対してラビングされない領域が2μm以下となるようにする。また、ラビング処理では静電気の発生がしばしば問題となるが、駆動回路のTFT上に形成したスペーサにより静電気からTFTを保護する効果を得ることができる。また図では説明しないが、配向膜715を先に形成してからスペーサ716を形成した構成としても良い。
【0087】
対向側の対向基板710には、遮光膜711、透明導電膜712および配向膜713を形成する。遮光膜711はTi膜、Cr膜、Al膜などを150〜300nmの厚さで形成する。そして、画素部と駆動回路が形成されたアクティブマトリクス基板と対向基板とをシー材(図14では図示せず)で貼り合わせる。シール材にはフィラーが混入されていて、このフィラーとスペーサ716によって均一な間隔を保って2枚の基板が貼り合わせられる。
【0088】
その後、両基板の間に液晶材料717を注入する。液晶材料には公知の液晶材料を用いれば良い。例えば、TN液晶の他に、電場に対して透過率が連続的に変化する電気光学応答性を示す、無しきい値反強誘電性混合液晶を用いることもできる。この無しきい値反強誘電性混合液晶には、V字型の電気光学応答特性を示すものもある。このようにして図14に示すアクティブマトリクス型の液晶表示装置を完成させることができる。
【0089】
[実施例2]
本発明のレーザー装置及び基板の分断方法は実施例1で示した液晶表示装置の他に、画素部に自発光層を備えた表示装置、イメージセンサ、太陽電池などガラス基板や石英基板などに形成されたものの分断加工に適用することができる。その一例として本実施例では自発光層を備えた表示装置のうちEL表示装置について説明する。
【0090】
図8(C)のアクティブマトリクス基板を用いてエレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)材料を用いた自発光型の表示装置(以下、EL表示装置と記す)の例について説明する。図15(A)は本発明を用いたEL表示装置の上面図である。図15(A)において、4010は基板、4011は画素部、4012はソース側駆動回路、4013はゲート側駆動回路であり、それぞれの駆動回路は配線4014〜4016を経てFPC17に至り、外部機器へと接続される。
【0091】
図15(B)は図15(A)のA−A'断面を表す図であり、このとき少なくとも画素部上、好ましくは駆動回路及び画素部上に対向板6000を設ける。対向板6000はシール材7000でTFTとEL材料を用いた自発光層が形成されているアクティブマトリクス基板と貼り合わされている。シール材7000にはフィラー(図示せず)が混入されていて、このフィラーによりほぼ均一な間隔を持って2枚の基板が貼り合わせられている。さらに、シール材7000の外側とFPC4017の上面及び周辺は封止剤7001で密封する構造とする。封止剤7001はシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ブチルゴムなどの材料を用いる。
【0092】
このように、シール材7000によりアクティブマトリクス基板4010と対向基板6000とが貼り合わされると、その間には空間が形成される。その空間には充填剤6004が充填される。この充填剤6004は対向板6000を接着する効果も合わせ持つ。充填剤6004はPVC(ポリビニルクロライド)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテート)などを用いることができる。また、自発光層は水分をはじめ湿気に弱く劣化しやすいので、この充填剤6004の内部に酸化バリウムなどの乾燥剤を混入させておくと吸湿効果を保持できるので望ましい。また、自発光層上に窒化シリコン膜や酸化窒化シリコン膜などで形成するパッシベーション膜6003を形成し、充填剤6004に含まれるアルカリ元素などによる腐蝕を防ぐ構造としていある。
【0093】
対向板6000にはガラス板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fiberglass-Reinforced Plastics)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、マイラーフィルム(デュポン社の商品名)、ポリエステルフィルム、アクリルフィルムまたはアクリル板などを用いることができる。また、数十μmのアルミニウム箔をPVFフィルムやマイラーフィルムで挟んだ構造のシートを用い、耐湿性を高めることもできる。このようにして、EL素子は密閉された状態となり外気から遮断されている。
【0094】
また、図15(B)において基板4010、下地膜4021の上に駆動回路用TFT(但し、ここではnチャネル型TFTとpチャネル型TFTを組み合わせたCMOS回路を図示している。)4022及び画素部用TFT4023(但し、ここではEL素子への電流を制御するTFTだけ図示している。)が形成されている。これらのTFTの内特にnチャネル型TFTにははホットキャリア効果によるオン電流の低下や、Vthシフトやバイアスストレスによる特性低下を防ぐため、実施例1で示す構成のLDD領域が設けられている。
【0095】
例えば、駆動回路用TFT4022とし、図8(C)に示すpチャネル型TFT702とnチャネル型TFT701を用いれば良い。また、画素部用TFT4023には図8(C)に示す画素TFT704またはそれと同様な構造を有するpチャネル型TFTを用いれば良い。
【0096】
図8(C)の状態のアクティブマトリクス基板からEL表示装置を作製するには、ソース配線、ドレイン配線上に樹脂材料でなる層間絶縁膜(平坦化膜)4026を形成し、その上に画素部用TFT4023のドレインと電気的に接続する透明導電膜でなる画素電極4027を形成する。透明導電膜には酸化インジウムと酸化スズとの化合物(ITOと呼ばれる)または酸化インジウムと酸化亜鉛との化合物を用いることができる。そして、画素電極4027を形成したら、絶縁膜4028を形成し、画素電極4027上に開口部を形成する。
【0097】
次に、自発光層4029を形成する。自発光層4029は公知のEL材料(正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層または電子注入層)を自由に組み合わせて積層構造または単層構造とすれば良い。どのような構造とするかは公知の技術を用いれば良い。また、EL材料には低分子系材料と高分子系(ポリマー系)材料がある。低分子系材料を用いる場合は蒸着法を用いるが、高分子系材料を用いる場合には、スピンコート法、印刷法またはインクジェット法等の簡易な方法を用いることが可能である。
【0098】
自発光層はシャドーマスクを用いて蒸着法、またはインクジェット法、ディスペンサー法などで形成する。いずれにしても、画素毎に波長の異なる発光が可能な発光層(赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層)を形成することで、カラー表示が可能となる。その他にも、色変換層(CCM)とカラーフィルターを組み合わせた方式、白色発光層とカラーフィルターを組み合わせた方式があるがいずれの方法を用いても良い。勿論、単色発光のEL表示装置とすることもできる。
【0099】
自発光層4029を形成したら、その上に陰極4030を形成する。陰極4030と自発光層4029の界面に存在する水分や酸素は極力排除しておくことが望ましい。従って、真空中で自発光層4029と陰極4030を連続して形成するか、自発光層4029を不活性雰囲気で形成し、大気解放しないで真空中で陰極4030を形成するといった工夫が必要である。本実施例ではマルチチャンバー方式(クラスターツール方式)の成膜装置を用いることで上述のような成膜を可能とする。
【0100】
なお、本実施例では陰極4030として、LiF(フッ化リチウム)膜とAl(アルミニウム)膜の積層構造を用いる。具体的には自発光層4029上に蒸着法で1nm厚のLiF(フッ化リチウム)膜を形成し、その上に300nm厚のアルミニウム膜を形成する。勿論、公知の陰極材料であるMgAg電極を用いても良い。そして陰極4030は4031で示される領域において配線4016に接続される。配線4016は陰極4030に所定の電圧を与えるための電源供給線であり、異方性導電性ペースト材料4032を介してFPC4017に接続される。FPC4017上にはさらに樹脂層7001が形成され、この部分の接着強度を高めている。
【0101】
4031に示された領域において陰極4030と配線4016とを電気的に接続するために、層間絶縁膜4026及び絶縁膜4028にコンタクトホールを形成する必要がある。これらは層間絶縁膜4026のエッチング時(画素電極用コンタクトホールの形成時)や絶縁膜4028のエッチング時(自発光層形成前の開口部の形成時)に形成しておけば良い。また、絶縁膜4028をエッチングする際に、層間絶縁膜4026まで一括でエッチングしても良い。この場合、層間絶縁膜4026と絶縁膜4028が同じ樹脂材料であれば、コンタクトホールの形状を良好なものとすることができる。
【0102】
また、配線4016はシール4019と基板4010との間を隙間(但し封止剤7001で塞がれている。)を通ってFPC4017に電気的に接続される。なお、ここでは配線4016について説明したが、他の配線4014、4015も同様にしてシール材7000の下を通ってFPC4017に電気的に接続される。
【0103】
このような構成のEL表示装置も実施例1で示すように1枚の基板上に複数個の表示装置を形成した後分断する工程で製造することができる。線状レーザー光を用いることにより、分断するための罫書き線を一度に形成することができ、パルス周波数を1〜10kHzの線状レーザー光の1パルス〜数十パルスで罫書き線を形成することができ、点状のレーザー光を走査して罫書き線を形成する場合に比べ格段に素早く罫書き線を形成することができる。
【0104】
[実施例3]
本実施例では、本発明のTFT回路によるアクティブマトリクス型液晶表示装置を組み込んだ半導体装置について図16、図17、図18で説明する。
【0105】
このような半導体装置には、携帯情報端末(電子手帳、モバイルコンピュータ、携帯電話等)、ビデオカメラ、スチルカメラ、パーソナルコンピュータ、テレビ等が挙げられる。それらの一例を図16と図17に示す。
【0106】
図16(A)は携帯電話であり、本体9001、音声出力部9002、音声入力部9003、表示装置9004、操作スイッチ9005、アンテナ9006から構成されている。本願発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法はアクティブマトリクス基板を備えた表示装置9004の作製に適用することができる。
【0107】
図16(B)はビデオカメラであり、本体9101、表示装置9102、音声入力部9103、操作スイッチ9104、バッテリー9105、受像部9106から成っている。本願発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法はアクティブマトリクス基板を備えた表示装置9102の作製に適用することができる。
【0108】
図16(C)はモバイルコンピュータ或いは携帯型情報端末であり、本体9201、カメラ部9202、受像部9203、操作スイッチ9204、表示装置9205で構成されている。本願発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法はアクティブマトリクス基板を備えた表示装置9205の製造に適用することができる。
【0109】
図16(D)はヘッドマウントディスプレイであり、本体9301、表示装置9302、アーム部9303で構成される。本願発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置9302に適用することができる。また、表示されていないが、その他の信号制御用回路に使用することもできる。
【0110】
図16(E)はテレビであり、本体9401、スピーカー9402、表示装置9403、受信装置9404、増幅装置9405等で構成される。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は液晶表示装置やEL表示装置は表示装置9403の作製方法に適用することができる。
【0111】
図16(F)は携帯書籍であり、本体9501、表示装置9502、9503、記憶媒体9504、操作スイッチ9505、アンテナ9506から構成されており、ミニディスク(MD)やDVDに記憶されたデータや、アンテナで受信したデータを表示するものである。表示装置9502、9503は直視型の表示装置であり、本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置9502、9503の作製に適用することができる。
【0112】
図17(A)はパーソナルコンピュータであり、本体9601、画像入力部9602、表示装置9603、キーボード9604で構成される。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置9603の作製に適用することができる。
【0113】
図17(B)はプログラムを記録した記録媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであり、本体9701、表示装置9702、スピーカ部9703、記録媒体9704、操作スイッチ9705で構成される。なお、この装置は記録媒体としてDVD(Digtial Versatile Disc)、CD等を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネットを行うことができる。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置9702の作製に適用することができる。
【0114】
図17(C)はデジタルカメラであり、本体9801、表示装置9802、接眼部9803、操作スイッチ9804、受像部(図示しない)で構成される。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置9802の作製に適用することができる。
【0115】
図18(A)はフロント型プロジェクターであり、表示装置3601、スクリーン3602で構成される。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置の作製に適用することができる。
【0116】
図18(B)はリア型プロジェクターであり、本体3701、投射装置3702、ミラー3703、スクリーン3704で構成される。本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法及び半導体装置の作製方法は表示装置の作製に適用することができる。
【0117】
なお、図18(C)は、図18(A)及び図18(B)中における投射装置3601、3702の構造の一例を示した図である。投射装置3601、3702は、光源光学系3801、ミラー3802、3804〜3806、ダイクロイックミラー3803、プリズム3807、液晶表示装置3808、位相差板3809、投射光学系3810で構成される。投射光学系3810は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施例は三板式の例を示したが、特に限定されず、例えば単板式であってもよい。また、図18(C)中において矢印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
【0118】
また、図18(D)は、図18(C)中における光源光学系3801の構造の一例を示した図である。本実施例では、光源光学系3801は、リフレクター3811、光源3812、レンズアレイ3813、3814、偏光変換素子3815、集光レンズ3816で構成される。なお、図18(D)に示した光源光学系は一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
【0119】
【発明の効果】
本発明のレーザー装置を用いることにより、分断するための罫書き線を一度に形成することができる。罫書き線はパルス発振レーザー装置から放射されたレーザー光で形成された線状レーザー光の1パルス〜数十パルスで形成することが可能であるので、繰り返しパルス周波数を1〜10kHzとしても罫書き線を瞬時に形成することができる。このような利点は基板を大形化した場合に特に顕著に表れ、点状のレーザー光を走査して罫書き線を形成する場合に比べ格段に素早く罫書き線を形成することができる。
【0120】
また、液晶表示装置やEL表示装置などの電気光学装置のを多面取りする基板の分断工程において、基板サイズが大型化しても線状レーザー光で罫書き線を形成することで高いスループットを実現できる。以上示した様に、本発明の技術により、ガラスまたは石英などの脆い基板の分断加工を高速で、制御性よく行うことのできる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレーザー装置の構成を示す図。
【図2】 本発明の光学系の構成の一例を示す図。
【図3】 光ファイバーアレイの構成を説明する図。
【図4】 本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法を説明する図。
【図5】 レーザー光で加工された断面の形状を説明する図。
【図6】 画素TFT、駆動回路のTFTの作製工程を説明する図。
【図7】 画素TFT、駆動回路のTFTの作製工程を説明する図。
【図8】 画素TFT、駆動回路のTFTの作製工程を説明する図。
【図9】 画素TFT、駆動回路のTFTの上面図。
【図10】 画素TFT、駆動回路のTFTの断面図。
【図11】 液晶表示装置の作製工程を説明する図。
【図12】 液晶表示装置の基板分断部を説明する図。
【図13】 本発明のレーザー光を用いた基板の分断方法の概念を説明する図。
【図14】 アクティブマトリックス型液晶表示装置の断面構造図。
【図15】 アクティブマトリックス型EL表示装置の構造を説明する図。
【図16】 半導体装置の一例を示す図。
【図17】 半導体装置の一例を示す図。
【図18】 投影型液晶表示装置の構成を示す図。

Claims (8)

  1. 一方の基板上に画素電極と該画素電極に接続するTFTとを各画素毎に少なくとも一つ設けた画素部を複数個形成する工程と、
    前記画素電極上に配向膜を形成する工程と、
    他方の基板に共通電極及び該共通電極上に配向膜を形成する工程と、
    前記一方の基板と前記他方の基板とをスペーサを介して貼り合わせる工程と、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに、前記画素部の外側に設けられたマーカーを用いて所定の領域に線状レーザー光を照射して罫書き線を形成する工程と、
    前記罫書き線に沿って前記一方の基板及び前記他方の基板を分断する工程とを有し、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに照射される前記線状レーザー光は、パルス発振するレーザー発振器から放射されるレーザー光を2つの光路に分割し、前記分割された2つの光路のうちの一方において第1の光学系により線状に形成されるとともに、他方において第2の光学系により線状に形成されることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  2. 一方の基板上に画素電極と該画素電極に接続するTFTとを各画素毎に少なくとも一つ設けた画素部を複数個形成する工程と、
    前記画素電極上に自発光層を形成する工程と、
    前記一方の基板と他方の基板とをシール材を介して貼り合わせる工程と、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに、前記画素部の外側に設けられたマーカーを用いて所定の領域に線状レーザー光を照射して罫書き線を形成する工程と、
    前記罫書き線に沿って前記一方の基板及び前記他方の基板を分断する工程とを有し、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに照射される前記線状レーザー光は、パルス発振するレーザー発振器から放射されるレーザー光を2つの光路に分割し、前記分割された2つの光路のうちの一方において第1の光学系により線状に形成されるとともに、他方において第2の光学系により線状に形成されることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに照射される前記線状レーザー光は、同時に照射されることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  4. 請求項1または2において、
    前記一方の基板と前記他方の基板のそれぞれに照射される前記線状レーザー光は、順次に照射されることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  5. 請求項乃至のいずれか一において、
    前記線状レーザー光はパルス発振するCOレーザー、COレーザー、YAGレーザー、YVOレーザー、YLFレーザー、YAlOレーザーから選ばれた一つを用いて形成されることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  6. 請求項乃至のいずれか一において、
    前記線状レーザー光は線幅に対する長手方向の長さが20倍から2000倍であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  7. 請求項乃至のいずれか一において、
    前記罫書き線の幅は10〜400μmであり、深さは1〜10μmであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  8. 請求項乃至のいずれか一において、
    前記基板はガラス基板または石英基板であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
JP36664599A 1999-12-24 1999-12-24 半導体装置の作製方法 Expired - Fee Related JP4592855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36664599A JP4592855B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 半導体装置の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36664599A JP4592855B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 半導体装置の作製方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001179473A JP2001179473A (ja) 2001-07-03
JP2001179473A5 JP2001179473A5 (ja) 2007-02-01
JP4592855B2 true JP4592855B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=18487299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36664599A Expired - Fee Related JP4592855B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 半導体装置の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592855B2 (ja)

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9676167B2 (en) 2013-12-17 2017-06-13 Corning Incorporated Laser processing of sapphire substrate and related applications
US9701563B2 (en) 2013-12-17 2017-07-11 Corning Incorporated Laser cut composite glass article and method of cutting
US9815144B2 (en) 2014-07-08 2017-11-14 Corning Incorporated Methods and apparatuses for laser processing materials
US9815730B2 (en) 2013-12-17 2017-11-14 Corning Incorporated Processing 3D shaped transparent brittle substrate
US9850159B2 (en) 2012-11-20 2017-12-26 Corning Incorporated High speed laser processing of transparent materials
US9850160B2 (en) 2013-12-17 2017-12-26 Corning Incorporated Laser cutting of display glass compositions
US10047001B2 (en) 2014-12-04 2018-08-14 Corning Incorporated Glass cutting systems and methods using non-diffracting laser beams
US10144093B2 (en) 2013-12-17 2018-12-04 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US10173916B2 (en) 2013-12-17 2019-01-08 Corning Incorporated Edge chamfering by mechanically processing laser cut glass
US10233112B2 (en) 2013-12-17 2019-03-19 Corning Incorporated Laser processing of slots and holes
US10252931B2 (en) 2015-01-12 2019-04-09 Corning Incorporated Laser cutting of thermally tempered substrates
US10280108B2 (en) 2013-03-21 2019-05-07 Corning Laser Technologies GmbH Device and method for cutting out contours from planar substrates by means of laser
US10335902B2 (en) 2014-07-14 2019-07-02 Corning Incorporated Method and system for arresting crack propagation
US10377658B2 (en) 2016-07-29 2019-08-13 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing
US10421683B2 (en) 2013-01-15 2019-09-24 Corning Laser Technologies GmbH Method and device for the laser-based machining of sheet-like substrates
US10522963B2 (en) 2016-08-30 2019-12-31 Corning Incorporated Laser cutting of materials with intensity mapping optical system
US10525657B2 (en) 2015-03-27 2020-01-07 Corning Incorporated Gas permeable window and method of fabricating the same
US10526234B2 (en) 2014-07-14 2020-01-07 Corning Incorporated Interface block; system for and method of cutting a substrate being transparent within a range of wavelengths using such interface block
US10611667B2 (en) 2014-07-14 2020-04-07 Corning Incorporated Method and system for forming perforations
US10626040B2 (en) 2017-06-15 2020-04-21 Corning Incorporated Articles capable of individual singulation
US10688599B2 (en) 2017-02-09 2020-06-23 Corning Incorporated Apparatus and methods for laser processing transparent workpieces using phase shifted focal lines
US10730783B2 (en) 2016-09-30 2020-08-04 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing transparent workpieces using non-axisymmetric beam spots
US10752534B2 (en) 2016-11-01 2020-08-25 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing laminate workpiece stacks
US11062986B2 (en) 2017-05-25 2021-07-13 Corning Incorporated Articles having vias with geometry attributes and methods for fabricating the same
US11078112B2 (en) 2017-05-25 2021-08-03 Corning Incorporated Silica-containing substrates with vias having an axially variable sidewall taper and methods for forming the same
US11114309B2 (en) 2016-06-01 2021-09-07 Corning Incorporated Articles and methods of forming vias in substrates
US11111170B2 (en) 2016-05-06 2021-09-07 Corning Incorporated Laser cutting and removal of contoured shapes from transparent substrates
US11186060B2 (en) 2015-07-10 2021-11-30 Corning Incorporated Methods of continuous fabrication of holes in flexible substrate sheets and products relating to the same
US11542190B2 (en) 2016-10-24 2023-01-03 Corning Incorporated Substrate processing station for laser-based machining of sheet-like glass substrates
US11556039B2 (en) 2013-12-17 2023-01-17 Corning Incorporated Electrochromic coated glass articles and methods for laser processing the same
US11554984B2 (en) 2018-02-22 2023-01-17 Corning Incorporated Alkali-free borosilicate glasses with low post-HF etch roughness
US11648623B2 (en) 2014-07-14 2023-05-16 Corning Incorporated Systems and methods for processing transparent materials using adjustable laser beam focal lines
US11774233B2 (en) 2016-06-29 2023-10-03 Corning Incorporated Method and system for measuring geometric parameters of through holes
US11773004B2 (en) 2015-03-24 2023-10-03 Corning Incorporated Laser cutting and processing of display glass compositions
US12180108B2 (en) 2017-12-19 2024-12-31 Corning Incorporated Methods for etching vias in glass-based articles employing positive charge organic molecules

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133737B2 (en) 2001-11-30 2006-11-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Program for controlling laser apparatus and recording medium for recording program for controlling laser apparatus and capable of being read out by computer
JP2006123004A (ja) * 2004-09-29 2006-05-18 Mitsubishi Materials Corp レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2008183599A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Japan Steel Works Ltd:The 高脆性非金属材料製の被加工物の加工方法及びその装置
JP5022112B2 (ja) * 2007-06-08 2012-09-12 興亜硝子株式会社 塗装ガラス容器および塗装ガラス容器の製造方法
CN102310285B (zh) * 2011-07-27 2014-05-14 苏州德龙激光股份有限公司 硅-玻璃键合片的激光加工装置及其方法
JP2013058536A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Disco Abrasive Syst Ltd デバイスウェーハの分割方法
JP2018063407A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社ディスコ 貼り合わせ基板の加工方法
CN111151885B (zh) * 2020-02-19 2025-02-14 无锡奥特维科技股份有限公司 电池片裂片设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388568A (en) * 1977-01-13 1978-08-04 Nec Corp Laser scribing apparatus
JPS56129340A (en) * 1980-03-13 1981-10-09 Toshiba Corp Method of dividing platelike material
JP2615093B2 (ja) * 1987-11-30 1997-05-28 三菱重工業株式会社 異軸多焦点式レーザビーム集光装置
JPH04167989A (ja) * 1990-10-31 1992-06-16 Kobe Steel Ltd 2ビームレーザ溶接法
JPH08197271A (ja) * 1995-01-27 1996-08-06 Ricoh Co Ltd 脆性材料の割断方法及び脆性材料の割断装置
JPH09150286A (ja) * 1995-06-26 1997-06-10 Corning Inc 脆弱性材料切断方法および装置
JPH10307210A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Yoshihide Dobashi 画素光拡縮器
JP3661368B2 (ja) * 1997-09-19 2005-06-15 セイコーエプソン株式会社 液晶パネルの製造方法及び液晶パネル及び電子機器
JPH11274618A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Laser Atom Separation Eng Res Assoc Of Japan レーザビーム照射光学系及びレーザ装置

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9850159B2 (en) 2012-11-20 2017-12-26 Corning Incorporated High speed laser processing of transparent materials
US11345625B2 (en) 2013-01-15 2022-05-31 Corning Laser Technologies GmbH Method and device for the laser-based machining of sheet-like substrates
US11028003B2 (en) 2013-01-15 2021-06-08 Corning Laser Technologies GmbH Method and device for laser-based machining of flat substrates
US10421683B2 (en) 2013-01-15 2019-09-24 Corning Laser Technologies GmbH Method and device for the laser-based machining of sheet-like substrates
US10280108B2 (en) 2013-03-21 2019-05-07 Corning Laser Technologies GmbH Device and method for cutting out contours from planar substrates by means of laser
US11713271B2 (en) 2013-03-21 2023-08-01 Corning Laser Technologies GmbH Device and method for cutting out contours from planar substrates by means of laser
US10611668B2 (en) 2013-12-17 2020-04-07 Corning Incorporated Laser cut composite glass article and method of cutting
US11148225B2 (en) 2013-12-17 2021-10-19 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US10173916B2 (en) 2013-12-17 2019-01-08 Corning Incorporated Edge chamfering by mechanically processing laser cut glass
US10179748B2 (en) 2013-12-17 2019-01-15 Corning Incorporated Laser processing of sapphire substrate and related applications
US10183885B2 (en) 2013-12-17 2019-01-22 Corning Incorporated Laser cut composite glass article and method of cutting
US10233112B2 (en) 2013-12-17 2019-03-19 Corning Incorporated Laser processing of slots and holes
US9701563B2 (en) 2013-12-17 2017-07-11 Corning Incorporated Laser cut composite glass article and method of cutting
US11556039B2 (en) 2013-12-17 2023-01-17 Corning Incorporated Electrochromic coated glass articles and methods for laser processing the same
US10293436B2 (en) 2013-12-17 2019-05-21 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US10144093B2 (en) 2013-12-17 2018-12-04 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US9815730B2 (en) 2013-12-17 2017-11-14 Corning Incorporated Processing 3D shaped transparent brittle substrate
US10392290B2 (en) 2013-12-17 2019-08-27 Corning Incorporated Processing 3D shaped transparent brittle substrate
US9850160B2 (en) 2013-12-17 2017-12-26 Corning Incorporated Laser cutting of display glass compositions
US10442719B2 (en) 2013-12-17 2019-10-15 Corning Incorporated Edge chamfering methods
US9676167B2 (en) 2013-12-17 2017-06-13 Corning Incorporated Laser processing of sapphire substrate and related applications
US10597321B2 (en) 2013-12-17 2020-03-24 Corning Incorporated Edge chamfering methods
US9815144B2 (en) 2014-07-08 2017-11-14 Corning Incorporated Methods and apparatuses for laser processing materials
US11697178B2 (en) 2014-07-08 2023-07-11 Corning Incorporated Methods and apparatuses for laser processing materials
US11648623B2 (en) 2014-07-14 2023-05-16 Corning Incorporated Systems and methods for processing transparent materials using adjustable laser beam focal lines
US10335902B2 (en) 2014-07-14 2019-07-02 Corning Incorporated Method and system for arresting crack propagation
US10611667B2 (en) 2014-07-14 2020-04-07 Corning Incorporated Method and system for forming perforations
US10526234B2 (en) 2014-07-14 2020-01-07 Corning Incorporated Interface block; system for and method of cutting a substrate being transparent within a range of wavelengths using such interface block
US10047001B2 (en) 2014-12-04 2018-08-14 Corning Incorporated Glass cutting systems and methods using non-diffracting laser beams
US11014845B2 (en) 2014-12-04 2021-05-25 Corning Incorporated Method of laser cutting glass using non-diffracting laser beams
US10252931B2 (en) 2015-01-12 2019-04-09 Corning Incorporated Laser cutting of thermally tempered substrates
US11773004B2 (en) 2015-03-24 2023-10-03 Corning Incorporated Laser cutting and processing of display glass compositions
US10525657B2 (en) 2015-03-27 2020-01-07 Corning Incorporated Gas permeable window and method of fabricating the same
US11186060B2 (en) 2015-07-10 2021-11-30 Corning Incorporated Methods of continuous fabrication of holes in flexible substrate sheets and products relating to the same
US11111170B2 (en) 2016-05-06 2021-09-07 Corning Incorporated Laser cutting and removal of contoured shapes from transparent substrates
US11114309B2 (en) 2016-06-01 2021-09-07 Corning Incorporated Articles and methods of forming vias in substrates
US11774233B2 (en) 2016-06-29 2023-10-03 Corning Incorporated Method and system for measuring geometric parameters of through holes
US10377658B2 (en) 2016-07-29 2019-08-13 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing
US10522963B2 (en) 2016-08-30 2019-12-31 Corning Incorporated Laser cutting of materials with intensity mapping optical system
US11130701B2 (en) 2016-09-30 2021-09-28 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing transparent workpieces using non-axisymmetric beam spots
US10730783B2 (en) 2016-09-30 2020-08-04 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing transparent workpieces using non-axisymmetric beam spots
US11542190B2 (en) 2016-10-24 2023-01-03 Corning Incorporated Substrate processing station for laser-based machining of sheet-like glass substrates
US10752534B2 (en) 2016-11-01 2020-08-25 Corning Incorporated Apparatuses and methods for laser processing laminate workpiece stacks
US10688599B2 (en) 2017-02-09 2020-06-23 Corning Incorporated Apparatus and methods for laser processing transparent workpieces using phase shifted focal lines
US11078112B2 (en) 2017-05-25 2021-08-03 Corning Incorporated Silica-containing substrates with vias having an axially variable sidewall taper and methods for forming the same
US11062986B2 (en) 2017-05-25 2021-07-13 Corning Incorporated Articles having vias with geometry attributes and methods for fabricating the same
US11972993B2 (en) 2017-05-25 2024-04-30 Corning Incorporated Silica-containing substrates with vias having an axially variable sidewall taper and methods for forming the same
US10626040B2 (en) 2017-06-15 2020-04-21 Corning Incorporated Articles capable of individual singulation
US12180108B2 (en) 2017-12-19 2024-12-31 Corning Incorporated Methods for etching vias in glass-based articles employing positive charge organic molecules
US11554984B2 (en) 2018-02-22 2023-01-17 Corning Incorporated Alkali-free borosilicate glasses with low post-HF etch roughness

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001179473A (ja) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592855B2 (ja) 半導体装置の作製方法
US7872246B2 (en) Laser annealing method and semiconductor device fabricating method
JP5483763B2 (ja) 液晶表示装置
EP1003207B1 (en) Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, beam homogenizer, semiconductor device, and method of manufacturing the semiconductor device
US7151015B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
US20120171795A1 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
KR20020092233A (ko) 반도체장치 제작방법
KR20020070826A (ko) 반도체 장치의 제작방법
CN100435280C (zh) 半导体设备和其制造方法
US7466735B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP2000306834A (ja) レーザ照射方法およびレーザ照射装置および半導体装置
JP4827305B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP4986332B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP4439630B2 (ja) シリンドリカルレンズアレイおよびビームホモジェナイザー
JP5244274B2 (ja) 半導体装置の作製方法
US7141823B2 (en) Thin film transistor semiconductor device
JP2000269513A (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP2001326178A (ja) 半導体装置及びその作製方法
JP4397582B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP5090690B2 (ja) 半導体薄膜の製造方法、薄膜トランジスタの製造方法、及び半導体薄膜の製造装置
JP4884735B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP2004200559A6 (ja) レーザ照射方法および半導体装置の作製方法
JP2002261008A (ja) 半導体装置の作製方法
JP2001345454A (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP2007288122A (ja) アクティブマトリクス基板の製造方法、アクティブマトリクス基板、電気光学装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061211

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4592855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees