JP4581401B2 - 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、活性光線硬化型インクジェットインクセットと、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
活性光線硬化型インクジェットインク組成物、活性光線硬化型インクジェットインクセットと、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
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Description
少なくとも光重合性化合物、色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物において、該光重合性化合物の少なくとも1種が、α−ピネンオキサイドであって、かつ該α−ピネンオキサイドのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(2)
少なくとも光重合性化合物、色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物において、該光重合性化合物の少なくとも1種が、1,2:8,9ジエポキシリモネンであって、かつ該1,2:8,9ジエポキシリモネンのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(3)
前記光重合性化合物として、更にオキセタン環を有する化合物を含有することを特徴とする1または2項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(4)
前記色材が、顔料であることを特徴とする1〜3のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(5)
前記色材が、油溶性染料であることを特徴とする1〜4のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(6)
25℃におけるインク粘度が、7〜50mPa・sであることを特徴とする1〜5のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
(7)
少なくともイエローの活性光線硬化型インクジェットインク組成物、マゼンタの活性光線硬化型インクジェットインク組成物、シアンの活性光線硬化型インクジェットインク組成物及びブラックの活性光線硬化型インクジェットインク組成物から構成される活性光線硬化型インクジェットインクセットにおいて、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全てが4〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物であることを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインクセット。
(8)
インクジェット記録ヘッドより1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾した後、0.001〜1秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
(9)
インクジェット記録ヘッドより1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総膜厚が2〜25μmであることを特徴とする画像形成方法。
(10)
インクジェット記録ヘッドより1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する該活性光線硬化型インクジェットインク組成物の液滴量が2〜20plであることを特徴とする画像形成方法。
(11)
インクジェット記録ヘッドより1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドがラインヘッド方式のインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする画像形成方法。
(12)
インクジェット記録ヘッドより7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾した後、0.001〜1秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
(13)
インクジェット記録ヘッドより7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総膜厚が2〜25μmであることを特徴とする画像形成方法。
(14)
インクジェット記録ヘッドより7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物の液滴量が2〜20plであることを特徴とする画像形成方法。
(15)
インクジェット記録ヘッドより7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを用いて記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドがラインヘッド方式のインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする画像形成方法。
(16)
8〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインク組成物及びインクジェット記録ヘッドを35℃〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
(17)
12〜15のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインクセット及びインクジェット記録ヘッドを35℃〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
また、次の如くの活性光線硬化型インクジェットインク組成物も同様の効果を奏することから有用である。すなわち、少なくとも光重合性化合物、色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物において、該光重合性化合物の少なくとも1種が、下記一般式(1)で表される脂環式エポキシ基を有する化合物であって、かつ下記一般式(2)で表されるジオール構造を含有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対し0.1〜10質量%含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
1)光重合性化合物の少なくとも1種が、α−ピネンオキサイドであって、かつ該α−ピネンオキサイドのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物、
2)光重合性化合物の少なくとも1種が、1,2:8,9ジエポキシリモネンであって、かつ該1,2:8,9ジエポキシリモネンのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物、
のいずれかにより、ハンドリングの容易な高速硬化が可能で、色混じりの発生がなく、高精細な画像を安定して記録することができる活性光線硬化型インクジェットインク組成物を実現できることを見出し、本発明に至った次第である。
1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、81、83、87、93、95、97、98、109、114、120、128、129、138、151、154
〈C.I.Pigment Red〉
5、7、12、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、101、112、122、123、144、146、168、184、185、202
〈C.I.Pigment Violet〉
19、23
〈C.I.Pigment Blue〉
1、2、3、15:1、15:2、15:3、15:4、18、22、27、29、60
〈C.I.Pigment Green〉
7、36
〈C.I.Pigment White〉
6、18、21
〈C.I.Pigment Black〉
7
更に、カーボンブラック顔料としては、三菱化成社製のNo.2300、No.900、MCF−88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B、コロンビア社製のRave 700、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、キャボット社製のRegal 400R、Regal 330R、Regal 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400、デグサ社製のColorBlack FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW18、Color Black FW200、Color Black S150、Color BlackS160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Printex 140V、Special Black 6、Special Black5、Special Black 4A、Special Black 4、関西熱化学(株)社製のマックスソーブ G−40、マックスソーブ G−15、マックスソーブ G−08等を使用することが出来る。
1、2、3、4、14、16、19、29、56、79、82、83、88
〈C.I.Solvent Red〉
1、18、24、27、43、51、72、73、84、132、218
〈C.I.Solvent Violet〉
3
〈C.I.Solvent Blue〉
1、2、11、35、40、44、67、70
〈C.I.Solvent Green〉
3
〈C.I.Solvent Black〉
3、7、22、27、29、34、43、70
〈C.I.Disperse Yellow〉
5、42、54、64、79、82、93、99、100、119、122、124、126、160、184:1、186、198、199、204、224、237
〈C.I.Disperse Orange〉
13、29、31:1、33、49、54、55、66、73、118、119、163
〈C.I.Disperse Red〉
54、60、72、73、86、88、91、92、93、111、126、127、134、143、145、152、153、154、159、164、167:1、177、181、204、206、207、221、239、240、258、277、278、283、311、323、343、348、356、362
〈C.I.Disperse Violet〉
33
〈C.I.Disperse Blue〉
56、60、73、87、113、128、143、148、154、158、165、165:1、165:2、176、183、185、197、198、201、214、224、225、257、266、267、287、354、358、365、368
〈C.I.Disperse Green〉
6:1、9
また、上記油溶性染料に加えて、オリエント化学工業株式会社製のValifast Yellow 4120、Valifast Yellow 3150、Valifast Yellow 3108、Valifast Yellow 2310N、Valifast Yellow 1101、Valifast Red 3320、Valifast Red 3304、Valifast Red 1306、Valifast Blue 2610、Valifast Blue2606、Valifast Blue 1603、Oil Yellow GG−S、Oil Yellow 3G、Oil Yellow 129、Oil Yellow 107、Oil Yellow 105、Oil Scarlet 308、Oil Red RR、Oil Red OG、Oil Red 5B、Oil Pink 312、Oil Blue BOS、Oil Blue 613、Oil Blue 2N、Oil Black BY、OilBlack BS、Oil Black 860、Oil Black 5970、Oil Black 5906、Oil Black 5905、日本化薬株式会社製のKayaset Yellow SF−G、Kayaset Yellow K−CL、Kayaset Yellow GN、KayasetYellow A−G、Kayaset Yellow 2G、Kayaset Red SF−4G、Kayaset Red K−BL、Kayaset Red A−BR、Kayaset Magenta 312、Kayaset Blue K−FL、有本化学工業株式会社製のFS Yellow 1015、FS Magenta 1404、FS Cyan 1522、FS Blue 1504等も使用可能である。
塩基性化合物としては、公知のあらゆるものを用いることができるが、代表的なものとして、塩基性アルカリ金属化合物、塩基性アルカリ土類金属化合物、アミンなどの塩基性有機化合物などがあげられる。
本発明では、記録材料上にインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜25μmであることが好ましい。スクリーン印刷分野の活性光線硬化型インクジェット記録では、総インク膜厚が25μmを越えているのが現状であるが、記録材料が薄いプラスチック材料であることが多い軟包装印刷分野では、前述した記録材料のカール・皺の問題でだけでなく、印刷物全体のこし・質感が変わってしまうという問題が有るため、過剰な膜厚のインク吐出は好ましくない。
インクの吐出条件としては、記録ヘッド及びインクを35〜100℃に加熱し、吐出することが吐出安定性の点で好ましい。活性光線硬化型インクは、温度変動による粘度変動幅が大きく、粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を上げながらその温度を一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅としては、設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。
本発明の画像形成方法においては、活性光線の照射条件として、インク着弾後0.001秒〜1.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001秒〜0.5秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングが出来るだけ早いことが特に重要となる。
《顔料分散体の調製》
〔顔料分散体D−1の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT221(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−1を調製した。
〔顔料分散体D−2の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT211(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−2を調製した。
《インク組成物の調製》
上記調製した各顔料分散体または表1に記載の油溶性染料に、表1に記載の各添加剤を順次混合して、これを1.0μmメンブランフィルターで濾過して、インク組成物1〜12を調製した。なお、表1に記載の数値は、質量%を表す。
開始剤
〔油溶性染料〕
*1:C.I.Solvent Blue 70
*2:Oil Black 860(オリエント化学工業社製)
〔オキセタン化合物〕
OXT−221:ジ〔1−エチル(3−オキセタニル)〕メチルエーテル(東亞合成社製)
OXT−212:東亞合成社製
〔エポキシ化合物〕
EP−1:例示化合物EP−1
DEP:1,2:8,9ジエポシキリモネン
PO:α−ピネンオキサイド
〔ジオール化合物〕
DI−1:例示化合物DI−1
DI−2:例示化合物DI−2
DI−3:例示化合物DI−3
DI−14:例示化合物DI−14
DI−17:例示化合物DI−17
EG:エチレングリコール
PEG:フェニルエチレングリコール
〔光重合開始剤〕
SP−152:トリフェニルスルホニウム塩(「アデカオプトマーSP−152」旭電化社製)
〔界面活性剤〕
F475:メガファックスF475 パーフルオロアルキル基含有アクリルオリゴマー(大日本インキ化学工業社製)
《硬化性の評価》
各調製した各インク組成物を、polyethylene terephthalate film(厚さ150μm)に、湿潤膜厚として約5μmとなるようにワイヤーバー塗布した後、80mW/cm2の照度(照度は、UVPF−A1(岩崎電気社製)を用いて、254nmにおける値である)で、低圧水銀灯により30秒照射した。
○:形成画像表面に、僅かにべたつき感が認められる
△:形成画像表面にべたつき感はあるが、擦っても画像が剥離することはない
×:形成画像が硬化せずに、流動してしまう
以上により得られた評価結果を、表1に示す。
《顔料分散体の調製》
〔顔料分散体D−3の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT221(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−3を調製した。
〔顔料分散体D−4の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT101(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−4を調製した。
〔顔料分散体D−5の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT211(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−5を調製した。
〔顔料分散体D−6の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT211(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−6を調製した。
〔顔料分散体D−7の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT211(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−6を調製した。
〔顔料分散体D−8の調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解した。
OXT221(東亜合成社製、オキセタン化合物) 74部
次いで、上記溶液を室温まで冷却した後、これに以下の顔料を加えて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体D−6を調製した。
《インク組成物及びインクセットの調製》
上記調製した各顔料分散体と実施例1で調製した各顔料分散体を用いて、表2〜7に記載の各添加剤を順次混合して、これを1.0μmメンブランフィルターで濾過して、各インク組成物を調製し、これらを組み合わせてインクセット1〜6を調製した。なお、表2〜7に記載の数値は、質量%を表す。
〔画像形成方法A〕
ピエゾ型インクジェットノズルを備えた図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、上記調製した各インクセット1〜3をそれぞれ装填し、表8に記載の巾600mm、長さ500mの長尺の各記録材料へ、下記の画像記録を連続して行って、画像1〜9を得た。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、前室タンクからヘッド部分まで断熱して50℃の加温を行った。ピエゾヘッドは、2〜20plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットにより瞬時(着弾後0.5秒未満)に硬化される。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜13μmの範囲であった。本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。なお、インクジェット画像の形成は、上記方法に従って、25℃、30%RHの環境下でそれぞれ行った。
上記形成方法Aにおいて、インクジェット記録装置として、図2に記載のラインヘッド記録方式のインクジェット記録装置を用い、インクセット4〜6をそれぞれ装填して、画像を形成した以外は同様にして、画像10〜18を得た。
PET:polyethylene terephthalate
シュリンクOPS:市販のシュリンク用途のoriented polystyrene
また、表8に記載の各照射光源の詳細は、以下の通りである。
照射光源B:低圧水銀ランプ(岩崎電気特注品)
また、表8に記載の各照射光源の照度は、岩崎電機社製のUVPF−A1を用いて、254nmの積算照度を測定して表示した。
上記画像形成方法で記録した各画像について、下記の各評価を行った。
720dpiで、Y、M、C、K各色1dotが隣り合うように印字し、隣り合う各色dotをルーペで拡大し、滲み具合を目視観察し、下記の基準に従って色混じりの評価を行った。
○:隣り合うdot形状はほぼ真円を保ち、ほとんど滲みがない
△:隣り合うdotが少し滲んでいてdot形状が少しくずれているレベル
×:隣り合うdotが滲んで混じりあっている
以上により得られた各評価結果を、表9に示す。
2 ヘッドキャリッジ
3 インクジェット記録ヘッド
31 インク吐出口
4 照射手段
5 プラテン部
6 ガイド部材
7 蛇腹構造
P 記録材料
Claims (17)
- 少なくとも光重合性化合物、色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物において、該光重合性化合物の少なくとも1種が、α−ピネンオキサイドであって、かつ該α−ピネンオキサイドのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 少なくとも光重合性化合物、色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインク組成物において、該光重合性化合物の少なくとも1種が、1,2:8,9ジエポキシリモネンであって、かつ該1,2:8,9ジエポキシリモネンのエポキシ基の開環によって得られるジオール構造を有する化合物を、活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全質量に対して0.1〜10質量%含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 前記光重合性化合物として、更にオキセタン環を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1または2項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 前記色材が、顔料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 前記色材が、油溶性染料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 25℃におけるインク粘度が、7〜50mPa・sであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物。
- 少なくともイエローの活性光線硬化型インクジェットインク組成物、マゼンタの活性光線硬化型インクジェットインク組成物、シアンの活性光線硬化型インクジェットインク組成物及びブラックの活性光線硬化型インクジェットインク組成物から構成される活性光線硬化型インクジェットインクセットにおいて、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物の全てが請求項4〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物であることを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインクセット。
- インクジェット記録ヘッドより請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾した後、0.001〜1秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総膜厚が2〜25μmであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する該活性光線硬化型インクジェットインク組成物の液滴量が2〜20plであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドがラインヘッド方式のインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾した後、0.001〜1秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物が該記録材料上に着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総膜厚が2〜25μmであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出する該活性光線硬化型インクジェットインクセットを構成する活性光線硬化型インクジェットインク組成物の液滴量が2〜20plであることを特徴とする画像形成方法。
- インクジェット記録ヘッドより請求項7に記載の活性光線硬化型インクジェットインクセットを用いて記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドがラインヘッド方式のインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインク組成物及びインクジェット記録ヘッドを35℃〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項12〜15のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インクジェットインクセット及びインクジェット記録ヘッドを35℃〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
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