JP4577455B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トレッドパターンは、2つの周方向溝に挟まれた陸部に、一方の端が周方向溝の1つに開口する開口端と、他方の端が陸部で閉塞した終端を有し、開口端からタイヤ周方向のうちの第1方向に延びる複数の傾斜ラグ溝と、傾斜ラグ溝のそれぞれの途中に開始端を有し、前記第1方向と反対の向きである第2方向に延び、前記開始端位置における前記傾斜ラグ溝の溝幅よりも細く、陸部で閉塞する細溝と、を有する。傾斜ラグ溝のそれぞれは、開口端と終端との間で湾曲した湾曲部と、前記タイヤ周方向に略平行に延びる、前記終端を含む直線部と、を有し、前記細溝の閉塞端は、前記傾斜ラグ溝のそれぞれに対して前記第2方向に隣接する傾斜ラグ溝の終端を基準として、タイヤ周方向において、前記第2方向の側にある。
【選択図】 図1
Description
この空気入りタイヤのタイヤトレッド部には、
タイヤ周方向に連続する2つの周方向溝と、
前記周方向溝間に挟まれてタイヤ周方向に連続する陸部に、一方の端として前記周方向溝の1つに開口した開口端を、他方の端として前記陸部で閉塞した終端を有し、前記開口端からタイヤ周方向のうちの第1方向に延びるようにタイヤ幅方向に対して傾斜した、タイヤ周上に設けられた複数の傾斜ラグ溝と、
前記傾斜ラグ溝のそれぞれの途中に開始端を有し、前記第1方向と反対の向きである第2方向に延び、前記開始端位置における前記傾斜ラグ溝の溝幅よりも細く、前記陸部で閉塞する閉塞端を有する細溝あるいはサイプと、を有する。
前記傾斜ラグ溝のそれぞれは、前記開口端と前記終端との間で湾曲した湾曲部、あるいは屈曲した屈曲部と、前記タイヤ周方向に略平行に延びる、前記終端を含む直線部と、を有する。
前記傾斜ラグ溝のそれぞれの前記細溝あるいはサイプの閉塞端は、前記傾斜ラグ溝のそれぞれに対して前記第2方向に隣接する傾斜ラグ溝の終端を基準として、タイヤ周方向において、前記第2方向の側に位置する。
のSECTION1で規定されるタイヤ、ETRTO STANDARD MANUALのPASSENGER CAR TYRESの章で規定されるタイヤである。
本実施形態のタイヤの構造及びゴム部材は、公知のものが用いられてもよいし、新規なものが用いられてもよく、特に限定されない。
以降での説明で用いるタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤを回転させたとき、トレッド部が移動する方向をいい、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向をいう。図1では、タイヤ周方向はX方向(図中の上方向(X1)および下方向(X2))であり、タイヤ幅方向はY方向(図中の左方向および右方向)で表されている。
周方向溝12は、周方向溝12c、周方向溝12l、および、周方向溝12rを含み、タイヤ周方向に連続して延びる溝である。周方向溝12c,12l,12rの各溝底には、JIS D4230に規定されるトレッドウェアインジケータが設けられている。周方向溝12のそれぞれの溝幅は、例えば5mm〜15mmであり、溝深さは、例えば4mm〜8mmである。
トレッドパターン10では、周方向溝12cがタイヤセンターラインCL上に設けられ、両側に同じ距離を隔てて2つの周方向溝12l,12rが設けられている。周方向溝12lは、図1中のタイヤセンターラインCLの左側の半トレッド部に、周方向溝12rは、図1中のタイヤセンターラインCLの右側の半トレッド部に設けられている。
傾斜ラグ溝16l,16rの開口端16aは、陸部12l、12rのそれぞれにおいて、2つの周方向溝12l,12cあるいは12r,12cのうち、タイヤセンターラインCLから遠い方の周方向溝12r,12lの側に設けられている。
本発明では、傾斜ラグ溝16l,16rの開口端は2つの周方向溝のうち、タイヤセンターラインCLに近い方の周方向溝12cに設けられてもよいが、好ましくは、傾斜ラグ溝16l,16rの開口端16aはタイヤセンターラインCLから遠い方の周方向溝に設けられることが、偏摩耗性の点から好ましい。また、本実施形態において、タイヤセンターラインCLに近い方の周方向溝12には、いかなるラグ溝も開口しないことが好ましいが、例えばサイプが開口してもよい。
傾斜ラグ溝16l,16rは、開口端16aと終端16bとの間で湾曲した湾曲部16cと、タイヤ周方向に略平行に延びる、終端16bを含む直線部16dと、を有する。湾曲部16cの代わりに、部分的に屈曲した屈曲部が用いられてもよい。また、直線部16dにおけるタイヤ周方向に対して略平行とは、タイヤ周方向に対して0〜5度の傾斜角度の範囲内をいう。
サイプ18l,18rの幅は0.1mm〜2mm以下であるが、サイプ18l,18rの代わりに2mm〜3mmの細溝が用いられてもよい。
ショルダーラグ溝22は、ショルダー領域の接地端に開口し、タイヤ周上に設けられている。接地端とは、図1に示される接地線Eに位置する。この接地線Eは、適用リムにタイヤを組み付け、正規内圧および規定荷重の条件でタイヤを平面に接地させたときのショルダー領域の接地する限界位置によって定まる。
なお、適用リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、正規内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。また、規定荷重とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。ただし、乗用車用タイヤの場合には、規定内圧が空気圧180[kPa]であり、規定荷重が最大負荷能力の80[%]である。
ショルダーラグ溝22は、周方向溝12l,12rのいずれにも開口せず、ショルダー細溝24は、周方向溝12l,12rに開口する。すなわち、周方向溝12l、12rには、傾斜ラグ溝16l、16rの開口端16aの他に、ショルダー細溝24のショルダー開口端が設けられている。ショルダーラグ溝22が周方向溝12l,12rのいずれにも開口しないことにより、排水性を確保しつつ、トレッドパターンによって発生するパターンノイズを低減し、さらに、ショルダー領域におけるブロック剛性が高くなるため、乾燥路面における操縦安定性を高めることができる。さらに、ショルダー細溝24を設けることにより、偏摩耗性を向上させることができる。
なお、ショルダー細溝24の溝幅は、2mm〜3mmであるが、ショルダー細溝24に代えて、0.1mm〜2mmのショルダーサイプを用いることもできる。
図3(a)は、トレッドパターン10の要部を説明する図である。図3(a)では、浅溝20は示されていない。
図3(a)に示すように、傾斜ラグ溝間の陸部の部分をタイヤ周方向に沿って領域S1,S2,S3に分けたとき、傾斜ラグ溝16の位置とサイプ18の位置とがタイヤ周方向で部分的に重なることにより、領域S2のタイヤ幅方向の変位に対するブロック剛性を所定の範囲に定めることができ、領域S1〜S3の中でタイヤ幅方向におけるブロック剛性のタイヤ周方向の変化を抑えることができる。
しかし、図3(b)に示すように、斜ラグ溝16の位置とサイプ18の位置とがタイヤ周方向で部分的に重ならない場合、領域S5におけるブロック剛性が大きくなり、領域S4〜S6のタイヤ幅方向におけるブロック剛性の変化は大きくなる。このとき、ブロック剛性の大きく変化する位置で偏摩耗が発生し易い。
また、傾斜ラグ溝16の終端16b近傍に、タイヤ周方向に平行な直線部16dを設けることで、傾斜ラグ溝16のタイヤ幅方向成分を低減し、タイヤの直進性とウェット性能を同時に向上することができる。直進性とは、タイヤにスリップ角が付いていないとき、微小振動等が生じても、走行する車両が真っ直ぐ走ることのできる安定性をいう。
傾斜ラグ溝16l,16rの終端16bから開口端16aに進むにつれ、溝深さが深くなることで、排水性の点で、陸部14l、14rから徐々に流れ込む水の量に対応して傾斜ラグ溝16l,16rの排水量を確保できる。しかも、終端部16bは、傾斜ラグ溝16l,16rの中で周方向溝16cに最も近い部分(図3(a)中の領域R1)であるが、この部分における傾斜ラグ溝16l,16rの溝深さは浅いので、陸部14l,14rの周方向溝12c近傍の陸部14l,14rの部分のタイヤ幅方向におけるブロック剛性を高めることができる。
また、陸部14l,14rのそれぞれにおいて、複数の浅溝20がタイヤ幅方向からみて重ならないように配置されている。このように浅溝20を設けることにより、陸部14l,14rの周方向溝12c近傍の陸部14l,14rの部分(図3(a)中の領域R1)のブロック剛性を高く維持することができ、その剛性を陸部14l,14rのそれ以外の部分に向けて滑らかに変化させて、偏摩耗を抑制させることができる。
浅溝20における溝深さは、周方向溝12l,12rの溝深さの2〜10%であることが好ましい。浅溝20は、陸部14l,14rの各部分において、ブロック剛性が高くなる部分に設けられることにより、偏摩耗性を向上させる。浅溝20の溝は浅いため、摩耗が進んだ状態では浅溝20自体が消滅して機能しないが、偏摩耗に最も大きく影響を与える摩耗初期段階で、陸部14l,14rにおけるブロック剛性のタイヤ周方向における変化を抑えることができ、偏摩耗を抑制することができる。
浅溝20の幅は0.2〜2mmであることが好ましい。幅が0.2mmの幅より狭いと、偏摩耗の向上が十分でなくなる。幅が2mmを超える場合、逆に各部分のブロック剛性のタイヤ周方向における変化が大きくなり、偏摩耗が発生しやすくなる。浅溝20の幅は、好ましくは、0.5〜1mmである。
ショルダーラグ溝22は、周方向溝12l,12rに開口していない。これにより、パターンノイズを低減することができ、排水性を確保しながら、乾燥路面上の操縦安定性を向上させることができる。
トレッドパターン10は、周方向溝を3本有するが、この3本の周方向溝により、湿潤路面上での排水性を向上させることができる。
トレッドパターン10の効果を調べるために、タイヤを試作した。試作したタイヤのサイズは、195/65R15 91Hである。実施例として作製したパターン1〜31、比較例1,2、および、従来例は、いずれも3本の周方向溝を有するトレッドパターンを採用した。試作したタイヤに15×6JJのリムに組み付け、内圧210kPaの条件で、1.8リットルクラスの乗用車に装着し、2名乗車の条件で排水性およびウェット操縦安定性を含むウェット性能と、偏摩耗性のほかに、乾燥路面上での操縦安定性(ドライ操縦安定性)とパターンノイズ(官能による評価)を調べた。
偏摩耗性は、所定の走行モード(平坦路、走行速度平均80km/時)にて10000km走行後の摩耗形態を、目視により数値化した。ウェット性能、ドライ操縦安定性およびパターンノイズについては、ドライバによる官能試験により評価を行った。ウェット性能、ドライ操縦安定性の評価結果は、値が高いほど優れていることを示す。また、パターンノイズの評価結果の数値も、値が高いほど、パターンノイズが低減することを示す。各性能の評価値に関して、値5は性能の許容限界レベルであり、タイヤとして値5以上が要求される。
図1に示すトレッドパターン10を含めた各パターンについて上記性能評価を行った。
パターン1は、図1に示す実施例のパターンである。パターン2は、傾斜ラグ溝の開口端が、タイヤセンターラインCL上の周方向主溝の側に位置する、図4に示す実施例のパターンである。比較例1は、図5に示すパターンである。比較例1では、傾斜ラグ溝から延びる細溝の閉塞端の位置が、右側の半トレッド部では、図5中の上方向に隣接する傾斜ラグ溝の終端を基準として、下方向の側にあり、上方向の側にないパターンである。また、左側の半トレッド部では、細溝の閉塞端の位置は、図5中の下方向に隣接する傾斜ラグ溝の終端を基準として、上方向の側にあり、下方向の側にないパターンである。従来例は、図6に示すパターンである。各パターンの寸法の情報および性能の評価結果は下記表1に示されている。
次に、下記表2に示すように、直線部の長さのみを変更したパターン3〜9と、比較例2のタイヤを作製し、各種性能評価を行った。表2では、直線部の長さは、図3(a)に示す長さL2に対する長さL1の比率で表されている。
次に、下記表3に示すように、傾斜ラグ溝のタイヤ幅方向の長さのみを変更したパターン10〜14を作製し、各種性能評価を行った。表3では、傾斜ラグ溝のタイヤ幅方向の長さは、図3(a)に示す幅W2に対する幅W1の比率で表されている。
次に、下記表4に示すように、傾斜ラグ溝から延びる細溝の開始端の位置のみを変更したパターン15〜19を作製し、各種性能評価を行った。表4では、傾斜ラグ溝から延びる細溝の開始端の位置は、図3(a)に示す幅W2に対する幅W3の比率で表されている。
次に、下記表5に示すように、傾斜ラグ溝から延びる細溝の閉塞端の位置のみを変更したパターン20〜25を作製し、各種性能評価を行った。表5では、細溝の閉塞端位置は、図3(a)に示す幅W2に対する幅W4の比率で表されている。
次に、下記表6に示すように、傾斜ラグ溝から延びる細溝の溝深さのみを変更したパターン26,27,1を作製し、各種性能評価を行った。
次に、下記表7に示すように、浅溝(図2(a),(b)中の符号20の部分)の溝深さのみを変更したパターン28,29,1を作製し、各種性能評価を行った。
次に、下記表8に示すように、ショルダーサイプの位置のみを変更したパターン30,31,1を作製し、各種性能評価を行った。なお、ショルダーサイプの位置とは、ショルダーサイプの開口端の、タイヤ周方向における位置である。この位置は、お互い隣接する傾斜ラグ溝の開口端間の距離を100%としたとき、ショルダーサイプの開口端の位置が、何%、傾斜ラグ溝の開口端の位置から離れているか、で表されている。
12,12c,12r,12l 周方向溝
14,14r,14l 陸部
16,16r,16l 傾斜ラグ溝
16a 開口端
16b 終端
16c 屈曲部
16d 直線部
18,18r,18l サイプ
18a 開始端
18b 閉塞端
20 浅溝
22 ショルダーラグ溝
24 ショルダー細溝
100 トレッド面
100A センター領域
100B,101B ショルダー領域
102 主溝
103 リブ
104 第1ラグ溝
105 サイプ
106 補助溝
107 リブ
Claims (18)
- トレッドパターンを有する空気入りタイヤであって、
タイヤトレッド部に、
タイヤ周方向に連続する2つの周方向溝と、
前記周方向溝間に挟まれてタイヤ周方向に連続する陸部に、一方の端として前記周方向溝の1つに開口した開口端を、他方の端として前記陸部で閉塞した終端を有し、前記開口端からタイヤ周方向のうちの第1方向に延びるようにタイヤ幅方向に対して傾斜した、タイヤ周上に設けられた複数の傾斜ラグ溝と、
前記傾斜ラグ溝のそれぞれの途中に開始端を有し、前記第1方向と反対の向きである第2方向に延び、前記開始端位置における前記傾斜ラグ溝の溝幅よりも細く、前記陸部で閉塞する閉塞端を有する細溝あるいはサイプと、を有し、
前記傾斜ラグ溝のそれぞれは、前記開口端と前記終端との間で湾曲した湾曲部、あるいは屈曲した屈曲部と、前記タイヤ周方向に略平行に延びる、前記終端を含む直線部と、を有し、
前記傾斜ラグ溝のそれぞれの前記細溝あるいはサイプの閉塞端は、前記傾斜ラグ溝のそれぞれに対して前記第2方向に隣接する傾斜ラグ溝の終端を基準として、タイヤ周方向において、前記第2方向の側に位置する、ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記トレッド部のうちタイヤセンターラインを挟んだ2つの半トレッド部のそれぞれは、前記傾斜ラグ溝と、前記細溝あるいはサイプと、を有し、
前記2つの半トレッド部の一方の前記傾斜ラグ溝の前記第1方向を第3方向といい、前記2つの半トレッド部の他方の前記傾斜ラグ溝の前記第1方向を第4方向というとき、前記第3方向と前記第4方向とは反対の向きであり、
前記2つの半トレッド部の一方の前記細溝あるいはサイプの前記第2方向を第5方向といい、前記2つの半トレッド部の他方の前記細溝あるいはサイプの前記第2方向を第6方向というとき、前記第5方向と前記第6方向とは反対の向きである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記傾斜ラグ溝の前記開口端は、前記2つの周方向溝のうち、前記トレッド部のタイヤセンターラインから遠い方の周方向溝に設けられている、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記2つの周方向溝のうち、前記トレッド部のタイヤセンターラインに近い方の周方向溝には、ラグ溝が開口しない、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
- 前記傾斜ラグ溝の深さは、前記開口端から前記終端に進むにしたがって浅くなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記傾斜ラグ溝の前記直線部の長さは、前記傾斜ラグ溝のタイヤ周方向に沿った長さの3〜75%である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記傾斜ラグ溝の前記終端と前記開口端との間のタイヤ幅方向における距離は、前記陸部の幅の50〜90%である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記細溝あるいはサイプの前記開始端と、前記傾斜ラグ溝の前記開口端との間のタイヤ幅方向における距離は、前記陸部の幅の5〜40%である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記細溝あるいはサイプの前記閉塞端と、前記傾斜ラグ溝の前記開口端との間のタイヤ幅方向における距離は、前記陸部の幅の20〜60%である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記細溝あるいはサイプは、前記細溝あるいはサイプの前記開始端の位置における前記傾斜ラグ溝の溝深さに対して50%〜100%の深さを有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- さらに、前記陸部には、前記細溝あるいはサイプに比べて深さが浅い浅溝を有し、
前記浅溝は、前記閉塞端のタイヤ周方向における位置と、前記傾斜ラグ溝の終端のタイヤ周方向における位置との間であって、前記細溝あるいはサイプの前記傾斜ラグ溝から延びる前記開始端のタイヤ幅方向における位置と、前記傾斜ラグ溝の開口端のない側の周方向溝のタイヤ幅方向における位置との間の前記陸部の領域に設けられている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記浅溝の一方の端部と前記細溝あるいはサイプの閉塞端との間の、タイヤ幅方向における離間距離は2mm以下である、請求項11に記載の空気入りタイヤ。
- 前記浅溝の他方の端部と前記傾斜ラグ溝の終端との間の、タイヤ幅方向における離間距離は2mm以下である、請求項11または12に記載の空気入りタイヤ。
- 前記浅溝の深さは、前記周方向溝の深さの2〜10%である、請求項11〜13のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド部のショルダー領域には、ショルダー領域の接地端に開口し、タイヤ周方向に沿って複数設けられた複数のショルダーラグ溝と、互いに隣接するショルダーラグ溝間に設けられた複数のショルダー細溝あるいはショルダーサイプと、を有し、
前記ショルダーラグ溝は、前記周方向溝のいずれにも開口せず、前記ショルダー細溝あるいはショルダーサイプは、前記周方向溝の1つに開口する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記周方向溝のうちの1つには、前記傾斜ラグ溝の前記開口端と、前記ショルダー細溝あるいはショルダーサイプの開口端とが設けられ、
前記ショルダー細溝あるいはショルダーサイプのショルダー開口端の、タイヤ周方向における位置は、前記傾斜ラグ溝の前記開口端のタイヤ周方向における位置から、前記傾斜ラグ溝の開口端と隣接する傾斜ラグ溝の開口端との間の距離の10%以上90%以下の距離離れている、請求項15に記載の空気入りタイヤ。 - 前記傾斜ラグ溝と前記細溝あるいはサイプが設けられる前記陸部は、前記トレッド部のタイヤセンターラインを挟んで両側の半トレッド部のそれぞれに設けられ、前記2つの周方向溝のうち、前記タイヤセンターラインに近い周方向溝と前記トレッド部のタイヤセンターラインとの間には、1つ以上の周方向溝が設けられている、請求項1〜16のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記傾斜ラグ溝と前記細溝あるいはサイプが設けられる前記陸部は、前記トレッド部のタイヤセンターラインを挟んで両側の半トレッド部のそれぞれに設けられ、
前記タイヤセンターライン上に前記2つの周方向溝のうち一方の周方向溝が設けられている、請求項1〜16のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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