JP4572511B2 - 光伝送システム及び光増幅方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、互いに波長の異なる複数信号チャネルを有する多重化信号光を伝送する光伝送システム、及び、その光伝送システムにおける多重化信号光の増幅方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
波長分割多重(WDM: Wavelength Division Multiplexing)光伝送システムは、所定の信号波長帯域に含まれる複数の信号チャネルが多重化された信号光(多重化信号光)が伝搬する光ファイバ伝送路を含み、大容量情報の高速送受信を可能にする。また、光ファイバ伝送路を信号光が伝搬する間に生じる伝送損失を補償するため、光増幅器が用いられる。
【0003】
上記光増幅器として幾つかの種類が知られている。例えば、希土類元素添加光ファイバ増幅器は、希土類元素(例えば、Er元素、Tm元素)が光導波領域に添加された光ファイバを光増幅媒体として利用し、この光ファイバに所定波長の励起光を供給して希土類元素を励起する。このような希土類元素の励起により、該希土類元素の励起準位と基底準位との間のエネルギー差に応じた特定信号波長域内の信号光を増幅することができる。
【0004】
また、ラマン増幅器は、信号光が伝搬する光伝送路における非線形光学現象の一種である誘導ラマン散乱現象を利用した光増幅器であり、例えば、光伝送路が石英系光ファイバである場合、信号波長より100nm程度短い波長の光がラマン増幅用励起光として利用される。また、半導体光増幅器は、電流供給により半導体内に反転分布を生じさせることで、その反転分布におけるエネルギー差に応じた特定波長帯域内の信号光を増幅する。
【0005】
これら各種の光増幅器のうち、希土類元素添加光ファイバ増幅器及び半導体光増幅器それぞれは、一般にモジュール化された集中定数型光増幅器として利用され。一方、ラマン増幅器は、集中定数型光増幅器として利用されるだけでなく、分布型光増幅器としても利用され得る。分布ラマン増幅器は、光増幅媒体としてはモジュール化された光伝送路を有さず、中継区間に敷設された光ファイバ伝送路において信号光をラマン増幅する。
【0006】
一方、更なる大容量化を図るべく、WDM光伝送システムに適用される信号波長帯域の拡大が求められている。すなわち、これまで使用されてきたCバンド(1530nm〜1565nm)に加えて、これより長波長側のLバンド(1565nm〜1625nm)も使用されるようになり、また、これより短波長側のSバンド(1460nm〜1530nm)の使用が検討されている。
【0007】
なお、従来の光伝送システムには、1530nm〜1610nmの信号波長帯域において、平坦な光SNRスペクトルを得るよう、分布型増幅型ファイバラマン増幅器を用いたシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−314902号公報(第3〜4頁、第1〜15図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
発明者らは、従来の光伝送システムを検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、S、C及びLバンドを含む広帯域でWDM光伝送を行うとともに光増幅器により複数チャネルの信号光を増幅する場合、信号チャネル間で生じる雑音指数(NF: Noise Figure)のバラツキが問題となる。ここで、雑音指数NFは、
NF=PASE/(h・ν・Δν・G) …(1)
なる式で表される。PASEは、光増幅器により生じる増幅された自然放出光(ASE光: Amplified Spontaneous Emission Light)の光パワーである。hはプランク定数であり、νは信号光周波数であり、Δνは信号光周波数の分解能であり、Gは光増幅器の利得である。信号波長帯域における雑音指数のバラツキが大きいと、雑音指数の最悪値に合わせたシステム設計を行う必要があるので、伝送容量や光中継距離に制限が生じる。
【0010】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、優れた雑音特性を有する光伝送システム及び光増幅方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光伝送システムは、光ファイバ伝送路と、該光ファイバ伝送路を伝搬する信号光に所望の利得を与えるとき、信号波長帯域における雑音特性を劣化させる要素として機能し得る光学デバイスとして、ラマン増幅器、希土類元素添加光ファイバ増幅器、半導体光増幅器などの集中型光増幅器を含むシステムにおいて、当該システム全体の雑音特性を改善するための構造を備える。
【0012】
光ファイバ伝送路上に集中型光増幅器が配置された光伝送システムでは、光ファイバ伝送路における損失の波長依存性と、信号チャネル間で生じる誘導ラマン散乱に起因したパワー遷移(SRS tilt: Stimulated Raman Scattering Tilt)の影響により、信号光パワーは長波長側よりも短波長側の方がより低下する。必然的に、集中型光増幅器の利得は、長波長側よりも短波長側の方が大きくなるため、このように集中型光増幅器を含む光ファイバ伝送路全体において、信号波長帯域における雑音指数は長波長側よりも短波長側でより劣化することになる。そこで、この発明に係る光伝送システムは、集中型光増幅器を含む光ファイバ伝送路全体の雑音特性を改善するべく、ラマン増幅器をさらに備えたことを特徴としている。このラマン増幅器は、分布型ラマン増幅器であっても、また、集中型ラマン増幅器であってもよく、上記集中型光増幅器の上流に配置される。特に、このラマン増幅器は、信号波長帯域において長波長側から短波長側に向かって信号チャネルの光パワーが大きくなるよう、上記集中型光増幅器に入射されるべき信号光を予めラマン増幅する。
【0013】
なお、上記ラマン増幅器が分布型ラマン増幅器である場合、互いに異なる波長の複数励起チャネルを有する励起光を出力する励起光源システムを備え、該励起光源システムからの励起光が供給されるラマン増幅用光ファイバとして、伝送路要素の上流側に位置する光ファイバ伝送路の一部が機能する。このとき、分布型ラマン増幅器における励起光源システムでは、ラマン増幅された信号光に含まれる信号チャネルの光パワーが長波長側から短波長側に向かって大きくなるよう、励起チャネルの光パワーがそれぞれ調節される。
【0014】
一方、この発明に係る光増幅方法は、信号波長帯域内に存在する互いに異なる波長を有する複数信号チャネルの信号光が伝搬する光ファイバ伝送路と、該光ファイバ伝送路上に配置され、該光ファイバ伝送路を伝搬する信号光に所望の利得を与えるとき、該信号波長帯域における雑音特性を長波長側から短波長側に向かって劣化させる要素として機能し得る光学デバイスとを備えた光伝送システムにおいて、その雑音特性を改善すべく、第1光増幅ステップと、該第1光増幅ステップに続いて行われる第2光増幅ステップを備る。
【0015】
具体的に、上記第1光増幅ステップは、上記光学デバイスの上流側に位置する上記光ファイバ伝送路の一部に複数チャネルの励起光を供給することにより、信号波長帯域において長波長側から短波長側に向かって信号チャネルの光パワーが大きくなるよう、上記信号光を予めラマン増幅する。また、上記第2光増幅ステップは、光ファイバ伝送路全体として、第1光増幅ステップにおいてラマン増幅された上記信号光を上記光学デバイスに導き、該光学デバイスにおいてさらにさらに増幅する。
【0016】
この発明によれば、複数信号チャネルの信号光は、まずラマン増幅器、好ましくは分布型ラマン増幅器により増幅された後、集中定数型光増幅器により更に増幅される。当該システム全体の利得特性は、分布ラマン増幅器及び集中定数型光増幅器それぞれの利得特性の総和となる。分布ラマン増幅器から出力される信号光は、集中定数型光増幅器に入射される前に、信号チャネルの光パワーが信号波長帯域内において長波長側から短波長側に向かって大きくなっている。集中定数型光増幅器は、光ファイバ伝送路全体として信号波長帯域における雑音指数を短波長側から長波長側に向かって劣化させる要素であり、上記ラマン増幅器の利得スペクトルが信号波長帯域の短波長側でより大きくなるよう予め調節されることで、該短波長側における利得を低減しても当該システム全体で必要な利得は確保され、結果的に雑音特性の劣化要因が緩和される。このように、雑音特性の劣化要因に信号光が入射される前に、該信号光をより短波長側で光パワーが大きくなるようラマン増幅することにより、システム全体として必要な利得を確保した状態で、信号波長帯域における雑音指数のバラツキを効果的に低減することができる。
【0017】
なお、上記ラマン増幅器から出力された信号光に含まれる信号チャネルのうち、信号波長帯域における最短波長の信号チャネルにおける光パワーと最長波長の信号チャネルにおける光パワーの差は、2dB以上であるのが好ましい。また、伝送路要素である上記集中型光増幅器の出力端における雑音特性として、信号波長帯域における最小雑音指数と最大雑音指数との差は、2dB以下であるのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る光伝送システム等の実施形態を、図1〜図6を用いて詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0019】
図1は、この発明に係る光伝送システムにおける一実施形態の構成を示す図である。この光伝送システム1は、光送信器10、光ファイバ伝送路20及び集中定数型光増幅器30を備える。また、光ファイバ伝送路20の終端近傍に光カプラ21が設けられ、この光カプラ21に励起光源部22(励起光源システムに含まれる)が接続されている。
【0020】
光送信器10は、所定の信号波長帯域に含まれる、互いに異なる波長の複数信号チャネルを有する信号光(多重化信号光)を送出する。光ファイバ伝送路20は、光送信器10と集中定数型光増幅器30との間の中継区間に敷設されており、光送信器10から送出された多重化信号光を集中定数型光増幅器30へ向けて伝送する。集中定数型光増幅器30はモジュール化された構造を有し、光中継器あるいは光受信器内に設けられている。光ファイバ伝送路20を伝搬してきた多重化信号光は入力端31を介して当該集中型光増幅器に入力される。入力された多重化信号光は一括増幅された後、出力端32を介して受信器に導く光ファイバ伝送路に送出される。
【0021】
励起光源部22は1又はそれ以上の励起チャネルの励起光(ラマン増幅用励起光)を出力する。光カプラ21は、励起光源部22から出力されたラマン増幅用励起光を、多重化信号光の伝搬方向とは逆方向から光ファイバ伝送路20へ供給する。また、この光カプラ21は、光ファイバ伝送路20から到達した多重化信号光を、集中定数型光増幅器30へ向かって出力する。すなわち、これら光ファイバ伝送路20、光カプラ21及び励起光源部22は、ラマン増幅用励起光が供給された光ファイバ伝送路20により信号波長帯域内の複数信号チャネルの信号光を伝送しながらラマン増幅する分布ラマン増幅器を構成している。特に、この分布ラマン増幅器は、信号波長帯域内において短波長であるほど信号チャネルの光パワーが大きくなるよう、多重化信号光を出力する。
【0022】
光ファイバ伝送路20は、波長1.3μm付近に零分散波長を有する標準的なシングルモード光ファイバ、波長1.3μmより長波長側に零分散波長を有し波長1.55μmにおいて小さい正の波長分散を有する非零分散シフト光ファイバ、波長1.55μm付近に零分散波長を有する零分散シフト光ファイバ、コア領域が実質的に純石英ガラスであってクラッド領域にF元素が添加されている純石英コア光ファイバ、及び、実効断面積が通常の光ファイバより拡大されているシングルモード光ファイバ、等の何れの光ファイバで構成されてもよい。また、光ファイバ伝送路20は、これらのうち何れか2種以上の光ファイバが接続された構成であってもよいし、これらのうち何れか1種以上の光ファイバと分散補償光ファイバとが接続された構成であってもよい。
【0023】
集中定数型光増幅器30は、希土類元素添加光ファイバ増幅器、ラマン増幅器及び半導体光増幅器の何れであってもよい。希土類元素添加光ファイバ増幅器としては、Er元素が添加された光ファイバを光増幅媒体として利用し、CバンドやLバンドの信号光を増幅するタイプや、Tm元素が添加された光ファイバを光増幅媒体として利用し、Sバンドの信号光を増幅するタイプがある。光ファイバ伝送路20の累積波長分散の絶対値が大きい場合には、この集中定数型光増幅器30は分散補償機能をも有するのが好ましい。
【0024】
また、中継スパンが長距離であって伝送損失が大きい場合には、所望の利得を得るために、多段構成の集中定数型光増幅器30を利用するのが好ましい。特に、中継スパンが長距離であって、集中定数型光増幅器30がラマン増幅器である場合には、所望の利得を得るためのみでなく、光増幅器内部で生じるレイリー散乱光やダブルレイリー散乱光の影響を低減するためにも、多段構成の集中定数型光増幅器30が適している。
【0025】
図1に示された光伝送システム1では、集中定数型光増幅器30は2段構成のラマン増幅器となっている。すなわち、この集中定数型光増幅器30は、入力端31より出力端32へ向かう信号光伝搬経路(光送信器10と光受信器との間に設けられる光ファイバ伝送路の一部を構成する)に沿って順に、光アイソレータ331、光カプラ311、光ファイバ341、光カプラ312、光アイソレータ332、光カプラ313、光ファイバ342及び光カプラ314を備えており、また、光カプラ311に接続された励起光源部321、光カプラ312に接続された励起光源部322、光カプラ313に接続された励起光源部323、及び、光カプラ314に接続された励起光源部324をも備えている。
【0026】
光アイソレータ331、332それぞれは、入力端31から出力端32へ向かう順方向には光を通過させるが、逆方向には光を通過させない。励起光源部321〜324それぞれはラマン増幅用励起光を出力する。
【0027】
光カプラ311は、励起光源部321から到達したラマン増幅用励起光を光ファイバ341へ供給(前方励起)するとともに、光アイソレータ331から到達した信号光を光ファイバ341へ出力する。光カプラ312は、励起光源部322から到達したラマン増幅用励起光を光ファイバ341へ供給(後方励起)するとともに、光ファイバ341から到達した信号光を光アイソレータ332へ出力する。
【0028】
光カプラ313は、励起光源部323から到達したラマン増幅用励起光を光ファイバ342へ供給(前方励起)するとともに、光アイソレータ332から到達した信号光を光ファイバ342へ出力する。光カプラ314は、励起光源部324から到達したラマン増幅用励起光を光ファイバ342へ供給(後方励起)するとともに、光ファイバ342から到達した信号光を出力端32へ出力する。
【0029】
光ファイバ341、342それぞれは、ラマン増幅用励起光が供給されることで信号光を一括増幅する光増幅媒体である。光ファイバ341は、光カプラ311、312を介して供給された、励起光源部321、322からのラマン増幅用励起光により、光カプラ311を介して入力された信号光をラマン増幅し、そのラマン増幅された信号光を光カプラ312へ出力する。光ファイバ342は、光カプラ313、314を介して供給された、励起光源部323、324からのラマン増幅用励起光により光カプラ313を介して入力された信号光をラマン増幅し、そのラマン増幅された信号光を光カプラ314へ出力する。
【0030】
光ファイバ341、342それぞれは、既述した各種の光ファイバの何れであってもよいし、負の波長分散を有する分散補償光ファイバ、非線形屈折率が大きいかあるいは実効断面積が小さい高非線形性光ファイバ、及び、所定の屈折率プロファイル及び所望の光学的特性を実現するために長手方向に沿った孔が断面内に分布しているホーリ光ファイバ、等の何れであってもよい。また、光ファイバ341、342それぞれは、これらのうちの何れか2種以上の光ファイバが接続された構成であってもよい。
【0031】
光ファイバ341、342それぞれは、光ファイバ伝送路の波長分散を補償する機能を有するのが好ましく、また、光ファイバ伝送路の分散スロープをも補償するのが好ましい。この場合、光ファイバ341、342それぞれは、単一種類の光ファイバで信号波長帯域全体における波長分散を補償してもよいが、複数種類の光ファイバの組み合わせにより信号波長帯域全体における波長分散を補償してもよい。
【0032】
励起光源部21及び励起光源部321〜324それぞれは、例えば、ファブリ・ペロー型の半導体レーザ光源(FP-LD)、このFP-LDと光ファイバグレーティングとを組み合わせて出力波長の安定化を図るファイバグレーティングレーザ光源、分布帰還型レーザ光源、及び、ラマンレーザ光源、等の光源を含むのが好ましい。
【0033】
また、励起光源部21及び励起光源部321〜324それぞれは、広帯域で所望の利得スペクトルを得るために、複数波長の励起光を出力するのが好ましい。この場合、励起光源部21及び励起光源部321〜324それぞれは、ラマン増幅用励起光に含まれる励起光成分(それぞれ励起チャネルに相当)を出力する複数の光源、及び、これら複数の光源より出力された励起光成分を合波して出力する光合波器を含む。
【0034】
励起光源部21及び励起光源部321〜324それぞれは、それに含まれる光源が偏波依存性を有する場合に、光源より出力された励起光を偏波合成する偏波合成器を含むのが好ましく、光源から出力された励起光を無偏光化するデポラライザを含んでもよい。
【0035】
ラマン増幅が行われる光増幅媒体である光ファイバ伝送路20及び光ファイバ341、342それぞれは、信号光伝搬方向と同一方向に励起光が供給(前方励起)されてもよいし、信号光伝搬方向と逆の方向に励起光が供給(後方励起)されてもよい。また、双方向に励起光が供給(双方向励起)されてもよい。図1に示された光通信システム1では、光ファイバ伝送路20は後方励起され、光ファイバ341、342それぞれは双方向励起されている。
【0036】
図2は、図1に示された光伝送システム1の動作を説明するためのグラフである。図2(a)は、光ファイバ伝送路20を伝搬した後の信号光パワーの波長特性(パワースペクトル)を示し、グラフG200aは当該光伝送システム1のパワースペクトル、グラフG200bは比較例のパワースペクトルを示す。図2(b)は、当該光伝送システム1全体の利得特性を示し、グラフG210aは光伝送システム1のNET利得、グラフG210bは比較例のNET利得を示す。また、図2(c)は、集中定数型光増幅器30により増幅された後の雑音特性を示し、グラフ220aは当該光伝送システム1の雑音指数、グラフG220bは比較例の雑音指数を示す。なお、この実施形態に係る光伝送システム1は、図1に示されたように、光ファイバ伝送路20と、集中型光増幅器30と、該光ファイバ伝送路20をラマン増幅用光ファイバとして利用する分布定数型ラマン増幅器とを備える。一方、比較例に係る光伝送システムは、当該実施形態と同様に、光ファイバ伝送路20と、集中型光増幅器30とを備えるが、該集中型光増幅器30に到達する前に信号光をラマン増幅する構造は備えていない。
【0037】
信号波長帯域に含まれる複数信号チャネルの信号光は、光送信器10から欠く信号チャネルが多重化された状態で光ファイバ伝送路20へ送出される。この光ファイバ伝送路20には励起光源部22からラマン増幅用励起光が供給されており、光ファイバ伝送路20を伝搬している間に信号光はラマン増幅される。また、上述のように、光ファイバ伝送路20を伝搬した後の多重化信号光は、短波長の信号チャネルであるほど高パワーとなり、信号波長帯域の最短波長及び最長波長それぞれにおける信号チャネルの光パワーの差ΔPが2dB以上であるのが好ましい(図2(a)中のグラフG200a)。なお、光ファイバ伝送路20において信号光がラマン増幅されない場合(比較例)では、光ファイバ伝送路20の伝送損失の波長特性や信号チャネル間で生じる誘導ラマン散乱に起因したパワー遷移の影響により、短波長側の光パワーが小さくなる(図2(a)中のグラフG200b)。
【0038】
光ファイバ伝送路20を伝搬した信号光は、入力端31を介して集中定数型光増幅器30に入力し、この集中定数型光増幅器30により増幅された後、出力端32を介して出力される。このとき、励起光源部321〜324それぞれから出力される励起チャネルの波長及び光パワーが適切に設定されて、集中定数型光増幅器30から出力される信号チャネルそれぞれの光パワーが一定となるように、集中定数型光増幅器30における増幅動作が制御される。すなわち、光ファイバ伝送路20を含む分布ラマン増幅器及び集中定数型光増幅器30を含む全体の利得の波長依存性が平坦となるように、集中定数型光増幅器30における増幅動作が制御される(図2(b))。
【0039】
したがって、この発明では、集中定数型光増幅器30に入力される信号光は短波長の信号チャネルほど高パワーであるので、集中定数型光増幅器30の利得スペクトルは短波長であるほど小さくなるように設定され、それゆえ、集中定数型光増幅器30により増幅された後の雑音指数が改善される(図2(c)中のグラフ220a)。信号波長帯域における雑音指数のバラツキ(=最大雑音指数−最小雑音指数)が2dB以下であるのが好ましい。一方、比較例では、集中定数型光増幅器30に入力される信号光は短波長の信号チャネルほど低パワーであるので、集中定数型光増幅器30の利得スペクトルは短波長であるほど大きくなるように設定され、それゆえ、集中定数型光増幅器30により増幅された後の雑音指数は短波長側で著しく劣化する(図2(c)中のグラフG220b)。
【0040】
【実施例】
次に、この発明に係る光伝送システムにおける実施例の具体的な構成について、比較例とともに説明する。光送信器10から送出される多重化信号光は、信号波長帯域1520nm〜1620nmに含まれる光周波数間隔100GHzの126チャネルを含み、各信号チャネルの光パワーは0dBmであった。実施例及び比較例それぞれにおける光ファイバ伝送路20は、標準的なシングルモード光ファイバであって、長さが100kmであった。
【0041】
図3(a)及び図3(b)は、実施例に係る光伝送システムの集中定数型光増幅器30に含まれる光ファイバ341、342それぞれの伝送損失特性及び波長分散特性を示すグラフである。光ファイバ341、342それぞれは、ファイバ非線形性(自己位相変調による位相シフト)とラマン増幅特性とのトレードオフを考慮して設計されており、光ファイバ伝送路20の波長分散を広帯域に亘って補償することができる。光ファイバ341、342それぞれの長さは5.5kmであった。なお、比較例でも同様である。
【0042】
光ファイバ341、342それぞれは、波長1480nmにおいて、0.51dB/kmの伝送損失α、−109.2ps/nm/kmの波長分散、−0.46ps/nm2/kmの分散スロープ、214.1ps/nm/dBのFOM−d、3.9m/Wのラマン利得係数gR、13μm2の実効断面積Aeff、1.6(1/W/dB)のFOM-rを有する。光ファイバ341、342それぞれは、波長1550nmにおいて、0.40dB/kmの伝送損失α、−147.7ps/nm/kmの波長分散、−0.60ps/nm2/kmの分散スロープ、343.5ps/nm/dBのFOM−d、3.9m/Wのラマン利得係数gR、16μm2の実効断面積Aeff、5.1(1/W/dB)のFOM-rを有する。また、光ファイバ341、342それぞれは、波長1600nmにおいて、0.42dB/kmの伝送損失α、−173.4ps/nm/kmの波長分散、−0.38ps/nm2/kmの分散スロープ、412.0ps/nm/dBのFOM−d、3.9m/Wのラマン利得係数gR、19μm2の実効断面積Aeff、6.5(1/W/dB)のFOM-rを有する。
【0043】
なお、ファイバ長の影響とは無関係にラマン利得特性を評価すべく、上記FOM−r(Figure of Merit of Raman)は、励起光波長において、αに対するgR/Aeffの比として定義されている。また、ファイバ長とは無関係に分散特性を評価すべく、FOM−d(Figure of Merit of Dispersion)は、信号光波長において、αに対する波長分散の比で定義されている。
【0044】
図4は、実施例及び比較例それぞれにおけるラマン増幅用励起光の波長及びパワーを纏めた表である。なお、この表中で空欄は未使用波長であることを意味する。
【0045】
実施例では、励起光源部22から光ファイバ伝送路20へ供給されるラマン増幅用励起光は、それぞれ波長1405nm(パワー197.3mW)、波長1410nm(パワー63.1mW)、波長1420nm(パワー123.1mW)、波長1440nm(パワー74.1mW)、及び、波長1455nm(パワー30.0mW)の5チャネルを含む。励起光源部321から光ファイバ341へ順方向に供給されるラマン増幅用励起光は、それぞれ波長1405nm(パワー199.5mW)、及び、波長1425nm(パワー100.0mW)の2チャネルを含む。励起光源部322から光ファイバ341へ逆方向に供給されるラマン増幅用励起光は、それぞれ波長1405nm(パワー199.5mW)、波長1425nm(パワー72.5mW)、波長1455nm(パワー34.2mW)、波長1470nm(パワー31.8mW)、波長1480nm(パワー36.9mW)、及び、波長1515nm(パワー46.5mW)の6チャネルを含む。励起光源部323から光ファイバ342へ順方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1405nm(パワー199.5mW)、及び、波長1420nm(パワー103.2mW)の2チャネルを含む。励起光源部324から光ファイバ342へ逆方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1405nm(パワー199.5mW)、波長1420nm(パワー199.5mW)、波長1440nm(パワー65.8mW)、波長1470nm(パワー76.4mW)、波長1480nm(パワー27.7mW)、及び、波長1515nm(パワー54.7mW)の6チャネルを含む。
【0046】
比較例において、励起光源部22から光ファイバ伝送路20へラマン増幅用励起光は供給されなかった。励起光源部321から光ファイバ341へ順方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1405nm(パワー199.5mW)、波長1410nm(パワー199.5mW)、及び、波長1425nm(パワー199.5mW)の3チャネルを含む。励起光源部322から光ファイバ341へ逆方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1405nm(パワー199.5mW)、波長1410nm(パワー79.4mW)、波長1425nm(パワー79.4mW)、波長1455nm(パワー54.4mW)、波長1470nm(パワー34.7mW)、波長1480nm(パワー12.5mW)、及び、波長1515nm(パワー30.3mW)7チャネルを含む。励起光源部323から光ファイバ342へ順方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1420nm(パワー199.5mW)の1チャネルのみ含む。励起光源部324から光ファイバ342へ逆方向に供給されるラマン増幅用励起光は、波長1405nm(パワー199.5mW)、波長1410nm(パワー199.5mW)、波長1420nm(パワー199.5mW)、波長1440nm(パワー133.4mW)、波長1470nm(パワー27.6mW)、波長1480nm(パワー23.8mW)、及び、波長1515nm(パワー22.2mW)の7チャネルを含む。
【0047】
図5(a)及び図5(b)は、実施例及び比較例それぞれにおける利得特性及び雑音特性をそれぞれ示すグラフである。これらグラフに示されたように、実施例及び比較例の何れでも、光ファイバ伝送路20の伝送損失と同程度の利得が得られた。雑音特性については、比較例では、短波長側で劣化しており、信号波長帯域内における雑音指数の偏差は5.2dBであった。実施例では、短波長側で比較例に対して6.0dBだけ改善されており、信号波長帯域内における雑音指数のバラツキ(=最大雑音指数−最小雑音指数)は1.6dBであった。
【0048】
図6(a)及び図6(b)は、実施例及び比較例それぞれにおけるMPIクロストーク(Multi-Path Interference Cross Talk)特性及び非線形位相シフト特性をそれぞれ示すグラフである。MPIクロストークは、信号光強度に対する多経路干渉強度の比を表す(V. Curri, et al., "STATISTICAL PROPERTIES AND SYSTEM IMPACT OF MULTI-PATH INTERFERENCE IN RAMAN AMPLIFIERS", Proc. 27th Eur. Conf. on Opt. Comm. (ECOC2001-Amsterdam) Tu.A.1.2参照)。また、非線形位相シフトは、光伝送路内部で生じる自己位相変調により生じる。実施例では、MPIクロストーク及び非線形位相シフトは何れも良好であった。
【0049】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数信号チャネルの信号光は、先ず分布ラマン増幅器によりラマン増幅され、その後に集中定数型光増幅器により増幅される。全体の利得特性は、分布ラマン増幅器及び集中定数型光増幅器それぞれの利得特性を総合したものとなる。分布ラマン増幅器から出力される信号光は、信号波長帯域内において短波長の信号チャネルほど高パワーになるようラマン増幅された後、集中定数型光増幅器に入力される。したがって、集中定数型光増幅器では信号波長帯域における短波長側の利得を大きくする必要がないため、所望の利得を確保した状態でシステム全体における雑音指数のバラツキが大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光伝送システムにおける一実施形態の構成を示す図である。
【図2】図1に示された光伝送システムの動作を説明するためのグラフである。
【図3】図1に示された光伝送システムにおける集中定数型光増幅器に含まれる光ファイバの伝送損失特性及び波長分散特性を示すグラフである。
【図4】この発明に係る光伝送システムの実施例及び比較例それぞれにおけるラマン増幅用励起光の波長及びパワーを纏めた表である。
【図5】は、この発明に係る光伝送システムの実施例及び比較例それぞれにおける利得特性及び雑音特性(雑音指数)を示すグラフである。
【図6】この発明に係る光伝送システムの実施例及び比較例それぞれにおけるMPIクロストーク特性及び非線形位相シフト特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1…光伝送システム、10…光送信器、20…光ファイバ伝送路、21…光カプラ、22…励起光源部、30…集中定数型光増幅器、311〜314…光カプラ、321〜324…励起光源部331、332…光アイソレータ、341、342…光ファイバ。
Claims (6)
- 信号波長帯域内に存在する互いに異なる波長を有する複数信号チャネルの信号光を送出する送信器と、
前記信号光が伝搬する光ファイバ伝送路と、
前記光ファイバ伝送路上に配置され、前記信号波長帯域における雑音特性を長波長側から短波長側に向かって劣化させる要素として機能する多段構成の集中定数型ラマン増幅器とを備え、S、C及びLバンドを含む広帯域でWDM光伝送を行う光伝送システムであって、
前記信号光の進行方向から見て前記集中定数型ラマン増幅器の上流側に配置され、前記信号波長帯域における信号チャネルの光パワーが長波長側から短波長側に向かって大きくなるよう、前記集中定数型ラマン増幅器に入射される前記信号光を予めラマン増幅するラマン増幅器を備え、
前記ラマン増幅器は、互いに異なる波長の複数励起チャネルを有する励起光を出力する励起光源システムと、そして、該励起光源システムから励起光が供給されるラマン増幅用光ファイバとして、前記信号光の進行方向から見て前記集中定数型ラマン増幅器の上流側に位置する前記光ファイバ伝送路の一部を備えた分布型ラマン増幅器を含み、
前記分布型ラマン増幅器は、ラマン増幅された信号光に含まれる信号チャネルの光パワーが長波長側から短波長側に向かって大きくなるよう、前記励起チャネルの光パワーをそれぞれ調節することを特徴とする光伝送システム。 - 前記ラマン増幅器から出力された信号光に含まれる信号チャネルのうち、前記信号波長帯域における最短波長の信号チャネルにおける光パワーと最長波長の信号チャネルにおける光パワーの差は、2dB以上であることを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
- 前記集中定数型ラマン増幅器の出力端における雑音特性として、前記信号波長帯域における最小雑音指数と最大雑音指数との差は、2dB以下であることを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
- 信号波長帯域内に存在する互いに異なる波長を有する複数信号チャネルの信号光が伝搬する光ファイバ伝送路と、該光ファイバ伝送路上に配置され、該信号波長帯域における雑音特性を長波長側から短波長側に向かって劣化させる要素として機能する多段構成の集中定数型ラマン増幅器とを備え、S、C及びLバンドを含む広帯域でWDM光伝送を行う光伝送システムにおける光増幅方法であって、
前記信号光の伝搬方向から見て前記集中定数型ラマン増幅器の上流側に位置する前記光ファイバ伝送路の一部に複数励起チャネルの励起光を供給し、前記信号波長帯域において長波長側から短波長側に向かって信号チャネルの光パワーが大きくなるよう、前記信号光を予めラマン増幅する第1光増幅ステップと、
前記第1光増幅ステップに続いて行われるステップであって、ラマン増幅された前記信号光を前記集中増幅型ラマン増幅器に導き、該集中増幅型ラマン増幅器においてさらに増幅する第2光増幅ステップを備え、
前記第1光増幅ステップにおいて、前記励起光に含まれる複数励起チャネルの光パワーは、ラマン増幅された信号光に含まれる信号チャネルの光パワーが長波長側から短波長側に向かって大きくなるよう、それぞれ調節されることを特徴とする光増幅方法。 - 前記第1光増幅ステップにおいてラマン増幅された信号光の信号チャネルのうち、前記信号波長帯域における最短波長の信号チャネルにおける光パワーと最長波長の信号チャネルにおける光パワーの差は、2dB以上であることを特徴とする請求項4記載の光増幅方法。
- 前記第2光増幅ステップにおける増幅後の雑音特性として、前記信号波長帯域における最小雑音指数と最大雑音指数との差は、2dB以下であることを特徴とする請求項4記載の光増幅方法。
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