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JP4480775B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。特に、炭化珪素基板に導入した導電性不純物を活性化するアニール処理に関する。
炭化珪素を基板材料に用いた半導体装置が多く開発されている。炭化珪素基板を用いた半導体装置の製造では、導入した導電性不純物を活性化させるために、炭化珪素基板を2000℃近くの高温まで加熱するアニール処理が実施される。このような高温なアニール処理では、炭化珪素基板がダメージを受けることがある。即ち、炭化珪素基板の表面からシリコン原子や導電性不純物が外部へ離脱し、炭化珪素基板の表面が荒れるといった問題や、表層部の不純物濃度が低下するといった問題が生じやすい。
上記の問題に対して、特許文献1には、アニール処理に先立って、炭化珪素基板の表面をキャップ層で被覆する技術が開示されている。この技術では、キャップ層をDLC(ダイヤモンドライクカーボン)によって形成する。特許文献1によると、DLCで形成されたキャップ層は、アニール処理時に水素原子や酸素原子が離脱し、グラファイト化される。グラファイトは、その融点が3000℃を超える。そのことから、キャップ層をDLCで形成しておくと、2000℃近くの高温でアニール処理を実施しても、炭化珪素基板の表面が確実に保護されることになる。
特開2001−68428号公報
特許文献1の技術によると、グラファイト化したキャップ層は、酸化させることによって除去することができる。しかしながら、炭素原子が強固に結合し合うグラファイトを完全に酸化させることは容易ではない。そのことから、特許文献1の技術では、グラファイト化したキャップ層を酸化させるために、プラズマ化した酸素を照射する工程が必要とされている。
上記の問題を鑑み、本発明は、炭化珪素基板の表面に形成したキャップ層を、後の工程で容易に除去することができる技術を提供する。
本発明は、半導体装置の製造方法に具現化される。この半導体装置の製造方法は、炭化珪素基板に導電性不純物を導入する導入工程と、導電性不純物を導入した炭化珪素基板の表面に金属炭化物からなるキャップ層を形成する被覆工程と、キャップ層を形成した炭化珪素基板を脱酸素雰囲気下で加熱処理し、炭化珪素基板に導入した導電性不純物を活性化させる第1アニール工程と、第1アニール工程後の炭化珪素基板を酸素含有雰囲気下で加熱処理し、キャップ層を酸化させる第2アニール工程と、第2アニール工程後の炭化珪素基板から前記キャップ層を除去する除去工程を備えている。
本発明に係る製造方法では、キャップ層を形成する材料に金属炭化物が用いられる。金属炭化物は、例えばグラファイトと異なり、比較的に低い酸化開始温度まで加熱されることで容易に酸化する。そのことから、第2アニール工程では、キャップ層をその酸化開始温度まで加熱すれば、キャップ層を確実に酸化させることができる。金属炭化物で形成されたキャップ層は、酸化されることによって非常に脆くなり、容易に除去することが可能となる。
本発明に係る製造方法によると、炭化珪素基板に形成したキャップ層を、複雑な工程を必要とすることなく、容易に除去することができる。
前記したキャップ層を形成する材料は、融点が第1アニール工程における処理温度以上であるとともに、酸化開始温度が1000℃以下の金属炭化物であることが好ましい。
それにより、第2アニール工程における処理温度を1000℃以下に抑えることができ、第2アニール工程によって炭化珪素基板にダメージを与えてしまうことが防止される。
さらに、キャップ層を形成する材料は、融点が炭化珪素基板の融点よりも高い金属炭化物であることが好ましい。
第1アニール工程における処理温度は、活性化させる導電性不純物の種類によって様々に設定されるが、炭化珪素の融点以上の温度範囲に設定されることはない。そのことから、キャップ層を形成する材料の融点が炭化珪素の融点以上であると、第1アニール工程における処理温度にかかわらず、炭化珪素の表面を確実に保護することができる。
前記したキャップ層を形成する材料は、炭化タンタル、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化ハフニウム、炭化バナジウム、炭化ニオブのうちの一又は複数であることが好ましい。
これらの金属炭化物は、融点が3000℃以上であるとともに、酸化開始温度が1000℃以下であり、キャップ層を形成する材料に好適に採用することができる。特に炭化タンタルは、酸化反応によって酸化タンタルに変化する際に、不動態膜が形成されないことから、キャップ層の深部でも酸化反応が確実に進行する。また、酸化タンタルは非常に脆い性質を有するので、酸化反応時の体積変化によってキャップ層には多数の亀裂が生成される。それにより、キャップ層を炭化タンタルで形成しておくと、キャップ層の全体を確実に酸化させることができるとともに、酸化後のキャップ層を容易に除去することができる。
本発明によると、炭化珪素基板の表面を保護するキャップ層を、後の工程で容易に除去することが可能となり、炭化珪素を利用する半導体装置の製造システムを簡素に構成することが可能となる。
最初に、本発明の好適な実施形態を列記する。
(形態1) 炭化珪素基板は、六方晶構造の4H−SiCであり、オフ角度を有することが好ましい。
(形態2) 第1アニール処理は、窒素やアルゴンといった不活性ガス雰囲気下で実施することが好ましい。
(形態3) 第1アニール処理の処理温度は、炭化珪素基板内の導電性不純物を活性化させる温度であって、1000℃以上2000℃以下の温度範囲で実施することが好ましい。
(形態4) 第2アニール処理は、窒素やアルゴンといった不活性ガスと酸素との混合気雰囲気下で実施することが好ましい。
(形態5) 第2アニール処理の処理温度は、炭化珪素基板の結晶構造に影響を与えない温度であって、1000℃以下で実施することが好ましい。
(形態6) 第2アニール処理は、第1アニール処理で加熱された炭化珪素基板の余熱を利用して行うことが好ましい。即ち、第1アニール処理で加熱された炭化珪素基板の温度が、キャップ層の酸化開始温度以上1000℃以下となった時点で、炭化珪素基板を酸素含有雰囲気下に配置することが好ましい。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明を実施した半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。なお、本実施例では、図2、図3に示す半導体装置10を製造する製造方法について説明する。半導体装置10は、ショットキバリアダイオード構造部12とpnダイオード構造部14が交互に形成された、いわゆるジャンクションバリアショットキダイオード(JBS)である。
本実施例の製造方法を説明するに前に、半導体装置10の構造について説明しておく。図2に示すように、半導体装置10は、主に、炭化珪素基板30と、炭化珪素基板30の上面30aに形成された上部電極20と、炭化珪素基板30の下面30bに形成された下部電極50を備えている。
炭化珪素基板30は、六方晶の結晶構造を有する炭化珪素の結晶体(詳しくは4H−SiC)であり、4度のオフ角度を有している。炭化珪素基板30は、n型の不純物を高濃度に含むコンタクト層32と、n型の不純物を低濃度に含むドリフト層34を有している。本実施例の半導体装置10では、一例として、n型の不純物に窒素(N)が用いられている。また、コンタクト層32の不純物濃度は5×1018/cm3に調整されており、ドリフト層34の不純物濃度は5×1015/cm3に調整されている。また、ドリフト層34の厚みは13μmである。
炭化珪素基板30には、p型半導体領域36が形成されている。p型半導体領域36は、炭化珪素基板30のうち、pnダイオード構造部14となる範囲に形成されている。pnダイオード構造部14では、炭化珪素基板30の下面30bから上面30aまでの間に、n型半導体領域(コンタクト層32及びドリフト層34)とp型半導体領域36が積層されている。一方、ショットキバリアダイオード構造部12となる範囲では、炭化珪素基板30の下面30bから上面30aまでの間に、n型半導体領域(コンタクト層32及びドリフト層34)のみが存在する構造となっている。
p型半導体領域36は、ドリフト層34の上層部分に形成されており、炭化珪素基板30の上面30aに露出している。本実施例の半導体装置10では、一例として、p型の不純物にアルミニウム(Al)が用いられており、その不純物濃度は1×1019/cm3に調整されている。
図3は、図2中のIII−III線断面図であり、炭化珪素基板30の上面30aを示している。図2、図3に示すように、p型半導体領域36は、図中の左右方向に沿って、ストライプ状に形成されている。それにより、炭化珪素基板30の上面30aには、図中の左右方向に沿って、n-型のドリフト層34とp型半導体領域36が交互に露出している。本実施例の半導体装置10では、一例として、p型半導体領域36の幅が2μmとなっており、p型半導体領域36のピッチ(間隔)が5μmとなっており、その厚みDが0.5μmとなっている。ただし、p型半導体領域36の各寸法は、これらの数値に限定されない。
さらに、p型半導体領域36を形成するパターンは、本実施例のようなストライプ状に限定されない。例えばp型半導体領域36は、格子状のパターンで形成してもよいし、ハニカム状のパターンで形成してもよい。
次に、上部電極20について説明する。図2に示すように、上部電極20は、主に、第1種類の金属材料で形成されたショットキ電極22と、第2種類の金属材料で形成された主電極24を有している。即ち、ショットキ電極22と主電極24は、互いに異なる金属材料によって形成されている。ショットキ電極22は、炭化珪素基板30の上面30aに露出するドリフト層34にショットキ接触しているとともに、炭化珪素基板30の上面30aに露出するp型半導体領域36に略オーミック接触している。主電極24は、ショットキ電極22の上部に形成されており、ショットキ電極22を上方から覆っている。本実施例では、一例として、ショットキ電極22がモリブデンによって形成されており、主電極24がアルミニウムによって形成されている。また、ショットキ電極22の厚みは200nmとなっており、主電極24の厚みは3μmとなっている。
下部電極50は、炭化珪素基板30の下面30bに形成されており、コンタクト層32にオーミック接触している。下部電極50には、一般的なオーミック接触電極の構造を採用することができる。具体的には、下部電極50は、Ti/Ni/Auの積層構造や、NiSi/Ni/Auの積層構造とすることができる。
次に、半導体装置10の動作について説明する。半導体装置10に逆方向バイアスを印加した場合(上部電極20が低電位)、p型半導体領域36とドリフト層34の間のpn接合面から空乏層が伸び、ショットキ電極22が接合されたドリフト層34が空乏化される。それにより、ショットキバリアダイオード構造部12における漏れ電流の発生やサージ耐力不足が改善される。一方、順方向バイアス時には、ショットキバリアダイオード構造部12によって、順方向電圧降下(オン抵抗)が抑制される。
次に、図1に示すフローチャートに沿って、半導体装置10の製造方法について説明する。なお、以下の説明では一つの半導体装置10を製造する過程のみを示すが、一般的な半導体装置の製造方法と同様に、単一のウエハから複数の半導体装置10が同時に製造される。
先ず、ステップS10では、図4に示すように、n型の炭化珪素ウエハ32を準備する。炭化珪素ウエハ32は、半導体装置10の完成時にコンタクト層32となるものである。本実施例では、後述するエピタキシャル成長時に均質な結晶構造を得るために、4度のオフ角度を有する4H構造の炭化珪素ウエハ32を準備する。
次に、ステップS20では、図5に示すように、炭化珪素ウエハ32を結晶成長させ、エピタキシャル成長層34を形成する。エピタキシャル成長層34の形成時には、n型の不純物である窒素を5×1015/cm3の濃度で含有させる。エピタキシャル成長層34は、半導体装置10の完成時にドリフト層34となるものである。
次に、ステップS30では、図6に示すように、エピタキシャル成長層34にp型不純物であるアルミニウムを導入し、p型半導体領域36の形成を行う。p型不純物の導入は、フォトリソグラフィによるマスク101を形成した後、イオン注入によって行うことができる。本実施例では、先に説明したとおり、p型半導体領域36をストライプ状に形成する(図3参照)。以上の工程により、コンタクト層32とドリフト層34とp型半導体領域36を有する炭化珪素基板30が形成される。
次に、ステップS40では、図7に示すように、炭化珪素基板30の上面30aに、キャップ層40を形成する。キャップ層40は、後述するステップS50の第1アニール処理において、炭化珪素基板30の上面30aを保護するための保護層である。そのことから、キャップ層40を形成する材料の融点は、第1アニール処理における加熱温度(本実施例では1700℃)よりも高い必要がある。本実施例では、キャップ層40を炭化タンタル(TaC)によって形成する。炭化タンタルは、その融点が3380℃と非常に高く、耐熱性に極めて優れている。また、炭化タンタルは、炭化珪素に対して安定した材料であり、1000℃を超えるような高温下においても、炭化珪素と化学反応を起こすようなことがない。炭化タンタルからなるキャップ層は、例えば熱CVD法やイオンプレーティング法によって形成することができる。
次に、ステップS50では、図8に示すように、キャップ層40を形成した炭化珪素基板30を加熱処理する第1アニール処理を実施する。第1アニール処理は、炭化珪素基板30に導入した導電性不純物(アルミニウム等)を活性化されるために行われる。第1アニール処理は、脱酸素雰囲気(酸素が実質的に存在しない雰囲気)下で行われ、その処理温度が1700℃に設定されている。本実施例では、一例として、第1アニール処理を窒素雰囲気下で実施する。なお、第1アニール処理は、例えばアルゴンといった他の不活性ガス雰囲気下で行ってもよい。第1アニール処理が脱酸素雰囲気下で実施されることから、炭化タンタルで形成されたキャップ層40は、1700℃という高温な処理温度下でも安定している。
第1アニール処理において、炭化珪素基板30の上面30aは、キャップ層40によって保護されている。それにより、炭化珪素基板30の上面30aからシリコン原子や導電性不純物が外部へ離脱することが防止される。従って、炭化珪素基板30の上面30aが荒れることもなく、また、炭化珪素基板30の上面30a近傍で導電性不純物の濃度が低下することもない。
次に、ステップS60では、図9に示すように、第1アニール処理後の炭化珪素基板30を加熱処理する第2アニール工程を実施する。第2アニール処理は、炭化タンタルで形成されたキャップ層40を酸化させるために行われる。第2アニール処理は、酸素含有雰囲気(酸素が存在する雰囲気)下で行われ、その処理温度が700℃に設定されている。本実施例では、一例として、第1アニール処理を窒素と酸素の混合雰囲気下で実施する。また、700℃という処理温度は、炭化タンタルの酸化開始温度に応じて設定されている。
炭化タンタルは、700℃を超える酸素含有雰囲気下で酸化反応が著しく進行し、酸化タンタル(Ta25)に変化する。そのことから、例えば酸素をプラズマ化して照射するような必要はない。また、酸化タンタルは不動体膜として機能しないことから、炭化タンタルの酸化反応はキャップ層40の深部においても確実に進行する。さらに、酸化タンタルは非常に脆い性質を持つことから、酸化反応時の体積膨張によって、キャップ層40には多くの亀裂が生成される。そのことから、酸化反応を受けて酸化タンタルに変化したキャップ層40は、後段の工程において容易に除去することができる。
次に、ステップS70では、図10に示すように、炭化珪素基板30からキャップ層40を除去する処理が実施される。酸化タンタルに変化したキャップ層40は、例えば超音波洗浄によって完全に除去することができる。
次に、ステップS80では、図11に示すように、炭化珪素基板30の上面30aに上部電極20を形成する。本実施例では、炭化珪素基板30の上面30aにショットキ電極22をモリブデンによって形成し、ショットキ電極22の上部に主電極24をアルミニウムによって形成する。一例として、ショットキ電極22は200nmの厚みで形成することができ、主電極24は3μmの厚みで形成することができる。
次に、ステップS90では、炭化珪素基板30の下面30bに下部電極50を形成する。それにより、図2、図3に示す半導体装置10を得ることができる。
以上のように、上記した半導体装置10の製造方法では、処理温度が1000℃を超える第1アニール処理に先立って、炭化珪素基板30の上面30aにキャップ層40を形成する。キャップ層40を構成する炭化タンタルは、その融点が第1アニール処理の処理温度よりも高く、また、炭化珪素に対して化学的に安定な物質でもある。そのことから、第1アニール処理の間、炭化珪素基板30の上面30aはキャップ層40によって確実に保護される。
一方、キャップ層40を構成する炭化タンタルは、酸素が存在する雰囲気下であると、700℃という比較的に低い温度で酸化反応を起こす。一般に、炭化珪素基板30を構成する炭化珪素は、1000℃以下の温度で加熱される限り、その結晶構造に有意な影響が現われないとされる。そのことから、キャップ層40を炭化タンタルで構成しておくと、炭化珪素基板30の結晶構造に影響を及ぼすことなく、その後の除去が容易な酸化タンタルへと変化させることができる。
本実施例の製造方法では、キャップ層40を炭化タンタルによって形成したが、キャップ層40を他の金属炭化物によって形成することもできる。この場合、キャップ層40を形成する金属炭化物は、その融点が第1アニール処理における処理温度よりも高い必要がある。ここで、第1アニール処理における処理温度は、活性化させる導電性不純物の種類によって異なり、通常は1500℃から1900℃という温度範囲に設定される。そのことから、キャップ層40を形成する材料は、その融点が2000℃以上であることが好ましく、その融点が炭化珪素の融点(2730℃)よりも高いことがより好ましい。
さらに、キャップ層40を形成する材料は、炭化珪素からなる炭化珪素基板30に影響を与えることなく、酸化反応させることができる必要がある。そのことから、キャップ層40を形成する材料は、その酸化開始温度が1000℃以下であることが好ましい。
以上の条件を満たす材料として、炭化タンタル以外にも複数の金属炭化物が挙げられる。具体的には、炭化チタン(TiC)、炭化ジルコニウム(ZrC)、炭化ハフニウム(HfC)、炭化バナジウム(VC)、炭化ニオブ(NbC)が挙げられる。これらの金属炭化物は、その融点が3000℃以上であり、炭化珪素よりも高い融点を有する材料であるとともに、酸化開始温度が1000℃以下の材料である。
上記した製造方法では、ステップS50の第1アニール工程における余熱を利用して、ステップS60の第2アニール工程を実施することができる。即ち、第1アニール工程による加熱後、炭化珪素基板30の温度がキャップ層40の酸化開始温度以上1000℃以下まで低下した時点で、炭化珪素基板30を酸素含有雰囲気下に配置する。それにより、炭化珪素基板30の余熱を利用して、キャップ層40を酸化させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
半導体装置の製造方法の流れを示すフローチャート。 半導体装置の構造を示す断面図。 図2中のIII−III線断面図。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS10)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS20)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS30)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS40)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS50)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS60)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS70)。 半製品状態の半導体装置を示す図(ステップS80)。
符号の説明
10:半導体装置
12:ショットキバリアダイオード構造部
14:pnダイオード構造部
20:上部電極
22:ショットキ電極
24:主電極
30:炭化珪素基板
32:コンタクト層
34:ドリフト層
36:p型半導体領域
40:キャップ層
50:下部電極

Claims (4)

  1. 半導体装置の製造方法であって、
    炭化珪素基板に導電性不純物を導入する導入工程と、
    導電性不純物を導入した炭化珪素基板の表面に金属炭化物を含むキャップ層を形成する被覆工程と、
    キャップ層を形成した炭化珪素基板を脱酸素雰囲気下で加熱処理し、炭化珪素基板に導入した導電性不純物を活性化させる第1アニール工程と、
    第1アニール工程後の炭化珪素基板を酸素含有雰囲気下で加熱処理し、前記キャップ層を酸化させる第2アニール工程と、
    第2アニール工程後の炭化珪素基板から前記キャップ層を除去する除去工程と、
    を備える半導体装置の製造方法。
  2. 前記キャップ層を形成する材料は、融点が第1アニール工程における処理温度以上であるとともに、酸化開始温度が1000℃以下である金属炭化物であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記キャップ層を形成する材料は、融点が炭化珪素基板の融点よりも高い金属炭化物であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記キャップ層を形成する材料は、炭化タンタル、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化ハフニウム、炭化バナジウム、炭化ニオブのうちの一又は複数であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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