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JP4473471B2 - 積層型ガスセンサ素子及びこれを備えるガスセンサ - Google Patents

積層型ガスセンサ素子及びこれを備えるガスセンサ Download PDF

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JP4473471B2 JP2001232908A JP2001232908A JP4473471B2 JP 4473471 B2 JP4473471 B2 JP 4473471B2 JP 2001232908 A JP2001232908 A JP 2001232908A JP 2001232908 A JP2001232908 A JP 2001232908A JP 4473471 B2 JP4473471 B2 JP 4473471B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は積層型ガスセンサ素子及びこれを用いたガスセンサに関する。更に詳しくは、多孔質体を備えても積層型ガスセンサ素子自体の反りはほとんど生じることなく、剥がれ及び割れ等を生じない高い耐久性を有する積層型ガスセンサ素子及びこの積層型ガスセンサ素子を備え、排気ガス中における被毒に対して高い耐久性を有するガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関等において排ガス中の特定成分を検出したり、その濃度を測定する各種のセンサ(酸素センサ、HCセンサ、NOxセンサ等)に用いる積層型ガスセンサ素子(以下、単に「素子」という)が知られている。これらの素子においては、被測定ガスと接触する検知電極の被毒を防止する等の目的で、検知電極を覆う多孔質体が形成されることがある。しかし、従来の素子では、このような多孔質体を設けた場合に、素子自体の反りを十分に防止することができなかった。このため、このような反りに起因するクラックを生じることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決するものであり、多孔質体を備える積層型ガスセンサ素子において、積層型センサ素子自体の反りをほとんど生じることなく、剥がれ及び割れ等を生じない高い耐久性を有する積層型ガスセンサ素子を提供することを目的とする。更に、この積層型ガスセンサ素子を備える高い耐久性を有するガスセンサを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本第1発明の積層型ガスセンサ素子は、基準電極及び検知電極を有する固体電解質体と、基体と、多孔質体とが積層され、同時焼成にて形成された積層型ガスセンサ素子であって、焼成後に基体となる未焼成基体と、焼成後に固体電解質体となる未焼成固体電解質体と、焼成後に多孔質体となる未焼成多孔質体と、を同時焼成してなり、上記基体と上記多孔質体とは、上記固体電解質体よりも積層方向に厚く、且つ該固体電解質体を挟んで対向し、更に各々を構成する体積割合の最も大きいセラミック成分は同一であり、該多孔質体中における該セラミック成分の体積割合R2は、該基体中における該セラミック成分の体積割合R1の80%以上であり、基体と多孔質体との焼成時の焼成収縮率等の挙動差と使用時の熱膨張差を小さく抑えたことを特徴とする。
【0005】
上記「固体電解質体」は、板状(通常、厚さ50μm以上のものをいう)であっても、薄膜状(通常、厚さ50μm未満のものをいう)であってもよい。また、その面形状は特に限定されない。また、酸素イオン伝導性を有すればその組成は限定されず、ジルコニア(ZrO)系焼結体やLaGaO系焼結体、更にはこれらの焼結体にハフニウムを含有したもの等を使用できる。この固体電解質体には、固体電解質体に接して、又は、緩衝層等の他の層を介して、形成される基体に含有される主要な構成成分を、固体電解質体全体を100質量%とした場合に、20〜70質量%(より好ましくは30〜50質量%)の割合で含有することが好ましい。これにより固体電解質体と固体電解質体に接して形成される層との密着性が特に高い素子となる。
【0006】
また、この固体電解質体は基準電極と検知電極とを備える。基準電極は、基準ガスと接する電極、酸素ポンプ作用により形成された一定圧力の酸素雰囲気下におかれる電極、又は、被測定ガス中の可燃性ガス成分と接触した場合に検知電極よりも高い電位を示す電極であり、検知電極は、被測定ガスと接触する電極である。この基準電極及び検知電極は、固体電解質体の同一面上に形成されていても、異なる面上に形成されていてもよい。基準電極及び検知電極を構成する成分は特に限定されずPtを主成分として、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh等を含有させることができる。Ptは酸素と固体電解質との反応を良好に仲介できるため好ましい。これら基準電極と検知電極は同一組成であっても、異なる組成であってもよい。
【0007】
上記「基体」は、固体電解質体に直接接して形成されていても、また、固体電解質体との間に他の機能を有する層(例えば、発熱抵抗体を備える基体と、固体電解質体との間に配置され熱膨張を緩和する緩衝層や、基準電極等)を挟んで形成されていてもよい。更に、基体には、外部からの電力供給により発熱し、固体電解質体を活性化させることができる発熱抵抗体が埋設されていてもよい。
【0008】
また、この基体の相対密度は97%以上(より好ましくは98%以上、更に好ましくは98〜100%)であることが好ましい。相対密度が95%未満であると素子の十分な機械的強度を得難くなる傾向にある。尚、相対密度は、予め元素分析より組成を求め、この組成から算出した理論密度をρ1とし、アルキメデス法により測定した実密度をρ2とした場合に、下記式〔2〕により算出される割合D(%)である。
D(%)={ρ2/ρ1}×100 〔2〕
【0009】
一方、上記「多孔質体」は、通常、固体電解質体及び検知電極と直接接して形成されている。また、多孔質体は(1)被測定ガスに接触する検知電極がSi、P及びPb等や、これらの化合物等により被毒されることを防止する機能、(2)積層型ガスセンサ素子の使用時に水滴の付着により割れることを防止する機能、及び(3)多孔質体内を被測定ガスが通過することにより、被測定ガスを構成する成分ガスを平衡化する機能、の(1)〜(3)の機能を有する層である。
【0010】
この多孔質体は、第3発明のように、相対密度が40〜85%(より好ましくは50〜75%)であることが好ましい。相対密度が40%未満であると、十分な被毒防止効果が得られ難い傾向にあり、特に微粒子状のケイ素酸化物に対する耐被毒性が十分に確保できない場合がある。一方、85%を超えると被測定ガスが検知電極表面に到達するまでに時間がかかり、正確な測定が行い難くなる傾向にあり、特に、Pb及びP等の比較的粒子の大きな状態で排気ガス中に含有される被毒物質に対する耐被毒性が目詰まり等により十分に得られ難くなる傾向にある。
【0011】
また、第4発明のように、気孔率は15〜60%(より好ましくは25〜50%)であることが好ましい。気孔率が15%未満であると被測定ガスが検知電極表面に到達するまでの時間がかかり、正確な測定及び排ガス制御が行い難くなる傾向にあり、特に、Pb等の比較的粒子の大きな状態で排気ガス中に含有される被毒物質に対する耐被毒性が十分に得られ難くなる傾向にある。一方、65%を超えると十分な被毒防止効果が得られ難い傾向にあり、特に微粒子状のケイ素酸化物に対する耐被毒性が十分に確保できない場合がある。尚、気孔率は、多孔質体の見掛け体積(気孔体積を含む)Vと、空気中における質量m1と、水中に浸漬しただけの質量m2と、水中に浸漬後十分に気孔に水を含有させた(真空脱泡、沸騰脱泡等による)質量m3と、を用いて、下記式〔3〕により算出した割合Pである。
P(%)={(m3−m1)/(m3−m2)}×100 〔3〕
【0012】
これら基体と多孔質体とは、各々固体電解質体よりも積層方向に厚くなるように形成されている。これにより素子に反りが生じることを効果的に抑制することができる。これら基体及び多孔質体の各々の平均厚さは、固体電解質体の平均厚さの1.5〜2.0倍以上であることが好ましい。1.5倍未満であると素子に反りを生じ易くなる傾向にあり、過度に厚い場合は、多孔質体にあってはその厚さが過度に大きくなるためガスセンサとして正確な測定が行い難くなる場合がある。尚、平均厚さとは積層方向の異なる5ヶ所以上の平均値である。また、基体と多孔質体は各々同じ厚さであっても、異なる厚さであってもよい。
更に、上記「対向」とは、基体と多孔質体とが積層方向に向き合って形成されていることを示している。但し、同じ形状で形成されていたり、基体及び多孔質体が各々同じ長さで全面にわたって対向している必要は必ずしもない。
【0013】
また、基体及び多孔質体を構成する成分は特に限定されないが、最も大きい体積割合で含有されるセラミック成分(例えば、Al、ZrO等の酸化物)は同一である。このセラミック成分は、体積割合が大きい順に2種が同じであることがより好ましい。
また、体積割合が最も大きいセラミック成分の多孔質体中における体積割合R2は、基体中における体積割合R1の80%以上である。この割合は90%以上であることがより好ましく、95%以上であることが特に好ましい。この割合が80%未満であると素子の反りを十分に防止し難くなる傾向にある。更に、この最も大きい体積割合で含有されるセラミック成分は基体中において80体積%以上(より好ましくは90%以上、更に好ましくは95%以上)含有されることが好ましい。
尚、セラミック成分の体積割合は、基体を切断した断面を鏡面研磨し、この面をX線光電子分光法(XPS)を用いて分析することにより測定できる。
【0014】
更に、この各々に最も大きい体積割合で含有されるセラミック成分からなる結晶の多孔質体中における体積割合R2’は、このセラミック成分からなる結晶の基体中における体積割合R1’の60%以上(より好ましくは70%以上、更に好ましくは80%以上)であることが好ましい。
【0015】
上記のように基体を構成するセラミック成分は特に限定されないが、アルミナ及び/又はジルコニアを主成分とすることができ、更に、アルミナ又はジルコニアのみから構成することができる。中でも、アルミナを少なくとも含有することが好ましい。また、基体全体を100体積%とした場合にアルミナは70体積%以上(より好ましくは80体積%以上)含有することがより好ましい。更には、この基体は温度900℃において固体電解質体と比較して100倍以上の絶縁性を有することが特に好ましい。
【0016】
本第1発明の素子は、第2発明のように、基体を構成する結晶の平均粒径をa1とし、多孔質体を構成する結晶の平均粒径をa2とした場合に、上記式〔1〕で表される値Aが0.9≦A≦5(更に好ましくは1.0≦A≦3.25、特に好ましくは1.0≦A≦2.0)であることが好ましい。このAが0.9未満又は5を超えると、反りを生じ(特に耐久後において)、また、クラックが発生する場合があり好ましくない。
尚、平均粒径a1及びa2は、破断した基体又は多孔質体の断面の電子顕微鏡写真において各結晶の各々が内接する長方形を想定し、この長方形の長辺と短辺との和の平均を各結晶の粒径とし、更に、この電子顕微鏡写真上の実寸法における30μm四方に含まれる全結晶において同様に算出した粒径の平均値であるものとする。
【0017】
このように積層型ガスセンサ素子が、本第1発明の構成、更には本第2発明の構成を有することにより、反りの少ない素子とすることができ、ひいてはそれらに起因するクラックの発生を大幅に抑制することができる。
尚、本第1発明から第4発明における反りとは、図3(i)及び(ii)に示すように素子が内接する直方体を想定した場合の直方体の高さをd1とし、比較的歪みの少ない素子の幅方向における直方体の高さをd2とした場合のd1−d2が200μm以上である場合に、反りを生じているものとすることができる(尚、上記の直方体の長さd3は通常37.5mmであるものとする)。このd1−d2が600μmを超えると焼成時や使用時に割れ及びクラックを生じ易くなる傾向にある。尚、この様に測定した反りは、検出部近傍だけでなく、素子の長さ方向に渡る素子全体の反りの大きさであるが、本発明ではこの値を検出部における反りとした。
【0018】
本第5発明のガスセンサは、第1発明乃至第発明のうちのいずれかに記載の積層型ガスセンサ素子を備えることを特徴とする。
ガスセンサ2の形態は特に限定されないが、例えば、主体金具21内に、素子1を配設し、前方側に配置される検知部を排気管内等に突出するように、主体金具21の外表面に形成された主体金具ねじ部211により螺設し、被測定ガスに曝して使用することができる(図2参照)。
このようなガスセンサは、素子の割れ及びクラックに起因する不具合の発生が特に少ないため高い耐久性を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、実施例、図1、図2及び図3を用いて本発明を更に詳しく説明する。
[1]素子の製造
以下の製造方法では、解かり易さのために素子1個の大きさのシートに各パターンを印刷し、積層するかのように説明するが、実際の工程においては、複数個の素子を製造することができる大きさのグリーンシートに所要個数分の印刷を施し、積層した後、素子形状の未焼成積層体を切り出し、これらを脱脂し、焼成して素子を製造した。
【0020】
(1)基体用未焼成シートの作製
アルミナ粉末(純度99.99%以上、平均粒径0.3μm)100質量部(以下単に「部」という。)と、ブチラール樹脂14部とジブチルフタレート7部を配合し、トルエン及びメチルエチルケトンとからなる混合溶媒を用いて混合し、スラリーとした後、ドクターブレード法により、第1基体用未焼成シート及び第2基体用未焼成シートを作製した。その後、第1基体用未焼成シートには所定の位置にスルーホール111aとなる孔を形成した。この第1基体用未焼成シートは厚さ0.45mm、長さ5cm、幅4.5mmであり、焼成後は第1基体11aとなる。一方、第2基体用未焼成シートは厚さ0.25mm、長さ5cm、幅4.5mmであり、焼成後は第2基体11bとなる。
【0021】
(2)ヒータパターンの形成
アルミナ粉末(純度99.99%以上、平均粒径0.3μm)4部と白金粉末100部を配合し、バインダを6部、ジブチルフタレート25部を加えてヒータパターン用導電性ペーストを調合した。得られたヒータパターン用導電性ペーストを用いて、第1基体用未焼成シート(焼成後、第1基体11a)の一方の面に発熱部パターン(焼成後、発熱部121)を印刷・乾燥させ、その後、ヒータリードパターン(焼成後、ヒータリード部122)を印刷・乾燥させ、ヒータパターン(焼成後、発熱抵抗体12)を形成した。次いで、基体用第1未焼成シートの基端付近に発熱抵抗体12の導通を図るスルーホール111aに対応する裏面に、ヒータパターン用導電性ペーストを用いて、発熱抵抗体用端子パターン(焼成後、発熱抵抗体用端子19a)を印刷・乾燥させた。その後、ヒータパターン上から第2基体用未焼成シート(焼成後、基体の上半分)を積層し、圧着接合した。
【0022】
(3)緩衝層パターンの形成
(2)で作製したセラミック積層体の第2基体用未焼成シート上に、アルミナ80部、ジルコニア20部を配合した緩衝層用ペーストを用いて、緩衝層パターン(焼成後、緩衝層13)を40±10μの厚さに印刷・乾燥させた。
(4)基準電極パターンの形成
(3)で形成した緩衝層パターン上に、アルミナ粉末に代えて部分安定化ジルコニア粉末20部(純度99.9%以上、平均粒径0.3μm)を用いた以外は(2)と同様にして調合した電極用導電性ペーストを用い、基準電極部パターン(焼成後、基準電極部141a)及び基準電極リード部パターン(焼成後、基準電極リード部142a)からなる基準電極パターン(焼成後、基準電極14a)を20μm±10の厚さに印刷・乾燥させた。
【0023】
(5)第1固体電解質体パターンの形成
ジルコニア粉末(純度99.9%以上、平均粒径0.3μm)50部とアルミナ粉末(純度99.99%以上、平均粒径0.3μm)50部、ブチルカルビトール33.3部、ジブチルフタレート0.8部、分散剤0.5部及びバインダ20部に所要量のアセトンを加えて、4時間混合した後、アセトンを蒸発させて、固体電解質体用ペーストを調合した。
この固体電解質体用ペーストを基準電極部パターンを覆うように長さ方向の先端側(図1において紙面に向かって左側)から13mmの領域に、厚さ25±10μmで印刷・乾燥させ、第1固体電解質層体パターン(焼成後、第1固体電解質体15a)を形成した。
【0024】
(6)第1絶縁層パターンの形成
(1)で作製した未焼成シートにブチルカルビトール50部に所要量のアセトンを加えて溶解させ、4時間混合した後、アセトンを蒸発させて、絶縁層用ペーストを調合した。この絶縁層用ペーストを緩衝層パターン上であり、第1固体電解質体パターンが印刷されていない領域に25±10μmの厚さで印刷・乾燥させ、第1絶縁層パターン(焼成後、第1絶縁層16a)を形成した。但し、スルーホール161aにあたる部分には印刷していない。
【0025】
(7)第2固体電解質体パターンの形成
(5)で得られた固体電解質体用ペーストを第1固体電解質体パターンの一部を覆うように長さ方向先端側から6.5mmの領域に、厚さ25±10μmで印刷・乾燥させ、第2固体電解質層体パターン(焼成後、第2固体電解質体15b)を形成した。
(8)第2絶縁層パターンの形成
(6)で得られた絶縁層用ペーストを、第2固体電解質体パターンが積層されていない第1固体電解質層パターン上及び第1絶縁層パターン上に25±10μmの厚さで印刷・乾燥させ、第2絶縁層パターン(焼成後、第2絶縁層16b)を形成した。但し、スルーホール161bにあたる部分には印刷していない。
【0026】
(9)検知電極パターンの形成
(7)及び(8)で形成した第2固体電解質体パターンと第2絶縁層パターンの上に、(4)で調合した電極用導電性ペーストを用いて、検知電極部パターン(焼成後、検知電極部141b)及び検知電極リード部パターン(焼成後、検知電極リード部142b)からなる検知電極パターン(焼成後、検知電極14b)を20±10μmの厚さに印刷・乾燥させた。
【0027】
(10)補強層用未焼成シートの作製及び積層
(1)と同様な原料及び配合割合にて調合したスラリーを用いてドクターブレード法により、第1補強層用未焼成シート及び第2補強層用未焼成シートを作製した。第1補強層用未焼成シートは厚さ0.25mm、長さ3.5cmであり、焼成後第1補強層18aとなり、基端部にはスルーホール181aが形成されている。第2補強層用未焼成シートは、厚さ0.4mm、長さ3.5cmであり、焼成後、第2補強層18bとなり、基端部にはスルーホール181bが形成されている。
その後、第1補強層用未焼成シートを(9)で形成した検知電極パターンの電極リード部パターンを覆うように積層し、その後、更に、第2補強層用未焼成シートを、第1補強層用未焼成シート上に積層した。
【0028】
(11)電極端子用パターンの形成
(4)で調合した電極用導電性ペーストを用いて、基準電極及び検知電極の各々と信号の入出力を行う電極端子用パターン(焼成後、電極端子19b)を、スルーホール181bに対応する位置に印刷・乾燥させた。
(12)多孔質体用未焼成シートの作製及び積層
(1)と同様に、アルミナ粉末(純度99.99%以上、平均粒径0.3μm)100部と、カーボン粉末(真球状粒子、平均粒径7.5μm)30部、ブチラール樹脂12部とジブチルフタレート6部を配合し、トルエン及びメチルエチルケトンとからなる混合溶媒を用いて混合し、スラリーとした後、ドクターブレード法により厚さ450μmに成形後、長さ10mm、幅4.5mmに切り出して多孔質体用未焼成シートを作製した。
得られた多孔質体用未焼成シート(焼成後、多孔質体17)を(9)で形成した検知電極部パターンを覆うように積層した。
【0029】
尚、この多孔質体用未焼成シートの作製にあたっては、基体用セラミック原料粉末(ここではアルミナのみ)の表面積あたりの基体用バインダの質量をB1(g/m)とし、多孔質体用セラミック原料粉末の表面積あたりの多孔質体用バインダ(ここではブチラール樹脂)の質量をB2(g/m)とした場合に、下記式〔4〕で表される値Xが±0.1以内となるように多孔質体用未焼成シートを作製するためのペーストを調合した。
X=(B1−B2)/B1 〔4〕
このようにペーストを調整することにより、セラミック原料粉末の比表面あたりのバインダの量が第1及び第2基体用未焼成シートと、多孔質体用未焼成シートでほぼ等しくすることができるため、焼成時の収縮率の差を1200〜1500℃の範囲において常に7%以下に保つことができる。
【0030】
(13)脱脂及び焼成
(1)〜(12)で得られた積層体を、大気雰囲気において、室温から420℃まで昇温速度10℃/時間で昇温させ、2時間保持し、有機バインダーの脱脂処理を行った。その後、大気雰囲気において、1100℃まで昇温速度100℃/時間で昇温させ、更に、1520℃まで昇温速度60℃/時間で昇温させ、1時間保持し焼成を行い、素子1を得た。
【0031】
[2]基体と多孔質体との性状を変化させた素子の製造
[1]における(1)〜(12)の工程のうち(1)及び(12)において配合するアルミナ粉末とジルコニア粉末の配合割合と、これらの粒径を変化させることにより、基体と多孔質体とに体積割合で最も多く含有されるセラミック成分の体積割合及び結晶の平均粒径が異なる素子を各々300個ずつ実験例1〜24として作製した。得られた素子から5本の素子を無作為に取り出し、5本の素子のR1、R2及びR2/R1を算出し、各々の平均値を算出し、表1及び表2に示した。更に、無作為に取り出した1本の素子について電子顕微鏡で撮影し、この画像よりa1、a2、a1/a2を算出し、表1及び表2に併記した。
【0032】
【表1】
Figure 0004473471
*は第1発明の範囲外であることを示し、**は第2発明の範囲外であることを示す。
【0033】
【表2】
Figure 0004473471
*は第1発明の範囲外であることを示し、**は第2発明の範囲外であることを示す。
【0034】
[3]反りの測定並びに剥がれ及び割れの評価
[1]及び[2]で得られた素子から無作為に取り出した5本の素子の反りを焼成直後にd1−d2{図3(i)及び(ii)参照}の平均値として算出し、表1及び表2に併記した。更に、これら5本の素子の多孔質体を上に向けた時の反りの方向により、下方向に凸となるものは+、上方向に凸となるものは−を、d1−d2に付して{図3(iii)及び(iv)参照}表1及び表2に併記した。
また、実験例1〜24として得られた各々300本の素子全部を水溶性の赤色インク原液中にて真空浸透を10分間行った後、水洗し、素子に剥がれ及びクラックが生じているかを確認した。この結果を表1及び表2に併記する。
【0035】
[4]冷熱サイクル耐久試験
[1]及び[2]で得られた実験例1〜24の素子から焼成後に剥がれ及び割れを生じている素子を除いた全ての素子を用いて、発熱抵抗体に16Vの電圧を印加し、固体電解質体の温度が約1000℃に達するまで加熱し、その後、電圧の印加を停止し、固体電解質体の温度が室温になるまで放置するという熱サイクル試験を10サイクル繰り返した。その後、[3]と同様にして素子に剥がれ及びクラックが生じているかを確認し、その結果を表1及び表2に併記した。
【0036】
[5]多孔質体の相対密度及び気孔率の測定
[1]の(12)のカーボン粉末量を変化させたこと以外は、[1]と同様にして素子を実験例25〜31として作製した。その後、各々の素子について相対密度及び気孔率を測定し、この結果を表3に示した。
【0037】
[6]耐被毒性の評価
(1)曝露前の応答性評価
[5]で得られた素子を組み付けた酸素センサを、暖気した1800ccのエンジンの排気系に設置し、空燃比を3秒間ずつリッチとリーンに変化させて、応答の速さを評価した。この結果を表3に示す。
【0038】
(2)Pb含有排気ガスに対する曝露及び応答性評価
1USガロンあたりにPbを50mg含有するガソリンによりエンジンを稼動し、酸素センサを450℃の排気ガスに1時間曝露し、更に、850℃の排気ガスに3時間曝露するサイクルを1サイクルとして、合計500時間にわたって上記サイクルを繰り返し行った。その後、上記(1)と同様にして応答の速さを評価した。尚、この評価においては発熱抵抗体には14Vの電圧を印加し、固体電解質体の温度が700℃となるように制御した。その結果を表3に併記した。
【0039】
(3)Si含有排気ガスに対する曝露及び応答性評価
1リットルあたりにSiを0.12cc含有するガソリンによりエンジンを稼動し、酸素センサを400℃の排気ガスに18時間曝露した。その後、上記(1)と同様にして応答の速さを評価した。尚、この評価においては発熱抵抗体には14Vの電圧を印加し、固体電解質体の温度が700℃となるように制御した。その結果を表3に併記した。
【0040】
(4)P含有排気ガスに対する曝露及び応答性評価
1リットルあたりにPを0.3g含有するようにエンジンオイルを添加したガソリンによりエンジンを稼動し、酸素センサを400℃の排気ガスに18時間曝露した。その後、同様にして応答の速さを評価した。尚、この評価においては発熱抵抗体には14Vの電圧を印加し、固体電解質体の温度が700℃となるように制御した。その結果を表3に併記した。
【0041】
【表3】
Figure 0004473471
表3における◎は0.75秒以内に、○は1.25秒以内に、△は1.75〜2秒以内に、×は2秒を超えて、各々応答が得られたことを示す。尚、*は第3発明又は第4発明の範囲外であることを示す。
【0042】
表1及び表2より、本第1発明の積層型ガスセンサ素子のうち、実験例1、5及び6では、焼成による剥がれやクラックは生じていないが、反りを生じており、また、冷熱サイクルに供した後にクラックが生じるものもあり、内部歪みの影響が認められた。しかし、これらの実験例1、5及び6、並びに比較品である実験例8、9、17、18、22、23及び24を除く、本発明品では、各々300個の素子全てにおいて焼成直後にも、冷熱サイクル後にも剥がれ及びクラックは認められず、優れた耐久性を有する素子が得られたことが分かる。
【0043】
また、表3より、相対密度が41〜79%であり、気孔率が21〜59%であるいずれの実験例においても高い耐久性を示す素子が得られていることが分かる。尚、表3の結果より実験例25及び26では微細なガス状のSiOに対して耐久性が十分でないことが分かった。また、実験例31では、気孔率が小さ過ぎるために初期応答性において十分な応答が得られ難く、特に、比較的大きい被毒物質(P及びPb)に対して十分な耐久性を発揮できないことが分かった。
即ち、本第1発明及び本第2の発明の構成を有し、更に本第3発明及び本第4発明の構成を有することにより、十分な応答性と、高い耐久性とを備える素子を得られることが分かる。
【0044】
尚、本発明の素子は概してその長さが37.5mmであり、図1における素子の多孔質体の後端側(後端とは長さ方向において多孔質体が形成されていない一端)から先端に向かって29.2mm付近まではガスセンサの主体金具内に配設される固定具に固定されて使用される。このため、被測定ガスに曝されることはなく、また、使用時に反りが生じることもほとんどない。
【0045】
【発明の効果】
本第1発明によると、多孔質体を備えても、反りが無いため、使用時に剥がれ及びクラック等を生ずることがほとんど無く、高い耐久性を有する素子を得ることができる。第5発明によると、高い耐久性を備えるガスセンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の素子の分解斜視図である。
【図2】本発明のガスセンサの断面図である。
【図3】(i)はd1、(ii)はd2を説明する模式図であり、(iii)及び(iv)は素子の反りの方向を説明する模式図である。
【符号の説明】
1;ガスセンサ素子、11a;第1基体、11b;第2基体、111a;スルーホール、12;発熱抵抗体、121;発熱部、122;ヒータリード部、13;緩衝層、14a;基準電極、14b;検知電極、15a;第1固体電解質層、15b;第2固体電解質層、16a;第1絶縁層、16b;第2絶縁層、161a、161b;スルーホール、17;多孔質体、18a;第1補強層、18b第2補強層、2;ガスセンサ、21:主体金具、211;主体金具ねじ部。

Claims (5)

  1. 基準電極及び検知電極を有する固体電解質体と、基体と、多孔質体とが積層され、同時焼成にて形成された積層型ガスセンサ素子であって、
    焼成後に基体となる未焼成基体と、焼成後に固体電解質体となる未焼成固体電解質体と、焼成後に多孔質体となる未焼成多孔質体と、を同時焼成してなり、
    上記基体と上記多孔質体とは、上記固体電解質体よりも積層方向に厚く、且つ該固体電解質体を挟んで対向し、更に各々を構成する体積割合の最も大きいセラミック成分は同一であり、該多孔質体中における該セラミック成分の体積割合R2は、該基体中における該セラミック成分の体積割合R1の80%以上であることを特徴とする積層型ガスセンサ素子。
  2. 上記基体を構成する結晶の平均粒径をa1とし、上記多孔質体を構成する結晶の平均粒径をa2とした場合に、下記式〔1〕で表される値Aが0.9〜5である請求項1記載の積層型ガスセンサ素子。
    A=a1/a2 〔1〕
  3. 上記多孔質体の相対密度は40〜85%である請求項1又は2に記載の積層型ガスセンサ素子。
  4. 上記多孔質体の気孔率は15〜60%である請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の積層型ガスセンサ素子。
  5. 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の積層型ガスセンサ素子を備えることを特徴とするガスセンサ。
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