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JP4469595B2 - 静油圧式無段変速機のクラッチ装置 - Google Patents

静油圧式無段変速機のクラッチ装置 Download PDF

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Description

本発明は、油圧ポンプと油圧モータとを油圧閉回路を介して繋いで構成され、これら油圧ポンプおよび油圧モータの少なくともいずれかの容量を可変制御して油圧ポンプの入力回転を変速して油圧モータの出力回転として取り出すように構成された静油圧式無段変速機に関し、さらに詳しくは、この静油圧式無段変速機において油圧閉回路を構成する高圧側油路と低圧側油路とを連通遮断するクラッチ装置に関する。
このような静油圧式無段変速機は従来から種々の形式の構成が知られており、実用化されている。例を挙げれば、本出願人の提案による特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示の静油圧式無段変速機がある。これら特許文献に開示の静油圧式無段変速機は、斜板プランジャポンプと、斜板プランジャモータと、斜板プランジャポンプの吐出口および吸入口を斜板プランジャモータの吸入口および吐出口に繋ぐ油圧閉回路とを有して構成され、エンジンによりポンプ斜板部材が駆動されるように構成され、ポンプシリンダとモータシリンダとが結合されて出力シャフト上に結合配設され、モータ斜板部材が回転規制されるとともにモータ斜板角度が可変調整可能となっている。
このように構成される静油圧式無段変速機において、油圧閉回路を構成する高圧側油路と低圧側油路とを連通遮断するクラッチバルブを設け、油圧ポンプからの回転駆動力を油圧モータに伝達させる大きさを制御したり、この回転伝達を遮断したりするクラッチ制御を行うことも従来から知られている。例えば、特許文献3にこのようなクラッチバルブを用いた自動クラッチ装置が開示されている。
特開平6−42446号公報 特許第2920772号公報 特開平9−100909号公報
ところで、静油圧式無段変速機に設けられるクラッチバルブは、エンジン回転に連動する油圧ガバナからの発生油圧により作動するアクチュエータにより作動制御されるように構成されていたが、油圧ガバナ、アクチュエータ等を必要とするため、構造が大型化、高コスト化するという問題があった。このようなことから、上記特許文献3に記載の自動クラッチ装置は、低圧側油路の油圧がクラッチ弁を開き方向に付勢するように作用し、油圧ポンプの入力回転数の上昇に応じて低圧側油路に供給される補給油圧を増大させる油圧ガバナを接続して構成され、専用のアクチュエータを不要として構造の簡素化を図っている。しかしながら、油圧ガバナを用いた油圧によりクラッチバルブの作動を制御するものであるため、装置の小型、コンパクト化、低コスト化には限度があり、より一層簡素化が図れる装置が要望されている。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、クラッチバルブの作動制御を機械的に行うことができる小型コンパクトな構成のクラッチ装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係るクラッチ装置は、油圧ポンプと油圧モータとを油圧閉回路を介して繋いで構成され、油圧ポンプおよび油圧モータの少なくともいずれかの容量を可変制御して油圧ポンプの入力回転を変速して油圧モータの出力回転として取り出すように構成された静油圧式無段変速機において、油圧ポンプおよび油圧モータを回転自在に支持する支持シャフト(例えば、実施形態における変速機出力シャフト6)内に軸方向に延びて形成された軸孔内に移動可能に配設され、この移動に応じて油圧閉回路を構成する高圧側油路と低圧側油路(例えば、実施形態における内側通路56および外側通路57)とを連通遮断するバルブスプールと、支持シャフトの一端部に対向配置されて油圧ポンプの入力回転部材(例えば、実施形態におけるポンプケーシング20)に取り付けられ、入力回転部材の回転により生じる遠心力を用いて入力回転部材の回転速度に対応するガバナ力を発生し、このガバナ力をバルブスプールに作用させてバルブスプールを軸孔内で移動させるガバナ機構と、ガバナ機構から発生するガバナ力に拘わらず、ガバナ機構を介してバルブスプールを軸孔内で強制移動させる強制作動装置(例えば、実施形態における強制クラッチ接続装置85)とを有し、ガバナ機構が、ガバナ力をバルブスプールに作用させて高圧側油路と低圧側油路とを遮断させる方向にバルブスプールを移動させる遠心力変換機構(例えば、実施形態における回転体60、ウェイト61および受圧体62からなる機構)と、高圧側油路と低圧側油路とを連通させる方向にバルブスプールを移動させるバネ付勢力を付与するガバナスプリング(例えば、実施形態におけるバネ63)とを備え、遠心力変換機構が、入力回転部材の回転により生じる遠心力によってバルブスプールの半径方向に往復動自在に設けられたガバナウェイト(例えば、実施形態におけるウェイト61)と、ガイド部材(例えば、実施形態における回転体60)によって前記軸方向に移動自在に案内されて前記バルブスプールに対して同心状に連結されるとともに前記ガバナウェイトの往復動に応じて前記軸方向に移動可能に前記ガバナウェイトと係合して前記ガバナ力を付与する受圧体とを備え、ガバナスプリングが、バルブスプールに対して同心状となるように支持シャフトに巻き掛けられて受圧体との間に介装されて構成されている。
このガバナ機構が、高圧側油路内の油圧により生じる軸方向の押圧力をバルブスプールに作用させて高圧側油路と低圧側油路とを連通させる方向にバルブスプールを移動させる油圧力付与手段(例えば、実施形態における中央ランド部73、左ランド部74および左溝部75)を有して構成されるのが好ましい。
なお、このクラッチ装置において、支持シャフトに油圧閉回路を構成する高圧側油路および低圧側油路にそれぞれ連通する高圧および低圧分岐油路(例えば、実施形態における内側分岐油路6aおよび外側分岐油路6b,6c)が形成されるとともに高圧および低圧分岐油路が軸孔内に開口し、バルブスプールが軸孔内で移動して高圧および低圧分岐油路を連通遮断し、その結果、高圧側油路と低圧側油路とを連通遮断するように構成されるのが好ましい。
さらに、強制作動装置が、受圧体を押動することによりバルブスプールを軸孔内で強制移動させるように構成されるのが好ましい。この場合、強制作動装置は、油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数が低回転で、油圧モータにより回転駆動される車輪の回転が高回転となるときに、バルブスプールを軸孔内で強制移動させて高圧側油路と低圧側油路との連通を遮断するように構成されるのが好ましい。
このように構成された本発明に係るクラッチ装置によれば、ガバナ機構から発生するガバナ力を用いてバルブスプールを軸孔内において移動させて高圧側油路と低圧側油路とを連通遮断する構成であるため、機械的な構成でクラッチ作動制御が行え、その装置構成が簡単で且つ小型化するのが容易であり、クラッチ作動制御も簡単である。さらに、ガバナ機構を油圧ポンプの入力回転部材の端部に配設することができるので、その作動設定や、メンテナンスが容易である。また、強制作動装置を用いてガバナ機構から発生するガバナ力に拘らずバルブスプールを軸孔内で強制移動させることができるため、入力回転部材の回転に影響されずに、所定の運転条件下において必要に応じてクラッチを強制作動することが可能である。
この場合に、ガバナ機構を、上述のように遠心力変換機構、付勢手段および油圧力付与手段から構成するのが好ましく、これにより、ポンプ入力回転(エンジン回転)が低いときにクラッチを開放してポンプ入力回転が増加するに応じてクラッチを接続する制御が可能であり、且つ、高圧側油路および低圧側油路内の油圧差、すなわち、油圧ポンプから油圧モータへの伝達トルクに応じてクラッチの細かな接続制御が可能となる。
なお、支持シャフトに油圧閉回路を構成する高圧側油路および低圧側油路にそれぞれ連通する高圧および低圧分岐油路を形成し、これら高圧および低圧分岐油路をバルブスプールにより連通遮断するように構成すれば、装置をより一層簡素化することができる。
また、上記所定の運転条件下とは、例えば、油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数が低回転で、油圧モータにより駆動される車輪の回転が高回転となるような場合であり、このようなときには、強制作動装置により、バルブスプールを軸孔内で強制移動させて高圧側油路と低圧側油路との連通を遮断して、エンジンブレーキを作動させる制御が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2に本発明に係る静油圧式無段変速機を備えたパワーユニットPUを示しており、パワーユニットPUは、回転駆動力を発生するエンジンEと、その出力回転を無段階に変速する静油圧式無段変速機CVTと、この静油圧式無段変速機CVTの出力回転の方向切換および伝達を行う伝達ギヤ列GTとを有して構成される。
エンジンEは、ヘッド部に給排気バルブ1a,1bを有したシリンダ1内にピストン2を配設して構成される。エンジンEにおいては、吸気バルブ1aおよび排気バルブ1bを所定タイミングで開閉し、燃料混合気をシリンダ室内で燃焼させてピストン2を往復動させ、このピストン2の往復運動を連結ロッド2aを介してクランク部3aに伝達し、クランクシャフト3が回転駆動される。クランクシャフト3の端部にはダンパ4aを有した入力駆動ギヤ4が取り付けられており、クランクシャフト3の回転駆動力が入力駆動ギヤ4に伝達される。
静油圧式無段変速機CVTは斜板プランジャ式の油圧ポンプPと斜板プランジャ式の油圧モータMとを有して構成される。斜板プランジャ式の油圧ポンプPを構成するポンプケーシングに結合された入力従動ギヤ5が上記入力駆動ギヤ4と噛合しており、エンジンEの回転駆動力が入力従動ギヤ5に伝達されてポンプケーシングが回転駆動される。静油圧式無段変速機CVTの詳細は後述するが、この静油圧式無段変速機CVTにより無段階に変速された出力回転は、変速機出力シャフト6(図2には示しておらず、図1等参照)に出力されるように構成されている。
変速機出力シャフト6には、伝達ギヤ列GTが繋がっており、変速機出力シャフト6の回転は伝達ギヤ列GTにより前進−中立切換、減速等が行われて出力駆動シャフト11に伝達される。出力駆動シャフト11の先端には出力駆動ベベルギヤ12が取り付けられており、この出力駆動ベベルギヤ12と噛合する出力従動ベベルギヤ13からドライブシャフト14に出力駆動シャフト11の回転駆動力が伝達され、このドライブシャフト14から車輪(図示せず)に回転駆動力が伝達されてこれが駆動される。
次に、上記静油圧式無段変速機CVTについて、図1および図3〜図5を参照して説明する。静油圧式無段変速機CVTは斜板プランジャ式の油圧ポンプPと斜板プランジャ式の油圧モータMとを有して構成され、変速機出力シャフト6がその中心を貫通して延びて配設されている。なお、変速機出力シャフト6は変速機ハウジングHSGに対してボールベアリング7a,7b,7cにより回転自在に支持されている。
油圧ポンプPは、変速機出力シャフト6の上にこれと同軸且つ相対回転自在に配設されたポンプケーシング20と、ポンプケーシング20の内部にポンプケーシング20の回転中心軸に対して所定角度傾いて配設されたポンプ斜板部材21と、このポンプ斜板部材21と対向して配設されたポンプシリンダ22と、ポンプシリンダ22においてその中心軸を囲む環状配列で軸方向に延びて形成された複数のポンププランジャ孔22a内に摺動自在に配設された複数のポンププランジャ23とから構成される。ポンプケーシング20は、変速機出力シャフト6及びポンプシリンダ22の上にベアリング7bおよび22cにより回転自在に支持されるとともに変速機ハウジングHSGに対してベアリング7aにより回転自在支持されている。ポンプ斜板部材21は、ポンプケーシング20に対してベアリング21a,21bにより上記所定角度傾いた軸を中心として回転自在に配設されている。すなわち、ポンプシリンダ22は、ベアリング22cにより、ポンプケーシング20に対して同軸上で相対回転自在に支持されている。
ポンプケーシング20の外周には、ボルト5aにより締結されて入力従動ギヤ5が取り付けられている。また、ポンププランジャ23の外側端部は外方に突出してポンプ斜板部材21の斜板面21aに当接係合され、ポンププランジャ孔22a内に位置する内側端部は後述する分配バルブ50のバルブボディ51と対向してポンププランジャ孔22a内にポンプ油室23aを形成する。なお、ポンププランジャ孔22aの端部にはポンプ吐出口および吸入口として作用するポンプ開口22bが形成されている。上述したように入力従動ギヤ5が回転駆動されるとポンプケーシング20が回転駆動され、その内部に配設されたポンプ斜板部材21がポンプケーシング20の回転に伴って揺動され、ポンププランジャ23は斜板面21aの揺動移動に応じてポンププランジャ孔22a内を往復移動し、ポンプ油室23aの内部の作動油を吐出したり、吸入したりする。
油圧モータMは、変速機ハウジングHSGに結合されて固定保持されたモータケーシング30と、モータケーシング30の内面に形成された支持球面30bに摺接して支持され、変速機出力シャフト6の中心軸に対して直角方向(紙面に垂直な方向)に延びる揺動中心Oを中心として揺動自在に支持されたモータ揺動部材35と、モータ揺動部材35内にベアリング31a,31bにより回転自在に支持されて配設されたモータ斜板部材31と、このモータ斜板部材31と対向するモータシリンダ32と、モータシリンダ32においてその中心軸を囲む環状配列で軸方向に貫通形成された複数のモータプランジャ孔32a内に摺動自在に配設された複数のモータプランジャ33とから構成される。なお、モータシリンダ32はその外周部においてベアリング32cを介してモータケーシング30により回転自在に支持されている。
モータプランジャ33の外側端部は外方に突出してモータ斜板部材31の斜板面31aに当接係合され、プランジャ孔32a内に位置する内側端部はバルブボディ51と対向してモータプランジャ孔32a内にモータ油室33aを形成する。なお、モータプランジャ孔32aの端部にはモータ吐出口および吸入口として作用するモータ開口32bが形成されている。モータ揺動部材35の端部が外径側に突出して形成されたアーム部35aは径方向外方に突出してモータサーボ機構SV(図2参照)に連結されており、モータサーボ機構SVによりアーム部35aが図1等における左右に移動する制御が行われ、モータ揺動部材35を揺動中心Oを中心として揺動させる制御が行われる。このようにモータ揺動部材35が揺動されると、その内部に回転自在に支持されたモータ斜板部材31も一緒に揺動され、その斜板角度が変化する。
ポンプシリンダ22およびモータシリンダ32の間に分配バルブ50が配設されている。図3にこの部分を拡大して示しており、分配バルブ50のバルブボディ51は、ポンプシリンダ22及びモータシリンダ32の間に挟持されて一体結合され、且つ変速機出力シャフト6に結合されている。このため、ポンプシリンダ22、分配バルブ50、モータシリンダ32および変速機出力シャフト6は一体回転する。
その符号を特に図4に分かりやすく示すように、分配バルブ50を構成するバルブボディ51内には、径方向に延びて円周方向に等間隔で形成された複数のポンプ側スプール孔51aおよび複数のモータ側スプール孔51bが2列に並んで形成されている。ポンプ側スプール孔51a内にポンプ側スプール53が、モータ側スプール孔51b内にモータ側スプール55がそれぞれ摺動自在に配設されている。
ポンプ側スプール孔51aはポンププランジャ孔22aに対応して形成されており、バルブボディ51に、それぞれ対応するポンプ開口22b(ポンプ油室23a)とポンプ側スプール孔51aとを連通する複数のポンプ側連通路51cが形成されている。モータ側スプール孔51bはモータプランジャ孔32aに対応して形成されており、バルブボディ51に、それぞれ対応するモータ開口32b(モータ油室33a)とモータ側スプール孔51bとを連通する複数のモータ側連通路51dが形成されている。
分配バルブ50においてはさらに、ポンプ側スプール53の外周端部を囲む位置にポンプ側カムリング52が配設され、モータ側スプール55の外周端部を囲む位置にモータ側カムリング54が配設されている。ポンプ側カムリング52は、ポンプケーシング20の先端内面にその回転中心軸から偏心して形成された偏心内周面20a内に取り付けられており、ポンプケーシング20と一体に回転される。モータ側カムリング54はモータケーシング30の先端内面にモータシリンダ32の回転中心軸から偏心して形成された偏心内周面30a内に取り付けられている。なお、ポンプ側カムリング52の内周面にポンプ側スプール53の外周端が相対回転自在に係止されており、モータ側カムリング54の内周面にモータ側スプール55の外周端が相対回転自在に係止されている。
バルブボディ51の内周面と変速機出力シャフト6の外周面との間に内側通路56が形成されており、ポンプ側スプール孔51aおよびモータ側スプール孔51bの内周端部がこの内側通路56に連通している。また、バルブボディ51内にはポンプ側スプール孔51aとモータ側スプール孔51bとを連通する外側通路57が形成されている。
ここで、上記構成の分配バルブ50の作動について説明する。エンジンEの駆動力が入力従動ギヤ5に伝達されてポンプケーシング20が回転駆動されると、この回転に応じてポンプ斜板部材21が揺動する。このため、ポンプ斜板部材21の斜板面21aに当接係合されたポンププランジャ23は、ポンプ斜板部材21の揺動によってポンププランジャ孔22a内を軸方向に往復移動され、ポンププランジャ23の内方への移動に応じてポンプ油室23aからポンプ開口22bを通って作動油が吐出され、且つ外方への移動に応じてポンプ開口22bを通ってポンプ室23a内に作動油が吸入される。
このとき、ポンプケーシング20の端部に取り付けられたポンプ側カムリング52はポンプケーシング20とともに回転されるが、ポンプ側カムリング52はポンプケーシング20の回転中心に対して偏心して取り付けられているため、ポンプ側カムリング52の回転に応じてポンプ側スプール53がポンプ側スプール孔51a内を径方向に往復動される。このようにポンプ側スプール53が往復動され、ポンプ側スプール53が図4及び図5に示す状態から内径側に移動されるとスプール溝53aを介してポンプ側連通路51cと外側通路57とが連通し、ポンプ側スプール53が図4及び図5に示す状態から外径側に移動されるとポンプ側通路51cと内側通路56とが連通する。
ここで、ポンプケーシング20の回転に伴って斜板部材21が揺動されてポンププランジャ23が最も外側に押し出された位置(これを下死点と称する)と最も内側に押し込まれた位置(これを上死点と称する)との間で往復動されるのに対応して、ポンプ側カムリング52はポンプ側スプール53を径方向に往復動させるようになっている。この結果、ポンプケーシング20の回転に伴ってポンププランジャ23が下死点から上死点に移動してポンプ油室23a内の作動油がポンプ開口22bから吐出されると、この作動油はポンプ側連通路51cを通って外側通路57内に送出される。一方、ポンプケーシング20の回転に伴ってポンププランジャ23が上死点から下死点に移動するときには、内側通路56内の作動油がポンプ側連通路51cおよびポンプ開口22bを通ってポンプ油室23a内に吸入される。このことから分かるように、ポンプケーシング20が回転駆動されると、外側通路57には油圧ポンプPから吐出された作動油が供給され、内側通路56からは油圧ポンプPに作動油が吸入される。
一方、モータケーシング30の端部に取り付けられたモータ側カムリング54もモータケーシング30の回転中心に対して偏心して取り付けられているため、モータシリンダ32が回転されるとその回転に応じてモータ側スプール55がモータ側スプール孔51b内を径方向に往復動される。このようにモータ側スプール55が往復動され、モータ側スプール55が図4及び図5に示す状態から内径側に移動されるとスプール溝55aを介してモータ側連通路51dと外側通路57とが連通し、モータ側スプール55が図4及び図5に示す状態から外径側に移動されるとモータ側通路51dと内側通路56とが連通する。
ここで、上述したように、油圧ポンプPから吐出された作動油が外側通路57に送られており、この作動油はモータ側連通路51dからモータ開口32bを通ってモータ油室33a内に供給され、モータプランジャ33は軸方向外方に押圧される。このように軸方向外方への押圧力を受けるモータプランジャ33の外側端部が図1のようにモータ揺動部材35が揺動された状態のモータ斜板部材31における上死点から下死点に至る部分に摺接するように構成されており、この軸方向外方への押圧力によりモータプランジャ33がモータ斜板部材31に沿って上死点から下死点まで移動するようにモータシリンダ32が回転駆動される。
このような回転駆動を行わせるために、モータシリンダ32の回転に伴ってモータプランジャ33が最も外側に押し出された位置(下死点)から最も内側に押し込まれた位置(上死点)までの間で往復動されるのに対応して、モータ側カムリング54はモータ側スプール55を径方向に往復動させるようになっている。このようにしてモータシリンダ32が回転駆動されると、この回転に応じてモータプランジャ33がモータ斜板部材31に沿って下死点から上死点まで移動するときに内方に押されて移動し、モータ油室33a内の作動油がモータ開口32bからモータ側連通路51dを通って内側通路56に送られる。このようにして内側通路56に送られた作動油は、上述したように、ポンプ側連通路51cおよびポンプ開口22bを通ってポンプ油室23a内に吸入される。
以上の説明から分かるように、エンジンEの回転駆動力を受けてポンプケーシング20が回転駆動されると、油圧ポンプPから外側通路57に作動油が吐出され、これが油圧モータMに送られてモータシリンダ32を回転駆動する。モータシリンダ32を回転駆動した作動油は内側通路56に送られ、内側通路56から油圧ポンプPに吸入される。このように油圧ポンプPと油圧モータMとを繋ぐ油圧閉回路が分配バルブ50により構成され、油圧ポンプPの回転に応じて油圧ポンプPから吐出された作動油が油圧閉回路を介して油圧モータMに送られてこれが回転駆動され、さらに油圧モータMの駆動を行って吐出された作動油は油圧閉回路を介して油圧ポンプPに戻される。
この場合に、エンジンEにより油圧ポンプPを駆動し、油圧モータMの回転駆動力が車輪に伝達されて車両が走行する状態のときには、外側通路57が高圧側油路となり、内側通路56が低圧側油路となる。一方、降坂路走行等におけるように車輪の駆動力が油圧モータMに伝達され、油圧ポンプPの回転駆動力がエンジンEに伝達されてエンジンブレーキ作用が生じる状態のときには、内側通路56が高圧側油路となり、外側通路56が低圧側油路となる。
このとき、ポンプシリンダ22とモータシリンダ32は変速機出力シャフト6に結合されて一体回転するため、上記のようにモータシリンダ32が回転駆動されるとポンプシリンダ22も一緒に回転し、ポンプケーシング20とポンプシリンダ22との相対回転速度が小さくなる。このため、ポンプケーシング20の回転速度Niと、変速機出力シャフト6の回転速度No(すなわち、ポンプシリンダ22およびモータシリンダ32の回転速度)との関係は、ポンプ容量Vpおよびモータ容量Vmとに対して次式(1)のようになる。
Figure 0004469595
モータ容量Vmは、モータサーボ機構SVによりモータ揺動部材35を揺動させる制御により無段階に変化させることが可能である。すなわち、上記式(1)においてポンプ斜板部材21の回転速度Niが一定とした場合、モータ容量Vmを無段階に変化させる制御を行うと変速機出力シャフト6の回転が無段階に変速するが、このことから分かるようにモータサーボ機構SVによりモータ揺動部材35を揺動させてモータ容量Vmを変化させることにより変速制御が行われる。
ここで、モータ揺動部材35の揺動角度を小さくする制御を行うと、モータ容量Vmは小さくなり、上記式(1)の関係においてポンプ容量Vpは一定で、ポンプ斜板部材21の回転速度Niが一定とした場合、変速機出力シャフト6の回転がポンプ斜板部材21の回転速度Niに近づくように増速される制御、すなわち、トップ変速段への無段階変速制御となる。そして、モータ斜板角度が零、すなわち直立状態となった時点で、理論的にはNi=Noの変速比(トップ変速比)となり、油圧ロック状態となってポンプケーシング20がポンプシリンダ22、モータシリンダ32および変速機出力シャフト6と一体回転して機械的な動力伝達がなされる。
以上のように構成された静油圧式無段変速機CVTにおいて、内側通路56と外側通路57とを連通させると両通路56,57を介した油の供給が行われなくなり、油圧ポンプPと油圧モータMとの間での動力伝達を遮断できる。すなわち、内側通路56と外側通路57との連通開度制御を行うことによりクラッチ制御が可能となる。このクラッチ制御を行うためのクラッチ装置CLが静油圧式無段変速機CVTに設けられており、このクラッチ装置CLについて以下に説明する。
クラッチ装置CLは、ポンプケーシング20の端部にボルト60bにより結合された回転体60と、この回転体60の内側面に径方向に延びて形成された複数の受容溝60a内にそれぞれ受容されたウエイト61(ボールないしローラ)と、各受容溝60a内に斜めに延びて突出するアーム部62aを有したディスク状の受圧体62と、アーム部62aがウエイト61を受容溝60a内に押圧するように受圧体62を付勢するバネ63と、受圧体62の一端側の係止部62cに係止されたバルブスプール70とから構成される。
回転体60には回転中心軸を中心とする貫通孔60cが形成されており、受圧体62の円筒部62bがこの貫通孔60c内に移動可能に挿入されており、受圧体62は軸方向に移動可能である。このため、ポンプケーシング20が静止状態で回転体60も回転していない状態では、バネ63が受圧体62に与える付勢力によりアーム部62aがウエイト61を受容溝60a内に押し付ける。このとき、アーム部62aは図示のように斜めに延びているため、ウエイト61は径方向内方に押し込まれ、受圧体62は図1に示すように左動した状態となる。
この状態からポンプケーシング20が回転駆動されて回転体60が回転すると、遠心力によりウエイト61は受容溝60a内において径方向外方に押し出される。このようにウエイト61が遠心力により外径方向に押し出されると、ウエイト61がアーム部62aを押して受圧体62はバネ63の付勢に抗して右動される。受圧体62の右方向への移動量はウエイト61に作用する遠心力、すなわち、ポンプケーシング20の回転速度に応じて変化し、所定回転速度以上のときには図3に示す位置まで右動される。このように軸方向左右に移動する受圧体62の係止部62cに係止されるバルブスプール70は、変速機出力シャフト6の端部に開口して軸方向に延びたスプール孔6d内に嵌入配設されており、受圧体62とともに軸方向左右に移動される。このことから分かるように、なお、回転体60、ウエイト61および受圧体62により遠心力変換機構が構成され、これにバネ63を加えてガバナ機構が構成される。
一方、このスプール孔6dが形成される変速機出力シャフト6には、図4および図5に詳しく示すように、内側通路56から分岐してスプール孔6dに繋がる内側分岐油路6aと、外側通路57から分岐した連通路57aからスプール孔6dに繋がる外側分岐油路6b,6cとが形成されている。図4は図1に対応しており、受圧体62が左動されてバルブスプール70が左動した状態を示しており、この状態においては、バルブスプール70の右溝部72を介して内側分岐油路6aと外側分岐油路6cとが連通し、内側通路56と外側通路57とが連通する。一方、図5は図3に対応しており、受圧体62が右動されてバルブスプール70が右動した状態を示しており、この状態においては、バルブスプール70の中央ランド部73により、内側分岐油路6aと外側分岐油路6cとが遮断され、内側通路56と外側通路57も遮断される。
上述したようにポンプケーシング20が回転静止状態ではバルブスプール70が左動されるため、このときには内側分岐油路6aと外側分岐油路6cとが連通して油圧ポンプPと油圧モータMとの間の動力伝達が遮断されて、クラッチ解放状態となる。この状態からポンプケーシング20が回転駆動されると、その回転速度に応じてウエイト61に作用する遠心力により受圧体62が徐々に右動され、バルブスプール70も一緒に右動される。この結果、バルブスプール70の中央ランド部73により内側分岐油路6aと外側分岐油路6cとが徐々に遮断され、クラッチが徐々に接続される。
本実施形態に係る静油圧式無段変速機CVTにおいては、エンジンEによりポンプケーシング20が回転駆動されるときに、エンジン回転速度が低回転時(アイドリング時)ではバルブスプール70が左動されてクラッチ解放状態となり、エンジン回転が上昇するに応じてクラッチが徐々に接続されるようになっている。
なお、バルブスプール70における中央ランド部73の外径d1と左ランド部74の外径d2とが、d1<d2となるように設定されている。このため、バルブスプール70が右動されてクラッチ接続状態となったときに、バルブスプール70の左溝部75内に作用する外側通路57内の油圧がバルブスプール70を左動させる方向に作用する。この左方向の押圧力は左溝部75に作用する油圧の大きさと、上記外径d1,d2の差による受圧面積差に対応する。この受圧面積差は一定であるが、左溝部75に作用する油圧は外側通路57内の油圧であり、駆動力に応じて変化し、駆動力が大きい程、高圧となる。この構成が請求の範囲に規定する油圧力付与手段に対応する。
このことから分かるように、バルブスプール70の移動によるクラッチ接続制御は、ポンプケーシング20の回転速度に対応してウエイト61により発生する遠心力(Fgov)と、バネ63の付勢力(Fspg)と、上記バルブスプール70の左溝部75に作用する油圧力による押圧力(Fp)とのバランス(Fgov=Fp+Fspg)に応じて行われる。具体的には、ポンプケーシング20の回転が高くなるに応じてクラッチ接続させる制御を行うとともに、外側通路57の油圧が高くなるに応じて(油圧ポンプPから油圧モータMへの伝達駆動力が大きくなるに応じて)クラッチを解放させる方向の力を付与する制御となる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る静油圧式無段変速機について、図6を参照して説明する。この変速機は、クラッチ装置CLを構成する受圧体162の構成が相違し、この受圧体162を強制的に右動させる強制クラッチ接続装置85を有するという構成が相違するのみで、その他の構成は上述した変速機と同一であるため、同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
受圧体162は、上述した第1の実施形態に係る受圧体62とほぼ同一形状であり、円筒部162bが左方向に延びているという構成のみが相違する。このように延びた円筒部162bはカバー80に形成された貫通孔81を通って外方に突出している。一方、カバー80には強制クラッチ接続装置85が取り付けられており、円筒部162bは強制クラッチ接続装置85内に突入し、作動時にはこの強制クラッチ接続装置85により強制的に右方向に押される構成となっている。強制クラッチ接続装置85は電磁力により円筒部162bを右方向に押す力を付与可能であり、この電磁力を付与しない状態では円筒部162bはバネ63の付勢により左動した状態となる。
強制クラッチ接続装置85は通常の運転時には作動されず、クラッチ装置CLは上述した第1の実施形態の場合と同様なクラッチ接続制御を行う。そして、所定の運転条件下において強制クラッチ接続装置85が作動され、受圧体162を強制的に右動させてバルブスプール70を強制的に右動させ、クラッチを接続させる。このように強制クラッチ接続装置85を作動させる条件としては、例えば、エンジン回転がアイドリング状態となってクラッチが解放された状態で降坂路走行を行う場合があり、このようなときには強制クラッチ接続装置85によりバルブスプール70を強制的に右動させてクラッチを接続状態とし、エンジンブレーキを作用させる。
本発明に係る静油圧式無段変速機の構成を示す断面図である。 この静油圧式無段変速機を備えたパワーユニットの構成を示す概略図である。 本発明に係る静油圧式無段変速機の構成を示す断面図である。 本発明に係る静油圧式無段変速機の一部を拡大して示す断面図である。 本発明に係る静油圧式無段変速機の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る静油圧式無段変速機の構成を示す断面図である。
符号の説明
CVT 静油圧式無段変速機
P 油圧ポンプ
M 油圧モータ
6 変速機出力シャフト(支持シャフト)
6a 内側分岐油路
6b,6c 外側分岐油路
6d スプール孔(軸孔)
20 ポンプケーシング(入力回転部材)
56 内側通路
57 外側通路
60 回転体(遠心力変換機構、ガバナ機構)
61 ボール(遠心力変換機構、ガバナ機構)
62 受圧体(遠心力変換機構、ガバナ機構)
63 バネ(ガバナ機構)
70 バルブスプール
72 右溝部
73 中央ランド部
74 左溝部
75 左ランド部
85 強制クラッチ接続装置

Claims (4)

  1. 油圧ポンプと油圧モータとを油圧閉回路を介して繋いで構成され、前記油圧ポンプおよび油圧モータの少なくともいずれかの容量を可変制御して前記油圧ポンプの入力回転を変速して前記油圧モータの出力回転として取り出すように構成された静油圧式無段変速機において、
    前記油圧ポンプおよび油圧モータを回転自在に支持する支持シャフト内に軸方向に延びて形成された軸孔内に移動可能に配設され、この移動に応じて前記油圧閉回路を構成する高圧側油路と低圧側油路とを連通遮断するバルブスプールと、
    前記支持シャフトの一端部に対向配置されて前記油圧ポンプの入力回転部材に取り付けられ、前記入力回転部材の回転により生じる遠心力を用いて前記入力回転部材の回転速度に対応するガバナ力を発生し、前記ガバナ力を前記バルブスプールに作用させて前記バルブスプールを前記軸孔内で移動させるガバナ機構と、
    前記ガバナ機構から発生する前記ガバナ力に拘わらず、前記ガバナ機構を介して前記バルブスプールを前記軸孔内で強制移動させる強制作動装置とを有し
    前記ガバナ機構が、前記ガバナ力を前記バルブスプールに作用させて前記高圧側油路と前記低圧側油路とを遮断させる方向に前記バルブスプールを移動させる遠心力変換機構と、前記高圧側油路と前記低圧側油路とを連通させる方向に前記バルブスプールを移動させるバネ付勢力を付与するガバナスプリングとを備え、
    前記遠心力変換機構が、前記入力回転部材の回転により生じる遠心力によって前記バルブスプールの半径方向に往復動自在に設けられたガバナウェイトと、ガイド部材によって前記軸方向に移動自在に案内されて前記バルブスプールに対して同心状に連結されるとともに前記ガバナウェイトの往復動に応じて前記軸方向に移動可能に前記ガバナウェイトと係合して前記ガバナ力を付与する受圧体とを備え、
    前記ガバナスプリングが、前記バルブスプールに対して同心状となるように前記支持シャフトに巻き掛けられて前記受圧体との間に介装されていることを特徴とする静油圧式無段変速機のクラッチ装置。
  2. 前記ガバナ機構が、前記高圧側油路内の油圧により生じる軸方向の押圧力を前記バルブスプールに作用させて前記高圧側油路と前記低圧側油路とを連通させる方向に前記バルブスプールを移動させる油圧力付与手段を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の静油圧式無段変速機のクラッチ装置。
  3. 前記支持シャフトに前記油圧閉回路を構成する高圧側油路および低圧側油路にそれぞれ連通する高圧および低圧分岐油路が形成されるとともに前記高圧および低圧分岐油路が前記軸孔内に開口し、前記バルブスプールが前記軸孔内で移動して前記高圧および低圧分岐油路を連通遮断して前記高圧側油路と前記低圧側油路とを連通遮断するように構成されていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の静油圧式無段変速機のクラッチ装置。
  4. 前記強制作動装置が、前記受圧体を押動することにより前記バルブスプールを前記軸孔内で強制移動させるように構成され、
    前記強制作動装置は、前記油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数が低回転で、前記油圧モータにより駆動される車輪の回転が高回転となるときに、前記バルブスプールを前記軸孔内で強制移動させて前記高圧側油路と前記低圧側油路との連通を遮断させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の静油圧式無段変速機のクラッチ装置。
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