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JP4468105B2 - カロリー調整済食品 - Google Patents

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Description

本発明はカロリー調整済食品、具体的には通常食、特に牛乳などの乳製品や豆乳と共に摂取することにより摂取総カロリーが単位カロリーの整数倍に調整されたカロリー調整済食品に関する。
糖尿病患者は厳しい食事制限を強いられ、通常1日1600kcal前後の食事しか食べることが出来ない。この食事制限を守るために、80kcal相当量を1単位を基本とした糖尿病食事療法用の食品換算表が定められ、指示されたカロリーの範囲内で所要栄養素を摂取できるよう食事内容が細かく制限されている。
ところが、ほとんどの食品では、単位量、例えば食品100g当たりのカロリーが80kcalであるはずもなく、食事の際には、摂取する食品の量を調整してカロリーを調整することが一般的に行われている。例えば、牛乳は、良質のタンパク質やカルシウムを多く含むため、朝、昼、夕食用の食品としてあるいは間食用の食品として摂取可能なものとして取り扱われているが、牛乳のカロリーは100ml当たり約69kcalであり、1単位の牛乳を摂取するためには約120mlを量り取る必要がある。この120mlという量は切りのよい数字ではなく、メスシリンダーのような細かく目盛りが付いた計量器で測り採らなければならず、糖尿病患者は不便を強いられていた。
そこで、このようなカロリー制限者用に予め約80kcalとなるようにパッケージ化された食品(特許文献1参照)や数種類のパッケージ食品で80kcalの整数倍となるように調整された食品も提供されているが、パッケージ化するために相当のコストを必要とし、また、旅行など外出時に際しその都度必要な数のパッケージ食品を携行しなければならないなど、不便極まりのないものであった。
特開2001−309767号公報
本発明は上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであって、単位量当たりの食品と共に摂取することでトータル1単位のカロリーが摂取できるような栄養補助食品を提供し、家庭や外出先等におけるカロリーコントロールを容易にすることを目的としている。
そこで、本発明では、単位量の食品と共に摂取して、摂取された当該食品と合わせた合計摂取カロリーを80kcalの整数倍に調整することを目的としたカロリー調整用栄養補助食品を提供するものである。
具体的にその一例を挙げると、食品の単位量当たりと共に摂取する栄養補助食品の総カロリーが10〜40kcalであって、0.1〜25gの炭水化物と、0.01〜5gのタンパク質と、0〜4.4gの脂質とから構成される。このとき、前記炭水化物のうち10%以上を食物繊維から構成するのが好ましい。この栄養補助食品は、特に、牛乳、低脂肪乳又は豆乳と共に好ましく用いられる。
また、本発明においては、前記食物繊維を除く炭水化物として、パラチノース、トレハルロース等の遅吸収性糖質を用い、さらに亜鉛やクロム、マグネシウム、ビタミンA、D、C、Eの少なくとも1種以上を添加するのがより望ましい。
本発明によれば、通常の食品を単位量摂取すると共に本発明の栄養補助食品を所定量摂取するだけで、1単位のカロリーである80kcalの整数倍のカロリー量の食事を摂取することができる。このため、計量カップや秤等を用いてg単位、ml単位まで細かく図って摂取量を調整するといった日頃の煩わしさから解放される。
また、本発明の食品に添付される栄養補助食品は、1回摂取量を1個包装したものとして提供されるので、携帯等にも便利である。例えば、旅先において、瓶入り牛乳1本や紙パック入りの豆乳を1パック購入して、それと共に摂取すればこれで1単位もしくは2単位のカロリーを摂取したと計算できる。このように、家庭内はもとより旅先など外出先においても、容易にカロリー制限を行うことができる
そして、本発明の栄養補助食品には、エネルギー源として種々の栄養素を用いることができるだけでなく、エネルギー源以外の栄養素も数々補えるので、栄養バランスの取れた従来にない食品形態を提供することができる。
特に、本発明所定のカロリーバランスにすれば、牛乳などの乳製品、豆乳などの良質タンパク質を摂りやすくなり、栄養バランスの取れた間食を摂取できる。
以下、本発明についてより具体的に説明する。本発明のカロリー調整済食品は、牛乳や豆乳等と個装されたカロリー調整用栄養補助食品が組み合わされたカロリー調整済食品である。
この栄養補助食品は、通常の食品と共に摂取されるものであって、本発明の栄養補助食品を対象食品と同時に摂取する場合や、対象食品の摂取前後に栄養補助食品を摂取する場合も含まれ、時間的に離れていてもその食品と密接な関係をもって摂取されればよい。すなわち、対象となる食品に混ぜて摂取する、あるいは対象となる食品と共に口に含んで摂取するなどのように時間的な差がほとんどない場合のみならず、食事が済んだあとに摂取する、あるいは薬を服用するごとく食事後に水やお茶などと同時に摂取する場合であってもよい。
本発明の栄養補助食品は対象となる食品ごとによってその内容、特にカロリー量が異なる。また、対象となる食品とは原則として切り離されて提供されるが、対象となる食品と共に、つまり組み合わせ食品のごとく提供される場合もある。
この栄養補助食品は、対象となる食品の単位量と共に摂取して総カロリー量を80kcalの整数倍に調整しようとするものである。単位量当たりのカロリー量は任意でよいが、摂取できる食品の量を考慮すれば、単位量当たり80kcal未満の食品を対象にするのがよい。例えば、単位量当たり150kcalの食品であれば、ひとつの食品で2単位を摂取することになるからである。ここでいう食品の単位量とは、原則として食品を計量するときの基本量(容量または質量)をさし、例えば100mlあるいは100gを意味するが、例えば1本200ml(もしくは180ml)のビン入りの牛乳や1カップ80g包装のヨーグルトなど、日常的に摂取する量あるいは包装単位、肉一切れ、魚一切れなどの計量単位以外の包装単位や取引単位をも含む概念である。
本発明の対象となる食品は特に制限されるものではないが、日常販売されている食品であって、飲料であっても差し支えない。ただし、既に80kcal単位の整数倍に調整されたカロリー制限用の食品(組み合わせ用の食品も含む)は本発明の対象から除かれる。こうしたカロリー制限用の食品を除く限りにおいては、例えば予め調理されたレトルトパックの酢豚など、非カロリー制限者向けに予め調理された食品なども対象とすることができる。また、対象とできる食品には、品種や産地、製造方法、製造メーカー、1包装単位や1取引単位等によって1単位量当たりのカロリー量のばらつきが比較的少ない食品種が好適である。カロリー量のばらつきが大きい食品の類であれば、栄養補助食品のカロリー量の調整が非常に面倒になるからである。すなわち、個々の食品(例えばメーカー別や産地別など)に応じてきめ細かくカロリー量を調整しなければならず、多品種少量生産となって、栄養補助食品の大量生産に見合わなくなるからである。
さらに、本発明の栄養補助食品には、糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー源だけでなくそれら以外のビタミン、ミネラルを添加することが可能であるので、好ましくは人工的に糖質その他の補助栄養素が添加されていない自然食品、成分未調整品に好適に利用されうる。また、後述するように、栄養補助食品にはコーヒやチョコレート、その他の香味料、フレーバー等が添加される場合もある。したがって、これらの観点から総合すると、具体的には、豆乳、牛乳、低脂肪乳や無糖ヨーグルトなどの乳製品のような低脂肪、高タンパク食品が好適な対象食品であると言える。
そして、本発明の栄養補助食品のカロリー量は、上記の食品単位量に対して対象食品と共に摂取した場合にトータルカロリーが80kcalの整数倍となるように調整される。この調整のために適量の栄養補助食品を摂取する必要があるが、これには、いわゆる大入り袋のように摂取の際にスプーン1杯などと所要量をその都度量り採る形態の他、予め必要量ごとに分包、カプセル化した形態のものなど種々の態様が考えられる。実用上は、予め食品単位量に対して所定量の栄養補助食品が分包された形態、例えば1包や1カプセルなどに加工されたものが好都合である。
本品1回摂取量当たりのカロリー量は、80kcalの整数倍から摂取する食品のカロリー量を引いたカロリーであって、通常0より大きく80kcal未満のカロリー量である。例えば、牛乳や乳加工品、豆乳を対象とした場合、これらの食品に対する必要カロリー量は概ね10〜40kcalとなる。これらの食品100gもしくは100ml中のカロリーは通常約40〜70kcalだからである。また、牛乳1瓶を単位量として考えると、牛乳1瓶(200ml)のカロリー量は138kcalであるから、1回摂取量当たりのカロリー量は160kcal(=80kcal×2単位)−138kcal=22kcalとなる。
そして、このカロリー量は、原則的には、炭水化物のみならず、タンパク質、脂肪のいずれによっても調整可能なものであり、例えば、炭水化物を0.1〜25g、タンパク質を0.01〜5g、脂肪を4.4g以下の範囲で補うことができる。この炭水化物のうち、下記に述べるように、全炭水化物に対する10重量%以上を食物繊維とするのが好ましい。また、タンパク質は各種原料に由来して存在するために、少なくても0.01g程度は含有され、0.01g程度のタンパク質は必須成分として取り扱われる。糖尿病患者の場合には脂質の摂取を避けるのが望まれるので脂質の摂取量を出来る限り少なくし、脂質は好ましくは1g以下、望ましくは0.5g以下、より望ましくは0とする。すなわち、これらのことからより好ましくは、不足するカロリーを主として炭水化物、すなわち糖質および一部の食物繊維で補い、一部のカロリーをタンパク質で補うのが望ましい。なお、本発明でいう炭水化物やタンパク質、脂質、カロリー量、その他食物繊維、ビタミン等の栄養素の定義や量は、特段の場合を除いては、五訂日本食品標準表に従うものとする。
炭水化物は、糖質と食物繊維に大別される。糖質としては、グルコース、マンノースなどの単糖類、スクロースやラクトース、マルトース、ラフィノース、ラクチュロース、イソマルゴオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などのようなオリゴ糖、澱粉、グリコーゲンなどの多糖類、エリスリトール、キシリトールやソルビトール、マンニトールなどの糖アルコールが挙げられる。そして、エネルギー源となる炭水化物には、難消化性であっても、腸内細菌によって一部ないし完全に発酵分解され、最終的にエネルギー源となる炭水化物でも差し支えなく、これらには食物繊維に大別されるものや糖アルコールの一部、ラフィノースやラクチュロース等が含まれる。もちろん、食物繊維は糖の消化吸収を抑えたり、糖の排泄促進効果を有するので、エネルギー源とならない食物繊維を用いることは差し支えなく、むしろ、エネルギー源とならない食物繊維をも必須成分として含めることが望ましい。
もちろん、カロリー面のみから考慮すると、不足するカロリーを単糖類、でんぷんなどの易吸収性の炭水化物だけで補うことも考えられるが、糖尿病の改善には食物繊維が有効である。また、タンパク質や食物繊維以外の炭水化物だけでは、いわゆる製剤化(粉末化や錠剤化など)するには困難な場合があり、この場合の賦形剤としての作用をも果たす。これらのことを考慮すれば、本発明においては、少なくとも、エネルギー源であるかどうかに関係なく使用される炭水化物のうち10重量%を食物繊維とするのが好ましい。製剤化の条件などとの兼ね合いもあるが、その量は多ければ多いほどよく、好ましくは30重量%以上、より好ましくは40重量%以上を食物繊維から構成する。
食物繊維には、例えば、セルロースやヘミセルロース、リグニン、キチンなどの不溶性食物繊維、難消化性デキストリン、ガラクトマンナン、グルコマンナン、アルギン酸、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ポリデキストロース、ペクチンなどの水溶性食物繊維を挙げることができる。これらは天然、人工問わず食用に供することができれば特に限定されることはなく、野菜、果物、コンニャク等食物繊維を含む食品で代用することもできる。
炭水化物のカロリー計算と食物繊維の重量は、原則として前記日本食品標準成分表に従って求める。炭水化物のうち、食物繊維や難消化性糖質などそのエネルギー換算係数が定められている場合は(例えば「栄養基準における栄養成分等の分析法等について」の一部改正 食新発第0217002号告示)、そのエネルギー換算係数を使用する。炭水化物中に含まれている食物繊維量がわからない場合は、酵素−HPLC法(Proscky法・高速液体クロマトグラフ法:前記食新発第0217002号告示による)の分析に基づいて得られた値を食物繊維の重量とし、前記告示のエネルギー換算係数(2kcal/g)にしたがってカロリーを算出すればよい。また、使用する成分について前記日本食品成分表以外の規格書にカロリーが明記されている場合にはその使用量と共に当該カロリーを使用することにする。
エネルギー源としての炭水化物にはこうした食物繊維がその一部に用いられる他、上記単糖類やオリゴ糖、糖アルコールなどの糖質が好適に用いられる。また、糖質としては、パラチノース、トレハルロースのように吸収代謝の穏やかな遅吸収性のものが特に好ましく、望ましくは脂質、タンパク質以外のエネルギー源として供給される炭水化物の10重量%以上、好ましくは25重量%以上、より好ましくは40重量%以上をこうしたパラチノースやトレハルロースなどの遅吸収性糖質からまかなう。ここで、遅吸収性糖質とは、小腸で吸収されるまでの時間がショ糖に比べ遅い糖質をいう。また、これらの炭水化物は合成されたものや天然物から精製されたものに限られず、これらの糖類を主成分とする食品、例えば蜂蜜などを代用しても差し支えない。
タンパク質としては、動物性由来のもの植物性由来のものその起源を問わずいずれのタンパク質も用いることができる。動物性由来のものとしては、例えばホエイや卵黄由来のタンパク質が、植物性由来のものとしては、例えば大豆や黒豆等の豆類由来のタンパク質が挙げられる。また、タンパク質源として酵母を用いても良い。酵母タンパクは栄養価が高く、アミノ酸バランスの取れたタンパク質源だからである。酵母にもパン酵母やビール酵母など種々の酵母があるが、これらの酵母の中でも、亜鉛やクロム(3価)を強制的に摂取させた亜鉛酵母、クロム酵母を用いるのが好ましい。亜鉛はインシュリンの生産に欠かせないミネラルであり、クロムはインシュリンの機能を助けるミネラルだからである。この場合、亜鉛は多くとも1回の摂取量中4mgまで、クロムは10μgまでに抑えるのが望ましい。また、タンパク質としては、各種ペプチド、アミノ酸でも代用することができ、例えば、前記タンパク質を含む各種タンパク質の加水分解物の他、アミノ酸、特にL−カルニチンが望ましい。カルニチンの添加量としては、カルニチンとして0.5mg〜1000mgである。なお、アミノ酸には、各種アミノ酸の塩その他の誘導体を用いることができる。
さらに、本発明の健康補助食品には、上記の他、必要に応じて他の栄養素を加えることができる。例えばミネラル類やビタミン類である。ミネラル類としては、カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、塩素などの主要ミネラル、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデンなどの微量ミネラルが挙げられる。これらのミネラル類は、例えば、硫酸第一鉄、ピロリン酸鉄、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化マグネシウム、グルコン酸亜鉛など食品添加物として認可されている各種ミネラルの塩(複塩)を用いることができる。これらミネラル類の添加量は、対象となる食品に応じて適宜調整すればよい。例えば、各種ビタミンを例に挙げると、ビタミンA10〜600IU、ビタミンD1〜33IU、ビタミンE0.1〜3.3mg、ビタミンC1〜32mg、ビタミンB0.01〜0.4mg、ビタミンB0.01〜0.4mg、ビタミンB0.01〜0.5mg、ビタミンB120.01〜0.8μg、葉酸1〜66μg、ナイアシン0.1〜5mg、パントテン酸0.01〜2mgであり、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンDのうちいずれか1つ以上を含ませることが望ましい。ミネラルとしては、例えば、カリウム0〜600mg、カルシウム0〜200mg、リン0〜200mgなどである。
また、糖尿病患者用のカロリー制限食ではカルシウムとマグネシウムとのバランスが重要である。牛乳などの乳製品や豆乳はカルシウムを多く含む食品であるので、このような食品に用いる場合には、マグネシウムを0〜100mg含むように調整するのが好ましい。また、鉄やカリウム、カルシウム、リンを含ませる場合には、鉄を0〜3mg、カリウムを0〜600mg、カルシウム0〜200mg、リン0〜200mgを含むように調整するのがよい。
そして、良好な風味を与えるため、コーヒー末、ココア末、チョコレート末、各種フルーツ味等のフレーバー、上記スクラロースなどの甘味料等を併せて使用することができる。したがって、これらが用られた健康補助食品を牛乳や豆乳に混ぜることにすれば、制限の多い糖尿病食に変化を加え、嗜好性のある食品にすることができる。
なお、本発明においては、既に述べたようにエネルギー源やミネラル類、ビタミン類それにフレーバーや甘味料には、いわゆる食品成分、すなわち食物の抽出物、粗加工物などを用いることもできる。例えば、コーヒエキスや果汁末などのごとくである。このように食品組成が不明なものを用いた場合には、これら食品成分中のタンパク質や脂質、炭化水素(食物繊維の含有量)もエネルギー源として計算し、これらを含めてカロリー量がトータルで10〜40kcalとなるように調整される。なお、当該成分のカロリー量の算出には、上記したように、原則として前記日本食品標準成分表にしたがって、脂質、タンパク質の存在量を求めた後、残りを炭水化物量とする。そして、求められた炭水化物量のうち、食新発第0217002号告示に基づく酵素−HPLC法によって得られた値を食物繊維の重量とし、前記告示のエネルギー換算係数(2kcal/g)に従ってカロリーを算出する。また、最終製品である補助食品を分析して、炭水化物や食物繊維、脂質、タンパク質の量をそれぞれ求め、成分の種類およびその含有量が既知である場合にはそれらの成分について上記所定のカロリー計算を行い、不明である場合には前記告示のエネルギー換算係数(2kcal/g)に従ってカロリーを算出すればよい。
本発明の栄養補助食品は、上記したように種々の形態として提供される。例えば、粉末などの固形剤、ゼリー状の半固形剤、あるいは粉末や液体などを封じ込めたカプセル剤、少量の水などに溶かした液体などである。これらの形態には常法に従って製造することができる。粉末にする場合であれば、例えば、直径100μm未満の粉末と不溶性粉末は造粒原末とし、直径100μm以上の水溶性粉末を溶解水に溶解させた後、造粒装置で造粒することができる。造粒方法は特に限定されず、湿式法、乾式法ともに使用することができる。このようにして得られた造粒物は、通例1袋に対し目標とするカロリー量に相当する量を充填する。例えば、牛乳用の場合、牛乳は100g当たり67kcalであるから、総摂取量を基本単位である80kcalとするため、1包当たり13kcal相当量に分包する。もしくは100ml当たり69kcalであるから1包当たり11kcal相当量に分包する。また、豆乳100g当たり46kcalの豆乳(無添加のもの)用であれば、1包当たり34kcal相当量を分包し、100g当たり46kcalの低脂肪用のものであれば、1包当たり34kcal相当量を分包すればよい。さらに、100g当たり62kcalのヨーグルト(全脂無糖)の場合は、1包当たり18kcal相当量を分包し、あるいは1容器80g包装量であれば、1包当たり30kcal相当量を分包するようにすればよい。なお、カプセル剤にする場合には、カプセル皮膜として用いられるゼラチンはタンパク質として計算されるので、当該カプセル皮膜も総カロリー量に含めて算出し、カプセル1個当たりの充填量を求めればよい。
もちろん、これら乳製品、豆乳製品以外の食品の場合についても同様に計算して、それぞれ食品単位量100mlや100g、あるいは容器1個当たり、さらには食品1切れに対して、必要量ずつ分包することができる。例えば、牛乳1瓶(200ml)用であれば、1パック26kcal相当量を分包して、2単位のカロリー摂取用としても差し支えない。
本発明のカロリー調整用栄養補助食品は、80kcalを1単位としてカロリー計算を必要としている糖尿病患者を主な対象としているが、必ずしも糖尿病患者用に限定されるものではなく、肥満気味の人や病的異常がなくてもカロリー制限を必要とする人を対象としてもよいのは言うまでもない。
以下、本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(100g67kcalの成分無調整牛乳用顆粒状補助食品)
パラチノース247g、パインファイバーC(商品名、松谷化学社製:5g中食物繊維(主として難消化性デキストリン)4.5g:エネルギー換算係数1kcal/g、糖質0.3g)217g、ピロリン酸鉄懸濁液(太陽化学社製 商品名サンアクティブFeM)8g、ビタミンプレミックス15g、アスコルビン酸ナトリウム3g、亜鉛酵母0.5g、クロム酵母0.3g、スクラロース0.2gを造粒原末として造粒装置に投入した。一方、造粒調整用水100ml中にコーヒー抽出粉末15g、硫酸マグネシウム10gを溶解させた。造粒原末を装置内で混合させているところに造粒調整液をノズルの先から少しずつ噴霧して顆粒化し、1パック13kcal(5.15g)もしくは1パック26kcal(10.3g)となるようアルミ袋に窒素ガス充填した。なお、本品5.15g中の栄養組成は、タンパク質0.03g、脂肪0、炭水化物4.82g(糖質2.82gうち遅吸収性糖質2.45g、食物繊維2g)、マグネシウム10.42mg、亜鉛1mg、クロム3μg、ビタミンA460IU、ビタミンD15IU、ビタミンE3mg、ビタミンC30mgであった。
糖尿病患者が間食に牛乳を飲む場合、例えば200gの牛乳を飲む場合、上記顆粒13kcalパックなら2パック、26kcalパックなら1パックを牛乳と混ぜることにより、トータル160kcal(糖尿病食換算で2単位)を切りよく飲むことが出来る。また、朝食に牛乳を飲んだその日の午後、おやつとして、上記顆粒26kcalパックを水に溶かして飲用すれば、トータル160kcal(糖尿病食換算で2単位)を切りよく飲むことが出来る。
(100g46kcalの低脂肪乳用顆粒状補助食品)
実施例1のパラチノースを772gに変更し、実施例1と同様にして顆粒剤を製造後、1パック34kcal(10.4g)となるようアルミ袋に窒素ガス充填した。
(100g46kcalの低脂肪乳用液状補助食品)
トレハルロース(商品名、ミルディア75、新三井製糖社製)1029gに水500gを加え、パインファイバーC以下スクラロースまでの成分を実施例1と同様に溶解させ、さらにコーヒー抽出粉末15g、硫酸マグネシウム10gを投入し、混合撹拌した後、レトルトパックに34kcal(18.0g)ずつ充填した。
(100g67kcalの成分無調整牛乳用顆粒状補助食品)
実施例1の原料に、さらにカルニチン(ロンザ社製)0.5g加え、実施例1と同様にして顆粒剤を製造後、1パック13kcal(5.15g)となるよう充填した。
本発明は、糖尿病患者に好都合なカロリー調整済の食品を提供するものであって、これにより、糖尿病患者の負担を軽減し、食事療法による血糖コントロールに大きく役立つものである。


Claims (10)

  1. 牛乳、低脂肪乳などの乳製品又は豆乳製品の何れかと、個装されたカロリー調整用栄養補助食品が組み合わされたカロリー調整済食品であって、
    前記カロリー調整用栄養補助食品は、炭水化物を0.1〜25g、タンパク質を0.01〜5g、脂質を0〜4.4gを含み、当該カロリー調整用栄養補助食品のカロリーが〔食品の1単位カロリー量(kcal)−それと組み合わされる乳製品又は豆乳製品100g又は100mlのカロリー量(kcal)〕(但し、当該カロリー量が0又は負になる場合を除く)の整数倍(ただし、正の整数倍)に調整され、カロリー調整済食品のカロリー量が食品の1単位カロリー量の整数倍(ただし、正の整数倍)に調整されたことを特徴とするカロリー調整済食品。
  2. 前記カロリー調整済食品のカロリーが1単位カロリー量又は2単位カロリー量に調整された請求項1に記載のカロリー調整済食品。
  3. 前記カロリー調整用栄養補助食品のカロリー量が11kcal又は13kcal、18kcal、34kcalの整数倍(ただし、正の整数倍)に調整されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカロリー調整済食品。
  4. 前記カロリー調整用栄養補助食品のカロリー量が11kcal又は13kcal、18kcal、22kcal、26kcal、34kcalであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカロリー調整済食品。
  5. 前記炭水化物のうち10%以上が食物繊維であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のカロリー調整済食品。
  6. 前記カロリー調整用栄養補助食品は、前記食物繊維を除く炭水化物として遅吸収性糖質を含有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のカロリー調整済食品。
  7. カルニチンを0.5〜1000mg含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカロリー調整済食品。
  8. 亜鉛を0〜4mg、クロムを0〜10μg含むことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のカロリー調整済食品。
  9. さらに、マグネシウム0〜100mgを含むことを特徴とする請求項8に記載のカロリー調整済食品。
  10. 以下のビタミン類から選ばれる少なくとも1種以上を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のカロリー調整済食品。
    ビタミンA10〜600IU、ビタミンD1〜33IU、ビタミンE0.1〜3.3mg、ビタミンC1〜32mg
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