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JP4451323B2 - リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機 - Google Patents

リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機 Download PDF

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JP4451323B2 JP2005021883A JP2005021883A JP4451323B2 JP 4451323 B2 JP4451323 B2 JP 4451323B2 JP 2005021883 A JP2005021883 A JP 2005021883A JP 2005021883 A JP2005021883 A JP 2005021883A JP 4451323 B2 JP4451323 B2 JP 4451323B2
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Description

本発明は、リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機に関する。
可変容量圧縮機は、駆動軸と、駆動軸に固定されて駆動軸と一体的に回転するロータと、駆動軸に摺動自在なスリーブを介して取り付けられて駆動軸に対して傾動自在な斜板と、を備え、斜板の傾斜角を変化させることでピストンストロークを変化させて吐出容量を変化させることができるようになっている。ロータから斜板へトルクを伝達しながら斜板の傾斜角を変化させるため、ロータと斜板との間には、リンク機構を介在させてある(例えば特許文献1および特許文献2参照)。
特開2003−172417号公報 特開平10−176658号公報
このような前記従来技術では、リンク機構を構成する部品は、ロータに一体に形成されたロータアームと、斜板に一体に形成された斜板アームと、リンクと、2本の連結ピンと、をからなる。そのため、リンク機構は部品点数が多く、このようなリンク機構は製造コストが高くなる。
また前記従来技術では、第1の連結ピンはリンクアームには圧入されて固定されるとともにロータアームには隙間をもって挿入されて回転自在となっている。一方、第2の連結ピンはリンクアームに圧入されて固定されているとともに斜板アームには隙間をもって挿入されて回転自在となっている。そのため、各連結ピンをリンクアームの圧入孔に圧入する部位は、部品製造時には高精度な寸法管理が必要となるしまた組立作業時には緻密な作業が必要となるため、このような圧入部位を複数備えるリンク機構は製造コストが嵩んでしまう。
本発明はこのような従来技術をもとに為されたもので、その目的は製造コストを低減できるリンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機の提供である。
請求項1の発明は、駆動軸に固定されて一体に回転する回転部材と、前記駆動軸に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材と、を連結して前記傾動部材の傾動を許容しつつ前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンク機構であって、
前記回転部材から前記傾動部材に向けて突設されたアームと、前記傾動部材から前記回転部材に向けて突設されたアームと、前記回転部材のアームおよび前記傾動部材のアームと回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンクと、を備え、前記回転部材のアームまたは前記傾動部材のアームの一方と前記リンクとは、これらと別体に形成された連結ピンを中心として回転自在に連結され、前記回転部材のアームまたは前記傾動部材のアームの他方と前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。
請求項2の発明は、駆動軸に固定されて一体に回転する回転部材と、前記駆動軸に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材と、を連結して前記傾動部材の傾動を許容しつつ前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンク機構であって、前記回転部材から前記傾動部材に向けて突設されたアームと、前記傾動部材から前記回転部材に向けて突設されたアームと、前記回転部材のアームおよび前記傾動部材のアームと回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンクと、を備え、前記回転部材のアームと前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触し、前記前記傾動部材のアームと前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。
請求項3の発明は、駆動軸と、前記駆動軸に固定されて一体に回転する回転部材と、前記駆動軸に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材と、前記回転部材と前記傾動部材とを連結して前記傾動部材の傾動を許容しつつ前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンク機構と、前記傾動部材の回転運動に伴ってシリンダボア内を往復動するピストンと、を備えた可変容量圧縮機であって、
前記リンク機構は、前記回転部材から前記傾動部材に向けて突設されたアームと、前記傾動部材から前記回転部材に向けて突設されたアームと、前記回転部材のアームおよび前記傾動部材のアームと回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンクと、を備え、前記回転部材のアームまたは前記傾動部材のアームの一方と前記リンクとは、これらと別体に形成された連結ピンを中心として回転自在に連結され、前記回転部材のアームまたは前記傾動部材のアームの他方と前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。
請求項4の発明は、駆動軸と、前記駆動軸に固定されて一体に回転する回転部材と、前記駆動軸に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材と、前記回転部材と前記傾動部材とを連結して前記傾動部材の傾動を許容しつつ前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンク機構と、前記傾動部材の回転運動に伴ってシリンダボア内を往復動するピストンと、を備えた可変容量圧縮機であって、
前記リンク機構は、前記回転部材から前記傾動部材に向けて突設されたアームと、前記傾動部材から前記回転部材に向けて突設されたアームと、前記回転部材のアームおよび前記傾動部材のアームと回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達するリンクと、を備え、前記回転部材のアームと前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触し、前記前記傾動部材のアームと前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、従来2本必要であった連結ピンが一本減り、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が一カ所減る。そのため、リンク機構の製造コストが削減される。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、回転部材とリンクとの連結部に比べて作動角度が小さい傾動部材とリンクとの連結部で、連結ピンを廃止したため、ガタが発生しにくく好ましい。
請求項3の発明によれば、従来2本必要であった連結ピンが廃止され、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が廃止される。そのため、リンク機構の製造コストが削減される。
請求項4の発明によれば、従来2本必要であった連結ピンが一本減り、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が一カ所減る。そのため、リンク機構の製造コストが削減されることで、圧縮機の製造コストも削減される。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、回転部材とリンクとの連結部に比べて作動角度が小さい傾動部材とリンクとの連結部で、連結ピンを廃止したため、ガタが発生しにくく好ましい。
請求項6の発明によれば、従来2本必要であった連結ピンが廃止され、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が廃止される。そのため、リンク機構の製造コストが削減されることで、圧縮機の製造コストも削減される。
以下、本発明の実施形態にかかる可変容量圧縮機およびこれに用いるリンク機構を図面を参照しつつ説明する。
「可変容量圧縮機の全体構造」
図1、2は可変容量圧縮機の全体断面図である。なお、図1はフルストロークの状態を示し、図2はデストロークの状態を示している。
この実施形態の圧縮機1は、図1、2に示すように、斜板式の可変容量圧縮機である。この可変容量圧縮機1は、円周方向に複数の等間隔に配置されたシリンダボア3を有するシリンダブロック2と、該シリンダブロック2の前端面に接合され該シリンダブロック2との間にクランク室5を形成するフロントハウジング4と、シリンダブロック2の後端面にバルブプレート9を介して接合され吸入室7および吐出室8を形成するリアハウジング6と、を備えている。これらシリンダブロック2とフロントハウジング4とリアハウジング6とは、複数のスルーボルトBによって締結固定される。
バルブプレート9は、シリンダボア3と吸入室7とを連通する吸入孔11と、シリンダボア3と吐出室8とを連通する吐出孔12と、を備えている。
バルブプレート9のシリンダブロック2側には、吸入孔11を開閉する図示せぬ弁機構が設けられ、一方、バルブプレート9のリアハウジング6側には、吐出孔12を開閉する図示せぬ弁機構が設けられている。バルブプレート9とリアハウジング6との間にはガスケットが介在し、吸入室7と吐出室8の密閉性が保持されている。
シリンダブロック2およびフロントハウジング4の中心の支持孔19、20には軸受17、18を介して駆動軸10が軸支され、この駆動軸10がクランク室5内で回転自在となっている。
クランク室5内には、前記駆動軸10に固設された「回転部材」としてのロータ21と、駆動軸10に摺動自在に装着された略球状のスリーブ22と、スリーブ22に傾動および回転可能に装着された「傾動部材」としての斜板24と、が設けられている。斜板24は、スリーブ22に傾動および回動可能に装着されるハブ25と、このハブ25のボス部25aに固定される斜板本体26と、を備えてなる。
各シリンダボア3にはピストン29が摺動自在に収容されており、このピストン29は半球状の一対のピストンシュー30、30を介して斜板24の斜板本体26に連結されている。
回転部材としてのロータ21と、傾動部材としての斜板24のハブ25と、の間にはリンク機構40が介在しており、このリンク機構40により斜板24の傾角の変動を許容しつつロータ21の回転トルクを斜板24に伝達できるようになっている。
駆動軸10が回転するとこの駆動軸10と一体にロータ21が回転し、このロータ21の回転がリンク機構40を介して斜板24に伝達される。斜板24の回転は、一対のピストンシュー30、30によってピストン29の往復動に変換され、ピストン29がシリンダボア3内を往復動する。このピストン29の往復動により、吸入室7内の冷媒がバルブプレート9の吸入孔11を通じてシリンダボア3内に吸入されたのち圧縮され、バルブプレート9の吐出孔12を通じて吐出室8へと吐出される。
「可変容量の制御」
この可変容量圧縮機には、ピストン29の後面側のクランク室圧Pcとピストン29の前面側の吸入室圧Psの差圧(圧力バランス)を調整して斜板24の傾角を変化させるために、圧力制御機構が設けられている。圧力制御機構は、クランク室5と吸入室7とを連通する抽気通路(図示せぬ)と、クランク室5と吐出室8とを連通する給気通路(図示せぬ)と、この給気通路の途中に設けられ給気通路を開閉制御する制御弁33と、を備える。
制御弁33で給気通路を開くと給気通路を通じて吐出室8の冷媒がクランク室5に流れこんでクランク室圧Pcが上昇し、これによりクランク室圧Pcと吸入室圧Psとの圧力バランスにより斜板24の傾斜角が小さくなる。結果、ピストンストロークが小さくなり、吐出量が減少する。逆に、制御弁33で給気通路を閉じると抽気通路を通じてクランク室5の冷媒が吸入室7に除々に抜けていくことでクランク室圧Pcが低下し、これによりクランク室圧Pcと吸入室圧Psとの圧力バランスにより斜板24の傾斜角が大きくなる。結果、ピストンストロークが大きくなり、吐出量が増加する。なお、斜板24の傾斜角は、スリーブ22がシリンダブロック2側に近接移動すると斜板24の傾斜角が減少し、一方、スリーブ22がシリンダブロック2から離れる方向に移動すると斜板24の傾斜角が増大する。
「リンク機構」
次にリンク機構40について説明する。
図3〜7に示すように、リンク機構40は、ロータ21からハブ25に向けて突設され且つ回転トルク伝達方向に向けて対向する一対のアーム41、41と、ハブ25からロータ21に向けて突設されたアーム43と、これらロータ21の一対のアーム41、41およびハブ25のアーム43と回転トルク伝達方向に重なるリンク45と、を備えている。
リンク45の一端部45aはロータ21の一対のアーム41、41の対向面間に摺動自在に挿入されており、リンク45の他端部45bのスリット45s内にハブ25のアーム43が摺動自在に挿入されている。
リンク45とハブ25のアーム43とは、これらとは別体で形成され回転トルク伝達方向に向けて延在する連結ピン47によって互いに回転自在に連結されている。なお、連結ピン47は、ハブ25のアーム43の貫通孔43tに回転可能に挿入される一方でリンク45の他端部45bの貫通孔45tに圧入されているか、またはその逆にハブ25のアーム43の貫通孔43tに圧入される一方でリンク45の他端部45bの貫通孔45tに回転可能に挿入されている。
一方、リンク45とロータの一対のアーム41、41とは、別体の連結ピンを利用することなく互いに回転自在に摺動接触している。具体的には、ロータ21の一対のアーム41の先端部が断面凸円弧状に形成されたヒンジ軸部48として構成される一方で、リンク45の一端部45aにはヒンジ軸部48と凹凸に組み合わされて係合(摺動接触)する凹円弧状の軸受部49が形成され、これらヒンジ軸部48と軸受部49との係合によりリンク45とアーム41とが互いに回転自在に摺動接触することとなる。なお、軸受部49はヒンジ軸部48の外周の全周を包囲する閉断面構造ではないが、ロータ21と斜板24との間には圧縮反力Fpが加わるため、軸受部49とヒンジ軸部48との係合は外れることはない。
「効果」
以上のような構成によりこの実施形態によれば以下のような効果がある。
まず第1に、「回転部材」としてのロータ21から「傾動部材」としての斜板24に向けて突設されたアーム41と、ハブ25からロータ21に向けて突設されたアーム43と、これらアーム41およびアーム43と回転トルク伝達方向に重なり合うリンク45と、を備えたリンク機構40であって、回転部材のアーム41または傾動部材のアーム43の一方(この例ではアーム43)とリンク45とは、これらと別体に形成された連結ピン47を中心として回転自在に連結され、回転部材のアーム41または傾動部材のアーム43の他方(この例ではアーム41)とリンク45とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部48を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。
そのため、従来2本必要であった連結ピンが一本減り、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が一カ所減る。そのため、リンク機構40および可変容量圧縮機の製造コストが削減される。
またこの構造により、リンク機構の組立工程は、駆動軸10に装着された傾動部材24のアーム33に連結ピン47でリンク45を取り付けたのち、これを駆動軸10に圧入固定された回転部材21に軸方向から組み合わせるのみで終了する。そのため、リンク機構の組立も単純化する。
第2に、この実施形態では、回転部材のアーム41とリンク45とが前記ヒンジ軸部48を中心として回転自在に摺動接触している。そのため、傾動部材のアーム43とリンク45との連結部に比べて作動角度が小さい回転部材のアーム41とリンク45との連結部で、連結ピンを廃止したため、ガタが発生しにくく好ましい。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一符号を付して構成およびその作用効果の説明は省略する。
第2実施形態:次に本発明の第2実施形態を図8〜図12を参照しつつ説明する。
上述の第1実施形態のヒンジ軸部48は回転部材のアーム41に一体形成されていたが、この第2実施形態のヒンジ軸部48はリンク45に一体形成されている。また、第1実施形態の軸受部49はリンク45から突設された断面略三日月状であるが、第2実施形態では軸受部49は回転部材のアーム41に断面U字状に凹設された穴構造である。また、第1実施形態のヒンジ軸部48は円柱状であったが第2実施形態のヒンジ軸部48が半球状である。
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、従来2本必要であった連結ピンが一本減り、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が一カ所減る。そのため、リンク機構40および可変容量圧縮機の製造コストが削減される。
第3実施形態:次に本発明の第3実施形態を図13〜17を参照しつつ説明する。
上述の第1、第2実施形態では傾動部材のアーム43とリンク45とが別体の連結ピン47を中心として回転自在に連結される一方で回転部材のアーム41とリンク45とがヒンジ軸部48を中心として回転自在に摺動接触しているが、この第3実施形態では傾動部材のアーム43とリンク45とがヒンジ軸部48を中心として回転自在に摺動接触するとともに回転部材のアーム41とリンク45とが他のヒンジ軸部48を中心として回転自在に摺動接触している。つまり、第3実施形態の構造は、連結ピンが2本とも廃止された構造である。
また、上述の第1、第2実施形態ではリンク45の他端部45bにスリット45sを備えて該スリット45s内に傾動部材のアーム45が狭持される構造であるが、この第3実施形態ではリンク45の他端部45bにはスリットが存在せずリンク45の他端部45bが傾動部材の一対のアーム43、43内に狭持された構造である。
この第3実施形態によれば、従来は二本必要であった連結ピンが二本とも廃止され、また、従来二カ所あった連結ピンと圧入孔との圧入部位が二カ所とも廃止される。そのため、第1、第2実施形態よりもさらに製造コストが削減される。
以上要するに、本発明によれば、回転部材のアームまたは傾動部材のアームの少なくとも一方と前記リンクとは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする。そのため、従来使用していた連結ピンを削減でき、これにより製造コストを削減できる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはない。
例えば上述の第1、2実施形態では傾動部材のアーム43とリンク45とが別体の連結ピン47を中心として回転自在に連結され且つ回転部材のアーム41とリンク45とが一体のヒンジ軸部46を中心として回転自在に摺動接触しているが、本発明ではその逆に傾動部材のアームとリンクとが一体のヒンジ軸部を中心として回転自在に摺動接触し且つ回転部材のアームとリンクとが別体の連結ピンを中心として回転自在に連結されていてもよい。
また上述の第2、第3実施形態では軸受部49の摺動接触面49aは図8および図13に示すようにヒンジ軸部48の摺動接触面48aに沿って断面凹半円状に形成されているが、本発明では軸受部49の摺動接触面49aは図18に示すようにヒンジ軸部48の断面形状に沿わずに形成されていてもよい。
また上述の第2、第3実施形態によれば軸受部49はヒンジ軸部48の両端部に沿う壁51を有しているが、本発明では例えば図19に示すようにヒンジ軸部48の両端部に沿う壁がない構造であってもよいし、その他、ヒンジ軸部および軸受部の構造を適宜変更してもよい。
また上述の第1〜3実施形態では別部材の斜板本体26とハブ25とを組み合わせて斜板24を構成しているが、本発明では例えば図20に示すように予め一体成形された斜板24であってもよい。また、上述の第1〜3実施形態では斜板24がスリーブ22を介して駆動軸10に装着されているが、本発明では例えば図20に示すようにスリーブ無しで斜板24が直接駆動軸10に装着されたスリーブレス構造であってもよい。
また、上述実施形態ではスワッシュ式の斜板を用いているが本発明ではワブル式の斜板を用いてもよいし、本発明の技術的範囲に属する限りその他の種々の態様で本発明は実施し得る。
図1は本発明の第1実施形態にかかる可変容量圧縮機のフルストローク状態の断面図。 図2は同可変容量圧縮機のデストローク状態の断面図。 図3は同可変容量圧縮機のリンク機構の斜視図。 図4は図3のリンク機構の分解斜視図。 図5は図3中V方向から見た図。 図6は図3中VI方向から見た図。 図7は図3中VII方向から見た図。 図8は本発明の第2実施形態にかかる可変容量圧縮機のフルストローク状態の断面図。 図9は同可変容量圧縮機のデスストローク状態の断面図。 図10は同可変容量圧縮機のリンク機構の斜視図。 図11は図10中XI方向から見た図。 図12は図リンク機構のその他の形態を示す拡大断面図。 図13は本発明の第3実施形態にかかる可変容量圧縮機のフルストローク状態の断面図。 図14は同可変容量圧縮機のデスストローク状態の断面図。 図15は図13中X−XV断面図。 図16は同可変容量圧縮機のリンク機構の分解側面図。 図17は同可変容量圧縮機のリンク機構の分解上面図。 図18は本発明の他の実施形態のリンク機構の分解側面図。 図19は本発明の他の実施形態のリンク機構の断面図。 図20は本発明の他の実施形態の可変容量圧縮機の要部断面図。
符号の説明
1…可変容量圧縮機
10…駆動軸
21…ロータ(回転部材)
24…斜板(傾動部材)
29…ピストン
40…リンク機構
41、41…アーム(回転部材のアーム)
43、43…アーム(傾動部材のアーム)
45…リンク
47…連結ピン
48…ヒンジ軸部

Claims (6)

  1. 駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、前記駆動軸(10)に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、を連結して前記傾動部材(24)の傾動を許容しつつ前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク機構(40)であって、
    前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設されたアーム(41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設されたアーム(43)と、前記回転部材のアーム(41)および前記傾動部材のアーム(43)と回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク(45)と、を備え、
    前記回転部材のアーム(41)または前記傾動部材のアーム(43)の一方と前記リンク(45)とは、これらと別体に形成された連結ピン(47)を中心として回転自在に連結され、
    前記回転部材のアーム(41)または前記傾動部材のアーム(43)の他方と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とするリンク機構(40)。
  2. 請求項1に記載のリンク機構(40)であって、
    前記傾動部材のアーム(43)と前記リンク(45)とが、これらと別体に形成された連結ピン(47)を中心として回転自在に連結され、
    前記回転部材のアーム(41)と前記リンク(45)とが、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とするリンク機構(40)。
  3. 駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、前記駆動軸(10)に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、を連結して前記傾動部材(24)の傾動を許容しつつ前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク機構(40)であって、
    前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設されたアーム(41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設されたアーム(43)と、前記回転部材のアーム(41)および前記傾動部材のアーム(43)と回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾角変動部材(24)に伝達するリンク(45)と、を備え、
    前記回転部材のアーム(41)と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触し、
    前記傾動部材のアーム(43)と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とするリンク機構(40)。
  4. 駆動軸(10)と、前記駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、前記駆動軸(10)に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、前記回転部材(21)と前記傾動部材(24)とを連結して前記傾動部材(24)の傾動を許容しつつ前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク機構(40)(40B)(40C)と、前記傾動部材(24)の回転運動に伴ってシリンダボア(3)内を往復動するピストン(29)と、を備えた可変容量圧縮機(1)であって、
    前記リンク機構(40)は、
    前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設されたアーム(41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設されたアーム(43)と、前記回転部材のアーム(41)および前記傾動部材のアーム(43)と回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク(45)と、を備え、
    前記回転部材のアーム(41)または前記傾動部材のアーム(43)の一方と前記リンク(45)とは、これらと別体に形成された連結ピン(47)を中心として回転自在に連結され、
    前記回転部材のアーム(41)または前記傾動部材のアーム(43)の他方と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする可変容量圧縮機。
  5. 請求項4に記載の可変容量圧縮機であって、
    前記傾動部材のアーム(43)と前記リンク(45)とが、これらと別体に形成された連結ピン(47)を中心として回転自在に連結され、
    前記回転部材のアーム(41)と前記リンク(45)とが、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする可変容量圧縮機。
  6. 駆動軸(10)と、前記駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、前記駆動軸(10)に摺動自在に取り付けられるとともに前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、前記回転部材(21)と前記傾動部材(24)とを連結して前記傾動部材(24)の傾動を許容しつつ前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク機構(40)(40B)(40C)と、前記傾動部材(24)の回転運動に伴ってシリンダボア(3)内を往復動するピストン(29)と、を備えた可変容量圧縮機(1)であって、
    前記リンク機構(40)は、
    前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設されたアーム(41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設されたアーム(43)と、前記回転部材のアーム(41)および前記傾動部材のアーム(43)と回転トルク伝達方向に重なりあって前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達するリンク(45)と、を備え、
    前記回転部材のアーム(41)と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触し、
    前記傾動部材のアーム(43)と前記リンク(45)とは、これらのいずれかと一体に形成されたヒンジ軸部(48)を中心として回転自在に摺動接触していることを特徴とする可変容量圧縮機(1)。
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