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JP4303381B2 - 遊星ローラ式摩擦伝動装置 - Google Patents

遊星ローラ式摩擦伝動装置 Download PDF

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JP4303381B2
JP4303381B2 JP29080999A JP29080999A JP4303381B2 JP 4303381 B2 JP4303381 B2 JP 4303381B2 JP 29080999 A JP29080999 A JP 29080999A JP 29080999 A JP29080999 A JP 29080999A JP 4303381 B2 JP4303381 B2 JP 4303381B2
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planetary
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planetary roller
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淳 為永
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • F16H57/0412Cooling or heating; Control of temperature
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽ローラ、遊星ローラ、リングローラの三者の摩擦回転により動力を伝達する遊星ローラ式摩擦伝動装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の遊星ローラ式摩擦伝動装置の一例を図5に示す。この装置は、入力軸1に連結された太陽ローラ3と、太陽ローラ3に外接する複数の遊星ローラ4と、遊星ローラ4が内接するリングローラ5と、これらローラ3、4、5の軸方向一方側に配されて各遊星ローラ4を支持するキャリア6とを備えている。
【0003】
キャリア6は、入力軸1と同軸上に配された出力軸2に連結されている。支持ピン7はキャリア6に片持支持され各遊星ローラ4に挿入される。各遊星ローラ4の内周と支持ピン7の外周との間には、遊星ローラ4の回転を促進する内ローラ8が嵌入され、ローラ4、5、6の軸方向他方側には、リングローラ5と同心状に押さえリング9が設けられている。
【0004】
押さえリング9は、内ローラ8及び遊星ローラ4の端面に対向することで、内ローラ8及び遊星ローラ4の軸方向移動を規制するものであり、従来では、図6に示すように、内ローラ8を完全に覆う位置まで内周縁9aがくるように、その内径R1が設定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記内ローラ8は、回転を促進するリングとしてニードルベアリングよりも安価にできると共に、耐久性にも優れ、且つラジアル方向やねじれ方向の外乱に対しても強い利点があるという半面、支持ピン7と遊星ローラ4との間が滑り接触となるため、性能向上のためにはこの間の潤滑を良好に維持することが要求される。
【0006】
本発明は、このような事情を考慮し、安価で且つ耐久性がある内ローラを使用しながら、しかも支持ピン、内ローラ、遊星ローラの三者の滑り面に良好に潤滑油を供給することのできる遊星ローラ式摩擦伝動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の遊星ローラ式摩擦伝動装置は、太陽ローラと、該太陽ローラに外接する遊星ローラと、該遊星ローラが内接するリングローラと、これらローラの軸方向一方側に配されて前記遊星ローラを保持するキャリアとを備え、前記遊星ローラに、前記キャリアに片持支持された支持ピンが挿入され、前記遊星ローラの内周と支持ピンの外周との間に、遊星ローラの回転を促進する内ローラが嵌入され、且つ遊星ローラの軸方向他方側に、前記リングローラと同心状に配設され、前記内ローラ及び遊星ローラの端面に対向することで内ローラ及び遊星ローラの軸方向移動を規制する押さえリングが設けらた遊星ローラ式摩擦伝動装置において、前記押さえリングの内径を、該押さえリングの内周縁が、前記支持ピンの中心の公転軌跡と、内ローラの内周の太陽ローラから見た場合の最外周端との間の範囲内に位置するように設定したことにより、上記課題を解決したものである。
【0008】
従来の構造では押さえリング9が完全に内ローラ8の端面を覆ってしまうので、装置内部に封入されている潤滑油が、支持ピン7、内ローラ8、遊星ローラ4の三者の滑り面に良好に供給されない可能性があった。
【0009】
そこで本発明では、この点に着目し、押さえリングの内径を、少なくとも内ローラの内外周の一部が露出する一定の範囲の大きさに設定した。このような構造とすると、遊星ローラの回転に引きずられて押さえリングの外側から、内ローラの内外周の隙間に潤滑油(例えばグリース)が入り込みやすくなる。しかも、一度入り込んだ潤滑油は内ローラの内外周の隙間の半径方向外側に移動しようとするため、丁度この位置で押さえリングで内ローラの端面を覆っていることから、潤滑油は前記隙間から極めて逃げにくくなるので、支持ピン、内ローラ、遊星ローラの三者の滑り面に潤滑油を良好に保持しておくことができ、内ローラを採用しても十分な回転性能を保持することができる。
【0010】
押さえリングは、その内径が小さいほど、内ローラや遊星ローラの位置規制能力を確実に発揮できるが、逆に内ローラや遊星ローラの端面を覆う部分が大きくなるので、潤滑油を入り込みやすくする点での性能が落ちる。そのため、位置規制能力を損なわない程度に、できるだけ内径を大きく設定するのが好ましい。そうすれば、潤滑油が内ローラの内外周の滑り面に入り込みやすくなるばかりか、内ローラや遊星ローラの各端面と押さえリング間の摩擦抵抗も減らせるので、更なる動力伝達効率のアップも図れる。
【0012】
そこで本発明では、押さえリングの内径を、該押さえリングの内周縁が、前記支持ピンの中心の公転軌跡と、内ローラの内周の太陽ローラから見た場合の最外周端との間の範囲内に位置するように設定するようにしている。また、この装置においては、各要素の固定・入力・出力の関係として次の組み合わせがある。即ち:
1)太陽ローラを入力要素とした場合は、リングローラを固定要素、遊星キャリアを出力要素とする場合と、リングローラを出力要素、遊星キャリアを固定要素とする場合とがあり;
2)遊星キャリアを入力要素とした場合は、リングローラを固定要素、太陽ローラを出力要素とする場合と、リングローラを出力要素、太陽ローラを固定要素とする場合とがあり;
3)リングローラを入力要素とした場合は、遊星キャリアを固定要素、太陽ローラを出力要素とする場合と、遊星キャリアを出力要素、太陽ローラを固定要素とする場合とがある。
【0013】
請求項の発明では、リングローラを固定要素とし、遊星ローラを支持するキャリア及び太陽ローラの一方を入力要素、他方を出力要素としている。
【0014】
このように、外周に配したリングローラを固定要素とする場合、ケーシングにリングローラを固定するだけでよいので、簡単な構造とすることができる。また、この入出力要素の選択態様は、後述するように遊星ローラの回転挙動が、内ローラの内外周の隙間に潤滑油が最も入り易く、且つ最も逃げにくい挙動となるという特徴が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1、図2に示す実施形態は、モータMの先端部に遊星ローラ式摩擦伝動装置T/D(以下、単に符号「T/D」で略する)を一体に組み付けたもので、図1はその断面図、図2は図1のII−II矢視断面図である。
【0017】
T/Dのケーシング31は、軸線方向の前部に配された前部ケーシング31Aと、中央に配された円筒状の中央ケーシング31Bと、モータM側の継ケーシング31Cとからなる。継ケーシング31Cは、モータMの前部ケーシングを兼用しており、モータMのケーシングは、この継ケーシング31Cと、固定子等を内装した円筒ケーシング41と、後面カバー42とからなる。
【0018】
モータ軸45は、後端が、後面カバー42に嵌合された軸受43により支持され、前端側が、継ケーシング31Cの貫通孔33に嵌合された軸受34により支持されている。そして、軸受34より突出したモータ軸45の前端が、T/Dの中心軸線に芯合わせされた状態でT/Dの内部に挿入され、T/Dの入力軸21となっている。
【0019】
T/Dは、ケーシング31の中心部に配された太陽ローラ23と、太陽ローラ23に外接する複数(本例では4個)の遊星ローラ24と、遊星ローラ24が内接するリングローラ25と、これらローラ23、24、25の軸方向一方側(モータMの取付側と反対側)に配されキャリア26とを備えている。
【0020】
太陽ローラ23は、入力軸21(モータ軸45の前端)に対してキー50で結合されている。又、キャリア26は、入力軸21と同軸上に配された出力軸22の基端部にフランジ状に一体的に形成されている。入力軸21は、太陽ローラ23が嵌合された位置よりも先端側で、キャリア26の端面凹所35に嵌合した軸受36により支持されており、曲げ力のかかる太陽ローラ23の両側で、軸受34、36により両端支持されている。なお、太陽ローラ23と軸受34との間には、太陽ローラ23の軸方向位置決めを行うスペーサ39が挿入されている。
【0021】
出力軸22はキャリア26と一体化され、先端が前部ケーシング31Aを貫通して外部に突出しており、前部ケーシング31Aの内周に嵌合した2つの軸受37、38により支持されている。
【0022】
ここでは、リングローラ25が固定要素、太陽ローラ23が入力要素、遊星ローラ24及びキャリア26が出力要素となっており、リングローラ25が円筒状の中央ケーシング31Bに一体的に形成されている。又、モータMの前部ケーシングを兼用する継ケーシング31Cと、リングローラ25を一体に有する中央ケーシング31Bと、出力軸22の貫通した前部ケーシング31Cとを互いに嵌合して、貫通ボルト32で結合することにより、T/DとモータMとが一体化されている。
【0023】
この場合、リングローラ25を一体形成した中央ケーシング31Bの両端のインロー部25dと、前部ケーシング31A及び継ケーシング31Cのインロー部31dとをそれぞれ密に嵌合することにより、出力軸22、リングローラ25、入力軸21をそれぞれ備えた3つのケーシング31A、31B、31Cが芯合わせされている。
【0024】
キャリア26に片持支持された支持ピン27は遊星ローラ24に挿入され、各遊星ローラ24の内周と支持ピン27の外周との間には、遊星ローラ24の回転を促進する全体が円筒形状の内ローラ28が嵌入されている。この内ローラ28としては、揺動内接噛合遊星歯車構造等で使用されている純円筒形の内ローラを採用することができる。内ローラは滑り軸受なので、ニードルベアリング(ころ軸受)よりも安価で且つ耐久性があり、ラジアル方向やねじれ方向の外乱にも強い。
【0025】
又、前記のローラ23、24、25の軸方向他方側(キャリア26反対側)には、内ローラ28及び遊星ローラ24の端面に対向することで、内ローラ28及び遊星ローラ24の軸方向移動を規制する(抜けを防止する)押さえリング29が、リングローラ25と同心状に配設されている。この場合、押さえリング29の内径R2は、少なくとも内ローラ28の内外周の一部が露出する大きさに設定されている。この例では、R2は、押さえリング29の内周縁29aが、支持ピン27のピッチ円直径(支持ピン27の中心の公転軌跡Rpの直径)Dよりも大きく、且つ内ローラ28の内周の太陽ローラ23から見た場合の最外周端P3より小さい範囲に設定されている(後に図4を用いて詳述)。
【0026】
なお、遊星ローラ24とキャリア26の端面間には遊星ローラ24の軸方向位置決めのためのスペーサ30が挟まれている。又、このT/Dの内部空間には、グリース等の潤滑油が過不足なく封入されている。
【0027】
次に作用を説明する。
【0028】
モータMにより太陽ローラ23を回転させると、図3に示すように、太陽ローラ23の矢印Y1方向の回転により、リングローラ25に内接する遊星ローラ24が矢印Y2方向に回転し、遊星ローラ24の矢印Y3方向の公転が、リングローラ25からの反力を受けながら、内ローラ28→支持ピン27→キャリア26→出力軸22の経路で減速出力として取り出される。この点は従来の遊星ローラ式摩擦伝動装置と同じである。
【0029】
上記の動作の際に、遊星ローラ24及び内ローラ28の軸方向移動を規制する押さえリング29の内径R2が、支持ピン27のピッチ円直径Dよりも大きく設定されているので、遊星ローラ24の回転に引きずられて押さえリング29の外側から、内ローラ28の内外周の隙間δ1、δ2に潤滑油(例えばグリース)が矢印Kで示すように入り込む。しかも、一度入り込んだ潤滑油は、遊星ローラ24、内ローラ28の回転に引きずられて半径方向外側に移動するが、押さえリング29で内ローラ28の外周側端面を覆っており、且つ公転トルクにより支持ピン27の公転方向後ろ側には隙間がないので、支持ピン27、内ローラ28、遊星ローラ24の三者の滑り面(隙間δ1、δ2)に潤滑油を良好に保持しておくことができる。この潤滑油の保持機能は遊星ローラ24の回転速度、あるいは公転速度が大きくなるほど高くなるため、望ましい傾向である。この結果、滑り面の摩擦が軽減されることにより、遊星ローラ24の回転がより円滑になって静粛性が増す。
【0030】
なお、押さえリング29は、その内径R2が小さいほど、内ローラ28や遊星ローラ24の位置規制能力を確実に発揮できるが、逆に内ローラ28や遊星ローラ24の端面を覆う部分が大きくなるので、内ローラ28の内外周の滑り面に潤滑油が入り込みにくくなる。
【0031】
そのため、本実施形態のように、位置規制能力を損なわない程度に、できるだけ内径R2を大きく設定するのが好ましい。そうすれば、潤滑油が内ローラ28の内外周の滑り面に入り込み易くなるばかりか、内ローラ28や遊星ローラ24の各端面と押さえリング29との間の摩擦抵抗も低減できるので、更なる動力伝達効率のアップも図れる。
【0032】
図4を用いて押さえリング29の内径R2の取り得る範囲を検討してみると、押さえリング29の内周縁29aが、内ローラ28の内周の太陽ローラ23から見た場合の最内周端P1と、内ローラ28の外周の太陽ローラ23から見た場合の最外周端P2との間の範囲S1内に位置するように、押さえリング29の内径R2を設定すれば、理論上は内ローラ28の内外周の一部を露出させることができる。
【0033】
しかしながら、合理的な位置規制効果及び潤滑油供給効果を上げるためには、内ローラ28の内周を十分に露出させることができ、且つ、内ローラ28の端面を押さえリング29で十分に押さえることのできる余裕のある範囲S2内(S1に対してその両端部がのぞかれた範囲)において押さえリング29の内径R2を設定するのが望ましい。
【0034】
具体的に最も望ましい範囲は、該押さえリング29の内周縁29aが、前記支持ピン27の中心の公転軌跡Rpと、内ローラ29の内周の太陽ローラ23から見た場合の最外周端P3との間に位置する範囲S3である。
【0035】
このT/D付きモータT/D・Mは、減速機構に遊星ローラ式摩擦伝動装置を採用しているので、太陽ローラ23、遊星ローラ24、リングローラ25の径を変えることにより、簡単に減速比を変えることができる。しかも、ローラの径は歯車と違って連続的に変えることができるので、無段階的に減速比を変えることができる。
【0036】
又、このT/D付きモータT/D・Mは、摩擦ローラの摩擦回転によってトルクを伝えるので、高トルク伝達にはそのままでは向かないが、T/Dを前段の減速機とし、T/Dの出力側にさらに揺動内接噛合遊星歯車機構等の後段減速機を結合することにより、高トルク伝達に使えるようにすることができる。その場合は、T/Dを減速機ばかりでなく、モータと歯車減速機間の振動伝達を吸収する緩衝手段として機能させることもできる。つまり、歯車伝動の場合は、回転方向の振動がそのまま入出力軸間で伝達してしまうが、摩擦ローラを利用した伝動の場合は、回転方向の振動ばかりでなく軸方向の振動も摩擦接触面で逃がすことができるので、振動吸収作用を発揮することができる。したがって、その作用により、モータと歯車減速機間の共振現象を防止して、全体の低振動・低騒音化を図るようにすることもできる。この振動吸収作用については、実際には一般的な予想を遙かに超える数値が得られることか確認されている(特願平11−180641)。
【0037】
又、上記の説明では、押さえリング29の材質や表面処理等には特に言及しなかったが、押さえリング29にはテフロンコーティングや燐酸塩処理を施すのがよい。あるいは、グリース含浸プラスチックを使用して構成するのもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、内ローラを採用し、且つ押さえリングの内径を内ローラの内外周の一部が露出する大きさに設定したことにより、安価で且つ耐久性を向上させながら、支持ピン、内ローラ、遊星ローラの三者の滑り面に良好に潤滑油を供給することができ、三者の相対回転を円滑に維持することができる。又、内ローラや遊星ローラを押さえる際の摩擦抵抗も減少するので、効率のアップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態として示すトラクションドライブ(遊星ローラ式摩擦伝動装置)付きモータの断面図
【図2】図1のII−II矢視断面図
【図3】押さえリングと遊星ローラ、内ローラ、支持ピンの関係を誇張して示す、図2と同じ方向から見た拡大図
【図4】押さえリングの内径の取り得る範囲を説明するために示す、図2と同じ方向から見た拡大図
【図5】従来の遊星ローラ式摩擦伝動装置の断面図
【図6】図5のVI−VI矢視断面図
【符号の説明】
23…太陽ローラ
24…遊星ローラ
25…リングローラ
26…キャリア
27…支持ピン
28…内ローラ
29…押さえリング
29a…内周縁
R2…押さえリングの内径
T/D…遊星ローラ式摩擦伝動装置
Rp…支持ピンの中心の公転軌跡

Claims (2)

  1. 太陽ローラと、該太陽ローラに外接する遊星ローラと、該遊星ローラが内接するリングローラと、これらローラの軸方向一方側に配されて前記遊星ローラを保持するキャリアとを備え、
    前記遊星ローラに、前記キャリアに片持支持された支持ピンが挿入され、
    前記遊星ローラの内周と支持ピンの外周との間に、遊星ローラの回転を促進する内ローラが嵌入され、且つ
    遊星ローラの軸方向他方側に、前記リングローラと同心状に配設され、前記内ローラ及び遊星ローラの端面に対向することで内ローラ及び遊星ローラの軸方向移動を規制する押さえリングが設けらた遊星ローラ式摩擦伝動装置において、
    前記押さえリングの内径を、該押さえリングの内周縁が、前記支持ピンの中心の公転軌跡と、内ローラの内周の太陽ローラから見た場合の最外周端との間の範囲内に位置するように設定したことを特徴とする遊星ローラ式摩擦伝動装置。
  2. 請求項1において、
    前記リングローラがハウジングに固定され、前記遊星ローラを保持するキャリア及び太陽ローラの一方が入力側、他方が出力側とされていることを特徴とする遊星ローラ式摩擦伝動装置。
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