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JP4395161B2 - ボールジョイント及びこのボールジョイントを用いたレーダ装置 - Google Patents

ボールジョイント及びこのボールジョイントを用いたレーダ装置 Download PDF

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JP4395161B2 JP2006341172A JP2006341172A JP4395161B2 JP 4395161 B2 JP4395161 B2 JP 4395161B2 JP 2006341172 A JP2006341172 A JP 2006341172A JP 2006341172 A JP2006341172 A JP 2006341172A JP 4395161 B2 JP4395161 B2 JP 4395161B2
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Description

この発明は、ボールジョイント及びこのボールジョイントを用いたレーダ装置に関するものである。
従来のボールジョイントは、図8から図12に示すように、可動軸1の端部に設けられた球体部2を保持することによりボールジョイントを形成し、球体部2を保持するボールホルダ3は、球体部2の先端側を覆うボール受け部4と、球体部2の可動軸1側をスナップフィット構造で保持する樹脂等の弾性材料でできているボール保持部5とを備えている。
ボール保持部5にスナップフィット構造を用いることにより球体部2、ボール受け部4およびボール保持部5の寸法精度が悪い場合もガタなく結合させている。又、球体部2の一部には突起7が形成されており、ボール保持部5に形成された溝8と係合することにより可動軸1からボールホルダ3に、滑ることなく回転を伝達させている。
特許第3710764号公報
従来のボールジョイントでは、上述したようにボール保持部5のスナップフィット構造で球体部2を保持しているが、スナップフィットにはロック機構がなく、引っ張る力、振動、衝撃が加わるとボール保持部5と球体部2が簡単に外れるという問題があった。
又、球体部2を外れにくくするためにボール保持部5の剛性を高くする方法もあるが、組み立て挿入時および分解時に強い力が必要となり、作業性が悪くなる問題があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたものである。
この発明に係わるボールジョイントは、可動軸の一端部に設けられた球体部の頭頂部と面接触しこの頭頂部を覆うボール受け部と、上記球体部の周面と弾性的に接触して上記球体部を挟持するボール保持部とを有し、上記球体部を中心に上記可動軸を揺動あるいは回動自在に支持するボールホルダを備え、上記可動軸には、上記球体部の頭頂部と上記ボール受け部との接触時に、上記ボール保持部を覆い上記球体部に対する上記ボール保持部の挟持力を強めるボール保持受け部を設けたものである。
この発明のボールジョイントによれば、使用時に引っ張る力、振動、衝撃が加わってもボール保持部と球体部2が簡単に外れることがなく、組み立て挿入、分解作業時には、簡単に組み立て挿入、分解ができるため作業性を向上することができる。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1.
図1〜図7は、この発明の実施の形態1であるボールジョイント示す図で、図1〜図3は、組み立て後のボールジョイントを示し、図4と図5は、組み立て途中のボールジョイントを示し、図6と図7は、組み立て前のボールジョイントを示したものである。
以下図1〜7に基づいて、この発明の実施の形態1を説明する。
各図において、ボールジョイントは、可動軸1の一端部に設けられた球体部2と、この球体部2を保持するボールホルダ3とにより形成され、ボールホルダ3は、球体部2の先端側すなわち頭頂部と面接触し当該部を覆うボール受け部4と、樹脂等の弾性材料で構成され球体部2の周面と弾性的に接触して球体部2を挟持するスナップフィット構造のボール保持部5とを備え、球体部2とその可動軸1は、ボール受け部4とボール保持部5とによって保持され、可動軸1は、球体部2を中心に揺動あるいは回動自在に支持されている。
球体部2の一部には、一対の突起7が形成されており、この突起7は、ボール保持部5に形成された溝8と係合することにより、可動軸1からボールホルダ3へ、滑ることなく(空回りすることなく)回転を伝達することができ、突起7は、後述するように溝8に案内されて溝内を摺動する。又、組み立てられたボールジョイントは、ボール保持部5の弾性で突起7を圧接することにより、可動軸1とボールホルダ3との連結が行われている。
可動軸1には、断面C字形状のボール保持受け部6を備えている。このボール保持受け部6は、球体部2の頭頂部とボール受け部4との接触時に、図1に示すようにボール保持部5を外側から覆い、球体部2に対するボール保持部5の挟持力により、引っ張る力、振動、衝撃などでボール保持部5が変形して球体部2が抜け出すのを防止している。
又、互いに接触するボール保持受け部6の内面(ボール保持受け部側接触部)Aとボール保持部5の外面(ボール保持部側接触部)Bとは、図1に示すようにそれぞれ球体部2と同心である球面の一部を構成し球面状に形成されている。そのため、球体部2の球中心点を中心にボールホルダ3が傾いた状態であっても、安定してボール保持受け部6はボール保持部5を覆い保持することができる。又、ボール保持受け部6の内面Aとボール保持部5の外面Bとは、少なくともいづれか一方のみを、球体部2と同心である球面状に形成するだけでも実施可能である。
更に、ボール保持部5の外面Bの半径よりボール保持受け部6の内面Aの半径を小さくすることにより球体部2に対するボール保持部5の挟持力を強めることができ、更に引っ張る力、振動、衝撃に対してボール保持部5と球体部2が外れ難くすることができる。
又、ボール保持受け部6の一方の端面には、可動軸1をボールホルダ3から取り外す場合にボール保持受け部6の内面Aとボール保持部5の外面Bとの接触を解くと共に突起7を溝8からフリーにする傾斜面Cが設けられている。
この傾斜面Cを設けることにより、球体部2を中心に可動軸1を揺動させ、図4、図5に示すようにボール保持部5に対する可動軸1の角度を所定角度まで傾ければ、ボール保持受け部6はボール保持部5から離れ、可動軸1をボールホルダ3から離脱させることができる。
このようにボール保持部5に対する可動軸1の角度を所定角度まで傾けるだけで、可動軸1を容易に着脱させることができる。
次に実施の形態1における組み立て挿入作業手順を説明する。
図6、図7に示す組み立て前の状態から、図4、図5に示すように、ボールホルダ3と可動軸1が所定角度位置となった状態を保持したまま、球体部2の突起7を溝8内に係合させ球体部2をボールホルダ3に挿入する。その後、図2、図3に示すように、球体部2の球中心点を中心にボールホルダ3、又は可動軸1を回転揺動させ、ボール保持受け部6がボール保持部5を覆うようにする。この時ボール保持部5の弾性で突起7を圧接することにより、可動軸1とボールホルダ3との連結が行われる。
したがって、分解作業は上記手順の逆手順となる。すなわち、ボールホルダ3に対し可動軸1を図4、図5に示すように傾け、ボールホルダ3と可動軸1が所定角度位置になったとき、ボール保持受け部6はその傾斜面Cによりボール保持部5から離れるので、突起7が溝8に案内摺動され、可動軸1はボールホルダ3から取り外される。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、自動車の周辺を監視、すなわち電磁波を自動車の周辺に照射してその反射波から自動車の周辺の障害物までの距離、相対速度、方向を検知するのに使用されるレーダ装置に、実施の形態1のボールジョイント適用したものである。
図13〜図19は、この発明の実施の形態2であるレーダ装置例を示す図で、図13〜図15は、組み立て後のレーダ装置を示し、図16と図17は、組み立て途中のレーダ装置を示し、図18と図19は、組み立て前のレーダ装置を示したものである。
以下図13〜19に基づいて、この発明の実施の形態2を説明する。
各図において、14は電磁波を照射する1次放射器、9は1次放射器14からの電磁波を反射して所定の広がり角で照射するための反射鏡で、例えば誘電損失tanδの低い樹脂(SPS,PBT,PPS等)で曲面状に成形されている。
反射鏡9は、重力や外乱振動などに影響されないよう、その中央部の重心近傍の両側に支軸9a、9bが設けられ、この支軸9a、9bの端部には球体部2a、球体部2bが設けられている。この球体部2a、球体部2bは、後述するように一対の玉軸受10a、10bで支持され、反射鏡9を回転又は揺動自在に支持している。
球体部2aは、反射鏡9の一方の支軸9aの端部と玉軸受10aとの連接部の一部を形成し、当該部分には実施の形態1と同様のボールジョイントが採用されている。
すなわち、球体部2aを保持するボールホルダ3は、球体部2aの先端側(頭頂部)を覆うボール受け部4と、球体部2aをスナップフィット構造で保持する樹脂等の弾性材料でできたボール保持部5とを備えている。
球体部2aの一部には、一対の突起7が形成されており、ボール保持部5に形成された溝8と摺動自在に係合することにより球体部2aからボールホルダ3へ、滑ることなく(空回りすることなく)回転を伝達することができる。
反射鏡9は、更にボール保持受け部6を備えている。このボール保持受け部6は、ボール保持部5を外側から覆う構造であり、引っ張る力、振動、衝撃によりボール保持部5が変形して球体部2aが抜け出すのを防止している。したがって、引っ張る力、振動、衝撃が加わっても反射鏡9は簡単に外れることがない。
互いに接触するボール保持受け部6の内面(ボール保持受け部側接触部)Aとボール保持部5の外面(ボール保持部側接触部)Bとは、図1に示すものと同様にそれぞれ球体部2aと同心である球面の一部を構成し球面状に形成されている(図18)。
そのため、球体部2aの球中心点を中心に反射鏡9が傾いた状態であっても、安定してボール保持受け部6はボール保持部5を覆い保持することができる。
反射鏡9が傾き、図16、図17に示すように、ボールホルダ3と反射鏡9が所定角度位置になったとき、突起7が溝8に案内され、ボール保持受け部6をボール保持部5から離脱させることができる。したがって、ボールホルダ3と反射鏡9との着脱が容易となる。
ボールホルダ3は、図13、図14に示すように軸受である玉軸受10aの内輪に挿入されると共に回転可能に支持され、更にこの玉軸受10aの外輪は、ボディ11上のホルダ12aに固定されている。
球体部2bは、反射鏡9の他方のコ字状支軸9bと玉軸受10bとの連接部の一部を形成し、この連接部は、図16から図19に示すように玉軸受10bから、球体部2bを適宜離脱させる着脱機構を備えている。この着脱機構には、玉軸受10bの内輪に設けた回転自在な円筒軸15と、この円筒軸15に形成され球体部2bを着脱自在に嵌める切り欠き状の係合溝16とが設けられている。
レーダの組み立て時、球体部2bは、留めねじ17により円筒軸15と一体に固定され、円筒軸15と球体部2bと支軸9bと反射鏡9とは一体になって共動する。
なお、玉軸受10bの外輪は、ボディ11上のホルダ12bに固定されている。
上記の構成において、反射鏡9は、電磁波を走査する走査手段(図示しない)により、球体部2aと球体部2bの中心を通る軸線13を軸として揺動駆動され、電磁波を自動車の周辺に照射してその反射波から自動車の周辺の障害物までの距離、相対速度、方向などの検知が行われる。
次に実施の形態2における組み立て挿入作業手順を説明する。
図18、図19に示す組み立て前の状態から、図16、図17に示すように、ボールホルダ3と反射鏡9が所定角度位置となった状態を保持したまま、突起7を溝8に摺動自在に係合させることにより球体部2aをボールホルダ3に挿入する。
その後、図13、図14に示すように、球体部2aの球中心点を中心にボールホルダ3を回転揺動させ、ボール保持受け部6がボール保持部5を覆うようにする。この時ボール保持部5の弾性で突起7を圧接することにより、支軸9aとボールホルダ3との連結が行われる。
同時に球体部2bは、円筒軸15との切り欠き状係合溝16に嵌め、その後留めねじ17で球体部2bを円筒軸15と一体に固定する。
なお、分解作業は上記手順の逆手順となる。すなわち、ボールホルダ3に対し支軸9aすなわち反射鏡9を傾け、ボールホルダ3と支軸9aが所定角度位置になったとき、ボール保持受け部6はその傾斜面Cによりボール保持部5から離れるので、突起7が溝8に案内摺動され、支軸9aはボールホルダ3から取り外される。
実施の形態2におけるレーダ装置によれば、球体部2a、ボール受け部4およびボール保持部5の寸法精度が悪い場合でもガタなく反射鏡9を結合することができ、更に反射鏡9をボディ11より着脱容易とすることができる。又、引っ張る力、振動、衝撃が加わっても反射鏡9が簡単に外れることがなく、反射鏡9が傾いた状態であっても、安定して保持することができる。
この発明の実施の形態1に係る組み立て後のボールジョイントを示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て後のボールジョイントを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て後のボールジョイントを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て途中のボールジョイントを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て途中のボールジョイントを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て前のボールジョイントを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て前のボールジョイントを示す斜視図である。 従来の組み立て後のボールジョイントを示す断面図である。 従来の組み立て後のボールジョイントを示す正面図である。 従来の組み立て後のボールジョイントを示す斜視図である。 従来の組み立て前のボールジョイントを示す正面図である。 従来の組み立て前のボールジョイントを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て後のレーダ装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て後のレーダ装置を示す略式の断面図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て後のレーダ装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て途中のレーダ装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て途中のレーダ装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て前のレーダ装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て前のレーダ装置を示す正面図である。
符号の説明
1 可動軸 2、2a、2b 球体部
3 ボールホルダ 4 ボール受け部
5 ボール保持部 6 ボール保持受け部
7 突起 8 溝
9 反射鏡
9a、9b 反射鏡9の支軸
10a、10b 玉軸受
11 ボディ
12a、12b ホルダ
13 球体部2aと球体部2bとの軸線
14 1次放射器 15 円筒軸
16 切り欠き状係合溝 17 留めねじ
A ボール保持受け部6の内面(ボール保持受け部側接触部)
B ボール保持部5の外面(ボール保持部側接触部)
C ボール保持受け部6の傾斜面C。

Claims (9)

  1. 可動軸の一端部に設けられた球体部の頭頂部と面接触しこの頭頂部を覆うボール受け部と、上記球体部の周面と弾性的に接触して上記球体部を挟持するボール保持部とを有し、上記球体部を中心に上記可動軸を揺動あるいは回動自在に支持するボールホルダを備え、
    上記可動軸には、上記球体部の頭頂部と上記ボール受け部との接触時に、上記ボール保持部を覆い上記球体部に対する上記ボール保持部の挟持力を強めるボール保持受け部を設けたことを特徴とするボールジョイント。
  2. 上記ボール保持部は、スナップフィット構造としたことを特徴とする請求項1記載のボールジョイント。
  3. 上記ボール保持受け部と接触する上記ボール保持部側接触部、又は上記ボール保持部と接触する上記ボール保持受け部側接触部の少なくともいづれか一方を、上記球体部と同心である球面状に形成したことを特徴とする請求項1記載のボールジョイント。
  4. 上記ボール保持受け部と接触する上記ボール保持部側接触部、及び上記ボール保持部と接触する上記ボール保持受け部側接触部を上記球体部と同心である球面状に形成し、
    上記ボール保持部側接触部の半径より上記ボール保持受け部側接触部の半径を小さくしたことを特徴とする請求項1記載のボールジョイント。
  5. 上記球体部の周面に突起を設けるとともに、上記ボール保持部に上記突起を案内する溝を設け、上記突起を上記ボール保持部の弾性で圧接して上記可動軸と上記ボールホルダとを連結することを特徴とする請求項1記載のボールジョイント。
  6. 上記ボール保持受け部は、上記球体部を中心に上記可動軸を揺動させ上記ボール保持部に対する上記可動軸の角度が所定角度に達した時、上記ボール保持部に対するボール保持受け部との接触を解き上記可動軸をボール保持部から着脱可能としたことを特徴とする請求項1記載のボールジョイント。
  7. 電磁波を照射する1次放射器、この1次放射器からの電磁波を反射して所定の広がり角で照射する反射鏡、この反射鏡の支軸両端部にそれぞれ設けられ上記反射鏡を支持する一対の軸受、上記反射鏡の回転又は揺動により上記電磁波を走査する走査手段を備え、
    上記反射鏡の一方の支軸端部と軸受との連接部には、上記反射鏡を回転又は揺動させる請求項1記載のボールジョイントを設けたことを特徴とするレーダ装置。
  8. 上記反射鏡の他方の支軸端部と軸受との連接部に、この軸受から支軸端部を適宜離脱させる着脱機構を備え、上記着脱機構には、上記軸受の内輪に設けた円筒軸と、この円筒軸に形成され上記反射鏡の支軸に設けられた球体部を着脱自在に嵌める係合溝とを設けたことを特徴とする請求項7記載のレーダ装置。
  9. 上記反射鏡の一方の支軸端部側ボールジョイントは、スナップフィット構造としたことを特徴とする請求項7記載のレーダ装置。
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