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JP4360361B2 - 搬送車の軌道 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送車に設けられた進退自在な突出部に対応する位置に、該搬送車の走行方向に沿って形成された溝を備え、該溝は搬送車の走行方向の少なくとも一部が断続している搬送車の軌道に関する。
従来、分岐部を有する走行レール上に走行車輪を設けた搬送車を走行させる、搬送車システムが存在する。このような搬送車システムの一例として、天井搬送車としたものでは以下のようなものが知られている。
搬送車の走行する軌道は、搬送車の走行部が収納される空間が形成されるように、その断面がC字状に形成されると共に、C字状である軌道の開口部(スリット)が下方に位置するようにして天井に敷設される。そして、軌道の下端には、スリットを挟んだ左右にそれぞれ走行レールを構成し、該走行レール上に搬送車の走行車輪(軌道上への搬送車の支持輪)が走行するようにしている。
一方、搬送車は上部の走行車体と下部の物品支持部とから構成され、走行車体が軌道内に位置し、物品支持部が軌道の下方に位置する。
走行車体には走行車輪が設けられ、物品支持部は物品を保持可能に構成されている。また、前記スリットは、走行車体と物品支持部との接続部を通過可能とするだけの幅が設けられている。
従来、方向操舵機能を不要としながら、分岐のある軌道上を搬送車が走行可能とする技術として、軌道に溝を形成すると共に、この溝に係合する分岐ローラを進退自在に駆動する分岐装置を搬送車に搭載する構成が知られている。このような軌道の一例は、特許文献1に開示されている。
前記軌道は、主軌道と、この主軌道から枝分かれする分岐軌道と、を有している。主軌道には主軌道用の溝が形成され、主軌道から枝分かれする分岐軌道にも分岐軌道用の溝が形成されている。主軌道用の溝に分岐ローラを係合させた状態で搬送車を駆動すると搬送車は主軌道に沿って走行し、分岐軌道用の溝に分岐ローラを係合させた状態で搬送車を駆動すると搬送車は分岐軌道に沿って走行する。
主軌道と分岐軌道との分岐部周辺には、軌道上に主軌道用の溝と分岐軌道用の溝とが共に形成されており、分岐ローラを係合させる溝を切り替えることで、搬送車を主軌道または分岐軌道で選択的に走行させることができる。より具体的には、軌道の左右の一方に主軌道用の溝が形成され、左右の他方に分岐軌道用の溝が形成され、これに対応して搬送車には、右側の溝に対して進退自在の分岐ローラと、左側の溝に対して進退自在の分岐ローラとが、備えられている。
特開2002−321615号公報
ところが、分岐軌道用の溝は、主軌道の分岐部から分岐軌道へ案内されるように形成されているため、主軌道の分岐部では、分岐直後には、主軌道側の溝のみで、分岐軌道側の溝は設けられていない。また、分岐しない場所は、一方にしか設けられていない場合がある。つまり、軌道に形成される溝は、軌道に沿って常に連続的に形成されているわけではない。このため、前述の軌道を自動走行させる場合には、軌道上の溝の形成位置を搬送車システムの制御部に予め記憶させておくことで、制御部が必ず溝のある側に分岐ローラを突出させるように制御している。
ここで、トラブルなどにより手動走行させる場合、つまりリモコン等で操作者が搬送車を操作する場合などは、作業者が軌道を見ても、スリットの隙間からでは溝の形成位置が右側か左側か、が容易に特定できず、分岐ローラの切換を右側にすれば良いか左側にすれば良いかがすぐにわからないこともある。作業者が左右の一方しか溝が設けられていない場所で、分岐装置を適当に操作すると、溝が設けられていない側に分岐装置を作動させ、分岐装置を故障させる恐れがあった。
また、このような問題は、軌道上の軌道案内用の溝と搬送車側の軌道切換用の分岐装置との間、に限った問題ではなく、軌道に沿って溝が少なくとも一部で断続するように形成されると共に、この溝に係合もしくは溝内に突出させる突出部を搬送車に進退自在に設ける構成であれば、一般に発生する問題である。例えば、軌道に沿って敷設される信号線を軌道の溝内に配置し、この信号線と通信するためのアンテナを搬送車より突出させる構成などの場合も、同様の問題が発生する。
そこで、解決しようとする課題は、作業者が搬送車に設けた進退自在の突出部をどちらに作動させれば良いのか、作業者が容易に目視できるようにした搬送車の軌道を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、搬送車の走行部が収容される空間が形成され、前記空間内の前記走行部に設けられた進退自在な突出部に対応する位置に、搬送車の走行方向に沿って、少なくとも一部が断続して形成された溝を備えた搬送車の軌道であって、前記空間の外に、前記溝の有無を表示する表示手段を設け、前記表示手段は、溝の断続に合わせて、連続的に形成したマーキングであって、前記軌道は、左右の軌道に枝分かれする分岐部を有すると共に、前記溝は、前記走行部に設けられた突出部である分岐装置の分岐ローラが係合するように左右の軌道に形成された案内溝である。
請求項2においては、請求項1記載の搬送車の軌道において、前記空間は、一対の側壁と、側壁の上端間を接続するとともに前記溝が形成される基部と、所定間隔をあけて側壁の下端に形成される一対の走行レールとにより形成され、前記表示手段を、走行レールの下面に設けたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、分岐装置に分岐ローラを用いる構成において、作業者が分岐ローラの進退操作の誤操作が防止されることにより、分岐ローラを駆動する分岐装置の故障を防ぐことができる。
請求項2においては、下方の作業者から一番目視が容易な走行レールの下面に、表示手段を設けることで、突出部を溝に挿入可能な位置が容易に判る。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る無人搬送車システムの模式図、図2は本発明の実施形態に係る搬送車の正面断面図、図3は本発明の実施形態に係る軌道の分岐部を示す平面図である。図4は本発明の一実施例である軌道の略平面図、図5は本発明の一実施例であるガイド溝の断面図である。
なお、図1においては、無人搬送車軌道システム1の概略説明のために、単純化された軌道12を図示しているが、図4においては、実際の運用において敷設されるような複雑な経路構成の軌道12を図示している。
<無人搬送車システム>
まず、本発明の実施形態である無人搬送車システム1について図1を用いて説明する。図1において、軌道12は、搬送車13の移動経路に敷設されており、その軌道12に沿って銅線などの導電線を絶縁材料で被覆した給電線5・5が配置される。軌道12側部には、複数のステーション10・10が配置され、搬送車13がステーション10・10間を移動して一方のステーション10から他方のステーション10へ物品を搬送できるようにしている。
前記給電線5・5の一端には電力供給装置11が設けられ、該給電線5・5に所定の周波数(高周波)で電力が供給されるようにしている。そして、該搬送車13は、電力供給装置11から供給される高周波電流により、電磁誘導を利用して電力を受電し、電力を得るようにしている。
前記搬送車13は、給電線5・5から電力を得るためのピックアップユニット9を有しており、搬送車13には、左右一対の前記ピックアップユニット9・9が少なくとも一対配置されている。そして、搬送車13は、ピックアップユニット9・9が取り出す電力を利用して軌道12上を移動する。
前記軌道12は環状の軌道である主路12aと、該主路12aに形成した分岐路12bとから構成している。ここで、幹に相当する主路12aより、分岐路12bが枝分かれする部位を分岐部とする。
主路12a及び分岐路12b上には給電線5・5が架設されており、一対の給電線5・5が往路と復路とをなすようにし、全体として給電路50が形成されている。そして、搬送車13が軌道12上の何処にいても給電可能とするため、軌道12の少なくとも左右一側には、一対の給電線5・5が配設される。
<軌道>
次に、前記搬送車13の走行する前記軌道12について、図2及び図3を用いて説明する。
前記軌道12は、天井に固定されている。軌道12は、複数の軌道ユニットを繋ぎ合わせて構成されるものであり、図3に示すように、分岐部の軌道ユニット120と、非分岐部の軌道ユニット20とから構成される。
また、軌道ユニット120は、図2に示すように、左右の側壁41と、該側壁41・41の上端間を橋架する基部142とを備えて、搬送車13の走行部21が収容される空間が形成されるように断面視C字状に形成されている。側壁41・41は、図2に示すように、軌道12の左右両側部に設けたものである。
軌道ユニット20において、図2及び図3に示すように、前記側壁41・41の下端から、左右方向の内側に突出する部分が設けられており、一対の走行レール40・40としている。走行レール40の上面は水平面となるように形成されており、該走行レール40上に走行車輪23・23・・・が当接して、搬送車13が走行レール40・40上を走行するようにしている。
軌道ユニット120は、本実施形態においては、二股に分岐した構成であるので、図3に示すように、軌道ユニット20の走行レール40・40に対応する走行レールが三つ形成されており、それぞれ走行レール140a・140b・140cである。
また、軌道ユニット20には、図2に示すように、走行レール40・40の間に、間隙が設けられており、走行部21と物品支持部22とを連結する連結体36を通過可能としている。同様に、軌道ユニット120にも、走行レール120・120の間に、間隙が設けられて、連結体36を通過可能としている。
<搬送車>
ここで前記搬送車13について図2と図3を用いて説明する。搬送車13は、図2に示すように、上部に走行部21を設け、下部に物品支持部22を設けている。走行部21は中央のメインフレーム31と、該メインフレーム31の前後に位置する車輪支持部32・32とから構成される。図3に示すように、車輪支持部32・32とメインフレーム31とは、図示せぬ回動支点軸を介して連結されており、車輪支持部32・32がメインフレーム31に対して回動自在となっている。
走行部21には、搬送車13の駆動手段として、図2に示すように、モータ16が設けられ、該モータ16は、前記メインフレーム31に取り付けられている。
また、モータ16のモータ軸と同軸に駆動車輪25が設けられており、モータ16の駆動により駆動車輪25が回転するようにしている。
図3において、分岐装置2は、車輪支持部32の左右両側に設けた支持体49を、択一的に上下動させる装置である。各支持台49にはガイド溝144・145(後述)に係合する分岐ローラ26がそれぞれ設けられている。ここで、一方の支持台49が最上位置にあるときは、他方の支持台49は最下位置となっている。
軌道12を構成する軌道ユニット120には、図2及び図3に示すように、下方に開口する凹形状のガイド溝144・145が形成されている。分岐部において、ガイド溝144は、主路12aに沿って形成されており、ガイド溝145は、分岐路12bに沿って形成されている。ガイド溝144・145の幅は、分岐ローラ26の外径よりやや大きめに形成されており、最上位置へ移動した分岐ローラ26・26が、ガイド溝144・145のそれぞれに形成された一対の側面によって、搬送車13の走行方向に対する左右位置を規制されるようにしている。
ここで、ガイド溝144の内部の左右で、対向する位置に一対形成される側面のうち、軌道12の内側に形成される側面をガイド面144A、外側に形成される側面をガイド面144Bとする。同じく、ガイド溝145に一対形成される側面のうち、軌道12の内側に形成される側面をガイド面145A、外側に形成される側壁をガイド面145Bとする。
分岐ローラ26は、ガイド溝に形成される一対の側壁により規制されるため、分岐部を走行する搬送車13が、ガイド溝により進路を案内される。
さらに、図2に示すように、連結体36の両側方に設けたピックアップユニット9・9には、電磁誘導により、給電線5・5から電力を取り出すためのコア52が、それぞれ設けられている。コア52は外側に二箇所開口部を設けたE字形状に形成されており、該開口部に一本ずつ、前記給電線5・5が挿入されている。給電線5・5は、軌道12の下側に固設した給電線ホルダ66により、支持されている。
給電線5・5は、往路と復路とをなす一対が、軌道12に沿って設けられる構成であり、これら一対の給電線の断面には、互いに逆向きの電流が流れている。
コア52において、搬送車13の外側へ延出する側壁のうち、中央の側壁52aには、ピックアップコイル67が巻回されている。給電線5・5より発生する磁力線は、互いに逆向きの電流が流されているため、側壁52aで合流し、コア52による増幅作用を受けると共に、ピックアップコイル67に、誘導起電流を発生させる。搬送車13は、ピックアップコイル67で生じた誘導起電流を利用して、モータ16等の搬送車13内部の電力機器を駆動させる。
<分岐ローラ>
次に、前記搬送車13に備える分岐装置2について説明する。
搬送車13には、図3に示すように、走行方向に対する左右に、ガイドローラ24・24が設けられている。本実施形態では、搬送車13の前後に設けた車輪支持部32・32毎に、左右で一対ずつ、ガイドローラ24・24が設けられて、全体で8輪設けられている。
また、軌道12の左右両側部には、分岐部、非分岐部に関わりなく、側壁41・41・・・が設けられている。左右のガイドローラ24・24が側壁41・41に衝突した際の反作用で、搬送車13は軌道12の中心側へ押しやられるので、搬送車13は平均して軌道12の中心線上を走行する。つまり、対向する側壁41・41により、分岐ローラ26・26の左右位置は規制されて、搬送車13は軌道方向に沿って走行する。
軌道方向の左右で対向する側壁41・41間の距離は、搬送車13左右のガイドローラ24・24間の距離よりも、幅広となるように構成されている。ガイドローラ24・24間の距離は、搬送車13の全幅を意味する。したがって、搬送車13は、対向する側壁41・41内で、走行方向(軌道方向)に対する左右動が可能である。
加えて、搬送車13には、軌道12(の基部142)側へ進出可能な分岐ローラ26が設けられている。本実施形態では、搬送車13の前後に設けた分岐装置2・2毎に、左右に支持台49・49が設けられ、支持台49毎に分岐ローラ26・26が前後に設けられ、全体で8輪設けられている。
そして、分岐路12bと主路12aとが接続する分岐部では、両路12a・12bに沿って、軌道12側へ進出した分岐ローラ26の左右位置を規制する一対のガイド面が設けられている。本実施形態では、前述したように、軌道12の基部142に凹状のガイド溝144・145を形成し、ガイド溝144内における左右で、対向する位置に一対形成される側面を、一対のガイド面144A・144Bとしている。ガイド溝145には、同じく一対のガイド面145A・145Bが形成される。主路12aに沿って形成されるガイド面は、ガイド面144A・144Bであり、分岐路12bに沿って形成されるガイド面は、ガイド面145A・145Bである。
前記軌道12側へ進出した分岐ローラ26は、一対のガイド面により左右位置を規制される。一対のガイド面間の距離(ガイド溝144・145の左右幅)は、分岐ローラ26の外径よりもやや大きめに形成されている。これは、支持台49上に設けた前後一対の分岐ローラ26・26が、軌道12の曲線部(分岐部)において、曲面に形成された一対のガイド面間を、滑らかに通過可能とするためである。
<実施例>
ここで、本発明に関する実施例について図4を用いて説明する。図4は天井に固定された軌道12を下面から示した平面図である。
なお、図1においては、無人搬送車軌道システム1の概略説明のために、単純化された軌道12を図示しているが、図4においては、実際の運用において敷設されるような複雑な経路構成の軌道12を図示している。
図4中、破線は前述のガイド溝144・145を示している。軌道12の走行レール40の下面には、ガイド溝144・145の目視確認手段として、塗料又はテープなどによるマーキング100a・100bが施されている。該マーキング100a・100bは、左右側のガイド溝144・145の連続部分に対応して連続的に印されるものとする。なお、ガイド溝145にマーキング100aが対応し、ガイド溝144にマーキング100bが対応する。
また、左右一対の分岐ローラ26・26を、符号26a・26bで区別するものとし、分岐ローラ26aがガイド溝145に対応し、分岐ローラ26bがガイド溝144に対応するものとする。
また、前述ではガイド溝144・145の連続部分に沿って連続的にマーキング100a・100bを施すとしたが、前記ガイド溝144・145の端部がある位置のみにマーキングを施すとしても、搬送車の走行方向における溝の端部がある位置が判れば、溝の有無が判り、分岐ローラを問題なく切り替えることができる位置が確実に判るため問題ない。溝の端部ではなく、その手前で分岐ローラを問題なく切り替えることができる溝の位置をマーキングしても良い。逆に溝の無い位置をマーキングしても良い。連続的にマーキングを施す場合は直線状のマーキングでよいが、端部位置にのみマーキングを施す場合は、丸や四角など、視覚的に注意を引きやすい図形を描画するようにしてもよい。
さらに、搬送車13が通過する際には、軌道12の側壁41の側面下部は下から見上げると搬送車13に隠れて見えにくいので、軌道12の側壁41の外側面にマーキング100a・100bを施しても問題ない。
図5には、軌道12の左右に一対形成されるガイド溝144・145のうち、ガイド溝145のみが形成された軌道を図示している。分岐部(図2)においては、軌道12に、左右両方のガイド溝144・145が形成されるが、他の部位においては、左右の片側にのみ、ガイド溝が形成される構成である。
図5に示すように、マーキング100a・100bを施すのに適切な箇所としては、走行レール40の下面位置A、側壁41の外側面位置B、給電線ホルダ66の下面位置C、がある。走行レール40、側壁41、給電線ホルダ66は、左右に一対あるが、当然ながら、左右でガイド溝145に対応する側の走行レール40等にマーキング100aを施し、ガイド溝144(図2)に対応する側の走行レール40等にマーキング100bを施すものである。
前述の本実施例の形態では、作業者が容易にマーキングを視認できるように、走行レール40の下面位置Aにのみマーキング100a・100bを施しているが、側壁41の外側面位置Bや給電線ホルダ66の下面位置Cであってもよく、これら全てにマーキングするものであってもよい。
ここで、搬送車13を自動運転する前記無人搬送車システム1にトラブルがあり、操作者がリモコン等により搬送車13を直接操作する場合を考える。
例えば、搬送車13が分岐部Pに幹側より進入する状態にあるとする。分岐部とは、前述したように、幹に相当する主路12a(図1)より、分岐路12b(図1)が枝分かわれする部位である。また、分岐部への進入経路が一本の側を幹側とし、分岐部への進入経路が二本の側を枝側としている。
ここで、該搬送車13をPa方向の分岐軌道に向かわせたいのなら、搬送車13の分岐ローラ26aが軌道12側に突出するように分岐装置2を操作し、ガイド溝145内に分岐ローラ26aを挿入させる。そうすると搬送車13はガイド溝145に沿って走行する。前述の突出タイミングは分岐軌道側のガイド溝145の始まりを、マーキング100aの端部を目視することによって認識できる。
一方、搬送車13が図4中のP地点より、Pb方向の分岐軌道に向かわせたいのなら、搬送車13の分岐ローラ26bを突出させ、ガイド溝144内に分岐ローラ26bを挿入させる。そうすると搬送車13はガイド溝144に沿って走行する。前述の突出タイミングは分岐軌道側のガイド溝144の始まりを、マーキング100bの端部を目視することによって認識できる。
つまり、作業者がガイド溝144・145の始端位置を目視で確認することにより、作業者は、搬送車13を向かわせたい経路(Pa方向の経路又はPb方向の経路)に応じて、対応する側の分岐ローラ26を突出させることができ、作業者の望む方向に搬送車13を移動させることができる。
また、搬送車13が、分岐部Qの幹側から枝側へと移動し、さらに分岐部Rの枝側へ進入する状態にあるとする。
搬送車13を操作して、分岐部QでQb方向の分岐路を選択して移動させるとき、ガイド溝144(進行方向右側のガイド溝)に、分岐ローラ26bを突入させた状態にある。このままさらに搬送車13を移動させると、搬送車13は、分岐部Rに枝側より進入させることになる。ここで、分岐部Rの二つの枝側経路のうち、分岐部QからのQb方向の分岐路と接続される(分岐部Rの)枝側経路には、ガイド溝145(進行方向左側のガイド溝)が形成される構成である。このため、作業者が分岐ローラ26の切換を怠ると、ガイド溝144に分岐ローラ26bが突入した状態で、ガイド溝144のない経路(分岐部Rの枝側経路)に進入してしまうことになる。このような場合、突出位置にある分岐ローラ26bが、ガイド溝のない基部142に押し付けられることになり、分岐装置2を故障させてしまうことがある。
つまり、作業者がガイド溝144・145の終端位置を目視で確認することにより、作業者は、ガイド溝144・145のない部位で、分岐ローラ26を突出させる誤操作を防止することができ、分岐装置2の故障を防止できる。
本発明における搬送車の軌道は、次の構成である。
搬送車に設けられた進退自在な突出部に対応する位置に、該搬送車の走行方向に沿って形成された溝を備え、該溝は搬送車の走行方向の少なくとも一部が断続している搬送車の軌道である。軌道は搬送車の走行部を収容するための空間が形成され、この空間に分岐するための溝が形成されている。搬送車の物品支持部は、軌道の外の下方に設けられ、物品支持部と走行部とを接続する部材の通過を許容するスリットが形成され、その左右両側に走行レールが形成され、前記空間の外に溝の位置をマーキングしている。溝はスリットの隙間から見ることとなり、軌道の下方の作業者からは視認が困難となっている。マーキングは、軌道が天井から吊り下げられているため、軌道の下方、例えば、走行レールの下面に設けることが好ましい。
なお、本実施例では、物品支持部は軌道の下方に形成されているが、上方に形成される構成にすると共に、軌道のスリットが軌道の上方に形成されるようにしても良い。この場合も、軌道の下方の作業者からは、溝の視認ができない。
以上で説明した本実施例では、搬送車に設けられた進退自在な突出部を、搬送車13に設ける分岐装置2により軌道12側へ突入自在の分岐ローラ26a・26bとしている。また、本実施例の軌道12には、搬送車13の走行方向に沿って、ガイド溝144・145が形成されている。各ガイド溝144・145は、搬送車13の走行方向で断続する構成である。加えて、走行レール40の下面位置Aなど、軌道12の外側にいる作業者が目視可能な位置に、ガイド溝144・145に沿って、連続的にマーキング100a・100bを施している。
前記断続した溝の端部を示す印とは、本実施例の連続的なマーキング100a・100bの始端位置および終端位置にあるマーキングを指すものである。つまり、このマーキングは、ガイド溝144・145の始端および終端のみに施す構成であっても良い。
本実施例では、軌道の左右に、前記溝(本実施例のガイド溝144・145)が形成され、これらの左右の溝が断続する構成としているが、軌道に沿って一本だけ前記溝が形成され、この溝が断続的に形成される構成の場合も、本発明に含まれるものである。
また、本発明においては、前記端部を示す印に加えて、前記溝の連続部分を示す第二の印を、前記溝に沿って連続的に形成するものである。
以上で説明した本実施例では、ガイド溝144・145に沿って、連続的にマーキング100a・100bを施しており、これらのマーキング100a・100bの端部を除く内部は、前記第二の印に該当するものである。
本発明の実施形態に係る無人搬送車システムの模式図。 本発明の実施形態に係る搬送車の正面断面図。 本発明の実施形態に係る軌道の分岐部を示す平面図。 本発明の一実施例である軌道の略平面図。 本発明の一実施例であるガイド溝の断面図。
符号の説明
1 無人軌道システム
12 軌道
13 搬送車
26 分岐ローラ
100 マーキング
144 ガイド溝
145 ガイド溝

Claims (2)

  1. 搬送車の走行部が収容される空間が形成され、前記空間内の前記走行部に設けられた進退自在な突出部に対応する位置に、搬送車の走行方向に沿って、少なくとも一部が断続して形成された溝を備えた搬送車の軌道であって、
    前記空間の外に、前記溝の有無を表示する表示手段を設け
    前記表示手段は、溝の断続に合わせて、連続的に形成したマーキングであって、
    前記軌道は、左右の軌道に枝分かれする分岐部を有すると共に、前記溝は、前記走行部に設けられた突出部である分岐装置の分岐ローラが係合するように左右の軌道に形成された案内溝であることを特徴とする搬送車の軌道。
  2. 請求項1に記載の搬送車の軌道において、
    前記空間は、一対の側壁と、側壁の上端間を接続するとともに前記溝が形成される基部と、所定間隔をあけて側壁の下端に形成される一対の走行レールとにより形成され、前記表示手段を、走行レールの下面に設けたことを特徴とする搬送車の軌道。
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