JP4358931B2 - 3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種医薬品の合成中間化合物として重要な、3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの新規な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、窒素原子含有の4員環構造を有するアゼチジン化合物が、注目をあびてきており、各種医薬品化合物の側鎖の修飾基として種々用いられてきている。例えば、本発明が提供する製造法により得られる3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンは、強力な抗菌活性を有するカルバペネム系抗生物質の2位の側鎖置換基として利用されているものである(例えば、特許第2666118号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがってこれまでに、このカルバペネム系抗生物質の2位の側鎖として利用されている3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンについて、種々の製造方法が提案されているが、本発明は、従来方法に比較し、工業的に適用し得るより簡便な3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明は、具体的態様として以下の製造法を提供する。
すなわち、次式(II):
【0005】
【化38】
【0006】
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、塩基の存在下にスルホン酸ハライド誘導体と反応させて、次式(III):
【0007】
【化39】
【0008】
(式中、Raはスルホン酸残基を表わし、Bzlはベンジル基を表す。)
で表される化合物とした後、得られた式(III)のベンジル基を除去して、次式(IV):
【0009】
【化40】
【0010】
(式中、Raはスルホン酸残基を表す。)
で表される化合物とし、得られた式(IV)にチオ硫酸ナトリウムを反応させて、次式(V):
【0011】
【化41】
【0012】
で示される化合物とした後、得られた式(V)の化合物を、次式(VI):
【0013】
【化42】
【0014】
(式中、Rbは低級アルキル基を表す。)
で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させ、次式(VII):
【0015】
【化43】
【0016】
で示される化合物へ誘導し、さらに得られた式(VII)の化合物を酸処理するか、あるいはチオール化合物と処理することからなる、次式(I):
【0017】
【化44】
【0018】
で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法を提供する。
【0019】
また本発明は、前記式(II)で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、四塩化炭素溶液中トリフェニルフォスフィンと処理して、次式(VIII):
【0020】
【化45】
【0021】
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−クロロアゼチジンとし、選られた式(VIII)の化合物のベンジル基を除去して、次式(IX):
【0022】
【化46】
【0023】
で示される3−クロロアゼチジンとした後、得られた式(IX)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて、式(V)へ誘導し、更に得られた式(V)の化合物を、前記と同様に、式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ変換させる製造法をも提供する。
更に本発明は、上記した各方法による3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの塩の製造法をも提供する。
【0024】
本発明においては、上記の製造法で中間に得られる式(V)で示される化合物ならびに式(VII)で示される化合物は、これまで知られていない新規化合物である。したがって本発明は、また別の態様として、かかる式(V)および(VII)で表わされるアゼチジン誘導体自体も提供するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明が提供する3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法は、本発明者らが提供した簡便な合成法により得られる式(II)のN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを出発原料として、その反応条件には苛酷な高圧、あるいは高温度での加熱、さらには高価な試薬、溶媒等を使用することなく、極めて簡便な操作により、高収率で目的とする3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンが製造できるという工業的製造法として、特に優れたものである。
【0026】
以下に本発明が提供する3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法について、さらに詳細に説明する。
【0027】
本発明が新規に提供する3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法は、基本的には下記化学式で示される方法により実施される。
【0028】
【化47】
【0029】
(上記化学反応式中、Raはスルホン酸残基を表わし、Rbは低級アルキル基を表わし、Bzlはベンジル基を表す。また、括弧内の各数字は、工程ナンバーを示す。)
【0030】
また本発明にあっては、上記化学反応式中に示した式(V)の化合物は、下記反応式に示す方法により製造することもでき、かくして製造された式(V)の化合物は、次いで上記した化学反応式にしたがって、式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ誘導することもできる。
【0031】
【化48】
【0032】
すなわち本発明は、式(II)で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンに、スルホン酸ハライド誘導体を反応させて、式(III)で表わされる化合物へ誘導する第1工程と、当該第1工程で得られた式(III)の化合物のベンジル基を除去して式(IV)で表される化合物へ誘導する第2工程と、第2工程で得られた式(IV)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて式(V)で表される化合物に導く第3工程と、第3工程で得られた式(V)の化合物に式(VI)で表される化合物を反応させて式(VII)で表される化合物を得る第4工程と、次いで第4工程で得られた式(VII)化合物を酸処理するか、あるいはチオール化合物と処理することにより、目的とする式(I)の3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ誘導する第5工程からなるものである。
以下に各工程を詳細に説明することにより、本発明を明らかにする。
【0033】
本発明の製造法である、式(II)で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンに、スルホン酸ハライド誘導体を反応させて、式(III)で表わされる化合物へ誘導する第1の製造工程は、具体的には以下のようにして実施される。すなわち、式(II)のN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、適当な有機溶媒に溶解させ、塩基の存在下にスルホン酸ハライド誘導体を添加することにより実施される。
【0034】
反応に使用する有機溶媒としては、反応に対して不活性なものであれば特に限定はされず、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素系の溶媒が好ましく使用される。また、反応溶液中に存在させる塩基は、式(II)のN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンとスルホン酸ハライド誘導体との反応で副成する酸を捕捉するものであればよい。具体的には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩基、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基があげられ、かかる塩基の使用量は、反応させる式(II)のN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンに対して、やや過剰当量を用いるのがよい。なかでも、溶媒としてトルエンを使用し、トリエチルアミンを塩基として用いると、好結果を与えた。
【0035】
式(II)のN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンに反応させるスルホン酸ハライド誘導体としては、低級アルキルスルホニルハライドあるいはアリールスルホン酸ハライド等があげられる。この場合、低級アルキルスルホニルハライドとしては、メタンスルホニルクロライド、エタンスルホニルクロライド等を例示することができ、また、アリールスルホン酸ハライドとしては、トルエンスルホン酸クロライド、p−トルエンスルホン酸クロライド等を例示することができる。なかでも、メタンスルホニルクロライドを用いるのがよく、その使用量は式(II)の化合物に対してやや過剰当量を反応させるのがよい。
【0036】
反応は、冷却下、具体的には15℃以下の温度、好ましくは5℃程度の温度条件下で、式(II)の化合物と塩基を存在させた反応溶媒中に、攪拌下、スルホン酸ハライド誘導体を滴下等の手段により添加し、この添加終了後、反応が完結するまでさらに攪拌を行うことにより実施される。
【0037】
この第1工程により製造される式(III)で表わされる化合物は、反応終了後、濾過、液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎用される通常の処理手段を採用することにより、例えば、遊離塩基として、あるいは塩酸塩として単離することができる。なお、スルホン酸ハライド誘導体としてメタンスルホニルクロライドを使用した場合には、式(III)の化合物を塩酸塩として結晶で単離することができる。また、生成した式(III)の化合物を反応系から単離することなく、適当な処理を施した反応溶媒を用い、そのまま次の第2工程に付すこともできる。
【0038】
以上のようにして製造された式(III)の化合物のベンジル基を除去して式(IV)で示される化合物へ誘導する第2工程は、通常の有機化学上用いられている脱ベンジル化反応により実施される。具体的には、ラネーニッケル、酸化パラジウム、パラジウム-炭素等の触媒を用いる、水素添加反応等により、好ましく実施することができる。
【0039】
次いで上記工程により脱ベンジル化された式(IV)の化合物に、チオ硫酸ナトリウムを反応させて式(V)で示される化合物へ変換する第3工程は、具体的には、式(IV)の化合物を、適当な溶媒に溶解させ、そこに当モル量のチオ硫酸ナトリウムを添加し、反応が完結するまで適宜攪拌等の手段を行うことにより実施される。
【0040】
反応に使用する溶媒としては、式(IV)の化合物ならびにチオ硫酸ナトリウムを溶解する溶媒であればどのようなものでもよく、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒とともに水を共存させた混合溶媒が好ましく使用し得る。また反応は、室温ないし加熱下に実施することができ、例えば室温下にチオ硫酸ナトリウムを添加し攪拌した後、50℃程度の加熱条件下で攪拌を行う等、適宜反応条件を選択することができる。反応終了後、目的とする式(V)の化合物は結晶として反応溶液中から単離することができる。
【0041】
一方、式(V)の化合物は、式(II)で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンから式(VIII)で示されるN−ベンジル−3−クロロアゼチジンへの変換した後、式(VIII)のベンジル基を除去して式(IX)の化合物へ誘導し、さらにチオ硫酸ナトリウムと反応させることによっても製造することができる。
【0042】
この場合の式(II)で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンから式(VIII)で示されるN−ベンジル−3−クロロアゼチジンへの変換は、例えば、四塩化炭素溶媒中で、トリフェニルホスフィンと処理することにより実施することができる。かかる反応は、好ましくは加熱条件下に行われ、反応終了後、濾過、液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎用される通常の処理手段を採用することにより、目的とする式(VIII)で示されるN−ベンジル−3−クロロアゼチジンを塩酸塩の結晶として単離することができる。
【0043】
かくして得られた式(VIII)のN−ベンジル−3−クロロアゼチジンよりベンジル基を除去し、式(IX)で示される3−クロロアゼチジンへ誘導するのであるが、かかるベンジル基の除去は、式(II)の化合物におけるベンジル基の除去と同様の処理、具体的には、ラネーニッケル、酸化パラジウム、パラジウム-炭素等の触媒を用いる、水素添加反応等により、好ましく実施することができる。
【0044】
次いで以上のようにして得られた式(IX)の3−クロロアゼチジンから式(V)への化合物の変換は、式(IV)の化合物から式(V)への化合物への変換と同様に、式(IX)の化合物を、適当な溶媒に溶解させ、そこに当モル量のチオ硫酸ナトリウムを添加し、反応が完結するまで適宜攪拌等の手段を行うことにより実施される。
【0045】
以上に記載した製造法により得られた式(V)の化合物に、式(VI)で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体を反応させ、アゼチジン環の窒素原子上に1,3−チアゾリル基を導入した式(VII)で示される化合物へ誘導する第4工程は、以下のようにして実施される。すなわち、適当な溶媒中で式(V)の化合物にほぼ当モル量の式(VI)の2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体を加え、例えば、反応溶液を加熱還流することにより行うことができる。
【0046】
反応に使用する溶媒としては、反応に対して不活性なものであれば特に限定はされず、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール系溶媒に、水を共存させた混合溶媒が好ましく使用される。反応温度もまた限定されるものではなく、用いる溶媒の沸点近くで加熱還流することが好ましい。反応は、加熱還流条件下にほぼ20時間程度実施することで完結し、式(VII)で表わされる化合物は、反応終了後、濾過、液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎用される通常の処理手段を採用することにより、結晶として単離することができる。
【0047】
なお、この第4工程において式(V)で示される化合物と反応させる式(VI)で示される2−低級アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体としては、例えば、2−メチルチオ−1,3−チアゾリン;2−エチルチオ−1,3−チアゾリン;2−プロピオチオ−1,3−チアゾリン等を例示することができ、なかでも2−メチルチオ−1,3−チアゾリンが好ましく使用される。
【0048】
かくして製造された式(VII)で示される化合物は、次いで第5工程に付され、本発明が目的とする式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ誘導される。かかる第5工程は、具体的には以下のようにして実施される。
【0049】
すなわち、第4工程で得られた式(VII)の化合物を酸処理するか、あるいはチオール化合物と反応させることにより実施される。
この場合の式(VII)の化合物に対する酸処理は、具体的には、水もしくはアルコール系の溶媒中、塩酸、硫酸などの鉱酸;あるいはメタンスルホン酸、エタンスルホン酸などの有機酸による酸処理を行うことにより実施される。
【0050】
なお、式(VII)の化合物に対する酸処理にあっては、反応副生成物として次式(X):
【0051】
【化49】
【0052】
で示されるジスルフィド化合物が生成する場合がある。したがって、酸処理反応が終了した段階で、トリフェニルフォスフィンによる還元反応を行い、副生成物であるジスルフィド化合物(X)を還元することにより、目的とする式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ誘導するのがよい。
【0053】
一方、式(VII)の化合物とチオール化合物との処理は、具体的には、適当な溶媒中、塩基性条件下で、式(VII)の化合物とチオール化合物を反応させることにより行われる。その溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール系溶媒が好ましく、また塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシドが好ましい。
【0054】
反応させるチオール化合物としては、メチルチオール、エチルチオール、プロピルチオール、ブチルチオール等の各種の低級アルキルチオール、チオフェノール等のアリールチオール、さらにはベンジルチオール等のアラアルキルチオール等を挙げることができる。
【0055】
上記の各反応は、0℃ないし100℃、好ましくは室温下に行われ、反応終了後、濾過、液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎用される通常の処理手段を採用することにより、本発明の目的とする式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンを塩酸塩の結晶として単離することができる。
【0056】
なお、式(VII)の化合物は、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウム等のアルカリ水酸化物;ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシドより、式(X)で示されるジスルフィド化合物を形成させた後、当該ジスルフィド化合物をトリフェニルホスフィン等により還元し、目的とする式(I)で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジン製造することができ、このジスルフィド化合物(X)から式(I)への化合物の変換は、本出願人によりすでに特許出願済みである。
【0057】
以上のようにして製造された本発明の式(I)の3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンは、例えばカルバペネム系抗生物質の一つである(1R,5S,6S)−2−[1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジン−3−イル]チオ−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペン−2−エム−3−カルボン酸の2位の側鎖として使用される。
【0058】
【実施例】
以下に本発明を、実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に包含される限り、種々の変更例が可能であり、かかる変更例も本発明の権利範囲に含まれるものである。
【0059】
実施例1
【0060】
【化50】
【0061】
化合物(1)643.7g(3.22mol)および炭酸水素ナトリウム542gをアセトニトリル6.4L中に加え、加熱還流下に7時間攪拌した。1日放冷後、析出した塩を吸引濾別し、濾液を約0.6kgまでに減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸エチル800mlを加えて1時間攪拌した。さらにヘプタン3.2Lを添加して1時間攪拌後、析出した結晶を吸引濾取した。得られた結晶を、酢酸エチル50mlおよびヘプタン450mlの混合溶液にて洗浄し、20時間真空乾燥し、N−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジン[化合物(2)]を無色結晶として519.8g(純度:93.9%;収率:92.9%)得た。
【0062】
1H−NMR(400MHz;CDCl3)δ:7.23−7.38(5H,m),4.39−4.45(1H,m),3.59−3.68(4H,m),2.93−2.97(2H,m).
【0063】
実施例2
【0064】
【化51】
【0065】
N−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジン[化合物(2)]163.2g(1mol)のトルエン1.6L溶液に、5℃に冷却下、トリエチルアミン106g(1.05当量)を添加した後、メタンスルホニルクロライド120.2g(1.05当量)のトルエン400ml溶液を80分かけて滴下した。滴下終了後、同温度にてそのままさらに30分間攪拌し、析出した塩を濾別した。得られた濾液を0℃に冷却して、ここに4mol/L塩化水素−ジオキサン混合溶液を250ml添加し、1時間攪拌をした。析出した結晶を濾取し、トルエンにて洗浄後、真空乾燥を行い、目的とするN−ベンジル−3−メタンスルホニルオキシアゼチジンの塩酸塩[化合物(3)]306.5g(収率:定量的)を得た。
【0066】
1H−NMR(400MHz;CD3OD)δ:7.48(m,5H),5.36−5.39(m,1H),4.82(s,2H),4.33−4.65(m,4H),3.21(s,3H).
【0067】
実施例3
【0068】
【化52】
【0069】
上記実施例2で得たN−ベンジル−3−メタンスルホニルオキシアゼチジンの塩酸塩[化合物(3)]55.56g(200mmol)のメタノール320mlおよび水80ml混合液に、10%パラジウム−炭素(50%含水)11.11gを加え、室温下水素ガス400Kpa加圧にて20時間攪拌し、水素添加を行った。反応終了後、触媒を濾別し、濾液を40℃以下にて減圧留去し、得られた残留物にメタノール15mlおよびテトラヒドロフラン45mlを加え、室温にて30分間攪拌後、懸濁溶液を濾過した。得られた結晶を真空乾燥し、目的とする3−メタンスルホニルオキシアゼチジンの塩酸塩[化合物(4)]を、無色結晶として35.79g(収率:95.4%)得た。
【0070】
1H−NMR(400MHz;CD3OD)δ:5.41−5.47(1H,m),4.49−4.54(2H,m),4.28−4.32(2H,m),3.11(3H,s).
【0071】
実施例4
【0072】
【化53】
【0073】
実施例3で得た3−メタンスルホニルオキシアゼチジンの塩酸塩[化合物(4)]7.50g(40mmol)をメタノール64mlおよび水16mlの混合溶液中溶解させ、チオ硫酸ナトリウム・5H2O10.0g(40mmol)を添加した後、室温下で1時間攪拌し、次いで50℃にて20時間攪拌した。反応終了後、反応溶液を10〜15℃まで冷却し、生成した結晶を濾取した。得られた結晶を真空乾燥し、化合物(5)を無色結晶として3.90g(収率:52.4%)得た。
【0074】
1H−NMR(400MHz;D2O)δ:4.44−4.54(3H,m),4.19−4.27(2H,m).
【0075】
実施例5
【0076】
【化54】
【0077】
上記実施例4で得た化合物(5)1.692g(10mmol)のメタノール16mlおよび水4mlの混合溶液に、室温下にて2−メチルチオ−1,3−チアゾリン[化合物(6)]1.598g(10mmol)を加え、17時間加熱還流した。反応終了後、反応溶液を10〜15℃まで冷却し、生成した結晶を濾取した。得られた結晶を真空乾燥し、化合物(7)を1.71g(収率:67.2%)得た。
【0078】
1H−NMR(400MHz;D2O)δ:4.41−4.47(1H,m),4.34−4.38(2H,m),3.92(2H,t,J=7.54Hz),3.56(2H,t,J=7.54Hz).
【0079】
実施例6
【0080】
【化55】
【0081】
水0.14ml(7.5mmol)および9.8mol/L塩化水素−メタノール溶液2.8ml(27.5mmol)の混合溶液に、上記実施例5で得た化合物(7)635.8mg(2.5mmol)を室温にて添加し、同温にて25時間攪拌した。反応終了後反応液を減圧濃縮し、得られた残渣にイソプロピルアルコール2.5mlを加え、続いて2.0mol/L水酸化ナトリウム−メタノール溶液1.3ml(2.6mmol)を加え、10分間攪拌した後、4.0mol/L塩化水素−ジオキサン溶液0.65ml(2.6mmol)を加え、20分攪拌した。析出した塩を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にアセトニトリル5mlおよびトリフェニルホスフィン1.25mmolを添加し、30分攪拌した。反応液にテトラヒドロフラン40mlを50分かけて滴下し、滴下終了後30分攪拌した。析出した結晶を吸引濾取し、テトラヒドロフラン5mlで洗浄後、真空乾燥し、無色結晶として目的物である3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの塩酸塩[化合物(8)]を388mg(純度:90%;収率:66.4%)得た。
本品の機器分析データは、標品のデータと完全に一致した。
【0082】
実施例7
【0083】
【化56】
【0084】
メタノール3.5mlに、28%ナトリウムメトキサイド1.53g(8mmol)およびベンジルチオール0.94ml(8mmol)を室温にて添加し、次いで実施例5で得た化合物(7)635.8mg(2.5mmol)を10分間隔で5分割添加した。添加終了後、室温にて1時間攪拌後、2mol/L塩酸−水溶液6.5ml(13mmol)にてクエンチし、沈降した油状成分を除去した。続いてメタノールを減圧留去し、クロロホルム2mlを加えて分液洗浄を2回行った。水層を減圧濃縮後、残渣にメタノール5mlを加え、不溶の塩を濾去し、濾液を濃縮した。得られた結晶にアセトニトリル0.5mlを加えて攪拌し、さらにテトラヒドロフラン3.5mlを加え攪拌した。生成した結晶を吸引濾取し、真空乾燥し、無色結晶として目的物である3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの塩酸塩[化合物(8)]を464mg(純度:90%;収率:79.7%)得た。
本品の機器分析データは、標品のデータと完全に一致した。
【0085】
実施例8:
【0086】
【化57】
【0087】
N−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジン[化合物(2)]6.24g(38.2mmol)を四塩化炭素96mlに溶解し、トリフェニルフォスフィン11.0g(42.0mmol)を加え、7時間還流攪拌をした。不溶物を濾別し、濾液を濃縮後、石油エーテルを加えて析出した不溶物を再濾別し、得られた濾液を水洗した。硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し、得られた残渣を150gのシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/4)にて精製し、N−ベンジル−3−クロロアゼチジン[化合物(9)]を遊離塩基として4.08g(収率:59%)得た。
【0088】
1H−NMR(270MHz;CDCl3)δ:7.4−7.6(5H,m),4.7−4.8(3H,m),4.4(2H,s),3.8(2H,m).
【0089】
なお、得られた遊離塩基はテトラヒドロフランに溶解させ、4.0mol/L塩化水素−ジオキンサン混液と処理を行うことにより、化合物(9)の塩酸塩へ誘導された。
【0090】
実施例9:
【0091】
【化58】
【0092】
上記実施例8で得られたN−ベンジル−3−クロロアゼチジン[化合物(9)]の塩酸塩15.45g(25mmol)をエタノール25mlに溶解させ、水25mlおよび10%パラジウムカーボン(50%wet)5gを加え、水素圧400Kpaにて振盪した。1日振盪した後触媒を濾別し、濾液を濃縮して黄色結晶として3−クロロアゼチジンの塩酸塩[化合物(10)]を3.1g(収率:97%)得た。
【0093】
1H−NMR(270MHz;CDCl3)δ:5.0−5.1(1H,m),5.0(2H,s),4.8(2H,dd,J=7.6,12.9Hz),4.9(2H,dd,J=5.3,12.9Hz).
【0094】
実施例10:
【0095】
【化59】
【0096】
実施例9で得た3−クロロアゼチジンの塩酸塩[化合物(10)]256mg(2mmol)のメタノール−水(4:1)混液4ml溶液に、室温下で469.4mg(2mmol)のチオ硫酸ナトリウム・5H2Oを加え、同温にて1時間攪拌後、さらに50〜60℃にて21時間攪拌を行った。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、濾過を行い、濾液より得られた結晶を室温にて真空乾燥し、化合物(5)を無色結晶として得た(収率:66.9%)。
本品の機器分析データは、実施例4で得たもののデータと完全に一致した。
【0097】
【発明の効果】
以上に記載のように、本発明が提供する製造法によれば、本発明者らが先に提供している、極めて安価な化合物(II)から、特別高価な試薬あるいは溶媒を使用することなく、高収率で目的とする式(I)の3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンを製造することができる。
そのうえ、各ステップにおける目的物の単離は、反応溶液中から結晶として単離することができるものであり、その操作も簡便なものであることより、工業的製造方法として特に優れたものである。
Claims (9)
- 次式(II):
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、塩基の存在下にスルホン酸ハライド誘導体と反応させて、次式(III):
(式中、Raはスルホン酸残基を表わし、Bzlはベンジル基を表す。)
で表される化合物とした後、得られた式(III)の化合物のベンジル基を除去して、次式(IV):
(式中、Raはスルホン酸残基を表す。)
で表される化合物とし、得られた式(IV)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて、次式(V):
で表される化合物とした後、得られた式(V)の化合物を、次式(VI):
(式中、Rbは低級アルキル基を表す。)
で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させて、次式(VII):
で示される化合物へ誘導し、さらに得られた式(VII)の化合物を酸処理するか、あるいはチオール化合物と処理することからなる、次式(I):
で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法。 - 次式(II):
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、塩基の存在下にスルホン酸ハライド誘導体と反応させて、次式(III):
(式中、Raはスルホン酸残基を表わし、Bzlはベンジル基を表す。)
で表される化合物とした後、得られた式(III)の化合物のベンジル基を除去して、次式(IV):
(式中、Raはスルホン酸残基を表す。)
で表される化合物とし、得られた式(IV)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて、次式(V):
で示される化合物とし、更に得られた式(V)の化合物を、次式(VI):
(式中、Rbは低級アルキル基を表す。)
で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させることからなる、次式(VII):
で示される化合物の製造法。 - 次式(II):
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−ヒドロキシアゼチジンを、四塩化炭素溶液中トリフェニルフォスフィンと処理して、次式(VIII):
(式中、Bzlはベンジル基を表す。)
で示されるN−ベンジル−3−クロロアゼチジンとした後、選られた式(VIII)の化合物のベンジル基を除去して、次式(IX):
で示される3−クロロアゼチジンとし、得られた式(IX)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて、次式(V):
で示される化合物とした後、得られた式(V)の化合物を、次式(VI):
(式中、Rbは低級アルキル基を表す。)
で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させ、次式(VII):
で示される化合物へ誘導した後、さらに得られた式(VII)の化合物を酸処理するか、あるいはチオール化合物と処理することからなる、次式(I):
で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法。
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| JP16642999A JP4358931B2 (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法 |
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| JP16642999A JP4358931B2 (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法 |
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-
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