[go: up one dir, main page]

JP4358821B2 - 被検体内導入装置 - Google Patents

被検体内導入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4358821B2
JP4358821B2 JP2005362272A JP2005362272A JP4358821B2 JP 4358821 B2 JP4358821 B2 JP 4358821B2 JP 2005362272 A JP2005362272 A JP 2005362272A JP 2005362272 A JP2005362272 A JP 2005362272A JP 4358821 B2 JP4358821 B2 JP 4358821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection needle
puncture
angle
color
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005362272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007159929A (ja
JP2007159929A5 (ja
Inventor
慎介 田中
寛伸 瀧澤
宏尚 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2005362272A priority Critical patent/JP4358821B2/ja
Priority to CN200680047194.4A priority patent/CN101330939B/zh
Priority to EP06834728A priority patent/EP1970094B1/en
Priority to PCT/JP2006/324974 priority patent/WO2007069697A1/ja
Publication of JP2007159929A publication Critical patent/JP2007159929A/ja
Priority to US12/139,119 priority patent/US8282600B2/en
Publication of JP2007159929A5 publication Critical patent/JP2007159929A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4358821B2 publication Critical patent/JP4358821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M31/00Devices for introducing or retaining media, e.g. remedies, in cavities of the body
    • A61M31/002Devices for releasing a drug at a continuous and controlled rate for a prolonged period of time
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/041Capsule endoscopes for imaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/273Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the upper alimentary canal, e.g. oesophagoscopes, gastroscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4836Diagnosis combined with treatment in closed-loop systems or methods
    • A61B5/4839Diagnosis combined with treatment in closed-loop systems or methods combined with drug delivery

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

この発明は、被検体の内部に導入され、この被検体内の所望部位に薬液等を注射する局注機能を備えた被検体内導入装置に関するものである。
従来から、患者の体液等を採取するための被検体内導入装置が提案されている。この被検体内導入装置は、カプセル型の筐体内に、被検体の内部から採取した体液等を貯蔵する貯蔵室と、貯蔵室に対する体液等の入力を制御する入力制御機構とを備える。かかる被検体内導入装置は、患者等の被検体内の所望部位に到達した段階で入力制御機構が所定の制御を行うことによって体液等を採取し、採取した体液等を貯蔵室に貯蔵する。
このような従来の被検体内導入装置の具体例としては、吸水性を有する採取部が先端に設けられた採取針と、筐体から採取針を出し入れする駆動機構と、電磁力によって駆動機構による採取針の突出動作および収納動作を制御する入出制御機構とを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。かかる被検体内導入装置の駆動機構は、入出制御機構の制御に基づいて、筐体から採取針を突き出すとともに採取針先端の採取部に体液等を付着させ、その後、体液等が付着した採取部とともに採取針を筐体内に収納する。このようにして、被検体内導入装置は、被検体内の所望部位の体液等を採取する。
また、上述の機構を応用して、被検体内の患部に薬液を直接供給する被検体内導入装置が提案されている。この場合、被検体内導入装置は、例えば特許文献1に記載の被検体内導入装置の採取針に代えて注射針を備え、筐体から注射針を突き出すとともに注射針を介して薬液を吐出するように構成される。このような被検体内導入装置は、筐体から突き出した注射針を被検体内の患部に刺し、かかる注射針を介して患部に薬液を注射する。
特公昭57−39776号公報
しかしながら、上述した従来の被検体内導入装置は、被検体内の生体組織を穿刺した注射針の穿刺深さを調整することは困難な場合が多く、例えば腸壁内の粘膜下層等の生体組織内の薄い層に薬液を注射することが困難であるという問題点があった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、被検体内の生体組織を穿刺する注射針の穿刺深さを容易に調整でき、生体組織内の所望の穿刺深さに薬液を注射できる被検体内導入装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる被検体内導入装置は、被検体内の所望部位に導入され、筐体の内部に貯蔵した薬液を前記所望部位に注射する被検体内導入装置において、前記薬液を注射する注射針を前記所望部位に向けて突き出す突出手段と、前記所望部位の生体組織表面と前記注射針との位置関係を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記位置関係をもとに前記注射針の突出量を制御し、前記生体組織表面からの前記注射針の穿刺深さを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記検出手段は、前記位置関係を示す画像を撮像する撮像手段であり、前記制御手段は、前記撮像手段によって撮像された画像に対して所定の画像処理を行い、この画像処理の結果をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記注射針は、前記生体組織表面からの穿刺深さを示すカラーマーカが形成され、前記撮像手段は、前記筐体から突き出した前記注射針を含む前記画像を撮像し、前記制御手段は、前記画像をもとに前記カラーマーカを検出する前記画像処理を行い、この画像処理の結果をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記カラーマーカは、複数であって、前記注射針の長手方向にそれぞれ配列されることとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、複数の前記カラーマーカは、互いに異なる色にそれぞれ形成され、前記制御手段は、前記画像をもとに検出した複数の前記カラーマーカの中から前記注射針の最も先端側に位置する遠位端のカラーマーカの色を検出し、該遠位端のカラーマーカの色をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、複数の前記カラーマーカは、単一の色にそれぞれ形成され、前記制御手段は、前記画像をもとに検出した前記カラーマーカの数量と前記注射針の突出量とをもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、複数の前記カラーマーカは、前記注射針の長手方向について所定の幅をそれぞれ有し、前記制御手段は、複数の前記カラーマーカの中から、前記所望部位に突き刺した前記注射針の穿刺部近傍のカラーマーカを検出し、該穿刺部近傍のカラーマーカの図形をもとに前記注射針の穿刺角度を算出し、算出した前記注射針の穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記注射針の先端部に摺動自在に設けられ、前記注射針を突き刺した前記所望部位の生体組織表面に対応して前記注射針に対する角度を変化する円形のリングマーカを備え、前記撮像手段は、その受光面と前記注射針とのなす第1の角度を固定し、前記筐体から突き出した前記注射針と前記リングマーカとを含む前記画像を撮像し、前記制御手段は、前記画像をもとに検出した前記リングマーカの形状をもとに、前記リングマーカによって形成される平面と前記受光面とのなす第2の角度を算出し、前記第1の角度と前記第2の角度とをもとに前記注射針の穿刺角度を算出し、得られた前記注射針の穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記生体組織表面と異なる色に着色した前記薬液を前記注射針の先端から吐出する吐出手段を備え、前記撮像手段は、前記注射針を介して前記生体組織表面に吐出した前記薬液を含む前記画像を撮像し、前記制御手段は、前記画像をもとに前記生体組織表面での前記薬液の広がりを検出する前記画像処理を行い、この画像処理の結果をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記検出手段は、前記突出手段の駆動によって往復動作する前記注射針に対して平行に接続するベースフレームと、前記ベースフレームの一端に形成した回転軸を中心にして前記ベースフレームを回転駆動する駆動部と、前記ベースフレームの他端に回動自在に設けられ、前記ベースフレームを回転駆動するとともに前記生体組織表面を押圧する押圧部と、を備え、前記ベースフレームは、前記押圧部が前記生体組織表面を押圧するとともに前記生体組織表面に対して所定の位置に前記注射針を初期配置し、前記制御手段は、初期配置した前記注射針と前記生体組織表面との位置関係をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
また、上記の発明の被検体内導入装置において、前記検出手段は、前記回転軸の回転角度をもとに前記注射針の穿刺角度を検出する角度検出部をさらに備え、前記制御手段は、前記角度検出部によって検出された穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することとしてもよい。
この発明によれば、被検体内の所望部位を穿刺する注射針の穿刺深さを生体組織表面から所望の深さに容易に調整することができ、生体組織内の所望の穿刺深さに薬液を注射できる被検体内導入装置を実現できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、この発明にかかる被検体内導入装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。この被検体内導入装置1は、被検体の内部に導入され、被検体内の所望部位に薬液を注射する局注機能を有するものである。具体的には、被検体内導入装置1は、図1に示すように、筐体2の内部に、薬液を貯蔵する貯蔵室を形成するとともに薬液を吐出する吐出バルーン3と、吐出バルーン3によって吐出された薬液を被検体内の所望部位に注射する注射針4と、注射針4を筐体2から突き出す突出機構5と、注射針4の突出口を形成するガイド部材6とを有する。また、被検体内導入装置1は、吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止するために開閉駆動する弁7と、注射針4と弁7との間を流通する薬液の流通管路を形成するチューブ7aと、吐出バルーン3と弁7との間を流通する薬液の流通管路を形成するチューブ7bとを有する。さらに、被検体内導入装置1は、筐体2から突き出した注射針4と被検体内の生体組織表面との位置関係を検出するための画像を撮像する撮像部8と、筐体2の前端側の所定の位置に撮像部8を支持する支持部材9と、被検体内導入装置1の各構成部の駆動を制御する制御部10と、制御部10に対して駆動電力を供給する電源部11とを有する。
筐体2は、被検体の内部に導入し易い大きさに形成されたカプセル型の筐体であり、局注機能を有するための各構成部を内部に収納する。また、筐体2の長手方向の前端部は、光透過性の高いドーム部材2aによって形成される。このドーム部材2aによって主に形成される内部領域に撮像部8が設けられる。
吐出バルーン3は、ゴム等の弾性部材によって実現され、薬液が注入されることによって膨張し、このように膨張した状態を維持しつつ薬液を内包する。この場合、吐出バルーン3は、このように膨張した状態において潜在する自身の収縮力によって、この内包する薬液を吐出するよう機能する。具体的には、吐出バルーン3は、チューブ7bを介して弁7に連通し、弁7が開駆動を行った場合、自身の収縮力によって収縮するとともに薬液に圧力を加えて薬液の吐出動作を行う。かかる吐出バルーン3によって吐出された薬液は、チューブ7b、弁7、およびチューブ7aを順次流通して注射針4の管路に到達し、さらに、この注射針4の管路を流通して注射針4の先端から流出する。また、吐出バルーン3は、弁7が閉駆動を行った場合、収縮を停止して薬液の吐出動作を停止する。
注射針4は、吐出バルーン3によって吐出された薬液を被検体内の所望部位に注射するためのものである。具体的には、注射針4は、被検体を穿刺する先端部側(尖形をなす側)と基端部側とを連通する管路が内部に形成され、この基端部にチューブ7aの一端が接続される。この場合、注射針4の管路は、チューブ7aを介して弁7に連通する。また、注射針4には、例えば図2に示すように、先端部から基端部に向けて所定間隔に複数のカラーマーカM1〜M4が形成される。複数のカラーマーカM1〜M4は、注射針4の穿刺深さを示すためのものである。具体的には、複数のカラーマーカM1〜M4は、注射針4の周方向に連続する環形状であって注射針4の長手方向について所定の幅に形成され、且つ互いに異なる色にそれぞれ着色される。かかる複数のカラーマーカM1〜M4の各色は、被検体内の生体組織表面と区別しやすい色、例えば緑色、銀色、藍色、青色、紫色等であることが好ましい。
突出機構5は、筐体2から注射針4を突き出す突出手段として機能する。具体的には、突出機構5は、注射針4を支持する支持部材5bと、注射針4を出し入れするための駆動部として機能するリニアアクチュエータ5aとを有する。リニアアクチュエータ5aは、その駆動軸が支持部材5bに接続され、注射針4に対して固定された支持部材5bを注射針4の長手方向に動かすとともに、筐体2から注射針4を突き出し、または突き出した注射針4を筐体2の内部に収納する。
ガイド部材6は、ドーム部材2aに注射針4の突出口を形成するためのものである。具体的には、ガイド部材6は、光透過性の高い筒状部材であり、一端がドーム部材2aの開口部に固定され、他端が支持部材9の開口部に固定される。この場合、ガイド部材6は、ドーム部材2aを介して筐体2の外部に注射針4を案内する経路(すなわち注射針4を挿通する突出口)を形成する。
弁7は、チューブ7a,7bを介した吐出バルーン3と注射針4との連通状態を調整して、吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止させる。具体的には、弁7は、制御部10の制御に基づいて開駆動を行い、チューブ7a,7bを介して吐出バルーン3と注射針4とを連通した状態にする。この場合、吐出バルーン3は、薬液の吐出動作を開始する。一方、弁7は、制御部10の制御に基づいて閉駆動を行い、チューブ7a,7bを介した吐出バルーン3と注射針4との連通を遮断する。この場合、吐出バルーン3は、薬液の吐出動作を停止する。
撮像部8は、通常、被検体内の様子を観察するために用いられるが、所望の部位に薬液を注射する場合、筐体2から突き出した注射針4と被検体内の生体組織表面との位置関係を検出する検出手段として機能する。すなわち、撮像部8は、かかる注射針4と被検体内の生体組織表面との位置関係を示す画像を撮像する。具体的には、撮像部8は、CCDまたはCMOS等の撮像素子と、この撮像素子の撮像視野を照明するLED等の発光素子と、この撮像素子に対して撮像視野からの反射光を結像するレンズ等の光学系とを用いて実現される。また、撮像部8は、支持部材9に対して固定され、ドーム部材2aまたはガイド部材6を介して所定の撮像視野を有するように筐体2の前端部(具体的にはドーム部材2aの内部空間)に配置される。具体的には、撮像部8は、その受光面と筐体2の長手方向とのなす角度が例えば直角になるように筐体2の前端部に配置される。この場合、撮像部8は、受光面と注射針4の長手方向とのなす角度が固定され、突出機構5によって出し入れされる注射針4の軌道(以下、突出軌道と称する)を少なくとも捉えた撮像視野を有する。なお、この突出軌道は、筐体2の内部に収納された注射針4の先端部から注射針4の長手方向に延長した直線によって形成される。撮像部8は、被検体内の消化管壁等の生体組織表面と筐体2との間の空間領域であって突出軌道上に位置する(すなわち突出軌道上に露出する)注射針4の部分領域を少なくとも含む画像を撮像できる。
制御部10は、上述したリニアアクチュエータ5a、弁7、および撮像部8の各駆動を制御する。具体的には、制御部10は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御することによって注射針4の突出量を制御する。この場合、制御部10は、リニアアクチュエータ5aの駆動をもとに注射針4の現在の突出量を検出する。なお、かかる注射針4の突出量は、筐体2の内部に収納された状態の注射針4の先端部を原点にし、筐体2から突き出した現在の注射針4(すなわち突出軌道上に位置する注射針4)の先端部とこの原点との距離によって定義される。
また、制御部10は、撮像部8の駆動を制御することによって、撮像部8が撮像した画像を取得する。この場合、制御部10は、被検体内の生体組織表面と注射針4との位置関係を示す画像として、例えば上述した突出軌道上に露出する注射針4の部分領域を少なくとも含む画像を撮像部8から取得する。このような制御部10は、かかる撮像部8によって撮像された画像に対して所定の画像処理を行う画像処理部10aを有する。具体的には、画像処理部10aは、かかる撮像部8によって撮像された画像をもとに、突出軌道上に露出した注射針4の部分領域に形成されたカラーマーカ(例えばカラーマーカM1〜M4のいずれか)の色を検出する。この場合、画像処理部10aは、この注射針4の部分領域に形成されたカラーマーカの中から最も先端側に位置するカラーマーカ(すなわち注射針4の基端部から最も離れた位置に露出する遠位端のカラーマーカ)の色を画像から検出する。
なお、注射針4に形成された複数のカラーマーカM1〜M4は、上述したように、被検体内の生体組織表面と区別しやすい色に着色される。このため、カラーマーカM1〜M4は、撮像部8によって撮像された画像において、被検体内の生体組織表面に対する境界を明確にするコントラストをそれぞれ形成する。したがって、画像処理部10aは、かかる撮像部8によって撮像された画像をもとにカラーマーカM1〜M4を容易に検出することができる。
ここで、制御部10は、かかる画像処理部10aによって検出された遠位端のカラーマーカの色をもとに、被検体内の生体組織表面と注射針4との現在の位置関係を把握する。具体的には、制御部10は、複数のカラーマーカM1〜M4の各色にそれぞれ対応する注射針4の各穿刺深さを示すデータを予め記憶し、画像処理部10aによって検出された遠位端のカラーマーカの色をもとに、現在の注射針4の穿刺深さを把握する。この場合、制御部10は、複数のカラーマーカM1〜M4のいずれが遠位端のカラーマーカと同じ色であるかを判断し、この遠位端のカラーマーカと同じ色のカラーマーカに対応する穿刺深さを現在の注射針4の穿刺深さとして判断する。その後、制御部10は、このように遠位端のカラーマーカの色に基づいて把握した注射針4の穿刺深さをもとに、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御する。制御部10は、このような注射針4の突出量の制御を繰り返すことによって、現在の注射針4の穿刺深さを所望のもの、すなわち生体組織内の所望の層に薬液を注射するために好適な穿刺深さに制御する。
一方、制御部10は、弁7の駆動を制御することによって、吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止する。具体的には、制御部10は、例えば注射針4の穿刺深さを所望のものに制御した場合、弁7の開駆動を制御して吐出バルーン3と注射針4とを連通した状態にし、吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始させる。また、制御部10は、弁7の閉駆動を制御して吐出バルーン3と注射針4との連通を遮断し、吐出バルーン3による薬液の吐出動作を停止させる。
なお、制御部10によってリニアアクチュエータ5aの駆動を制御し始めるタイミングを規定する構成としては、例えばタイマー機構を備えることとしてもよいし、無線受信機構を内蔵するとともに制御部10に対して外部より制御信号を供給することとしてもよい。また、制御部10は、例えばリニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4を所定の単位量ずつ移動させる毎に、撮像部8の駆動を繰り返し制御し、その都度、現在の注射針4の穿刺深さを把握する。
つぎに、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する被検体内導入装置1の動作を具体的に説明する。図3は、注射針4に付した複数のカラーマーカの色をもとに注射針4の穿刺深さを制御する制御部10の動作を説明するための模式図である。以下、被検体内の所望部位の一例である小腸の粘膜下層に薬液を注射する場合を例示し、図3を参照しつつ注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する制御部10の動作を説明する。
まず、制御部10は、被検体の内部に導入された被検体内導入装置1が被検体内の所望部位、例えば小腸に到達した場合、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して筐体2から所定の単位量だけ注射針4を突出させるとともに、撮像部8の駆動を制御して被検体内の腸組織表面と注射針4との位置関係を示す画像を撮像させ、この画像を撮像部8から取得する。具体的には、制御部10は、例えば図4に示すように、上述した突出軌道上に露出する注射針4を含む画像を撮像部8から取得する。この場合、画像処理部10aは、例えば図4に示す画像に対して所定の検出領域A1(図4に例示する破線によって囲まれた領域)を設定し、この検出領域A1について上述した遠位端のカラーマーカの色を検出する画像処理を行う。
ここで、かかる撮像部8によって撮像された画像に設定する検出領域A1は、上述した注射針4の突出軌道に対応して設定する画像領域であり、筐体2から突き出した注射針4の部分領域上のカラーマーカを検出するための画像領域である。この場合、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域は、撮像部8から取得した画像の検出領域A1内に含まれる。画像処理部10aは、例えば図4に示す画像の検出領域A1からカラーマーカの色を検出する画像処理を行うことによって、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域内のカラーマーカ(例えばカラーマーカM1〜M3)の中から遠位端のカラーマーカM1の色を検出できる。
その後、制御部10は、かかる画像処理部10aによって検出された遠位端のカラーマーカM1の色をもとに、被検体内の腸組織表面と注射針4との現在の位置関係が未穿刺状態の位置関係であることを把握する。なお、この未穿刺状態の位置関係とは、被検体内の生体組織を穿刺する注射針4の穿刺深さが略零の状態になる位置関係を意味するものであり、例えば注射針4の先端部が被検体内の生体組織表面から離れた状態(すなわち生体組織を穿刺していない状態)になる位置関係であることは勿論、注射針4の先端部側の管路口の一部分が生体組織表面上に露出した状態(すなわち注射針4を介して吐出された薬液が生体組織表面に漏れる状態)になる位置関係も含む。
つぎに、制御部10は、注射針4と生体組織表面との現在の位置関係がこのような未穿刺状態の位置関係である場合、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4を筐体2から突き出す方向(突出方向)に所定の単位量だけさらに移動させる。これと同時に、制御部10は、撮像部8の駆動を制御して移動後の注射針4と腸組織表面との位置関係を示す画像を取得する。具体的には、制御部10は、例えば図5に示すように、カラーマーカM2に比して先端部側の領域まで注射針4を腸組織に突き刺した状態を示す画像を取得する。この場合、画像処理部10aは、例えば図5に示す画像に対して検出領域A1を設定するとともに、この検出領域A1に含まれるカラーマーカの色を検出する画像処理を行って、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域内のカラーマーカ(例えばカラーマーカM2〜M4)の中から遠位端のカラーマーカM2の色を検出する。
その後、制御部10は、かかる画像処理部10aによって検出された遠位端のカラーマーカM2の色をもとに、被検体内の腸組織表面と注射針4との現在の位置関係が穿刺状態の位置関係であり、且つこの注射針4の穿刺深さが不十分(浅い状態)であることを把握する。この穿刺状態の位置関係とは、注射針4によって被検体内の生体組織を穿刺した状態になる位置関係を意味するものであり、例えば注射針4の先端部側の管路口が生体組織表面下に沈んだ状態になる位置関係である。なお、被検体内の腸組織は、例えば図3に示すように、消化管の内壁表面を形成する粘膜層と、この粘膜層の下に形成された粘膜下層と、腸の筋組織層である筋層とによって主に形成される。特に、この粘膜下層は、腸組織の粘膜層と筋層との間に形成された薄い層である。すなわち、被検体内導入装置1が注射針4を介して粘膜下層に薬液を注射する場合、腸組織の粘膜層まで刺した状態の注射針4の穿刺深さは、上述した遠位端のカラーマーカM2の色をもとに制御部10が判断したように浅い状態であり、不十分である。
つぎに、制御部10は、このように注射針4の穿刺深さが浅い状態である場合、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4を突出方向に所定の単位量だけさらに移動させる。これと同時に、制御部10は、撮像部8の駆動を制御して移動後の注射針4と腸組織表面との位置関係を示す画像を取得する。具体的には、制御部10は、例えば図6に示すように、カラーマーカM3に比して先端部側の領域まで注射針4を腸組織に突き刺した状態を示す画像を取得する。この場合、画像処理部10aは、例えば図6に示す画像に対して検出領域A1を設定するとともに、この検出領域A1に含まれるカラーマーカの色を検出する画像処理を行って、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域内のカラーマーカ(例えばカラーマーカM3,M4)の中から遠位端のカラーマーカM3の色を検出する。
その後、制御部10は、かかる画像処理部10aによって検出された遠位端のカラーマーカM3の色をもとに、被検体内の腸組織表面と注射針4との現在の位置関係が穿刺状態の位置関係であり、且つこの注射針4の穿刺深さが所望の深さ(例えば粘膜下層まで的確に穿刺した状態)であることを把握する。
一方、制御部10が、例えば図7に示すように、カラーマーカM4に比して先端部側の領域まで注射針4を腸組織に突き刺した状態を示す画像を取得した場合、この画像から検出した遠位端のカラーマーカM4の色をもとに、被検体内の腸組織表面と注射針4との現在の位置関係が穿刺状態の位置関係であり、且つこの注射針4の穿刺深さが過度なもの(例えば粘膜下層を貫いて筋層まで穿刺した状態)であることを把握する。この場合、画像処理部10aは、例えば図7に示す画像に対して検出領域A1を設定するとともに、この検出領域A1に含まれるカラーマーカの色を検出する画像処理を行って、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域内のカラーマーカの中から遠位端のカラーマーカM4の色を検出する。
その後、制御部10は、このように注射針4の穿刺深さが過度に深い状態である場合、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4を筐体2の内部に収納する方向(収納方向)に所定の単位量だけ戻す。これと同時に、制御部10は、撮像部8の駆動を制御して移動後の注射針4と腸組織表面との位置関係を示す画像を取得する。
このようにリニアアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を繰り返し制御することによって、制御部10は、突出方向または収納方向に所定の単位量ずつ注射針4を移動させ、その都度、腸組織表面と注射針4との位置関係および注射針4の穿刺状態を監視する。このように注射針4の突出量を制御して、制御部10は、腸組織表面から所望の深さの層に向けて注射針4の先端部を徐々に移動し、腸組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御できる。この場合、制御部10は、例えば図8に示すように、注射針4の先端部側の管路口を腸組織の粘膜下層に的確に位置させるように注射針4の穿刺深さを微調整できる。
その後、制御部10は、このように腸組織表面からの穿刺深さを所望のものに制御した注射針4を介して薬液を粘膜下層に注射する。この場合、制御部10は、弁7の開駆動を制御して吐出バルーン3と注射針4とを連通した状態にする。吐出バルーン3は、この制御部10の制御に基づいて薬液の吐出動作を開始し、チューブ7a,7bおよび弁7を介して注射針4の管路に薬液を吐出する。このように吐出バルーン3によって吐出された薬液は、注射針4を介して粘膜下層に的確に注射される。この粘膜下層に対して薬液を注射した状態は、吐出バルーン3の収縮力が零になるまで、または制御部10による制御に基づいて弁7を閉駆動させるまで継続される。これによって、粘膜下層等の被検体内の所望穿刺深さの部位に所望量の薬液を注射することができる。
例えば粘膜下層に対する薬液の注射が完了した場合、制御部10は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して収納方向に注射針4を移動させ、腸組織から注射針4を抜き、さらには筐体2の内部に注射針4を収納する。この場合、制御部10は、撮像部8に対し、上述した腸組織表面と注射針4との位置関係を示す画像を撮像させなくてもよい。このように筐体2の内部に注射針4を収納した被検体内導入装置1は、被検体内の他の部位を意図せずに穿刺することなく、被検体内の消化管を移動できる。
なお、画像処理部10aは、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域における遠位端のカラーマーカの色を検出する場合、検出領域A1に含まれる1以上のカラーマーカの色を注射針4の基端部側から先端部側に向けて順次検出するようにし、最後に検出したカラーマーカの色を上述した遠位端のカラーマーカの色として検出すればよい。また、画像処理部10aは、注射針4に形成された複数のカラーマーカ(例えばカラーマーカM1〜M4)の配列を予め記憶し、検出領域A1に含まれる全カラーマーカを検出するとともに検出領域A1から検出できなかったカラーマーカ(すなわち生体組織に注射針4を刺して生体組織表面下に隠れた埋没カラーマーカ)を判断し、このように検出領域A1から検出した全カラーマーカの中から、かかる埋没カラーマーカに対して注射針4の基端部側に隣り合うカラーマーカの色を遠位端のカラーマーカの色として検出してもよい。
以上、説明したように、この発明の実施の形態1では、上述した構成を備えることにより、被検体内の所望部位を穿刺する注射針の穿刺深さを生体組織表面から所望の深さに容易に調整することができ、例えば腸組織の粘膜下層等の薄い層に薬液を注射する場合であっても、このような薄い層に注射針の先端部を的確に位置させることができる。この結果、生体組織内の所望の穿刺深さに薬液を注射できる被検体内導入装置を実現することができる。
また、被検体内の所望部位に対して薬液を注射し終えた後、筐体の内部に注射針を収納するように構成したので、薬液を注射し終えた後に被検体内を移動する際に、注射針によって被検体内の他の部位を意図せず穿刺することを防止できる。
さらに、弁の開閉駆動を制御部によって制御して薬液の吐出動作を開始または停止するように構成したので、薬液の吐出動作の開始および停止を所望のタイミングで繰り返すことができ、これによって、被検体内に導入されてから外部に排出されるまでの間、薬液の吐出動作を間欠的に繰り返すことができ、被検体内の複数の所望部位に対して所望量の薬液をそれぞれ注射することができる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、注射針の穿刺深さを示すカラーマーカの色をもとに注射針の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針の穿刺深さを制御していたが、この実施の形態2では、生体組織を穿刺した注射針の穿刺部近傍に位置するカラーマーカの図形をもとに注射針の穿刺角度をさらに検出し、検出した穿刺角度に対応して注射針の突出量を制御している。
図9は、この発明の実施の形態2である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。図10は、図9に示す被検体内導入装置を側面の方向Dから見た外観模式図である。図9に示すように、この被検体内導入装置21は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の支持部材9に代えて支持部材22が設けられ、制御部10に代えて制御部23が設けられる。また、注射針4には、カラーマーカM4に比して注射針4の基端部側に所定間隔でカラーマーカM5,M6がさらに形成される。この場合、カラーマーカM1〜M6は、注射針4の長手方向について所定の幅を有するようにそれぞれ形成される。また、カラーマーカM1〜M6の各色は、被検体内の生体組織表面と区別しやすい色であって、互いに異なる色である。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
支持部材22は、注射針4を略横方向から撮像できる撮像視野を有するように、筐体2の長手方向に対して撮像部8を傾けて支持するためのものである。具体的には、支持部材22は、例えば図10に示すように筐体2の前端部に固定され、撮像部8の撮像視野の中心軸(例えば撮像部8の光軸)と注射針4の長手方向の軸とのなす角度を所定の角度にする態様で撮像部8を傾けて支持する。このような支持部材22によって支持された撮像部8は、例えば図11に示すように、上述した突出軌道上に露出する注射針4の部分領域を略横方向から捉えた画像を撮像することができる。
制御部23は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10とほぼ同様に、リニアアクチュエータ5a、撮像部8、および弁7の各駆動をそれぞれ制御するよう機能する。具体的には、制御部23は、弁7の駆動を制御することによって吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止させる。また、制御部23は、上述した制御部10とほぼ同様のタイミングでリニアアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を制御し、所定の単位量ずつ注射針4を移動させる毎に被検体内の生体組織表面と注射針4との位置関係を示す画像、例えば図11に示すような突出軌道上に露出した注射針4を略横方向から撮像した画像を取得する。
また、制御部23は、上述した制御部10の画像処理部10aに代えて画像処理部23aを有する。画像処理部23aは、上述した画像処理部10aとほぼ同様に、撮像部8によって撮像された画像をもとに遠位端のカラーマーカの色を検出する。この場合、画像処理部23aは、例えば図11に示すように、突出軌道上に露出する注射針4の部分領域に対応して検出領域A2(図11に例示する破線によって囲まれた領域)を設定し、この検出領域A2内に含まれるカラーマーカの中から注射針4の最も先端部側に位置する遠位端のカラーマーカの色を検出する。
なお、この検出領域A2は、上述した実施の形態1における検出領域A1とほぼ同様に注射針4の部分領域上のカラーマーカを検出するための画像領域であり、注射針4の長手方向に対して略直角の方向(すなわち注射針4に対して略横方向)から見た場合の注射針4の部分領域に対応して設定される。すなわち、上述した撮像部8によって略横方向から撮像された注射針4の部分領域は、撮像部8から取得した画像の検出領域A2内に含まれる。
さらに、画像処理部23aは、注射針4が被検体内の生体組織を穿刺した場合、この穿刺状態の注射針4の部分領域、すなわち突出軌道上に露出する部分領域内のカラーマーカの中から生体組織表面の近傍に露出したカラーマーカ(穿刺部分近傍のカラーマーカ)を検出領域A2から検出し、この穿刺部分近傍のカラーマーカによって形成される図形をもとに、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度を算出する。
このような画像処理部23aによって得られた遠位端のカラーマーカの色および注射針4の穿刺角度をもとに、制御部23は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織に対して穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。この場合、制御部23は、遠位端のカラーマーカの色をもとに注射針4と生体組織表面との位置関係を把握するとともに、生体組織表面に対する穿刺角度に対応して注射針4の突出量を制御する。具体的には、制御部23は、遠位端のカラーマーカの色をもとに上述した未穿刺状態および穿刺状態のいずれの位置関係であるかを判断する。さらに、制御部23は、穿刺状態の位置関係である場合、この遠位端のカラーマーカの色と注射針4の穿刺角度とをもとに注射針4の穿刺深さの程度を判断する。ここで、生体組織表面からの穿刺深さを所望のものに制御するために必要な注射針4の突出量は、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度によって変化する。具体的には、この制御に必要な注射針4の突出量は、注射針4の穿刺角度が0度から直角に近づくにつれて小さくなり、鋭角であればある程、大きくなる。したがって、制御部23は、このように判断した生体組織表面と注射針4との位置関係および注射針4の穿刺深さの程度をもとに注射針4の突出量を制御することによって、注射針4の穿刺深さを所望のものに高精度に制御できる。
なお、制御部23は、上述したカラーマーカM1が遠位端のカラーマーカである場合、注射針4が生体組織表面に対して未穿刺状態の位置関係にあることを把握する。この場合、制御部23は、生体組織表面に対する注射針4の進入角度によらず、上述した制御部10と同様にリニアアクチュエータ5aの駆動を制御し、注射針4と生体組織表面との位置関係が穿刺状態の位置関係になるまで注射針4を突出方向に移動させる。このように注射針4が生体組織を穿刺するまでの間、画像処理部23aは、注射針4の穿刺角度を算出しなくてもよい。
つぎに、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する被検体内導入装置21の動作を具体的に説明する。図12は、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4を撮像した画像の一例を示す模式図である。以下、被検体内の所望部位の一例である小腸の粘膜下層に薬液を注射する場合を例示して、注射針4の穿刺深さを所望のものに高精度に制御する制御部23の動作を説明する。
まず、制御部23は、被検体の内部に導入された被検体内導入装置21が被検体内の所望部位、例えば小腸に到達した場合、腸組織に注射針4を突き刺した状態(すなわち穿刺状態の位置関係)になるまで、上述した実施の形態1の場合とほぼ同様にアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を繰り返し制御する。具体的には、画像処理部23aが図11に例示したような画像の検出領域A2からカラーマーカM2の色を遠位端のカラーマーカの色として検出するまで、制御部23は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10とほぼ同様にアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を繰り返し制御する。
注射針4が腸組織を穿刺した場合、制御部23は、撮像部8の駆動を制御し、例えば12に示すように腸組織を穿刺した状態の注射針4を捉えた画像を取得する。この場合、画像処理部23aは、検出領域A2に含まれるカラーマーカの中から遠位端のカラーマーカM2の色を検出する。さらに、画像処理部23aは、この検出領域A2内に含まれるカラーマーカの中から穿刺部分近傍のカラーマーカM2によって形成される図形を検出し、この穿刺部分近傍のカラーマーカM2の図形をもとに、腸組織表面と注射針4とのなす角度、すなわち腸組織に対する注射針4の穿刺角度θを算出する。
ここで、このような注射針4の穿刺角度を算出する画像処理部23aの処理について説明する。図13は、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度を算出する画像処理部23aの処理を説明するための模式図である。なお、図13は、図12に例示した注射針4の穿刺部分近傍を模式的に示す。また、図13に示す注射針4は、腸組織表面に対して穿刺角度θを形成する。
画像処理部23aは、例えば図12に例示した画像の検出領域A2から穿刺部分近傍のカラーマーカM2によって形成される図形を検出する。この場合、画像処理部23aは、このような穿刺部分近傍のカラーマーカM2の図形として、例えば図13に示すように、5つの頂点P1〜P5を有する多角形を検出する。画像処理部23aは、図12に例示した画像をもとに、このカラーマーカM2による多角形の各辺の長さを算出し、得られた各辺の長さをもとに注射針4の穿刺角度θを算出する。
具体的には、画像処理部23aは、このカラーマーカM2による多角形において、腸組織表面の最も近傍に露出する辺P1P2および辺P4P5のそれぞれの長さを算出する。また、画像処理部23aは、この辺P1P2に略平行な辺P3P4の長さと、この辺P4P5に略平行な辺P1P3の長さとを算出する。なお、この辺P1P3は、辺P1P2および辺P3P4に対して略直角である。また、画像処理部23aは、辺P3P4に対して平行であって頂点P5と辺P1P3とを結ぶ線分P5P6を設定する。この場合、線分P5P6の長さは、辺P3P4と略同じであり、線分P1P6の長さは、辺P1P3の長さから辺P4P5の長さを差し引いたものである。ここで、点P7が辺P1P3の延長線と腸組織表面との交点(すなわち腸組織を穿刺した注射針4と腸組織表面との境界線上の一点)である場合、頂点P5,P6,P7を有する直角三角形は、頂点P2,P1,P7を有する直角三角形に対して相似である。これらに基づいて、画像処理部23aは、頂点P5,P6,P7を有する直角三角形の辺P5P7と辺P6P7とによって形成される角度、すなわち注射針4の穿刺角度θを算出できる。
なお、画像処理部23aは、撮像部8の撮像視野の中心軸と注射針4の長手方向の軸とのなす角度が90度ではない場合、例えば穿刺部分近傍のカラーマーカによる図形を注射針4の長手方向の軸に対して90度の角度をなす方向から見た図形に変換し、この変換後の図形の各辺の長さを用いて穿刺角度θを算出してもよい。
制御部23は、このような画像処理部23aによって算出された穿刺角度θと上述した遠位端のカラーマーカの色とをもとに、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。この場合、制御部23は、かかる画像処理部23aによって算出された穿刺角度θに対応して、所望の穿刺深さであると判断する遠位端のカラーマーカの色を例えばカラーマーカM2〜M6の中から切り替えて注射針4の突出量を制御する。
具体的には、被検体内導入装置21が例えば腸組織の粘膜下層に薬液を注射する場合、粘膜層を貫通して粘膜下層に達するために必要な注射針4の突出量(すなわち注射針4が粘膜層を通過する距離)は、腸組織表面に対する注射針4の穿刺角度θが0度から直角に近づくにつれて小さくなり、鋭角であればある程、大きくなる。この場合、制御部23は、例えば穿刺角度θが45度である穿刺状態において、腸組織に注射針4をカラーマーカM4の位置まで突き刺す(すなわちカラーマーカM4を遠位端のカラーマーカにする)駆動制御を行って、注射針4の穿刺深さを粘膜下層に合わせることができる。このような制御部23は、画像処理部23aによって算出された穿刺角度θが45度に比して小さい場合、カラーマーカM5を遠位端のカラーマーカにする駆動制御を行って腸組織に対する注射針4の突出量を増やし、穿刺角度θがさらに0度に近い場合、カラーマーカM6を遠位端のカラーマーカにする駆動制御を行って注射針4の突出量をさらに増やす。一方、制御部23は、画像処理部23aによって算出された穿刺角度θが45度に比して大きい場合、カラーマーカM3を遠位端のカラーマーカにする駆動制御を行って腸組織に対する注射針4の突出量を減らし、穿刺角度θがさらに90度に近い場合、カラーマーカM2を遠位端のカラーマーカにする駆動制御を行って注射針4の突出量をさらに減らす。
ここで、被検体内導入装置21が導入される消化管には、被検体内において湾曲している箇所があり、且つ消化管の内壁面は、凹凸の形状をなす部分が多い。このため、生体組織に対して注射針4を突き刺す際の穿刺角度θは、たとえ同じ消化管内であっても、注射針4による生体組織の穿刺位置によって異なる場合が多い。制御部23は、上述したように穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御することによって、生体組織の穿刺位置に応じて注射針4の穿刺角度θが変わる場合であっても、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のもの(すなわち生体組織内の所望の層に薬液を注射する穿刺深さとして好適なもの)に確実に制御することができる。
以上、説明したように、この発明の実施の形態2では、上述した構成を備えることにより、注射針の突出軌道と生体組織表面とのなす角度が生体組織の穿刺位置によって異なる場合であっても、生体組織に対して所望の穿刺深さまで注射針を突き刺すように注射針の突出量を高精度に制御できる。この結果、上述した実施の形態1と同様の作用効果を享受するとともに、穿刺角度によらず生体組織表面からの注射針の穿刺深さを所望のものに制御できる被検体内導入装置を実現できる。
(実施の形態3)
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態2では、注射針4の穿刺部分近傍のカラーマーカによって形成される図形をもとに注射針4の穿刺角度θを算出していたが、この実施の形態3では、注射針4の先端部にリングマーカを摺動自在であって長手方向に対して角度可変に取り付け、このリングマーカを捉えた画像をもとに注射針4の穿刺角度θを算出するように構成している。
図14は、この発明の実施の形態3である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。図14に示すように、この被検体内導入装置31は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10に代えて制御部33が設けられ、注射針4の先端部に円形のリングマーカRMがさらに設けられる。また、注射針4には、カラーマーカM4に比して注射針4の基端部側に所定間隔でカラーマーカM5,M6がさらに形成される。この場合、カラーマーカM1〜M6は、注射針4の長手方向について所定の幅を有するようにそれぞれ形成される。また、カラーマーカM1〜M6の各色は、被検体内の生体組織表面と区別しやすい色であって、互いに異なる色である。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
リングマーカRMは、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを算出するために用いる円形のマーカである。具体的には、リングマーカRMは、その円形の中心付近に注射針4を挿通するリング状部材であり、注射針4の先端部に摺動自在に取り付けられる。また、リングマーカRMは、注射針4の長手方向に対して角度可変である。このようなリングマーカRMは、注射針4が生体組織を穿刺した場合に生体組織表面に押し付けられ、この生体組織表面に対応して注射針4の長手方向とのなす角度を変化させる。なお、このリングマーカRMの詳細については、後述する。
制御部33は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10とほぼ同様に、リニアアクチュエータ5a、撮像部8、および弁7の各駆動をそれぞれ制御するよう機能する。具体的には、制御部33は、弁7の駆動を制御することによって吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止させる。また、制御部33は、上述した制御部10とほぼ同様のタイミングでリニアアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を制御し、所定の単位量ずつ注射針4を移動させる毎に被検体内の生体組織表面と注射針4との位置関係を示す画像、例えば突出軌道上に露出した注射針4とリングマーカRMとを検出領域A1内に含む画像を取得する。
また、制御部33は、上述した制御部10の画像処理部10aに代えて画像処理部33aを有する。画像処理部33aは、上述した画像処理部10aとほぼ同様に、撮像部8によって撮像された画像をもとに、検出領域A1内のカラーマーカの中から遠位端のカラーマーカの色を検出する。また、画像処理部33aは、注射針4が被検体内の生体組織を穿刺した場合、この画像をもとにリングマーカRMを検出し、この検出したリングマーカRMの変形の程度(すなわち本来の円形から楕円への変形の程度)をもとに、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを算出する。
このような画像処理部33aによって得られた遠位端のカラーマーカの色および注射針4の穿刺角度θをもとに、制御部33は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織に対して穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。この場合、制御部33は、上述した実施の形態2である被検体内導入装置21の制御部23とほぼ同様に、遠位端のカラーマーカの色をもとに注射針4と生体組織表面との位置関係を把握するとともに、生体組織表面に対する穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御する。制御部33は、このように生体組織表面と注射針4との位置関係および注射針4の穿刺角度θをもとに注射針4の突出量を制御することによって、注射針4の穿刺深さを所望のものに確実に制御できる。
なお、制御部33は、上述したカラーマーカM1が遠位端のカラーマーカである場合、注射針4が生体組織表面に対して未穿刺状態の位置関係にあることを把握する。この場合、制御部33は、生体組織表面に対する注射針4の進入角度によらず、上述した制御部10と同様にリニアアクチュエータ5aの駆動を制御し、注射針4と生体組織表面との位置関係が穿刺状態の位置関係になるまで注射針4を突出方向に移動させる。このように注射針4が生体組織を穿刺するまでの間、画像処理部33aは、注射針4の穿刺角度を算出しなくてもよい。
つぎに、リングマーカRMの構成について詳細に説明する。図15は、リングマーカRMの一構成例を模式的に示す模式図である。図15に示すように、リングマーカRMは、注射針4を摺動自在に把持するための1対の把持部101,102と、1対の把持部101,102に対して1つの回転軸J1を中心に回動自在である内側リング103と、この回転軸J1に垂直な回転軸J2を中心に内側リング103に対して回動自在である外側リング104とを有する。
1対の把持部101,102は、それぞれ円弧状の部材であり、注射針4を挟むことによって摺動自在に把持する。具体的には、把持部101,102は、円形のリング状部材である内側リング103の貫通孔の内部に互いに向き合う態様で配置され、一直線上に並ぶ軸部材105,106によって内側リング103にそれぞれ回動自在に取り付けられる。このような把持部101,102は、内側リング103の貫通孔の内部、好ましくは内側リング103によって形成される円形の中心付近に注射針4を摺動自在に把持でき、且つ軸部材105,106によって形成される回転軸J1を中心に、内側リング103に対して回動自在である。すなわち、内側リング103は、把持部101,102によって把持された注射針4に対して回転軸J1を中心に回動自在である。
外側リング104は、リングマーカRMの外形を形成するためのものである。具体的には、外側リング104は、内側リング103に比して大きい直径の貫通孔を形成する円形のリング状部材であり、この貫通孔の内部に配置した内側リング103に対し、一直線上に並ぶ軸部材107,108によって回動自在に取り付けられる。このような外側リング104は、上述した回転軸J1に対して垂直であって軸部材107,108によって形成される回転軸J2を中心に、内側リング103に対して回動自在である。すなわち、外側リング104は、上述した把持部101,102によって把持された注射針4の長手方向に対して角度可変である。
なお、内側リング103および外側リング104は、それぞれの円形の中心が一致するように配置することが望ましく、さらには、上述した回転軸J1,J2の交点を各円形の中心にするように配置することが望ましい。
このような構成を有するリングマーカRMは、例えば図16に示すように、注射針4の先端部に摺動自在に取り付けられるとともに、この注射針4の長手方向に対して角度可変に回動する。したがって、リングマーカRMは、注射針4が被検体内の生体組織を穿刺した場合、この生体組織表面に押し付けられるとともに、この生体組織表面に対応して注射針4の長手方向に対する角度を変化させる。すなわち、注射針4が生体組織を穿刺した場合、リングマーカRM(具体的には外側リング104)の円形を含む平面は、注射針4の長手方向の軸に対し、この生体組織表面に対応して傾く。この場合、このリングマーカRMの円形を含む平面と注射針4の長手方向の軸とのなす角度は、この生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θである。
つぎに、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する被検体内導入装置31の動作を具体的に説明する。図17は、生体組織表面にリングマーカRMを押し付けるとともに注射針4を生体組織に突き刺した状態を例示する模式図である。以下、被検体内の所望部位の一例である小腸の粘膜下層に薬液を注射する場合を例示して、注射針4の穿刺深さを所望のものに高精度に制御する制御部33の動作を説明する。
まず、制御部33は、被検体の内部に導入された被検体内導入装置31が被検体内の所望部位、例えば小腸に到達した場合、腸組織に注射針4を突き刺した状態(すなわち穿刺状態の位置関係)になるまで、上述した実施の形態1の場合とほぼ同様にアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を繰り返し制御する。この場合、注射針4は、例えば図17に示すように、先端部のリングマーカRMを腸組織表面に押し付けるとともに把持部101,102間を摺動し、腸組織を穿刺する。そして、制御部33は、撮像部8の駆動を制御し、このように腸組織表面に押し付けた状態のリングマーカRMと腸組織を穿刺した状態の注射針4とを含む画像を取得する。この場合、撮像部8は、注射針4を突き刺した腸組織表面に対応して傾いた状態のリングマーカRMを容易に画像に捉えることができる。
つぎに、画像処理部33aは、撮像部8によって撮像された画像をもとに、この検出領域A1に含まれるカラーマーカの中から遠位端のカラーマーカの色を検出する。さらに、画像処理部33aは、この画像に捉えたリングマーカRMの図形を検出し、この検出したリングマーカRMの図形の変形の程度を検出する。画像処理部33aは、この画像として捉えたリングマーカRMの変形(すなわち本来の円形から楕円への変形)の程度をもとに、例えば腸組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを算出する。
ここで、生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを算出する画像処理部23aの処理について説明する。図18は、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺角度θを算出する画像処理部33aの処理を説明するための模式図である。
まず、撮像部8は、上述したように支持部材9によって所定の向きに固定され、注射針4の長手方向の軸Tに対して所定の位置関係にある。すなわち図18において、このような撮像部8の受光面を含む平面S1は、この軸Tに対して固定された位置関係にあり、かかる平面S1と軸Tとのなす角度は一定である。一方、リングマーカRMは、上述したように注射針4の長手方向に対して角度可変に回動する。すなわち、リングマーカRMの円形(具体的には外側リング104の円形)を含む平面S2は、この注射針4の軸Tに対して角度可変である。具体的には、この平面S2は、リングマーカRMが生体組織表面に押し付けられた場合、注射針4の軸Tに対し、この生体組織表面に対応して傾く。この場合、かかる平面S2と軸Tとのなす角度の最小値は、この生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θである。
また、リングマーカRMは、例えば平面S2と軸Tとのなす角度が90度である場合、撮像部8に対して略円形を示す。このようなリングマーカRMは、上述したように生体組織表面に対応して傾いた場合、円形を斜視した図形、すなわち円形から変形した楕円を撮像部8に対して示す。かかるリングマーカRMの円形から楕円への変形の程度は、生体組織表面に対応して変化する平面S2と軸Tとのなす角度(すなわち平面Sに対する軸Tの傾き)に依存する。この場合、撮像部8は、平面2と軸Tとのなす角度が90度であれば、略円形のリングマーカRMを捉えた画像を撮像し、平面S2が生体組織表面に対応して傾けば、この平面Sと軸Tとのなす角度に対応して円形から変形した楕円のリングマーカRMを捉えた画像を撮像する。
画像処理部33aは、このような撮像部8によって撮像された画像をもとに、リングマーカRMの円形から楕円への変形の程度を検出する。具体的には、画像処理部33aは、この画像をもとに検出したリングマーカRMの図形について、上述した回転軸J1と同方向の外径r1と回転軸J2と同方向の外径r2とを算出する。画像処理部33aは、リングマーカRMが本来形成する円形の外径(直径)に比較した外径r1,r2の変化をもとに、この画像に捉えたリングマーカRMの円形から楕円への変形の程度を検出する。画像処理部33aは、かかるリングマーカRMの変形の程度をもとに、撮像部8の受光面を含む平面S1とリングマーカRMの円形を含む平面S2との位置関係を検出し、かかる平面S1と平面S2とのなす角度を算出する。ここで、制御部33は、上述した注射針4の軸Tと平面S1との固定された位置関係を予め記憶し、かかる軸Tと平面S1とのなす角度を予め把握している。画像処理部33aは、このような平面S1,S2のなす角度と軸Tおよび平面S1のなす角度とをもとに、軸Tと平面S2とのなす角度、すなわち生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを算出する。
その後、制御部33は、このような画像処理部33aによって算出された穿刺角度θと上述した遠位端のカラーマーカの色とをもとに、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。この場合、制御部33は、上述した実施の形態2である被検体内導入装置21の制御部23とほぼ同様に、画像処理部33aによって算出された穿刺角度θに対応して、所望の穿刺深さであると判断する遠位端のカラーマーカの色を例えばカラーマーカM2〜M6の中から切り替えて注射針4の突出量を増減する。このように穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御することによって、制御部33は、例えば腸組織の凹凸のある表面に例示されるように生体組織の穿刺位置に応じて注射針4の穿刺角度θが変わる場合であっても、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のもの、例えば腸組織の粘膜下層に合わせた穿刺深さに確実に制御することができる。
以上、説明したように、この発明の実施の形態3では、上述した構成を備えることにより、生体組織表面に対応して傾くリングマーカによって、生体組織に対する注射針の穿刺位置を検出し易くするとともに、注射針の長手方向に対して傾く生体組織表面を容易に検出できる。この結果、上述した実施の形態2とほぼ同様の作用効果を享受するとともに、生体組織表面に対する注射針の穿刺角度を容易に算出できる被検体内導入装置を実現できる。
また、生体組織に対して注射針を突き刺す際に、この生体組織表面をリングマーカによって押圧するので、生体組織表面上での注射針の滑りを抑制でき、注射針の穿刺位置のずれを抑制するとともに、所望の生体組織に対して注射針を容易に刺すことができる。
(実施の形態4)
つぎに、この発明の実施の形態4について説明する。上述した実施の形態1では、注射針に形成したカラーマーカの色をもとに、生体組織に対する注射針の穿刺深さを制御していたが、この実施の形態4では、所定の単位量ずつ注射針を突き出す毎に薬液を注射針の先端から吐出し、この薬液が生体組織表面上に吐出されたか否かを判断し、この判断結果をもとに、生体組織に対する注射針の穿刺深さを制御している。
図19は、この発明の実施の形態4である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。図19に示すように、この被検体内導入装置41は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の吐出バルーン3に代えて吐出バルーン43が設けられ、制御部10に代えて制御部44が設けられる。また、注射針4には、上述したカラーマーカが付されていない。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
吐出バルーン43は、生体組織表面の色と区別し易い色に予め着色された薬液(以下、着色薬液と称する)を貯蔵する貯蔵室を形成するとともに、弁7およびチューブ7a,7bを介して着色薬液を注射針4の管路に吐出する吐出手段として機能する。具体的には、吐出バルーン43は、ゴム等の弾性部材によって実現され、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の吐出バルーン3とほぼ同様に、自身の収縮力によって着色薬液を吐出するよう機能する。このような吐出バルーン43は、チューブ7bを介して弁7に連通し、弁7が開駆動を行った場合、自身の収縮力によって収縮するとともに着色薬液に圧力を加えて着色薬液の吐出動作を行う。かかる吐出バルーン43によって吐出された着色薬液は、チューブ7b、弁7、およびチューブ7aを順次流通して注射針4の管路に到達し、さらに、この注射針4の管路を流通して注射針4の先端から流出する。また、吐出バルーン43は、弁7が閉駆動を行った場合、収縮を停止して着色薬液の吐出動作を停止する。
なお、この着色薬液の色は、上述したように被検体内の生体組織表面の色と区別し易い色、例えば緑色、藍色、青色、紫色等であることが望ましい。このような着色薬液は、撮像部8によって撮像された画像において、被検体内の生体組織表面に対する境界を明確にするコントラストを形成する。
制御部44は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10とほぼ同様に、リニアアクチュエータ5a、弁7、および撮像部8の各駆動を制御する機能を有する。具体的には、制御部44は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御することによって注射針4の突出量を制御し、撮像部8の駆動を制御することによって注射針4と生体組織表面との位置関係を示す画像を取得する。また、制御部44は、弁7の駆動を制御することによって吐出バルーン43による着色薬液の吐出動作を開始または停止させる。
また、制御部44は、上述した制御部10とほぼ同様のタイミングでリニアアクチュエータ5aおよび撮像部8の各駆動を制御するとともに、弁7の駆動をさらに制御する。この場合、制御部44は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御し、突出方向または収納方向に所定の単位量ずつ注射針4を移動させる。これと同時に、制御部44は、所定の単位量ずつ注射針4を移動させる毎に弁7の開閉駆動を繰り返し制御し、注射針4の先端から微量の着色薬液を吐出させる。さらに、制御部44は、注射針4の先端から微量の着色薬液を吐出させる毎に撮像部8の駆動を制御し、撮像部8によって撮像された画像を取得する。制御部44は、このような撮像部8から取得した画像をもとに、注射針4と生体組織表面との位置関係を把握し、この位置関係をもとにリニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。
このような制御部44は、上述した制御部10の画像処理部10aに代えて画像処理部44aを有する。画像処理部44aは、撮像部8によって撮像された画像をもとに、生体組織表面上での着色薬液の広がりを検出する。ここで、注射針4と生体組織表面との位置関係が上述した未穿刺状態の位置関係(すなわち注射針4の先端部側の管路口が生体組織表面に対して露出した状態)である場合、この注射針4の先端から吐出された着色薬液は、生体組織表面上に流出して広がる。この場合、撮像部8は、注射針4と生体組織表面との位置関係を示す画像として、このように生体組織表面上に広がる着色薬液を含む画像を撮像する。
画像処理部44aは、かかる撮像部8によって撮像された現在の画像をもとに、例えば生体組織表面上において着色薬液が占める面積を算出し、その直前に撮像された画像をもとに算出した着色薬液の面積と現在のものとを比較する。画像処理部44aは、この画像に基づく比較処理の結果をもとに、生体組織表面上での着色薬液の広がりを検出する。この場合、画像処理部44aは、現在の画像に基づく着色薬液の占有面積(現在の占有面積)がその直前の画像に基づく着色薬液の占有面積(直前の占有面積)に比して大きければ、生体組織表面上での着色薬液の広がりを検出し、この現在の占有面積が直前の占有面積以下であれば、生体組織表面上において着色薬液の広がりが無い旨を検出する。
制御部44は、このような画像処理部44aによる検出結果をもとに、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する。この場合、制御部44は、画像処理部44aが生体組織表面上での着色薬液の広がりを検出した場合、この生体組織表面と注射針4との位置関係が上述した未穿刺状態の位置関係であると判断し、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4をさらに突き出す。その後、制御部44は、上述したような弁7、撮像部8、およびリニアアクチュエータ5aの各駆動を繰り返し制御する。一方、制御部44は、画像処理部44aが着色薬液の広がりが無い旨を検出した場合、この生体組織表面と注射針4との位置関係が穿刺状態の位置関係であり、且つ生体組織表面からの注射針4の穿刺深さが所望のものであると判断する。この場合、制御部44は、弁7の駆動を制御して吐出バルーン43による着色薬液の吐出動作を開始させ、この生体組織内部の所望の穿刺深さの層に所望量の薬液を注射する。
なお、注射針4の先端から吐出される着色薬液は、上述したように、生体組織表面と区別し易い色に着色されている。このため、画像処理部44aは、撮像部8によって撮像された画像をもとに、生体組織表面上に広がる着色薬液を容易に検出することができる。
つぎに、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する被検体内導入装置41の動作を具体的に説明する。図20は、生体組織表面上での着色薬液の広がりの有無をもとに注射針4の穿刺深さを制御する制御部44の動作を説明するための模式図である。以下、被検体内の所望部位の一例である小腸の粘膜下層に薬液を注射する場合を例示し、図20を参照しつつ注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する制御部44の動作を説明する。
まず、制御部44は、被検体の内部に導入された被検体内導入装置41が被検体内の所望部位、例えば小腸に到達した場合、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して筐体2から所定の単位量だけ注射針4を突出させる。これと同時に、制御部44は、弁7の開閉駆動を制御し、この所定の単位量だけ突き出した注射針4の先端から微量の着色薬液を吐出させる。この場合、かかる注射針4の先端から吐出された着色薬液は、例えば図20に示すように、腸組織表面上に流出して液溜まりQを形成する。制御部44は、かかる弁7に対する駆動制御に続いて撮像部8の駆動を制御し、注射針4と腸組織表面との位置関係を示す画像を取得する。この場合、撮像部8は、例えば図21に示すように、検出領域A1の内部に着色薬液の液溜まりQを含む画像を撮像する。
画像処理部44aは、かかる撮像部8によって撮像された画像をもとに、腸組織表面上での着色薬液の広がり有無を検出する。具体的には、画像処理部44aは、例えば図21に示す画像の検出領域A1の中から現在の液溜まりQを検出し、この画像の直前に撮像された画像の検出領域A1に含まれる直前の液溜まりQに比して現在の液溜まりQの占有面積が大きい場合、腸組織表面上での着色薬液の広がりを検出する。なお、この図21に例示される画像が、注射針4の突出量を制御する制御部44の一連の動作において最初に撮像された画像である場合、画像処理部44aは、この画像の検出領域A1から液溜まりQを検出することによって、腸組織表面上での着色薬液の広がりを検出する。
このように画像処理部44aが腸組織表面上での着色薬液の広がりを検出した場合、制御部44は、この腸組織表面と注射針4との位置関係が上述した未穿刺状態の位置関係であると判断する。この場合、制御部44は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4をさらに突出させ、腸組織に注射針4を突き刺す。そして、制御部44は、腸組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに制御するまで、上述したような弁7、撮像部8、およびリニアアクチュエータ5aの各駆動の制御を繰り返す。
その後、制御部44は、リニアアクチュエータ5aの駆動を制御して注射針4を粘膜下層に向けて突出させるとともに、弁7の開閉駆動を制御してこの注射針4の先端から着色薬液を吐出させる。さらに、制御部44は、撮像部8の駆動を制御し、撮像部8によって撮像された画像を取得する。この場合、撮像部8は、例えば図22に示すように、腸組織を穿刺した注射針4と液溜まりQとを捉えた画像を撮像する。
図22に例示される画像が撮像された場合、画像処理部44aは、この画像の検出領域A1の中から現在の液溜まりQを検出し、この画像の直前に撮像された画像の検出領域A1に含まれる直前の液溜まりQの占有面積と現在の液溜まりQの占有面積とを比較する。画像処理部44aは、この現在の液溜まりQの占有面積が直前の液溜まりQ以下である場合、腸組織表面上での着色薬液の広がりが無い旨を検出する。なお、注射針4の管路口を粘膜下層内に位置させる穿刺深さまで注射針4が突出した場合、この腸組織表面上に着色薬液が流出しないので、腸組織表面上での液溜まりQの占有面積は増加しない。
このように画像処理部44aが腸組織表面上での着色薬液の広がりが無い旨を検出した場合、制御部44は、腸組織表面と注射針4との位置関係が穿刺状態の位置関係であり、且つ腸組織表面からの注射針4の穿刺深さが所望のものであると判断する。この場合、腸組織を穿刺した注射針4は、例えば図23に示すように、この腸組織の粘膜下層の内部に管路口を位置させた状態である。制御部44は、弁7の駆動を制御し、この注射針4を介して粘膜下層に所望量の着色薬液を注射できる。
なお、制御部44は、液溜まりQの広がりを検出した場合、弁の開駆動から閉駆動に制御する間隔を短くし、注射針4の先端から流出される着色薬液の流量を微少量にし、液溜まりQの広がりが略無くなった場合、弁の開駆動から閉駆動に制御する間隔を長くし、注射針4の先端から所望量の着色薬液を流出させる。このように、制御部44は、液溜まりQの広がりの程度に基づいて着色薬液の吐出量を制御できる。
以上、説明したように、この発明の実施の形態4では、上述した構成を備えることにより、被検体内の生体組織表面と注射針との位置関係を検出する検出機能を簡易な構成によって実現できる。この結果、上述した実施の形態1と同様の作用効果を享受するとともに、生体組織表面からの注射針の穿刺深さを所望のものに制御できる被検体内導入装置を簡易に実現することができる。
(実施の形態5)
つぎに、この発明の実施の形態5について説明する。この実施の形態5にかかる被検体内導入装置は、注射針をその長手方向について往復動作自在に支持するとともに、被検体内の生体組織表面に達するまでに必要な注射針の突出量と生体組織表面に対する注射針の穿刺角度とを検出する検出機構を有し、生体組織に注射針を突き刺す場合、この検出した注射針の穿刺角度に対応して注射針の突出量を制御し、生体組織表面からの注射針の穿刺深さを所望のものに制御するよう機能する。
図24は、この発明の実施の形態5である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。図25は、この発明の実施の形態5である被検体内導入装置を前端部側から見た外観を模式的に例示する斜視図である。図24に示すように、この被検体内導入装置51は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の筐体2に代えて筐体52を有する。また、被検体内導入装置51は、この筐体52の内部に、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の突出機構5に代えて突出機構55が設けられ、制御部10に代えて制御部59が設けられ、検出機構56がさらに設けられる。このような被検体内導入装置51は、上述した被検体内導入装置1のガイド部材6および撮像部8を有しておらず、筐体52の前端部近傍に突出機構55と検出機構56とを支持する支持部材58が設けられる。なお、注射針4には、上述したカラーマーカが付されていない。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
筐体52は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の筐体2とほぼ同様に、被検体の内部に導入し易い大きさに形成されたカプセル型の筐体である。具体的には、筐体52は、長手方向の前端部に、注射針4とともに検出機構56を収納する収納部52aが形成される。収納部52aは、筐体52の前端部に凹状に形成された空間領域であり、例えば図25に示すように、検出機構56の回転駆動によって注射針4とともに検出機構56が収納される。
突出機構55は、筐体52から注射針4を突き出す突出手段として機能する。具体的には、突出機構55は、検出機構56に対して往復動作自在に支持された注射針4をその長手方向に往復動作させるための回転軸55aと、回転軸55aを回転駆動する駆動部55bとを有する。駆動部55bは、回転軸55aを回転駆動する駆動力を生成するモータ等を用いて実現され、生体組織表面に向けて注射針4を突き出す場合に例えば図24に示す回転軸55aを時計方向に回転駆動し、生体組織表面から離す方向に注射針4を移動させる場合に例えば図24に示す回転軸55aを反時計方向に回転駆動する。回転軸55aは、駆動部55bによって伝達された回転駆動の駆動力を用い、注射針4をその長手方向に往復動作させるよう機能する。この場合、回転軸55aは、注射針4の基端部近傍が回動自在に取り付けられ、駆動部55bによって伝達された回転駆動の駆動力をこの注射針4の往復動作の駆動力に変換する。すなわち、回転軸55aは、例えば時計方向に回転駆動することによって注射針4を生体組織表面に向けて突き出し、反時計方向に回転駆動することによって生体組織表面から離れる方向に注射針4を移動させる。
検出機構56は、注射針4をその長手方向について往復動作自在に支持するとともに、この注射針4と被検体内の生体組織表面との位置関係を検出する検出手段として機能する。具体的には、検出機構56は、注射針4と被検体内の生体組織表面との位置関係を検出する際にこの生体組織表面を押圧する押圧部56aと、この押圧部56aの押圧力を生成するバネ56bと、回転軸56fを中心に回転駆動して押圧部56aを生体組織表面に移動させるベースフレーム56cとを有する。また、検出機構56は、ベースフレーム56cに対して平行且つ往復動作自在に注射針4を支持する支持部材56d,56eと、回転軸56fを中心にベースフレーム56cを回転駆動する駆動力を生成する駆動部56gと、回転軸56fの回転角度をもとに生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを検出する角度検出部56hとを有する。
押圧部56aは、注射針4を挿通するための開口部57を設けた板状部材であり、ベースフレーム56cの一端に回動自在に接続される。このような押圧部56aは、回転軸56fを中心に回転駆動するベースフレーム56cとともに筐体52の収納部52aと被検体内の生体組織表面との間を移動し、このベースフレーム56cの回転駆動によって生体組織表面上に移動した場合、バネ56bの弾発力を用いてこの生体組織表面を押圧する。このように生体組織表面を押圧することによって、押圧部56aは、凹凸状の生体組織表面を略平坦にする。この場合、押圧部56aの開口部57を介して生体組織を穿刺する注射針4の穿刺角度θは、この生体組織表面とベースフレーム56cとの間に形成される角度に略等しくなる。
バネ56bは、生体組織表面を押圧する押圧部56aの押圧力を生成するためのものである。具体的には、バネ56bは、一端が押圧部56aに対して固定されるとともに他端がベースフレーム56cに対して固定され、且つバネ長が自然長に比して短い状態に維持されている。このように配置されたバネ56bは、生体組織表面に押圧部56aを押圧するに充分な弾発力、すなわち押圧力を押圧部56aに対して付勢することができる。
ベースフレーム56cは、一端に押圧部56aが回動自在に接続され、他端に回転軸56fが接続される。この場合、ベースフレーム56cは、回転軸56fを中心に回転駆動することによって、筐体52の収納部52aと被検体内の生体組織表面との間で押圧部56aを移動させる。また、ベースフレーム56cには、支持部材56d,56eを介して注射針4が往復動作自在に接続される。このようなベースフレーム56cは、回転軸56fを中心に例えば時計方向に回転駆動することによって、生体組織表面上に押圧部56aを移動させるとともに、この生体組織表面に対して注射針4を所定の位置に初期配置する。かかるベースフレーム56cによって初期配置された注射針4は、この生体組織表面に対して注射針4の先端部を所定の距離だけ離した状態になる。また、ベースフレーム56cは、回転軸56fを中心に例えば反時計方向に回転駆動することによって、注射針4および押圧部56aとともに筐体52の収納部52aの内部に収納される。この場合、注射針4は、その基端部を回転軸55aに対して回転駆動する。
支持部材56d,56eは、ベースフレーム56cに対して平行且つ往復動作自在に注射針4を支持するためのものである。具体的には、支持部材56d,56eは、一端がベースフレーム56cに対して回動自在に接続され、他端が注射針4に対して回動自在に接続される。この場合、支持部材56d,56eは、突出機構55による注射針4の往復動作を阻害することなく、ベースフレーム56cと注射針とをほぼ平行な状態に維持する。
駆動部56gは、回転軸56fを回転駆動する駆動力を生成するモータ等を用いて実現され、回転軸56fを回転駆動することによってベースフレーム56c等を回転駆動させる。具体的には、駆動部56gは、収納部52aから生体組織表面に向けてベースフレーム56cを回転駆動する場合、すなわち生体組織表面上に押圧部56aを移動させるとともに注射針4を初期配置する場合、例えば図24に示す回転軸56fを時計方向に回転駆動する。また、駆動部56gは、注射針4および押圧部56aとともにベースフレーム56cを収納部52aの内部に収納する場合、例えば図24に示す回転軸56fを反時計方向に回転駆動する。このような駆動部56gは、生体組織表面または収納部52aに向けてベースフレーム56cを回転駆動した場合に回転軸56fにかかる物理的な負荷を検出し、この物理的な負荷が所定値以上であれば、回転軸56fの回転駆動を停止する。これによって、駆動部56gは、生体組織表面または筐体52に対してベースフレーム56cを過度に押し付けることなく、生体組織表面上にベースフレーム56cの一端および押圧部56aを移動でき、または収納部52aの内部に注射針4と押圧部56aとベースフレーム56cとを収納できる。
角度検出部56hは、回転軸56fの回転角度をもとに生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを検出するためのものである。具体的には、角度検出部56hは、駆動部56gによって回転駆動した回転軸56fの回転角度を駆動部56gから取得し、この回転軸56fの回転角度をもとに、生体組織表面とベースフレーム56cとのなす角度、すなわち、この生体組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを検出する。この場合、角度検出部56hは、例えば筐体52の長手方向に対してベースフレーム56cを平行にした状態を穿刺角度θの基準状態(すなわち穿刺角度θが0度の状態)にし、この基準状態から生体組織表面上に押圧部56aを移動させた状態に変化するまでの間に回転駆動した回転軸56fの回転角度を穿刺角度θとして検出する。角度検出部56hは、このように検出した注射針4の穿刺角度θを制御部59に通知する。
このような構成を有する検出機構56は、被検体内の生体組織表面に押圧部56aを押し付けることによってこの生体組織表面の位置を物理的に検出するとともに、この生体組織表面に対して注射針4を初期配置する。この場合、検出機構56は、被検体内の生体組織表面と注射針4との位置関係として、この生体組織表面に達するまでに必要な注射針4の突出量と注射針4の穿刺角度θとを検出することができる。また、検出機構56は、例えば図25に示すように、筐体52の収納部52aの内部に注射針4を収納することができる。
支持部材58は、突出機構55および検出機構56を支持するためのものである。具体的には、支持部材58は、筐体52の前端部近傍に固定され、駆動部55b,56gを支持するとともに回転軸55a,56fを回動自在に支持する。このような支持部材58は、注射針4、突出機構55、および検出機構56を筐体52の前端部近傍に配置する。また、支持部材58は、制御部59等が配置された筐体52の内部空間の水密状態を確保する。
制御部59は、上述した突出機構55、検出機構56、および弁7の各駆動を制御する。具体的には、制御部59は、検出機構56の駆動部56gの駆動を制御して押圧部56aを生体組織表面上に移動させるとともに注射針4を初期配置し、突出機構55の駆動部55bの駆動を制御して注射針4をその長手方向に往復動作させ、この注射針4の突出量を制御する。この場合、制御部59は、角度検出部56hによって検出された穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御する。このように注射針4の突出量を制御することによって、制御部59は、生体組織表面からの注射針4の穿刺深さを所望のものに確実に制御できる。一方、制御部59は、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1の制御部10とほぼ同様に、弁7の駆動を制御することによって吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始または停止させる。
なお、制御部59によって検出機構56の駆動を制御し始めるタイミングを規定する構成としては、例えばタイマー機構を備えることとしてもよいし、無線受信機構を内蔵するとともに制御部59に対して外部より制御信号を供給することとしてもよい。また、制御部59は、例えば角度検出部56hによって穿刺角度θが通知された場合に駆動部55bの駆動を制御して注射針4を突出させ、この穿刺角度θに対応した突出量だけ注射針4を突き出す駆動制御を駆動部55bに対して行った場合に、弁7の開駆動を制御して吐出バルーン3による薬液の吐出動作を開始させる。
つぎに、被検体内の所望部位を穿刺した注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する被検体内導入装置51の動作を具体的に説明する。図26は、被検体内の生体組織表面に対して注射針4を初期配置した状態を模式的に例示する模式図である。図27は、穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御する制御部59の動作を説明するための模式図である。以下、被検体内の所望部位の一例である小腸の粘膜下層に薬液を注射する場合を例示し、図26,27を参照しつつ注射針4の穿刺深さを所望のものに制御する制御部59の動作を説明する。
まず、制御部59は、被検体の内部に導入された被検体内導入装置51が被検体内の所望部位、例えば小腸に到達した場合、検出機構56の駆動部56gの駆動を制御して回転軸56fを回転駆動し、腸組織表面に向けてベースフレーム56cを回転駆動させる。このような制御部59の制御に基づいて、ベースフレーム56cは、例えば図26に示すように、腸組織表面上に押圧部56aを移動させるとともに、この腸組織表面に対して穿刺角度θを形成して注射針4を初期配置する。この場合、押圧部56aは、バネ56bの弾発力を用いて腸組織を押圧し、この腸組織表面を略平坦にする。また、このように初期配置された注射針4は、この腸組織表面に対して穿刺角度θを形成するとともに、この腸組織表面に対して先端部を所定の距離だけ離した状態、すなわち、到達突出量xの位置に配置された状態になる。なお、この到達突出量xは、例えば図26に示すように、初期配置した注射針4の先端部を腸組織表面に到達させるために必要な注射針4の突出量である。
つぎに、角度検出部56hは、このように注射針4を初期配置するために回転駆動した回転軸56fの回転角度を駆動部56gから取得し、この回転軸56fの回転角度をもとに腸組織表面に対する注射針4の穿刺角度θを検出する。角度検出部56hは、このように検出した注射針4の穿刺角度θを制御部59に通知する。
制御部59は、かかる角度検出部56hによって検出された穿刺角度θをもとに突出機構55の駆動部55bの駆動を制御し、この穿刺角度θに対応して注射針4の突出量を制御する。この場合、制御部59は、この穿刺角度θをもとに、例えば図27に示すような注射針4の表面下突出量yを算出し、この表面下突出量yと上述した到達突出量xとを加算して、この穿刺角度θに対応した注射針4の総突出量を決定する。なお、この表面下突出量yは、穿刺角度θを形成する注射針4を生体組織に対して所望の穿刺深さまで突き刺すために必要な生体組織表面からの突出量である。
制御部59は、このように算出した総突出量だけ注射針4を突き出すように駆動部55bの駆動を制御する。かかる制御部59の制御に基づいて、注射針4は、上述した初期配置の状態から総突出量だけ突出し、例えば図27に示すように、その先端部側の管路口を粘膜下層内に位置させる穿刺深さまで腸組織を穿刺する。このように、制御部59は、例えば腸組織の粘膜下層に薬液を注射するために好適な穿刺深さ(すなわち所望の穿刺深さ)に注射針4の穿刺深さを制御する。その後、制御部59は、弁7の駆動を制御し、例えば図27に示すように、この注射針4を介して粘膜下層に所望量の薬液を注射できる。
被検体内導入装置51が被検体内の所望部位に対して薬液を注射し終えた場合、制御部59は、駆動部55bの駆動を制御して注射針4を生体組織から抜くとともに上述した初期配置の状態に戻す。さらに、制御部59は、駆動部56gの駆動を制御して回転軸56fを回転駆動し、注射針4、押圧部56a、およびベースフレーム56cを筐体52の収納部52aに収納する。これによって、被検体内導入装置51は、注射針4によって被検体内の他の部位を意図せず穿刺することなく、被検体内の消化管を移動できる。
以上、説明したように、この発明の実施の形態5では、上述した構成を備えることにより、上述した実施の形態1と同様の作用効果を享受するとともに、生体組織表面に対する注射針の穿刺角度を容易に検出できる。この結果、生体組織表面を穿刺する注射針の穿刺深さを所望のものに確実に制御できる被検体内導入装置を実現することができる。
また、生体組織に対して注射針を突き刺す際に、この生体組織表面を押圧して略平坦にするので、生体組織表面上での注射針の滑りを抑制でき、注射針の穿刺位置のずれを抑制するとともに、所望の生体組織に対して注射針を容易に刺すことができる。
なお、この発明の実施の形態1,3,4では、撮像部8の受光面と筐体2の長手方向とのなす角度が略直角になる態様で撮像部8を筐体2の前端部に配置していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、受光面を注射針4側に向けるように撮像部8をさらに傾けて配置してもよい。具体的には、上述した実施の形態1である被検体内導入装置1では、例えば図28に示すように、撮像部8の受光面と注射針4の長手方向とのなす角度を略直角にする態様で支持部材9を筐体2の前端部に傾けて設ければよい。この場合、撮像部8は、本来の形状に近い状態で注射針4を撮像視野内に捉えることができ、例えば図29に示すように、腸組織に向けて突出した注射針4を本来の長さに近い状態で画像に捉えることができる。これによって、例えば注射針4に付したカラーマーカが検出し易くなり、被検体内の生体組織表面と注射針4との位置関係がさらに検出し易くなる。このことは、上述した実施の形態3,4についても同様である。
また、この発明の実施の形態1〜3では、穿刺深さを示す4つまたは6つのカラーマーカを所定の間隔で注射針4に付していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、穿刺深さを示す複数のカラーマーカを注射針4に形成すればよい。この場合、複数のカラーマーカは、所定の間隔で注射針4に形成されてもよいし、間隔を空けずに連続的に形成されてもよい。
さらに、この発明の実施の形態1〜3では、互いに異なる色に着色された複数のカラーマーカを注射針4に付していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、生体組織表面と区別し易い単一の色に着色された複数のカラーマーカを所定の間隔で注射針4に付してもよい。この場合、例えば制御部10は、注射針4を突き出すリニアアクチュエータ5aの駆動をもとに注射針4の突出量を検出し、撮像部8による画像の検出領域から検出したカラーマーカの数量と注射針4の突出量とをもとに、注射針4と生体組織表面との位置関係を判断できる。その後、制御部10は、この注射針4と生体組織表面との位置関係をもとに注射針4の穿刺深さを制御すればよい。このことは、制御部23,33についても同様である。
また、注射針4に複数のカラーマーカを付する代わりに、生体組織表面と区別し易い単一の色によって注射針4自体を着色してもよい。この場合、例えば制御部10は、リニアアクチュエータ5aの駆動をもとに注射針4の突出量を検出するとともに、撮像部8による画像をもとに注射針4の形状を検出し、かかる画像から検出した形状と注射針4の突出量とをもとに、注射針4と生体組織表面との位置関係を判断できる。その後、制御部10は、この注射針4と生体組織表面との位置関係をもとに注射針4の穿刺深さを制御すればよい。このことは、制御部23,33についても同様である。
さらに、この発明の実施の形態2,3では、注射針4の穿刺角度θに対応して注射針4の穿刺深さを制御していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、注射針4とともに突出機構5を回転駆動して注射針4の穿刺角度θを調整する角度調整機構をさらに設けてもよい。この場合、例えば制御部23は、生体組織表面からの注射針4の突出量を略一定にし、穿刺角度θを制御することによって注射針4の穿刺深さを所望のものに制御してもよい。このことは、制御部33についても同様である。
また、この発明の実施の形態4では、生体組織表面上での着色薬液の液溜まりQに広がりが無い場合に注射針4の穿刺深さが所望のものに制御されたと判断していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、生体組織表面上の液溜まりQを洗い流す洗浄機構をさらに設け、生体組織表面上での着色薬液の広がりを検知した場合、その都度、この着色薬液の液溜まりを洗浄するように構成してもよい。この場合、制御部44は、生体組織表面を介して薄く現れる着色薬液を検出した場合、注射針4の穿刺深さが所望のものに制御されたと判断し、注射針4の先端から流出した着色薬液を検出しなかった場合、注射針4を過度に刺し過ぎたもの(穿刺深さが過度である)と判断する。制御部44は、注射針4の穿刺深さが過度であると判断した場合、注射針4を戻して穿刺深さを所望のものに制御する。
なお、このような洗浄機構は、例えば生理食塩水等の洗浄液を内包する吐出バルーンと、この吐出バルーンと弁7とを連通するチューブとを備えたものにすればよい。この場合、弁7は、制御部44の制御に基づいて、吐出バルーン3および洗浄機構の吐出バルーンの各吐出口を交互に開閉駆動すればよい。
この発明の実施の形態1である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 注射針に形成した複数のカラーマーカの一例を示す模式図である。 複数のカラーマーカの色をもとに注射針の穿刺深さを制御する制御部の動作を説明するための模式図である。 未穿刺状態の注射針を含む画像の一具体例を示す模式図である。 生体組織を浅く穿刺した状態の注射針を含む画像の一具体例を示す模式図である。 生体組織を所望の穿刺深さまで穿刺した注射針を含む画像の一具体例を示す模式図である。 生体組織を過度に深く穿刺した注射針を含む画像の一具体例を示す模式図である。 腸組織の粘膜下層の深さまで注射針を刺した状態を例示する模式図である。 この発明の実施の形態2である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 図9に示す被検体内導入装置を側面の方向Dから見た外観模式図である。 略横方向から注射針を撮像した画像の一具体例を示す模式図である。 腸組織を穿刺した注射針を略横方向から撮像した画像の一具体例を示す模式図である。 生体組織表面に対する注射針の穿刺角度を算出する画像処理部の処理を説明するための模式図である。 この発明の実施の形態3である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 リングマーカの一構成例を模式的に示す模式図である。 リングマーカを取り付けた注射針の先端部を例示する模式図である。 生体組織表面にリングマーカを押し付けるとともに注射針を生体組織に突き刺した状態を例示する模式図である。 リングマーカを押圧した生体組織表面に対する注射針の穿刺角度を算出する画像処理部の処理を説明するための模式図である。 この発明の実施の形態4である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 生体組織表面上での着色薬液の広がりの有無をもとに注射針の穿刺深さを制御する制御部の動作を説明するための模式図である。 未穿刺状態の注射針と着色薬液の液溜まりとを含む画像の一具体例を示す模式図である。 腸組織を所望の穿刺深さまで穿刺した状態の注射針と着色薬液の液溜まりとを含む画像の一具体例を示す模式図である。 腸組織の粘膜下層に着色薬液を注射する状態を例示する模式図である。 この発明の実施の形態5である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 この発明の実施の形態5である被検体内導入装置を前端部側から見た外観を模式的に例示する斜視図である。 被検体内の生体組織表面に対して注射針を初期配置した状態を模式的に例示する模式図である。 穿刺角度に対応して注射針の突出量を制御する制御部の動作を説明するための模式図である。 この発明の実施の形態1の変形例である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す断面模式図である。 この実施の形態1の変形例である被検体内導入装置の撮像部によって撮像された画像の一具体例を示す模式図である。
符号の説明
1,21,31,41,51 被検体内導入装置
2,52 筐体
2a ドーム部材
3,43 吐出バルーン
4 注射針
5 突出機構
5a リニアアクチュエータ
5b 支持部材
6 ガイド部材
7 弁
7a,7b チューブ
8 撮像部
9,22,58 支持部材
10,23,33,44,59 制御部
10a,23a,33a,44a 画像処理部
11 電源部
55 突出機構
55a 回転軸
55b 駆動部
56 検出機構
56a 押圧部
56b バネ
56c ベースフレーム
56d,56e 支持部材
56f 回転軸
56g 駆動部
56h 角度検出部
57 開口部
101,102 把持部
103 内側リング
104 外側リング
105〜108 軸部材
A1,A2 検出領域
M1〜M6 カラーマーカ
RM リングマーカ
Q 液溜まり

Claims (6)

  1. 被検体内の所望部位に導入され、筐体の内部に貯蔵した薬液を前記所望部位に注射する被検体内導入装置において、
    前記薬液を注射する注射針を前記所望部位に向けて前記筐体から突き出す突出手段と、
    前記筐体から突出した前記注射針を含む画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に対して所定の画像処理を行い、この画像処理の結果をもとに前記生体組織表面からの前記注射針の穿刺深さを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記注射針は、前記注射針の長手方向について所定の幅をそれぞれ有する複数のカラーマーカを有し、
    前記制御手段は、前記画像に含まれる前記注射針が有する前記複数のカラーマーカを検出し、前記複数のカラーマーカの検出結果をもとに前記注射針の穿刺角度を算出し、算出した前記注射針の穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することを特徴とする被検体内導入装置。
  2. 前記複数のカラーマーカは、前記注射針の先端部から基端部に向けて所定間隔に配列され、
    前記制御手段は、前記画像に含まれる前記注射針が有する前記複数のカラーマーカの中から、前記所望部位に突き刺した前記注射針の穿刺部近傍のカラーマーカを検出し、該穿刺部近傍のカラーマーカの図形をもとに前記注射針の穿刺角度を算出し、算出した前記注射針の穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  3. 前記注射針の先端部に摺動自在に設けられ、前記注射針を突き刺した前記所望部位の生体組織表面に対応して前記注射針に対する角度を変化する円形のリングマーカを備え、
    前記撮像手段は、その受光面と前記注射針とのなす第1の角度を固定し、前記筐体から突き出した前記注射針と前記リングマーカとを含む前記画像を撮像し、
    前記制御手段は、前記画像をもとに検出した前記リングマーカの形状をもとに、前記リングマーカによって形成される平面と前記受光面とのなす第2の角度を算出し、前記第1の角度と前記第2の角度とをもとに前記注射針の穿刺角度を算出し、得られた前記注射針の穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  4. 被検体内の所望部位に導入され、筐体の内部に貯蔵した薬液を前記所望部位に注射する被検体内導入装置において、
    前記薬液を注射する注射針を前記所望部位に向けて前記筐体から突き出す突出手段と、
    前記所望部位の生体組織表面と異なる色に着色した前記薬液を前記注射針の先端から吐出する吐出手段と、
    前記注射針を介して前記生体組織表面に吐出した前記薬液を含む画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像をもとに前記生体組織表面での前記薬液の広がりを検出する画像処理を行い、この画像処理の結果をもとに前記生体組織表面からの前記注射針の穿刺深さを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする被検体内導入装置。
  5. 被検体内の所望部位に導入され、筐体の内部に貯蔵した薬液を前記所望部位に注射する被検体内導入装置において、
    前記薬液を注射する注射針を前記所望部位に向けて前記筐体から突き出す突出手段と、
    前記所望部位の生体組織表面と前記注射針との位置関係を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記位置関係をもとに前記注射針の突出量を制御し、前記生体組織表面からの前記注射針の穿刺深さを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、
    前記突出手段の駆動によって往復動作する前記注射針に対して平行に接続するベースフレームと、
    前記ベースフレームの一端に形成した回転軸を中心にして前記ベースフレームを回転駆動する駆動部と、
    前記ベースフレームの他端に回動自在に設けられ、前記ベースフレームを回転駆動するとともに前記生体組織表面を押圧する押圧部と、
    を備え、
    前記ベースフレームは、前記押圧部が前記生体組織表面を押圧するとともに前記生体組織表面に対して所定の位置に前記注射針を初期配置し、
    前記制御手段は、初期配置した前記注射針と前記生体組織表面との位置関係をもとに前記注射針の穿刺深さを制御することを特徴とする被検体内導入装置。
  6. 前記検出手段は、前記回転軸の回転角度をもとに前記注射針の穿刺角度を検出する角度検出部をさらに備え、
    前記制御手段は、前記角度検出部によって検出された穿刺角度に対応して前記注射針の穿刺深さを制御することを特徴とする請求項に記載の被検体内導入装置。
JP2005362272A 2005-12-15 2005-12-15 被検体内導入装置 Expired - Fee Related JP4358821B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005362272A JP4358821B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 被検体内導入装置
CN200680047194.4A CN101330939B (zh) 2005-12-15 2006-12-14 被检体内导入装置
EP06834728A EP1970094B1 (en) 2005-12-15 2006-12-14 Body-insertable device
PCT/JP2006/324974 WO2007069697A1 (ja) 2005-12-15 2006-12-14 被検体内導入装置および薬液注射方法
US12/139,119 US8282600B2 (en) 2005-12-15 2008-06-13 Body-insertable device and liquid medicine injection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005362272A JP4358821B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 被検体内導入装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007159929A JP2007159929A (ja) 2007-06-28
JP2007159929A5 JP2007159929A5 (ja) 2008-12-25
JP4358821B2 true JP4358821B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=38162999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005362272A Expired - Fee Related JP4358821B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 被検体内導入装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8282600B2 (ja)
EP (1) EP1970094B1 (ja)
JP (1) JP4358821B2 (ja)
CN (1) CN101330939B (ja)
WO (1) WO2007069697A1 (ja)

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070202186A1 (en) 2006-02-22 2007-08-30 Iscience Interventional Corporation Apparatus and formulations for suprachoroidal drug delivery
WO2009041525A1 (ja) 2007-09-26 2009-04-02 Olympus Medical Systems Corp. 被検体内導入システム
US7967795B1 (en) 2010-01-19 2011-06-28 Lamodel Ltd. Cartridge interface assembly with driving plunger
US9345836B2 (en) 2007-10-02 2016-05-24 Medimop Medical Projects Ltd. Disengagement resistant telescoping assembly and unidirectional method of assembly for such
US20090093793A1 (en) 2007-10-02 2009-04-09 Yossi Gross External drug pump
US10420880B2 (en) 2007-10-02 2019-09-24 West Pharma. Services IL, Ltd. Key for securing components of a drug delivery system during assembly and/or transport and methods of using same
US9656019B2 (en) 2007-10-02 2017-05-23 Medimop Medical Projects Ltd. Apparatuses for securing components of a drug delivery system during transport and methods of using same
JP5314913B2 (ja) * 2008-04-03 2013-10-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル医療システム
JP5203050B2 (ja) * 2008-06-04 2013-06-05 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル型医療装置
ATE505128T1 (de) * 2008-06-04 2011-04-15 Olympus Medical Systems Corp Kapselförmige medizinische vorrichtung
US12097357B2 (en) 2008-09-15 2024-09-24 West Pharma. Services IL, Ltd. Stabilized pen injector
US9393369B2 (en) 2008-09-15 2016-07-19 Medimop Medical Projects Ltd. Stabilized pen injector
RU2011114561A (ru) * 2008-10-10 2012-11-20 Милакс Холдинг Са (Lu) Ввод лекарственных препаратов
US8152779B2 (en) 2008-12-30 2012-04-10 Medimop Medical Projects Ltd. Needle assembly for drug pump
RU2011133010A (ru) * 2009-01-07 2013-02-10 М/с.Реевах Фарма Привате Лимитед Герметичное микродозирующее одноразовое медицинское устройство
EP2340757A4 (en) * 2009-01-28 2012-08-01 Olympus Medical Systems Corp SYSTEM FOR CAPSUED MEDICAL EQUIPMENT
WO2010137705A1 (ja) 2009-05-29 2010-12-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル型医療装置
US10071196B2 (en) 2012-05-15 2018-09-11 West Pharma. Services IL, Ltd. Method for selectively powering a battery-operated drug-delivery device and device therefor
US10071198B2 (en) 2012-11-02 2018-09-11 West Pharma. Servicees IL, Ltd. Adhesive structure for medical device
US8157769B2 (en) 2009-09-15 2012-04-17 Medimop Medical Projects Ltd. Cartridge insertion assembly for drug delivery system
US8348898B2 (en) 2010-01-19 2013-01-08 Medimop Medical Projects Ltd. Automatic needle for drug pump
WO2011141907A1 (en) 2010-05-10 2011-11-17 Medimop Medical Projects Ltd. Low volume accurate injector
CN103327939B (zh) 2010-10-15 2017-05-24 科尼尔赛德生物医学公司 用于进入眼睛的装置
USD702834S1 (en) 2011-03-22 2014-04-15 Medimop Medical Projects Ltd. Cartridge for use in injection device
JP2013070715A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Terumo Corp 薬液投与装置
CN104245014B (zh) 2012-01-31 2017-05-24 麦迪麦珀医疗项目有限公司 时间依赖性的药物输送装置
US9463280B2 (en) 2012-03-26 2016-10-11 Medimop Medical Projects Ltd. Motion activated septum puncturing drug delivery device
US10668213B2 (en) 2012-03-26 2020-06-02 West Pharma. Services IL, Ltd. Motion activated mechanisms for a drug delivery device
US9072827B2 (en) 2012-03-26 2015-07-07 Medimop Medical Projects Ltd. Fail safe point protector for needle safety flap
ITMI20121424A1 (it) 2012-08-09 2014-02-10 Milano Politecnico Strumento per la deposizione di tessuto adiposo nel lipomodelling
EP2705863A1 (en) * 2012-09-11 2014-03-12 Sanofi-Aventis Deutschland GmbH Medicament delivery device with needle alignment detection mechanism
US9955922B2 (en) * 2012-11-16 2018-05-01 Lowell Zane Shuck Capsule device and methodology for discovery of gut microbe roles in diseases with origin in gut
US8915863B2 (en) * 2012-11-16 2014-12-23 L. Zane Shuck In vivo device and method for researching GI tract processes, microbes, and variables associated with illnesses and diseases
US9215997B2 (en) * 2012-11-16 2015-12-22 L. Zane Shuck In vivo technology system for human gut research, diagnostics and treatment
US9421323B2 (en) 2013-01-03 2016-08-23 Medimop Medical Projects Ltd. Door and doorstop for portable one use drug delivery apparatus
US9011164B2 (en) 2013-04-30 2015-04-21 Medimop Medical Projects Ltd. Clip contact for easy installation of printed circuit board PCB
US9889256B2 (en) 2013-05-03 2018-02-13 Medimop Medical Projects Ltd. Sensing a status of an infuser based on sensing motor control and power input
EP4378444A3 (en) 2013-05-03 2024-07-03 Clearside Biomedical, Inc. Apparatus and methods for ocular injection
JP6265630B2 (ja) * 2013-06-13 2018-01-24 オリンパス株式会社 内視鏡装置及び内視鏡装置の作動方法
US10251813B2 (en) 2015-03-04 2019-04-09 West Pharma. Services IL, Ltd. Flexibly mounted cartridge alignment collar for drug delivery device
US9795534B2 (en) 2015-03-04 2017-10-24 Medimop Medical Projects Ltd. Compliant coupling assembly for cartridge coupling of a drug delivery device
US9744297B2 (en) 2015-04-10 2017-08-29 Medimop Medical Projects Ltd. Needle cannula position as an input to operational control of an injection device
US10293120B2 (en) 2015-04-10 2019-05-21 West Pharma. Services IL, Ltd. Redundant injection device status indication
CN106714650B (zh) * 2015-04-15 2018-09-07 奥林巴斯株式会社 胶囊型医疗装置
US10149943B2 (en) 2015-05-29 2018-12-11 West Pharma. Services IL, Ltd. Linear rotation stabilizer for a telescoping syringe stopper driverdriving assembly
JP2018516678A (ja) 2015-06-04 2018-06-28 メディモップ・メディカル・プロジェクツ・リミテッド 薬物送達装置用カートリッジ挿入
US9987432B2 (en) 2015-09-22 2018-06-05 West Pharma. Services IL, Ltd. Rotation resistant friction adapter for plunger driver of drug delivery device
US10576207B2 (en) 2015-10-09 2020-03-03 West Pharma. Services IL, Ltd. Angled syringe patch injector
CN112972833B (zh) 2015-10-09 2024-01-09 西医药服务以色列分公司 注射器针帽脱离器
CN113041432B (zh) 2016-01-21 2023-04-07 西医药服务以色列有限公司 包括视觉指示物的药剂输送装置
EP3711793B1 (en) 2016-01-21 2021-12-01 West Pharma Services IL, Ltd. A method of connecting a cartridge to an automatic injector
US10646643B2 (en) 2016-01-21 2020-05-12 West Pharma. Services IL, Ltd. Needle insertion and retraction mechanism
WO2017161076A1 (en) 2016-03-16 2017-09-21 Medimop Medical Projects Ltd. Staged telescopic screw assembly having different visual indicators
EP3452165A1 (en) 2016-05-02 2019-03-13 Clearside Biomedical, Inc. Systems and methods for ocular drug delivery
WO2017210448A1 (en) 2016-06-02 2017-12-07 Medimop Medical Projects Ltd. Three position needle retraction
CN109562229B (zh) 2016-08-01 2021-07-13 西医药服务以色列有限公司 抗旋转药筒销
CN109562220B (zh) 2016-08-01 2021-06-29 西医药服务以色列有限公司 部分门关闭防止弹簧
US10973681B2 (en) 2016-08-12 2021-04-13 Clearside Biomedical, Inc. Devices and methods for adjusting the insertion depth of a needle for medicament delivery
US11541015B2 (en) 2017-05-17 2023-01-03 Massachusetts Institute Of Technology Self-righting systems, methods, and related components
CN110891646B (zh) 2017-05-17 2023-07-04 麻省理工学院 具有高api载量的组件
CN110913743B (zh) * 2017-05-29 2022-06-14 马克思-普朗克科学促进协会 磁致动胶囊内窥镜、磁场产生和感测设备以及致动磁致动胶囊内窥镜的方法
JP6921997B2 (ja) 2017-05-30 2021-08-18 ウェスト ファーマ サービシーズ イスラエル リミテッド ウェアラブル注射器のモジュラ駆動トレイン
WO2019126421A1 (en) 2017-12-22 2019-06-27 West Pharma. Services Il., Ltd. Injector usable with different dimension cartridges
US11202903B2 (en) 2018-05-17 2021-12-21 Massachusetts Institute Of Technology Systems for electrical stimulation
WO2020157324A1 (en) 2019-02-01 2020-08-06 Novo Nordisk A/S Medical device with actuation mechanism
JP2022523121A (ja) 2019-02-01 2022-04-21 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 液体注入のためのシステムおよび方法
EP3980110A1 (en) * 2019-06-07 2022-04-13 Novo Nordisk A/S Ingestible device with delivery member detachment
US11541216B2 (en) 2019-11-21 2023-01-03 Massachusetts Institute Of Technology Methods for manufacturing tissue interfacing components
CN113208852B (zh) * 2021-05-21 2023-03-28 黎雯 一种伤口护理装置
WO2024181549A1 (ja) * 2023-03-02 2024-09-06 テルモ株式会社 コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置及び穿刺システム
WO2024185841A1 (ja) * 2023-03-07 2024-09-12 テルモ株式会社 穿刺システム、情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置
CN116421469B (zh) * 2023-04-28 2025-05-13 安翰科技(武汉)股份有限公司 释药胶囊

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739776A (en) 1980-08-20 1982-03-05 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Cultivation of anaerobic bacteria
CA1221596A (en) * 1984-03-09 1987-05-12 David Evans Surgical needle
US5273530A (en) * 1990-11-14 1993-12-28 The University Of Rochester Intraretinal delivery and withdrawal instruments
JPH05245101A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用注射具
US6309374B1 (en) * 1998-08-03 2001-10-30 Insite Vision Incorporated Injection apparatus and method of using same
US7339090B2 (en) * 2001-02-13 2008-03-04 Avigenics, Inc. Microinjection devices and methods of use
JP3974769B2 (ja) * 2001-11-06 2007-09-12 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
JP4231657B2 (ja) * 2002-05-10 2009-03-04 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
US20050124875A1 (en) * 2003-10-01 2005-06-09 Olympus Corporation Vivo observation device
WO2005065337A2 (en) * 2003-12-29 2005-07-21 Hankins Carol A Apparatus and method for guiding a medical device in multiple planes
JP2005288184A (ja) * 2005-04-26 2005-10-20 Olympus Corp カプセル内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101330939A (zh) 2008-12-24
EP1970094B1 (en) 2012-02-08
EP1970094A4 (en) 2011-01-05
JP2007159929A (ja) 2007-06-28
EP1970094A1 (en) 2008-09-17
US20080294143A1 (en) 2008-11-27
US8282600B2 (en) 2012-10-09
WO2007069697A1 (ja) 2007-06-21
CN101330939B (zh) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4358821B2 (ja) 被検体内導入装置
JP3863839B2 (ja) マイクロカプセル型ロボット及び内視鏡システム
US8202247B2 (en) Capsule medical apparatus
JP4503979B2 (ja) 体内装置および医療機器
JP4642941B2 (ja) カプセル型医療装置
CN101219062B (zh) 超声波内窥镜
EP1538965B1 (en) Integrated endoscope and accessory treatment device
US7479106B2 (en) Automated control of irrigation and aspiration in a single-use endoscope
JP2007159929A5 (ja)
CN102284127B (zh) 胶囊型医疗装置
WO2007097393A1 (ja) カプセル内視鏡システム
JP4081259B2 (ja) 内視鏡装置及び内視鏡離脱方法
US20170215912A1 (en) Laparoscopic device
US20080234546A1 (en) In vivo observation device
JP7041753B2 (ja) 粘膜下組織層への流体の注入を促進するための吸引力を有する内視鏡ツール
CN101808567A (zh) 被检体内导入系统
EP2377474A1 (en) Anastomotic instrument, endoscope system, and control method of anastomotic instrument
JP2007312850A (ja) カプセル型医療装置およびこれを用いた薬剤導入システム
CN102196763A (zh) 胶囊型医疗装置系统
US20220338812A1 (en) Devices, systems, and methods for detecting fluid flow
JP2009285204A (ja) 内視鏡用処置具
JP3042299B2 (ja) 穿刺処置具
WO2023178209A2 (en) Robotic cleaning devices and systems for surgical instruments, and methods thereof
US20250025018A1 (en) Surgical system, processor and control method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4358821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees