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JP4350851B2 - 鉄道車両用天井構造及びそれに用いられる形材 - Google Patents

鉄道車両用天井構造及びそれに用いられる形材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道車両の内装構造、特に室内側天井構造とそれに用いられる形材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な鉄道車両の天井には、車両の幅方向中央部に、ファン用のルーバー付き通気路が設けられると共に、その左右に、空調ダクトを介してエアコン用のルーバー付き通気路が設けられている。
そして、前記ルーバー付きの通気路以外の部分には、アルミ製の平板をメラミン樹脂にてコーティングした不燃性の化粧板等が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の天井構造には、平板状の部材が使用されていたので、剛性に乏しかった。よって、車両の長手方向(レール方向)に長尺で使用する場合には、幅方向(枕木方向)に適宜補強を入れる必要があった。また、側行先表示器等の点検蓋とするにも、剛性がないので、適宜補強を入れる必要があった。このようなことから、工数や部品数が多くなるものであった。
しかも、天井材が平板状で剛性がないので、取り付け用ビスのピッチを広くすることができず、この点においても工数が多くなるのを避けられなかった。
【0004】
また、鉄道車両の製造においては、車両構体特有の寸法のバラツキを車両の前後両妻壁の部分や、天井材同士の接続部の目地幅等で吸収する必要があるが、天井材が従来のように平板状では、目地部の隙間が目立ち易いという不都合もあった。よって、車両構体特有の寸法のバラツキを吸収し難かった。
【0005】
さらに、従来構造では、平板状の天井材を車両構体側に単にビス止めするだけでは、ビスの頭部が目立ってしまい、デザイン上、好ましくない状況になるものであった。
【0006】
そのため、従来の方法では化粧板を構体寸法に合わせて現場で切断した後、その周囲に押え面と呼ぶアルミ枠を取り付けて構体に設置する工法がとられていたので、現場での上向き作業が多く、作業効率が悪かった。しかも、現場での作業を要するということは、他の作業との前後関係の調整も必要となる不都合があった。
【0007】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、部品点数や作業工数を削減し、簡易な構造で効率よく鉄道車両の天井を施工することにある。また、車両構体特有の寸法のバラツキを吸収し易く、且つ機能的及び装飾的なデザイン効果に優れた天井構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の鉄道車両用天井構造は、鉄道車両の室内側内装の天井構造であって、曲線状に湾曲された形状の板状のベース部から下方に向けて多数のフィンが突出形成された断面形状を備える形材が用いられ、この形材が、車両の長手方向に延びて配置されると共に、空調ダクトや天井灯具等の下部に沿って配置された状態で、車両構体側に取り付けられて構成されることを特徴とする。
【0009】
また、好ましくは上記構成に加えて、前記形材は、車両の幅方向に単数または複数個配列されており、天井灯具の部分の形材は、透光性を有する材料により形成され、ファンや空調ダクト付近の形材には、前記ベース部の一部が切除されて、ファンやエアコン用の通気路が形成されていることを特徴とする鉄道車両用天井構造である。
【0010】
また、上記構成に加えて、吊り手棒受けや広告吊り等を挟んだ状態、或いは接合部の隙間を裏当て金等を介して接続された状態で、前記形材が車両の長手方向に沿って複数個配置されていることを特徴とする鉄道車両用天井構造でもよい。
そして好ましくは、上記構成に加えて、車両の幅方向中央部のファン等が収納された部分の形材、及び天井灯具の部分の形材は、開閉可能に取り付けられていることを特徴とする鉄道車両用天井構造とすることもできる。
【0011】
また、上記いずれかの構成に加えて、前記形材によって構成される天井は、車両左右の窓ガラス等のサッシ上部まで延びて形成されており、前記形材のベース部は、前記サッシ上部の幕板部、及び車両中央部の空調ダクト間の部分においては平板状とされる一方、空調ダクトから幕板上部までは、天井灯具の部分をやや下方に配置した曲線状とされており、幕板部の形材は、ベース部からのフィンの突出寸法が、前記サッシ側の端部に行くに従って短くなるよう形成されていることを特徴とする鉄道車両用天井構造とすることもできる。
【0012】
また、上記構成に加えて、車両の幅方向中央部に配置される形材は、空調ダクト等を備えるユニットの底面に取り付けられた後、そのユニットを屋根構体下部のカーテンレールにボルト止めすることで車両天井に取り付けられることを特徴とする鉄道車両用天井構造とするのがよい。
【0013】
なお、一例として、少なくとも天井灯具の部分の形材には、透光性のポリカーボネートの押出し形材が使用される一方、その他の部分の形材には、アルミニウム押出し形材が使用されている。
【0014】
一方、本発明の鉄道車両用天井構造に用いられる形材は、鉄道車両の室内側内装の天井に使用される形材であって、曲線状に湾曲された形状の板状のベース部と、このベース部の下面から下方に向けて突出形成された複数個のフィンとを備えた断面形状とされている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の鉄道車両用天井構造及びそれに用いられる形材について、さらに詳細に説明する。
【0016】
図1は、この発明の天井構造の一実施例が適用された鉄道車両1の一例を示す縦断面図である。また、図2は、この鉄道車両1の天井部の一部を拡大して示す図である。
【0017】
これらの図に示されるように、この発明の天井構造は、車両構体11,12の上部、すなわち側構体12の上部から屋根構体11にかけて設けられるものである。
【0018】
この発明の天井構造には、形材、すなわち所要の同一断面形状を備える長尺材が適宜の寸法に切り出されて使用される。形材には、アルミニウム押出し形材(アルミ押出し形材)が好適に使用されるが、ポリカーボネート等の樹脂の押出し形材やFRP等の引き抜き形材等も使用可能である。本実施例においては、後述するように、天井灯具13とエアコン吹出口14aの部分の形材(天井灯用蓋板5及び第3天井板4)をポリカーボネートによって形成する一方、その他の形材にはアルミ押出し形材が使用されている。
【0019】
天井を構成する天井材として機能する各形材2〜7は、少なくとも屋根構体11の下部に、空調ダクト14等を介して設けられる。この実施例では、左右の側構体12の窓ガラス15やカーテン16のサッシの上枠17部分から斜め上方に向けて天井が設けられている。なお、前記上枠17には、図示例では、カーテン16の巻取りロール16aが内蔵されている。
【0020】
本実施例の天井は、車両1の幅方向に幾つかの形材を並べることで構成されており、全体として緩やかな波形の断面形状とされている。また、車両1の幅方向に並べられた各形材は、それぞれ、車両1の長手方向に延びて配置されている。車両1の長手方向には、複数本の形材を接続・配置するが、形材の表面処理等によっては1本の形材で済ますこともできる。例えば、車両天井の左右両端部付近に配置される側小天井板6は、アルミ形材にアルマイト加工することにより、車両1の長手方向に比較的長い寸法で使用することができる。
【0021】
車両1の幅方向に並べる形材の数は、適宜に設定される。つまり、車両1の幅方向における形材の分割数は特に問わないが、本実施例では、車両1の幅方向中央部に配置される中央天井板(第1天井板)2と、その左右両端部にそれぞれ配置される左右一対の第2天井板3,3と、左右の天井灯具13,13下部に設けられる一対の天井灯用蓋板5,5と、この天井灯用蓋板5と前記第2天井板3との間に配置される一対の第3天井板4,4と、側構体12上部内側に傾斜して設けられる左右一対の幕板天井板7,7と、この幕板天井板7と前記天井灯用蓋板5との間に配置される一対の側小天井板6,6とを備えて構成されている。
【0022】
これら各天井板(第1〜第3天井板2,3,4、天井灯用蓋板5、側小天井板6、幕板天井板7)は、上述したように、形材により形成されている。なお、天井灯用蓋板5は、天井灯13の光を通す必要があるため、透光性を有する材料により形成されている。具体的には、乳白色のポリカーボネートの押出し形材が使用されている。また、エアコン吹出口14aに配置される形材(図示例では第3天井板4)も、結露防止のためにポリカーボネートが使用されている。そして、これらの以外の天井板には、アルミ形材が使用される。
【0023】
各形材は、図3〜7に示すように、板状のベース部Bを備え、その下端面に下方に突出して複数個のフィンF,F…が一体的に設けられた断面形状とされている。ベース部Bに複数個のフィンFを設けた断面形状とすることで、フィンFがリブ効果を発揮して、天井板の剛性を増すことができる。
【0024】
図示例では、中央天井板2と幕板天井板7,7のベース部Bは、直線状の平板状とされる一方、第3天井板4や天井灯用蓋板5及び側小天井板6の各ベース部Bは、それぞれ曲線状に湾曲して形成されている。なお、第2天井板3のベース部Bにも、僅かな湾曲が施されている。また、第2天井板3の中央天井板2寄りの端部は、中央天井板2のベース部Bと重ね合わせ可能に平板状に形成されている。具体的には、側小天井板6は、上方に膨出した緩やかな円弧形状に湾曲されており、天井灯用蓋板5は、側小天井板6の円弧と連続するよう下方に膨出した緩やかな円弧形状に形成されており、第3天井板4と第2天井板3とは、天井灯用蓋板5の円弧と連続するよう上方に僅かに膨出した形状に形成されている。このようにして、全体として波形の天井とされる。ベース部B自体が曲線状とされることで、長手方向の剛性が確保され、補強材なしに比較的長尺にして使用することが可能となる。
【0025】
ベース部Bに設けられるフィンFは、ベース部Bからの高さ(突出長さ)や、ベース部Bに対する傾斜角度(突出方向)、フィンF,F間のピッチ等を適宜に設定することができる。本実施例では、中央天井板2のフィンFは、図3に示すように、左右方向中央部において、下方への突出長さが長く、左右方向外側に行くに従ってやや短くなるよう形成されている。よって、各フィンFの先端部(下端部)は、下方に膨出した緩やかな円弧上に配置されることになる(図1の一点鎖線参照)。また、中央天井板2のフィンFは、車両1の左右方向外側に向けて傾斜して形成されている。これは、中央天井板2の上部に設けられるファンHによる空気の流通をよくするためである。
【0026】
一方、中央天井板2以外の各天井板(形材)は、ベース部Bに対して略垂直方向にフィンFがほぼ等間隔に突出形成されている。なお、各フィンFの先端部は、仮想円弧状に形成されている。また、図1の一点鎖線で示すように、各形材の各フィンFの先端部が緩やかな波形の円弧上に配置されるよう形成されており、車両構体11,12への形材の設置後には、隣接する形材の各フィンFの先端部による円弧が滑らかに接続されることになる。
【0027】
幕板天井板7や側小天井板6は、側構体12側に行くに従って、フィンFの突出寸法が短くなるよう形成されている。特に、幕板天井板7は、フィンFの長さがかなり短くされており、車両構体11,12への取り付け状態において荷棚18側に配置される幕板天井部7の下端部は、ほとんど平板状とされている。これは、車両1の左右側面の内装材とのバランスと、フィンF上にほこり等がたまらないようにするためである。なお、図2に示すように、幕板天井板7は、フィンF,F間の溝を下方に開放するよう傾斜して配置されるので、フィンFにほこりが一層たまり難くされている。
【0028】
ところで、各形材のベース部Bには、形材を車両構体11,12側に取り付けるための取付片Mを左右両端部等に一体形成することができる。すなわち、空調ダクト14や、車両構体11,12側のブラケットB等に取付可能な取付片Mを形成してもよい。例えば、図4の第2天井板3には、左右両端部に平板状の取付片M,Mが形成されており、図6の側小天井板6には、その左右両端部に略T字形状ないし略L字形状等の板状の取付片M,Mが形成されている。
【0029】
車両1の幅方向中央部には、ファンH等を挟んだ左右両端部に、空調ダクト14,14が設けられている。そして、この空調ダクト14の各下端面に、第2天井板3が重ね合わされて設けられている。第2天井板3のベース部Bは、空調ダクト14の底面に沿った形状に湾曲形成されているので、第2天井板3のベース部Bを空調ダクト14底面にうまく重ね合わせることができる。そして、第2天井板3の左右両端部に形成された板状の取付片Mを空調ダクト14の底面にビス止めして固定している。
【0030】
一方、車両1の幅方向中央部に配置される中央天井板2は、左右の空調ダクト14,14間に架け渡されて設けられる。この際、中央天井板2のベース部Bの左右両端部が、第2天井板3の左右方向内側(ファンH側)の取付片Mに重ね合わされることになる。なお、中央天井板2は、左右方向一端部に蝶番21が設けられており、それを中心に適宜開閉可能に取り付けるのが好ましい。これにより、中央天井板2を点検蓋として使用することができる。フィンF付きのアルミ押出し形材を使用しているので、パネル単独で剛性があるので、特別な補強を要することなく、点検蓋を構成することができる。
【0031】
中央天井板2には、左右の空調ダクト14,14間に配置されるファンHによる空気の流通路を確保するために、適宜の開口(通気路)22が形成される。これには、中央天井板2のベース部Bの所要領域を切除することで行われる。これにより、フィンF部分のみがルーバー状に残された状態とすることができる。ファンFやスピーカーS等は、車両1の長手方向に沿って所定間隔で配置されるので、ベース部Bの切除もそれに合わせて長手方向に間隔を空けて幾つか形成されることになる。また、切除部の左右方向幅寸法も、その上方に配置される機器によって適宜に変更されることになる。
【0032】
ところで、上記のように車両1の屋根構体11に設けられた空調ダクト14等に、形材からなる各天井板2,3を取り付けてもよいが、空調ダクト14やファンH等を予め天井板2,3に取り付けておいて、それをユニットとして車両1の屋根構体11に取り付けることもできる。このようにすれば、下向き作業で組み立てができ、最終的に車両構体11に取り付ければよいので、施工が極めて容易となる。また、現場合わせが少なくなり、関連する他の作業との調整も不要にできて好適である。
【0033】
具体的に本実施例では、空調ダクト14等に第2天井板3や中央天井板2を取り付けた後、それをユニットとして最終的に、屋根構体11の下部のカーテンレール11a,11aにボルト止めして施工される。
【0034】
その後、第2天井板3の左右方向外側(側構体12側)の端部に、第3天井板4の一部を重ね合わせてビス止めする。なお、ビスは、フィンF,F間の溝に配置され、ベース部Bを第2天井板3の左右方向外側の取付片Mに重ね合わせて、空調ダクト14の底面に取り付けられる。左右の各空調ダクト14の左右方向外側の端部底面は、エアコンの吹出口14aとされるので、この部分に対応して、第3天井板4のベース部Bは、長手方向に沿って適宜切除されることになる。
【0035】
天井灯用蓋板5は、天井灯具13の構成物品であり、天井灯具13と共に屋根構体11のカーテンレール11aにブラケットBを介して取り付けられる。なお、天井灯具13は、下向き略コ字形状のカバー13aを備え、その内部に、車両1の長手方向に沿って蛍光灯13bが配置されている。そして、蛍光灯13bの取り替えを容易にするために、天井灯用蓋板5は、カバー13aの下部開口に開閉可能に取り付けられている。しかも、カバー13aと天井灯用蓋板5との間には、パッキン13cが配置されている。
【0036】
上記天井灯用蓋板5を取り付けるためのブラケットBと、車両構体11,12の上方左右の角部に配置されたブラケットB(Bc)とを介して、側小天井板6が取り付けられる。つまり、側小天井板6の左右両端部に形成された取付片M,Mを上記各ブラケットBの端部に重ね合わせてビス止めしている。
【0037】
幕板天井板7は、下端部をガラスサッシの上枠部17に固定される一方、上端部を側小天井板6の取付片Mの一片にビス止めされて設けられる。なお、棚受け部18aの基端部を通すために、幕板天井板7の下端部には対応個所に適宜、略矩形状の切欠きを下方に開口して形成している。
【0038】
ところで、中央天井板2や第2天井板3は、広告吊りKを挟んだ状態で、長手方向に複数個に分割されて設置される。広告吊りKは、図2において二点鎖線で示すように、左右の空調ダクト14,14間に架け渡されて、空調ダクト14の底面に設けられる。つまり、空調ダクト14の底面に広告吊りKの上部をビス止めした後、その広告吊りKを挟んで前後両端部に中央天井板2等を配置している。
【0039】
また、広告吊りKの左右両端部には、吊革棒受けUが設けられる。この吊革棒受けUは、逆L字形状とされ、一片U1が屋根構体11の上部カーテンレール11aに取り付けられ、他片U2を空調ダクト14の左右方向外側の側面に沿って配置されている。
【0040】
一方、側小天井板6の長手方向の連結は、図2において二点鎖線で示すように、側小天井板6の接続端部の各ベース部Bの上面(裏面)に裏当て金60を重ね合わせて、ビス止めして行われる。この際、フィンF,F間の溝にビスを配置することで、ビスを目立たなくすることができる。また、前後の側小天井板6,6の接続部の隙間(目地幅)を調整することで、車両構体特有の寸法のバラツキを吸収することができる。目地幅を大きくしても、側小天井板6のフィンFがこれを目立たなくすることができる。これと同様に、車両1の長手方向両端部の側壁と天井板との間に、多少の隙間が残されても、フィンFによってこれを目立たなくすることができる。つまり、本発明によれば、目地幅を大きくしても目立たないので、車両構体特有の寸法のバラツキの吸収が容易となる。なお、天井板には、曲線状に湾曲されたフィン付きの形材を使用しているので、ビスのピッチも長くすることができる。
【0041】
また、フィンF付きの押出し形材を使用するため、ビスの頭部を隠さずに施工しても、その頭部はフィンF,F間の溝に沈むために、デザイン的な不都合が生じるおそれはない。
【0042】
以上のようにして、各形材によって天井を構成した状態では、各形材の隣接するフィンFが連続的に変化することで、天井面全体が緩やかな波形とされる。しかも、各フィンFが車両1の長手方向に沿って配置されるので、すっきりとしたデザインとなる。
【0043】
なお、天井の設置状態では、天井灯具13(天井灯用蓋板5)の部分が、他の個所よりも僅かに下方に配置されることになる。よって、中央天井板2の部分等も照らすことができる。しかも、フィンFを介して光が出るので、反射や間接照明効果も期待できる。また、外光に対しても、面で光らずにやわらかな反射が得られる。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明の鉄道車両用天井構造及びそれに用いられる形材によれば、部品点数や作業工数を削減し、簡易な構造で効率よく鉄道車両の天井を施工することができる。また、車両構体特有の寸法のバラツキを吸収し易く、且つデザイン効果にも大変優れた天井構造を提供することができる。また、ユニット工法を採用すれば、組立工数の削減も図ることができ、大幅なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鉄道車両用天井構造の一実施例が適用された鉄道車両の一例を示す縦断面図である。
【図2】図1の鉄道車両の上部天井付近を部分的に拡大して示す縦断面図である。
【図3】図1の天井構造に使用された中央天井板の断面図である。
【図4】図1の天井構造に使用された第2天井板の断面図である。
【図5】図1の天井構造に使用された第3天井板の断面図である。
【図6】図1の天井構造に使用された側小天井板の断面図である。
【図7】図1の天井構造に使用された幕板天井板の断面図である。
【符号の説明】
1 鉄道車両
2 中央天井板(形材)
3 第2天井板(形材)
4 第3天井板(形材)
5 天井灯用蓋板(形材)
6 側小天井板(形材)
7 幕板天井板(形材)
B ベース部
F フィン

Claims (8)

  1. 鉄道車両の室内側内装の天井構造であって、
    曲線状に湾曲された形状の板状のベース部から下方に向けて多数のフィンが突出形成された断面形状を備える形材が用いられ、
    この形材が、車両の長手方向に延びて配置されると共に、空調ダクトや天井灯具等の下部に沿って配置された状態で、車両構体側に取り付けられて構成される
    ことを特徴とする鉄道車両用天井構造。
  2. 前記形材は、車両の幅方向に単数または複数個配列されており、
    天井灯具の部分の形材は、透光性を有する材料により形成され、
    ファンや空調ダクト付近の形材には、前記ベース部の一部が切除されて、ファンやエアコン用の通気路が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用天井構造。
  3. 吊り手棒受けや広告吊り等を挟んだ状態、或いは接合部の隙間を裏当て金等を介して接続された状態で、前記形材が車両の長手方向に沿って複数個配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両用天井構造。
  4. 車両の幅方向中央部のファン等が収納された部分の形材、及び天井灯具の部分の形材は、開閉可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両用天井構造。
  5. 前記形材によって構成される天井は、車両左右の窓ガラス等のサッシ上部まで延びて形成されており、
    前記形材のベース部は、空調ダクトから幕板上部までは、天井灯具の部分をやや下方に配置した曲線状とされており、
    幕板部の形材は、ベース部からのフィンの突出寸法が、前記サッシ側の端部に行くに従って短くなるよう形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の鉄道車両用天井構造。
  6. 車両の幅方向中央部に配置される形材は、空調ダクト等を備えるユニッ
    トの底面に取り付けられた後、そのユニットを屋根構体下部のカーテンレールにボルト止めすることで車両天井に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載の鉄道車両用天井構造。
  7. 少なくとも天井灯具の部分の形材には、ポリカーボネートの形材が使用される一方、その他の部分の形材には、アルミニウム押出し形材が使用される
    ことを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれかに記載の鉄道車両用天井構造。
  8. 鉄道車両の室内側内装の天井に使用される形材であって、
    曲線状に湾曲された形状の板状のベース部と、このベース部の下面から下方に向けて突出形成された複数個のフィンとを備えた断面形状とされている
    ことを特徴とする鉄道車両用天井構造に用いられる形材。
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