JP4226471B2 - 結合組織増殖因子の分析方法 - Google Patents
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Description
CTGFは、病理学的に、皮膚および主な器官の繊維症および過剰瘢痕化、癌、全身性硬化症、血管形成、動脈硬化症、アテローム性動脈硬化、糖尿病腎症および腎性高血圧症などの疾病をはじめとする、結合組織細胞の異常増殖および細胞間マトリックスの過剰沈着がある疾患に関与している(例えば、米国特許第5,408,040号、2001年3月8日に公開された、国際公開番号WO 01/15729号を参照されたい)。さらに、CTGF断片は、ある種の生物活性に関与している(例えば、2000年10月12日に公開された、国際公報第WO 00/35939号;2000年6月22日に公開された、国際公報第WO 00/35936号;米国特許第730 5,876号;Brigstockら、(1997) J Biol Chem 272: 20275-20282;およびBallら、(1998) Biol Reprod 59: 828-835を参照されたい)。
「結合組織増殖因子」または「CTGF」は、天然物、合成物、半合成物、または組換え体は問わず、任意の種(特に哺乳類の種、例えば、ラット、ウサギ、ウシ、羊、ブタ、マウス、ウマ、および特にヒトの種)、ならびに任意の供給源由来の実質的に精製されたCTGFのアミノ酸配列を意味する。
本明細書では、CTGFの特定断片を検出することができ、さらには、CTGFまたは他のCTGF断片を独立して定量することができる知見について述べる。本発明は、生体サンプル中のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片の濃度を確実に検出、定量する方法を提供する。さらに、種々の疾患および症状、例えば、糖尿病;肝臓線維症、腎線維症および肺線維症をはじめとする線維症;心筋梗塞;炎症性関節疾患;癌;全身性硬化症;血管形成;動脈硬化症、アテローム性動脈硬化;移植拒絶反応;糖尿病性網膜症をはじめとする種々の眼疾患;局所性および全身性強皮症;腎性高血圧症;ならびに腹膜透析などに関連している疾患等の進行の診断、予測および確定を本明細書に記載されている組成物と方法を用いて達成することもできる。
結合組織増殖因子(CTGF)は、これまでに報告、開示されている(例えば、米国特許第5,408,040号;Bradhamら、(1991) J Cell Biology 114: 1285-1294を参照されたい)。)CTGFは、分子量が約36〜38kDaのモノマーのポリペプチドである。CTGFは、増殖因子(CTGF Cyr-61、nov)のCCNファミリーと呼ばれる、近年報告されたシステインに富む分泌タンパク質のファミリーの1種であり、異なるモジュールドメイン内に高度に保存されたシステイン残基の存在を特徴とする。これらのドメイン(各ドメインは離れたエクソンによってコードされている)は、種々の細胞間マトリックスタンパク質で確認される保存領域への相同性を示す。特に、CTGF内では、これらのモジュールは、インシュリン様増殖因子結合タンパク質のN末端のシステインに富んだ領域(エクソン2によってコードされている、CTGFのドメイン1);オリゴマー化に関与している、フォンビルブラント因子C型ドメイン(エクソン3によってコードされている、CTGFのドメイン2);細胞付着領域を含有し得、細胞間マトリックスおよび硫酸化複合糖質に結合することに関与していると考えられる、トロンボスポンジンI型モチーフ、(エクソン4によってコードされている、CTGFのドメイン3);ならびに、受容体結合に関与し得る、神経成長因子、トランスフォーミング成長因子β(TGF-β)および血小板誘導増殖因子(PDGF)で確認されたものに類似しているC末端システインノットモチーフ(エクソン5によってコードされている、CTGFのドメイン4)との構造的類似点を有している(Bork (1993) FEBS Lett 327: 125-130)。
本発明は、サンプル中のCTGFポリペプチド(例えば、CTGF、CTGFのN末端断片、CTGFのC末端断片)の濃度を検出または定量する方法を提供する。提供する本方法は、ヒトのCTGFポリペプチドの検出および定量に限定されるものではないが、例えば、非ヒト哺乳動物CTGFを検出または定量するなど、他の種由来のCTGFの検出に用いることができる(図16を参照されたい)。例えば、同一種または異種由来の内因性CTGFおよび外因性CTGFをはじめとするCTGFの検出および定量は、CTGF関連障害および他の種々の疾患の動物モデルにおいて有用であり得る。一態様においては、生体サンプル中のCTGFを検出する方法であって、サンプルを取得することと、サンプル中のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片に検出すること、を含む方法を提供する。別の態様においては、生体サンプル中のCTGFの濃度を定量する方法であって、サンプルを取得することと、サンプル中のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片の濃度を定量すること、を含む方法を提供する(例えば、図1Cを参照されたい)。
本発明の好ましい実施形態において、CTGFまたはその断片の発現増加または減少あるいは活性増加または低下に関係している疾患および障害の検出、測定、診断、予測、モニタリング、および評価方法、ならびにその治療方法には、1種または複数のCTGFエピトープと特異的に反応する抗体を使用することが含まれる。
CTGFポリペプチド、特にCTGF、CTGFポリペプチドのN末端断片、またはCTGFポリペプチドのC末端断片を検出する好ましいアッセイは、モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を用いて行う。サンプルから所望のタンパク質に特異的に結合する抗体を検出するには、あるいはサンプルから1種または複数の抗体に結合する所望のタンパク質を検出するには、種々のアッセイを利用することができる。具体的なアッセイは、HarlowおよびLane(上掲);BurtisおよびAshwood (1999) Tietz Textbook of Clinical Chemistry, 第3版, W. B. Saunders, Philadelphia;ならびに、Kaplan, PesceおよびKazmierczak (1996) Clinical Chemistry: Theory, Analysis, Correlation, 第3版, Mosby, St. Louisに詳細に記載されている。かかるアッセイの代表的な例としては、向流免疫電気泳動(CIEP)アッセイ、ラジオイムノアッセイ、放射性免疫沈降法、酵素結合抗体免疫吸着アッセイ(ELISA)、ドットブロットアッセイ、阻害アッセイまたは競合アッセイ、サンドイッチアッセイ、イムノスティック(ディップスティック)アッセイ、同時アッセイ、免疫クロマトグラフアッセイ、免疫濾過アッセイ、ラテックスビーズ凝集アッセイ、免疫蛍光アッセイ、バイオセンサーアッセイ、および、微弱光検出アッセイが挙げられる(例えば、米国特許第4,376,110号および第4,486,530号;ならびにGoding(上掲)を参照されたい)。
本発明は、CTGF、CTGF N末端断片およびCTGF C末端断片の濃度の検出または測定に基づいた診断、予測、ならびに治療および効果のモニタリング方法を提供する。ある種の疾患では、CTGFのN末端断片は、CTGFまたはCTGFのC末端断片より安定しており、かかる状況において、サンプル中のCTGFおよびCTGF断片の濃度をより高感度にかつ正確に検出および定量するために用いることができる。
さらに、本発明は、CTGFまたはCTGF断片の発現、濃度または活性を低下または上昇させる化合物(例えば、CTGFのN末端断片、CTGFのC末端断片など)をスクリーニングおよび同定する方法を提供する。
実施例
組換えヒトCTGF(rhCTGF)を以下のようにして調製した。完全長のヒトCTGF CDNA(DB60R32)をGary Grotendorst博士(マイアミ医科大学)から入手した(Bradhamら、(1991) J Cell Biol 114:1285-1294)。オープンリーディングフレームのみを含むCTGF cDNAは、鋳型のDB60R32 DNAと、増幅産物のいずれか一端にBamHI制限酵素部位(下線部)が挿入される以下のプライマー(5'-gctccgcccgcagtgggatccatgaccgccgcc-3'(配列番号3)および5'-ggatccggatcctcatgccatgtctccgta-3')(配列番号4))を用いたポリメラーゼ連鎖反応によって得られた。得られた増幅DNA断片をBamHIで消化し、アガロースゲル上で精製し、バキュロウイルス(ドナー)発現プラスミドpFastBac1(Invitrogen, Carlsbad Calif.)のBamHI部位へ直接サブクローン化した。pFastBac1/CTGF CDNAベクター構築物をバクミドDNAへ転換し、BAC-TO-BACバキュロウイルス発現系マニュアル(Invitrogen)の中で説明されているメーカーのプロトコルに従って、組換えバキュロウイルスを作製した。Sf9昆虫細胞中の組換えバキュロウイルス増幅のタイターは、当技術分野で周知の標準法を用いて行った(MurphyおよびPiwnica-Worms, (1984) Current Protocols in Molecular Biology, Vol. 2 (Ausubelら、編集) John Wiley & Sons, Inc.)。
CTGFのN末端断片およびC末端断片は以下のようにして調製した。上述のようにして調製および精製された組換えヒトCTGFは、キモトリプシン1単位当たりCTGF1.5mgを用いて、キモトリプシンビーズ(Sigma Chemical Co., St. Louis Mo.)による処理によって消化した。rhCTGFのキモトリプシン処理は、室温にて6時間進行させた。消化産物およびキモトリプシンビーズを遠心分離にかけ、キモトリプシンビーズを除去し、酵素によって切断されたrhCTGFを含有する上清を50mMトリス(pH7.5)で1:5に希釈した。希釈した上清をHi-Trapヘパリンカラムにかけた。CTGFのN末端断片が含まれているその流出液を回収した。350mM NaClでヘパリンカラムを洗浄し、結合されたCTGFのC末端断片と未消化のCTGFを上述のようにして350mMからから1200mMのNaClの直線濃度勾配で溶出した。画分をCTGFのC末端断片の存在について、SDS-PAGEによって分析した。CTGFのC末端の確認された純度に従って、CTGFのC末端断片を含有する画分をプールした。
モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体は、精製rhCTGFに対して調製された。組換えヒトCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片は、上述のようにして作製し精製した。ヒトCTGFまたはCTGF断片に特異的なモノクローナル抗体およびポリクローナル抗体は、標準法によって調製した。(例えば、Goding(上掲);およびSchook(上掲)を参照されたい。)
ヒトCTGFのモノクローナル抗体は、一般に以下のように調製されている。健康な成体マウスに50〜100μgのCTGF、CTGFのN末端断片またはCTGFのC末端断片を皮下注射し、免疫化する。6〜10週後、不完全フロイントアジュバントで処方された追加の抗原をマウスに追加免疫する。各追加抗原注射の約1週間後、ELISA分析により検出して、免疫化したマウス血清をCTGFの抗体の存在について評価する。CTGFまたはその断片に対して最も大きな抗体反応(すなわち、最高タイター)を起こしているマウスをハイブリドーマ産生用に選択する。ポリエチレングリコールを用い、当技術分野で周知の手順に従って、これらのマウスからの単離した脾臓細胞をマウス骨髄腫パートナー(例えば、P3X63Ag8-653)に融合させる。CTGFに対する反応性抗体を産生しているハイブリドーマをELISAによって確認し、続いて、少なくとも2回限界希釈法を実施してクローン化した。
ヒトCTGFに対する抗体を産生するハイブリドーマは実施例3に記載されているようにして調製した。クローン化ハイブリドーマ細胞は、8mM L-グルタミン、1/2×非必須アミノ酸、および10%ウシ胎児血清を補充した、ダルベッコ改変イーグル培地−高グルコース/RPMI 1640(50:50)中で増殖させた。抗体調製のために増やした細胞を37℃、6%CO2にて4〜9日間、1.5%低IgGウシ胎児血清を補充した同一培地で増殖させた。得られた馴化培地から細胞を取り除き、接線流濾過/濃縮系を用いて濃縮した。プロテインAカラムに濃縮物を流し、結合モノクローナル抗体を100mMのグリシン(pH3)で溶出させた。1Mトリス(pH8.0)で溶離液を中和し、PBSに透析した。
CTGFポリペプチドを検出し、かつ正確に定量化するためのイムノアッセイを開発した。特に、CTGF検出、定量するための方法(N-Cアッセイと称する)、CTGFのN末端断片検出、定量するための方法(N-Nアッセイと称する)、およびCTGFのC末端断片検出、定量するための方法(C-Cアッセイと称する)を開発した。図1Cに、異なるサンドイッチアッセイフォーマットを示す。
CTGFのN末端ドメイン(例えば、上述し、図1A中に示すN1およびN2)を認識した1種の抗体と、CTGFのC末端ドメイン(例えば、上述し、図1A中に示したC1〜C5)を認識した第2抗体を用いて全CTGFを検出および定量した。このアッセイは、N-Cサンドイッチアッセイ(図1C)と称する。N末端ドメイン特異抗体(例えば、モノクローナル抗体(mAb)19、N2に結合する)はCTGFを捕捉するために用いられ、一方、C末端ドメイン特異抗体(例えば、mAb25、C4に結合する)は捕捉されたCTGFポリペプチドを検出するために用いられる。あるいは、CTGFの捕捉には、CTGFのC末端ドメインまたは場合によっては担体(例えばBSA)に結合しているヘパリンを認識する抗体を用いることができ、捕捉されたCTGFポリペプチドを検出するには、CTGFのN末端ドメインを認識する抗体を用いることができる。いずれの方法においても、2種類の試薬(1種はCTGFのN末端ドメインを認識するもの、他の1種はCTGFのC末端ドメインを認識するもの)を使用することにより、CTGFのN末端断片またはCTGFのC末端断片ではなく、CTGFを検出することができる(図2)。
CTGFのN末端ドメインを認識する2種類の抗体(例えば、上述および図1Aに示したN1およびN2)を用いてCTGFのN末端断片を検出および定量した。このアッセイはN-Nアッセイと称する(図1C)。N末端ドメイン特異抗体のうちの1種を捕捉抗体(例えばmAb19、N2に結合する)として用い、もう1種を検出抗体(例えばmAb 6、N1に結合する)として用いた。CTGFがCTGFのN末端ドメイン(用いる抗体によって認識される)を含有しているので、N-NアッセイによりCTGFも検出された。
CTGFのC末端断片は、CTGFのC末端ドメインを認識する2種類の抗体(例えば、上述の図1Aに示したC1およびC4)を用いて、検出および定量した。このアッセイはC-Cアッセイと称する(図1C)。C末端ドメイン特異抗体のうち、1種は捕捉抗体(例えばmAb 25、C4に結合する)として用い、他の1種は検出抗体(例えばmAb51、C1に結合する)として用いた。あるいは、CTGFのC末端ドメインを捕捉するのに、担体(例えばBSA)に結合されているヘパリンを用いることができる。CTGFがCTGFのC末端ドメインを含有しているので、このアッセイはCTGFも検出した。
低タンパク質のサンプル
CTGFアッセイの実施方法は上の実施例5に記載している。種々のサンプルまたはサンプルタイプ中のCTGFおよびCTGF断片を検出および定量するため、これらの方法を改変することができる。例えば、低タンパク質のサンプル(例えば、尿、関節液、腹膜透析液、CSF液体、唾液、細胞培養培地)中のヒトCTGFおよびCTGF断片を検出および定量するのに、抗ヒトCTGFモノクローナル抗体使用のサンドイッチELISAを開発した。ELISAアッセイは以下のようにセットアップした。最初に、CTGFの領域またはドメインを認識する捕捉抗体でマイクロタイタープレートのウェルを被覆した。ELISAでの使用にあたり、捕捉抗体を50mM重炭酸ナトリウム(pH8.5)中10μg/mlの最終濃度まで希釈し、希釈した捕捉抗体溶液50マイクロリットルを96ウェルMAXISORBマイクロタイタープレート(Nalge Nunc International, Rochester N.Y.)の各ウェルに添加した。次いで、そのプレートをカバーし、2〜8℃で一晩保存し、抗体をプレートに結合させた。プレートから捕捉抗体溶液を除去し、次いで、各ウェル中の未結合部位を、0.05%アジ化ナトリウムを加えたカルシウムおよびマグネシウム非含有PBS中に1%BSAを含有するブロッキングバッファー150μlでブロックした。次いで、プレートをカバーし、1〜14日間2〜8℃で保存した。CTGF検出・定量アッセイに使用する直前に、ウェルからブロッキングバッファーを除去し、洗浄バッファー(0.1%トゥイーン20を含有するカルシウムおよびマグネシウム非含有PBS)で各プレートのウェルを一回洗浄した。
高タンパク質を含有するサンプル(例えば、血液、血清、血漿等)中のCTGF濃度を測定する場合、上述および実施例5に記載しているCTGFアッセイに以下の変更を行なった。高タンパク質サンプル中のCTGFおよびCTGF断片を検出するこのアッセイで用いられる基準とサンプル内のタンパク質の濃度またはレベルの一貫性を得るため、CTGFを除去した10%ラット血清をヘパリンアッセイバッファーに補充した。
実施例5よび実施例6において上述したCTGF ELISAアッセイの特異性と信頼度を試験した。表1は、CTGF(N-Cアッセイ)、CTGFのN末端断片(N-Nアッセイ)およびCTGFのC末端断片(C-Cアッセイ)を検出および定量するために、上述のアッセイを用いて基準rhCTGFを用いて実施したELISAアッセイの結果を示す。
CTGFは、CTGFのC末端領域に位置しているヘパリン結合ドメインによる、ヘパリン結合増殖因子である。種々の保存温度において、CTGFの安定性、検出および回収率をヘパリンの存在または非存在下で測定、評価した。ヘパリン(Porcine, Sigma Chemical Co.から入手;最終濃度10pg/mlまで添加)の存在または非存在下のいずれかにおいて、アッセイバッファーに組換えヒトCTGF(10ng/ml)を添加した。次いで、CTGF含有サンプルを-80℃、-20℃、4℃または25℃の温度で10日間インキュベートした。
MG-63細胞(ヒト骨肉腫細胞系)は、CTGFを産生、分泌することが知られている。さらに、TGFは、これらの細胞のCTGF発現を刺激する。MG-63 細胞は、ATCC(CRL-1427)から取得した。10%ウシ胎児血清、グルタミン、ペニシリン、ストレプトマイシンおよび非必須アミノ酸を含有する最小必須培地(MEM)を入れた12ウェル組織培養プレート(1ウェル当たり27,000個)にこの細胞を接種した。48時間後、培地を除去し、ウシ胎児血清非含有の新しい培地とアスコルビン酸リン酸(30pg/ml)およびウシ血清アルブミン(1mg/ml)を含有する新しい培地に取り替えた。さらに24時間後、培地を、ヘパリン(10μg/ml)を含有し、TGFβ(5ng/ml)が添加または無添加である、新鮮な培地(ウシ胎児血清を含まず、アスコルビン酸リン酸(30pg/ml)およびウシ血清アルブミン(1mg/ml)を含有するMEM)と取り替えた。次いで、0、24、92および120時間後に馴化培地から細胞を収集し、CTGFおよびCTGF断片の濃度を分析した。MG-63細胞馴化培地中のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片の濃度の結果を下の表3に示す。
MG-63細胞は、50g/mlのヘパリンナトリウム(Sigma Chemical Co.)を含有し、50pg/mlのウシ血清アルブミン(Sigma Chemical Co.)を含有および非含有するダルベッコ改変イーグル培地(CELLGRO培地; Mediatech, Hemdon VA)中で培養した。1、2、3および6日に、細胞から馴化培地を回収し、5分間1,200rpmで遠心分離にかけて細胞片を沈澱させ、上清を凍結保存した。
上の実施例8に記載した方法と類似の方法を用いて、10ng/mlのrhCTGFを添加した、健康な個体からのヒト尿サンプルについて、CTGFおよびCTGF断片の濃度の検出および定量することによって分析した。これらの実験では、CTGF検出および定量は、上の実施例5および実施例6に記載したCTGFのELISAアッセイを用いて行った。ヒト尿中のCTGF N末端断片の規定濃度は、これまでに約1〜2ng/mlであることが決定されている。
尿においてCTGFの安定性が低く(CTGFのN末端断片と比較した場合)、または尿でCTGFを検出および定量することができないのは、ヒト尿においてCTGFが不安定であり、またタンパク質分解による可能性がある。このことを試験するため、上の実施例11に記載した実験と類似の実験をrhCTGFおよび種々のプロテアーゼ阻害剤を添加したヒト尿サンプルにおいて行った。この試験では、10ng/mlのrhCTGFを標準のヒト尿に添加し、次いで、これをプロテアーゼ阻害剤の存在または非存在下で1〜7日間4℃にて保存した。これらの実験では、CTGFの検出および定量は、上述のCTGF ELISAアッセイを用いて行った。使用したプロテアーゼ阻害剤は、混合プロテアーゼ阻害剤(Sigma Chemical Co.、カタログ番号P-8340)、N-ヒドロキシ-2[[N'-(4-メトキシ-ベンゼンスルホニル)-N'(4-クロロベンジル)]アミノ]-アセトアミド (メタロプロテアーゼ阻害剤)、またはエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)であった。尿におけるCTGFのタンパク質分解の結果を下の表5に示す。
腹膜透析患者のCTGFおよびCTGF断片の濃度について、不完全腎臓機能に対して腹膜透析を受けている患者の腹膜腔から回収された透析液体で測定した。透析液は、2ヶ月間またはそれより短い間腹膜透析を受けている患者の腹膜から(図7Aのサンプル番号1、2、3、6および7)、または50〜100ヶ月間腹膜透析を受けている患者から(図7Aのサンプル番号4、5、8、9および10)採取した。5名の患者は1型糖尿病と診断されており、4名の患者は糸球体腎炎であり、1名の患者は腎多嚢胞病の結果透析していた。場合によっては、腹膜透析を受けている間に一時的な腹膜炎を起こした患者から腹膜透析液を取得した。サンプル番号4、8および10は、細菌性腹膜炎を以前に一度経験した患者由来のものであり、サンプル番号9は細菌性腹膜炎を以前に4回経験している患者由来のものであった。
腎臓透析患者の尿中のCTGFの存在については、以前に試験されている(Riserら、(2000) J Am Soc Nephrol 11: 25-38;国際特許出願WO 00/13706号)。CTGFを検出するため、これらの従来の研究では、いずれかのヘパリンセファロースを用いてCTGFを吸着し(したがって、その結果、CTGFのN末端断片がヘパリンセファロースビーズに吸着しないためN末端断片は検出されない)、また、CTGFの全体、N末端断片またはC末端断片が区別されないELISAがCTGFに用いられており、さらに、各種のCTGF(すなわち、CTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片)の検出に同等の感度は有してはいない。
臓器移植患者の血清中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を試験した。機能器官移植(肝臓または腎臓)患者由来の血清、ならびに慢性の移植臓器拒絶がある患者由来の血清をIntergen Companyから入手した。機能器官移植患者は、患者の臨床検査とクレアチニンクリアランスの測定とに基づいて慢性拒否反応がある患者と区別されていた。慢性移植臓器拒絶は、移植後1年以上と判断された。
心筋梗塞患者の血清中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を試験した。正常なドナー個体由来の血清と心筋梗塞患者由来の血清はIntergen Companyから入手した。患者の心筋梗塞は、徴候的に診断されており、さらに、患者血清中のトロポニンI濃度の評価によって確認されていた。検査した10人の患者において、トロポニンI濃度の範囲は14.1〜103ng/mlであった。使用したトロポニンI検査法は、対応する基準範囲が0.0〜0.5ng/mlである、AXSYMイムノアッセイ系(Abbott Laboratories, Abbott Park IL)であった。
進行性肝臓線維症と診断された患者の血清中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を試験した。正常なドナー患者由来の血清と肝臓線維症患者由来の血清は、Intergen Companyから入手した。図10から明らかなように、正常個体由来の血清に低濃度のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片が検出された。これらの結果から、正常血清では、CTGF、CTGF N末端断片およびCTGF C末端断片の濃度は、約0〜20ng/mlの範囲にあることが明らかである。肝臓線維症患者の血清中のCTGFのC末端断片濃度は、正常個体の血清で確認された濃度と本質的に同じであった。
関節炎の関節液中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を検出した。正常ドナー個体由来の血清はIntergen Companyから入手した。炎症性関節疾患患者由来の関節液のサンプル(患者の膝から採取されたもの)は、Vital Products(Delray Beach FL)から入手した。図11から明らかなように、関節炎の関節液中のCTGFおよびCTGFのC末端断片の濃度は検出不可能であった。一方、CTGFのN末端断片を検出したところ、関節炎の関節液中のN末端断片濃度は、CTGFおよびCTGFのC末端断片よりも上昇していた。これら患者の関節液中のCTGF、CTGFのN末端断片およびCTGFのC末端断片の濃度を検出、定量および比較することにより、炎症性関節疾患と診断された患者のCTGFのN末端断片が高濃度で存在することが明らかになった。
眼疾患と診断された患者の死体由来の硝子体液中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を試験した。硝子体液はLions Eye Bank of Oregon(Portland OR)から購入した。臨床的に眼疾患であると診断された被験体および眼疾患ではない被験体から採取された硝子体液について実施されたCTGFアッセイの結果を図12Aに示す。眼疾患には、失明が誘発される1型糖尿病性網膜症、2型糖尿病の白内障および軽度の黄斑変性、および非糖尿病性両側白内障が含まれる。図12Aに示すように、臨床的に診断された眼疾患患者の硝子体液中のCTGF N末端断片濃度は、臨床的に眼疾患ではないと診断された患者の硝子体液中の濃度よりも上昇していた。
癌患者血清中のCTGFおよびCTGF断片の濃度を検出した。正常ドナー患者由来の血清および癌患者由来の血清は、Intergen Companyから入手した。以下の癌マーカーの検出および定量はIntergen Companyによって実施された。
I型糖尿病と診断された被験体の尿中のCTGF N末端断片の濃度を上述のCTGF ELISAアッセイを用いて検出および定量した。I型糖尿病患者における腎臓細管の損傷程度を糖尿病腎症などの重度の腎臓病でよく用いられている指標である、患者の尿中のアルブミン(アルブミン尿)量を測定することにより判断した。患者は、20〜200pg/分の尿タンパク(アルブミン)排出濃度の場合に陽性微量アルブミン尿試験結果を有すると判断された。マクロアルブミン尿は、尿タンパク(アルブミン)排出濃度が200μg/分を超えるものとして定義した。患者は、20μg/分より低い尿タンパク(アルブミン)排出濃度の場合にアルブミン尿については正常であると判断された。従って、I型糖尿病患者は、実施したアルブミン尿試験の結果に基づいて、正常、微量アルブミン尿または大量アルブミン尿として分類した。
硬皮症は、皮膚、血管、骨格筋および内臓の繊維症変化、退行性変化および炎症性変化を特徴とする結合組織疾患である。小動脈壁を覆っている細胞の損傷と皮膚の硬質瘢痕様線維組織の異常沈着はこの疾患の特徴である。硬皮症患者は、この疾患の局所性病状または全身性病状を発症する可能性がある。局所的硬皮症では、手と顔の皮膚の領域が冒されることが多い。全身性硬皮症には、身体の器官、皮膚の広範な領域、またはその両方が含まれ得る。全身性硬皮症(全身性硬化症としても知られている)には2種類の主要な変種があり、局限性硬皮症および全身性硬皮症と呼ばれ、その両病状は進行性である。局限性硬皮症の影響は広範囲にわたる可能性があるが、内臓に影響を及ぼすことはほとんどない。全身性硬皮症は、皮膚、結合組織および他の器官に広範囲にわたって影響を及ぼし得る。罹患者は、胃腸、心臓、腎臓、または肺性の病変から死に至る可能性がある。
肺損傷は抗癌療法で認められる高頻度副作用である。高用量の電離放射線の適用によって、有害な肺炎および肺線維症が生じていると考えられる。放射線肺炎(最終的に肺線維症が起こる)は、照射の分野に限定されている、放射線による局所的サイトカイン産生により発症すると考えられる。放射線が放射線感受性細胞毒と組み合わさった場合、結果として生じる線維症は、放射線処理単独で認められる症状よりも発症がより顕著であり、速いように思われる。肺炎から線維症への進行に随伴する特定の病態生理的変化は、完全には明らかにされていない。ここでは、これらの患者の肺機能の障害を測定し検出を行い、線維症の程度および進行を検出する。
住血吸虫症の進行例は、肝臓に住血吸虫卵が存在することを特徴とする。未治療の患者では、住血吸虫卵に対する肉芽腫性の反応が生じた後、広汎性肝線維症および肝腫が進行する。門脈周囲の線維症では、脾腫、門脈拡張および門脈体静脈側枝の発達が伴う(Kardorffら、(1999) Acta Tropica 73: 153-164)。これらの変化は、線維症マーカー(例えば、カルボキシル末端プロコラーゲンIVペプチド(NC1)およびヒアルロン酸)の血中濃度の上昇と確実に関連している(Kardorffら、(1999) (上掲)、およびRicard-Blumら、(1999) Am J Trop Med Hyg 60:658-663)。
狭窄性細気管支炎(肺移植患者では閉塞性細気管支炎とも称する)には、膜様細気管支および呼吸気管支の壁および隣接組織で主に発症し、生じた内腔狭窄を伴った炎症と線維症が含まれる。狭窄性細気管支炎は、肺および心肺移植の併発症であることが多いが、骨髄移植にも関係している。また、狭窄性細気管支炎は、毒物の吸入後、ある種の医薬品の摂取後の慢性関節リウマチと、まれな併発症として、アデノウイルス、インフルエンザA型、麻疹および小児肺炎マイコプラズマ感染にも関係している。現在、肺移植患者および他の患者における狭窄性細気管支炎の病理組織学的診断は、病変が斑状に分布しているので、広汎性線維症のある遅発性病変中の組織を採取する際に技術的困難が伴い、病変を確認しにくいという困難な問題がある。疾患の初期段階では、狭窄性細気管支炎はルーチンヘマトキシリンエオシン染色標本ではとらえ難く、かつ見逃しやすく、一方、進行段階では、肺の中の斑状の瘢痕を非特異的なものとして判断する場合、疾患を診断するのが同様に困難である。
Claims (21)
- CTGF 関連障害の存在を決定する方法であって、サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を定量することを含み、該定量ステップが、
(a)結合に好適な条件下において、被験体由来のサンプルを、CTGF N末端断片領域に特異的に結合する第1試薬と接触させること、
(b)第1試薬を分離すること、および
(c)第1試薬に結合しているポリペプチドの濃度を定量すること、
を含む、上記方法。 - 第1試薬が基板に結合されている、請求項1に記載の方法。
- 第1試薬が抗体またはその機能的フラグメントである、請求項1に記載の方法。
- さらに、
(a)結合に好適な条件下において、第1試薬に特異的に結合する試薬と、第1試薬によって結合される領域とは異なるCTGFの領域に特異的に結合する試薬とからなる群から選択される第2試薬を添加すること、
(b)未結合の第2試薬を除去すること、および
(c)結合している第2試薬の量を定量すること、ここで、結合している第2試薬の量が、サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度に相当する、
を含む、請求項1に記載の方法。 - 第2試薬が検出可能な標識に結合されている、請求項4に記載の方法。
- 検出可能な標識が、蛍光剤、放射性同位体、金属、および酵素複合体からなる群から選択される、請求項5に記載の方法。
- 第2試薬が、第1試薬によって結合される領域とは異なるCTGF領域に特異的に結合し、さらに、第2試薬がCTGF N末端断片領域に特異的に結合する、請求項4に記載の方法。
- 第2試薬が第1試薬に特異的に結合し、さらに、第2試薬が、第1試薬への結合に関して、CTGF N末端断片を含むポリペプチドと特異的に競合する、請求項4に記載の方法。
- 第2試薬が、第1試薬によって結合される領域とは異なるCTGFの領域に特異的に結合するものであり、さらに、該第2試薬がCTGF C末端断片領域に特異的に結合する、請求項4に記載の方法。
- 第2試薬が抗体またはその機能的フラグメントである、請求項4に記載の方法。
- 第2試薬が、担体に結合しているかまたは結合していないヘパリンである、請求項9に記載の方法。
- サンプルが哺乳動物から取得されたものである、請求項1に記載の方法。
- 哺乳動物がヒトである、請求項12に記載の方法。
- サンプルが尿または血漿から選択されるものである、請求項1に記載の方法。
- さらに、サンプル中にCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度をCTGF N末端断片の基準濃度と比較することを含み、
サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度と基準のCTGF N末端断片の濃度の差がCTGF関連障害の存在を示すものである、請求項1に記載の方法。 - CTGF関連障害が、腎線維症、肝臓線維症、心臓線維症、炎症性関節病、癌、糖尿病、硬皮症、臓器移植、腹膜透析または心筋梗塞からなる群から選択されるものである、請求項15に記載の方法。
- さらに、第2サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を第1サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度と比較することを含み、
第1サンプルおよび第2サンプルが異なる時期に同一の供給源から取得されたものであり、かつ、第2サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度と第1サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度の差が、CTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度の経時的変化を示すものである、請求項1に記載の方法。 - CTGF関連障害の存在を検出する方法であって、
(a)被験体由来のサンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を定量すること、および
(b)サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を基準濃度と比較すること、ここで、サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチドの増加量または減少量がCTGF関連障害の存在を示すのである、
を含む、上記方法。 - CTGF関連障害の経過予測方法であって、
(a)被験体由来のサンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を定量すること、および
(b)サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を基準濃度と比較すること、ここで、サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチドの増加量または減少量がCTGF関連障害の存在を示すものである、
を含む、上記方法。 - 被験体のCTGF関連障害の進行をモニターする方法であって、
(a) 被験体由来の第1サンプルおよび第2サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を定量すること、ここで、第1サンプルおよび第2サンプルは異なる時期に取得されたものである、および
(b)第1サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度を、第2サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチドの濃度と比較すること、ここで、第1サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度と第2サンプル中のCTGF N末端断片を含むポリペプチド濃度の差がCTGF関連障害の進行を示すものである、
を含む、上記方法。 - CTGF 関連障害の存在を決定するためのキットであって、
(a)CTGF N末端上のある領域に特異的に結合する第1試薬、および
(b)第1試薬によって結合される領域とは異なるCTGF N末端上の領域に特異的に結合する第2試薬、
を含む、上記キット。
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