JP4225282B2 - 試し書き方法及び情報記録装置 - Google Patents
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Description
ル(Pb)で表されるレーザパワー設定値や、マルチパルス波形を構成している始端パルスと後続する複数個の中間パルス及び後端パルスの各パルス幅などである。
実際の試し書きでは、これらの記録条件を元に、光ディスクに予め書き込まれたPwとPeの比を固定し、レーザパワーをパラメータとして記録最適条件を求める手法を採用している。この方法をOptimum Power Control(OPC)という。BD1倍速あるいはDVD−RW2.4倍速など、比較的低速での記録では、このようなPw/Pe一定でのレーザパワーのみを変化させた試し書きをすることで良好な記録品質を得ることができた。
この2T系ストラタジの例として、特開平9−134525号公報(対応USP5、732、062、特許文献1)には、始端パルスと後続する複数個の中間パルス及び後端パルスからなるマルチパルス記録方式において、記録チャンネルクロック周期に対する偶数長と奇数長のいずれか一方のマーク長を記録する場合に、始端パルスと後端パルスのパルス幅を記録チャンネルクロック周期と略同一とすることが記載されている。
数符号列と奇数符号列で基準クロックをずらし、また、偶数用と奇数用の記録パルス波形について、始端パルス及び後端パルスのデューティー比を奇数用と偶数用でそれぞれ変えて生成することが記載されている。
なお、高転送レート記録時における2T系ストラテジの記録マーク形状制御効果は、例えば、Optical Data Storage 2000、 Proceedings of SPIE Vol.4090(2000)、p135(非特許文献2)に詳述されている。
(1)記録符号列中のマーク長を、検出窓幅の自然数n倍長のマークに対して、nを2以上の整数定数で除算した剰余にしたがって分類される記録パターンを、それぞれ記録して再生を行い、変調度と記録パワーの関係から変調度が0となる記録パワーP0を求め、P0にある定数pを乗じた値を、各記録パターンの記録パワーとして設定する。
これにより、剰余に従って分類される記録パターン毎に記録パワーを調整できるので、複数の記録パターンの記録パワーが全て同一に設定されたときよりも記録性能が向上し、記録マージンを広げることができる。
即ち、2T系ストラテジの場合は、以下のようになる。基準クロック周期の偶数倍に対応する長さの記録マークで構成された偶数長記録パターンと、奇数倍に対応する長さの記録マークで構成された奇数長記録パターンとを、各々記録パワーを変えて記録再生を行い、その再生結果を基に、偶数長の最適記録パワーと奇数長の最適記録パワーを設定する。言い換えると、一つの記録マークの時間的な長さをnTとし(Tは基準クロック周期、nは2以上の自然数)、L個のパルスからなる記録用レーザビームを用いて試し書き用の記録波形を形成する場合、記録パターンは、(1)nT=2LTなるマーク、すなわち前記基準クロック周期の偶数倍に対応する長さの記録マークで形成された偶数長記録パターンと、(2)nT=(2L+1)Tなるマーク、すなわち奇数倍に対応する長さの記録マークで形成された奇数長記録パターンとし、(1)偶数長記録パターンと(2)奇数長パターンとを各々記録する。そして、これら記録パターンの再生を行い、記録パワーと再生信号から求めた変調度の関係を、偶数長、奇数長記録パターン各々で求め、その結果得られた変調度が0となるパワーP0(記録開始パワー)に、ある定数pを乗じた値をもとに各記録パターンにおける記録パワーを設定する。
これにより、剰余に従って分類される記録パターン毎に記録パワーが設定されることとなり、記録パターンが異なっても略同一の変調度を得ることができるので、複数の記録パターンの記録パワーが全て同一に設定されたときよりも記録性能が向上し、記録マージンを広げることができる。また、複数の記録パターンそれぞれについて、変調度が0となる記録パワーP0(A)を求める必要がないため、試し書きの時間を短くすることができる。
例えば、2T系ストラテジの場合の一例を示す。基準クロック周期の奇数倍に対応する長さの記録マークで構成された奇数長記録パターンを用い、記録パワーを変えて記録再生し、変調度と記録パワーの関係から変調度が0となる記録パワーP0(odd)を求め、P0(odd)にある定数pを乗じた値を、記録パターンの記録パワーPw(odd)として設定する。Pw(odd)での変調度mod(odd)と略同一の値となるような偶数長記録パターンの記録パワーを求め、偶数長記録パターンの記録パワーPw(even)とする。ここでも、Pw(odd)とPw(even)の記録パワーを用い、確認パターンによる試し書きを行い、各記録パターンの記録パワーの再調整を行うとよい。このとき、Pw(odd)を固定として、Pw(even)のみ微調整するだけでも効果がある。このような確認パターンによる試し書きにより、記録パワーの微調整ができ、最適記録条件を得ることができる。
さらに、奇数長マークでの最適記録パワーPw(odd)を求めたあと、偶数長マークのみからなる記録パターンでの最適記録パワーPw(even)を求める手法として、Pw(odd)にある定数qを乗じるあるいは定数rを加算してPw(even)を求めることもできる。
すなわち、奇数長から成る記録パターンを記録するための記録パワーPw(odd)と偶数長から成る記録パターンを記録するための記録パワーPw(even)との関係を、Pw(odd)=q×Pw(even)あるいは、Pw(odd)= Pw(even)+rとする。2T系ストラテジでは、隣り合った1対の偶数長マークと奇数長マークを同じ数のパルス列で構成された記録波形を用いて記録する。例えば最短マーク長が2Tマークの場合、2Tマークと3Tマークでは1つの矩形パルスを発生し、4Tマークと5Tマークでは始端パルスと後端パルスの2つのパルスを発生する。このとき、記録波形形状と媒体の熱特性及び結晶化特性などが影響して、偶数長マークと奇数長マークでは記録感度が異なる場合がある。
奇数長から成る記録パターンを記録するための記録パワーPw(odd)と偶数長から成る記録パターンを記録するための記録パワーPw(even)との関係を、ある数式で関連付けておくことにより、片方の記録パターンのみ試し書きを行えばよいため、試し書きに要する時間を短縮することができる。定数q、定数rの値はドライブを出荷する際に決めておくと良い。あるいは、媒体を初めてロードしたときにqとrの値を学習により求め、媒体IDとq、rを関連つけておいても良い。
ここではアシンメトリという言葉で統一したが、実際は、βを用いると良い。βは以下の式で定義され、DVD−RW等の規格書に則る。
βはACカップリングしたHF信号から算出した値で、A1、A2はそれぞれACカップリングしたHF信号のピークレベル(ハイレベルとローレベル)を示している。すなわち(A1+A2)はピークレベルの差を表し、(A1-A2)はHF信号のpeak-to-peak値を表す。
また、γを用いて記録パワーを設定しても良い。γは以下の式で定義され、β同様、DVD−RW等の規格書に則る。
ここで、mはHF信号の変調度を示す。
これらの試し書きを行うことにより、従来よりも試し書きに多少時間がかかる場合が生じるが、DVD±RWやBD−REのような、記録に“焼く”という言葉を用いる媒体の場合、試し書きに要する時間は2〜3秒であり、“焼く”(記録する)作業に要する時間(例えば10分)のほうが圧倒的に長いため、試し書き所要時間が5倍に増えたとしても、ユーザを待たせる時間はほとんど変わらず、光ディスクの使い勝手が悪くなることはなく、またユーザのデメリットになることはない。
また、変調度が0とは、マーク形成が全くなされないという物理現象を表している。したがって、記録膜が溶融温度に達しない程度に記録パワーが十分低ければ、変調度は0となるが、本特許では、変調度が実質0となる最大記録パワーが重要である。ドライブにて変調度0を求めるには、記録パワーを変えたときの変調度を各々求め、記録パワーと変調度の関係を所定の算出式に基づいて求めるとよい。即ち、記録パワーと変調度の関係を示すグラフから、変調度が実質0(グラフでX切片が0)となる記録パワーを外挿して求めるとよい。用いた算出式や測定データ数によって、多少、変調度が0となる記録パワーP0が変動する場合があるが、この場合でも、P0は、最適パワーを求めるのに十分な誤差範囲内にある。
まず、本実施例で用いる記録方式について述べる。光ディスクにデータを書き込む場合にマルチパルスによるマークエッジ記録方式を用い、データをマークとスペースの長さ情報としてディスクに書き込む。また、マークの長さが3Tから14T、スペースの長さが3Tから14Tの整数値の組み合わせである変調方式を用いた。
ディスクには、8倍速記録が可能な書換型DVD(赤色光源対応相変化ディスク)を用い、記録再生測定には波長660nmの半導体レーザを搭載したドライブを使用した。線速度は約27.9 m/sとした。図2でのクロック周期Tは約4.8nsである。
同様にして、奇数長マークから構成される試し書き用記録パターンを用いて記録を行って、記録パワーと変調度の関係を求め(S106)、変調度が0となる記録パワーP0(odd)を決定(S107)、その後、P0(odd)に定数p2.1を乗算して奇数長マーク記録パワーPw(odd)として38.9mWを得た。
従来方法との比較として、奇数長マークと偶数長マークが混在した試し書き用記録パターンを用いて変調度が0となるパワーP0を求め、P0に定数p=2.1をかけた結果、記録パワーPw=37.8mWを得た。偶数長マークと奇数長マークいずれの記録パワーも同一の37.8mWとして記録再生したところ、ジッターは6.5%であり、偶数長マークと奇数長マークの記録パワーを別々に設定したほうが良好な記録性能を得ることができた。
本実施例で用いた偶数長/奇数長マーク用試し書きパターンは、マークのみが偶数長/奇数長で構成されており、スペース部分は偶数長と奇数長を混在していてもよい。すなわち、スペース長に関しては、例えば偶数長用試し書きパターンに偶数長スペースだけ設けるなどの限定を設ける必要はない。
)と6Tマークのそれ(W1)とはほぼ同じ長さであり、同様に、5Tマークの始端パルス照射後のPbレベルパルス幅(W2)と7Tマークのそれ(W2)とはほぼ同じ長さとなることである。始端パルスが形成する記録マークの前エッジ位置は、始端パルスの次にくる記録パルスの開始位置に影響される。例えば、始端パルスの次にくる記録パルスが始端パルスから遠くなると、記録膜が溶融した後に再結晶化してしまう領域が少なくなるため、前エッジ位置のシュリンクが少なく、溶融領域前端に近い位置に固定される。反対に、始端パルスの次にくる記録パルスが始端パルスから近くなると、記録膜が溶融した後に再結晶化してしまう領域が広くなるため、前エッジ位置のシュリンクが激しく、溶融領域よりも後方に前エッジ位置が固定される。
また、本実施例では、4Tマークと5Tマークが同じ記録パルス数となるような、nT=2LTとnT=(2L+1)Tの記録パルスが等しい場合としたが、5Tと6Tが同じパルス数となるような、nT=2LTとnT=(2L−1)Tの記録パルスが等しい場合も、本発明の効果は変わらない。
さらに、本実施例では、偶数長マークと奇数長マークの記録パワーを算出するときに、変調度が0となるパワーP0(even)とP0(odd)に定数pを乗算したが、偶数長マーク記録時と奇数長マーク記録時の変調度とパワーとの関係が大幅に異なるとき、乗算値pを異なる値にしてもよい。すなわち、媒体の特性に応じて、定数pを偶数長マーク用と奇数長マーク用に各々異なる値に設定することも可能である。
実際のユーザデータの記録は、これら試し書きの結果、得られた記録パワーを用いて行われる。
奇数長マーク用記録パワーPw(odd)と偶数長マーク用記録パワーPw(even)を用いて、ステップS311として偶数長マークと奇数長マークの混在した試し書き用記録パターンを用いて記録、ステップS312として記録性能の確認を行ったところ、実用上十分なジッター5.4%を得ることができた。
本実施例では、6倍速記録が可能な青色光源対応ディスクを用いた。線速度は約31.7m/sとし、2T〜9Tマークから構成される記録波形を用いた。本実施例での試し書き方法の動作を説明するフローチャートを図10に示す。まず、ステップS701として、ディスクに記録してある推奨記録パワー等記録条件を読み出し、記録パワー(Pw)18mW、消去パワー(Pe)3.4mW、バイアスパワー(Pb)0.1mWを得た。ステップS702としてこの付近のレーザパワー条件を設定し、ステップS703、ステップS705としてディスク上に試し書きを行った。レーザパワー条件は、Pbの値は0.1mWで固定、PeとPwの比を固定とし、Pwを15mWから21mWの間を0.2mW刻みで変化させた。このとき、ステップS703では、偶数長マークの最短マークである2Tマークを含んだ試し書きパターンを用い、ステップS705では、奇数長マークの最短マークである3Tマークを含んだ試し書きパターンを用いた。具体的には、ステップS703で用いたパターンとは、2Tマークと8Tマーク、及び2Tから9Tの長さのスペースから構成された記録パターンであり、ステップS705で用いたパターンとは、3Tマークと8Tマーク、及び2Tから8Tの長さのスペースから構成された記録パターンである。このように、記録パターンの中に共通マーク長(ここでは8Tマーク)を配することにより、各々の最小マークである2Tと3Tマークのβを同じ8Tマークをベースに算出できる利点がある。ステップS703及びS705で記録パワーを変えて記録し、2Tマークのβであるβ(2T)と3Tマークのβであるβ(3T)を各々算出した。図11に、記録パワーとβ(2T)、β(3T)の関係を示す。このように、βと記録パワーとの関係は、一般的にマークの長さに依存して異なる。
本実施例では、奇数長最小マークと偶数長最小マークを別々に試し書きしたが、図12に示したように、2T、3Tを含んだ記録パターン、例えばランダムパターンを用いて、記録パワーを変化させて記録し、β(2T)とβ(3T)を別々に検出し求めることで、β(2T)とβ(3T)が所望の値となる奇数長マーク用記録パワーPw(odd)と偶数長マーク用記録パワーPw(even)を求めてもよい。
本実施例での試し書き方法の動作を説明するフローチャートを図13に示し、これにしたがって説明する。光ディスクは実施例1と同じものを用いており、記録再生測定には波長660nmの半導体レーザを搭載したドライブを用いた。このドライブはPwレベルを1値のみ設定できる。図13のステップS901からステップS908までは図1のステップS101からステップS108までと同一なので、ここでの説明は省略する。S908までのステップにより、ステップS905にて偶数長マーク記録パワーPw(even)として36.8mW、ステップS908にて奇数長マーク記録パワーPw(odd)として38.9mWを得た。
Type1 Pw(opt)=Pw(even)
Type2 Pw(opt)=Pw(odd)
Type3 Pw(opt)=(Pw(even)+Pw(odd))/2
Type4 Pw(opt)=Max(Pw(even)、Pw(odd))
Type5 Pw(opt)=Min(Pw(even)、 Pw(odd))
Type1は偶数長マークを重視する算出式であり、最小マークが2Tマークの変調方式をとっている場合に適している。Type2は奇数長マークを重視する算出式であり、最小マークが3Tマークの変調方式を採用している場合に適する。さらに、Type3は、Pw(even)とPw(odd)の平均パワーを最適パワーPw(opt)としており、記録時のばらつきが小さくなる利点がある。Type4は最適パワーPw(opt)をPw(even)かPw(odd)のどちらか大きい記録パワーを選択するという算出式である。S/Nが低く変調度を稼ぎたい媒体を用いたときなど、S/N重視の場合、Type4が適している。反対に、Type5は、最適パワーPw(opt)をPw(even)かPw(odd)のどちらか小さい記録パワーを選択するという算出式である。これは隣接トラックからのクロストークが大きく、マークを幅広く記録することができない媒体に適用すると良い。言い換えれば、クロストークによるジッター劣化が激しい場合はType5の算出式が適しているといえる。これらの算出式は用いるドライブやディスクに合わせて選択すると良い。また、ここで挙げた算出式は一例であって、Pw(even)とPw(odd)から最適パワーPw(opt)を求める式を用いるのであれば、本発明の範囲内である。
しかしながら、本発明は上の式に限定されたものではなく、偶数長マークの最適パワーと奇数長マークの最適パワーの差を何らかの形で示すことができる数式であればよい。
本実施例では、パルス幅可変のドライブではなかったため、ステップS911にてNoと判定されたが、パルス幅可変のドライブを用いた場合、ステップS912にてパルス幅を変えることが可能となる。例えば、本実施例のように、Pw(even)<Pw(odd)の場合、追記型媒体では奇数長マークのパルス幅を広げる方向がよい。追記型媒体では一般的に照射エネルギーに比例してマークが大きくなる。したがって、パルス幅を広げることで、記録パワーを低くすることができ、結果として、Pw(even)に近いパワーとすることができる。反対に、Pw(even)のパルス幅を狭くしても同様の効果がある。また、書換可能型媒体では、奇数長マークのパルス幅を狭くする方向がよい。書換可能相変化媒体では、再結晶化といわれる溶融領域の結晶化が起こる。パルス幅が広いとこの際結晶化が激しくなり、エネルギーを注入しすぎることで振幅が小さくなることがある。このようなときは、パルス幅を狭くすることで振幅を大きくすることができる。パルス幅は1ns程度の単位で変化させることが好ましい。これは大凡レーザの立ち上がり時間あるいはたち下がり時間に相当する時間となる。あるいはTw/16などTwをn分割した単位でパルス可変としてもよく、どちらの場合も媒体のロットばらつきやレーザドライバーの個体ばらつきを吸収できる。
本実施例で示したステップS1116(図14)では、Pw(B)はジッター最小値となるPwとしたが、簡便のため、2種類の記録パターンの最適パワーの平均値としてもよい。さらにPRMLに適用されるレベルジッタなどを用いても同様である。あるいは実施例7で示したようなType1からType5に示したような算出式を用いてもよいし、アシンメトリまたはβを用いて、各々のnT=3LTマークの最小マークとnT=(3L−2)Tマークの最小マークのβが略同一になる記録パワーをPw(B)と設定しても良い(図15)。本実施例では最小マークが3T、最長マークが14Tの変調方式を用いているので、具体的には、nT=3LTマークの最小マークは3Tマーク、nT=(3L−2)Tマークの最小マークは4Tマークとなる。ステップS1116でのPw(B)の選択方法は、用いる媒体とドライブとの相性で決定するとよい。
Claims (12)
- 光学的情報記録媒体に対し、偶数長マークと奇数長マークとを含む記録符号列を用いて情報を記録するための記録条件を設定する試し書き方法であって、
偶数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンと、奇数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンの2つの試し書き記録パターンを生成し、
前記試し書き記録パターンごとに記録パワーを変えて記録再生し、
変調度と記録パワーの関係から前記変調度が実質的に0となる記録パワーP0をそれぞれ求め、
該P0に定数pを乗じた値を前記2つの試し書き記録パターンに対する最適記録パワーとして設定し、
当該設定した2つの最適記録パワーを用いて前記記録符号列に対する記録パワーの最適値を決定することを特徴とする試し書き方法。 - 請求項1に記載の試し書き方法において、
前記記録パワーの最適値を決定するための算出式を複数用意し、
前記光学的情報記録媒体の特性に応じて前記算出式を選択して前記記録パワーの最適値を決定することを特徴とする試し書き方法。 - 前記定数pは1.5≦p≦3.0であることを特徴とする請求項1記載の試し書き方法。
- 前記定数pは2.0≦p≦2.8であることを特徴とする請求項1記載の試し書き方法。
- 請求項2に記載の試し書き方法において、
前記決定された記録パワーの最適値に対する記録性能の検証ステップを備えることを特徴とする試し書き方法。 - 請求項2に記載の試し書き方法において、
前記偶数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンに対する最適記録パワーと、前記奇数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンに対する最適記録パワーの差を所定の形式で算出し、
当該算出された値が所定の閾値よりも小さい場合には、前記算出式を選択して前記記録パワーの最適値を決定することを特徴とする試し書き方法。 - 請求項5に記載の試し書き方法において、
前記検証ステップの結果、記録性能が不十分である場合には、前記光学的情報記録媒体が記録不可能と判定することを特徴とする試し書き方法。 - 光学的情報記録媒体に対し、偶数長マークと奇数長マークとを含む記録符号列を用いて情報を記録する情報記録装置において、
記録パワーを決定するための試し書きパターンを記録媒体に記録する試し書きパターン記録手段と、
記録された前記試し書きパターンを検出する検出回路と、
前記検出回路からの信号に基づいて、記録パワーを調整する記録パワー調整回路を有し、
前記試し書きパターン記録手段は、偶数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンと、奇数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンの2つの試し書き記録パターンを記録する手段であり、
前記記録パワー調整回路は、
前記2つの試し書き記録パターン毎に、変調度と記録パワーの関係から前記変調度が実質的に0となる記録パワーP0をそれぞれ求め、
P0に定数pを乗じた値を、前記2つの試し書き記録パターンに対する最適記録パワーとして設定し、
当該設定した2つの最適記録パワーを用いて前記記録符号列に対する記録パワーの最適値を決定することを特徴とする情報記録装置。 - 請求項8に記載の情報記録装置において、
前記記録パワーの最適値を決定するための算出式が複数記憶される記録パワー算出式記憶手段と、
前記光学的情報記録媒体の特性に応じて前記算出式を選択して前記記録パワーの最適値を決定する判定手段とを備えることを特徴とする情報記録装置。 - 請求項9に記載の情報記録装置において、
前記判定手段は、前記決定された記録パワーの最適値に対する記録性能の検証ステップを実行することを特徴とする情報記録装置。 - 請求項10に記載の情報記録装置において、
前記検証ステップの結果、記録性能が不十分である場合には、前記光学的情報記録媒体が記録不可能と判定することを特徴とする情報記録装置。 - 請求項9に記載の情報記録装置において、
前記判定手段は、
前記偶数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンに対する最適記録パワーと、前記奇数長マークおよび所定スペースから成る記録パターンに対する最適記録パワーの差が所定の閾値以下かどうかを所定の形式で判定し、
前記記録パワー調整回路は、前記記録パワーの差が前記所定の閾値よりも小さい場合には、前記算出式を選択して前記記録パワーの最適値を決定することを特徴とする情報記録装置。
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