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JP4292630B2 - 制振性熱可塑性樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents

制振性熱可塑性樹脂組成物及びその成形品 Download PDF

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JP4292630B2 JP18790699A JP18790699A JP4292630B2 JP 4292630 B2 JP4292630 B2 JP 4292630B2 JP 18790699 A JP18790699 A JP 18790699A JP 18790699 A JP18790699 A JP 18790699A JP 4292630 B2 JP4292630 B2 JP 4292630B2
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博 木谷
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は優れた制振性を有し、高剛性で、耐衝撃性及び加工性のバランスも良好であるため、制振材用として好適な熱可塑性樹脂組成物及びこの熱可塑性樹脂組成物を成形してなる熱可塑性樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、生活環境の快適化を求める動きが盛んになり、生活環境にある機器からの振動抑制、騒音の低減が求められている。特に、事務機、家庭電化製品、音響機器等においては、更に高品質の音質が求められている。また、生活様式の変化から冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの家庭電化製品が大型化し、それに伴ってこれらの電化製品の発する振動や騒音も大きなものとなっていることから、これらの製品では、低振動、低騒音による静粛性が商品の重要な性能の一つとなっている。このため、これらの振動抑制に適した制振用樹脂部材の材料樹脂として、充分な制振性、剛性と耐衝撃性を有し、更には、昨今の環境意識が高まる中において、環境に配慮したリサイクル性等に適応する樹脂が求められている。
【0003】
このような状況下において、PS樹脂、AS樹脂(又は、SAN樹脂)、HIPS樹脂、ABS樹脂、AAS樹脂、AES樹脂等に代表されるスチレン系樹脂は、成形性、衝撃性、外観、耐候性等に優れ、必要特性に応じてそれぞれの樹脂が選択されながら、上記製品などに広く使用されているが、制振性能に乏しく、低振動、低騒音を充分に達成できず、この点に関する改良が切望されている。
【0004】
一方、制振性能の高いプラスチックとして、ポリオレフィン系樹脂が知られているが、これらは、成形時のソリの発生や、成形収縮率が大きい為に事務機器などの高い寸法精度が要求される用途には不適当であるなどの問題がある。この寸法精度面の対策として無機充填剤を配合した材料が検討されているが、無機充填剤の配合により、制振性能が悪化するという問題がある。
【0005】
また、防振材料、制振材料としては、構造自体に振動減衰性を有することが望ましいが、一般的に構造体となり得るような、スチレン系樹脂などの剛性の高い材料は、振動減衰率が小さく、逆に防振ゴムに代表されるゴム組成物などの振動減衰率が大きい材料は、剛性が低いといった二律背反の関係にあるため、構造体として制振性能がある樹脂組成物を使用することは困難であった。
【0006】
この対策として、特開平6−41443号公報には、アクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステルと他の単量体からなるガラス転移点が0℃以上の共重合体と他の熱可塑性樹脂とを混合することが提案されているが、この樹脂組成物は、ガラス転移点が比較的低いアクリル酸エステル系共重合体を含有することにより、組成物中に極めてゴムに近い性質を付与し、その結果、制振性を発現させようとするものである。従って、これらの組成物では、室温ないし高温環境下での制振性はある程度得られるものの、剛性等の物性が劣り、構造体としてなり難い上に、特に、人が不快感を受ける高周波域での制振性が劣るなど、幅広い周波数領域で安定な制振性能を得ることができないことから、実用性に欠けるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点を解決し、耐衝撃強度、剛性等の機械的強度や、成形流動性等の成形加工性に優れ、制振性能、振動吸収性を要する広い範囲の用途に使用し得る熱可塑性樹脂組成物、及び、この熱可塑性樹脂組成物を成形してなる熱可塑性樹脂成形品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の制振性熱可塑性樹脂組成物は、アクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステル単量体10〜90重量%と、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体90〜10重量%とからなる共重合体であって、ガラス転移点が40℃以上である共重合体(A)10重量部以上と、スチレン系樹脂(B)90重量部以下とを含み、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して、無機充填剤(C)を5〜30重量部、ポリオルガノシロキサン化合物(D)を0.01〜10重量部配合してなることを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明者らは、剛性が高く、構造体として好適なスチレン系樹脂の制振性の改良について鋭意検討した結果、上記配合の樹脂組成物とすることにより、優れた制振性が付与され、高剛性で、耐衝撃性及び加工性のバランスも良好な制振材用熱可塑性樹脂組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
【0010】
本発明において、スチレン系樹脂(B)は、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体からなる共重合体(b−1)、及び/又は、ゴム質重合体の存在下に芳香族ビニル及びシアン化ビニルを含む単量体混合物を共重合させてなるゴム含有グラフト共重合体(b−2)よりなることが好ましい
【0011】
た、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、共重合体(A)10〜80重量部と、スチレン系樹脂(B)90〜20重量部とを含むことが好ましく、スチレン系樹脂(B)は、共重合体(b−1)5〜85重量%と、ゴム含有グラフト共重合体(b−2)95〜15重量%とからなることが好ましい。
【0012】
また、共重合体(A)及びスチレン系樹脂(B)中のアクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステル単量体からなる単量体単位の合計の含有量(S)は、当該熱可塑性樹脂組成物中において10<(S)<70(重量%)であることが好ましい。
【0013】
本発明の制振性熱可塑性樹脂成形品は、このような本発明の熱可塑性樹脂組成物を成形してなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
まず、本発明の熱可塑性樹脂組成物について説明する。
【0016】
本発明に係る共重合体(A)を構成するアクリル酸エステル単量体、メタクリル酸エステル単量体としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−ノニル、アクリル酸イソノニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ノニル、メタクリル酸イソノニル、アクリル酸ペンチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸オクチル、アクリル酸n−ノニル、アクリル酸イソノニルなどが挙げられ、これらは1種を単独で又は2種以上を混合して用いることができる。アクリル酸エステル単量体、メタクリル酸エステル単量体としては、これらのうち、特にアクリル酸メチル、メタクリル酸メチルが好ましい。
【0017】
上記アクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステル単量体は、共重合体(A)中に10〜90重量%、好ましくは20〜90重量%、更に好ましくは40〜80重量%含有される。この含有量が10重量%未満では、制振効果が低く、90重量%を超えると、制振性、耐衝撃性が共に悪化するので好ましくない。
【0018】
また、共重合体(A)を構成する芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレン、ブロムスチレン等が挙げられ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。また、シアン化ビニル単量体としては、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等が挙げられ、特にアクリロニトリルが好ましい。これらの芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体は、いずれも1種を単独で用いても2種以上を併用して用いても良い。
【0019】
共重合体(A)において、更に必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体としては、マレイミド化合物、不飽和カルボン酸等が挙げられ、マレイミド化合物としては、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等が挙げられる。不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸等が挙げられる。これらの単量体もまた、1種を単独で用いても2種以上を併用して用いても良い。
【0020】
共重合体(A)中の芳香族ビニル単量体の含有量は5〜40重量%、シアン化ビニル単量体の含有量は1〜30重量%、他の単量体の含有量は20重量%以下とするのが好ましい。
【0021】
また、共重合体(A)のガラス転移点は40℃以上であり、好ましくは50℃以上であり、更に好ましくは60℃以上である。ガラス転移点が40℃未満の共重合体(A)を用いると、剛性が低下し、制振性の改善効果が充分ではない。なお、本発明において、共重合体(A)のガラス転移点は、示差熱走査熱量分析計(DSC:セイコー電子社製)を用いて測定したものである。
【0022】
また、共重合体(A)の重量平均分子量は、好ましくは10000〜250000であり、更に好ましくは50000〜250000であり、特に好ましくは50000〜150000である。共重合体(A)の重量平均分子量がこの範囲内であれば、一層の制振性の改善効果を得ることができる。
【0023】
本発明に係るスチレン系樹脂(B)は、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体からなる共重合体(b−1)、及び/又は、ゴム質重合体の存在下に芳香族ビニル及びシアン化ビニルを含む単量体混合物を共重合させてなるゴム含有グラフト共重合体(b−2)よりなる。
【0024】
ここで、共重合体(b−1)は、芳香族ビニル単量体とシアン化ビニル単量体と、更に必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体を共重合してなる硬質重合体からなり、このうち芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレン、ブロムスチレン等が挙げられ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。また、シアン化ビニル単量体としては、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等が挙げられ、特にアクリロニトリルが好ましい。他の単量体としては、アクリル酸エステル単量体、メタクリル酸エステル単量体、マレイミド化合物、不飽和カルボン酸が挙げられ、このうち、(メタ)アクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル等のメタクリル酸エステル又はアクリル酸エステルが挙げられ、マレイミド化合物としては、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等が挙げられ、不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸等が挙げられる。これらのビニル系単量体は、それぞれ1種を単独で或いは2種以上を併用して用いることができる。
【0025】
共重合体(b−1)中の芳香族ビニル単量体の含有量は50〜85重量%、シアン化ビニル単量体の含有量は15〜50重量%、他の単量体の含有量は25重量%以下とするのが好ましい。
【0026】
また、共重合体(b−1)の重量平均分子量は、好ましくは10000〜250000であり、更に好ましくは50000〜250000であり、特に好ましくは100000〜250000である。この範囲内であれば、制振性だけではなく、高度な精密成形性が得られ、樹脂成形品を適用した箇所への優れた装填性が得られることから、より一層の制振性の改善効果が得られる。
【0027】
ゴム含有グラフト共重合体(b−2)は、ゴム質重合体の存在下、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体と、必要に応じて用いられる他の単量体をグラフト重合してなる共重合体及び/又はゴム質重合体にグラフト重合させる上記単量体の単独又は共重合体との混合物である。
【0028】
ゴム含有グラフト共重合体(b−2)中のゴム質重合体としては、ポリブタジエン、ブタジエンと共重合可能なビニル単量体との共重合体、アクリル酸エステル重合体、アクリル酸エステル重合体と共重可能なビニル単量体との共重合体、エチレン−プロピレン又はブテン−非共役ジエン共重合体及びポリオルガノシロキサン等が挙げられる。
【0029】
ここで、アクリル酸エステル重合体としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、イソアミルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート2−メチルペンチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレートなどが挙げられ、また、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体に含有されるジエンとしては、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,4−ヘプタジエン、1,5−シクロオクタジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、11−エチル−1,11−トリデカジエン、5−メチレン−2−ノルボルネンなどが挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
【0030】
ゴム質重合体としては、上記例示したものの中でも、特にアクリル酸エステル単量体をトリアリルイソシアヌレート等の多官能架橋剤によって架橋させたアクリル酸エステル系重合体が、低周波域から高周波域まで全般的に制振性能を高めることができることから、好ましく用いられる。
【0031】
このゴム含有グラフト共重合体(b−2)中のゴム含量は30〜70重量%が好ましい。ゴム含量が30%未満では耐衝撃性に劣り、70%を超えると曲げ弾性率が低下することから、好ましくない。
【0032】
ゴム含有グラフト共重合体(b−2)にグラフト重合するビニル系単量体は、芳香族ビニル単量体とシアン化ビニル単量体と、必要に応じてこれらと共重合可能な他の単量体であり、これらの芳香族ビニル単量体とシアン化ビニル単量体と、更に必要に応じて用いられる共重合可能な他の単量体は、上述の共重合体(b−1)に用いるビニル系単量体と同様な単量体が使用できる。
【0033】
ゴム含有グラフト共重合体(b−2)中の芳香族ビニル単量体の含有量は20〜50重量%、シアン化ビニル単量体の含有量は5〜25重量%、他の単量体の含有量は25重量%以下とするのが好ましい。
【0034】
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、前記共重合体(A)10重量部以上とスチレン系樹脂(B)90重量部以下とを合計で100重量部となるように含むものである。共重合体(A)が10重量部未満でスチレン系樹脂(B)が90重量部を超えると制振効果が低くなる。得られる成形品の耐衝撃性等の物性を考慮した場合、好ましくは共重合体(A)は10〜80重量部でスチレン系樹脂(B)が90〜20重量部、より好ましくは共重合体(A)が25〜80重量部でスチレン系樹脂(B)が75〜20重量部、更に好ましくは共重合体(A)が45〜80重量部でスチレン系樹脂(B)が55〜20重量部、特に好ましくは共重合体(A)が55〜75重量部でスチレン系樹脂が45〜25重量部であることが望ましい。
【0035】
また、スチレン系樹脂(B)は、共重合体(b−1)5〜85重量%とゴム含有グラフト共重合体(b−2)95〜15重量%とからなることが好ましい。ここで共重合体(b−1)が5重量%未満では高周波域での制振性能が低下し、85重量%を超えると全般的に制振性が低下する。また、ゴム含有グラフト共重合体(b−2)が15重量%未満では耐衝撃性が劣ったり、また、制振対策部材に適用する場合、ヒンジ効果が得られず、挿入時割れたり、隣接部材との密着性に欠けるものとなり、その結果、制振性が発揮できないことがある。また、95重量%を超えると曲げ弾性率が低下し、構造体として成り立たない場合がある。
【0036】
スチレン系樹脂()は、特に共重合体(b−1)5〜85重量%とゴム含有グラフト共重合体(b−2)95〜15重量%、更には共重合体(b−1)15〜70重量%とゴム含有グラフト共重合体(b−2)85〜30重量%、とりわけ共重合体(b−1)30〜70重量%とゴム含有グラフト共重合体(b−2)70〜30重量%とからなることが好ましい。
【0037】
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、共重合体(A)とスチレン系樹脂()との合計100重量部に対して、無機充填剤(C)を5〜30重量部含むため、より一層制振性向上する
【0038】
本発明に使用される無機充填剤(C)としては、ガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、中空ガラスビーズ、ガラスミルドファイバー、マイカ、タルク、炭酸カルシウム、カオリン、シリカ、炭素繊維、チタン酸カリウムウイスカー、酸化亜鉛ウイスカー、ホウ酸アルミニウムウイスカー、ワラストナイト、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が挙げられ、これら1種又は2種以上を用いることができる。無機充填剤(C)として好ましいものは、炭酸カルシウム、マイカ、タルクであり、特に好ましくは炭酸カルシウム、タルクである。
【0039】
このような無機充填剤(C)は、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して、5〜30重量部、特に5〜25重量部、とりわけ10〜25重量部配合するのが好ましい。この配合量が5重量部未満では、制振性が充分ではなく、高精度成形が必要な部品においては、十分な寸法精度が得られない。また、30重量部を超えると耐衝撃性が低下するだけでなく、制振性も低下することから好ましくない。
【0040】
無機充填剤(C)の最も好ましい配合形態は、炭酸カルシウム(C−1)とタルク(C−2)の組み合わせからなるものであり、更に好ましくは炭酸カルシウム(C−1)とタルク(C−2)との合計量中の炭酸カルシウム(C−1)の含有量が50〜98重量%となるように併用添加するのが好ましい。
【0041】
この場合、炭酸カルシウムの粒子径は微細なものがよく、好ましくは1〜50μm、更に好ましくは1〜40μmであり、特に好ましくは1〜30μmである。また、炭酸カルシウムの形状としては、立体方位体などよりも、針状が好ましい。
【0042】
上記共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)とを合計で100重量部含む熱可塑性樹脂組成物、好ましくは更に、この合計100重量部に対して、無機充填剤(C)を5〜30重量部配合した熱可塑性樹脂組成物であれば、制振性、各種物性ともに従来のスチレン系樹脂に比べて、大幅に改善されるが、本発明では、更に、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して、ポリオルガノシロキサン化合物(D)を0.01〜10重量部配合するため、これら(A)〜(C)の3成分の配合による優れた相乗効果が得られ、制振性を飛躍的に改善する。
【0043】
ここで、ポリオルガノシロキサン化合物(D)としては、ポリシロキサン結合を有する重合体であればよく、その他構造上の制限はなく、例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン等が挙げられる。コスト、入手容易性の観点からはポリジメチルシロキサンが好ましい。
【0044】
また、ポリオルガノシロキサン(D)の粘度としては、制振性能上特に制限はないが、25℃における粘度が100〜30000センチストークス、更に500〜20000センチストークスであることが好ましく、特に500〜15000センチストークスであることが好ましい。この粘度が100センチストークス未満の場合、制振性は良好なるものの、成形品にブリードアウトや、射出成形した時にシルバーストリーク等が発生し易くなることから好ましくなく、30000センチストークスを超える場合、樹脂との混練が難しくなり、均一な組成物を製造し難くなる。
【0045】
ポリオルガノシロキサン化合物(D)の添加量は、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して、0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部、更に好ましくは0.1〜5重量部であり、この配合量が0.01重量部未満では、(A)、(B)、及び(C)の3成分配合による相乗効果が得られず、10重量部を超えると、均一な樹脂組成物が得難い上に、機械的物性が低下する。
【0046】
また、本発明の熱可塑性樹脂組成物において、共重合体(A)及びスチレン系樹脂(B)中に含まれるアクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステル単量体からなる単量体単位の合計量(以下「(メタ)アクリル酸エステル単量体総含有量」と称す。)(S)が、10<(S)<70重量%であることが好ましく、更に20<(S)<60重量%、特に30<(S)<60重量%であることが好ましい。この総含有量が10重量%未満であると高周波での制振性は優れるものの、低周波においては制振性が低下しやすく、70重量%を超えると低周波での制振性が優れるものの、高周波において制振性が低下しやすい。この総含有量が10〜70重量%であると、周波数領域に関わらず、良好な制振性が保持できる。
【0047】
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、また、他の熱可塑性樹脂と混合することによって更に任意の特性を付与することができる。この場合、本発明の熱可塑性樹脂組成物に加えられる他の熱可塑性樹脂としては、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン−12、ナイロン−46等のポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート等の飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ゴム含有スチレン系樹脂、及びSAN樹脂等が挙げられ、それぞれ1種を単独で或いは2種以上を混合して用いることができるが、好ましくは、相溶性の観点から、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートの飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂の中から1種又は2種以上が選ばれる。
【0048】
ここで、上記他の熱可塑性樹脂は、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100部に対して、11〜900重量部配合することができる。この配合量が11重量部未満、又は、900重量部を超えると、本発明の熱可塑性樹脂組成物と、他の熱可塑性樹脂との相溶性が悪化して、物性の低下や層状剥離を引き起こすので好ましくない。
【0049】
また、本発明の熱可塑性樹脂組成物には、更に難燃剤(E)を配合することにより、難燃性を付与することができる。この難燃剤としては、一般のゴム、樹脂などの重合体の難燃剤として用いられるものを使用することができ、その例としては、ハロゲン含有化合物、リン含有化合物、チッ素含有化合物、ケイ素含有化合物などが挙げられる。
【0050】
上記ハロゲン含有化合物としては、テトラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテル)、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−ジブロモプロピルエーテル)などのテトラブロモビスフェノールA誘導体、ヘキサブロモジフェニルエーテル、オクタブロモジフェニルエーテル、デカブロモジフェニルエーテル、ビス(トリブロモフェノキシ)エタン、ヘキサブロモシクロドデカンなどを挙げることができる。
【0051】
モノブロモフェノール、トリブロモフェノール、ペンタブロモフェノール、トリブロモクレゾール、ジブロモプロピルフェノール、テトラブロモビスフェノールなどを重合することにより、あるいはこれらと上記ハロゲン含有化合物の群から選ばれた少なくとも1種のハロゲン含有化合物とを共重合することにより得られるオリゴマータイプのハロゲン含有化合物が挙げられる。
【0052】
また、テトラブロモビスフェノールAのポリカーボネートオリゴマー、テトラブロモビスフェノールAとビスフェノールAとのポリカーボネートオリゴマー、テトラブロモビスフェノールSのポリカーボネートオリゴマー、テトラブロモビスフェノールSとのポリカーボネートオリゴマーなども挙げられる。更に、ハロゲン化エポキシオリゴマーなども挙げられる。
【0053】
上記リン含有化合物としては、有機系リン含有化合物、赤リン、ホスフェゼン系化合物、ポリリン酸アンモニウムなどが挙げられる。このうち、有機系リン含有化合物としは、トリフェニルホスフェートに代表されるホスフェート類、トリフェニルホスファイトに代表されるホスファイト類などが挙げられる。これらの有機系リン含有化合物は、1種を単独で、又は2種以上を混合して用いてもよい。
【0054】
有機リン系化合物として、特に、トリフェニルホスフェート、トリフェニルチオホスフェート、トリキシレニルホスフェート、トリキシレニルチオホスフェート、ハイドロキシノンビス(ジフェニルホスフェート)、レゾルシノール(ジフェニルホスフェート)などが好ましい。
【0055】
上記チッ素含有化合物としては、トリアジン、トリアゾリシン、尿素、グアニジン、アミノ酸、メラミン及びその誘導体などが挙げられる。
【0056】
上記ケイ素含有化合物としては、オルガノシロキサンに代表される有機シラン化合物、ポリシランなどが挙げられる。
【0057】
上記難燃剤(E)の配合量は、共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して3〜50重量部、好ましくは5〜40重量部とされる。この配合量が3重量部未満では難燃性の付与が不充分であり、50重量部を超えると耐衝撃性の低下が著しくなり、好ましくない。
【0058】
また、上記難燃剤(E)の効果を更に高める為に、アンチモン含有化合物を併用することができる。アンチモン含有化合物としては、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0059】
更に、燃焼時の炎の滴下防止の為に、耐ドリップ防止剤を添加することができる。この耐ドリップ防止剤としては、塩素化ポリエチレン、塩化ビニル樹脂、ポリテトラフルオロエチレンなどが挙げられる。
【0060】
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて顔料、染料、滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、補強剤、充填剤など各種添加剤をその物性等を損なわない範囲内に配合することができる。
【0061】
これら各構成成分を混合して本発明の熱可塑性樹脂組成物を製造する方法としては、特に制限はないが、溶融混練りが好ましく、例えば、押出機、バンバリーミキサー等を用いて行うことができる。
【0062】
このような本発明の熱可塑性樹脂組成物を成形して本発明の熱可塑性樹脂成形品を製造する方法としては、特に制限はなく、射出成形、ブロー成形、異形押出成形、又は、シート状に押出した後、真空成形、圧空成形するなどの各種の成形方法が適用できる。
【0063】
本発明の熱可塑性樹脂成形品は、制振性だけでなく、耐衝撃性、剛性、成形加工性に優れることから、この性能を生かした用途に広く用いることができる。
【0064】
【実施例】
以下に、合成例、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例により何ら限定されるものではない。なお、以下において、部は重量部を意味するものとし、また、共重合体(A)、共重合体(b−1)の重量平均分子量は、東ソー(株)製:GPC(ゲル・パーミエ−ション・クロマトグラフィー)を用いた標準ポリスチレン換算法にて算出した。
【0065】
合成例1〜6:共重合体(A−1)〜(A−6)の製造
表1に示す割合にて、表1に示す重量平均分子量の(メタ)アクリル酸エステル系共重合体(A−1)〜(A−6)を公知の乳化重合により合成した。得られた共重合体のガラス転移点Tgを示差熱走査熱量分析計(DSC:セイコー電子製)を用いて測定し、その値を表1に示した。
【0066】
【表1】
Figure 0004292630
【0067】
合成例7:共重合体(b−1−1)の製造
窒素置換した反応器に水120部、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ0.002部、ポリビニルアルコール0.5部、アゾイソブチルニトリル0.3部と、アクリロニトリル30部、及びスチレン70部からなるモノマー混合物を加え、開始温度60℃として5時間加熱後、120℃に昇温し、4時間反応後、重合物を取り出した。重合物の重量平均分子量は、166000であった。
【0068】
合成例8:共重合体(b−1−2)の製造
単量体として、アクリロニトリル20部、スチレン30部、α−メチルスチレン10部、メタクリル酸メチル30部、N−フェニルマレイミド10部を用いたこと以外は、合成例7と同様に合成した。重合物の重量平均分子量は、123000であった。
【0069】
合成例9:ゴム含有グラフト共重合体(b−2−1)の製造
以下の配合にて、乳化重合法によりABS共重合体を合成した。
【0070】
[配合]
スチレン(ST) 30部
アクリロニトリル(AN) 10部
ポリブタジエン・ラテックス 60部
不均化ロジン酸カリウム 1部
水酸化カリルム 0.03部
ターシャリードデシルメルカプタン(t−DM) 0.1部
クメンハイドロパーオキサイド 0.3部
硫酸第一鉄 0.007部
ピロリン酸ナトリウム 0.1部
結晶ブドウ糖 0.3部
蒸留水 190部
オートクレーブに蒸留水、不均化ロジン酸カリウム、水酸化カリウム及びポリブタジエン・ラテックスを仕込み、60℃に加熱後、硫酸第一鉄、ピロリン酸ナトリウム、結晶ブドウ糖を添加し、60℃に保持したままST、AN、t−DM及びクメンハイドロパーオキサイドを2時間かけて連続添加し、その後70℃に昇温して1時間保って反応を完結した。かかる反応によって得たABSラテックスに酸化防止剤を添加し、その後硫酸により凝固し、十分水洗後、乾燥してABSグラフト共重合体(b−2−1)を得た。
【0071】
合成例10:ゴム含有グラフト共重合体(b−2−2)の製造
ポリブチルアクリレートゴム(架橋剤としてトリアリルイソシアヌレートを用いて架橋したもの)60部の存在下、アクリロニトリル10部、スチレン30部を反応させたこと以外は、合成例9と同様にしてAASグラフト共重合体(b−2−2)を得た。
【0072】
なお、その他に比較のために、一般ABS樹脂(宇部サイコン(株)製:T)を使用した。また、(C)成分として、炭酸カルシウム(C−1)(日東粉化工業製:CACO NS1000、平均粒子径:1.17μm)、タルク(C−2)(日本タルク社製:SIMGON)、(D)成分として、ジメチルシロキサン(東レダウコーニング社製:SH200:25℃における粘度10000センチストークス)を使用した。
【0073】
実施例1〜、比較例1〜
各重合体を表2,3に示す割合にて、0.5重量部の滑剤(日本油脂(株)製:PRN−208)と共に混練した後、220℃で2軸押出機(東芝(株)製:TEX−44)にて溶融混合し、ペレット化した。混練により得られた熱可塑性樹脂組成物中の(メタ)アクリル酸エステル単量体総含有量(S)は、表2,3に示す通りである。このペレットを4オンス射出成形機(日本製鋼(株)製)で240℃にて成形し、必要なテストピースを作成し、それぞれ次のような評価を行い、結果を表2,3に示した。
【0074】
[メルトフローインデックス]
ASTM−D1238 (220℃/10kg) (g/10min)
[アイゾット衝撃強度]
ASTM−D256 (常温) (Kg・cm/cm)
[曲げ弾性率]
ASTM−D790 (常温) (Kg/cm
[制振性]
下記測定装置を用い、JIS G 0602に規定する中央支持加振法にて下記条件にて機械インピーダンスを測定し、半値幅法によって損失係数を算出した。
測定装置:松下インターテクノ(株)製、制振性評価装置
条件 :20℃における各周波数(100、500、1200、2500Hz)での損失係数を測定。
【0075】
【表2】
Figure 0004292630
【0076】
【表3】
Figure 0004292630
【0077】
表2,3より次のことが分かる。
【0078】
実施例1〜の結果から明らかなように、本発明の範囲内であれば、良好な機械的特性と制振性が得られる。また、実施例の結果から明らかなように、ポリオルガノシロキサン化合物(D)成分を混合することによって、より一段と制振性能が向上し、また、無機充填剤(C)が炭酸カルシウムとタルクからなり、更にポリオルガノシロキサン化合物(D)を混合すると、共重合体(A)の組成に関わらず、優れた相乗効果で低周波域から高周波域まで良好な制振性が得られる。
【0079】
一方、比較例1より明らかなように、共重合体(A)と、共重合体(b−1)及びゴム含有グラフト共重合体(b−2)よりなるスチレン系樹脂(B)の混合割合が、本発明の範囲外であると、制振性が得られないか、機械的特性(耐衝撃性又は剛性)が低下する。また、比較例2より、共重合体(A)のガラス転移点が低いと制振性が低下し、物性のバランスも劣るものとなる。また、比較例3より、共重合体(A)のメタクリル酸メチル含有量が多いと機械的特性(耐衝撃性又は剛性)が低下する。
【0080】
比較例4より、無機充填剤(C)が多過ぎると、共に制振性が低下することがわかる。
【0081】
また、比較例5より、一般ABS樹脂では、物性は良好なるものの、制振性が極めて悪いことが確認できる。
【0082】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の制振性熱可塑性樹脂組成物は、特定の(メタ)アクリル酸エステル単量体を含む共重合体、スチレン系樹脂、更には無機充填剤やポリオルガノシロキサン化合物を用いることで、従来のスチレン系樹脂やゴム質重合体を含む熱可塑性樹脂組成物の欠点を改良した画期的な優れた成形材料であり、制振性に優れるだけでなく、耐衝撃性、剛性、成形加工性が高度の状態で良好なバランスを示すものである。従って、本発明の熱可塑性樹脂組成物は各種成形材料として工業的な実用価値は極めて大きい。

Claims (5)

  1. アクリル酸エステル単量体及び/又はメタクリル酸エステル単量体10〜90重量%と、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体90〜10重量%とからなる共重合体であって、ガラス転移点が40℃以上である共重合体(A)10重量部以上と、スチレン系樹脂(B)90重量部以下とを含み、
    共重合体(A)とスチレン系樹脂(B)との合計100重量部に対して、無機充填剤(C)を5〜30重量部、ポリオルガノシロキサン化合物(D)を0.01〜10重量部配合してなる制振性熱可塑性樹脂組成物。
  2. スチレン系樹脂(B)が、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な他の単量体からなる共重合体(b−1)、及び/又は、ゴム質重合体の存在下に芳香族ビニル及びシアン化ビニルを含む単量体混合物を共重合させてなるゴム含有グラフト共重合体(b−2)よりなる請求項1に記載の制振性熱可塑性樹脂組成物。
  3. 共重合体(A)10〜80重量部と、スチレン系樹脂(B)90〜20重量部とを含む請求項1又は2に記載の制振性熱可塑性樹脂組成物。
  4. スチレン系樹脂(B)が、共重合体(b−1)5〜85重量%と、ゴム含有グラフト共重合体(b−2)95〜15重量%とからなる請求項2又は3に記載の制振性熱可塑性樹脂組成物。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物を成形してなる制振性熱可塑性樹脂成形品。
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