JP4279965B2 - Shroud - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシュラウドに係り、電磁適合性(EMC;Electromagnetic Compatibility)の向上を図ったシュラウドに関する。
【0002】
近年、通信装置では、大量のデータを信頼性良く伝送することが求められている。このためにはデータを例えば1Gbit/秒以上の高速で伝送する必要がある。
【0003】
コネクタ装置についてみると、データの伝送速度が高速となると、コネクタ接続部分から外部に出る電磁妨害雑音が増え、また、外部からの電磁波に対する感受性が高くなる傾向にある。そこで、コネクタ装置は、電磁適合性の向上を図ることが求められる。
【0004】
電磁適合性とは、通信装置が様々な電磁環境条件に適合して正常動作を行なうことを意味し、EMI(Electromagnetic Interference);装置から出る電磁妨害雑音、EMS(Electromagnetic Susceptibility);外来電磁波に対する装置の感受性、及びESD(Electrostatic Discharge);静電気に対する装置の感受性を包括する概念である。
【0005】
【従来の技術】
図1は従来のコネクタ装置10を示す。11は通信装置の内部である。12は通信装置のバックパネルである。バックパネル12の前面には、長いピン端子13を有するプラグ14が実装してあり、ピン端子13はバックパネル12の貫通孔12aを貫通してバックパネル12の背面側に突き出ている。プラグ14には、通信装置の内部で、ジャック15が接続してある。
【0006】
コネクタ装置10は、合成樹脂製のシュラウド16と、ケーブル17の端のケーブルコネクタ18とを有する。シュラウド16は、その底面16aの貫通孔16a1をバックパネル12の背面側に突き出ているピン端子13と嵌合させて、バックパネル12の背面に固定してある。ピン端子13はシュラウド16内に突き出ている。ケーブルコネクタ18はシュラウド16内に挿入されて嵌合しており、ピン端子13と接続してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコネクタ装置10において、シュラウド16は合成樹脂製であり、電磁波に対する特別の工夫はなかった。よって、従来のコネクタ装置10は電磁適合性が十分でなく、高速信号の伝送には適していなかった。
【0008】
そこで、本発明は電磁適合性の向上を図ったシュラウドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、請求項1の発明は、パネルより突き出ているピン端子が内側に突き出した状態で該パネルに取付けられ、ケーブルコネクタが接続されるシュラウドにおいて、
電気絶縁材製であり略直方体の箱形状であり、仕切り壁で仕切られて区画され、上記ケーブルコネクタが接続される複数のシュラウド区画部が並んでいるシュラウド本体と、
本体部と複数の端子部とを有し、該本体部が該シュラウド本体の内側面に露出して組み込まれており、上記複数の端子部が上記シュラウド本体の底側に突き出している金属板製のシールド板とよりなり、
上記シュラウド本体は、その底面より突き出したスタンドオフを分散して複数有し、
上記シールド板の上記端子部が、上記スタンドオフより突き出している構成としたものである。
【0010】
シュラウドがパネルに取付けられてパネル上にケーブルコネクタ用コネクタが構築された状態で、シールド板がグランド電位とされ、電磁適合性の向上が図られる。これによって、高速信号の伝送に対応可能となる。
【0011】
ケーブルコネクタ用コネクタが各シュラウド区画部に接続されることによって、ケーブルコネクタ用コネクタは電磁適合性の向上が図られた状態で、しかも、高密度に並んで接続される。
【0013】
ピン端子のうちスタンドオフに対応する部分にワイヤラッピングエリアが確保され、この部分を利用して、パネルの配線の変更等のためのワイヤの端部を巻くことが可能となる。
【0014】
請求項2の発明は、上記シュラウド本体は、上記仕切り壁にケーブルコネクタ誤挿入防止溝を有する構成としたものである。
【0015】
ケーブルコネクタをこれが接続されるべきシュラウド区画部とは別のシュラウド区画部に接続しようとした場合に、挿入が阻止されて誤挿入が防止される。
【0016】
請求項3の発明は、上記シールド板は、その本体部にロック用係止部を有する構成としたものである。
【0017】
接続されたケーブルコネクタのケーブルを誤って強く引っぱった場合の力が、シールド板で受けられ、シュラウド本体に及ばないようになる。よって、電気絶縁材製のシュラウド本体が割れる等の事故の発生が防止される。
【0018】
請求項4の発明は、上記シールド板は、上記端子部がプレスフィット構造である構成としたものである。
【0019】
ねじ等で固定する場合に必要な取付け用のスペースが不要であり、シュラウドをパネルに最小の面積で取り付けることが可能となる。また、シュラウドのパネルへの固定は圧入で済み、簡単である。
【0020】
請求項5の発明は、上記シールド板は、上記複数の端子部が上記本体部から櫛歯状に分散して突き出ており、該各端子部がプレスフィット構造である構成としたものである。
【0021】
ケーブルコネクタを引いたときの力を全部の端子部で分散して受けることになり、よって、引抜きに強い構造となる。
【0051】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例〕
図2は本発明の第1実施例のコネクタ装置20を分解して示し、図3は接続前の状態を示し、図4は接続された状態を示す。図5は接続を解除したときの状態を示す。21は通信装置、22は通信装置21のバックパネルである。通信装置21の内部21aは従来と同じ構成である。バックパネル22の前面(通信装置21の内部21a側の面)には、長いピン端子23を有するプラグ24が実装してあり、ピン端子23はバックパネル22の貫通孔22aを貫通してバックパネル22の背面側に突き出ている。プラグ24には、通信装置21の内部21aで、ジャック25が接続してある。
【0052】
上記の通信装置21には、伝送の方式として平衡伝送が適用してある。平衡伝送はシグナルグランドに対して大きさが等しい+の信号と−の信号とを平衡して伝送する方式であり、不平衡伝送方式に比べてノイズに強いという特性を有する。平衡伝送を行なう場合には、シグナルグランドとフレームグランドとを分ける必要がある。本実施例のコネクタ装置20は、シグナルグランドとフレームグランドとを分ける場合に適用される構成である。
【0053】
コネクタ装置20は、バックパネル22の背面側に突き出ているピン端子群31と、シュラウド40と、ケーブル50の端のプルタブ付きの10芯のケーブルコネクタ51とを有し、平衡伝送及び高速信号の伝送に適した構造を有する。コネクタ装置20は、概略的には、シュラウド40がピン端子群31と嵌合してバックパネル22の背面に固定してあり、ケーブルコネクタ51がシュラウド40に嵌合して密に並んで接続される構成である。本明細書においてケーブルコネクタとはケーブルの端に設けてあるコネクタを意味する。
【0054】
シュラウド40は、実際にはバックパネル22の背面に図6に示すように複数個が密に並んで固定してある。以下、説明の便宜上、一つのシュラウド40、及び一つのシュラウド40の一部について説明する。
【0055】
以下、ピン端子群31と、シュラウド40と、ケーブルコネクタ51とについて説明する。
【0056】
〔ピン端子群31〕
ピン端子群31は、図2に示すように、複数のピン端子サブグループ32−1,32−2,32−3…がZ1,Z2方向に並んでいる。ピン端子サブグループ32−1は、一列が7本でX1,X2方向に二列に並んでいるピン端子33−1…33−14よりなる。ピン端子33−1…33−14は、X1,X2方向上両端のシグナルグランドピン端子33−1,33−7,33−8,33−14と、残りの信号ピン端子とよりなる。信号ピン端子は、Z1方向側の列の+信号ピン端子33−2〜33−6と、Z1方向側の列の−信号ピン端子33−9〜33−13とよりなる。+信号ピン端子33−2と−信号ピン端子33−9とが対をなす。
【0057】
シグナルグランドピン端子33−1等は、バックパネル22のシグナルグランドと電気的に接続してある。
【0058】
バックパネル22には、ピン端子群31のX1方向端及びX2方向端に沿った部位に、シュラウド40を取付けるためのスルーホール35が形成してある。スルーホール35はバックパネル22のフレームグランドと電気的に接続してある。
【0059】
〔シュラウド40〕
シュラウド40は、図2及び図7に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂製であり略直方体の箱形状のシュラウド本体41と、このシュラウド本体41のX1,X2方向の両側にインサートモールドされて組み込まれている金属板製のシールド板42、43とよりなり、複数の区画されたシュラウド区画部44−1〜44−8がZ1、Z2方向に密に並んでいる構成である。
【0060】
シュラウド本体41は、図8(A)乃至(C)に併せて示すように、直方体を形成する長辺側の側板部41a,41bと短辺側の側板部41c,41dと、底板部41eと、複数の仕切り壁41fと、側板部41a,41bより突き出ており分散している複数のスタンドオフ41g,41hとよりなる。
【0061】
複数の仕切り壁41fは、Z1、Z2方向上、等間隔で並んでいる。スタンドオフ41g,41hは各仕切り壁41fと対応する位置に形成してある。側板部41a,41bには、隣り合う仕切り壁41fの間に、矩形の開口41a1,41b1が形成してある。
【0062】
便宜上、金属板製のシールド板42、43を取り除いた状態でシュラウド本体41を断面すると、図9に示すようになる。45、46はシールド板42、43が組み込まれるための狭い空間である。
【0063】
シールド板42、43は、側板部41a,41bと略同じ大きさの本体部42a,43aと、本体部42a,43aより上記スタンドオフ41g,41hと対応して櫛歯状に分散して突き出ている複数のリード部42b,43bと、各リード部42b,43bの先端のプレスフィット構造の端子部42c,43cとよりなる。本体部42aには、隣合うリード部42bの間の部位に、接続されたケーブルコネクタ51をロックすることに利用されるロック用係止部としてのロック用開口42a1が形成してある。本体部43aにも、隣合うリード部43bの間の部位にロック用開口43a1が形成してある。シールド板42、43がシュラウド本体41から外れて抜け出さないように、本体部42a,43aの長手方向の両端部には、凸部42a2、43a2が形成してあり、且つ、本体部42a,43aのうちリード部42b,43bが突き出ている側の辺には、段部42a3、43a3が形成してある。
【0064】
図10及び図11に示すように、シールド板42、43は、上記の狭い空間45、46内に組み込まれている。側板部41a,41bの部分では、本体部42a,43aがシュラウド本体41の内側に露出しており、且つ、各仕切り壁41fの両端側で押えられている。ロック用開口42a1と開口41a1とは一致しており、ロック用開口43a1と開口41b1とも一致している。開口41a1、41b1はインサートモールドのときに金型のうちロック用開口42a1、43a1と嵌合する凸部によって形成されたものである。この開口41a1、41b1は、ケーブルコネクタ51のロックの状態を目で確認するのに利用される。スタンドオフ41g,41hの部分は、リード部42b,43bをくるんでいる。端子部42c,43cは、スタンドオフ41g,41hの端より突き出ている。
【0065】
シュラウド40は、仕切り壁41fでもって仕切られて複数に区画されたシュラウド区画部44−1〜44−8を有する。
【0066】
各シュラウド区画部44−1〜44−8は、複数のピン端子サブグループ32−1,32−2,32−3…に対応しており、且つ、ケーブルコネクタ51に対応する大きさを有する。X1及びX2側の内側面には、シールド板42、43の本体部42a,43aが露出している。底板部41eには、ピン端子サブグループ32−1等のピン端子33−1…33−14の並びに対応した並びで、複数の貫通孔41e1が形成してある。
【0067】
また、各シュラウド区画部44−1〜44−8のZ1,Z2方向上対向する面(仕切り壁41fの上面と下面、側板部41c,41dの内側面)には、これに接続されるべきケーブルコネクタとは別のケーブルコネクタを接続してしまう誤挿入を防止するためのケーブルコネクタ誤挿入防止溝47が形成してある。誤挿入防止溝47の配置は、各シュラウド区画部44−1〜44−8毎、相違している。
【0068】
図12(A)に拡大して示すように、誤挿入防止溝47は、シュラウド区画部44−1等の中心O1に関して点対称とならないように配置してある。これによって、シュラウド区画部44−1等に接続されるべきケーブルコネクタ51が正しくても、この上面と下面とを逆にした逆差しも防止される。
【0069】
また、図12(B)に示すように、同じ仕切り壁41f’の上面41fa’の誤挿入防止溝と下面41fb’の誤挿入防止溝とが、仕切り壁の厚さ方向上同じ位置となると、仕切り壁41f’の厚さt1が厚くなってしまう。そこで、本実施例では、同じ仕切り壁41fの上面41faの誤挿入防止溝と下面41fbの誤挿入防止溝とが、仕切り壁の厚さ方向上(Z1,Z2方向上)同じ位置とならないように、即ち、X1,X2方向上ずれて配置してある。よって、仕切り壁41fの厚さt2が薄くなり、隣合うシュラウド区画部44−1〜44−8の距離(ピッチ)cは短くなり、シュラウド40はZ1,Z2方向の寸法Lは短かくなっている。
【0070】
上記のシュラウド40は、図3に示すように、貫通孔41e1を対応するピン端子33−1…33−14と嵌合させ、ピン端子33−1…33−14がシュラウド40内に突き出るようにし、プレスフィット構造の端子部42c,43cをバックパネル22のスルーホール35に圧入されて固定されて、スタンドオフ41g,41hの先端がバックパネル22の裏面に当接してスタンドオフ41g,41hでもってバックパネル22の裏面に立っている状態で、実装される。ねじ止めする場合等に比べて、シュラウド40を実装するために必要なバックパネル22の裏面の面積は狭くて足りる。
【0071】
また、図3に示すように、ピン端子33−1…33−14の全長のうちスタンドオフ41g,41hに対応する部分76が、バックパネル22の配線の変更等のためのワイヤの端部を巻く部分(ワイヤラッピングエリア)として利用される。
【0072】
シュラウド40が上記のようにピン端子33−1…33−14と嵌合してバックパネル22上に実装されると、バックパネル22上に、ケーブルコネクタ用コネクタ48が構築される。
【0073】
〔ケーブルコネクタ51〕
図13、図2、図3に示すように、ケーブルコネクタ51は、電気絶縁性を有する合成樹脂製のハウジング52と、このハウジング52の内部に組み込まれている第1の信号コンタクト53、第2の信号コンタクト54及び電気絶縁性を有する合成樹脂製の電線押さえ部材55と、ハウジング52の両側面に取り付けてある金属板製のラッチ爪部材56、57と、金属板製の下側シールドカバー58と、金属板製の上側シールドカバー59と、電気絶縁性を有する合成樹脂製のロック解除部材60とを有し、シュラウド区画部44−1等に挿入される大きさを有し、Y1,Y2方向に長い形状を有する。
【0074】
第1の信号コンタクト53は、Y1方向端側にフォーク形状の第1のピン端子接触部53aを有し、Y2方向端にZ1方向に立ち上がっているフォーク形状の第1の電線固定部53bを有し、途中にY1方向側からY2方向に向かってZ2方向に下がったクランク形状の長さaの曲がり部53cを有する。
【0075】
第2の信号コンタクト54は、直線状であり、Y1方向端側にフォーク形状の第2のピン端子接触部54aを有し、Y2方向端にZ1方向に立ち上がっているフォーク形状の第2の電線固定部54bを有する。
【0076】
ハウジング52は、Y1方向端側にピン端子接触部収容部52aを有し、Y1,Y2方向の略中央部の上面に電線固定部位置決め溝部52bを有し、Y1,Y2方向の略中央部の両側面に突起52c,52dを有し、ピン端子接触部収容部52aの上面と下面のY1方向端側に凸状の誤挿入防止キー部55eを有する構成である。
【0077】
図14に拡大して示すように、ピン端子接触部収容部52aは、高い(Z1側)位置H1のX1,X2方向に整列している7つのトンネル部52a1〜52a7と、低い(Z2側)位置H2のX1,X2方向に整列している7つのトンネル部52a8〜52a14との二列の構造である。X1方向端のトンネル部52a1、52a8のX1方向側は、開口窓52a15となっている。X2方向端のトンネル部52a7、52a14のX2方向側も、開口窓52a16となっている。開口窓52a15、52a16は後述する図19中の接触片58Bb2,58Bb3,58Bc2、58Bc3が入り込むために利用される。
【0078】
同じく図14に示すように、電線固定部位置決め溝部52bは、第1の電線固定部位置決め溝部52b1と、第2の電線固定部位置決め溝部52b2とよりなり、上記の位置H2と略同じ高さの平面上に位置している。
【0079】
第1の信号コンタクト53は、第1のピン端子接触部53aを高い位置H1のトンネル部52a2〜52a6、即ち、両端のトンネル部52a1、52a7を除いたトンネル部に挿入されて、第1の電線固定部53bを第1の電線固定部位置決め溝部52b1に嵌合されて取付けてある。第2の信号コンタクト54は、第2のピン端子接触部53aを低い位置H2のトンネル部52a9〜52a13、即ち、両端のトンネル部52a8、52a14を除いたトンネル部に挿入されて、第2の電線固定部54bを第2の電線固定部位置決め溝部52b2に嵌合されて取付けてある。
【0080】
Y1,Y2方向上、第1のピン端子接触部53aと第2のピン端子接触部53aとは同じ位置にあり、第1の電線固定部53bは第2の電線固定部54bよりY1方向側に、寸法bだけ寄っている。寸法bは上記の曲がり部53cの長さaと等しい。よって、第1の信号コンタクト53の第1のピン端子接触部53aと第1の電線固定部53bとの間の第1の信号コンタクト53に沿う長さと、第2の信号コンタクト54の第2のピン端子接触部54aと第2の電線固定部54bとの間の第2の信号コンタクト54に沿う長さとは等しくなっている。後述するように、平衡伝送される+信号と−信号との間で時間的なずれ(スキュー)が発生しないようにするためである。
【0081】
誤挿入防止キー部55eは、各シュラウド区画部44−1〜44−8の誤挿入防止溝47の配置と対応して配置してある。各ケーブルコネクタ51毎に誤挿入防止キー部55eの位置は異なっており、各シュラウド区画部44−1〜44−8にはそれぞれに対応するケーブルコネクタだけが挿入接続され、それ以外のケーブルコネクタはシュラウド区画部の入口で挿入を制限される。よって、ケーブルコネクタをこれと対応するシュラウド区画部以外のシュラウド区画部に挿入接続してしまう誤接続は防止される。また、誤挿入防止キー部55eは、ピン端子接触部収容部52aのY1方向端面の中心O2に関して点対称とならないように配置してある。これによって、シュラウド区画部44−1等に接続されるべきケーブルコネクタ51が正しくても、この上面と下面とを逆にした逆差しも防止される。
【0082】
ケーブル50は、端のシールド網線70を、下側シールドカバー58の舌部58d及び上側シールドカバー59の舌部59dと共に、金属製のかしめリング61によってかしめられて、ケーブルコネクタ51に固定してある。ケーブル50の端よりは+信号用の電線71と−信号用の電線72とが同じ長さで引き出されている。+信号用の電線71の先端は第1の電線固定部53bに押し込まれて、−信号用の電線72の先端は第2の電線固定部54bに押し込まれて、且つ、電線押さえ部材55によって押されて、夫々第1の信号コンタクト53及び第2の信号コンタクト54に接続されている。電線押さえ部材55はハウジング52の内側に嵌合してY1,Y2方向の動きを制限されている。
【0083】
ラッチ爪部材56,57は、先端側にフック部56a,57a、基部側に曲がり部56b,57b、途中に台形部56c,57cを有する。ラッチ爪部材56,57は、図5に併せて示すように、基部側の曲がり部56b,57bがハウジング52の凹部52fに嵌合し、且つ、外側を下側シールドカバー58の側板部58b,58cによって弾性的に押さえられて取り付けてある。台形部56c,57cはハウジング52の開口窓52gを通ってハウジング52内に進入している。台形部56c,57cは、曲がり部56b,57b寄り側に、傾斜部56c1,57c1を有する。
【0084】
図13に示すように、下側シールドカバー58は、底板部58aと、X1,X2方向上両側の側板部58b,58cと、Y2方向端の舌部58dとよりなる。上側シールドカバー59は、天板部59aと、X1,X2方向上両側の側板部59b,59cと、Y2方向端の舌部59dとよりなる。下側シールドカバー58と上側シールドカバー59とは、底板部58aがハウジング52の底面を覆い、天板部59aが第1の信号コンタクト53及び第2の信号コンタクト54を覆って、全体を包むように取り付けてある。側板部59b,59cが側板部58b,58cの外側に位置する。
【0085】
上側シールドカバー59の側板部59b,59cには、Y1方向端の近傍に、外側に突き出た接触片59b2,59c2が形成してある。接触片59b2,59c2は上記のシールド板42、43に接触するためである。下側シールドカバー58の側板部58b,58cには、Y1方向端の近傍であって、前記の開口窓52a15、52a16に対向する部位に、開口58b2,58b3,58c2、58c3が形成してある。これは、シグナルグランドをフレームグランドとを電気的に分けるためである。
【0086】
下側シールドカバー58の底板部58a及び上側シールドカバー59の天板部59aのY1方向端には、誤挿入防止キー部55eに対応して切り欠き58a1、59a1が形成してある。
【0087】
図15(A)に示すように、上側シールドカバー59の側板部59b,59cには、Y1,Y2方向に長いガイド開口59b1(側板部59cのガイド開口は図示せず)が形成してある。中央よりY1方向に寄った部位にZ1,Z2方向に広がった幅広部59b1aを有する。幅広部59b1aは、突起部60dを通すために形成してある。59b2、59b3はガイド部であり、側板部59bのうちガイド開口59b1に臨む部分であり、Y1,Y2方向に延在している。
【0088】
ロック解除部材60は、箱部60aと、箱部60aのX2,X1方向端よりY1方向に平行に延びている腕部60b,60cと、腕部60b,60cのY1方向端の内側に対向するように突き出ている突起部60d,60eと、箱部60aよりY2方向に延びているプルタブ部60fとを有する。
【0089】
箱部60aは、図3中、略台形状であり、ケーブル50の端部及びハウジング52を覆っている下側シールドカバー58及び上側シールドカバー59のうちY2方向端寄りの部分を丁度囲んでいる。
【0090】
腕部60b,60cは、ハウジング52を覆っている上側シールドカバー59の側板部59b,59cに沿っている。腕部60b,60cの途中の矩形の開口60b1,60c1が、上記の突起52c,52dに嵌合している。
【0091】
突起部60d,60eは、上記幅広部59b1aに対応するサイズの略立方体形状であり、腕部60b,60c寄りの部位にガイド溝60da,60db,60ea,60ebが形成してある。ガイド溝60da,60db,60ea,60ebは突起部60d,60eのZ1側の面及びZ2側の面から上記のガイド開口59b1に対応して切り込まれて形成してあり、Y1,Y2方向に延在している。
【0092】
図3に示すケーブルコネクタ51を接続する前の状態では、突起部60dは、幅広部59b1aの部分を利用してガイド開口59b1内にX2方向に挿入されて、Y2方向に少し移動された位置に位置している。図15(B)に示すように、ガイド溝60da,60dbは夫々ガイド部59b2、59b3と嵌合してある。突起部60dは、下側シールドカバー58の側板部58bの開口58b1、ハウジング52の開口52gを通ってハウジング52内に突き出ており、ラッチ爪部材56の台形部56cに対向している。別の突起部60eも、図3に示すように、上記の突起部60dと同じく、ガイド溝60ea,60ebがガイド部と嵌合されており、突起部60eの先端がラッチ爪部材57の台形部57cに対向している。
【0093】
ロック解除部材60は、箱部60aがハウジング52を囲み、突起部60d,60eがハウジング52の開口52gに嵌合して、ハウジング52に支持されており、Y2方向に移動可能である。
【0094】
図13に示すように、プルタブ部60fには、スリット60f1を利用して、ケーブルコネクタ51が扱う信号の種類、ケーブルコネクタ51が接続される位置等が記載されているタグ75が付けてある。このタグ75は、ケーブルコネクタ51の接続を解除させるときに、作業者がプルタブ部60fを掴んで引く代わりに、掴んで引く場所としても利用される。
【0095】
上記のケーブルコネクタ51において、下側シールドカバー58及び上側シールドカバー59のハウジング52に対する固定は、以下のようになされている。Y1,Y2方向については、側板部58bの切り欠き58b4と側板部59bの切り欠き59b3とが突起52cと嵌合し、且つ側板部58cの切り欠き58c4と側板部59cの切り欠きとが突起52dと嵌合して固定してある。Z1,Z2方向については、Y2方向側は、かしめられたかしめリング61によって固定してあり、Y1方向側は、ハウジング52の開口52gに嵌合している突起部60d、60eにガイド開口59b1及び開口58b1が嵌合していることによって固定してある。
【0096】
次に、上記構成のケーブルコネクタ51をシュラウド40に対して接続する操作、接続された状態、接続を解除する操作等について説明する。
【0097】
〔接続する操作〕
図3及び図2に示すように、ケーブルコネクタ51を、上下面を正しい向きとして、シュラウド40所定のシュラウド区画部、例えばシュラウド区画部44−1にY1方向にそれ以上の挿入が制限される最終位置まで挿入する。
【0098】
誤挿入防止キー部55eとケーブルコネクタ誤挿入防止溝47とによって、別のシュラウド区画部内への挿入、及び、ケーブルコネクタ51の上下面逆向きでの挿入は防止される。
【0099】
〔接続された状態〕
ケーブルコネクタ51は、図4に示すように、各第1のピン端子接触部53aが+信号ピン端子33−2〜33−6と接続され、第2のピン端子接触部54aが対応する−信号ピン端子33−9〜33−13と接続され、接触片59b2,59c2が夫々シールド板42、43の本体部42a,43aと弾性的に接触され、フック部56a,57aが夫々シールド板42、43の開口41a1,41b1を係止した状態で、接続してある。
【0100】
シュラウド40のシールド板42、43がバックパネル12のフレームグランドと電気的に接続されており、ケーブルコネクタ51を覆っているシールドカバー58、59は、シールド板42、43を介してバックパネル12のフレームグランドと電気的に接続されているため、ケーブルコネクタ51内の第1の信号コンタクト53、第2の信号コンタクト54及び電線71、72、及びシュラウド区画部44−1内の信号ピン端子及びシグナルグランドピン端子は、EMI対策、EMS対策、ESD対策がなされて、EMCの向上が図られている。
【0101】
また、第1の信号コンタクト53と第2の信号コンタクト54との長さが調整してあり、平衡伝送される+信号と−信号との間で時間的なずれ(スキュー)の発生が抑制され、例えば1Gbit/秒以上の高速信号も信頼性良く伝送される。
【0102】
また、フック部56a,57aが開口41a1,41b1を係止しており、ケーブルコネクタ51はシュラウド区画部44−1にロックされている。よって、誤ってケーブル50を強い力F1で引っぱった場合にも、ケーブルコネクタ51は外れない。また、この力F1は、金属板であるシールド板42、43で受け止められるため、合成樹脂製であるシュラウド本体41を傷めたり、シュラウド本体41が割れたりする事故は起きない。また、シュラウド40は各シュラウド区画部44−1毎に正面の矩形開口側から見て、矩形開口のシュラウド区画部44−1の各コーナの4か所をリード部42b,43bとプレスフィット構造の端子部42c,43cとによってバックパネル22に堅固に固定してある。また、上記の強い力F1は、シュラウド区画部44−1以外のシュラウド区画部においてバックパネル22のスルーホール35に圧入されているプレスフィット構造の端子部42c,43cによっても受けられる。よって、シュラウド40がバックパネル22から浮くことは起きない。
【0103】
また、シュラウド区画部44−1〜44−8の距離(ピッチ)cが短いため、ケーブルコネクタ51は、Z1,Z2方向上、密に並び、ケーブルコネクタ51の接続密度は高い。
【0104】
また、開口41a1、41b1を通して、フック部56a,57aが夫々シールド板42、43の開口41a1,41b1を係止していることを目で確認することが出来る。
【0105】
〔接続を解除する操作〕
タグ75又はプルタブ部60fをY2方向に引く。この操作によって、図5に示すように、ロック解除部材60がY2方向に移動し、突起部60d,60eがラッチ爪部材56,57の傾斜部56c1,57c1を押して、ラッチ爪部材56,57がケーブルコネクタ51の中心側に向かって弾性的に撓まされて、フック部56a,57aが開口41a1,41b1から外れて、ロックが解除される。ロックが解除されると同時に、開口60b1,60c1のY1方向の内面60b1a,60c1aが突起52c,52dに当たり、タグ75又はプルタブ部60fを引く力がハウジング52に伝わり、ケーブルコネクタ51がシュラウド区画部44−1から抜け出し、ケーブルコネクタ51のシュラウド区画部44−1に対する接続が解除される。即ち、タグ75又はプルタブ部60fをY2方向に引くという一つの操作によって、ロックの解除とケーブルコネクタ51の引き抜きという2つ動作がなされる。ケーブルコネクタ51の接続を解除するための操作は、タグ75又はプルタブ部60fをY2方向に引くという一つの操作(ワンアクション)で済み、操作性が良い。
【0106】
また、ロックが解除されると同時に開口60b1,60c1のY1方向の内面60b1a,60c1aが突起52c,52dに当たるようになっているため、ラッチ爪部材56,57が無用に大きく撓まされることは起きない。また、タグ75又はプルタブ部60fをY2方向に引く力がケーブルコネクタ51に確実に伝達され、しかも、ケーブルコネクタ51のX1,X2方向の両側の側面の部位に伝達され、よって、ケーブルコネクタ51がシュラウド区画部44−1から抜け出す動作が円滑になされる。
【0107】
また、タグ75はプルタブ部60fより後方に延びている。よって、複数のケーブルコネクタ51がZ1,Z2方向上密に並んでおり、プルタブ部60fにまで指先が届き難い場合であっても、タグ75の端を掴むことは容易である。よって、タグ75を利用することによって、複数のケーブルコネクタ51がZ1,Z2方向上密に並んでいる場合であっても、目的とするケーブルコネクタ51の接続の解除を容易に行なうことが出来る。
【0108】
タグ75又はプルタブ部60fから手を離すと、ラッチ爪部材56,57自身のばね力によって、傾斜部56c1,57c1が突起部60d,60eをY1方向に押し戻し、ロック解除部材60は自動的にY1方向に少し戻され、図3に示す最初の状態となる。よって、ケーブルコネクタ51を抜いた後にロック解除部材60を元の位置に戻る操作は不要であり、操作性が良い。
【0109】
また、上記突起部60d,60eはガイド溝60da,60dbを夫々ガイド部59b2、59b3に案内されて、X1、X1方向に変位することを規制されつつ移動する。よって、Y2方向に移動するときに、突起部60d,60eはラッチ爪部材56,57によってケーブルコネクタ51の外側に押されるけれども、この変位は規制される。よって、上記ロック解除部材60がY2方向に移動されるときのラッチ爪部材56,57のフック部56a,57aが開口41a1,41b1から外れる方向への弾性的に撓わむ動作は確実になされ、ロックの解除が確実になされる。また、腕部60b,60cがケーブルコネクタ51の側面から浮いてケーブルコネクタ51がX1、X2方向上、外側に膨らむことは起きない。
【0110】
〔シュラウド40の変形例〕
図16はシュラウドの変形例を示す。このシュラウド40Aは、図17に併せて示す電気絶縁性を有する合成樹脂成形品であるシュラウド本体41Aの両側の内側の溝45A,46A内に、シュラウド40Aの底面側からシールド板42、43を圧入して固定してある構造である。
【0111】
〔第2実施例〕
図18は本発明の第2実施例のコネクタ装置20Bの接続された状態を示す。コネクタ装置20Bは、バックパネル22のシグナルグランドをフレームグランドと同電位として使用する場合に適用される構成であり、第1実施例のコネクタ装置20とは、ケーブルコネクタ51Bだけが相違する。ケーブルコネクタ51Bは、上記のケーブルコネクタ51と比較すると、図19に示すように、下側シールドカバー58Bだけが相違する。下側シールドカバー58Bは、図13中の下側シールドカバー58とは、開口58b2,58b3,58c2、58c3の個所に下側シールドカバー58Bの内側に突き出た接触片58Bb2,58Bb3,58Bc2、58Bc3が形成されている構成だけが相違する。
【0112】
ケーブルコネクタ51Bは図18に示すようにシュラウド40と接続される。接触片58Bb2,58Bb3,58Bc2、58Bc3がシグナルグランドピン端子33−1,33−7,33−8,33−14と接触している。よって、下側シールドカバー58B及び上側シールドカバー59、更には、シールド板42、43を通して、バックパネル22のシグナルグランドの電位がバックパネル22のフレームグランドとの電位と同電位とされる。
【0113】
〔第3実施例〕
図20は本発明の第3実施例のケーブルコネクタ用コネクタ80を示す。ケーブルコネクタ用コネクタ80は、図21及び図22に併せて示すように、シュラウド40Cに、複数のピン端子81が整列して固定してある構成である。
【0114】
シュラウド40Cは、電気絶縁性を有する合成樹脂製であり略直方体の箱形状のシュラウド本体41Cと、このシュラウド本体41CのX1,X2方向の両側に金属板製のシールド板42C、43Cがインサートモールドされて組み込まれており、複数の区画されたシュラウド区画部44C−1〜44C−8がZ1、Z2方向に密に並んでおり、且つ、各シュラウド区画部毎にプレスフィット構造の端子部42Cc,43Ccが突き出て並んでいる構成である。インサートモールドに代えて、シールド板42C、43Cはシュラウド本体41Cの溝内に圧入されていてもよい。
【0115】
シュラウド本体41Cは、直方体を形成する長辺側の側板部41Ca,41Cbと短辺側の側板部41Cc,41Cdと、底板部41Ceと、複数の仕切り壁41Cfとよりなる。複数の仕切り壁41Cfは、Z1、Z2方向上、等間隔で並んでいる。仕切り壁41Cfの上面及び下面には、ケーブルコネクタの誤挿入を防止するためのケーブルコネクタ誤挿入防止溝47Cが形成してある。
【0116】
シールド板42C、43Cは、側板部41Ca,41Cbと略同じ大きさの本体部42Ca,43Caと、本体部42Ca,43Caより上記シュラウド区画部44C−1〜44C−8と対応して櫛歯状に突き出ているプレスフィット構造の端子部42Cc,43Ccとよりなる。
【0117】
複数のピン端子81は、底板部41Ceの複数の貫通孔41Ce1に圧入等されて固定しており、シュラウド区画部44C−1〜44C−8毎、2列に整列してある。ピン端子81はシュラウド区画部44C−1〜44C−8内に突き出ているピン端子部81aと、シュラウド40Cの底面より突き出ているピン端子部81bとを有する。
【0118】
上記のコネクタ80は、図22に示すように、ピン端子部81bをプリント基板85のスルーホール85aに挿入して半田付けされて、プレスフィット構造の端子部42Cc,43Ccをプリント基板85スルーホール85bに圧入されて、プリント基板85上に実装される。実装された状態で、前記のケーブルコネクタ51が接続される。
【0119】
〔シールド板の変形例〕
図23(A),(B)はシールド板の変形例の一部を示す。このシールド板43Dは、前記のロック用開口に代えて、ロック用係止部としてのロック用段部43Daを有する。このロック用段部43Daは、切り起こして形成してある。図23(B)に示すように、ラッチ爪部材56のフック部56aがロック用段部43Daに係止される。
【0120】
〔第4実施例〕
図24は、本発明の第4実施例のケーブルコネクタ100の、シュラウド40への接続ロックを解除する過程における状態変化を示す。図24(A)にはケーブルコネクタ100がシュラウド40に接続ロックされている状態が、図24(B)にはケーブルコネクタ100がロック解除される直前の状態が、また、図24(C)にはケーブルコネクタ100がロック解除された後の状態が、それぞれ示されている。尚、図24(A)〜(C)において、上記第1実施例のケーブルコネクタ51の構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0121】
図24に示す如く、ケーブルコネクタ100は、シュラウド40に嵌合される。ケーブルコネクタ100は、第1および第2の信号コンタクト53,54が組み込まれた電気絶縁性を有する合成樹脂製のハウジング102と、ハウジング102の両側面に取り付けられるラッチ爪部材56,57と、ハウジング102を覆う下側および上側シールドカバー58,59と、下側および上側シールドカバー58,59の一部を覆う電気絶縁性を有する合成樹脂製のロック解除部材104とを有している。ロック解除部材104と、下側および上側シールドカバー58,59およびハウジング102とは、Y1,Y2方向の所定の範囲で相対変位が許容されるように構成されている。以下、ハウジング102、および、下側および上側シールドカバー58,59を総称する場合は、コネクタ本体部106と称す。
【0122】
ハウジング102のY2方向端部とロック解除部材104のY2方向内面側との間には、内部空間107が形成されている。ケーブルコネクタ100は、内部空間107に露出して配設されたバネ108を有している。バネ108は、略V字状に形成された板バネであり、上側腕部108aと下側腕部108bとにより構成されている。ハウジング102およびロック解除部材104には、それぞれ、上述した第1実施例のハウジング52またはロック解除部材60と異なり、バネ108を取り付けるための掛止部102a,104aが設けられている。バネ108は、下側腕部108bの先端部がハウジング102の掛止部102aに固定され、上側腕部108aの先端部がロック解除部材104の掛止部104aに固定されるように配置されている。バネ108は、ロック解除部材104とコネクタ本体部106とを引き寄せる方向に付勢力を発生させる。
【0123】
図24(A)に示す如く、ケーブルコネクタ100がシュラウド40に接続されている状態では、ロック解除部材104とコネクタ本体部106とは、バネ108により所定の位置関係に維持されている。かかる状態で、図24(B)に示す如くロック解除部材104をコネクタ本体部106に対してY2方向に移動させると、ロック解除部材104のY1方向端部に形成された突起部104a,104bがラッチ爪部材56,57の傾斜部56c1,57c1を内側に押圧する。そして、ロック解除部材104のY2方向への移動が継続すると、ラッチ爪部材56,57が、シュラウド本体41に形成された開口41a1,41b1から外れることにより、図24(C)に示す如く、ケーブルコネクタ100とシュラウド40との接続ロックが解除される。従って、本実施例によれば、上記第1実施例と同様に、ケーブルコネクタ100のシュラウド40への接続を操作性よく簡単に解除することができる。
【0124】
本実施例において、ケーブルコネクタ100とシュラウド40との接続ロックが解除された直後は、ロック解除部材104がコネクタ本体部106に対してY2方向に移動しているため、ロック解除部材104とコネクタ本体部106との相対距離が大きくなり、バネ108は、上側腕部108aの先端部と下側腕部108bの先端部との距離が広がる方向に弾性変形している。この際、ロック解除部材104とコネクタ本体部106との間には、両者を引き寄せる方向にバネ108による大きな付勢力が発生する。ロック解除部材104とコネクタ本体部106とを引き寄せる方向にバネ108による大きな付勢力が発生すると、ロック解除部材104とコネクタ本体部106とは引き寄せられる。
【0125】
このため、本実施例によれば、ロック解除部材104をY2方向に移動させることによりケーブルコネクタ100とシュラウド40との接続ロックが解除された直後、別途にロック解除部材104を操作することなく、ロック解除部材104とコネクタ本体部106との相対位置を、図24(C)に示す如く元の位置に確実に復帰させることができる。
【0126】
ロック解除部材104とコネクタ本体部106との相対位置が元の位置に確実に復帰することとなれば、次にケーブルコネクタ100をシュラウド40に接続する際にも、ケーブルコネクタ100とシュラウド40とを確実に接続ロックさせることが可能となる。従って、本実施例のケーブルコネクタ100によれば、シュラウド40との接続の高い信頼性を確保することができる。
【0127】
〔第5実施例〕
図25は、本発明の第5実施例のケーブルコネクタ110の要部の分解斜視図を示す。また、図26は、本実施例のケーブルコネクタ110の、シュラウド40への接続ロックを解除する過程における状態変化を示す。図26(A)にはケーブルコネクタ110がシュラウド40に接続ロックされた状態が、図26(B)にはケーブルコネクタ110がロック解除される直前の状態が、また、図26(C)にはケーブルコネクタ110がロック解除された後の状態が、それぞれ示されている。尚、図25および図26(A)〜(C)において、上記第1実施例のケーブルコネクタ51の構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0128】
図25および図26に示す如く、ケーブルコネクタ110は、第1および第2の信号コンタクト53,54が組み込まれた電気絶縁性を有する合成樹脂製のハウジング52と、ハウジング52の両側面に取り付けられるラッチ爪部材56,57と、ハウジング52を覆う下側および上側シールドカバー112,59と、下側および上側シールドカバー112,59の一部を覆う電気絶縁性を有する合成樹脂製のロック解除部材114とを有している。以下、ハウジング52、および、下側および上側シールドカバー112,59を総称する場合は、コネクタ本体部116と称す。
【0129】
下側シールドカバー112は、底板部112aと、底板部112aのX1,X2方向端部から上方に延びる側板部112b,112cとにより構成されている。下側シールドカバー112の側板部112cのY2方向端には、板バネ112c1が一体に形成されている。ロック解除部材114には、板バネ112c1を取り付けるための掛止部114aが設けられている。板バネ112c1は、略V字状に形成されており、ロック解除部材114とコネクタ本体部116とが組み付けられた際にその先端部がロック解除部材114の掛止部114aに固定されるように配置されている。板バネ112c1は、ロック解除部材114とコネクタ本体部116との組付後、両者を引き寄せる方向に付勢力を発生させる。
【0130】
本実施例において、ケーブルコネクタ110がシュラウド40に接続されている状態(図26(A))から、ロック解除部材114をコネクタ本体部116に対してY2方向に移動させる(図26(B))と、ラッチ爪部材56,57がシュラウド本体41の開口41a1,41b1から外れることにより、ケーブルコネクタ110とシュラウド40との接続ロックが解除される。従って、本実施例によれば、ケーブルコネクタ110のシュラウド40への接続を操作性よく簡単に解除することができる。
【0131】
本実施例において、ケーブルコネクタ110とシュラウド40との接続ロックが解除された直後は、板バネ112c1が全長の伸びる方向に弾性変形しているため、ロック解除部材114とコネクタ本体部116との間には、両者を引き寄せる方向に板バネ112c1による大きな付勢力が発生する。
【0132】
このため、本実施例によれば、ロック解除部材114をY2方向に移動させることによりケーブルコネクタ110とシュラウド40との接続ロックが解除された直後、上記第4実施例の場合と同様に、別途にロック解除部材114を操作することなく、ロック解除部材114とコネクタ本体部116との相対位置を図26(C)に示す如く元の位置に確実に復帰させることができる。従って、本実施例のケーブルコネクタ110によれば、上記第4実施例のケーブルコネクタ100と同様に、シュラウド40との接続について優れた信頼性を確保することができる。
【0133】
また、本実施例においては、上述の如く、板バネ112c1が下側シールドカバー112に一体に形成されている。このため、本実施例によれば、上記第4実施例の如く別部材でロック解除部材とコネクタ本体部との間に板バネを設ける場合に比して部品点数を抑制することができ、その結果、ケーブルコネクタ110の組付性の向上を図ることが可能となっている。
【0134】
ところで、本実施例においては、下側シールドカバー112の側面部112cに板バネ112c1が一体に形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、下側シールドカバー112の側面部112cに代えて、上側シールドカバー59の側面部59cに板バネを一体に形成することとしてもよい。
【0135】
〔第6実施例〕
図27は、本発明の第6実施例のケーブルコネクタ120の要部の分解斜視図を示す。また、図28は、本実施例のケーブルコネクタ120の、シュラウド40への接続ロックを解除する過程における状態変化を示す。図28(A)にはケーブルコネクタ120がシュラウド40に接続ロックされた状態が、図28(B)にはケーブルコネクタ120がロック解除される直前の状態が、また、図28(C)にはケーブルコネクタ120がロック解除された後の状態が、それぞれ示されている。尚、図27および図28(A)〜(C)において、上記第1実施例のケーブルコネクタ51の構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0136】
図27および図28に示す如く、ケーブルコネクタ120は、第1および第2の信号コンタクト53,54が組み込まれた電気絶縁性を有する合成樹脂製のハウジング122と、ハウジング122の両側面に取り付けられるラッチ爪部材56,57と、ハウジング122を覆う下側および上側シールドカバー58,59と、下側および上側シールドカバー58,59の一部を覆う電気絶縁性を有する合成樹脂製のロック解除部材124とを有している。以下、ハウジング122、および、下側および上側シールドカバー58,59を総称する場合は、コネクタ本体部126と称す。
【0137】
ハウジング122は、上記第1実施例のハウジング52において一方の側面のY1方向端に板バネ122aが一体に形成されるような構成を有している。ロック解除部材124には、板バネ122aを取り付けるための掛止部124aが設けられている。板バネ122aは、略V字状に形成されており、ロック解除部材124とコネクタ本体部126とが組み付けられた際にその先端部がロック解除部材124の掛止部124aに固定されるように配置されている。板バネ122aは、ロック解除部材124とコネクタ本体部126との組付後、両者を引き寄せる方向に付勢力を発生させる。
【0138】
本実施例においても、ケーブルコネクタ120がシュラウド40に接続されている状態(図28(A))から、ロック解除部材124をコネクタ本体部126に対してY2方向に移動させる(図28(B))と、ケーブルコネクタ120とシュラウド40との接続ロックが解除される。従って、本実施例によれば、上記第1実施例と同様に、ケーブルコネクタ120のシュラウド40への接続を操作性よく簡単に解除することができる。
【0139】
本実施例において、ケーブルコネクタ120とシュラウド40との接続ロックが解除された直後は、ハウジング122に形成された板バネ122aが全長の伸びる方向に弾性変形しているため、ロック解除部材124とコネクタ本体部126との間には、両者を引き寄せる方向に板バネ122aによる大きな付勢力が発生する。
【0140】
このため、本実施例によれば、ロック解除部材124をY2方向に移動させることによりケーブルコネクタ120とシュラウド40との接続ロックが解除された直後、上記第4実施例の場合と同様に、別途にロック解除部材124を操作することなく、ロック解除部材124とコネクタ本体部126との相対位置を図28(C)に示す如く元の位置に確実に復帰させることができる。従って、本実施例のケーブルコネクタ120によれば、上記第4実施例のケーブルコネクタ100と同様に、シュラウド40との接続について優れた信頼性を確保することができる。
【0141】
また、本実施例においては、上述の如く、板バネ122aがハウジング122に一体に形成されている。このため、本実施例によれば、上記第5実施例と同様に、別部材でロック解除部材とコネクタ本体部との間に板バネを設ける場合に比して部品点数を抑制することができ、その結果、ケーブルコネクタ120の組付性の向上を図ることが可能となっている。
【0142】
〔第7実施例〕
図29は、本発明の第7実施例のケーブルコネクタ130の、シュラウド40への接続ロックを解除する過程における状態変化を示す。図29(A)にはケーブルコネクタ130がシュラウド40に接続ロックされた状態が、図29(B)にはケーブルコネクタ130がロック解除される直前の状態が、また、図29(C)にはケーブルコネクタ130がロック解除された後の状態が、それぞれ示されている。
【0143】
本実施例のケーブルコネクタ130は、上記第1実施例のケーブルコネクタ51において、ハウジング52に代えてハウジング132を、また、ロック解除部材60に代えてロック解除部材134をそれぞれ用いることにより実現される。以下、ハウジング132、および、下側および上側シールドカバー58,59を総称する場合は、コネクタ本体部136と称す。尚、図29(A)〜(C)において、上記第1実施例のケーブルコネクタ51の構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0144】
図29に示す如く、ロック解除部材134は、箱部134aと、箱部134aのX1,X2方向端からY1方向に延在する腕部134b,134cとを有している。箱部134aのY2方向側の内面端には、逆S字状のバネ134a1が一体に形成されている。ハウジング132のY2方向端には、バネ134a1を取り付けるための掛止部132aが設けられている。バネ134a1は、ロック解除部材134とコネクタ本体部136とが組み付けられた際にその先端部がハウジング132の掛止部132aに固定されるように配置されている。バネ134a1は、ロック解除部材134とコネクタ本体部136との組付後、両者を引き寄せる方向に付勢力を発生させる。
【0145】
本実施例において、ケーブルコネクタ130がシュラウド40に接続されている状態(図29(A))から、ロック解除部材134をコネクタ本体部136に対してY2方向に移動させる(図29(B))と、ケーブルコネクタ130とコネクタ本体部136との接続ロックが解除される。ケーブルコネクタ130とコネクタ本体部136との接続ロックが解除された直後は、バネ134a1が全長の伸びる方向に弾性変形しているため、ロック解除部材134とコネクタ本体部146との間には、両者を引き寄せる方向にバネ134a1による大きな付勢力が発生する。
【0146】
このため、本実施例によれば、ロック解除部材134をY2方向に移動させることによりケーブルコネクタ130とシュラウド40との接続ロックが解除された直後、上記第4実施例の場合と同様に、別途にロック解除部材134を操作することなく、ロック解除部材134とコネクタ本体部136との相対位置を図29(C)に示す如く元の位置に確実に復帰させることができる。従って、本実施例のケーブルコネクタ130によれば、上記第4実施例のケーブルコネクタ100と同様に、シュラウド40との接続について優れた信頼性を確保することができる。
【0147】
また、本実施例においては、上述の如く、バネ134a1がロック解除部材134に一体に形成されている。このため、本実施例によれば、上記第5実施例と同様に、別部材でロック解除部材とコネクタ本体部との間に板バネを設ける場合に比して部品点数を抑制することができ、その結果、ケーブルコネクタ120の組付性の向上を図ることが可能となっている。
【0148】
ところで、上記第4〜第7実施例においては、ハウジングとロック解除部材とを引き寄せる方向に付勢力を発生するバネを、それらのX1方向端側にのみ設けることとしたが、X2方向端側のみ、あるいは、両方向端側共にバネを設けることとしてもよい。
【0149】
〔第8実施例〕
図30は、本発明の第8実施例のケーブルコネクタ140の、シュラウド40への接続ロックを解除する過程における状態変化を示す。また、図31は、本実施例のケーブルコネクタ140の要部の拡大図を示す。図30(A)にはケーブルコネクタ140がシュラウド40に接続ロックされた状態が、図30(B)にはケーブルコネクタ140がロック解除される直前の状態が、また、図30(C)にはケーブルコネクタ140がロック解除された後の状態が、それぞれ示されている。
【0150】
本実施例のケーブルコネクタ140は、上記第1実施例のケーブルコネクタ51において、ハウジング52に代えてハウジング142を用いることにより実現される。以下、ハウジング142、および、下側および上側シールドカバー58,59を総称する場合は、コネクタ本体部144と称す。尚、図30(A)〜(C)および図31(A),(B)において、上記第1実施例のケーブルコネクタ51の構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0151】
図30に示す如く、ハウジング142は、内部側面の中央部に、ラッチ爪部材56,57を取り付けるための突起部142a,142bを有している。突起部142a,142bには、Y1方向に延在する板バネ146,148が固定されている。板バネ146,148は、常態では図31(A)に示す如くその先端部がラッチ爪部材56,57の台形部56c,57cに僅かに接触するように、また、ケーブルコネクタ140とシュラウド40との接続ロックが解除される過程では同図(B)に示す如くその先端部がラッチ爪部材56,57の台形部56c,57cにX1,X2方向に押圧されるように配置されている。かかる構成において、板バネ146,148は、上記接続ロックが解除される過程で弾性変形することにより、ラッチ爪部材56,57を外側に向けて付勢する付勢力を発生させる。
【0152】
本実施例において、ケーブルコネクタ140がシュラウド40に接続されている状態(図30(A))から、ロック解除部材60をコネクタ本体部144に対してY2方向に移動させる(図30(B))と、ロック解除部材60に形成された突起部60d,60eがラッチ爪部材56,57の傾斜部56c1,57c1を内側に押圧する。そして、ロック解除部材60のY2方向への移動が継続すると、ラッチ爪部材56,57が、シュラウド本体41の開口41a1,41b1から外れることにより、ケーブルコネクタ140とシュラウド40との接続ロックが解除される(図30(C))。
【0153】
上記接続ロックが解除された直後、ラッチ爪部材56,57には、板バネ146,148によって、外側へ向かう大きな付勢力が作用している。すなわち、本実施例の板バネ146,148によれば、上記接続ロックが解除された直後に、ラッチ爪部材56,57自身のバネ力を補助する力を発生させることができる。かかる力が生じると、ラッチ爪部材56,57の傾斜部56c1,57c1がロック解除部材60の突起部60d,60eをY1方向に押し戻すことにより、ロック解除部材60は、コネクタ本体部144に対してY1方向に戻される。
【0154】
このため、本実施例によれば、ロック解除部材60をY2方向に移動させることによりケーブルコネクタ140とシュラウド40との接続ロックが解除された直後、別途にロック解除部材60を操作することなく、ロック解除部材60とコネクタ本体部144との相対位置を、図30(C)に示す如く元の位置に確実に復帰させることができる。従って、本実施例のケーブルコネクタ140によれば、シュラウド40との接続の高い信頼性を確保することが可能となっている。
【0155】
〔第9実施例〕
図32は本発明の第9実施例のコネクタ装置200を分解して示し、図33はケーブルコネクタ250を分解して示す。各図中、図2及び図13に示す構成部分と対応する構成部分には対応する符号を付す。
21は通信装置、22は通信装置21のバックパネルである。通信装置21の内部21aは従来と同じ構成である。バックパネル22の前面(通信装置21の内部21a側の面)には、長いピン端子23を有するプラグ24が実装してあり、ピン端子23はバックパネル22の貫通孔を貫通してバックパネル22の背面側に突き出ている。プラグ24には、通信装置21の内部21aで、ジャック25が接続してある。
【0156】
コネクタ装置200は、コネクタ220と、ケーブル50の端のプルタブ付きのケーブルコネクタ250とを有し、平衡伝送及び高速信号の伝送に適した構造を有する。コネクタ220は、バックパネル22の背面側に突き出ているピン端子群31と、バックパネル22に固定されたシュラウド240とよりなる。
ケーブルコネクタ250は、図2に示すケーブルコネクタ50の芯数の3倍の30の芯を有する構成であり、ハウジング組立体251と、ロック解除部材60Hとよりなる。
ハウジング組立体251は、共に電気絶縁性を有する合成樹脂製である中央のハウジング52M(middle)と、下側のハウジング52L(lower)と、上側のハウジング52U(upper)が、ハウジング52Mとハウジング52Uとの間に金属板製の仕切りシールドカバー252を介在させて、ハウジング52Lとハウジング52Mとの間に金属板製の仕切りシールドカバー253を介在させて、積み重なっており、且つ、積み重なっている3つのハウジング52L、52M,52Uの外側が金属板製の上側シールドカバー59Gと金属板製の下側シールドカバー58Gとによって包まれており、且つ、各ハウジング52L、52M,52Uの内部に5本の第1の信号コンタクト53及び5本の第2の信号コンタクト54が整列して電線押さえ部材55と共に組み込まれており、且つ、中央のハウジング52Mの両側にラッチ爪部材56,57が取り付けてある構成である。なお、仕切りシールドカバー252はハウジング52Uに取り付けてあり、仕切りシールドカバー253はハウジング52Mに取り付けてある。
【0157】
上側シールドカバー59Gと下側シールドカバー58Gとは、舌部59Gd、58Gdをかしめリング61によってケーブル50と共に固定されている。
ロック解除部材60Hは、上記のハウジング組立体251に対応する大きさの箱部60Haと、箱部60HaのX2,X1方向端よりY1方向に平行に延びている腕部60Hb,60Hcと、腕部60Hb,60HcのY1方向端の内側に対向するように突き出ている突起部60Hd,60Heと、箱部60HaよりY2方向に延びているプルタブ部60Hfとを有する。箱部60Haは、ハウジング組立体251のY2方向端寄りの部分を囲んでいる。腕部60Hb,60Hcは、ハウジング組立体251の左右側に沿っている。突起部60Hd,60Heは、夫々ラッチ爪部材56,57に対向している。
【0158】
腕部60Hb,60Hcは、ハウジング52を覆っている上側シールドカバー59の側板部59b,59cに沿っている。腕部60b,60cの途中の矩形の開口60b1,60c1が、上記の突起52c,52dに嵌合している。
【0159】
上記構成のケーブルコネクタ250は、図2に示すケーブルコネクタ50に比べて、端子の数は3倍であり、しかも、電磁シールド特性は図2に示すケーブルコネクタ50と同じである特性を有する。即ち、ハウジング52L内の信号コンタクトとハウジング52M内の信号コンタクトとは仕切りシールドカバー253によって電磁シールドされており、ハウジング52M内の信号コンタクトとハウジング52U内の信号コンタクトとは仕切りシールドカバー252によって電磁シールドされており、ケーブルコネクタ250は、図2に示すケーブルコネクタ50と同等である良好な電磁シールド特性を有する。
コネクタ220は、上記構成のケーブルコネクタ250に対応した構造を有する。即ち、図32に示すように、シュラウド240を構成するシュラウド本体241は、電気絶縁性を有する合成樹脂製であり略直方体の箱形状であり、仕切り壁241fによって仕切られてケーブルコネクタ250に対応した大きさのシュラウド区画部244−1〜244−3に区画された構成である。各シュラウド区画部毎に、30本のピン端子23が突き出ている。シュラウド本体241のX1,X2方向の両側に金属板製のシールド板242、243がインサートモールドされて組み込まれている。シールド板242、243は櫛歯状に分散して突き出ている複数のリード部242b、243bを有する。シュラウド240は、リード部242b、243bをバックパネル22のスルーホール35に挿入されてバックパネル22上に固定してある。
上記のケーブルコネクタ250は、前記のケーブルコネクタ50の場合と同様に対応するシュラウド区画部244−1〜244−3に挿入され、各端子がピン端子23と接続され、ラッチ爪部材56,57が開口241a1,241b1に係合された状態で接続される。なお、誤挿入防止キー部252e及び誤挿入防止溝247によって、上下の向き及び場所を誤った接続が制限される。また、ケーブルコネクタ250は、前記のケーブルコネクタ50の場合と同様にロック解除部材60HをY2方向に引く操作をすることによって、突起部60Hd,60Heが夫々ラッチ爪部材56,57を押して、ラッチが解除されて、続いてコネクタ220から引き抜かれる。
なお、ピン端子23の数を同じとした条件の下で、コネクタ220を図2のコネクタ20のZ1−Z2方向の寸法Lと比較すると、コネクタ220のZ1−Z2方向の寸法L1は、仕切り壁241fの数が少ない分、短くなっており、小型化が図られている。これによって、通信装置21のバックパネル22が有効に利用される。
【0160】
なお、上記実施例のコネクタ装置200は、ケーブルコネクタ250が3つのハウジング52L,52M,52Uを積み重ねた構成としてあるけれども、積み重ねるハウジングの数は3つに限らず、2つ、又は、4つでもよい。
【0161】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1の発明は、パネルより突き出ているピン端子が内側に突き出した状態で該パネルに取付けられ、ケーブルコネクタが接続されるシュラウドにおいて、電気絶縁材製であり略直方体の箱形状であり、仕切り壁で仕切られて区画され、上記ケーブルコネクタが接続される複数のシュラウド区画部が並んでいるシュラウド本体と、本体部と複数の端子部とを有し、該本体部が該シュラウド本体の内側面に露出して組み込まれており、上記複数の端子部が上記シュラウド本体の底側に突き出している金属板製のシールド板とよりなり、上記シュラウド本体は、その底面より突き出したスタンドオフを分散して複数有し、上記シールド板の上記端子部が、上記スタンドオフより突き出している構成としたものであるため、シュラウドがパネルに取付けられてパネル上にケーブルコネクタ用コネクタが構築された状態で、シールド板がグランド電位とされ、よって、電磁適合性の向上を図ることが出来、これによって、高速信号の伝送に対応することが出来る。また、ケーブルコネクタ用コネクタが各シュラウド区画部に接続されることによって、ケーブルコネクタ用コネクタを電磁適合性の向上が図られた状態で、しかも高密度に並んで接続させることが出来る。
【0162】
また、上記シュラウド本体は、その底面より突き出したスタンドオフを分散して複数有し、上記シールド板の上記端子部が、上記スタンドオフより突き出している構成としたものであるため、ピン端子のうちスタンドオフに対応する部分にワイヤラッピングエリアが確保され、この部分を利用して、パネルの配線の変更等のためのワイヤの端部を巻くことが可能となる。
【0163】
請求項2の発明は、上記シュラウド本体は、上記仕切り壁にケーブルコネクタ誤挿入防止溝を有する構成としたものであるため、ケーブルコネクタをこれが接続されるべきシュラウド区画部とは別のシュラウド区画部に接続しようとした場合に、挿入が阻止されて誤挿入を防止することが出来る。
【0164】
請求項3の発明は、上記シールド板は、その本体部にロック用開口を有する構成としたものであるため、接続されたケーブルコネクタのケーブルを誤って強く引っぱった場合の力が、シールド板で受けられ、シュラウド本体に及ばないように出来、これによって、電気絶縁材製のシュラウド本体が割れる等の事故の発生を防止することが出来る。
【0165】
請求項4の発明は、シールド板は、その端子部がプレスフィット構造である構成としたものであるため、ねじ等で固定する場合に必要な取付け用のスペースが不要に出来、よって、シュラウドをパネルに最小の面積で取り付けることが出来る。また、シュラウドのパネルへの固定は圧入で済み、シュラウドをパネルへ固定する作業を簡単に行なうことが出来る。
【0166】
請求項5の発明は、シールド板は、上記複数の端子部が上記本体部から櫛歯状に分散して突き出ており、該各端子部がプレスフィット構造である構成としたものであるため、ケーブルコネクタが引かれたときの力を全部の端子部で分散して受けることになり、よって、引抜きに強い構造を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコネクタ装置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例のコネクタ装置を示す図である。
【図3】図2のコネクタ装置の接続前の状態を示す図である。
【図4】図2のコネクタ装置の接続された状態を示す図である。
【図5】図2のコネクタ装置の接続解除時の状態を示す図である。
【図6】シュラウドのバックパネル上の配置を示す図である。
【図7】シュラウドを分解して示す斜視図である。
【図8】シュラウドを示す図である。
【図9】図7中、IX-IX 線を含むX−Y面で断面した図である。
【図10】図2中、X−X線を含むX−Y面で断面した図である。
【図11】図8中、XI-XI 線を含むX−Y面で断面した図である。
【図12】シュラウド区画部の誤挿入防止溝の配置を示す図である。
【図13】ケーブルコネクタの分解斜視図である。
【図14】ハウジングを拡大して示す図である。
【図15】突起部周りの構造を示す図である。
【図16】シュラウドの変形例の分解斜視図である。
【図17】図16中、XVII-XVII 線を含むX−Y面で断面した図である。
【図18】本発明の第2実施例のコネクタ装置の接続された状態を示す図である。
【図19】図18中のケーブルコネクタの分解斜視図である。
【図20】本発明の第3実施例のケーブルコネクタ用コネクタを示す斜視図である。
【図21】図20のケーブルコネクタ用コネクタを分解して示す斜視図である。
【図22】図20中、XXII-XXII 線を含むX−Y面で断面した図である。
【図23】シールド板の変形例を示す図である。
【図24】本発明の第4実施例のケーブルコネクタの、シュラウドへの接続ロックを解除する過程における状態変化を示す図である。
【図25】本発明の第5実施例のケーブルコネクタの要部の分解斜視図である。
【図26】図25のケーブルコネクタの、シュラウドへの接続ロックを解除する過程における状態変化を示す図である。
【図27】本発明の第6実施例のケーブルコネクタの要部の分解斜視図である。
【図28】図27のケーブルコネクタの、シュラウドへの接続ロックを解除する過程における状態変化を示す図である。
【図29】本発明の第7実施例のケーブルコネクタの、シュラウドへの接続ロックを解除する過程における状態変化を示す図である。
【図30】本発明の第8実施例のケーブルコネクタの、シュラウドへの接続ロックを解除する過程における状態変化を示す図である。
【図31】図30のケーブルコネクタの要部の拡大図である。
【図32】本発明の第9実施例のコネクタ装置を示す斜視図である。
【図33】図32中のケーブルコネクタを分解して示す図である。
【符号の説明】
21 通信装置
22 バックパネル
31 ピン端子群
40、240 シュラウド
41、241 シュラウド本体
41f、241f 仕切り壁
41g,41h スタンドオフ
42、43 シールド板
42a1,43a1 ロック用開口
44−1〜44−8,244−1〜244−3 シュラウド区画部
48 ケーブルコネクタ用コネクタ
51,100,110,120,130,140,250 ケーブルコネクタ
52,102,122,132,142 ハウジング
53 第1の信号コンタクト
54 第2の信号コンタクト
55 電線押さえ部材
56,57 ラッチ爪部材
58,58G,112 下側シールドカバー
59、59G, 上側シールドカバー
60,104,114,124,134 ロック解除部材
80 ケーブルコネクタ用コネクタ
106,116,126,136,144 コネクタ本体部
108,112c1,122a,134a1,148,149 バネ
251 ハウジング組立体
252,253 仕切りシールドカバー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a shroud.ToIn particular, the shrou which aimed at the improvement of electromagnetic compatibility (EMC)ToRelated.
[0002]
In recent years, communication apparatuses are required to transmit a large amount of data with high reliability. For this purpose, it is necessary to transmit data at a high speed of, for example, 1 Gbit / second or more.
[0003]
With regard to the connector device, when the data transmission speed is increased, electromagnetic interference noise that is output to the outside from the connector connection portion increases, and sensitivity to external electromagnetic waves tends to increase. Therefore, the connector device is required to improve electromagnetic compatibility.
[0004]
Electromagnetic compatibility means that a communication device operates normally in conformity with various electromagnetic environmental conditions. EMI (Electromagnetic Interference); Electromagnetic interference noise emitted from the device; EMS (Electromagnetic Susceptibility); And ESD (Electrostatic Discharge); a concept that encompasses the sensitivity of a device to static electricity.
[0005]
[Prior art]
FIG. 1 shows a
[0006]
The
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the
[0008]
Accordingly, the present invention provides a shroud designed to improve electromagnetic compatibility.DoThe purpose is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to solve the above-described problem, the invention of
It is made of electrical insulation and has a substantially rectangular parallelepiped box shape, partitioned by a partition wall.The above cable connector is connectedA shroud body in which a plurality of shroud sections are arranged;
A metal plate having a main body portion and a plurality of terminal portions, the main body portion being exposed and incorporated on the inner surface of the shroud main body, and the plurality of terminal portions protruding to the bottom side of the shroud main body. Of the shield plate,
The shroud body has a plurality of dispersed standoffs protruding from the bottom surface thereof,
The terminal portion of the shield plate protrudes from the standoff.It is a configuration.
[0010]
In a state where the shroud is attached to the panel and the connector for the cable connector is constructed on the panel, the shield plate is set to the ground potential, and the electromagnetic compatibility is improved. This makes it possible to cope with high-speed signal transmission.
[0011]
By connecting the cable connector connector to each shroud section, the cable connector connector is connected side by side with high density in a state where the electromagnetic compatibility is improved.
[0013]
A wire wrapping area is secured in a portion corresponding to the stand-off of the pin terminal, and the end portion of the wire for changing the wiring of the panel can be wound using this portion.
[0014]
Claim2According to the present invention, the shroud body has a structure in which a cable connector erroneous insertion preventing groove is provided in the partition wall.
[0015]
When the cable connector is to be connected to a shroud compartment other than the shroud compartment to which it is connected, insertion is prevented and erroneous insertion is prevented.
[0016]
Claim3According to the present invention, the shield plate has a lock engaging portion in the main body portion.
[0017]
The force when the cable of the connected cable connector is pulled strongly by mistake is received by the shield plate and does not reach the shroud body. Therefore, the occurrence of an accident such as breaking of the shroud body made of an electrical insulating material is prevented.
[0018]
Claim4In the invention, the shield plate is configured such that the terminal portion has a press-fit structure.
[0019]
An installation space required for fixing with screws or the like is unnecessary, and the shroud can be attached to the panel with a minimum area. The shroud can be fixed to the panel simply by press-fitting.
[0020]
Claim5In the invention, the shield plate has a configuration in which the plurality of terminal portions protrude from the main body portion in a comb-like shape and each terminal portion has a press-fit structure.
[0021]
The force at the time of pulling the cable connector is distributed and received by all the terminal portions, and thus the structure is strong against pulling.
[0051]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First embodiment]
2 shows an exploded view of the
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
In practice, a plurality of
[0055]
Hereinafter, the
[0056]
[Pin terminal group 31]
In the
[0057]
The signal ground pin terminal 33-1 and the like are electrically connected to the signal ground of the
[0058]
In the
[0059]
[Shroud 40]
As shown in FIGS. 2 and 7, the
[0060]
As shown in FIGS. 8A to 8C, the
[0061]
The plurality of
[0062]
For convenience, when the shroud
[0063]
The
[0064]
As shown in FIGS. 10 and 11, the
[0065]
The
[0066]
Each shroud partition part 44-1 to 44-8 corresponds to a plurality of pin terminal subgroups 32-1, 32-2, 32-3,... And has a size corresponding to the
[0067]
In addition, the cables to be connected to the surfaces (the upper and lower surfaces of the
[0068]
As shown in an enlarged view in FIG. 12 (A), the erroneous
[0069]
Further, as shown in FIG. 12B, when the erroneous insertion prevention groove on the upper surface 41fa ′ and the erroneous insertion prevention groove on the lower surface 41fb ′ of the
[0070]
As shown in FIG. 3, the
[0071]
Further, as shown in FIG. 3, the portion 76 corresponding to the
[0072]
When the
[0073]
[Cable connector 51]
As shown in FIGS. 13, 2, and 3, the
[0074]
The
[0075]
The
[0076]
The
[0077]
As shown in an enlarged view in FIG. 14, the pin terminal contact
[0078]
Similarly, as shown in FIG. 14, the electric wire fixing portion positioning groove 52b includes a first electric wire fixing portion positioning groove 52b1 and a second electric wire fixing portion positioning groove 52b2, and has substantially the same height as the position H2. Located on a plane.
[0079]
The
[0080]
In the Y1 and Y2 directions, the first pin terminal contact portion 53a and the second pin terminal contact portion 53a are in the same position, and the first
[0081]
The erroneous insertion prevention key part 55e is arranged corresponding to the arrangement of the erroneous
[0082]
The
[0083]
The
[0084]
As shown in FIG. 13, the
[0085]
On the
[0086]
Cutouts 58a1 and 59a1 are formed at the Y1-direction ends of the
[0087]
As shown in FIG. 15A, the
[0088]
The unlocking
[0089]
The
[0090]
The
[0091]
The
[0092]
In the state before the
[0093]
The unlocking
[0094]
As shown in FIG. 13, the pull tab portion 60f is attached with a
[0095]
In the
[0096]
Next, an operation for connecting the
[0097]
[Operation to connect]
As shown in FIG. 3 and FIG. 2, the
[0098]
The erroneous insertion prevention key portion 55e and the cable connector erroneous
[0099]
[Connected state]
As shown in FIG. 4, in the
[0100]
The
[0101]
In addition, the lengths of the
[0102]
The
[0103]
Moreover, since the distance (pitch) c of the shroud partition parts 44-1 to 44-8 is short, the
[0104]
Further, it can be visually confirmed through the openings 41a1 and 41b1 that the
[0105]
[Operation to disconnect]
Pull the
[0106]
Since the inner surfaces 60b1a and 60c1a in the Y1 direction of the openings 60b1 and 60c1 come into contact with the
[0107]
The
[0108]
When the hand is released from the
[0109]
The
[0110]
[Modification of Shroud 40]
FIG. 16 shows a modification of the shroud. This shroud 40A press-fits
[0111]
[Second Embodiment]
FIG. 18 shows a connected state of the connector device 20B of the second embodiment of the present invention. The connector device 20B is configured to be used when the signal ground of the
[0112]
The
[0113]
[Third embodiment]
FIG. 20 shows a
[0114]
The
[0115]
The
[0116]
The
[0117]
The plurality of
[0118]
As shown in FIG. 22, in the
[0119]
[Modification of shield plate]
23A and 23B show a part of a modification of the shield plate. The
[0120]
[Fourth embodiment]
FIG. 24 shows the state change in the process of releasing the connection lock to the
[0121]
As shown in FIG. 24, the cable connector 100 is fitted to the
[0122]
An
[0123]
As shown in FIG. 24A, in a state where the cable connector 100 is connected to the
[0124]
In this embodiment, immediately after the connection lock between the cable connector 100 and the
[0125]
For this reason, according to the present embodiment, immediately after the connection lock between the cable connector 100 and the
[0126]
If the relative position between the unlocking
[0127]
[Fifth embodiment]
FIG. 25 is an exploded perspective view of the main part of the
[0128]
As shown in FIG. 25 and FIG. 26, the
[0129]
The
[0130]
In this embodiment, from the state where the
[0131]
In the present embodiment, immediately after the connection lock between the
[0132]
For this reason, according to the present embodiment, immediately after the connection lock between the
[0133]
In the present embodiment, the leaf spring 112c1 is formed integrally with the
[0134]
In the present embodiment, the leaf spring 112c1 is integrally formed with the
[0135]
[Sixth embodiment]
FIG. 27 is an exploded perspective view of the main part of the
[0136]
As shown in FIGS. 27 and 28, the
[0137]
The
[0138]
Also in this embodiment, from the state where the
[0139]
In this embodiment, immediately after the connection lock between the
[0140]
For this reason, according to the present embodiment, immediately after the connection lock between the
[0141]
In the present embodiment, the leaf spring 122a is integrally formed with the
[0142]
[Seventh embodiment]
FIG. 29 shows the state change in the process of releasing the connection lock to the
[0143]
The
[0144]
As shown in FIG. 29, the
[0145]
In this embodiment, from the state where the
[0146]
Therefore, according to the present embodiment, immediately after the connection lock between the
[0147]
Further, in this embodiment, as described above, the spring 134a1 is formed integrally with the
[0148]
By the way, in the said 4th-7th Example, although it decided to provide the spring which generate | occur | produces urging | biasing force in the direction which draws together a housing and a lock release member only in those X1 direction end sides, it is only the X2 direction end side. Alternatively, a spring may be provided on both ends in both directions.
[0149]
[Eighth embodiment]
FIG. 30 shows the state change in the process of releasing the connection lock to the
[0150]
The
[0151]
As shown in FIG. 30, the
[0152]
In the present embodiment, from the state where the
[0153]
Immediately after the connection lock is released, a large urging force is applied to the
[0154]
For this reason, according to the present embodiment, immediately after the connection lock between the
[0155]
[Ninth embodiment]
FIG. 32 is an exploded view of the
[0156]
The
The
The
[0157]
The upper shield cover 59G and the lower shield cover 58G are fixed together with the
The unlocking
[0158]
The
[0159]
The
The
The
When the
[0160]
In the
[0161]
【The invention's effect】
As described above, the invention of
[0162]
Also, aboveThe shroud body has a plurality of standoffs protruding from the bottom surface thereof, and the terminal portion of the shield plate protrudes from the standoff. A wire wrapping area is secured in the corresponding portion, and the end portion of the wire for changing the wiring of the panel can be wound using this portion.
[0163]
Claim2In the invention, since the shroud body is configured to have a cable connector erroneous insertion prevention groove in the partition wall, the cable connector is to be connected to a shroud compartment different from the shroud compartment to which the cable connector is to be connected. In such a case, the insertion is blocked and erroneous insertion can be prevented.
[0164]
Claim3In the invention of the above, since the shield plate is configured to have a lock opening in the main body, the force when the cable of the connected cable connector is pulled strongly and strongly is received by the shield plate, It is possible to prevent the shroud body from reaching the shroud body, thereby preventing accidents such as breaking of the shroud body made of an electrically insulating material.
[0165]
Claim4In the present invention, since the shield plate has a press-fit structure for the terminal portion thereof, it is possible to eliminate the installation space necessary for fixing with a screw or the like, and therefore, the shroud is minimized in the panel. It can be installed in the area of. Further, the shroud can be fixed to the panel by press-fitting, and the work of fixing the shroud to the panel can be easily performed.
[0166]
Claim5In the invention, the shield plate has a structure in which the plurality of terminal portions protrudes from the main body portion in a comb-like shape, and each terminal portion has a press-fit structure. The force at the time of being pulled is distributed and received by all the terminal portions, so that a structure strong against pulling can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a conventional connector device.
FIG. 2 is a diagram showing a connector device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a state before connection of the connector device of FIG. 2;
4 is a diagram showing a connected state of the connector device of FIG. 2;
FIG. 5 is a diagram showing a state when the connection of the connector device of FIG. 2 is released.
FIG. 6 is a diagram showing the arrangement of the shroud on the back panel.
FIG. 7 is an exploded perspective view showing the shroud.
FIG. 8 shows a shroud.
9 is a cross-sectional view taken along the XY plane including the line IX-IX in FIG. 7;
10 is a cross-sectional view taken along the XY plane including the line XX in FIG. 2;
11 is a cross-sectional view taken along the XY plane including the line XI-XI in FIG.
FIG. 12 is a diagram showing an arrangement of erroneous insertion preventing grooves in the shroud partition part.
FIG. 13 is an exploded perspective view of the cable connector.
FIG. 14 is an enlarged view showing a housing.
FIG. 15 is a diagram showing a structure around a protrusion.
FIG. 16 is an exploded perspective view of a modification of the shroud.
17 is a cross-sectional view taken along the XY plane including the line XVII-XVII in FIG.
FIG. 18 is a diagram showing a connected state of the connector device according to the second embodiment of the present invention.
19 is an exploded perspective view of the cable connector in FIG. 18. FIG.
FIG. 20 is a perspective view showing a cable connector connector according to a third embodiment of the present invention.
21 is an exploded perspective view of the cable connector connector of FIG. 20;
22 is a cross-sectional view taken along the XY plane including the line XXII-XXII in FIG.
FIG. 23 is a view showing a modification of the shield plate.
FIG. 24 is a diagram showing a state change in the process of releasing the connection lock to the shroud of the cable connector of the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 25 is an exploded perspective view of a main part of a cable connector according to a fifth embodiment of the present invention.
26 is a diagram showing a state change of the cable connector of FIG. 25 in the process of releasing the connection lock to the shroud.
FIG. 27 is an exploded perspective view of a main part of a cable connector according to a sixth embodiment of the present invention.
28 is a view showing a change in state of the cable connector of FIG. 27 in the process of releasing the connection lock to the shroud.
FIG. 29 is a diagram showing a state change in the process of releasing the connection lock to the shroud of the cable connector according to the seventh embodiment of the present invention.
FIG. 30 is a view showing a state change in the process of releasing the connection lock to the shroud of the cable connector of the eighth embodiment of the present invention.
31 is an enlarged view of a main part of the cable connector of FIG. 30. FIG.
FIG. 32 is a perspective view showing a connector device according to a ninth embodiment of the present invention.
33 is an exploded view of the cable connector in FIG. 32. FIG.
[Explanation of symbols]
21 Communication device
22 Back panel
31-pin terminal group
40, 240 shroud
41,241 shroud body
41f, 241f Partition wall
41g, 41h Standoff
42, 43 Shield plate
42a1, 43a1 Locking opening
44-1 to 44-8, 244-1 to 244-3 shroud section
48 Connector for cable connector
51, 100, 110, 120, 130, 140, 250 Cable connector
52,102,122,132,142 Housing
53 First signal contact
54 Second signal contact
55 Wire holding member
56, 57 Latch claw member
58, 58G, 112 Lower shield cover
59, 59G, upper shield cover
60, 104, 114, 124, 134 Unlocking member
80 Connector for cable connector
106, 116, 126, 136, 144 Connector body
108, 112c1, 122a, 134a1, 148, 149 Spring
251 Housing assembly
252, 253 Partition shield cover
Claims (5)
電気絶縁材製であり略直方体の箱形状であり、仕切り壁で仕切られて区画され、上記ケーブルコネクタが接続される複数のシュラウド区画部が並んでいるシュラウド本体と、
本体部と複数の端子部とを有し、該本体部が該シュラウド本体の内側面に露出して組み込まれており、上記複数の端子部が上記シュラウド本体の底側に突き出している金属板製のシールド板とよりなり、
上記シュラウド本体は、その底面より突き出したスタンドオフを分散して複数有し、
上記シールド板の上記端子部が、上記スタンドオフより突き出している構成としたことを特徴としたシュラウド。In the shroud attached to the panel with the pin terminal protruding from the panel protruding inward and connected to the cable connector,
A shroud body made of an electrical insulating material and having a substantially rectangular parallelepiped box shape, partitioned by a partition wall and lined with a plurality of shroud partition portions to which the cable connector is connected ;
A metal plate having a main body portion and a plurality of terminal portions, the main body portion being exposed and incorporated on the inner surface of the shroud main body, and the plurality of terminal portions protruding to the bottom side of the shroud main body. Of the shield plate,
The shroud body has a plurality of dispersed standoffs protruding from the bottom surface thereof,
The shroud characterized in that the terminal portion of the shield plate protrudes from the standoff .
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