JP4277325B2 - 熱変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、P型およびN型の熱電素子対を用い、ペルチェ効果を利用して冷却または加温を行う熱変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一面が加熱面となり他面が冷却面となる熱電素子対を有し、加熱面に当接する第1熱交換器と冷却面に当接する第2熱交換器とを備え、第1および第2熱交換器とによって熱電素子対を挟み込んだ状態でネジを用いて狭着させているものが知られており、例えば、このような装置は実開昭55−126177号公報に開示されている。
【0003】
一般的に、熱変換装置に用いられる熱電素子(P型、N型のペルチェ素子)はビスマステルルから成っているが、この材料は外力に対して極めて弱い。このため、熱交換器を熱電素子対に当接させる場合には、当接力を適度に加減し、熱交換器への組み付け後においても、熱電素子対に対して過大な外力が加わらないよう、対策が必要になってくる。
【0004】
上述した公報に示される熱変換装置は、第1熱交換器と第2熱交換器とを単にネジによって締結しているため、熱交換器に荷重がかかると、ネジは第1熱交換器と第2熱交換器とが相対的に近接することを抑制できない。つまり、第1熱交換器と第2熱交換器とを第1熱交換器と第2熱交換器とが対向する方向において支持されていないことから、この熱交換器に作用する荷重の略全荷重が、熱交換器を介して熱電素子対に作用するものとなり、壊れてしまうことが起こり得る。
【0005】
そこで、このような問題点を解決するために、特開平9−321348号公報では、熱電素子対の加熱面に当接する第1熱交換器を有する第1ケース体と冷却面に当接する第2熱交換器を有する第2ケース体を備え、第1ケース体と第2ケース体を上下方向に移動しないように固めて固定し、外力に対しての対策がなされたものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後者に示す公報では、第1熱変換器と第1ケース体とを気密的に締結する方法としてOリングとネジが用いられており、この場合には、Oリングとネジが必要になってくる。また、第1熱変換器にはOリングの設置や何ケ所かのネジ孔加工、ネジ締め工程が必要となり、コスト的にアップしてしまうものとなる。
【0007】
そこで、本発明は、コストアップすることなく、外力を受けても熱電素子対が破損しない構造とすることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するため、一面が加熱面となり他面が冷却面となる熱電素子対を有し、加熱面に当接した第1熱交換器に対して設けられる第1ケース体と、冷却面に当接した第2熱交換器に対して設けられる第2ケース体とを備え、両ケース体を固定手段により固定した熱変換装置において、前記第1熱交換器と前記第1ケース体は支持部により支持され、前記第2熱変換器は被冷却物に取り付けられると共に断熱材で囲まれて配設され、前記第1ケース体と前記断熱材との間に保護部材を配設することで前記第2熱変換器と前記断熱材とで形成される空間を外気と遮断したことである。
【0009】
上記の構成により、前記第2熱変換器は被冷却物に取り付けられると共に断熱材で囲まれて配設され、前記第1ケース体と前記断熱材との間に保護部材を配設することで前記第2熱変換器と前記断熱材とで形成される空間を外気と遮断した空間とすれば、前記第2熱変換器の冷却面への結露が防止される。
【0013】
この場合、保護部材はスポンジを用いれば、安価な材質により第2熱変換器冷却面への水分の侵入が防止されるものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0015】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における熱変換装置1の断面図である。この熱変換装置1はP型熱電素子2とN型熱電素子3とから成る熱電素子対4と、熱伝導部材から成る第1および第2熱交換器5,6と、第1熱交換器5に対して設けられた第1ケース体7と、第2熱交換器6に対して設けられた第2ケース体8とを備えもっている。
【0016】
P型熱電素子2とN型熱電素子3は、それぞれ図1に示す水平方向に交互に配設されており、同一方向を向くP型熱電素子2の一面(図1に示す上面)とN型熱電素子3の一面(図1に示す上面)とが、銅板から成り表面にニッケルメッキが施された第1電極板10に対して電気的に接続されている。また同様に、同一方向を向くP型熱電素子2の他面(図1に示す下面)とN型熱電素子3の他面(図1に示す下面)とが銅板から成り表面にニッケルメッキが施された第2電極板11に対して電気的に接続されており、P型熱電素子2とN型熱電素子3は、順次π型に直列接続されている。
【0017】
第1ケース体7は、ポリブチレンテレフタレート(PBT樹脂)等から成り立っており、開口部7bを備えた平板部7aと下方向に向けて突出する枠状の突状部7cとから構成される。外形は、上部にフランジ形状を備える枠形状をしている。第1熱交換器5は放熱部材(例えば、アルミ等)から成り、フランジ部5aを外周底面にもち、いくつもの放熱フィン5bを備えている。第1ケース体7の第1熱交換器5を支持する支持部30の第1熱交換器5を支持する面(境界面)29において、シール性のある接着剤13により第1熱交換器5と第1ケース体7は固定される。この場合、第1熱交換器5を支持する第1ケース体7を樹脂により成形したので、第1熱交換器5と同じ材質で第1ケース体を一体で作るよりも安価となり、軽量化が可能となる。また、支持部30の境界面29に用いる接着剤13において、シール性のある接着剤を用いることで、第1ケース体7の開口部7bの一面が気密的に接着されるものとなる。このとき、接着剤13にエポキシ樹脂系のものを用いれば、シリコン系の接着剤よりも接着強度が強く、しかも、シール性を確実に保った状態で安価な方法に接着することができる。
【0018】
一方、第2ケース体8は下方にフランジ部8aを備えもつ枠状をしたものであり、第2熱交換器6は下側に平板状部6aをもち中央部に凸状部6bをもつ。第2熱交換器6に第2ケース体8が第2熱交換器6の凸状部6bをその枠内に囲むよう設けられると共に、第2熱交換器6の平板状部6a上面と第2ケース体8のフランジ部8aとが上下方向で当接するように設置されており、凸状部6bの外周と第2ケース体8の内面とで形成される空間は、エポキシ樹脂系の接着剤が充填される充填部となる。
【0019】
熱電素子対4は、図1に示す下面において凸状部6bの上面に熱伝導性の良い膜状の絶縁材を介して固定される。この場合、絶縁材そのものに接着剤を用いて熱電素子対4と第2熱交換器6との組み付けを行っても良い。
【0020】
また、熱変換素子4に電力を供給するため、電極板38,39に対してリード線15、16、内部リード線19、20が設けられており、リード線15は電極板38の17の位置で、また、リード線16は電極板39の18の位置で、共に半田付けされ電極板38,39に電気的に固定されている。この電極板38,39から第2電極板11にはそれぞれ内部リード線19,20を介して電力が供給される。この場合、第2ケース体8の側面部から電極板38,39が突出するようインサート成形により成形されており、リード線15,16により外部電源から電源が供給されるようになっている。
【0021】
第1ケース体7に接着剤13により固定された第1熱交換器5は、絶縁材および熱伝導性グリスを介して熱電素子対4の上面に当接され、第1ケース体7の突状部7cの先端部分が、第2ケース体8の開口された枠内にかかるようにし、第2電極板11が凸状部6bに当接させた状態で第2熱交換器6に組み付けられる。
【0022】
この状態の基で、充填部にエポキシ樹脂系の接着剤23が充填される。この場合、第2ケース体8と第2熱交換器6とが接着剤23により接着固定されると共に、第1ケース体7と第2ケース体8とが接着剤23により接着固定され、接着剤23は充填部内において硬化する。
【0023】
このようにすることで、第1熱交換器5と第1ケース体7とが接着剤13により気密的に結合され、第2熱交換器6と第2ケース体8とが接着剤23により気密的に結合される。また、同時にリード線19、20の一部が接着剤23により気密性が保持され、ケース9内は密閉されるものとなる。
【0024】
熱変換装置1の組み付けにおいて、第1熱交換器5及び第2熱交換器6を熱電素子対4に当接させて、第1熱交換器5を備えた第1ケース体7と第2熱交換器6を備えた第2ケース体8とを接着剤23により固定し、硬化させるようにしたことから、過大な荷重が両者間に作用しても接着剤23により抑制され、熱電素子対4に組み付けによる過大な荷重が作用することはない。
【0025】
つまり、第1および第2ケース体7、8に対して第1および第2熱交換器5、6を互いに近接させる荷重が作用した場合であっても、第1ケース体7と第2ケース体8とは接着剤23により固定されているため、第1熱交換器5と第2熱交換器6とが相対的に近接することが接着剤23により抑制できる。
【0026】
熱変換装置1は充填部に充填された接着剤23内に突出する突状部7cを備えることにより、第1ケース体7と第2ケース体8とが接着剤23を介して第1ケース体7の突状部7cに対向する第2ケース体8の枠状側部とが係合する関係となることから、第1および第2ケース体7,8、第1および第2熱交換器5,6が、熱電素子対4に対してずれる方向に荷重が作用した場合、第1および第2熱交換器5,6、第1ケース体7と第2ケース体8とが熱電素子対4に相対的にずれることを接着剤23により強固に抑制している。
【0027】
次に、熱変換装置1の作動について説明する。外部電源からリード線15,16および内部リード線19,20を介して熱電素子対4に電力が供給されると、P型熱電素子2、N型熱電素子3に第1および第2電極板10,11を介して電流が流れる。通電により電流が流れると、ペルチェ効果によって熱電素子対4の上面(図1に示す上側)が加熱面となるとともに熱電素子対4の下面(図1に示す下側)が冷却面となる。つまり、熱変換装置1は、第1電極板10を介して第1熱交換器5において加熱作用を発生させ、第2電極板11を介して第2熱交換器6において冷却作用を発生させるものとなる。
【0028】
上記したように、この熱交換装置1では第1および第2熱交換器5,6に対して荷重が作用しても、熱電素子対4と硬化した接着剤23とに荷重が分散されることから、全荷重が熱電素子対4に作用することがなくなり、熱電素子対4の破損が防止できる。
【0029】
また、ケース9は接着剤23により、熱電素子対4が配設される内部空間部分を、ケース9外部から密閉する構成とされていることから、熱電素子対4に結露が発生することがなく、結露によって電気的短絡が生じて熱電素子対4が破損することがない。
【0030】
更に、接着剤13は第1熱交換器5と第1ケース体7とを気密的に接合することから、第1熱交換器5と第1ケース体7との接続用の部材を何ら必要とせず、しかも、第1熱交換器5と第1ケース体7との間でシール部材が必要なくなることから、従来に比べ工程が低減され、コストの低減を図ることができる。
【0031】
(第2実施形態)
図2は、熱変換装置1の第2実施形態を示しており、主に第1実施形態と異なる部分について説明を行う。図2において、第1熱交換器5は第1実施形態と外側の形状は同じであるが、下面中央には1つのネジ孔5cを有している。
【0032】
一方、第2熱交換器6もまた第1実施形態と基本的には同じ形状を成すが、中央にはネジ24とワッシャー26が挿入される段付の挿入孔6c(第1熱交換器側が小径孔となる)が設けられている。
【0033】
第1ケース体7と第1熱交換器5に関しては、シール性のあるエポキシ樹脂系の接着剤13により、第1ケース体7の平板部7aの上面側開口部7bを塞ぐようにして境界面29が気密的に接着される。第2熱交換器6には第2ケース体8が、第2熱交換器6の凸状部6bをその枠内に囲むようにするとともに、第2熱交換器6の平板状部6aの上面と第2ケース体8のフランジ部8aとが当接するようにして設置される。
【0034】
一方、熱電素子対4は、ネジ孔5cの両側に1組ずつ電気的に接続された状態で分割されて設けられている。尚、この場合、複数組の熱電素子対を用いることも可能である。このような熱電素子対4は、第2ケース体8が設置された第2熱交換器6の凸状部6bの絶縁材を介して接着固定される。熱電素子対4への電力の供給に関しては、第1実施形態と同じ方法を取っている。
【0035】
第1熱交換器5を備えた第1ケース体7が、第1熱交換器5が絶縁材および熱伝導性グリスを介して熱電素子対4の上面に当接され、突状部7cの先端側部分が第2ケース体8の枠内で充填部内に収納されるようにして、第2ケース体8が配置され、熱電素子対4が固定された第2熱交換器6に組み付けられた後、第2熱交換器6の挿入孔6cにワッシャ26およびネジ24が挿入孔6cに挿入される。この場合、ネジ24のネジ部がワッシャ26と挿入孔6cの小径部とを貫通し、熱電素子対4が配設されている空間を通り、第1熱変換器5のネジ孔5cに到達するようにしている。ネジ頭はワッシャ26を介して挿入孔6cの段部に当接して、ネジ24がネジ孔5cに螺合する。
【0036】
充填部にはエポキシ樹脂系の接着剤23が充填され、第2ケース体8と第2熱交換器6とが接着剤23により固定され、第1ケース体7と第2ケース体8とが接着剤23により固定される。この場合、接着剤23は充填部14内において硬化する。挿入孔6cには、シール材25としてシリコンゴム、NBRのゴム栓等が気密的に圧入されることで気密性が保てるようになっている。
【0037】
第2実施形態においては、ワッシャ26により第1熱交換器5と第2熱交換器6とに熱電素子対4に対して、熱電素子対4が破損することなく、熱電素子対4と熱交換器5、6との当接が確実とされるよう適正な圧接力がかけられる。この場合、接着剤23が充填硬化されることにより、第1ケース体7と第2ケース体8との接着剤23による接着固定は、この適正な圧接力を保持する接続とされる。
【0038】
また、シリコンゴム25が充填されることにより、ケース9内の気密性は保たれる。その他の効果は、第1実施形態1と同じである。
【0039】
(第3実施形態)
図3に第3実施形態を示し、この実施形態においては第1熱変換器5と第1ケース体7との境界面29にアンカー効果を得るアンカー溝27およびノッチ状の溝28を形成したことを特徴としている。接着剤13は一般的に気泡(空気)を含んでいるため、接着剤硬化時に接着剤13の中に含まれる気泡を外部に放出するノッチ状の溝28を設けた。この溝28は第1ケース体7の境界面29内に形成されており、第1ケース体7の開口形状に沿った環状形状を成すノッチ状の溝28がここでは3つ程形成されている。尚、溝28が設けられる個数はこれに限定されない。また、それぞれの溝28は互いに連通するよう第1ケース体7の外周へと通じる放射溝を4つもち(図示せず)、接着剤内部に存在する気泡をノッチ状の溝28から放射溝へと導き、大気中に放出できるようになっている。
【0040】
また、第1熱交換器5の第1ケース体7との境界面29にはアンカー溝27が形成されており、このアンカー溝27により上下または左右方向の剥離を防止し、第1熱交換器5と第1ケース体7との接着強度を向上させている。
【0041】
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態を示しており、第1実施形態に示される熱変換装置1の吸熱を行う面(平板状部6a)を被冷却物33に取り付けた図である。第1実施形態の構成を成す熱変換装置1は、被冷却物33の周囲に配設された断熱材31との間に配設されている。この場合、第2熱変換器6の平板状部6aは被冷却物33に当接した状態で固定され、熱電素子対4に通電されたときには吸熱を行い被冷却物33を冷やす。
【0042】
一般的に、断熱材31に覆われた被冷却物33に取り付ける場合には、第2熱交換器6の冷却面(第2熱変換器6の表面)の結露を防止するために、冷却面と外気とを遮断する構造にする。
【0043】
外気を遮断せずに、第2熱変換器6の表面に外気が触れると第2熱変換器6の吸熱作用により表面に結露が発生するものとなる。このように結露が発生すると、断熱材31に囲まれた冷却空間40に水分が溜まってゆき、冷却空間40に溜まった水分により、冷却効果が低下してしまう。
【0044】
ここでは図4に示すように、外気との遮断および接着剤13の剥離を防止する目的として保護部材としてスポンジ34、35を用いている。スポンジは断熱材31と第1ケース体7との間に配設されており、スポンジ34,35の反発力を利用して外気と断熱材31により形成された第2熱変換器6の表面が露出している空間(冷却空間)40とを遮断する。
【0045】
スポンジ34,35の配設される位置は、第2熱交換器6の表面が外気に直接ふれない位置に配設されれば良く、第1ケース体7と第1熱変換器5との接着面が剥離しない位置に配設することが可能である。
【0046】
応用例として、上記に示す熱変換装置1を熱変換装置1の冷却作用によってこの貯蔵室用容器、即ち貯蔵室及び内蔵物を冷却するレジャー用クーラーボックスに適用した場合、クーラーボックスの貯蔵室用容器を熱伝導部材であるアルミニウム等で形成し、この貯蔵室用容器に熱変換装置1の第2熱交換器6の図2中下面を当接させ、貯蔵室用容器及び熱変換装置1をクーラーボックスの本体ケース内に配設する構成をとる。
【0047】
このような構成のレジャー用クーラーボックスに熱変換装置1が使用される場合、このクーラーボックスを積んだ車両が悪路を走行することによってクーラーボックスに振動等が加えられたり、最悪の場合クーラーボックスを落としてしまうことによって、本体ケースを介して熱交換器5、6ひいてはケース体7、8に荷重が作用しても上記理由から熱電素子対4が破損することが防止できる。
【0048】
【発明の効果】
一面が加熱面となり他面が冷却面となる熱電素子対を有し、加熱面に当接した第1熱交換器に対して設けられる第1ケース体と、冷却面に当接した第2熱交換器に対して設けられる第2ケース体とを備え、両ケース体を固定手段により固定した熱変換装置において、第1熱交換器と第1ケース体は支持部により支持され、支持部における第1熱変換器と第1ケース体の境界面をシール性のある接着剤により接合したことにより、従来のようなシール部材およびネジは必要なくなる。よって、従来に比べ加工および組付け工程が少なくなり、接着剤という安価な方法によりシール性を保った状態で固定ができ、コスト的に安価となる。
【0049】
この場合、境界面をアンカー効果を得る形状にすれば、接着強度が向上する。
【0050】
また、接着剤はエポキシ樹脂系のものを用いれば、接着強度を向上させることができ、シール性の良い接着が安価で行える。
【0051】
第2熱変換器を被冷却物に取り付ける場合、熱交換装置は被冷却物の周囲に配設された断熱材との間に配設され、第1ケース体と断熱材との間に、冷却面への水分の侵入を防止する保護部材を配設するようにすれば、保護部材は接着面を剥離させることなく、冷却面への水分の侵入が防止される。
【0052】
この場合、保護部材はスポンジを用いれば、安価な材質により接着面の剥離が防止され、水分の侵入が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における熱変換装置の断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態における熱変換装置の断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態における熱変換装置の断面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態における熱変換装置の断面図である。
【符号の説明】
1 熱変換装置
4 熱電素子対
5 第1熱交換器
5b 放熱フィン
6 第2熱交換器
7 第1ケース体
8 第2ケース体
13 接着剤
23 接着剤(固定手段)
24 ネジ(固定部材)
29 境界面
30 支持部
31 断熱材
33 被冷却物
34,35 スポンジ(保護部材)
40 冷却空間
Claims (2)
- 一面が加熱面となり他面が冷却面となる熱電素子対を有し、前記加熱面に当接した第1熱変換器に対して設けられる第1ケース体と、前記冷却面に当接した第2熱変換器に対して設けられる第2ケース体とを備え、前記両ケース体を固定手段により固定した熱変換装置において、
前記第1熱交換器と前記第1ケース体とは支持部により支持され、前記第2熱変換器は被冷却物に取り付けられると共に断熱材で囲まれて配設され、前記第1ケース体と前記断熱材との間に保護部材を配設することで前記第2熱変換器と前記断熱材とで形成される空間を外気と遮断したことを特徴とする熱変換装置。 - 前記保護部材はスポンジである請求項1に記載の熱変換装置。
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