JP4243034B2 - 符号化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化装置及び復号化装置に関し、特に、任意の視点から視認することができるIP(インテグラルフォトグラフィ)方式を用いた立体テレビ用の符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、任意の視点から視認することができる立体テレビ用の撮像方式の1つとして、平面上または球面上に配列されたレンズ群を用いるIP方式が使用されている。
【0003】
このIP方式を採用した立体テレビカメラからの出力信号は、複数の小さな撮像レンズから得られる立体撮像信号が集積されたものであり、故に、その情報量は通常の平面テレビカメラよりも遙に膨大である。
図8は、従来のIP方式を採用した立体テレビカメラの撮像原理を示す説明図である。図8に示す従来の立体テレビカメラでは、同一平面上に配置された複数のレンズ(凸レンズ82iはその1つ)から成るレンズ群82の後方に、写真フィルム84を配置し、レンズ群82の前方に位置する被写体81を撮影する。
【0004】
この構成により、写真フィルム84には、凸レンズ82iの各々によって撮像された被写体81の複数の像(要素画素83iは、その1つ)が結像する。
この写真フィルム84に結像した複数の像を現像して得られる画像を、レンズ群82に対して撮影時と同じ位置に置き、この状態でレンズ群82の前方から前記画像を見ると、立体再生画像を視認することができる。
【0005】
図9および図10は、従来の実用的なIP方式立体テレビカメラの構造を示す構成図である。
図9および図10に示す立体テレビカメラの構造は、図8に示す撮像原理を具備したテレビカメラの解像度を、立体画像の動画の撮影が可能なように高めている。
まず、撮像面積を大きく取れ、かつ画素数も極めて多くできる構成として、1つのウエハ9w上に、写真フィルム84の代替品として複数の撮像素子(撮像素子9eは、その1つ)を設置する。また、この撮像素子9eを含む複数の撮像素子における各々の前面に要素レンズ9gを配置する(要素レンズ9gはその1つであり、撮像素子9eに対応している)。なお、各要素レンズ9gは、隣り合うものが干渉しないように、光学的な遮蔽手段9bを設けると都合がよい。
【0006】
図9に示すテレビカメラでは、図面を簡略化するために、撮像素子9eで代表される撮像素子及び要素レンズ9gで代表される要素レンズが縦方向にそれぞれ4個、横方向にそれぞれ5個となるように配列され(5列×4行の配列)、これらの撮像素子に、符号D11〜D45で示される計20個の光学像が形成される構造が示されているが、実際に実用される立体テレビカメラでは、撮像素子9eで代表される撮像素子及び要素レンズ9gで代表される要素レンズの個数は、それぞれ千個乃至二千個にも達する。
【0007】
この撮像素子及び要素レンズの個数は、撮像される立体画像の動画の解像度に関係し、撮像素子及び要素レンズの個数が増大すれば、撮像される立体画像の動画の解像度も増大する。
従来の立体テレビカメラは、前記の構造を備えているが、実際の画像は、この立体テレビカメラからの出力信号が伝送系を介して送信され、さらに、テレビ受信機等の表示装置で表示されたり、ビデオ等の記録装置に記録されたものとなる。
【0008】
ここで、前記レンズ群の各々が撮影して得られた画像信号(要素画像信号)を、該レンズ群が配置されている順序にシーケンシャルに並べ、1つの連続した信号を形成するようにすれば、既存の一般的な伝送装置、表示装置、及び記録装置で取り扱う信号と適合した信号となるので、この場合には、これら既存の一般的な伝送装置、表示装置、及び記録装置(いずれも、平面テレビシステムに対応した装置)向けの信号圧縮・再生装置(具体的には符号化装置及び復号化装置)を適用することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の平面テレビシステム向けの既存の一般的な伝送装置、表示装置、及び記録装置向けの信号圧縮・再生装置(符号化装置及び復号化装置)では、IP方式を採用したテレビカメラに特有の性質を利用してはいないため、得られる圧縮率には限界が有った。
それ故、平面テレビシステムよりも遙に膨大な情報量を圧縮する必要がある立体テレビシステム向けの信号圧縮装置としては利用することができないといった問題点があった。
【0010】
本発明は、以上のような従来の符号化装置及び復号化装置における問題点に鑑みてなされたものであり、IP方式を採用したテレビカメラからの出力画像信号を効率的に圧縮(符号化)することができる符号化装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では前記の課題を解決するために、請求項1記載の符号化装置では、集積した複数の撮像レンズの各々に結ばれる要素画像を撮像するテレビカメラから出力されるインテグラルフォトグラフィ信号を入力して符号化を行う符号化装置において、現行の表示フレームの画像信号、及び現行の表示フレームよりも時間的に前の表示フレームの画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行うフレーム間符号化手段と、現行の表示フレームに閉じた範囲内の画像信号を用いて符号化を行うフレーム内符号化手段と、複数の要素画像に対応する複数の画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行う要素画像間符号化手段と、前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の内容に応じて、前記フレーム間符号化手段、前記フレーム内符号化手段および前記要素画像間符号化手段の内いずれかを適宜選択し、かつ該選択された手段により前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の符号化が実行されるように制御する画像特性解析手段と、を有している。そして、前記符号化装置では、前記画像特性解析手段は、前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の内容としてその特性が、静止画像、動画像、シーンチェンジ指令付きのいずれであるかを検証し、その検証結果に応じて、前記フレーム間符号化手段、前記フレーム内符号化手段、および、前記要素画像間符号化手段の内いずれかを適宜選択し、かつ、該選択された手段により前記入力されたインテグラルフォトガラフィ信号の符号化が実現されるように制御し、前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号がシーンチェンジ指令付きの信号である場合には、シーンをチェンジすると共に、現行の画像にオクルージョンが存在しない場合には前記要素画像間符号化手段により、オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在しない場合には前記フレーム内符号化手段により、オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在する場合には前記要素画像間符号化手段により、前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の符号化が実行されるように制御する構成とした。
【0012】
このように構成されることにより、符号化装置は、現行の表示フレームの画像信号、及び現行の表示フレームよりも時間的に前の表示フレームの画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行うフレーム間符号化手段と、現行の表示フレームに閉じた範囲内の画像信号を用いて符号化を行うフレーム内符号化手段と、複数の要素画像に対応する複数の画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行う要素画像間符号化手段とを、画像特性解析手段により、入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の特徴に応じて適宜選択し、実行させることができるので、IP信号の特性に適宜対応した最適な符号化を行うことができる。
【0013】
また、前記符号化装置において、前記画像特性解析手段は、前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の内容としての特性が、静止画像、動画像、シーンチェンジ指令付きのいずれであるかを検証して対応するように構成したので、IP信号の特性を考慮し、フレーム単位で実際に入力されるIP信号の各々について、画像の内容にまで適宜立ち入って得られる特徴を活用した最適な符号化を行うことができる。
【0014】
さらに、前記符号化装置において、シーンチェンジが有ってもオクルージョンが無ければ、要素画像間の相関を利用した符号化ができるようにし、また、シーンチェンジが有ってオクルージョンも有る場合には、現行画像に対応する要素画像を探索した上で、現行画像と前記探索された要素画像間との相関を利用した符号化ができる。
【0021】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(参考例)図1は、本発明における参考例の符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0022】
符号化装置は、入力されたインテグラルフォトグラフィ(以下、IPという)信号P1に対して、フレーム間の符号化を行うフレーム間符号化部11(フレーム間符号化手段)と、フレーム内の通常の符号化を行うフレーム内符号化部12(フレーム内符号化手段)と、要素画像間の符号化を行う要素画像間符号化部13(要素画像間符号化手段)と、最も符号化効率の高い符号化出力を選択して符号化出力C1を出力する符号化選択部14(符号化選択手段)とを具備する。図2は、IP方式を用いた立体テレビシステムの撮影から表示に至るまでの構成(IP信号の成り立ち)を示す説明図である。
【0023】
図2に示す立体テレビシステムでは、被写体61の凸レンズ62を介した像を複眼レンズ63(光ファイバを使用)の近辺に結像させる。また、この結像を、テレビカメラ64で撮影し、画像信号の出力に変換した後、液晶パネル65に表示している。この液晶パネル65の近傍にも複眼レンズ66が設けられているので、操作者は、この複眼レンズ66を介した画像により、特殊な眼鏡を掛けることなく、立体画像(回り込み視認が可能な立体画像)を視認することができる。
【0024】
図2の符号67は、この複眼レンズ63(66)上に得られる画像の映像拡大図を示す。この映像拡大図67からも分かるように、複眼レンズ63(66)が具備する要素レンズの各々には、被写体61を様々な角度から撮影した画像の1つが要素画像として写し出されている。
【0025】
以下、図1および図2を参照して、符号化装置の機能を説明する。フレーム間符号化部11は、IP信号P1を入力し、現行の表示フレーム(現フレーム)よりも時間的に1フレーム前の画像信号(あるいは、インターレース表示の時は、1フィールド前の画像信号)を用いて、フレーム間の相関を利用した符号化を行う。
【0026】
フレーム内符号化部12は、表示フレーム(現フレーム)に限定した画像信号の通常の符号化を行う。
要素画像間符号化部13は、複数の要素画像に対応する画像信号を用いた符号化を行う。ここで、前記の図2を参照して、要素画像間符号化の原理を説明する。図2に示す複眼レンズ63(66)の構造からも明らかなように、複眼レンズ63(66)が具備する要素レンズの各々には、被写体61を様々な角度から撮影した画像の1つが要素画像として写し出されているので、これら複数の要素画像間における画像信号の相関は高く、要素画像間符号化では、この複数の要素画像間における相関の高さを利用して、複数の要素画像から効率的に符号化を行うことができる。
【0027】
符号化選択部14は、フレーム間符号化部11、フレーム内符号化部12、及び要素画像間符号化部13からの符号化出力を比較し、最も符号化効率の高い符号化出力(即ち、最も符号量の少ない符号化出力)を選択して、符号化出力として出力する。
【0028】
図3は、符号化装置の動作を示すフローチャートである。以下、図1,図2を参照しながら、図3に示す符号化装置の動作を説明する。但し、以下では、符号化の処理をステップS11,S12,S13の順で説明するが、ステップS11,S12,S13の処理の各々は、独立した処理部が起動されて実行されるので、ステップS11,S12,S13の各処理は、それぞれ同時点で実行されるものとする(但し、前記の起動とは、ここでは、単に、該当処理部に制御の流れを移すこととし、以下でも同じ意味とする)。
【0029】
図1に示すフレーム間符号化部11が起動し、現行の表示すべきフレーム(現フレーム)の1つ前に位置するフレーム(前フレーム)からの符号化(即ち、フレーム間符号化)が実行される(ステップS11)。
フレーム内符号化部12が起動され、現行の表示すべきフレーム(現フレーム)に閉じた範囲での通常の符号化(即ち、フレーム内符号化)が実行される(ステップS12)。
【0030】
要素画像間符号化部13が起動され、複数の要素画像間における相関の高さを利用した符号化(即ち、要素画像間符号化)が実行される(ステップS13)。
その後、符号化選択部14が起動され、最も符号化効率の高い符号化出力(即ち、最も符号量の少ない符号化出力)を選択して、符号化出力として出力する処理(符号化選択処理)が実行される(ステップS21)。
本実施の形態により、IP信号の特性を考慮し、フレーム単位で実際に入力されるIP信号の各々について、その特性を活かした最適な符号化を行うことができる。
【0031】
図4は、本発明における符号化装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る符号化装置は、図1に示す符号化装置のフレーム間符号化部11、フレーム内符号化部12、要素画像間符号化部13の前段に位置する部分に、最適な符号化部を選択する画像特性解析部21(画像特性解析手段)を配置し、かつ符号化選択部14を消去した構成をとる。
【0032】
フレーム間符号化部11、フレーム内符号化部12、要素画像間符号化部13の機能については、本発明における第1の実施の形態に係る符号化装置と同じである。また、IP方式を用いた立体テレビシステムの撮影から表示に至るまでの構成(IP信号の成り立ち)については、前記の図2に示すとおりである。以下、本発明における符号化装置の画像特性解析部21の機能について説明する。
【0033】
画像特性解析部21は、入力されたIP信号P2の特性に応じた符号化を実行する符号化部(即ち、フレーム間符号化部11、フレーム内符号化部12、要素画像間符号化部13のいずれか1つ)を選択し、この選択した符号化部に前記の入力されたIP信号P2を引き渡す。
【0034】
図5は、本発明における符号化装置の動作を示すフローチャートである。以下、図2,図4を参照しながら、図5に示す本実施の形態に係る符号化装置の動作を説明する。画像特性解析部21は、入力されたIP信号P2を静止画像であると認識した場合、静止画素を対象とした符号化の準備を行う(ステップA1)。この場合は、現フレームの画像は、前フレームの画像と同じであることが自明であるので、フレーム間符号化部11が起動されて前フレームよりの符号化が行われる(ステップA11)。
【0035】
画像特性解析部21は、入力されたIP信号P2を動画像であると認識した場合、動画素を対象とした符号化の準備を行う(ステップB1)。この場合は、現フレーム内の符号化(ステップB11)と、動き補正を行った上での前フレームでの符号化(ステップB12)と、対応画素を探索(ステップB13)した後の要素画像間の符号化(ステップB21)との3種類の符号化が行われる。以下、前記のステップB11〜ステップB13について、さらに詳細に説明する。
【0036】
前記のステップB11では、フレーム内符号化部12が起動されて現フレーム内に閉じた範囲での通常の符号化が行われる。ステップB12では、フレーム間符号化部11が起動されて前フレームの画像から被写体の動きが予測され、この予測結果に基づいた符号化が行われる。ステップB13では、画像特性解析部21は、映し出されるべき画像と同じ画像が写っている要素画像を対応画素探索処理で探し出し、要素画像間符号化部13を起動する。この後、要素画像間符号化部13において、前記映し出されるべき画像と前記探し出された要素画像との間での符号化が行われる。
【0037】
ステップB1以下での動画素を対象とした符号化の最終ステップ(ステップB31)において、図1に示す符号化選択部14と同様の機能を備えた符号化選択部(図示は省略)により、最も符号化効率の高い符号化出力、即ち最も符号量の少ない符号化出力が選択されて出力される。
【0038】
画像特性解析部21は、入力されたIP信号P2に含まれるシーンチェンジ指令を検出した場合、シーンをチェンジすると共に、シーンチェンジ時に対応した符号化の準備を行う(ステップC1)。周知のように、シーンチェンジはテレビ放送では頻繁に使われる放送技術であるが、これが行われると、チェンジされて成る現行フレームと、前フレームとの相関関係は全く無くなり、従って、この場合はフレーム間符号化部11によるフレーム間符号化は効果を生じない。故に、従来の符号化装置では、この場合に、フレーム内符号化を行っているが、本実施の形態に係る符号化装置では、この場合でも、要素画像間の符号化を適用できる可能性を有している。
【0039】
前記の可能性を確認するために、画像特性解析部21は、まず、前記チェンジされて成る現行フレームの画像内にオクルージョンが存在するか否かを検証する。ここで、オクルージョンとは、被写体の前方に有る画像や被写体そのものに付属するエッヂ等の作用により、被写体の画像が隠されてしまう現象のことである。オクルージョンが有る場合には、被写体を見る方向を変える、即ち、回り込んで見る方向を変化させることにより、その現象を回避できる場合がある。
【0040】
そこで、画像特性解析部21は、このオクルージョンが検出された場合には、まず、被写体の画像の近傍の要素画像を探索し、被写体の画像と同じ画像が写っている要素画像(対応画像)を探索する(ステップC21)。次に、前記探索により、この対応画像が存在する時には、画像特性解析部21は、要素画像間符号化部13を起動する。この後、要素画像間符号化部13において要素画像間の符号化が行われる(ステップC32)。また、この対応画像が存在しない時には、画像特性解析部21は、フレーム内符号化部12を起動する。この後、フレーム内符号化部12において現行フレーム内に閉じた範囲での通常の符号化が行われる(ステップC31)。
【0041】
一方、オクルージョンが無い場合には、無条件で、要素画像間の符号化を適用することができるので、画像特性解析部21は、無条件で要素画像間符号化部13を起動する。この後、要素画像間符号化部13において要素画像間の符号化が行われる(ステップC32)。
【0042】
本実施の形態により、IP信号の特性を考慮し、フレーム単位で実際に入力されるIP信号の各々について、画像の内容にまで立ち入って解析し、その結果得られる特徴を活用した最適な符号化を行うことができる。
【0043】
図6は、復号化装置の構成を示すブロック図である。復号化装置は、入力されたIP符号化信号により復号化部を選択する符号化解析部31(符号化解析手段)と、フレーム間符号化法により出力された符号化出力を復号化するフレーム間復号化部32(フレーム間復号化手段)と、フレーム内符号化法により出力された符号化出力を復号化するフレーム内復号化部33(フレーム内復号化手段)と、要素画像間符号化法により出力された符号化出力を復号化する要素画像間復号化部34(要素画像間復号化手段)とを具備する。
【0044】
以下、図6を参照して、復号化装置の機能を説明する。符号化解析部31は、入力されたIP符号化信号C3に含まれる符号化分類信号を検証する。この符号化分類信号は、前記の入力されたIP符号化信号が如何なる符号化法により符号化された符号化出力であるかを識別する信号であり、具体的には3種類の符号化法、即ち、図1,図4で示すフレーム間符号化部11で採用される符号化法と、フレーム内符号化部12で採用される符号化法と、要素画像間符号化部13で採用される符号化法とを識別する信号である。
【0045】
この検証結果により、符号化解析部31は、フレーム間復号化部32、フレーム内復号化部33、要素画像間復号化部34のいずれか1つを選択して起動すると共に、IP符号化信号C3を引き渡す。
フレーム間復号化部32が選択された場合は、フレーム間復号化部32は、図1,図4で示すフレーム間符号化部11が採用している符号化法の逆演算法により、IP符号化信号C3を復号化出力P3に変換する。
【0046】
フレーム内復号化部33が選択された場合は、フレーム内復号化部33は、図1,図4で示すフレーム内符号化部12が採用している符号化法の逆演算法により、IP符号化信号C3を復号化出力P3に変換する。
要素画像間復号化部34が選択された場合は、要素画像間復号化部34は、図1,図4で示す要素画像間符号化部13が採用している符号化法の逆演算法により、IP符号化信号C3を復号化出力P3に変換する。
【0047】
図7は、復号化装置の動作を示すフローチャートである。以下、図6を参照しながら、図7に示す復号化装置の動作を説明する。入力されたIP符号化信号C3は、符号化解析部31で解析され、その中に含まれる符号化分類信号が検証される。符号化解析部31は、この検証結果により、フレーム間復号化部32、フレーム内復号化部33、要素画像間復号化部34のいずれか1つを選択して起動すると共に、選択した復号化部に対してIP符号化信号C3を引き渡す(ステップD1)。これにより、フレーム間復号化部32によるフレーム間復号化(ステップD11)、フレーム内復号化部33によるフレーム内復号化(ステップD12)、要素画像間復号化部34による要素画像間復号化(ステップD13)が実行される。
【0048】
このように、IP信号の特性を考慮した最適な符号化法で符号化された符号化出力(IP符号化信号)を、高い忠実度で元のIP信号に復号化することができる。
【0049】
なお、図3,図5,図7のフローチャートで示した処理を実行するプログラムなど、処理装置に前記の処理を行わせるためのプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、前記の記録媒体から前記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る符号化装置では、以下に示す優れた効果を奏する。
【0051】
本発明に係る符号化装置では、現行の表示フレームの画像信号、及び現行の表示フレームよりも時間的に前の表示フレームの画像信号を用いて画像信号間の相関を利用した符号化と、現行の表示フレームに閉じた範囲内の画像信号を用いる符号化と、複数の要素画像に対応する複数の画像信号を用いる画像信号間の相関を利用した符号化とを、入力されたIP信号の特徴に応じて適宜選択的に実行させることができるので、IP信号の特性に適宜対応した最適な符号化を行うことができる。
【0052】
また、入力されたIP信号が、静止画像、動画像、シーンチェンジ指令付きのいずれであるかを検証し、該検証結果に応じて、前記入力されたIP信号の符号化を実行するので、IP信号の特性を考慮し、フレーム単位で実際に入力されるIP信号の各々について、画像の内容にまで適宜立ち入って得られる特徴を活用した最適な符号化を行うことができる。
【0053】
なお、入力されたIP信号が静止画像の信号である場合には、フレーム間符号化により、前記入力されたIP信号の符号化を実行するので、前フレームとの相関が高い静止画像に対して、確実に、前フレームとの相関を利用した符号化を適用することができる。
【0054】
また、入力されたIP信号が動画像の信号である場合には、フレーム内符号化と、動き補正を行った上でのフレーム間符号化と、現行の画像に対応する他の要素画像を探索した上での要素画像間符号化とを並行させ、それら複数の符号化出力から符号化効率が最大の符号化出力を出力するので、複雑に変化する動画像に対して、複数通りの符号化法を適用させ、結果として最適の符号化法による符号化出力を得ることができる。
【0055】
さらに、入力されたIP信号がシーンチェンジ指令付きの信号である場合、さらに現行の画像にオクルージョンが存在しない場合には要素画像間符号化、オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在しない場合にはフレーム内符号化、オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在する場合には要素画像間符号化が適用できるようにしたので、シーンチェンジが有ってもオクルージョンが無ければ、要素画像間の相関を利用した符号化、さらに、シーンチェンジが有ってもオクルージョンも有る場合には、現行画像に対応する要素画像を探索した上での現行画像と前記探索された要素画像間との相関を利用した符号化ができるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明におけるIP方式を用いた立体テレビシステムの撮影から表示に至るまでの構成(IP信号の成り立ち)を示す説明図である。
【図3】参考例に係る符号化装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る符号化装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】復号化装置の構成を示すブロック図である。
【図7】復号化装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】従来のIP方式立体テレビカメラの撮像原理を示す説明図である。
【図9】従来の実用的な立体テレビカメラの構造を示す構成図である。
【図10】従来の実用的なIP方式立体テレビカメラの構造を示す他の構成図である。
【符号の説明】
11……フレーム間符号化部、
12……フレーム内符号化部、
13……要素画像間符号化部、
14……符号化選択部、
21……画像特性解析部、
31……符号化解析部、
32……フレーム間復号化部、
33……フレーム内復号化部、
34……要素画像間復号化部、
C1,C2……符号化出力
C3……IP符号化信号
P1、P2……IP信号
P3……復号化出力
Claims (2)
- 集積した複数の撮像レンズの各々に結ばれる要素画像を撮像するテレビカメラから出力されるインテグラルフォトグラフィ信号を入力して符号化を行う符号化装置において、
現行の表示フレームの画像信号、及び現行の表示フレームよりも時間的に前の表示フレームの画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行うフレーム間符号化手段と、
現行の表示フレームに閉じた範囲内の画像信号を用いて符号化を行うフレーム内符号化手段と、
複数の要素画像に対応する複数の画像信号を用いて前記画像信号間の相関を利用した符号化を行う要素画像間符号化手段と、
前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の内容に応じて、前記フレーム間符号化手段、前記フレーム内符号化手段および前記要素画像間符号化手段の内いずれかを適宜選択し、かつ該選択された手段により前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の符号化が実行されるように制御する画像特性解析手段と、を有し、
前記画像特性解析手段は、
前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の内容としてその特性が、静止画像、動画像、シーンチェンジ指令付きのいずれであるかを検証し、その検証結果に応じて、前記フレーム間符号化手段、前記フレーム内符号化手段、および、前記要素画像間符号化手段の内いずれかを適宜選択し、かつ、該選択された手段により前記入力されたインテグラルフォトガラフィ信号の符号化が実現されるように制御し、
前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号がシーンチェンジ指令付きの信号である場合には、シーンをチェンジすると共に、現行の画像にオクルージョンが存在しない場合には前記要素画像間符号化手段により、
オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在しない場合には前記フレーム内符号化手段により、
オクルージョンが存在し、かつ現行の画像に対応する他の要素画像が存在する場合には前記要素画像間符号化手段により、
前記入力されたインテグラルフォトグラフィ信号の符号化が実行されるように制御することを特徴とする符号化装置。 - 前記フレーム間符号化手段、前記フレーム内符号化手段、および、前記要素画像間符号化手段からそれぞれ出力される符号化出力のうち、符号化効率が最大の符号化出力を出力する符号化選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
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