JP4115821B2 - 熱応動式スチームトラップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出するスチームトラップに関し、特に、加熱されて膨脹し冷却されて収縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、所望温度以下の流体を系外へ排出する熱応動式スチームトラップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特許第3355388号
温度制御機素を用いた熱応動式スチームトラップは、例えば特許第3355388号に示されている。当該公報から理解されるように、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、導出路を有する弁座部材を弁室と出口との間に配置し、上下二つの壁部材と、両壁部材の間に外周縁を固着したダイヤフラム部材と、上壁部材とダイヤフラム部材との間に密封した膨脹媒体と、ダイヤフラム部材に連結した弁部材とから成る温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹媒体の膨張収縮によるダイヤフラム部材の変位によって弁部材を駆動して導出路を開閉するものである。膨脹媒体は、水よりも沸点の低いプロパノール等のアルコールと水との混合物で形成される。
【0003】
弁室内に所定温度以上の高温流体が流入してくると、膨脹媒体が膨脹してダイヤフラム部材を入口側の流体圧力に抗して弁座部材方向に変位させる。これによって、弁部材が導出路を閉止して蒸気の排出を防止する。所定温度以下の低温流体が流入してくると、膨脹媒体が収縮してダイヤフラム部材を入口側の流体圧力によって開弁方向に変位させる。これによって、弁部材が導出路を開口して復水や空気を系外へ排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のものでは、ダイヤフラム部材が破損すると膨張媒体が温度制御機素から漏出してしまう。そのため、食品や医療等の分野で用いられる場合には重大な事故に繋がる問題点があった。従って、本発明の技術的課題は、ダイヤフラム部材が破損しても膨張媒体が温度制御機素から漏出することのない熱応動式スチームトラップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、導出路を有する弁座部材を弁室と出口との間に配置し、上下二つの壁部材と、両壁部材の間に外周縁を固着したダイヤフラム部材と、上壁部材とダイヤフラム部材との間に密封した膨脹媒体と、ダイヤフラム部材に連結した弁部材とから成る温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹媒体の膨張収縮によるダイヤフラム部材の変位によって弁部材を駆動して導出路を開閉するものにおいて、外周壁が下壁部材の内周壁を内壁壁が弁部材の外周壁を気密的に摺動するピストン部材を設けてダイヤフラム部材とピストン部材との間に密閉空間を形成したことを特徴とする熱応動式スチームトラップにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の熱応動式スチームトラップは、外周壁が下壁部材の内周壁を内壁壁が弁部材の外周壁を気密的に摺動するピストン部材を設けてダイヤフラム部材とピストン部材との間に密閉空間を形成したものである。そのため、ダイヤフラム部材が破損すると膨張媒体が密閉空間に流入し温度制御機素から漏出することがない。
【0007】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1には同一軸上に入口2と出口3が形成され、この入口2及び出口3と連通する弁室4が本体1にねじ結合された蓋部材5によって形成される。出口3の弁室4側開口端に、弁室4と出口3とを連通する導出路6が形成された弁座部材7がねじ結合されている。
【0008】
弁座部材7の上方に、温度制御機素8が配置される。温度制御機素8は、注入口9を有する上壁部材10と、注入口9を密封する栓部材11と、上壁部材10との間に膨脹媒体14を密封するダイヤフラム部材13と、ダイヤフラム部材13に固着され弁座部材7に離着座して導出路6を開閉する弁部材15と、ダイヤフラム部材13の外周縁を上壁部材10との間に挟んで固着する下壁部材16と、外周壁が下壁部材16の内周壁を内壁壁が弁部材15の外周壁を気密的に摺動するピストン部材17と、ダイヤフラム部材13とピストン部材17との間の密閉空間12から形成される。膨脹媒体14は、水よりも沸点の低いプロパノール等のアルコールと水との混合物で形成される。
【0009】
温度制御機素8は、本体1と弁座部材7との間に挟んで固定された有底円筒形状の取付部材18内に収容され、一端を蓋部材5に固定し他端を温度制御機素8に固定したコイルスプリング19の付勢力によって取付部材18の段部20に下壁部材16の下面が当接保持される。コイルスプリング18は一端のコイル径が蓋部材5の内径よりも大きく形成され、一端を蓋部材5の内壁に嵌め込むことにより固定され、他端のコイル径が栓部材11の直径よりも小さく形成され、他端を栓部材11に嵌め込むことにより固定される。取付部材18には、底壁に流体通過孔21と周壁に3つの流体通過窓22が開けられている。
【0010】
本実施例での作動は下記の通りである。
始動時、弁室4内は低温であり、膨脹媒体14は収縮し、入口側の流体圧力によってピストン部材17とダイヤフラム部材13が上方に変位し、弁部材15が弁座部材7から離座して導出路6を開口している。これによって入口2から流入する低温の復水や空気を導出路6から出口3へ排出する。低温流体の排出によって入口2から流入する流体温度が上昇し、弁室4内が所定温度以上になると、膨脹媒体14は膨脹し、入口側の流体圧力に抗してピストン部材17とダイヤフラム部材13が下方に変位し、弁部材15が弁座部材7に着座して導出路6を閉止する。これによって蒸気の漏出を防止する。放熱によって弁室4内が所定温度以下になると、膨脹媒体14は収縮し、入口側の流体圧力によってピストン部材17とダイヤフラム部材13が上方に変位し、弁部材15が弁座部材7から離座して導出路6を開口する。
【0011】
ダイヤフラム部材13が破損すると膨張媒体14が密閉空間12に流入し温度制御機素8から漏出することがない。
【0012】
【発明の効果】
上記のように本発明は、外周壁が下壁部材の内周壁を内壁壁が弁部材の外周壁を気密的に摺動するピストン部材を設けてダイヤフラム部材とピストン部材との間に密閉空間を形成することにより、ダイヤフラム部材が破損しても膨張媒体が温度制御機素から漏出することがないという優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の熱応動式スチームトラップの断面図。
【符号の説明】
1 本体
2 入口
3 出口
4 弁室
5 蓋部材
6 導出路
7 弁座部材
8 温度制御機素
10 上壁部材
13 ダイヤフラム部材
14 膨張媒体
15 弁部材
16 下壁部材
17 ピストン部材
18 取付部材
Claims (1)
- 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、導出路を有する弁座部材を弁室と出口との間に配置し、上下二つの壁部材と、両壁部材の間に外周縁を固着したダイヤフラム部材と、上壁部材とダイヤフラム部材との間に密封した膨脹媒体と、ダイヤフラム部材に連結した弁部材とから成る温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹媒体の膨張収縮によるダイヤフラム部材の変位によって弁部材を駆動して導出路を開閉するものにおいて、外周壁が下壁部材の内周壁を内壁壁が弁部材の外周壁を気密的に摺動するピストン部材を設けてダイヤフラム部材とピストン部材との間に密閉空間を形成したことを特徴とする熱応動式スチームトラップ。
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| JP2002362024A JP4115821B2 (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 熱応動式スチームトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002362024A JP4115821B2 (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 熱応動式スチームトラップ |
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