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JP4174081B2 - 合成樹脂軸受 - Google Patents

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JP4174081B2
JP4174081B2 JP22121595A JP22121595A JP4174081B2 JP 4174081 B2 JP4174081 B2 JP 4174081B2 JP 22121595 A JP22121595 A JP 22121595A JP 22121595 A JP22121595 A JP 22121595A JP 4174081 B2 JP4174081 B2 JP 4174081B2
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鉄也 相田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、四輪自動車におけるストラット型サスペンション(マクファーソン式)に組み込まれて好適な合成樹脂軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にストラット型サスペンションは、主として四輪自動車の前輪に用いられ、主軸と一体となった外筒の中に油圧式ショックアブソーバを内蔵したストラットアッセンブリにコイルバネを組合せた構造をもっている。斯かるサスペンションには、(1)ストラットの軸線に対してコイルバネの軸線を積極的にオフセットさせ、該ストラットに内蔵されたショックアブソーバのピストンロッドの摺動を円滑に行わせる構造と、(2)ストラットの軸線に対してコイルバネの軸線を同一軸線上に配置させる構造のものとがある。いずれの構造のサスペンションにおいても、ステアリング操作によりストラットアッセンブリがコイルバネとともに回転するさい、当該回転を円滑に許容すべく車体の取付部材とコイルバネの上部バネ座シートとの間に軸受が配置されている。
【0003】
そして、この軸受には、車体荷重(スラスト荷重)を支持すると同時に前記サスペンション構造に起因するラジアル荷重、すなわち前者の構造においては、コイルバネの軸線がストラットの軸線に対してオフセットされているため、静止状態においてもコイルバネのストラットの軸線方向への復元力によって生じるラジアル荷重を、また後者の構造においては、ストラットの軸線とコイルバネの軸線とを同一軸線上に配置するという製作上の困難性に起因するミスアライメントによって生じるラジアル荷重を、円滑に許容する性能が要求される。而して、上述した性能を満足するべく従来より、当該軸受にはボールを使用したころがり軸受あるいは合成樹脂製すべり軸受が使用されている。
【0004】
しかしながら、ころがり軸受は、微小揺動や振動荷重等によりボールに疲労破壊を生じる虞があり、円滑なステアリング操作を長期間にわたって維持し難いという問題がある。また、合成樹脂すべり軸受は、上記ころがり軸受に比べて摩擦係数が高くステアリング操作を重くするという問題がある。さらに、いずれの軸受においても軸受摺動面への塵埃等異物の混入を防止するべく装着されたゴム弾性体からなるダストシールの摩擦力が高いことに起因するステアリング操作を重くするという問題、特に合成樹脂すべり軸受においてはステアリング操作を一層重くするという問題がある。
【0005】
上記従来技術における合成樹脂すべり軸受の問題点を解決するべく、本出願人は、先に、実願昭61−133931号(実公平4−52488号)において、ゴム弾性体からなるダストシールを使用することなく摺動面への塵埃等異物の侵入を防止し、ステアリング操作時の操舵力の増大を防止できる合成樹脂スラスト軸受を提案した。
【0006】
ここで、実願昭61−133931号(実公平4−52488号)で提案した技術を図5に基づいて説明する。図5に示す合成樹脂スラスト軸受Aは、合成樹脂下部ケースBと合成樹脂上部ケースCと円板状の合成樹脂軸受片Dとからなり、該合成樹脂下部ケースBは、内面に挿通孔1を有する円筒部2と該円筒部2の外周面に該円筒部の一部2aを突出させて一体に形成された環状幅広鍔部3と該円筒部の一部突出部と該鍔部上面とで環状凹部4を形成して該鍔部外周縁に突設された環状係合突出部5を備えており、該合成樹脂上部ケースCは、円板状の平面部6と該平面部の中央部に形成された円孔7と該平面部6の外周縁に一体に形成された環状係合垂下部8を備えており、該軸受片Dは、該下部ケースBの環状凹部4にその下面を摺接させて配され、該下部ケースBには上部ケースCがその環状係合垂下部8を該下部ケースBの環状係合突出部5に弾性装着させ、該弾性装着部にラビリンス作用による密封部を形成して相対回転可能に組み合わされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した構成の合成樹脂スラスト軸受Aは、図6に示すように、挿通孔1、円孔7にストラットのピストンロッドRを挿通して下部ケースB及び上部ケースCをピストンロッドRの外周面に装着し、下部ケースBの円筒部2外周面を上部バネ座シートSの孔S1に嵌合固定させるとともに下部ケースBの環状幅広鍔部3下面を上部バネ座シートSの平面部S2に当接させ、上部ケースCの円板状平面部6上面を車体取付部材Fの下面に当接させて、上部バネ座シートSと車体取付部材Fとの間に配置される。
【0008】
このように配置された合成樹脂スラスト軸受Aは、上部バネ座シートSと車体取付部材Fとの相対回転を円滑に許容し、ステアリング操作を円滑に行わせるものである。しかしながら、上部バネ座シートSと車体取付部材Fとの間に配置された合成樹脂スラスト軸受Aに、前述したラジアル荷重が作用した場合、当該ラジアル荷重は下部ケースBの円筒部2の挿通孔1とこの挿通孔1を挿通するピストンロッドRとの摺接、換言すれば合成樹脂と金属との摺接によって許容されることになるため、摺動抵抗が大きく、円滑に許容し難いという問題がある。
【0009】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スラスト荷重及びラジアル荷重を摺動摩擦抵抗の小さい合成樹脂同志の組合せによって円滑に許容でき、またゴム弾性体からなるダストシールを使用することなく軸受摺動面への塵埃等の侵入を防止できる合成樹脂軸受を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
車体の取付部材(F)とストラットアッセンブリの上部バネ座シート(S)との間に配される合成樹脂軸受(10)であって、
合成樹脂製の下部ケース(20)と、この下部ケースに組合わされた合成樹脂製の上部ケース(30)と、上部ケースと下部ケースとの間に配された合成樹脂製の環状スラスト軸受体(41)とを具備しており、
該下部ケース(20)は、円筒部(21)と該円筒部の上端部外周面に延設された環状幅広鍔部(22)と該円筒部の上端部端面(21a)と連なって該環状幅広鍔部(22)の上面に立設された環状突出部(23)と該環状突出部(23)と環状幅広鍔部(22)の上面とで環状凹部(24)を形成して該環状幅広鍔部の外周縁に立設された環状係合突出部(25)と該円筒部(21)の下端部内周面に径方向内側に延設された環状鍔部(27)と該環状鍔部(27)の内面に形成された環状係合段部(27a)とを備えており、
該上部ケース(30)は、内周面(31)を挿通孔とした円筒部(32)と該円筒部(32)の上端部外周面に延設された環状幅広鍔部(33)と該環状幅広鍔部(33)の外周縁に垂下した環状係合垂下部(34)と該円筒部(32)の下端部外周面に形成された環状切欠き部(36)とを備えており、
該上部ケース(30)は、円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、かつ環状係合垂下部(34)を該下部ケース(20)の環状係合突出部(25)に弾性装着させるとともに、該円筒部(32)の環状切欠き部(36)を該下部ケース(20)の円筒部(21)の環状係合段部(27a)に係合させて該下部ケース(20)に組合わされており、
環状スラスト軸受体(41)は、下部ケース(20)の環状凹部(24)と該環状凹部(24)に対面する上部ケース(30)の環状幅広鍔部(33)の下面との間の空間に配されていることを特徴とする合成樹脂軸受、
によって達成される。
【0011】
また、上記構成からなる合成樹脂軸受において、
下部ケース(20)は、環状幅広鍔部(22)の上面に、該環状係合突出部(25)と径方向内側に環状深溝(28)を形成して立設されるとともに該環状突出部(23)と環状幅広鍔部(22)の上面とで環状凹部(24)を形成する外側環状突出部(29)をさらに備えており、
該上部ケース(30)は、環状幅広鍔部(33)の下面に、該環状係合垂下部(34)と径方向内側に環状溝(37)を形成して垂下した環状垂下部(38)をさらに備えており、
該上部ケース(30)は、円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、かつ環状垂下部(38)の端部を該下部ケース(20)の外側環状突出部(29)の端部とその径方向に重畳させて該重畳部にラビリンス作用による密封部を形成し環状係合垂下部(34)を該下部ケース(20)の環状係合突出部(25)に弾性装着させるとともに、該円筒部(32)の環状切欠き部(36)を該下部ケース(20)の円筒部(21)の環状係合段部(27a)に係合させて該下部ケース(20)に組合わされてなる、
合成樹脂軸受とすることもできる。
【0012】
本発明の合成樹脂軸受における上部ケース及び下部ケースを形成する合成樹脂は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性等の摺動特性及び機械的特性に優れていることが好ましく、また、上部ケースと下部ケースとの間に配される環状スラスト軸受体を形成する合成樹脂は、とくに自己潤滑性を有することが好ましく、例えばポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等の熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂等が使用される。
【0013】
上部ケース及び下部ケースには、環状スラスト軸受体を形成する合成樹脂と同様の合成樹脂が使用されるが、特に環状スラスト軸受体に使用される合成樹脂と摺動摩擦特性の良好な組合せであって、しかも比較的剛性の高い合成樹脂であることが望ましい。その望ましい組合せについて例示すると、上部ケースにポリアセタール樹脂を、下部ケースにポリアミド樹脂を、環状スラスト軸受体にポリオレフィン樹脂を使用する組合せである。
【0014】
本発明の合成樹脂軸受は、四輪自動車におけるストラット型サスペンション(マクファーソン式)に組込まれ、車体の取付部材とストラットアッセンブリの上部バネ座シートとの間に配されて使用される。そして、ステアリング操作によりストラットアッセンブリが回動されると、上部ケースに対して下部ケースが回転され、この下部ケースの回転は、上部ケース及び下部ケース間に配される合成樹脂製の環状スラスト軸受体によって円滑に許容され、ステアリング操作が円滑に行われる。また、合成樹脂軸受にラジアル荷重が作用した場合でも、当該ラジアル荷重は、上部ケースの円筒部外周面と下部ケースの円筒部内周面との間に軸受隙間を保持して形成されたラジアル軸受部における合成樹脂同志の摺動によって円滑に許容される。
【0015】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態を、図に示す好ましい実施例に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されないのである。
【0016】
図1において、本例の合成樹脂軸受10は、合成樹脂製の下部ケース20と、この下部ケース20に組合わされた合成樹脂製の上部ケース30と、下部ケース20と上部ケース30との間に配された合成樹脂製の環状スラスト軸受体41とを具備している。
【0017】
下部ケース20は、円筒部21と該円筒部21の上端部外周面に延設された環状幅広鍔部22と該円筒部21の上端部端面21aと連なって該環状幅広鍔部22の上面に立設された環状突出部23と該環状突出部23と該環状幅広鍔部22の上面とで環状凹部24を形成して該環状幅広鍔部22の外周縁に立設された環状係合突出部25と該環状係合突出部25の外周面に形成された係合部26を備えている。該係合部26は、該環状係合突出部25の端部から外方に向けて傾斜するテーパ面部と該テーパ面部と連続し、環状凸角部を形成して該環状幅広鍔部22の外周面に連なるテーパ面部とからなっている。
【0018】
上端部に環状幅広鍔部22を備えた円筒部21の下端部内周面には、径方向内側に延設された環状鍔部27が形成されているとともに該環状鍔部27の内面には環状係合段部27aが形成されている。
【0019】
上部ケース30は、内周面31を挿通孔とした円筒部32と該円筒部32の上端部外周面に延設された環状幅広鍔部33と該環状幅広鍔部33の外周縁に垂下した環状係合垂下部34と該環状係合垂下部34の内周面に形成された係合フック部35を備えている。該係合フック部35は、その内周面の基部から外方に向けて傾斜するテーパ面部と該テーパ面部と連続し、環状凹角部を形成して該環状係合垂下部34の下端に連なるテーパ面部とからなっている。
【0020】
上端部に環状幅広鍔部33を備えた円筒部32の下端部外周面には、環状切欠き部36が形成されている。
【0021】
該上部ケース30は、円筒部32の外周面と下部ケース20の円筒部21の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部32の外周面と該下部ケース20の円筒部21の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、環状係合垂下部34の内周面の係合フック部35を該下部ケース20の環状係合突出部25の外周面の係合部26に弾性装着させ、該円筒部32の端部の環状切欠き部36を該下部ケース20の円筒部21の端部に形成された環状係合段部27aに係合させて該下部ケース20に組合わされている。このように組合わされた上部ケース30と下部ケース20との間には外周側の弾性装着部と内周側の環状切欠き部36と環状係合段部27aとの係合部に、外部から軸受摺動面への塵埃等異物の侵入を防止する密封部が形成されている。
【0022】
環状スラスト軸受体41は、下部ケース20の環状凹部24と該環状凹部24に対面する上部ケース30の環状幅広鍔部33の下面との間の空間に、該環状凹部24の底面と環状幅広鍔部33の下面に対して摺動自在に配される。該環状スラスト軸受体41は、該環状凹部24を形成する環状突出部23の外径よりも大きい内径を有し、環状係合突出部25の内径よりも小さい外径を有しているとともに該環状スラスト軸受体41の両端面には、その内径側の周縁にリング溝42と該リング溝42から外径側に開口する複数個の放射状溝43が円周方向に等間隔に、かつ30度の位相差をもって形成されている。該リング溝42及び放射状溝43は、グリースなどの潤滑剤の溜り部となる。
【0023】
このように構成された合成樹脂軸受10は、図3に示すストラットアッセンブリに組込まれる。すなわち、合成樹脂軸受10は、上部ケース30の円筒部32の内周面31にストラットアッセンブリのピストンロッドRを、当該ピストンロッドRの外周面と内周面(挿通孔)31との間に軸受隙間(クリアランス)を保持させて挿通し、下部ケース20の円筒部21の外周面を、上部バネ座シートSの平面部S1に形成された孔S2と該平面部S1の上面に固定された円板状座板S3の孔S4に嵌合固定させるとともに環状幅広鍔部22の下面を該円板状座板S3の上面に当接させ、上部ケース30の環状幅広鍔部33の上面を車体側取付部材Fの下面に当接させて上部バネ座シートSと車体側取付部材Fとの間に配置される。
【0024】
上部バネ座シートSと車体取付部材Fとの間に配置された合成樹脂軸受10に、サスペンションの構造に起因するラジアル荷重が作用した場合は、当該ラジアル荷重は上部ケース30の円筒部32の外周面と下部ケース20の円筒部21の内周面との間に軸受隙間を保持して形成されたラジアル軸受部における上部ケース30の円筒部32の外周面と下部ケース20の円筒部21の内周面との合成樹脂同志の摺動によって円滑に許容される。また、車体重量は、下部ケース20の環状凹部24と該環状凹部24に対面する上部ケース30の環状幅広鍔部33の下面とこれら環状凹部24の底面と環状幅広鍔部33の下面に対して摺動自在に配された環状スラスト軸受体41とで支持するとともにスラスト荷重はこれら下部ケース20の環状凹部24と環状スラスト軸受体41と上部ケース30の環状幅広鍔部33の下面との合成樹脂同志の摺動によって円滑に許容される。
【0025】
図4は合成樹脂軸受10の他の具体例を示すもので、図4において、本例の合成樹脂軸受10は、前述した合成樹脂軸受10における下部ケース20の環状幅広鍔部22の上面に、該環状係合突出部25と径方向内側に環状深溝28を形成して立設された外側環状突出部29をさらに備えており、該上部ケース30は環状幅広鍔部33の下面に、該環状係合垂下部34と径方向内側に環状溝37を形成して垂下した環状垂下部38をさらに備えている。該上部ケース30は円筒部32の外周面と該下部ケース20の円筒部21の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部32の外周面と該下部ケース20の円筒部21の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、かつ環状垂下部38の端部を該下部ケース20の外側環状突出部29の端部とその径方向に重畳させて該重畳部にラビリンス作用による密封部を形成するとともに環状係合垂下部34の内周面の係合フック部35を下部ケース20の環状係合突出部25の外周面の係合部26に弾性装着させ、該円筒部32の端部の環状切欠き部36を該下部ケース20の円筒部21の端部の環状係合段部27aに係合させて該下部ケース20に組合わされている。
【0026】
このように組合わされた上部ケース30と下部ケース20との間には、外周側の弾性装着部と環状垂下部38の端部と下部ケース20の外側環状突出部29の端部との重畳部に形成されたラビリンス作用による密封部と内周側の環状切欠き部36と環状係合段部27aとの係合部に密封部が形成されているので、外部から軸受摺動面への塵埃等異物の侵入が防止される。
【0027】
環状スラスト軸受体41は、下部ケース20の環状凹部24と該環状凹部24に対面する上部ケース30の環状幅広鍔部33の下面との間の空間に、該環状凹部24の底面と環状幅広鍔部33の下面に対して摺動自在に配される。該環状スラスト軸受体41は、該環状凹部24を形成する環状突出部23の外径よりも大きい内径を有し、外側環状突出部29の内径よりも小さい外径を有している。
【0028】
【発明の効果】
本発明の合成樹脂軸受では、サスペンションの構造に起因するラジアル荷重が作用した場合でも、当該ラジアル荷重は上部ケースの円筒部の外周面と下部ケースの円筒部の内周面との間に軸受隙間を保持して形成されたラジアル軸受部における上部ケース30の円筒部32の外周面と下部ケース20の円筒部21の内周面との合成樹脂同志の摺動によって円滑に許容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の合成樹脂軸受の断面図である。
【図2】 図1に示す合成樹脂軸受における環状スラスト軸受体の平面図である。
【図3】 図1に示す合成樹脂軸受をストラットアッセンブリに組込んだ状態の断面図である。
【図4】 本発明の合成樹脂軸受の他の具体例を示す断面図である。
【図5】 従来技術の合成樹脂軸受の断面図である。
【図6】 図5に示す合成樹脂軸受をストラットアッセンブリに組込んだ状態の断面図である。
【符号の説明】
10 合成樹脂軸受
20 下部ケース
21 円筒部
22 環状幅広鍔部
23 環状突出部
24 環状凹部
25 環状係合突出部
30 上部ケース
31 内周面
32 円筒部
33 環状幅広鍔部
34 環状係合垂下部
41 環状スラスト軸受体

Claims (2)

  1. 車体の取付部材(F)とストラットアッセンブリの上部バネ座シート(S)との間に配される合成樹脂軸受(10)であって、
    合成樹脂製の下部ケース(20)と、この下部ケースに組合わされた合成樹脂製の上部ケース(30)と、上部ケースと下部ケースとの間にされた合成樹脂製の環状スラスト軸受体(41)とを具備しており、
    該下部ケース(20)は、円筒部(21)と該円筒部の端部外周面に延設された環状幅広鍔部(22)と該円筒部の上端部端面(21a)と連なって該環状幅広鍔部(22)の上面に立設された環状突出部(23)と該環状突出部(23)と環状幅広鍔部(22)の上面とで環状凹部(24)を形成して該環状幅広鍔部の外周縁に立設された環状係合突出部(25)と該円筒部(21)の下端部内周面に径方向内側に延設された環状鍔部(27)と該環状鍔部(27)の内面に形成された環状係合段部(27a)とを備えており、
    該上部ケース(30)は、内周面(31)を挿通孔とした円筒部(32)と該円筒部(32)端部外周面に延設された環状幅広鍔部(33)と該環状幅広鍔部(33)の外周縁に垂下した環状係合垂下部(34)と該円筒部(32)の下端部外周面に形成された環状切欠き部(36)とを備えており、
    該上部ケース(30)は、円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、かつ環状係合垂下部(34)を該下部ケース(20)の環状係合突出部(25)に弾性装着させるとともに、該円筒部(32)の環状切欠き部(36)を該下部ケース(20)の円筒部(21)の環状係合段部(27a)に係合させて該下部ケース(20)に組合わされており、
    環状スラスト軸受体(41)は、下部ケース(20)の環状凹部(24)と該環状凹部(24)に対面する上部ケース(30)の環状幅広鍔部(33)の下面との間の空間にされていることを特徴とする合成樹脂軸受。
  2. 下部ケース(20)は、環状幅広鍔部(22)の上面に、該環状係合突出部(25)と径方向内側に環状深溝(28)を形成して立設されるとともに該環状突出部(23)と環状幅広鍔部(22)の上面とで環状凹部(24)を形成する外側環状突出部(29)をさらに備えており、
    該上部ケース(30)は、環状幅広鍔部(33)の下面に、該環状係合垂下部(34)と径方向内側に環状溝(37)を形成して垂下した環状垂下部(38)をさらに備えており、
    該上部ケース(30)は、円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との間に軸受隙間を保持して該円筒部(32)の外周面と該下部ケース(20)の円筒部(21)の内周面との合成樹脂同志の摺動によるラジアル軸受部を形成し、かつ環状垂下部(38)の端部を該下部ケース(20)の外側環状突出部(29)の端部とその径方向に重畳させて該重畳部にラビリンス作用による密封部を形成環状係合垂下部(34)を該下部ケース(20)の環状係合突出部(25)に弾性装着させるとともに、該円筒部(32)の環状切欠き部(36)を該下部ケース(20)の円筒部(21)の環状係合段部(27a)に係合させて該下部ケース(20)に組合わされている請求項1に記載の合成樹脂軸受。
JP22121595A 1995-08-08 1995-08-08 合成樹脂軸受 Expired - Lifetime JP4174081B2 (ja)

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