JP4150880B2 - 合成樹脂発泡成形品の製造方法 - Google Patents
合成樹脂発泡成形品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4150880B2 JP4150880B2 JP2001323638A JP2001323638A JP4150880B2 JP 4150880 B2 JP4150880 B2 JP 4150880B2 JP 2001323638 A JP2001323638 A JP 2001323638A JP 2001323638 A JP2001323638 A JP 2001323638A JP 4150880 B2 JP4150880 B2 JP 4150880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cavity
- core
- valve
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 title claims description 27
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 title claims description 27
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 18
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 title claims description 7
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 41
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 claims description 14
- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 14
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 claims description 14
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 230000007547 defect Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims description 4
- 239000013518 molded foam Substances 0.000 claims description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 9
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 5
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 3
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/58—Moulds
- B29C44/588—Moulds with means for venting, e.g. releasing foaming gas
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/60—Measuring, controlling or regulating
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂発泡成形品、特に軟質ポリウレタンフォーム等の連通気泡構造或いは独立気泡構造を有する合成樹脂発泡成形品の成形をバリの発生とボイドを抑えて製造することができる上、成形後の材料付着が削減され、金型の清掃を容易に行うことができる合成樹脂発泡成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、ポリウレタンフォーム材料の成形は、以下の方法が採用されている。
(1) 上型、下型を開いた状態にしておく。
(2) ウレタン発泡原液を下型側に注入する。
(3) 上・下型を閉じる。
【0003】
この時、ウレタン発泡原液は化学反応でCO2ガスを出し、金型内で成長する(フリー発泡し、体積が増加する)。また、同時に、発生したCO2ガスは、ベントホール、パーティングラインを通じて型外へ排出される。
(4) 樹脂反応が進んだところで成形品を金型から取り出し、成形品からバリを除去する。
(5) 金型のベントホール、パーティングラインに、残ったポリウレタン付着物を掃除して除去し、再び上記操作を繰り返す。
【0004】
この場合、ウレタンの成長と型外へのガス排出は、密接な関係があるが、上記方法ではバリ掃除の具合に頼っているために、かなりガス排出(即ちウレタンの成長)にバラツキが発生している。また、ガス排出は、樹脂自体の硬化により自然に停止されるが、取り残されたガスの質量や樹脂強度のバラツキ(型温、液温で変わる)などによって停止が遅れ、結果として「ボイド」というフォーム表面が引きちぎられたような欠陥が発生してしまう。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、合成樹脂発泡成形品、特に軟質ポリウレタンフォーム等の連通気泡構造或いは独立気泡構造を有する合成樹脂発泡成形品の成形をバリの発生とボイドを抑えて製造することができる上、成形後の材料付着を削減でき、金型の清掃をも容易に行うことができる合成樹脂発泡成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、ポリウレタンフォームの型内発泡成形において、型内に発泡材料を供給した後、任意の時点で外界に通じる金型の通気口を全て閉じ、金型内部に閉じ込められた発泡ガスの圧力上昇を利用して、フォームの成長を止めて固定し、そのまま硬化・成形する金型遮断成形法が、ボイドレス、バリレスを達成するために有効であり、バリが出る直前で金型の通気口を全て閉塞することにより、バリの生成が抑制されることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0007】
従って、本発明は下記の合成樹脂発泡成形品の製造方法を提供する。
(1)下型と、この下型にその開放部を覆って着脱可能に接合される上型と、この上型に上下動可能に取り付けられた中子型とを具備すると共に、下型と上型とを接合し、中子型を上型に進出させた際、中子型の一方の先端部と下型の一側壁との間に隙間が形成され、下型上面と中子型下面との間に第1キャビティ(大容量キャビティ)が形成され、上型下面と中子型の一方の先端側上面との間に上記隙間を介して上記第1キャビティと連通し、第1キャビティよりも容量が小さい第2キャビティ(低容量キャビティ)が形成され、かつ上型下面と中子型上面との間に排気用空間が形成され、この排気用空間は、上記第2キャビティとこれら排気用空間及び第2キャビティよりも狭い第1の微小間隙を介して連通する一方、中子型の他方の先端側で上記第1キャビティと上記排気用空間及び第1キャビティよりも狭い第2の微小間隙を介して連通され、上記上型に上記排気用空間形成位置に存してバルブが介装されたベント管を設けて、まず上記中子型を上型に進出させ、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記第1キャビティに合成樹脂発泡成形用材料を大気圧下に供給して発泡させると共に、上記バルブを閉じてキャビティ内を完全密閉することを異なる時間ごとに繰り返し、得られた成形物を比較して、欠陥がなくバリの生成しないサンプルを得るための時間をキャビティ充満時間と評価した後、中子型を上型に進出し、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記材料を上記第1キャビティに大気圧下に供給し、発泡させ、上記充満時間に到達した時点で上記バルブを閉じて上記発泡進行を停止させ、合成樹脂発泡成形品を得ることを特徴とする合成樹脂発泡成形品の製造方法。
(2)下型と、この下型にその開放部を覆って着脱可能に接合される上型と、この上型に上下動可能に取り付けられた中子型とを具備すると共に、下型と上型とを接合し、中子型を上型に進出させた際、中子型の一方の先端部と下型の一側壁との間に隙間が形成され、下型上面と中子型下面との間に第1キャビティ(大容量キャビティ)が形成され、上型下面と中子型の一方の先端側上面との間に上記隙間を介して上記第1キャビティと連通し、第1キャビティよりも容量が小さい第2キャビティ(低容量キャビティ)が形成され、かつ上型下面と中子型上面との間に排気用空間が形成され、この排気用空間は、上記第2キャビティとこれら排気用空間及び第2キャビティよりも狭い第1の微小間隙を介して連通する一方、中子型の他方の先端側で上記第1キャビティと上記排気用空間及び第1キャビティよりも狭い第2の微小間隙を介して連通され、上記上型に上記排気用空間形成位置に存してバルブが介装されたベント管を設け、上記上型の上記第1及び第2の微小間隙近傍にそれぞれファイバセンサを発泡物が上記微小間隙に流入しようとするのを検知されるように取り付け、中子型を上型に進出し、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記材料を上記第1キャビティに大気圧下に供給し、発泡させ、上記材料の発泡物が上記微小間隙に流入しようとすることを上記ファイバセンサが検知した時点で、上記ファイバセンサから上記バルブに閉塞指令信号を与えて上記バルブを閉じて上記発泡進行を停止させ、合成樹脂発泡成形品を得ることを特徴とする合成樹脂発泡成形品の製造方法。
(3)合成樹脂発泡成形品が軟質ポリウレタンフォーム成形品である(1)又は(2)記載の合成樹脂発泡成形品の製造方法。
【0008】
上記製造方法は、車両用フロントシートの製造に好適に使用することができ、特に、複雑な形状の成形品を成形する中子型を具備した金型を使用する場合に好適であり、本方法は、軟質ポリウレタンフォーム成形品の成形に好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、図面を参照して更に詳しく説明すると、本発明の合成樹脂発泡成形品の製造方法は、例えば、図1に示される金型1を使用して製造することができるものである。
【0010】
ここで、図1は、車両用フロントシートの金型1の概略断面図を示す。この車両用フロントシート用金型1は、下型2と、この下型2に着脱可能に接合される上型3と、この上型3にシリンダー4の作動によって上下動可能に取付けられた中子型5とを具備する。
【0011】
この中子型5の上面には、上記シリンダー4を包囲するように上面にシール材6が取付けられた隔離壁7が突設されていると共に、上記上型3の下面には中子型5の一方の先端部とこの隔離壁7との中間位置に存して、区画用突起8が突設されている。
【0012】
そして、上記下型2と上型3とを接合し、シリンダー4を作動させて、中子型5を上型3に進出させ、上記隔離壁7上面のシール材6を上型3下面に密着させた際、下型2の一側壁と中子型5の一方の先端部との間には、隙間9が形成されるようになっており、上記下型2上面と中子型5下面との間に大容量キャビティ10が形成されると共に、上記上型3下面と中子型5の一方の先端側上面と上記区画用突起8とによって、上記隙間9を介して大容量キャビティ10に連通され、この大容量キャビティ10に対しほぼ180°折れ曲がった状態で連なる低容量キャビティ11が形成されるようになっており、また、上記区画用突起8と隔離壁7との間に排気用空間12が形成されるようになっている。この場合、上記突起8と中子型5上面との間には、微小間隙13aが形成されるようになっており、上記低容量キャビティ11と排気用空間12とは微小間隙13aを介して連通している。なお、中子型5の他方の先端側上面と上型3下面との間にも大容量キャビティ10と排気用空間12とを連通させる微小間隙13bが形成されている。なお、上記微小間隙13a及び13bの形状及び設置位置は、特に制限されるものではなく、金型の形状に応じて適宜決定できる。
【0013】
上記上型3には、上記排気用空間12形成位置に存してベント管14が設けられており、このベント管14には、バルブ15a,15bが介装されている。また、上記下型2と上型3との接合部には、シール材16が介装されており、従って、上記バルブ15a,15bを開くことにより、上記キャビティ10、11内のガスは、上記微小間隙13a,b及び排気用空間12よりベント管14を通って外部に放出することができ、バルブ15a,15bを閉じると、金型1内は完全に密閉されるようになっている。
【0014】
なお、上記大・低容量のキャビティ10,11により形成される車両用フロントシートは、大容量キャビティ10が実際の表面に位置させるシート本体を形成すると共に、低容量キャビティ11がシートを裏面に取付けるために必要な取り付け部分をそれぞれ形成するものである。低容量キャビティ11は、シートの取付け部分を形成するものであるが、材料コスト削減の観点から可能な限り低容量にすることが求められる箇所である一方、容量を少なくしすぎると欠陥が生じ易い箇所である。
【0015】
上記大容量キャビティ10と、低容量キャビティ11は、隙間9を介して連結されたもので、この隙間9は、通常2〜20mm程度の幅を有するものとすることができる。
【0016】
本発明の製造方法に使用する金型1は、以上のように、所定のタイミングで密閉構造になるように設けられたもので、型閉めを行った後に、上記バルブ15a,15bを閉じることで、内外を完全に遮断して密閉できる構造になっている。
【0017】
ここで、本発明でいう完全密閉とは、通気がベントホールやパーティングライン間の僅かな隙間からも行われないようにする密閉状態のことをいい、図1の例においては、金型のパーティングラインの所定箇所に、シール材16が配設されて、パーティングラインからの通気を遮断し、完全密閉できるように設けられている。
【0018】
本発明においては、上記のような金型を使用して、合成樹脂発泡成形品、特に軟質ポリウレタンフォーム成形品を製造するに際し、まず実際の生産を開始する前に成形品を製造するのに用いるウレタン発泡原液を、同じく成形品を製造するのに用いる金型のキャビティ(大容量キャビティ10及び低容量キャビティ11)に供給してから大気圧下で発泡させ、型閉め後もキャビティ内のガスを排出可能にした状態で、キャビティ内のウレタンフォームが微小間隙13a及び13bに侵入するまでの時間、及びウレタンフォームがキャビティ内を完全に充満するまでの時間を計測する。
【0019】
この計測は、特に型閉めからフィルまでの任意の時点で金型の全ての通気口を遮断すること又は加圧を行うと、その時点でフォームの成長が止まり、その状態で硬化するので、脱型して成形物を得ると、その時点における金型内のフォーム材料の流動性、金型内の到達位置等の種々の特徴を評価でき、従って金型内(上記図1の金型においては大容量キャビティ10内)にウレタン発泡原液を注入した後、種々の時間経過後に金型の全ての通気口を完全に閉じ、この時得られたフォームサンプルからエア溜り等の欠陥がなく、かつバリが実質的に生成していないフォームサンプルを選定し、このフォームサンプルを得た場合のウレタン発泡原液を注入してから又は通気可能に型閉めしてから通気口閉塞までの時間(金型を完全に密閉するまでの時間)をキャビティ充満時間と評価する方法が好適に採用される。即ち、金型内の所定位置にポリウレタンフォーム材料を供給して型閉めを行った後、該金型内を完全密閉又は加圧することによりポリウレタンフォームの反応を停止させ、脱型して成形物を得る操作を、同一材料で異なる時間ごとに繰り返し、得られた成形物を比較することにより、上記キャビティ内の各部ごとの充満時間を計測する方法が推奨される。
【0020】
本発明は、以上にようにキャビティ充満時間を求めた後、金型の大容量キャビティ10内にウレタン発泡原液を注入し、通気可能に(バルブ15a,15bを開いた状態で)型閉めを行い、上記キャビティ内の各部位の充満時間に到達した時点(微小間隙13a及び13bにポリウレタンフォームが侵入する直前の時点)で、充満した部位に連絡するバルブ15a及び15bを独立に閉じ、金型を完全密閉する。これにより、キャビティ内の材料はこれ以上発泡進行せず、その発泡状態のままで硬化することにより、バリの生成が抑制され、先にキャビティ充満時間を計測する際に選定したフォームサンプルと実質的に同じで良好な発泡成形品が得られるものである。
【0021】
また、以上のようにキャビティ充満時間を予め計測する代わりに、上記上型の所定位置に貫通孔を設け、該貫通孔に透明樹脂を充填し、この透明樹脂充填部にファイバセンサを取り付けると共に、上記合成樹脂発泡成形品材料をキャビティ内の大気圧下に供給し、上下金型を型内のガスを排出可能に閉じて発泡を生起、進行させると共に、上記キャビティ内を上記材料の発泡物が充満するのを上記ファイバセンサが検出した際、上下金型を完全密閉するようにしてもよい。
【0022】
より具体的には、図2に示したように、上型3の所定位置、好ましくは微小間隙13a,13bの近傍にそれぞれ貫通孔20を設け、該貫通孔20に透明樹脂21を充填すると共に、該樹脂21充填部にファイバセンサ22を合成樹脂発泡成形品材料の発泡物がキャビティ(低容量キャビティ11)を充満し、微小間隙13a,13bに流入しようとするのが検知されるように取り付け、上記材料の発泡物がキャビティを充満することをファイバセンサ22が検知した場合、センサ22からバルブ15a,15bに閉塞指令信号を与えて、バルブ15a,15bを閉じるようにすることができる。これにより、部位ごとの充満時間を1回の成形で取得することが可能になり、ファイバセンサで検知させることで、実際の生産においてウレタンフォームの充満時間がばらついても、金型内部を密閉するタイミングを自動的に調節することができる。なお、ファイバセンサの取り付け位置は、特に制限されるものではなく、金型の形状に応じて適宜取り付け位置を決定することができる。取り付け位置としては、例えば材料の最終到達位置や、成形不良が発生しやすい位置などを選択することができる。また、上型のみではなく、必要によっては、下型、中子型の必要箇所に同様にファイバセンサを取り付けることもできる。
【0023】
ここで、ファイバセンサの構造について図3を参照して説明すると、図3はファイバセンサ31の正面図(a)と一部省略側面図(b)をそれぞれ示す。
【0024】
このファイバセンサ31は、2個の光ファイバ32,32を有する光ファイバケーブル33を具備し、そのうちの一方の光ファイバから光を発すると共に、他方の光ファイバから反射光を受け取るものである。これら光ファイバケーブル33の先端側は外周にねじ部34が形成されたポリカーボネート製の保護カバー35で覆われている。なお、36は取付けねじ部である。
【0025】
上記ファイバセンサ31は、ON/OFF信号を拾うことが可能で、自動制御ができる構成になっている。ファイバセンサとしては、具体的に、キーエンスデジタルレーザーセンサ(非接触センサ)等を挙げることができる。
【0026】
この取り付けは、金型に貫通孔(ねじ孔)を形成し、この貫通孔の先端側に透明樹脂を充填すると共に、この孔にファイバセンサをねじ込み、取付けるものである。この場合、図3において、ケーブル33先端より先方に突出する保護カバー35先端部内の空隙37に透明樹脂を充填し、この状態で上記孔にねじ込み取り付けることが好適である。
【0027】
【実施例】
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない。
【0028】
[実施例]
図1に示す金型を使用し、軟質ポリウレタンフォーム製造用発泡原液(ブリヂストン社製エバーライトD)を用いて、フォーム成形を行った。なお、この金型において、図1の下型2と中子型5との間隙aは、約60mm、上型3と中子型5との間隙bは約15mm、隙間9は約10mmである。
【0029】
まず、上記金型に発泡原液を注入し、直ちにバルブ15a及び15bを開いた状態で型閉めした。その後、予め注入開始から設定した時間を経過した時点でバルブ15a及び15bを同時に閉じ、型内を完全に密閉した。これによって得られたフォームサンプルの外観を評価し、バルブ15aは注入開始29秒、バルブ15bは35秒経過した時点でそれぞれ閉じるのが、バリやボイドのないフォームサンプルが得られる条件と認定した。
【0030】
次いで、上記金型に上記発泡原液を上記と同様に注入、型閉めし、発泡を行わせるとともに、上記各部位の充満時間に到達した時点でバルブ15a及び15bをそれぞれ独立に閉じ、型内を完全密閉した。360秒経過後に型から成形品を取り出し、ボイド、バリの認められない、良好な成形品を得ることができた。
【0031】
【発明の効果】
本発明の製造方法は、合成樹脂発泡成形品、特に軟質ポリウレタンフォーム等の連通気泡構造或いは独立気泡構造を有する合成樹脂発泡成形品の成形をバリの発生とボイド欠陥を抑えて製造することができ、金型の清掃をも容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるポリウレタンフォーム材料を合成樹脂発泡成形品用材料とする車両用フロントシートの金型を示す概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例にかかる図1と同様な金型を示す概略断面図である。
【図3】ファイバセンサの構造の説明図で、(a)はファイバセンサ31の正面図、(b)は同一部省略側面図(b)をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 金型
2 下型
3 上型
5 中子型
Claims (3)
- 下型と、この下型にその開放部を覆って着脱可能に接合される上型と、この上型に上下動可能に取り付けられた中子型とを具備すると共に、下型と上型とを接合し、中子型を上型に進出させた際、中子型の一方の先端部と下型の一側壁との間に隙間が形成され、下型上面と中子型下面との間に第1キャビティが形成され、上型下面と中子型の一方の先端側上面との間に上記隙間を介して上記第1キャビティと連通し、第1キャビティよりも容量が小さい第2キャビティが形成され、かつ上型下面と中子型上面との間に排気用空間が形成され、この排気用空間は、上記第2キャビティとこれら排気用空間及び第2キャビティよりも狭い第1の微小間隙を介して連通する一方、中子型の他方の先端側で上記第1キャビティと上記排気用空間及び第1キャビティよりも狭い第2の微小間隙を介して連通され、上記上型に上記排気用空間形成位置に存してバルブが介装されたベント管を設けて、まず上記中子型を上型に進出させ、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記第1キャビティに合成樹脂発泡成形用材料を大気圧下に供給して発泡させると共に、上記バルブを閉じてキャビティ内を完全密閉することを異なる時間ごとに繰り返し、得られた成形物を比較して、欠陥がなくバリの生成しないサンプルを得るための時間をキャビティ充満時間と評価した後、中子型を上型に進出し、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記材料を上記第1キャビティに大気圧下に供給し、発泡させ、上記充満時間に到達した時点で上記バルブを閉じて上記発泡進行を停止させ、合成樹脂発泡成形品を得ることを特徴とする合成樹脂発泡成形品の製造方法。
- 下型と、この下型にその開放部を覆って着脱可能に接合される上型と、この上型に上下動可能に取り付けられた中子型とを具備すると共に、下型と上型とを接合し、中子型を上型に進出させた際、中子型の一方の先端部と下型の一側壁との間に隙間が形成され、下型上面と中子型下面との間に第1キャビティが形成され、上型下面と中子型の一方の先端側上面との間に上記隙間を介して上記第1キャビティと連通し、第1キャビティよりも容量が小さい第2キャビティが形成され、かつ上型下面と中子型上面との間に排気用空間が形成され、この排気用空間は、上記第2キャビティとこれら排気用空間及び第2キャビティよりも狭い第1の微小間隙を介して連通する一方、中子型の他方の先端側で上記第1キャビティと上記排気用空間及び第1キャビティよりも狭い第2の微小間隙を介して連通され、上記上型に上記排気用空間形成位置に存してバルブが介装されたベント管を設け、上記上型の上記第1及び第2の微小間隙近傍にそれぞれファイバセンサを発泡物が上記微小間隙に流入しようとするのを検知されるように取り付け、中子型を上型に進出し、上下型を閉じ、上記バルブを開いた状態で上記材料を上記第1キャビティに大気圧下に供給し、発泡させ、上記材料の発泡物が上記微小間隙に流入しようとすることを上記ファイバセンサが検知した時点で、上記ファイバセンサから上記バルブに閉塞指令信号を与えて上記バルブを閉じて上記発泡進行を停止させ、合成樹脂発泡成形品を得ることを特徴とする合成樹脂発泡成形品の製造方法。
- 合成樹脂発泡成形品が軟質ポリウレタンフォーム成形品である請求項1又は2記載の合成樹脂発泡成形品の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001323638A JP4150880B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 |
| PCT/JP2002/001559 WO2003035357A1 (en) | 2001-10-22 | 2002-02-21 | Method of foam moulding a synthetic resin article |
| US10/493,099 US20040262798A1 (en) | 2001-10-22 | 2002-02-21 | Method of foam moulding a synthetic resin article |
| EP02700676A EP1438171A1 (en) | 2001-10-22 | 2002-02-21 | Method of foam moulding a synthetic resin article |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001323638A JP4150880B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003127154A JP2003127154A (ja) | 2003-05-08 |
| JP4150880B2 true JP4150880B2 (ja) | 2008-09-17 |
Family
ID=19140501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001323638A Expired - Fee Related JP4150880B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20040262798A1 (ja) |
| EP (1) | EP1438171A1 (ja) |
| JP (1) | JP4150880B2 (ja) |
| WO (1) | WO2003035357A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102925936B1 (ko) * | 2022-08-09 | 2026-02-10 | 킹 스틸 머쉬너리 씨오., 엘티디. | 성형 장치 및 성형 방법 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3859620B2 (ja) * | 2003-06-16 | 2006-12-20 | 小野産業株式会社 | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
| JP5867018B2 (ja) * | 2011-11-25 | 2016-02-24 | トヨタ紡織株式会社 | 成形装置 |
| CN103568188B (zh) * | 2012-08-02 | 2015-10-28 | 台万工业股份有限公司 | 自行车软式座垫的制造方法 |
| JP6496140B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-04-03 | 中国化成工業株式会社 | 発泡成形装置 |
| US11745400B2 (en) * | 2015-08-31 | 2023-09-05 | Proprietect L.P. | Vented mold |
| US11571843B2 (en) * | 2017-05-16 | 2023-02-07 | Archem Inc. | Foam molding mold and method for manufacturing foam molding body |
| US12097651B2 (en) | 2022-08-09 | 2024-09-24 | King Steel Machinery Co., Ltd. | Molding device and molding method |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6230009A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Mazda Motor Corp | 反応射出成形装置 |
| JPS63111020A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-16 | Ikeda Bussan Co Ltd | 発泡体の成形方法 |
| JPH05309665A (ja) * | 1992-05-07 | 1993-11-22 | Inoac Corp | 発泡ポリウレタン成形品の製法と成形装置 |
| US5519211A (en) * | 1994-06-14 | 1996-05-21 | United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Method and apparatus for monitoring resin crystallization and shrinkage during polymer molding |
| JP3022337B2 (ja) * | 1995-08-01 | 2000-03-21 | 株式会社ブリヂストン | 合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法 |
| US5723152A (en) * | 1995-08-01 | 1998-03-03 | Bridgestone Corporation | Apparatus for vacuum molding expanded synthetic resin parts |
| JP3539100B2 (ja) * | 1996-10-24 | 2004-06-14 | 株式会社ブリヂストン | 合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法 |
| DE19938140A1 (de) * | 1999-08-16 | 2001-03-08 | Fehrer F S Gmbh & Co Kg | Verfahren und Form zur Herstellung eines Formteiles aus einem schäumbaren polymeren Material |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323638A patent/JP4150880B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-02-21 US US10/493,099 patent/US20040262798A1/en not_active Abandoned
- 2002-02-21 EP EP02700676A patent/EP1438171A1/en not_active Withdrawn
- 2002-02-21 WO PCT/JP2002/001559 patent/WO2003035357A1/en not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102925936B1 (ko) * | 2022-08-09 | 2026-02-10 | 킹 스틸 머쉬너리 씨오., 엘티디. | 성형 장치 및 성형 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2003035357A1 (en) | 2003-05-01 |
| JP2003127154A (ja) | 2003-05-08 |
| US20040262798A1 (en) | 2004-12-30 |
| EP1438171A1 (en) | 2004-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0424435B1 (en) | Process for injection molding | |
| JP4996689B2 (ja) | 複合材料部材を成形するための方法及び装置 | |
| JP4150880B2 (ja) | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 | |
| EP1027198B1 (en) | Vent device, vented mold and method for producing a molded article | |
| DE60209181D1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Schaumformteilen | |
| CN105034242B (zh) | 发泡模具及高压油泵隔音罩盖的制造方法 | |
| JP5099827B2 (ja) | 発泡樹脂成形品およびその成形金型 | |
| KR20170045794A (ko) | 버(burr)의 생성을 억제하는 발포성형 금형구조 | |
| JP6496140B2 (ja) | 発泡成形装置 | |
| JP4476673B2 (ja) | 発泡成形用金型 | |
| JPH05309665A (ja) | 発泡ポリウレタン成形品の製法と成形装置 | |
| JP2002160235A (ja) | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 | |
| JP3025163B2 (ja) | 一体発泡成形用芯材および一体発泡成形法 | |
| JPH01206012A (ja) | 薄肉樹脂製品の製造方法 | |
| JP2002160237A (ja) | 合成樹脂発泡成形品の製造方法 | |
| JP2010017913A (ja) | 射出成形型および車両用内装材 | |
| JP2002160236A (ja) | ポリウレタンフォームの評価方法 | |
| JPH07186195A (ja) | 射出成形におけるシール圧制御方法 | |
| JPH0370612B2 (ja) | ||
| KR100577461B1 (ko) | 에폭시 수지를 이용한 차량 내장재용 우레탄 발포 금형 | |
| JPH0839579A (ja) | 発泡成形品の製造方法 | |
| JP2003033941A (ja) | 発泡樹脂成形体の成形方法 | |
| EP1645388A1 (en) | System and method for producing a foamed article | |
| KR20010083987A (ko) | 발포성 사출물의 고압 사출방법 및 사출장치 | |
| JPH04173213A (ja) | 発泡成形型のベントホール清掃方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070530 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070730 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071010 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080604 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080617 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |