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JP4143011B2 - キャリアセンス多重アクセス方法、無線基地局装置及び無線端末装置 - Google Patents

キャリアセンス多重アクセス方法、無線基地局装置及び無線端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)等の無線ネットワークにて用いられるキャリアセンス多重アクセス(CSMA)方法、無線基地局装置及び無線端末装置に関する。
IEEE802.11は、例えばコンピュータ等の端末装置をネットワークで無線接続する費用効率の高いソリューションである。また、信号処理技術や変調技術の進展によって、物理レイヤをより高速なデータレートでサポートする規格の拡張がなされている。一方、MAC(メディアアクセス制御)レイヤはデータレートの増加に伴いスループットの飽和が発生することが研究により示されており(例えば、非特許文献1参照)、現在のIEEE802.11システムにおける主要な制約は、MAC(メディアアクセス制御)レイヤにあると言える。 IEEE802.11のワーキンググループは、既存の無線LANに対するMACレイヤ及び物理レイヤ両方の変更に基づく、高スループットの無線LANの必要性を認識している。
既存の無線LANでサポートされるデータレートは、現在及び将来想定されるアプリケーション用としては十分である。無線LANは、従来より時分割多重アクセス方式を採用しているため、問題は、無線ネットワークが同時にサポート可能な高速データレートアプリケーションのユーザ数にある。この問題は、より高いスループットの必要性の問題として概括することができる。より高いスループットを実現するには、国際標準化機構(ISO)のオープンシステム相互接続(OSI)参照モデルにおける、レイヤ2より上位のレイヤ又はMACレイヤで測定されるデータレートを高める必要がある。単一の無線基地局装置(例えば、アクセスポイント(AP))及び複数の無線端末装置(STA)が含まれる基本的な無線LANシステムにおける全ての無線装置の総スループットを増加させるという要求事項を満たすために、スループットは、APで測定される。
従来の無線LANシステムにおける通信はCSMA方式に基づいている、すなわち、STAがデータパケットの送信を行うことができるか否かが、アクセスするメディアがビジー(使用中)であるかアイドル(未使用)であるかを検出することによって判断されている。このような無線LANシステムにおいてスループットを増加するための1つのアプローチとして、例えば空間分割多重アクセス(SDMA)方式の利点を利用することが挙げられる。これを利用するには、APが異なるアンテナには異なるSTAとの送受信を行うなど、最適にスケジューリングする必要がある。
"Throughput Analysis for IEEE802.11a Higher Data Rates", IEEE802.11/02-138r0, 2002年3月
しかしながら、従来の無線LANシステムにおいては、CSMA方式のような競合ベースの(つまり、複数のSTAによってメディアにアクセスする権利が争われる)アクセス方式に基づいてメディアアクセスを行おうとするSTAは、メディアがビジーであると検出したときにデータパケットの送信を控える。このため、各アクセスタイミングにおいて、無線LANシステムに含まれる複数のSTAのうち1つしかデータパケットの送信を行うことができない。したがって、無線LANシステムにおけるスループットを向上することは容易ではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、無線ネットワークにおけるスループットを向上させることができるキャリアセンス多重アクセス方法、無線基地局装置及び無線端末装置を提供することを目的とする。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置の位置に応じて指向性ビームを形成するアンテナ部と前記アンテナ部に接続される並列動作が可能な複数の送受信部とを備えた空間分割多重アクセス対応の無線基地局装置を有する無線ネットワークにて実行するキャリアセンス多重アクセス方法であって、前記無線基地局装置で、前記複数の無線端末装置を、前記指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属する配属ステップと、前記無線基地局装置で、前記配属ステップで配属した前記複数の無線端末装置に、前記複数の無線端末装置がデータパケットと同時に送信するシグネチャ信号を前記グループ毎に固有に割り当てる割り当てステップと、前記複数の無線端末装置で、アクセスするメディアに前記割り当てステップで割り当てられた前記シグネチャ信号が存在するか否かを検出する検出ステップと、前記複数の無線端末装置で、前記検出ステップでの検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、前記シグネチャ信号と前記無線基地局装置宛てのデータパケットとを同時に送信する送信ステップと、を有するようにした。
この方法によれば、無線端末装置の位置に応じて、無線端末装置を、無線基地局装置のアンテナ部によって形成される指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属し、配属された無線端末装置に、グループ毎に固有のシグネチャ信号を割り当てるため、同時にメディアを競合する複数の無線端末装置がそれぞれ異なるグループに属する場合は、各無線端末装置はSDMA対応の無線基地局装置と同時に通信することができ、無線ネットワークにおけるスループットを向上させることができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記送信ステップは、前記検出ステップでの検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、バックオフ値(すなわち、バックオフカウンタ値)をデクリメントするデクリメントステップを有し、前記デクリメントステップで前記バックオフ値が零までデクリメントされたとき、前記シグネチャ信号と前記データパケットとの同時送信を行うようにした。
この方法によれば、アクセスするメディアにシグネチャ信号が存在しない場合、つまり、他グループの無線端末装置がメディアにアクセスしていたとしても同一グループ内の他の無線端末装置がメディアアクセスしていないと判断できるため、バックオフ値のデクリメントを行うことができ、データパケット送信までの時間を短縮することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記シグネチャ信号は、前記検出ステップでの検出時間が所定のスロット時間より長くなる特性を有し、前記デクリメントステップでは、前記バックオフ値のデクリメントを、前記検出時間が経過する毎に行うようにした。
この方法によれば、シグネチャ信号が、その検出時間がスロット時間よりも長くなる特性を有する場合に、1回の検出時間が経過する前にバックオフ値が零になってしまいその結果としてデータパケットの衝突が起きてしまうことを回避することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記送信ステップでは、通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない中央部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用するようにした。
この方法によれば、データパケットの送信に使用されない周波数帯を、シグネチャ信号の送信に有効利用することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記送信ステップでは、通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない両境界部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用するようにした。
この方法によれば、データパケットの送信に使用されない周波数帯を、シグネチャ信号の送信に有効利用することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記送信ステップでは、通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない中央部及び両境界部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用するようにした。
この方法によれば、データパケットの送信に使用されない周波数帯を、シグネチャ信号の送信に有効利用することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記シグネチャ信号は、通信に使用する周波数帯のうち、前記送信ステップでの前記データパケットの送信に使用されない複数の周波数に前記グループ単位で関連付けられ、前記送信ステップでは、自己のシグネチャ信号に関連付けられた周波数を用いて、前記シグネチャ信号の送信を行うようにした。
この方法によれば、シグネチャ信号が載せられる特定の周波数(例えば、中央部や境界部分の周波数)を観測するだけで、各グループのシグネチャ信号の有無の検出を行うことができ、シグネチャ信号の検出時間を短縮することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記シグネチャ信号は、所定レベル以上の自己相関特性及び所定レベル以下の相互相関特性を有し、前記検出ステップでは、前記シグネチャ信号を用いて相関演算を行うことで前記シグネチャ信号の有無の検出を行うようにした。
この方法によれば、シグネチャ信号の有無の検出を、精度良く行うことができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記中央部の周波数を使用して送信される前記シグネチャ信号は、その平均値が零である特性を有するようにした。
この方法によれば、送信を行っている無線基地局装置のD/A(Digital to Analog)コンバータ及び受信を行っている無線基地局装置のA/D(Analog to Digital)コンバータでそれぞれ生じるDC(Direct Current)オフセットの影響を最小化することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法は、上記の方法において、前記送信ステップでは、前記シグネチャ信号の送信を、前記データパケットの送信より低い送信電力で行うようにした。
この方法によれば、受信フィルタに課す要求を緩和することができ、また、例えば拡散コードをシグネチャ信号として使用する場合は、受信側の逆拡散処理利得によって低電力を補うことができる。
本発明の無線基地局装置は、通信相手である複数の無線端末装置の位置に応じて指向性ビームを形成するアンテナ部と前記アンテナ部に接続される並列動作が可能な複数の送受信部とを備えた空間分割多重アクセス対応の無線基地局装置であって、前記複数の無線端末装置を、前記指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属する配属手段と、配属された前記複数の無線端末装置に、前記複数の無線端末装置がデータパケットと同時に送信するシグネチャ信号を前記グループ毎に固有に割り当てる割り当て手段と、割り当てたシグネチャ信号を前記複数の無線端末装置に通知する通知手段と、を有する構成を採る。
この構成によれば、無線端末装置の位置に応じて、無線端末装置を、指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属し、配属された無線端末装置に、グループ毎に固有のシグネチャ信号を割り当てるため、同時にメディアを競合する複数の無線端末装置がそれぞれ異なるグループに属する場合は、各無線端末装置はSDMA対応の無線基地局装置と同時に通信することができ、無線ネットワークにおけるスループットを向上させることができる。
本発明の無線端末装置は、通信相手である無線基地局装置のアンテナ部が複数の無線端末装置の位置に応じて形成する指向性ビームの到達範囲によって定められるグループ毎に固有であって前記無線基地局装置から通知されたシグネチャ信号を受信する受信手段と、アクセスするメディアに前記シグネチャ信号が存在するか否かを検出する検出手段と、前記検出手段の検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、バックオフ値をデクリメントするデクリメント手段と、前記デクリメント手段によって前記バックオフ値が零までデクリメントされたとき、前記シグネチャ信号と前記無線基地局装置宛てのデータパケットとを同時に送信する送信手段と、を有する構成を採る。
この構成によれば、無線基地局装置のアンテナ部によって形成される指向性ビームの到達範囲によって定められるグループ毎に固有のシグネチャ信号を無線端末装置に割り当てるため、同時にメディアを競合する複数の無線端末装置がそれぞれ異なるグループに属する場合は、各無線端末装置はSDMA対応の無線基地局装置と同時に通信することができ、無線ネットワークにおけるスループットを向上させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、無線ネットワークにおけるスループットを向上させることができる。
本発明の骨子は、無線端末装置(以下「STA」と言う)の位置に応じて、STAを、無線基地局装置(本実施の形態では、AP)のアンテナ部によって形成される指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属し、グループ毎に固有のシグネチャ信号を割り当てることにより各STAにシグネチャ信号を持たせることである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
ここでは、複数のSTAが無線LANにおいて同時にメディア競合及びデータパケット送信を行うことができ、よって、無線LANの総スループットを効果的に上げるために、本発明の一実施の形態に係るCSMAアルゴリズム(以下「拡張CSMAアルゴリズム」と言う)を実行するAP及びSTAについて記載する。本発明の理解のために、以下の定義が用いられる。
「無線LAN」とは、ある特定のエリアにて実施され無線アクセス技術に基づくネットワークであり、無線アクセス技術を通じてSTAにLANサービスを提供する。任意数の機器又はノードを含む。
「無線端末装置(STA)」とは、無線LANにより提供されるサービスにアクセスすることができる機器を指す。
「アクセスポイント(AP)」とは、無線LANへのアクセスを制御し、アクセスタイミングを持続する役割を負う無線LANにおける無線基地局装置を指す。APの他の主な役割は、例えば、無線LAN内のSTAが他のネットワーク内の機器にアクセスするためのブリッジとして機能することである。
「空間分割多重アクセス(SDMA)」とは、STAの空間上の物理的分離及び指向性ビームを用いて信号(データパケット)を送受信する送受信部の機能によって、複数のSTAが同時に同一周波数帯を用いて通信することが可能なアクセスメカニズムを指す。
「メディア」とは、無線LANが動作する無線チャネルを指す。
「マルチビームアンテナ」とは、クロスオーバ及びビーム間干渉が最小になるようにして複数の異なる方向に指向性ビームを形成し、SDMAを実現することができるアンテナシステムを指す。
「メディアアクセス制御(MAC)レイヤ」とは、メディアへのアクセスを可能とするために個々のSTAにて用いられるネットワークプロトコルについて幅広く指す。
「物理(PHY)レイヤ」とは、無線LANにおいて信号(データパケット)を送受信する実際の送受信部を指す。これは、例えば、MACからのコンバージェンスレイヤ及び制御レイヤ等の幾つかのサブレイヤからなるものと概括できる。
「アップリンク」とは、STAからAPへの送信の方向を指す。
「ダウンリンク」とは、APからSTAへの送信(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)の方向を指す。
「同時通信グループ」とは、マルチビームアンテナを備えたSDMA対応のAPが同時に形成する1つ以上の指向性ビームによりカバーされる1つ以上のSTAの集合を指す。
「ビーム域」とは、APが同時に形成する1つ以上の指向性ビームの中の1つの到達範囲(カバレッジ)を指す。
「ビームグループ」とは、APが同時に形成する1つ以上の指向性ビームの中の1つによりカバーされる1つ以上のSTAの集合を指す。
「ビームスタートビーコンフレーム」とは、同時通信グループに割り当てられたアクセス期間の開始を報知するために、同時通信グループの全てのビーム域でAPによりブロードキャストされるフレームを指す。また、オプションとして、ダウンリンク期間及びビームグループ/同時通信グループ用のスケジューリングに関する情報を含むフレームであっても良い。
「ビームエンドビーコンフレーム」とは、同時通信グループに割り当てられたアクセス期間の終了を報知するために、ビームグループ/同時通信グループ内のSTAに対し、APからブロードキャストされるフレームを指す。
「ポーリング/監視競合報知フレーム」とは、アップリンクのアクセス期間の開始、個々のSTAがアップリンクのアクセスを行なうためのスケジュール、及び、競合ベースでのアクセスが認められる期間を報知するために、APから各ビームグループに属するSTAに対してブロードキャストされるフレームを指す。
「競合ベースチャネルアクセス」とは、メディアアクセスにおける公平性を実現するために、各STAによって実行されるスケジューリングなしの分散型の競合アルゴリズムに基づいて、個々のSTAが共有のメディアにアクセスするMACメカニズムを指す。
「ポーリングベースチャネルアクセス」とは、個々のSTAに対してポーリングを行なうことによりメディアへのアクセスを割り当てるという集中制御によって、共有のメディアへのアクセスが統制されるMACメカニズムを指す。
「隠れ端末」とは、APから放射されるビームがカバーし得るエリア内にありながら、他のSTAから放射されるビームがカバーし得るエリア外に位置するSTAを指す。このようなシナリオは、例えば、複数のSTAが物理的に無線LANの正反対の端部に位置している場合に起こり得る。
「キャリアセンス多重アクセス(CSMA)」とは、ある一定期間の間、メディアがアイドルであることを検出してからランダムバックオフ値だけ待機した後にデータパケット送信を実行するプロセスを伴う、競合ベースチャネルアクセス技術を指す。
「クリアチャネルアセスメント(CCA)」とは、CSMA方式のSTAがメディアの状態(ビジー又はアイドル)を判定するために用いるアルゴリズムを指す。
「シグネチャ信号」とは、各ビームグループのメンバーSTAに割り当てられ、それを用いることで、STAが同一ビームグループ内の他のSTAの行動/送信の有無を判定することができる信号を指す。
「スロット時間」とは、CCA所要時間、往復伝搬遅延時間及びMAC処理時間を含む一定の単位時間と定義される。
「検出時間」とは、メディアにシグネチャ信号が存在するか否かを検出するのに必要な一定の単位時間と定義される。
以下の記載においては、説明上、本発明の完全な理解を提供するために、特定の数、時間、構造、プロトコル名、及びその他のパラメータを示す。しかしながら、本発明がこれらの特定の詳細無くして実施されても良いということは当業者にとって明らかであろう。本発明を無用に不明確なものとすることがないよう、下記の実施の形態ではブロック図に公知の構成要素やモジュールが示されている。
本発明の完全な理解のため、以下の記載おいては、幾つかの動作シーケンス、データ構造及び演算技術が示される。幾つかのデータ構造は、本発明の実施の形態としてのみ用いられ機能するものである。本発明が適用される実際の状況によっては、新たな情報が付加されたり、ある構成が省略されたりし得るものであることは、当業者にとって明らかである。
図1は、本発明の一実施の形態に係るCSMA方法が実行される無線LANを示す図である。
図1に示す無線LAN100は、AP110及び複数のSTA120、130、140から構成される典型的な無線LANである。また、図2は、無線LAN100の構成を示すブロック図である。
なお、STA120〜140は、基本的に同一の内部構成を有するため、図2においては、STA120の内部構成のみ示し、STA130、140の内部構成の記載を省略する。また、無線LAN100に含まれるSTAが3つのSTA120〜140に限定されないことは明らかである。また、以下の記載においては、無線LAN100に含まれる1つ以上の任意のSTAを「ユーザ」と言うことがある。
固定ネットワークインフラ機器であるAP110は、ビーム間クロスオーバ/干渉を最小にして空間的に分離された複数の異なる指向性ビーム145a、145b、145cを形成可能なマルチビームアンテナ111を有する。さらに、AP110は、無線LAN100内のSTA120〜140の位置に応じて各STA120〜140をビームグループに配属するグループ配属部112と、配属したSTA120〜140に、ビームグループ毎に固有のシグネチャ信号を割り当てるシグネチャ信号割り当て部113と、マルチビームアンテナ111に接続され並列動作が可能であり、かつ、STA120〜140へのシグネチャ信号のシグナリングやSTA120〜140とのデータパケットの送受信等、STA120〜140との無線通信をつかさどる複数(例えば、N個)の送受信部114−1、114−2、…、114−Nとを有する。以下、送受信部114−1〜114−Nのうち任意のものを「送受信部114」と言う。さらに、AP110は、各STA120〜140における拡張CSMAアルゴリズム実行部123と同様に、拡張CSMAアルゴリズムを実行する拡張CSMAアルゴリズム実行部115を有する。
STA120は一般に、携帯性と機動性の要請から小型であり、全指向性又は準全指向性のビーム放射パターンを形成可能な簡易なアンテナ(概して、単一の構成要素からなる)121を有する。さらに、STA120は、AP110からシグナリングされたシグネチャ信号の受信やAP110とのデータパケットの送受信等、AP110との無線通信をつかさどる送受信部122と、AP110への送信を行おうとするときに拡張CSMAアルゴリズムを実行する拡張CSMAアルゴリズム実行部123とを有する。拡張CSMAアルゴリズムについては後で詳述する。STA130、140は、STA120と同様の構成を有し、同様の動作を実行する。
マルチビームアンテナ111を備えたAP110は、全指向性ビーム放射パターンを含めて、複数の異なる方向に指向されたビームの集合を形成することができる。
グループ配属部112では、ユーザ(例えばSTA120〜140)の空間的/角度的分離、トラフィックパターン、及び、形成可能な指向性ビームの数やその分解能等のAP110の機能に依存して、メディア150の最適利用を図るべく、ユーザをビームグループに配属する。そして、シグネチャ信号割り当て部113では、配属したユーザに、ビームグループ毎に固有に関連づけられたシグネチャ信号を割り当てる。
シグネチャ信号の割り当ては、グループ配属フェーズ(すなわち、ユーザが同時通信グループ及びビームグループに配属される間)において行なわれる。また、ユーザの移動によりいつでも、又はユーザが新たな同時通信グループ/ビームグループに再配属されるときにいつでも、シグネチャ信号の再割り当てが行われる。
このように、各ユーザがデータパケットを送信する際にデータパケットにシグネチャ信号を付すことによって、メディア150を競合する他のユーザが、同一ビームグループ内のユーザであるか否かを判断することができる。同一ビームグループ内の他のユーザが送信中のときに自身が送信を行なってしまうと衝突が生じるため、送信は控えられる。さらに、異なるビームグループのユーザが送信を行なっているかを判断することができる。この場合、AP110は複数ユーザの角度的分離に基づいて2つの送信を分けて受信することができるため、メディア150を競合する複数のユーザが同時に送信を行うことができるようになる。
そして、送受信部114では、1対1のフレーム交換を通じて、又は、情報要素シグナリングの交換を通じて、ユーザにシグネチャ信号を通知する。AP110は、各ビームグループ内のユーザがメディア150にアクセスすることを認められる期間の開始及び終了をユーザにそれぞれシグナリングすることにより、これらのビームグループ内のユーザに対して時分割でサービスを提供する。
無線LAN100におけるトラフィックはアップリンクかダウンリンクかによって特徴付けられる。(STAが全指向性アンテナを用いるという想定に基づく)他のビームにおける衝突、及び(実際のRFコンポーネントの設計において、アイソレーションが十分でないことによる)AP110自体により生じる衝突を避けるため、AP110においては、常に全てのビームに対して、送受信動作の同期が確保されていなければならない。より具体的には、この同期は、各同時通信グループの複数ユーザに割り当てられアップリンク用及びダウンリンク用に分割された期間についてそれぞれ確保される。また、これらの期間の発生は、同時通信グループ内の異なるビームグループ間にわたって同期される。このようなタイミング構造について、図3を用いて説明する。
図3は、AP110が無線LAN100内のユーザを2つの同時通信グループX、Yに分けたときのアクセスタイミング構造の例を説明するための図である。なお、ここでは、同時通信グループX用のアクセス期間に主眼を置いて説明する。
同時通信グループXに属するユーザは、アクセス期間151においてアクセスすることが許可される。同時通信グループYに属するユーザは、アクセス期間152においてアクセスすることが許可される。各同時通信グループX、Yは、3つの同時に形成されたビームグループA、B、Cからなる。送信パターン153は、ビームグループAに属するユーザのためのものであり、送信パターン154は、ビームグループBに属するユーザのためのものであり、送信パターン155は、ビームグループCに属するユーザのためのものである。
また、同時通信グループX用のアクセス期間151は、ダウンリンクアクセス期間156及びアップリンクアクセス期間157に分けられる。参照番号158は、同時通信グループでのダウンリンクアクセス期間156及びアップリンクアクセス期間157の時間位置合わせ/同期を示している。
ビームスタートビーコンフレーム159は、AP110によってブロードキャストされる。ビームスタートビーコンフレーム159は、同時通信グループXに割り当てられたアクセス期間151の開始と、ダウンリンクアクセス期間156の長さと、オプションとして各ビームグループA、B、C内のダウンリンク送信のスケジュールとを示す。
ダウンリンクアクセス期間156に送信される最終フレームである、ポーリング/監視競合報知フレーム160は、同時通信グループXの異なるビームグループA、B、C下の複数のユーザのためのスケジュールを報知する。ポーリング/監視競合報知フレーム160は、ビームグループA、B、C下の複数のユーザが(スケジューリングされた送信が終了した後に)競合ベースでアクセスすることができる、残りの期間についても報知する。参照番号161は、同時通信グループXに属する複数のユーザのアクセス期間151の終了を示すビームエンドビーコンフレームである。ビームエンドビーコンフレーム161は、AP110によりブロードキャストされる。同時通信グループY等、他の全ての同時通信グループについても同様の送信パターンとなる。
ネットワークトラフィックはデータレート、パケットインターアライバルレート、パケット許容遅延時間などの統計値によって分類される。一般的なMACメカニズムとしては、競合ベースとポーリングベースが挙げられる。ポーリングベースチャネルアクセスは、ある一定の帯域と許容遅延時間の観点から特徴付けられるある一定のQoS(Quality of Service)を要求するトラフィックのための効率的なメカニズムである。そのようなトラフィックの例としては、音声/映像、声及びその他のマルチメディアコンテンツが含まれる。一方、競合ベースチャネルアクセスは、ハイパーテキスト転送プロトコル等のランダム/非定期的なトラフィックに対してサービス提供するためのメカニズムである。
上述の通り、SDMAにおいては厳しい同期要求がある。したがって、異なるビームグループのアップリンク及びダウンリンクのトラフィックを最適にスケジューリングすることでAP110がチャネル帯域を空間的に効率良く再利用でき、より高い総スループットを生むことができる点では、ポーリングベースチャネルアクセスの方がよい。AP110から発されるトラフィック、すなわち、ダウンリンクのトラフィックについては、トラフィック特性がAP110に既知であるため、容易にスケジューリングできることが明らかである。ところが、定期的に繰り返されるアップリンクのトラフィックについては一般に、AP110がポーリング/監視競合報知フレーム160において帯域を付与することができるよう、ユーザ(送信元)がリソース予約を行なうことが必要となる。
図4は、図3において説明した、アップリンクアクセス期間157における送信パターンを詳細に記したものである。
ここでは、同時通信グループXのビームグループAについての送信パターンを例に取る。ダウンリンクアクセス期間156の終了を示すポーリング/監視競合報知フレーム160の送信により、アップリンクアクセス期間157での、各ビームグループA、B、Cのためのスケジュールが報知される。
アップリンクアクセス期間157の間に、まず各ユーザは、ポーリング/監視競合報知フレーム160で報知されたスケジュールに従って、ポーリングベースアクセス期間171、172、173において送信を行う。スケジューリングされたポーリングベースアクセス期間171〜173の完了後、残りの期間は、競合ベースアクセス期間174、175、176として用いられる。ポーリングベースチャネルアクセスの間、各ユーザは、報知されたスケジュール及び各々のローカルクロックを頼りに、どのタイミングで送信を行なうかを決定している。
競合ベースチャネルアクセスのメカニズムは、送信を試みる前に一定時間にわたってメディアがアイドルであることを確認するプロセスを含むキャリアセンス技術である。AP110がマルチビームアンテナ111を用いる一方でユーザがシンプルで小さいフォームファクタの全指向性のアンテナ121を用いるSDMA方式の無線LAN100においては、ビームグループAに属している(ビームグループAのビーム域に所在している)ユーザは、ビームグループB又はビームグループCに属するユーザの送信中に送信を控える(遅延させる)ことが従来では一般的であった(ビームグループB、Cについても同様)。マルチビームアンテナ111が指向性を有するため、AP110は異なるビーム域より発される複数の送信を分離することが可能である。複数のユーザの物理的分離及び電力制御のみの利用により、異なるビーム域に位置する複数のユーザが互いに「隠れ端末」になり、結果として同時にアップリンクのアクセスを行ってしまう状況は生じ得る。しかしながら、実際には、そのような状態で複数のユーザが分散することはまれである。
図4の例によると、ビームグループCのポーリングベースアクセス期間173は、ビームグループA、Bのポーリングベースアクセス期間171、172よりも早く終了する。結果として、ビームグループCの競合ベースアクセス期間176は、ビームグループA、Bの競合ベースアクセス期間174、175よりも早く開始される。
AP110は各々分離された範囲から発される複数の送信を分けて受信することができる。ビームグループCに属するユーザは、本発明に係る拡張CSMAアルゴリズムを利用すれば、ポーリングベースアクセス期間171、172での送信の終了を待つことなく競合ベースチャネルアクセスを開始することができる。ビームグループA、Bについても同様に、自グループのポーリングベースアクセス期間171、172が終わりしだい、競合ベースアクセス期間174、175を開始することができる。よって、チャネル帯域を無駄にしてしまうことを大幅に削減することができる。さらに、各ビームグループA、B、Cに属するユーザが、同時にメディアにアクセスすることが可能となり、各タイミングでアクセス可能なユーザの数を従来に比べて増加させることができる。
次いで、STA120(STA130、140も同様)において実行される拡張CSMAアルゴリズムについて説明する。図5は、本発明の一実施の形態に係る拡張CSMAアルゴリズムを説明するためのフロー図である。
まず、ステップS701でバックオフカウンタ値(BackoffCounter)の値が「0」に初期化される。続いてステップS702において、メディア150がビジーであるかアイドルであるかを確認するためにCCAアルゴリズムが用いられる。CCAアルゴリズムは、チャネルの受信電力レベル測定に基づいている。IEEE802.11aの仕様によれば、信号のプリアンブルが検出されたかどうかによって、検出確度についての2つの要件がある。STA120は一般に全指向性のアンテナ121を用いているので、ある1つのビーム域において送信を行なっているSTAが存在する場合、他のビーム域におけるSTAでは、メディア150がビジーであると判断される。
CCAアルゴリズムの結果、メディア150がアイドルであると判定された場合(S702:YES)、第一ステージS703側のフローに入り、まずステップS704に進む。ステップS704では、送信しようとするデータパケットが新しいか否か(つまり、1回目の送信試行であるか否か)を判定する。データパケットが新しい場合(S704:YES)、ステップS705に進み、データパケットが新しくない(つまり、2回目あるいはそれ以上の送信試行の場合)、ステップS751に進む。なお、第一ステージS703は従来のCSMAアルゴリズムを表す。
ステップS705では、メディア150のアイドル持続時間が既にDIFS(Distributed Inter Frame Space)に達している(つまり、同じ又は超過している)か否かを判定する。アイドル持続時間がDIFSと同じか超えていた場合(S705:YES)、ステップS715に進み直ちにデータパケットを送信する。一方、アイドル持続時間がDIFSより小さい場合(S705:NO)ステップS751に進む。
ステップS751では、メディアのアイドル持続時間がDIFSに達したかどうかを判定する。アイドル持続時間がDIFSに達する前にメディア150がビジー状態に変わった場合(S751:NO)、即座にステップS702に戻り、DIFSに達するまでアイドル状態が持続した場合(S751:YES)、ステップS752に進む。
ステップS752では、ステップS704と同様に、送信しようとするデータパケットが新しいか否か(つまり、1回目の送信試行であるか否か)を判定する。1回目の送信試行の場合(S752:YES)、ランダムバックオフ値を選択しバックオフカウンタ値にセット(S706)した後、ステップS753に進む。2回目以上の送信試行の場合(S752:NO)、何もせずにステップS753へ進む。ランダムバックオフ値は、スロット時間の整数倍として設定された値である。
ステップS753では、バックオフカウンタ値が「0」かどうかを判定する。バックオフカウンタ値が「0」の場合(S753:YES)、ステップS715へ進み直ちにデータパケットを送信する。バックオフカウンタ値が「0」でない場合(S753:NO)、ステップ714へ進む。
ステップ714では、メディア150のアイドル状態がさらにスロット時間(SlotTime)継続するか否かを判定する。この判定の結果、スロット時間にいたる前にビジー状態になった場合(S714:NO)、ステップ702に戻る。スロット時間アイドル状態が継続した場合(S714:YES)、ステップS754において、バックオフカウンタ値を「1」だけデクリメントする。デクリメント後再びステップS753へ戻り、バックオフカウンタ値が「0」になり送信されるか又は途中でメディア150がビジー状態となるまで、ステップS753、S714、S754を繰り返す。
ところで、ステップS702において、メディア150がビジー状態と判定された場合(S702:NO)、第二ステージS708へ進む。第二ステージS708は拡張CSMAアルゴリズムの部分を表す。第二ステージS708の最初のステップS709では、ステップS751と同様、送信しようとするデータパケットが新しいか否か(つまり、1回目の送信試行であるか否か)を判定する。1回目の送信試行の場合(S709:YES)、ランダムバックオフ値を選択しバックオフカウンタ値にセット(S710)した後、ステップS711に進む。2回目以上の送信試行の場合(S709:NO)、何もせずにステップS711へ進む。
ステップS711では、このデータパケットの送信を試みるSTAと同じビームグループのシグネチャ信号が検出されるか否かの判定を行う。同じビームグループのシグネチャ信号が検出された場合、つまり同一ビームグループの他のSTAがデータパケット送信中の場合(S711:YES)ステップS702へ戻り、シグネチャ信号が検出されなかった場合(S711:NO)ステップS755へ進む。
ステップS755では、バックオフカウンタ値が「0」か否かの判定を行う。バックオフカウンタ値が「0」の場合(S755:YES)即座にデータパケットを送信する(S715)。バックオフカウンタ値が「0」でない場合、次のステップS756へ進む。
ステップS756では、CCAによりメディア150がアイドル状態かビジー状態であるかを判定する。メディア150がアイドルと判定されれば(S756:YES)、即座に第一ステージS703のステップS714へ進む。メディア150がビジー状態のままであれば(S756:NO)、ステップS757へ進む。
ステップS757では、再度同一ビームグループのシグネチャ信号が検出されるか否かを判定する。このステップでの判定期間は、検出時間(DetectionTime)である。このステップで、同一ビームグループのシグネチャ信号が検出された場合(S757:YES)即座にステップS702に戻る。一方、同一ビームグループのシグネチャ信号が検出されなかった場合(S757:NO)ステップS758へ進み、バックオフカウンタ値を「1」だけデクリメントする。デクリメント後再びステップS755へ戻る。
第1ステージS703のプロセスにおけるデクリメント(S754)がスロット時間(SlotTime)単位で行われるのに対して、第2ステージS708のプロセスにおけるデクリメント(S758)は検出時間(DetectionTime)単位で行われる。これは、用いられるシグネチャ信号の性質によっては、検出時間がスロット時間よりも長くなり得るためである。このような場合に、バックオフカウンタ値をスロット時間単位でデクリメントすると、1回のシグネチャ信号の検出時間が経過する前にバックオフカウンタ値が「0」になってしまうことがある。これは、結果として送信が行われて衝突が起きてしまうことを示唆している。検出時間単位でのデクリメントを行うことにより、このような状況の発生を回避することができる。
上記の拡張CSMAアルゴリズムにおいて主要な要件となるのは、STA120が、複数の同時送信が行われ得るメディア150において他のSTA130、140のシグネチャ信号の存在を検出できることである。
以下、シグネチャ信号の送信方法について3つの例を挙げて説明する。図6は、シグネチャ信号の送信方法の第1の例を説明するための図であり、図7は、シグネチャ信号の送信方法の第2の例を説明するための図であり、図8は、シグネチャ信号の送信方法の第3の例を説明するための図である。
5GHzのUNII(Unlicensed National Information Infrastructure)帯で動作する無線LAN100は、20MHzのチャネライゼーションを用いて動作する。図6に示す例では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)送信の20MHzスペクトルマスク181に準拠しつつ、通常のデータパケットのみのOFDM送信183では使用されない0番目(すなわち、使用するスペクトルの中央部)のサブキャリア182の周波数を用いる。
すなわち、データパケット及びシグネチャ信号のOFDM送信184において、シグネチャ信号は、0番目のサブキャリア185を用いて低電力で送信される。
5GHzのUNII帯におけるチャネライゼーションは20MHzとなっているが、ベースバンドのスペクトル占域は参照番号186で示す通り16.667MHzである。つまり、20MHzスペクトルマスクから16.667MHzスペクトル占域186を除いた余剰帯域は、ガードバンドとして用いられており、フィルタ設計におけるロールオフに対処するために設けられたものである。
図7に示す例では、通常のデータパケットのみのOFDM送信183では使用されない±27番目(すなわち、使用するスペクトルの両境界部)のサブキャリア191の周波数を用いる。
すなわち、データパケット及びシグネチャ信号のOFDM送信192において、シグネチャ信号は、±27番目のサブキャリア193を用いて送信される。追加サブキャリアの電力を低減することで受信側のフィルタに課される要件を緩和するために、±27番目のサブキャリア193の送信は他のサブキャリアの送信よりも低電力で行われる。
図7の例では、シグネチャ信号の送信のために得られるスペクトルが図6の例の2倍であるため、2倍のシグネチャ情報を送信することが可能となる。これにより、コードスペースまたは所与の長さのコードでアドレス可能なビーム域の数を2倍にすることができたり、検出時間を半減したりすることができる。また、受信側での相関器及びコードの同期を容易にすることもできる。
なお、0番目のサブキャリア185及び±27番目のサブキャリア193の両方を同時に使用しても良い。
上記のいずれの例においても、データパケットの送信に使用されない周波数帯を、シグネチャ信号の送信に有効利用することができる。
異なるビームグループに属する複数のユーザが同時にシグネチャ信号を送信し得るため、各ユーザはAP110から割り当てられたものと同じシグネチャ信号が送信されているか否かを判断することができる必要がある。したがって、シグネチャ信号として例えば拡散コードを使用することが好ましい。高い自己相関特性を有する拡散コードを使用することで、高い成功度をもって、シグネチャ信号の検出を行うことができる。また、低い相互相関特性を有する拡散コードを使用することで、シグネチャ信号の検出誤りの可能性を低減することができる。このように、拡散コードをシグネチャ信号として使用すると、相関器(マッチドフィルタ)を用いて、同一ビームグループ内の他のユーザが既に送信を行なっているかということを示唆するシグネチャ信号の有無を精度良く判定することができる。
また、図6に示すように、0番目のサブキャリア185をシグネチャ信号の送信に用いる場合は、シグネチャ信号にその平均値が零になるような特性を持たせる。このようにすることにより、送信を行っているユーザのD/Aコンバータ及び受信を行っているユーザのA/Dコンバータでそれぞれ生じるDCオフセットの影響を最小化することができる。
また、拡散コードをシグネチャ信号として使用すると、シグネチャ信号の送信をデータパケットの送信より低い送信電力で行っても、受信側での処理利得によってその低電力を補うことができる。
シグネチャ信号として拡散コードを使う代わりに、周波数領域における各サブキャリアの直交性を利用することもできる。図8に示されるように、3つの直交しているサブキャリア194、つまり±27番目と0番目のサブキャリアが得られる。これらのサブキャリア194をそれぞれ識別されるシグネチャ信号として使うことができる。この例では、3つのシグネチャ信号をそれぞれ±27番目と0番目のサブキャリアに関連付ける。このメカニズムでは、各シグネチャ信号の数がサブキャリア数によって限定されるかもしれないが、受信側の装置が各周波数の電力を測定することにより、シグネチャ信号の検出を高速に行うことができる。
シグネチャ信号の概念をサポートするために、拡張CSMAアルゴリズムが図9に示されるように、ステートを決定づける2つの値、CCA値(ClearChannelAssessment)及びシグネチャ信号検出値(SignatureSignalDetection)をサポートするように修正する必要がある。これらの値は、図9においてデクリメント時間単位(DecrementTimeUnit)として示されている3つの動作モード、すなわち、スロット時間(SlotTime)、検出時間(DetectionTime)及びN/A(NoTransmission)に示されている動作モード604、605、606を決定する。
図9に示す動作モードや図5の拡張CSMAアルゴリズムのフロー図に従って、3つのSTA(この例では「STA1」「STA2」「STA3」と称す)が存在するときの動作例を説明する。STA1及びSTA2は同一ビームグループに所属する一方(すわなち、同一のシグネチャ信号を共有している)、3つ目のSTA3は異なるビームグループに所属しており、同時に異なるシグネチャ信号を持っている。最初に、メディア150がビジーであり、STA1がランダムバックオフ値として「6」を選び、STA2がランダムバックオフ値として「4」を選んだと想定する。図10に示しているように、STA3は時刻801の瞬間で送信を開始している。この瞬間まで、STA1及びSTA2は、各スロット期間中(すなわち、期間802、803)にそれぞれ示されるように、それぞれのバックオフカウンタ値をデクリメントする。STA3がいったん送信しはじめると、CCAアルゴリズムはメディア150がビジーであると検出し、結果として、バックオフカウンタ値が「1」ずつデクリメントされるだけである。期間804や805は、それぞれ検出時間単位でSTA1とSTA2のバックオフカウンタ値を減らすことを示している。
時刻806では、STA2のランダムバックオフ(「4」に選択された)が完了しSTA2が送信し始めることを示している。これにより、STA1は、STA2が送信している期間807の間は、動作モードを図9の参照番号606で示される動作モードに変え送信を控える必要がある。STA2の送信が完了すれば、STA1はCCAアルゴリズムを用いてメディア150がビジーであるとは検出できず、それゆえに図9の参照番号604で示される動作モードに切り替える。バックオフカウンタ値を「0」までデクリメントした後(スロット時間単位で)、STA1はメディア150へのアクセス権を得、参照番号808で示されている瞬間に送信を開始する。
このように、本実施の形態によれば、STA120〜140の位置に応じて、各STA120〜140を、AP110のマルチビームアンテナ111によって形成される指向性ビームの到達範囲によって定められるビームグループに配属し、配属された各STA120〜140に、ビームグループ毎に固有のシグネチャ信号を割り当てるため、同時にメディア150を競合する複数のSTAがそれぞれ異なるビームグループに属する場合は、AP110がビーム毎の送受信機を有しているので、各STAは同時にSDMA対応のAP110と通信することができ、無線LAN100におけるスループットを向上させることができる。
なお、本実施の形態で説明した無線LAN100には、幾つかの応用分野がある。すなわち、企業においては、無線アクセス対応のノート型コンピュータを机上で用い、時々、これを会議室等へ移動させて用いることができる。一方、家庭においては、APを、セットトップボックス、メディアプレーヤ及びインターネットへのポータルからなるホームAVサーバに接続し、無線アクセス機能を備えた各種の機器、例えば、表示パネル、カメラ、ノート型コンピュータ等がインターネットやホームAVサーバに格納された情報にアクセスする等して用いることができる。
また、本実施の形態の無線LAN100は、データサービスを利用するSTAがアクセスするオフィスビルのロビーやコーヒーショップ等のセルラーホットスポットにも応用することができる。
本発明のキャリアセンス多重アクセス方法、無線基地局装置及び無線端末装置は、無線ネットワークにおけるスループットを向上させる効果を有し、無線LAN等の無線ネットワークにおいて有用である。
本発明の一実施の形態に係るCSMA方法が実行される無線LANを示す図 本発明の一実施の形態における無線LANの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態におけるアクセスタイミング構造を説明するための図 本発明の一実施の形態におけるアップリンクアクセス期間の送信パターンを詳細に示す図 本発明の一実施の形態に係る拡張CSMAアルゴリズムを説明するためのフロー図 本発明の一実施の形態におけるシグネチャ信号の送信方法の第1例を説明するための図 本発明の一実施の形態におけるシグネチャ信号の送信方法の第2例を説明するための図 本発明の一実施の形態におけるシグネチャ信号の送信方法の第3例を説明するための図 本発明の一実施の形態に係る拡張CSMAアルゴリズムの動作モードを説明するための図 本発明の一実施の形態に係る拡張CSMAアルゴリズムのタイミングチャート
符号の説明
100 無線LAN
110 アクセスポイント(AP)
111 マルチビームアンテナ
112 グループ配属部
113 シグネチャ信号割り当て部
114−1、114−2、…、114−N、122 送受信部
115、123 拡張CSMAアルゴリズム実行部
120、130、140 無線端末装置(STA)
121 アンテナ
145a、145b、145c 指向性ビーム
150 メディア
151、152 アクセス期間
153、154、155 送信パターン
156 ダウンリンクアクセス期間
157 アップリンクアクセス期間
158 時間位置合わせ/同期
159 ビームスタートビーコンフレーム
160 ポーリング/監視競合報知フレーム
161 ビームエンドビーコンフレーム
171、172、173 ポーリングベースアクセス期間
174、175、176 競合ベースアクセス期間
181 20MHzスペクトルマスク
182、185、191、193、194 サブキャリア
183、184、192 OFDM送信
186 16.667MHzスペクトル占域
604、605、606 動作モード

Claims (12)

  1. 複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置の位置に応じて指向性ビームを形成するアンテナ部と前記アンテナ部に接続される並列動作が可能な複数の送受信部とを備えた空間分割多重アクセス対応の無線基地局装置を有する無線ネットワークにて実行するキャリアセンス多重アクセス方法であって、
    前記無線基地局装置で、前記複数の無線端末装置を、前記指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属する配属ステップと、
    前記無線基地局装置で、前記配属ステップで配属した前記複数の無線端末装置に、前記複数の無線端末装置がデータパケットと同時に送信するシグネチャ信号を前記グループ毎に固有に割り当てる割り当てステップと、
    前記複数の無線端末装置で、アクセスするメディアに前記割り当てステップで割り当てられた前記シグネチャ信号が存在するか否かを検出する検出ステップと、
    前記複数の無線端末装置で、前記検出ステップでの検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、前記シグネチャ信号と前記無線基地局装置宛てのデータパケットとを同時に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とするキャリアセンス多重アクセス方法。
  2. 前記送信ステップは、
    前記複数の無線端末装置で、前記検出ステップでの検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、バックオフ値をデクリメントするデクリメントステップを有し、
    前記デクリメントステップで前記バックオフ値が零までデクリメントされたとき、前記シグネチャ信号と前記データパケットとの同時送信を行うことを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  3. 前記シグネチャ信号は、前記検出ステップでの検出時間が所定のスロット時間より長くなる特性を有し、
    前記デクリメントステップでは、
    前記バックオフ値のデクリメントを、前記検出時間が経過する毎に行うことを特徴とする請求項2記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  4. 前記送信ステップでは、
    通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない中央部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用することを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  5. 前記送信ステップでは、
    通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない両境界部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用することを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  6. 前記送信ステップでは、
    通信に使用する周波数帯のうち、前記データパケットの送信に使用されない中央部及び両境界部の周波数を、前記シグネチャ信号の送信に使用することを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  7. 前記シグネチャ信号は、通信に使用する周波数帯のうち、前記送信ステップでの前記データパケットの送信に使用されない複数の周波数に前記グループ単位で関連付けられ、
    前記送信ステップでは、
    自己のシグネチャ信号に関連付けられた周波数を用いて、前記シグネチャ信号の送信を行うことを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  8. 前記シグネチャ信号は、所定レベル以上の自己相関特性及び所定レベル以下の相互相関特性を有し、
    前記検出ステップでは、
    前記シグネチャ信号を用いて相関演算を行うことで前記シグネチャ信号の有無の検出を行うことを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  9. 前記中央部の周波数を使用して送信される前記シグネチャ信号は、その平均値が零である特性を有することを特徴とする請求項4記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  10. 前記送信ステップでは、
    前記シグネチャ信号の送信を、前記データパケットの送信より低い送信電力で行うことを特徴とする請求項1記載のキャリアセンス多重アクセス方法。
  11. 通信相手である複数の無線端末装置の位置に応じて指向性ビームを形成するアンテナ部と前記アンテナ部に接続される並列動作が可能な複数の送受信部とを備えた空間分割多重アクセス対応の無線基地局装置であって、
    前記複数の無線端末装置を、前記指向性ビームの到達範囲によって定められるグループに配属する配属手段と、
    配属された前記複数の無線端末装置に、前記複数の無線端末装置がデータパケットと同時に送信するシグネチャ信号を前記グループ毎に固有に割り当てる割り当て手段と、
    割り当てたシグネチャ信号を前記複数の無線端末装置に通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする無線基地局装置。
  12. 通信相手である無線基地局装置のアンテナ部が複数の無線端末装置の位置に応じて形成する指向性ビームの到達範囲によって定められるグループ毎に固有であって前記無線基地局装置から通知されたシグネチャ信号を受信する受信手段と、
    アクセスするメディアに前記シグネチャ信号が存在するか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出の結果、前記メディアに前記シグネチャ信号が存在しない場合、バックオフ値をデクリメントするデクリメント手段と、
    前記デクリメント手段によって前記バックオフ値が零までデクリメントされたとき、前記シグネチャ信号と前記無線基地局装置宛てのデータパケットとを同時に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする無線端末装置。
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