JP4039385B2 - ケミカル酸化膜の除去方法 - Google Patents
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まず、図10(A)に示すように、例えばシリコン基板よりなる半導体ウエハWの表面には、これが大気等に晒されていることから、大気中の酸素や水蒸気(水分)とシリコン原子が反応して電気的特性の劣る自然酸化膜(SiO2 )が不均一な厚さで付着している。従って、図10(B)に示すように、まず、この半導体ウエハWに対してHF溶液を用いたウェット洗浄処理を施して、表面の自然酸化膜2を除去する。ここで自然酸化膜2の除去されたウエハWの表面は非常に活性に富むので、酸素や水蒸気と反応して再度、自然酸化膜が付着し易い状態となっている。
しかしながら、前述したように上記ケミカル酸化膜4の厚さLは僅かに0.7〜0.9nm程度であるが、上述のようにゲート酸化膜(ケミカル酸化膜4+熱酸化膜6)の目標値が1.0〜1.2nm程度まで小さくなると、ゲート酸化膜の全体の厚さに対するケミカル酸化膜4の厚さが占める割合が大きくなり、ゲート酸化膜の膜厚を十分に制御することが困難になる、という問題があった。このような問題点は、ゲート酸化膜を形成する場合に限らず、他の膜種の薄膜を形成する場合にもその膜厚の制御性に関して同様な問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、ケミカル酸化膜を、室温よりもかなり高い温度下で効率的に除去することが可能なケミカル酸化膜の除去方法を提供することにある。
このようにHFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いることにより被処理体の表面に形成されているケミカル酸化膜であるシリコン酸化膜を効率的に除去することが可能となる。
これによればシリコン窒化膜に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
これによれば、CVDにより形成されたシリコン酸化膜に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
これによれば熱酸化膜(SiO2 )に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
本発明の関連技術は、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための処理装置において、真空引き可能になされた処理容器と、被処理体を保持するための支持手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内の雰囲気を真空引きする真空排気系と、前記処理容器内にHFガスを供給するHFガス供給系と、前記処理容器内にNH3 ガスを供給するNH3 ガス供給系と、を備え、熱処理時には、前記HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、シリコン材料に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は200℃〜400℃の範囲内に設定されて、処理圧力は26Pa(0.2Torr)〜53200Pa(400Torr)の範囲内に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は、10:1〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とする処理装置である。
本発明の関連技術は、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための処理装置において、真空引き可能になされた処理容器と、被処理体を保持するための支持手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内の雰囲気を真空引きする真空排気系と、前記処理容器内にHFガスを供給するHFガス供給系と、前記処理容器内にNH3 ガスを供給するNH3 ガス供給系と、を備え、熱処理時には、前記HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、シリコン窒化膜に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は200℃〜600℃の範囲内に設定されて、処理圧力は53200Pa(400Torr)以下に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とする処理装置である。
本発明の関連技術は、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための処理装置において、真空引き可能になされた処理容器と、被処理体を保持するための支持手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内の雰囲気を真空引きする真空排気系と、前記処理容器内にHFガスを供給するHFガス供給系と、前記処理容器内にNH3 ガスを供給するNH3 ガス供給系と、を備え、熱処理時には、前記HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、熱酸化膜に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は100℃〜600℃の範囲内に設定され、処理圧力は53200Pa(400Torr)以下に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とする処理装置である。
この場合、例えば前記処理容器内に水蒸気、或いは水蒸気を形成するためのガスを供給する酸化用ガス供給系が設けられる。
また例えば前記処理容器内にシリコン膜形成用のガスを供給するシリコン膜形成用ガス供給系が設けられる。
請求項1に係る発明によれば、HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いることにより被処理体の表面にケミカル処理により形成されたケミカル酸化膜であるシリコン酸化膜を効率的に除去することができる。
また、シリコン材料に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
請求項2に係る発明によれば、HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いることにより被処理体の表面にケミカル処理により形成されたケミカル酸化膜であるシリコン酸化膜を効率的に除去することができ、また、シリコン窒化膜に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
請求項3に係る発明によれば、HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いることにより被処理体の表面にケミカル処理により形成されたケミカル酸化膜であるシリコン酸化膜を効率的に除去することができ、また、CVDにより形成されたシリコン酸化膜に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
請求項4に係る発明によれば、HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いることにより被処理体の表面にケミカル処理により形成されたケミカル酸化膜であるシリコン酸化膜を効率的に除去することができ、また、熱酸化膜(SiO2 )に対してケミカル酸化膜よりなるシリコン酸化膜を選択性良くエッチングして除去することができる。
図1は本発明に係るケミカル酸化膜の除去方法を実施するための処理装置の一例を示す構成図である。この処理装置12は、内筒14と外筒16とよりなる石英製の2重管構造の縦型の所定の長さの処理容器18を有している。上記内筒14内の処理空間Sには、被処理体を保持するための支持手段としての石英製のウエハボート20が収容されており、このウエハボート20には被処理体としての半導体ウエハWが所定のピッチで多段に保持される。尚、このピッチは、一定の場合もあるし、ウエハ位置によって異なっている場合もある。
上記処理容器18の下端開口部は、例えばステンレス製のマニホールド36が接合されており、このマニホールド36には、流量制御されたHFガスとNH3 ガスとを処理容器18内へ導入するためのHFガス供給系38とNH3 ガス供給系40がそれぞれ個別に設けられている。
また、上記NH3 ガス供給系40は、同様に上記マニホールド36を貫通して設けられるNH3 ガスノズル50を有しており、このノズル50には途中に例えばマスフローコントローラのような流量制御器52を介設したガス供給路54が接続される。そして、このガス供給路54には、NH3 ガス源56が接続されている。
また、処理容器18の外周には、断熱層66が設けられており、この内側には、加熱手段として加熱ヒータ68が設けられて内側に位置するウエハWを所定の温度に加熱するようになっている。ここで、処理容器18の全体の大きさは、例えば成膜すべきウエハWのサイズを8インチ、ウエハボート20に保持されるウエハ枚数を150枚程度(製品ウエハを130枚程度、ダミーウエハ等を20枚程度)とすると、内筒14の直径は略260〜270mm程度、外筒16の直径は略275〜285mm程度、処理容器18の高さは略1280mm程度である。
また上記キャップ22とマニホールド36との間には、ここをシールするOリング等のシール部材70が設けられ、上記マニホールド36の上端部と外筒16の下端部との間には、ここをシールするOリング等のシール部材72が設けられる。尚、図示されていないが、ガス供給系としては不活性ガスとして、例えばN2 ガスを供給するガス供給系も設けられているのは勿論である。
ここでは除去するシリコン酸化膜としてケミカル酸化膜(SiO2 )を除去する場合を例にとって説明する。
図2は半導体ウエハの処理工程の一部を示す工程図である。図2(A)に示す半導体ウエハWの表面には、シリコン酸化膜としてケミカル酸化膜4が形成されており、このケミカル酸化膜4の付いたウエハWは、先に図10(A)及び図10(B)を参照して説明したように、ウエハ表面の自然酸化膜2を除去した後、このウエハWの表面にH2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理を施すことにより形成される。
その後は、他の処理装置で図2(C)に示すように、例えばゲート酸化膜を形成するために熱酸化膜6を形成することになる。尚、後述する実施例では、上記ケミカル酸化膜4の除去処理と上記熱酸化膜6の形成処理とを同一処理装置内で行うことができる。
まず、図2(A)に示すように表面にケミカル酸化膜4の付いた未処理の多数枚の半導体ウエハWをウエハボート20に所定のピッチで多段に保持させ、この状態でボートエレベータ32を上昇駆動することにより、ウエハボート20を処理容器18内へその下方より挿入し、処理容器18内を密閉する。この処理容器18内は予め、所定の温度に維持されており、また、例えば半導体ウエハWの表面には、上述のようにケミカル酸化膜4が形成されている。上述のようにウエハWが挿入されたならば真空排気系64により処理容器18内を真空引きする。
このように、処理容器18内へ別々に導入されたHFガスとNH3 ガスはこの処理容器18内を上昇しつつ混合してこの混合ガスがウエハWに形成されているケミカル酸化膜4をエッチングして除去することができる。
この時のエッチングの処理条件に関しては、処理温度は、室温よりも高くて、例えば100℃〜600℃の範囲内であり、また処理圧力は、処理容器18内の真空引ききり状態、例えば26Pa(0.2Torr)〜53200Pa(400Torr)の範囲内である。
図3から明らかなように、”TOP”も”BTM”においても、処理前と処理後では膜厚が大きく変化しており、10分間の処理でケミカル酸化膜を厚さ0.39〜0.41nm程度の範囲で削り取ることができることを確認できた。
図4から明らかなように、NH3 ガスを添加しないでHFガスのみで処理を行った場合には、ケミカル酸化膜はほとんど削れないのに対して、HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いた場合には厚さが0.59〜0.61nm程度削り取ることができることが判明した。これにより、NH3 ガスを添加しないとケミカル酸化膜を削れないことが判明した。
ここでは処理温度を100〜600℃まで変化させており、処理圧力を26Pa(0.2Torr)〜53200Pa(400Torr)まで変化させて、10分間のエッチング処理を行っている。尚、図5中の圧力”VAC”は処理容器18内を真空引きで引ききり状態にした時の圧力を示し、真空ポンプの能力等にもよるが、その時の処理容器18内の圧力は26Pa(0.2Torr)〜40Pa(0.3Torr)程度である。またHFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜10:1の範囲内で変化させている。この図中の各数値は10分間のエッチング処理によって削り取られた厚さをそれぞれ示しており、その単位はnmである。
まずケミカル酸化膜について検討すると、処理温度100〜600℃の範囲の全ての領域において、削り取り量の大小はあるが、ケミカル酸化膜を削り取ることができることを確認できた。また同様に処理圧力も”VAC”(0.2Torr)〜400Torrの範囲の全ての領域においてケミカル酸化膜を削り取ることができることを確認できた。特に処理温度が100℃であっても、処理圧力が”VAC”であってNH3 ガスリッチの時にはケミカル酸化膜を削り取ることができる。ただし処理温度が100℃の時で処理圧力が7.6Torr或いは400Torrの場合及び処理温度が300℃で処理圧力が”VAC”の場合には、NH3 ガスがリッチ状態になっていないためにケミカル酸化膜を削り取ることができなかった。尚、処理温度を100℃よりも低い50℃に設定してHFガスとNH3 ガスとの混合ガスによりエッチング処理を行ってみたが、ケミカル酸化膜は全く削れなかった。従って、処理温度は100℃以上であることが必要である。
図5から明らかなように、ポリシリコンは処理温度が100℃の時は処理圧力が400Torrの場合、及び処理温度が600℃の時は処理圧力が”VAC”〜7.6Torrの圧力範囲で大きく削り取られてしまっている。そして、処理温度が300℃及び400℃の時には、処理圧力が”VAC”〜400Torrの全ての範囲において、またHFガスとNH3 ガスの流量比が10:1〜1:10の全ての範囲において、ポリシリコンの削り取り量は略”0”である。従って、処理温度が300〜400℃の範囲内においては、ポリシリコンに対してケミカル酸化膜を選択的に削り取ることができることが判明する。
図5から明らかなように、シリコン窒化膜は、処理温度が100〜600℃の全範囲内で削り取られてしまっているが、処理温度が300℃で処理圧力が7.6Torrの場合、処理温度が400℃で処理圧力が”VAC”及び7.6Torrの場合、処理温度が600℃で処理圧力が”VAC”の場合には、それぞれ削り取り量が、ケミカル酸化膜の削り取り量よりも少なくなっている。従って、処理温度が300〜600℃の範囲で且つ処理圧力が7.6Torr以下の時においては、シリコン窒化膜に対してケミカル酸化膜を選択的に削り取ることができることが判明する。
図5から明らかなように、TEOSにより形成されたシリコン酸化膜は、処理温度が100〜600℃の全範囲内で削り取られてしまっているが、処理温度が300℃で処理圧力が7.6Torrの場合、処理温度が400℃で処理圧力が”VAC”及び7.6Torrの場合には、それぞれ削り取り量が、ケミカル酸化膜の削り取り量よりも少なくなっている。従って、処理温度が300〜400℃の範囲内で且つ処理圧力が7.6Torr以下の時においては、TEOSにより形成したシリコン酸化膜に対してケミカル酸化膜を選択的に削り取ることができることが判明する。
図5から明らかなように、熱酸化処理により形成されたシリコン酸化膜は、処理温度が100〜600℃の全範囲内で削り取られてしまっているが、処理温度が100℃で処理圧力”VAC”の場合、処理温度が300℃で処理圧力が7.6Torr、150Torr、400Torr(NH3 リッチ状態の時)の場合、処理温度が400℃で処理圧力が”VAC”〜400Torrの場合、処理温度が600℃で処理圧力が”VAC”及び7.6Torrの場合には、それぞれ削り取り量が、ケミカル酸化膜の削り取り量よりも少なくなっている。従って処理温度が100〜600℃の全範囲内で熱酸化処理により形成したシリコン酸化膜に対してケミカル酸化膜を選択的に削り取ることができることが判明する。
図6はケミカル酸化膜と、これ以外のシリコン酸化膜やシリコン含有材料との選択性データを示す図、図7は図6のデータを示す棒グラフであり、”TOP”と”BTM”のデータについてそれぞれ示している。
ここでは先に説明した図5に示す場合よりも、NH3 ガスが更にリッチな領域について検討を行っており、具体的にはHFガス:NH3 ガスの流量比が1:10〜1:50の範囲の領域について行っている。ここで、処理温度、処理圧力、処理時間は、図5に示すプロセス条件の中で平均的な値にそれぞれ設定しており、具体的には、処理温度は200℃、処理圧力は150Torr、処理時間は10分にそれぞれ設定している。またプロセスガスについては、NH3 ガスを1820sccmに固定し、HFガスの流量を変化させることによって両ガスの流量比を変化させている。尚、ウエハの処理枚数は150枚である。
またケミカル酸化膜とSiN膜、TEOS膜及び熱酸化膜との間の選択エッチング性について検討すると、TEOS膜は全ての流量比においてケミカル酸化膜のエッチング量よりも多く、しかも激しくエッチングされているが、NH3 リッチの程度が大きくなる程、そのエッチング量は次第に小さくなってきている。
このようにH2 ガスとO2 ガスとを処理容器18内へ供給することにより、例えばこれらのガスを処理容器18内で燃焼させて水蒸気を発生させ、これにより例えばシリコン基板の表面に熱酸化処理を施して熱酸化膜を形成できるようになっている。
尚、上記酸化用ガス供給系80としてH2 ガスとO2 ガスとを燃焼させる外部燃焼装置を設けたり、触媒を利用した水蒸気発生装置を用いて発生した水蒸気を処理容器18内へ導入させるようにしてもよい。
図9に示すように、ここではガス供給源として上記HFガス供給系38及びNH3 ガス供給系40に加えて、シリコン膜形成用ガス供給系90が設けられている。具体的には、このシリコン膜形成用ガス供給系90としては、モノシラン(SiH4 )ガス源90Aを設け、このガスを流量制御器92Aが介設されたガス流路94Aを介してガスノズル96Aより必要に応じて処理容器18内へ導入し得るようになっている。
また同時にドーパント(不純物)を導入するためにドーパントガス源として例えばモノゲルマル(GeH4 )ガス源90Bが設けられており、このガスを流量制御器92Bが介設されたガス流路94Bを介してガスノズル96Bより必要に応じて処理容器18内へ導入し得るようになっている。
従って、図9に示すこの処理装置によれば、最初にHFガスとNH3 ガスとを供給してウエハ表面に付着しているケミカル酸化膜の除去処理を行ってHFガスとNH3 ガスの供給を停止して、次に、連続してモノシランガスとモノゲルマルガスとを供給して不純物としてゲルマニウムが導入されたシリコン膜を連続して形成することができる。またこの場合、温度を適宜選択することにより、ゲルマニウムがドープされたエピタキシャル膜も形成することができる。更に図8及び図9に示す装置構成を組み合わせることにより、ケミカル酸化膜除去処理後にゲート酸化膜の形成及びシリコンゲート電極の形成を連続処理できる装置構成とすることもできる。
尚、上記実施例では2重管構造の処理装置を例にとって説明したが、これは単に一例を示したに過ぎず、例えば単管構造の処理装置にも本発明を適用でき、この場合には処理容器の下方から或いは上方から各ガスを導入して、上方より、或いは下方より処理容器内を真空引きするように構成する。
また、被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCD基板、ガラス基板等にも適用することができる。
4 ケミカル酸化膜
6 熱酸化膜
12 処理装置
18 処理容器
20 ウエハボート(支持棚)
38 HFガス供給系
40 NH3 ガス供給系
48 HFガス源
56 NH3 ガス源
68 加熱ヒータ(加熱手段)
80 酸化用ガス供給系
90 シリコン膜形成用ガス供給系
W 半導体ウエハ(被処理体)
Claims (4)
- 真空引き可能になされた処理容器内にて、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための除去方法において、
HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、シリコン材料に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は200℃〜400℃の範囲内に設定されて、
処理圧力は26Pa(0.2Torr)〜53200Pa(400Torr)の範囲内に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は、10:1〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とするケミカル酸化膜の除去方法。 - 真空引き可能になされた処理容器内にて、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための除去方法において、
HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、シリコン窒化膜に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は200℃〜600℃の範囲内に設定されて、
処理圧力は53200Pa(400Torr)以下に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とするケミカル酸化膜の除去方法。 - 真空引き可能になされた処理容器内にて、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための除去方法において、
HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、CVD(Chemical Vapor Deposition)により形成されたシリコン酸化膜に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は200℃〜400℃の範囲内に設定され、
処理圧力は53200Pa(400Torr)以下に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とするケミカル酸化膜の除去方法。 - 真空引き可能になされた処理容器内にて、被処理体の表面に形成されているシリコン酸化膜であって、H2 O2 とNH4 OHとの混合溶液を用いたケミカル処理によって形成されたケミカル酸化膜を除去するための除去方法において、
HFガスとNH3 ガスとの混合ガスを用いると共に、熱酸化膜に対する前記ケミカル酸化膜の選択性を得るために処理温度は100℃〜600℃の範囲内に設定され、
処理圧力は53200Pa(400Torr)以下に設定され、更に前記HFガスとNH3 ガスとの流量比は1:10〜1:50の範囲内に設定されて前記ケミカル酸化膜を除去するようにしたことを特徴とするケミカル酸化膜の除去方法。
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