JP4017734B2

JP4017734B2 - Endoscope insertion part

Info

Publication number: JP4017734B2
Application number: JP06959098A
Authority: JP
Inventors: 健一大原; 邦利池田; 慶時伊藤
Original assignee: ペンタックス株式会社
Priority date: 1998-03-19
Filing date: 1998-03-19
Publication date: 2007-12-05
Anticipated expiration: 2018-03-19
Also published as: JPH11262470A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、体腔内等に挿入される内視鏡の挿入部に関する。
【０００２】
【従来の技術】
いわゆる軟性内視鏡の挿入部は、光学繊維束等の内蔵物を外装可撓管内に挿通配置して構成されているが、その先端寄りの部分は体腔内臓器の形状に沿って比較的自由に曲がるように柔軟に形成し、手元側の部分は操作者が行う微妙な押し引き動作等が先端側に伝達されるように硬めに形成する必要がある。
【０００３】
そこで従来は、外装可撓管の最外層の合成樹脂外皮の厚さや硬度等を位置によって変化させることにより、外装可撓管自体の可撓性を途中で変化させていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
外装可撓管の最外層の合成樹脂外皮は、一般に押し出し成形によって形成されるが、その厚さや硬度をいちいち途中で変化させる製法では、外装可撓管の製造に著しい時間とコストがかかってしまう。また、そのように途中で成形条件を変化させると、成形条件の変動に起因する製品毎の可撓性のバラツキが発生する場合が少なくない。
【０００５】
そこで本発明は、可撓管の外皮の厚さや硬度を変化させることなく、途中で可撓性を容易かつ滑らかに変化させた内視鏡の挿入部を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の挿入部は、挿入部を外装する可撓管内に、操作ワイヤを挿通して案内するための密着巻きコイルパイプからなるワイヤガイドが挿通配置された内視鏡の挿入部において、上記ワイヤガイドの上記可撓管内に位置する部分のうち、上記可撓管の基端位置から中間位置までの範囲に、金属線を巻いて形成された可撓性抑制用コイルパイプを被嵌したことを特徴とする。
【０００７】
なお、上記可撓性抑制用コイルパイプの巻きピッチが、先端寄りの部分では基端側の部分に比べて疎になっていてもよく、或いは、上記可撓性抑制用コイルパイプの素線径が、先端寄りの部分では基端側の部分に比べて細くなっていてもよい。
【０００８】
また、上記ワイヤガイドが上記可撓管内に複数並列に挿通配置されていて、その各ワイヤガイドに上記可撓性抑制用コイルパイプが被嵌されていてもよく、その場合、上記複数の可撓性抑制用コイルパイプが、互いの先端位置をずらして各ワイヤガイドに被嵌されていてもよい。
【０００９】
また、上記可撓性抑制用コイルパイプが、上記ワイヤガイドに対して直接固定されていてもよく、或いは、上記可撓性抑制用コイルパイプが、上記ワイヤガイドに固着された一対のストッパ部材の間に挟み込まれて固定されていてもよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図２は内視鏡を示しており、体腔内等に挿入される挿入部は、可撓管２によって外装された軟性部分の先端に、操作部１からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部３が連結され、その湾曲部３の先端に、対物光学系等を内蔵した先端部本体４が連結されて構成されている。
【００１１】
先端部本体４の表面には、対物光学系に観察像を導入する観察窓５、観察視野に向けて照明光を射出する照明窓６、処置具挿通チャンネル出口７ａ及び図示が省略されている送気送水ノズル等が配置されている。
【００１２】
可撓管２の基端に連結された操作部１には、湾曲部３を屈曲操作するための湾曲操作ノブ８ａ，８ｂが配置されており、上下方向用湾曲操作ノブ８ａで上下方向のいずれかの操作ワイヤを牽引操作し、左右方向用湾曲操作ノブ８ｂで左右方向のいずれかの操作ワイヤを牽引操作することにより、湾曲部３を任意の方向に屈曲させることができる。
【００１３】
操作部１には、その他にも、送気送水操作ボタン１１、吸引操作ボタン１２及び処置具挿入口７ｂ等が配置されている。１４は、図示されていない光源装置に接続されるライトガイドケーブルである。
【００１４】
図１は、挿入部の可撓管２部分を示している。可撓管２は外径が５〜１５ｍｍ程度、長さが５０〜１５０ｃｍ程度であるが、判り易くするために、実際より太く短く図示されている。
【００１５】
可撓管２は、例えば金属帯材製の螺旋管に網状管を被覆し、その外面にポリウレタン樹脂等の外皮を被覆して構成されているが、その各々の図示は省略されている。また、内部に挿通配置されている光学繊維束やチューブ類等の図示も省略されている。
【００１６】
なお、可撓管２を被覆する外皮部分はどのような構造であっても差し支えないが、途中で外皮の厚さや硬度を異ならせて可撓管２自体の可撓性を変化させる必要はない。
【００１７】
可撓管２の基端部分には、操作部１に連結するための基端連結口金２１が取り付けられ、可撓管２の先端部分には、湾曲部３を連結するための先端連結筒２２が取り付けられている。
【００１８】
先端連結筒２２は、例えばステンレス鋼管材によって形成されており、III−III断面が図３に示されるように、四本の操作ワイヤ２３を緩く挿通して案内するワイヤガイド２４の先端部分が、９０°間隔にスポット溶接又は銀ロー付け等によって内周面に固着されている。
【００１９】
図１には、４組ある操作ワイヤ２３とワイヤガイド２４のうちの２組が示されている。ワイヤガイド２４は、ステンレス鋼線を一定の径で密着巻きしたコイルパイプによって形成されており、各操作ワイヤ２３の先端は、湾曲部３の先端部分に連結されている。
【００２０】
ワイヤガイド２４の基端部分は、操作部１内の図示されていない湾曲操作機構フレームに固定されており、両端部以外の部分は自由な状態で可撓管２内に挿通配置されている。
【００２１】
このように配置された各ワイヤガイド２４に対して、可撓管２の基端位置から中間位置までの範囲に、ステンレス鋼線等の金属細線を一定の径でコイル状に巻いて形成された可撓性抑制用コイルパイプ２５が被嵌されている。
【００２２】
可撓性抑制用コイルパイプ２５は、四本のワイヤガイド２４の各々に被嵌されており、例えば基端連結口金２１の出口部分Ａにおいて半田付け等によって各々ワイヤガイド２４に固着されている。この固着作業は、ワイヤガイド２４に操作ワイヤ２３を通す前に行われる。
【００２３】
このようにして、各ワイヤガイド２４に可撓性抑制用コイルパイプ２５が被嵌された可撓管２の基端寄りの部分では、可撓管２が曲げられる際に可撓性抑制用コイルパイプ２５が抵抗として作用して可撓性が抑制され、可撓管２の押し引き動作等が先端側に伝達され易い。
【００２４】
そして、ワイヤガイド２４に可撓性抑制用コイルパイプ２５が被嵌されていない可撓管２の先端寄りの部分は、可撓管２の曲げ動作に対して可撓性抑制用コイルパイプ２５が何らの影響を及ぼさないので、可撓性が大きく（即ち、柔軟性に富み）、体腔内の臓器形状に沿ってスムーズに変形する。
【００２５】
ただし、単純にそのように構成すると、可撓管２の中間部分で可撓性が急激に変化して使い難かったり、その部分で急激に折れ曲がって破損し易くなる場合がある。
【００２６】
そこで、四本の可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端位置を順にずらして配置し、その範囲において挿入部の可撓性が徐々に変化するようにしてある。またさらに、可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端側の部分２５ａの巻きピッチを、図４にも拡大図示されるように先側へ漸次疎に形成してあり、それによって可撓管２の中間部における可撓性が非常に滑らかに変化している。
【００２７】
図５は、本発明の第２の実施の形態の可撓管２部分を示しており、可撓性抑制用コイルパイプ２５をワイヤガイド２４に対して直接固着せず、可撓性抑制用コイルパイプ２５の両端面に当接する金属製の環状ストッパ２６をワイヤガイド２４に半田付け等で固着したものである。
【００２８】
このような構成により、可撓性抑制用コイルパイプ２５は、二つの環状ストッパ２６に挟み込まれてワイヤガイド２４に固定された状態になっている。その他の構成は、第１の実施の形態と同じである。
【００２９】
図６は、本発明の第３の実施の形態の可撓管２部分を示しており、可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端側の部分２５ａを、ピッチ間隔を変えるのではなく、素線径を細くして曲げに対する抵抗力を小さくしたものであり、その他の部分の構成は、ワイヤガイド２４に対する可撓性抑制用コイルパイプ２５の固定構造等を含めて第１の実施の形態と同じである。
【００３０】
可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端側の部分２５ａは、図７に拡大図示されるように、素線径の細いコイルパイプ素材を接続パイプ２７を介して可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端に接続して構成されており、さらに３段階以上に素線径を変化させて接続してもよい。このように構成することによって、可撓管２の中間部における可撓性が非常に滑らかに変化している。
【００３１】
図８は、本発明の第４の実施の形態の可撓管２部分を示しており、第３の実施の形態と同様に可撓性抑制用コイルパイプ２５の先端側の部分２５ａの素線径を細くしたものにおいて、第２の実施の形態と同様に、ワイヤガイド２４に固着された一対の環状ストッパ２６の間に可撓性抑制用コイルパイプ２５（先端側の部分２５ａを含む）を挟み込んで固定したものである。
【００３２】
【発明の効果】
本発明によれば、ワイヤガイドの可撓管内に位置する部分のうち、可撓管の基端位置から中間位置までの範囲に、金属線を巻いて形成された可撓性抑制用コイルパイプを被嵌したことにより、可撓管の外皮の厚さや硬度を変化させることなく、可撓管で外装された部分の可撓性を途中で容易に製品毎のバラツキなく変化させることができる。
【００３３】
そして、基端側の部分にくらべて先端寄りの部分の可撓性抑制用コイルパイプの巻きピッチを疎にしたり、基端側の部分にくらべて先端寄りの部分の素線径を細く形成することにより、可撓性の変化を滑らかにすることができ、また、複数設けられたワイヤガイドに対して互いの先端位置をずらして可撓性抑制用コイルパイプを被嵌することにより、可撓管の変化を滑らかにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の内視鏡の挿入部可撓管部分の軸線を含む面における断面図である。
【図２】内視鏡の外観略示図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態の図１におけるIII−III断面図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態の可撓性抑制用コイルパイプの先端側の部分の拡大断面図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態の内視鏡の挿入部可撓管部分の軸線を含む面における断面図である。
【図６】本発明の第３の実施の形態の内視鏡の挿入部可撓管部分の軸線を含む面における断面図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態の可撓性抑制用コイルパイプの先端側の部分の拡大断面図である。
【図８】本発明の第４の実施の形態の内視鏡の挿入部可撓管部分の軸線を含む面における断面図である。
【符号の説明】
２可撓管
２３操作ワイヤ
２４ワイヤガイド
２５可撓性抑制用コイルパイプ
２５ａ先端側の部分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insertion portion of an endoscope that is inserted into a body cavity or the like.
[0002]
[Prior art]
The insertion part of the so-called flexible endoscope is constructed by inserting and placing a built-in object such as an optical fiber bundle into the exterior flexible tube, but the portion near the tip is relatively free along the shape of the organ in the body cavity. It is necessary to form it flexibly so that it bends, and to make the portion on the hand side stiff so that a delicate push-pull operation performed by the operator is transmitted to the tip side.
[0003]
Therefore, conventionally, the flexibility of the exterior flexible tube itself has been changed in the middle by changing the thickness, hardness, and the like of the outermost synthetic resin skin of the exterior flexible tube depending on the position.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The outermost synthetic resin outer sheath of the outer flexible tube is generally formed by extrusion molding. However, in the manufacturing method in which the thickness and hardness of the outer flexible tube are changed halfway, it takes considerable time and cost to manufacture the outer flexible tube. . In addition, when the molding conditions are changed in the middle, there are many cases where variations in flexibility occur between products due to variations in the molding conditions.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an insertion portion of an endoscope in which the flexibility is easily and smoothly changed without changing the thickness or hardness of the outer skin of the flexible tube.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the insertion portion of the endoscope of the present invention is provided with a wire guide made of a tightly wound coil pipe for inserting and guiding an operation wire in a flexible tube covering the insertion portion. In the inserted portion of the endoscope, a portion of the wire guide located in the flexible tube is formed by winding a metal wire in a range from the proximal end position to the intermediate position of the flexible tube. The coil pipe for suppressing flexibility is fitted.
[0007]
The winding pitch of the flexibility suppressing coil pipe may be sparser in the portion closer to the distal end than the proximal end portion, or the wire diameter of the flexibility suppressing coil pipe may be smaller. However, the portion closer to the distal end may be thinner than the proximal end portion.
[0008]
In addition, a plurality of the wire guides may be inserted and arranged in parallel in the flexible tube, and each of the wire guides may be fitted with the coil pipe for suppressing flexibility. The coil pipe for property suppression may be fitted to each wire guide by shifting the tip positions of each other.
[0009]
The flexibility suppressing coil pipe may be directly fixed to the wire guide, or the flexibility suppressing coil pipe may be a pair of stopper members fixed to the wire guide. It may be sandwiched between and fixed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 shows an endoscope. An insertion portion to be inserted into a body cavity or the like has a bending portion 3 which is bent by a remote operation from the operation portion 1 at a distal end of a soft portion covered with a flexible tube 2. The distal end body 4 having a built-in objective optical system and the like is coupled to the distal end of the curved portion 3.
[0011]
An observation window 5 for introducing an observation image into the objective optical system, an illumination window 6 for emitting illumination light toward the observation field of view, a treatment instrument insertion channel outlet 7a, and a transmission not shown are provided on the surface of the distal end main body 4. An air supply nozzle or the like is arranged.
[0012]
The operation section 1 connected to the base end of the flexible tube 2 is provided with bending operation knobs 8 a and 8 b for bending the bending section 3. The bending portion 3 can be bent in any direction by pulling the operation wire and pulling the left or right operation wire with the left / right bending operation knob 8b.
[0013]
In addition, an air / water supply operation button 11, a suction operation button 12, a treatment instrument insertion port 7b, and the like are disposed in the operation unit 1. A light guide cable 14 is connected to a light source device (not shown).
[0014]
FIG. 1 shows a flexible tube 2 portion of the insertion portion. The flexible tube 2 has an outer diameter of about 5 to 15 mm and a length of about 50 to 150 cm. However, for the sake of easy understanding, the flexible tube 2 is shown to be thicker and shorter than actual.
[0015]
The flexible tube 2 is configured, for example, by covering a spiral tube made of a metal strip with a mesh tube and covering the outer surface with an outer skin such as polyurethane resin, but the illustration of each is omitted. Further, illustration of optical fiber bundles and tubes that are inserted and arranged inside is also omitted.
[0016]
The outer skin portion covering the flexible tube 2 may have any structure, but there is no need to change the flexibility of the flexible tube 2 itself by changing the thickness or hardness of the outer skin. .
[0017]
A proximal end connection base 21 for connecting to the operation unit 1 is attached to the proximal end portion of the flexible tube 2, and a distal end connection cylinder 22 for connecting the bending portion 3 to the distal end portion of the flexible tube 2. Is attached.
[0018]
The tip connecting cylinder 22 is formed of, for example, a stainless steel pipe, and the tip portion of the wire guide 24 that guides by loosely inserting the four operation wires 23 as shown in FIG. It is fixed to the inner peripheral surface by spot welding or silver brazing at 90 ° intervals.
[0019]
FIG. 1 shows two sets of four sets of operation wires 23 and wire guides 24. The wire guide 24 is formed by a coil pipe in which a stainless steel wire is tightly wound with a constant diameter, and the distal end of each operation wire 23 is connected to the distal end portion of the bending portion 3.
[0020]
A proximal end portion of the wire guide 24 is fixed to a bending operation mechanism frame (not shown) in the operation portion 1, and portions other than both end portions are inserted and arranged in the flexible tube 2 in a free state.
[0021]
Each wire guide 24 arranged in this manner is formed by winding a thin metal wire such as a stainless steel wire in a coil shape with a certain diameter in the range from the proximal end position to the intermediate position of the flexible tube 2. A flexibility suppressing coil pipe 25 is fitted.
[0022]
The coil pipe 25 for suppressing flexibility is fitted on each of the four wire guides 24 and fixed to the wire guides 24 by soldering or the like at the exit portion A of the base end connection cap 21, for example. This fixing work is performed before the operation wire 23 is passed through the wire guide 24.
[0023]
In this way, in the portion near the base end of the flexible tube 2 in which the flexibility suppressing coil pipe 25 is fitted to each wire guide 24, the flexible suppressing coil is bent when the flexible tube 2 is bent. The pipe 25 acts as a resistance and the flexibility is suppressed, and the pushing and pulling operation of the flexible tube 2 is easily transmitted to the distal end side.
[0024]
The portion near the tip of the flexible tube 2 in which the flexible suppression coil pipe 25 is not fitted to the wire guide 24 is formed by the flexibility suppression coil pipe 25 with respect to the bending operation of the flexible tube 2. Since it does not have any influence, flexibility is large (that is, it is rich in flexibility), and it deforms smoothly along the organ shape in the body cavity.
[0025]
However, if it is simply configured as such, the flexibility may change abruptly at the intermediate portion of the flexible tube 2 and it may be difficult to use, or it may be easily bent and damaged at that portion.
[0026]
In view of this, the positions of the four flexible restraining coil pipes 25 are shifted in order, and the flexibility of the insertion portion gradually changes within that range. Furthermore, the winding pitch of the portion 25a on the distal end side of the coil pipe 25 for suppressing flexibility is gradually sparsely formed toward the front side as shown in an enlarged view in FIG. The flexibility in the middle part changes very smoothly.
[0027]
FIG. 5 shows the flexible tube 2 portion of the second embodiment of the present invention. The flexible suppressing coil pipe 25 is not directly fixed to the wire guide 24, and the flexible suppressing coil is shown in FIG. A metal annular stopper 26 that contacts both end faces of the pipe 25 is fixed to the wire guide 24 by soldering or the like.
[0028]
With such a configuration, the flexibility suppressing coil pipe 25 is sandwiched between the two annular stoppers 26 and fixed to the wire guide 24. Other configurations are the same as those of the first embodiment.
[0029]
FIG. 6 shows a flexible tube 2 portion according to a third embodiment of the present invention, and the portion 25a on the distal end side of the flexibility suppressing coil pipe 25 is not changed in pitch pitch, The resistance to bending is reduced by reducing the diameter, and the configuration of the other parts is the same as that of the first embodiment including the fixing structure of the coil pipe 25 for flexibility suppression with respect to the wire guide 24. It is.
[0030]
As shown in an enlarged view in FIG. 7, a portion 25 a on the distal end side of the flexibility suppressing coil pipe 25 is made of a coil pipe material having a thin wire diameter via a connecting pipe 27. It is configured to be connected to the tip, and may further be connected by changing the wire diameter in three or more stages. With this configuration, the flexibility at the intermediate portion of the flexible tube 2 changes very smoothly.
[0031]
FIG. 8 shows the flexible tube 2 portion of the fourth embodiment of the present invention, and the strand of the portion 25a on the distal end side of the flexible suppressing coil pipe 25 as in the third embodiment. In the case where the diameter is reduced, similarly to the second embodiment, a flexible suppression coil pipe 25 (including a tip side portion 25a) is interposed between a pair of annular stoppers 26 fixed to the wire guide 24. It is sandwiched and fixed.
[0032]
【The invention's effect】
According to the present invention, a coil pipe for restraining flexibility formed by winding a metal wire in a range from a proximal end position to an intermediate position of a flexible tube in a portion located in the flexible tube of a wire guide. By fitting, the flexibility of the portion covered with the flexible tube can be easily changed without any variation between products without changing the thickness or hardness of the outer shell of the flexible tube.
[0033]
Then, the winding pitch of the coil for suppressing flexibility in the portion closer to the distal end than the portion on the proximal end side is made sparse, or the wire diameter of the portion closer to the distal end is made thinner than the portion on the proximal end side. Thus, the change in flexibility can be smoothed, and the flexible restraining coil pipe is fitted by shifting the tip positions of the plurality of wire guides relative to each other. The change of the tube can be smoothed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a surface including an axis of a flexible tube portion of an insertion portion of an endoscope according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic external view of an endoscope.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. 1 of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of a tip side portion of the coil for suppressing flexibility according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a plane including an axis of an insertion portion flexible tube portion of an endoscope according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a surface including an axis of a flexible tube portion of an insertion portion of an endoscope according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of a tip side portion of a coil for suppressing flexibility according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a plane including an axis of an insertion portion flexible tube portion of an endoscope according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
2 Flexible tube 23 Operation wire 24 Wire guide 25 Flexibility suppressing coil pipe 25a Front end portion

Claims

In the insertion portion of the endoscope in which a plurality of wire guides composed of closely wound coil pipes for inserting and guiding an operation wire are inserted and arranged in a flexible tube covering the insertion portion,
Of the portion of each wire guide located in the flexible tube, a flexible suppression coil pipe formed by winding a metal wire is fitted in the range from the proximal end position to the intermediate position of the flexible tube. An insertion portion of an endoscope, wherein the flexibility suppressing coil pipes are fitted on the wire guides with their distal ends shifted from each other .

The endoscope insertion portion according to claim 1, wherein a winding pitch of the flexibility suppressing coil pipe is sparser in a portion closer to the distal end than in a proximal end portion.

The endoscope insertion portion according to claim 1, wherein a wire diameter of the coil pipe for suppressing flexibility is thinner at a portion closer to a distal end than at a proximal end portion.

The endoscope insertion portion according to any one of claims 1 to 3 , wherein the flexibility suppressing coil pipe is directly fixed to the wire guide.

The insertion portion of the endoscope according to any one of claims 1 to 3 , wherein the flexibility suppressing coil pipe is sandwiched and fixed between a pair of stopper members fixed to the wire guide. .