JP4000557B2 - チャイルドシートを取り付け可能な車両用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャイルドシートの着脱を容易に行うことができるとともに、完全なシートバックの前倒しが可能でシートアレンジを自由に行うことができるチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車のシートにチャイルドシートを取り付ける方法としては、別体のチャイルドシートをシートベルトを利用して固定する方法が一般的であったが、この場合にはシートベルトの取りまわしが煩雑でチャイルドシートの着脱作業に長時間要するものであった。また、チャイルドシートに設けた係合部をシートフレームに固定するタイプのものもあるが、この場合には車種毎の特別構造のものが多く自動車を買い換えた場合には取り付けることが不可能となったり、取り付けたとしても十分な安全性を確保することができないものであった。
【0003】
一方、最近ではチャイルドシートの装着についての国際基準(ISO)に従い、チャイルドシートに設けたフックをシート裏面側に設けてあるストライカーに係合して固定する構造のものが広く利用されるようになってきた。この場合には、あらゆるタイプの自動車に対しても適用することができるとともに、自動車を買い換えたとしても安定した取付状態を保持できるという利点を有する。しかしながら、前記ストライカーはシートフレーム側に固定されており、シートクッションとシートバックの合わせ目に向けて一定の角度を保持した状態にあるため、シートバックを前倒しすると両者が干渉してしまい水平な状態までシートバックを前倒しすることはできないものであった。この結果、シートアレンジの幅の制限が加えられ、自由にシートアレンジを行うことができないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような問題点を解決して、チャイルドシートの着脱作業を容易に行うことができ、しかもシートバックの完全な前倒しが可能でシートアレンジを自由に行うことができるチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートを提供することを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートは、チャイルドシートの裏面に設けた係合部材をシートクッションとシートバックの合わせ目に挿し込み、この係合部材をシート本体側にあるストライカーに係合させて座席上にチャイルドシートを固定するようにしたチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートであって、前記シートバックが通常の着座状態にあるときに、前記ストライカーは合わせ目部位に最も近接した位置となるように設定されており、ストライカーを前記シートバックの前倒し、および後倒しのいずれの回動においても、それに連動して下方部へ埋没するように回動自在に取り付けたチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートにおいて、シートの支持部材にシャフトバーを回動自在に設けて、このシャフトバーに一対のストライカーを固定し、またシャフトバーの両サイド部には棒状部材を突設するとともに、この棒状部材の先端部には支持部材に形成した円弧状の案内溝に係合されるガイドピンを突設して、シートバックの下端部がカムの作用をして前記棒状部材を所定の位置へ押し下げるよう構成してあることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図において、1はシートクッション1aとシートバック1bとからなるシート本体、2は該シート本体1側に設けられたストライカーである。また、20はチャイルドシートであるが、国際基準(ISO)に対応して裏面側の下端コーナ部に係合部材21が設けられており、該係合部材21と前記ストライカー2を係合することによりチャイルドシート20を固定する点は基本的に従来のものと同じである。
【0007】
そして本発明では、前記ストライカー2をシートバック1bの前倒しに連動して下方部へ埋没するように回動自在に取り付けた点に特徴的構成を有する。
即ち、通常の状態においては、図1に示されるように、ストライカー2がシート本体1の後方下端部からシートクッション1aとシートバック1bの合わせ目前方に向けてほぼ水平に保たれた状態にあり、チャイルドシート20の裏面に設けた係合部材21をシートクッション1aとシートバック1bの合わせ目に挿し込み、この係合部材21を前記ストライカー2に係合させることで座席上にチャイルドシート20を簡単かつ確実に固定できることとなる。
一方、シートアレンジを行う場合は、図2に示されるように、シートバック1bを前倒ししてシートクッション1a上に重ね合わせることにより行うが、ストライカー2は前記シートバック1bの前倒しに連動して下方部へ埋没するように回動自在に取り付けられた構造であるので、従来のようにストライカー2がシートバック1bに干渉することがなく、シートバック1bを完全に水平な状態まで前倒しすることができることとなる。この結果、シートアレンジの幅が広がって種々のパターンの展開が可能となり、使い勝手の優れた車両用シートを提供できるのである。
【0008】
前記ストライカー2の具体的な取り付け構造としては、例えば図4に示されるように、両サイドにあるシートの支持部材3、3にシャフトバー4を回動自在に設け、該シャフトバー4に一対のストライカー2、2を固定したものとすることができる。そして、シャフトバー4の両サイド部には棒状部材5が突設されているとともに、その先端部に突設したガイドピン5aが支持部材3に形成した円弧状の案内溝6に係合されていて、シャフトバー4が一定角度だけ回動するように構成されている。
【0009】
また、前記シャフトバー4の両側にはねじりコイルばねのような弾発部材7が装着してあり、ストライカー2は、常時は該弾発部材7により弾発されてチャイルドシート20の係合部材21と係合可能なほぼ水平な位置にあり、シートバック1bの前倒し時には弾発部材7の弾発力に反して下方部に埋没されるよう構成されている。
【0010】
また、支持部材3にはロック部材8が取り付けられており、前記ガイドピン5aをロックしてシャフトバー4の回動を停止できるよう構成されている。即ち、シートバック1bの前倒しに連動してロックワイヤー9がロック部材8を作動させ、シャフトバー4を回動自在とするとともに、シートバック1bを固定したときにはシャフトバー4を固定するようにしてある。なお、図中3aはシートバック1bを支持部材3に対し回動自在に支持するヒンジである。
【0011】
このように構成したものは、通常は普通のシートとして使用に供され、チャイルドシート20を装着する場合は、チャイルドシート20の裏面に設けた係合部材21をシートクッション1aとシートバック1bの合わせ目に挿し込み、この係合部材21を前記ストライカー2に係合させることで座席上にチャイルドシート20を簡単かつ確実に固定する。この場合、図1に示されるように、ストライカー2はほぼ水平な位置にあるので係合部材21との係合はきわめてスムーズに行えることとなる。
一方、シートバック1bを前倒ししてシートクッション1a上に重ね合わせた状態としてシートアレンジを行う場合は、図2に示されるように、ストライカー2は前記シートバック1bの前倒しに連動して下方部へ埋没するように回動自在に取り付けられた構造であるので、従来のようにストライカー2がシートバック1bに干渉することがなく、シートバック1bを完全に水平な状態まで前倒しすることができることとなり、この結果、シートアレンジの幅が広がって種々のパターンの展開が可能となり、使い勝手の優れた車両用シートを提供できることとなる。
また、図3はシートバック1bをリクライニング状態にした場合を示すものであるが、この時はストライカー2が斜め前方に下がった位置となるので着座者に異物感を与えることもない。
【0012】
なお、前記ストライカー2の回動について更に説明すると、図6に示されるように、シートバック内に埋設されたシートバックフレーム11bの下端部がカムの作用をすることにより、棒状部材5を所定の位置へ押し下げるのである。
即ち、図示するように、シートバックフレーム11bの下端部形状を、回転中心であるヒンジ3aからの距離が最も短い「L0」となる場合を通常の着座状態時のシートバックの位置となるように設計しておき、また、シートバックを大きく前倒しした場合は、前記シートバックフレーム11bの下端部のヒンジ3aからの距離が「L1」「L2」と大きくなり、一方、シートバックを後ろ側へ大きくリクライニングした場合は、前記シートバックフレーム11bの下端部のヒンジ3aからの距離が「L3」「L4」と大きくなるように設計する。これにより、シートバック1bの回動によって棒状部材5がシートバックフレーム11bの下端部に押されて下方部へ押し下げられ、シートバック1bとの干渉が防止されるのである。
【0013】
【発明の効果】
本発明は以上の説明によっても明らかなように、チャイルドシートの着脱作業を容易に行うことができ、しかもシートバックの完全な前倒しが可能でシートアレンジを自由に行うことができるものである。
よって本発明は従来の問題点を一掃したチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートとして、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の側面図である。
【図2】その他の実施の形態を示す要部の側面図である。
【図3】その他の実施の形態を示す要部の側面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図6】ストライカーの作動の説明図である。
【符号の説明】
1 シート本体
1a シートクッション
1b シートバック
2 ストライカー
7 弾発部材
20 チャイルドシート
21 係合部材
Claims (1)
- チャイルドシートの裏面に設けた係合部材をシートクッションとシートバックの合わせ目に挿し込み、この係合部材をシート本体側にあるストライカーに係合させて座席上にチャイルドシートを固定するようにしたチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートであって、前記シートバックが通常の着座状態にあるときに、前記ストライカーは合わせ目部位に最も近接した位置となるように設定されており、ストライカーを前記シートバックの前倒し、および後倒しのいずれの回動においても、それに連動して下方部へ埋没するように回動自在に取り付けたチャイルドシートを取り付け可能な車両用シートにおいて、シートの支持部材にシャフトバーを回動自在に設けて、このシャフトバーに一対のストライカーを固定し、またシャフトバーの両サイド部には棒状部材を突設するとともに、この棒状部材の先端部には支持部材に形成した円弧状の案内溝に係合されるガイドピンを突設して、シートバックの下端部がカムの作用をして前記棒状部材を所定の位置へ押し下げるよう構成してあることを特徴とするチャイルドシートを取り付け可能な車両用シート。
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