JP4096405B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、様々なアプリケーションに対応可能なカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カラオケ装置は、オーディオ/画像/ビデオ信号を扱う機能ブロックを複数有する。そして、従来のカラオケ装置では、想定されるアプリケーションを実現できるように各機能ブロックが固定的に相互接続されており、各機能ブロックをアプリケーションに応じて協働させることにより、「マイクからの音声信号にエフェクトをかけて出力する」、「音源からの楽音信号にエフェクトをかけて出力する」といった各種アプリケーションを実現していた。すなわち、従来のカラオケ装置は、その設計時に想定されたアプリケーションを実現できるように設計・開発されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年のカラオケ装置の普及や電子デバイスの技術革新等に伴って、カラオケ装置で実現されるアプリケーションの種類は増大しており、その種類も多岐にわたってきている。このような状況下で、あらゆるアプリケーションを実現するには、設計・開発時において漏れがないように各機能ブロックを相互接続する必要があり、そのようなカラオケ装置を安価に提供することは困難になりつつある。また、近年では、カラオケ装置の製品開発サイクルを上回る速度でアプリケーションの増大が進行しており、カラオケ装置の設計時に、そのカラオケ装置に要求されるであろう全てのアプリケーションを予測することは不可能である。これに対して、前述のように、従来のカラオケ装置では、各機能ブロックを固定的に相互接続する必要があり、カラオケ装置で実現できるアプリケーションは、そのカラオケ装置の設計時に固定されてしまう。すなわち、従来のカラオケ装置には、設計時において予測不能なアプリケーションには対応できないという欠点がある。
【0004】
なお、カラオケの楽曲データを通信回線経由でカラオケ端末へ配信し、カラオケ端末においてカラオケの演奏を行う通信型のカラオケシステム(いわゆる通信カラオケ)では、通信回線経由でアプリケーションプログラムを配信することでカラオケ端末に機能を付加することができる。しかしながら、設計・開発時においてカラオケ端末内の各機能ブロック間の接続を固定してしまうことは上述のカラオケ装置と同様であることから、通信カラオケにおいても上述の欠点を完全に解決することはできない。
【0005】
本発明はこのような背景の下になされたもので、機能ブロック間の接続の変更を必要とするアプリケーションにも柔軟に対応することができるカラオケ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、処理にリアルタイム性が要求されるリアルタイムデータを出力する少なくとも1つの出力側機能ブロックと、リアルタイムデータを入力する少なくとも1つの入力側機能ブロックとを備え、演奏時には前記各出力側機能ブロックから前記各入力側機能ブロックへリアルタイムデータを伝送するカラオケ装置において、前記各出力側機能ブロックと前記各入力側機能ブロックとの接続関係を決定する接続関係決定手段と、前記各出力側機能ブロックが個別に接続された少なくとも1つの入力端と、前記各入力側機能ブロックが個別に接続された少なくとも1つの出力端と、前記接続関係を満たすように前記各入力端と前記各出力端とを接続する入出力端接続手段とを具備し、前記各入力端に個別に接続された前記各出力側機能ブロックのうち、少なくとも一つは前記出力端に個別に接続された前記入力側機能ブロックを兼ねていることを特徴としている。この構成によれば、前記各出力側機能ブロックと前記各入力側機能ブロックとの接続は、前記接続関係のみに基づいて定まる。また、前記入力端および前記出力端の数を十分に多くとれば、前記入力側機能ブロックの追加および前記出力側機能ブロックの追加にも対応可能となる。
【0008】
さらに、上記各構成において、前記接続関係を表す情報を入力する入力手段を具備し、前記接続関係決定手段は前記入力手段により入力された前記情報に基づいて前記接続関係を決定するようにすれば、前記入力手段が前記情報を入力するだけで、前記各出力側機能ブロックと前記各入力側機能ブロックとの接続が切り替えられる。
また、前記入力手段が、楽曲の演奏に使用するカラオケデータから前記情報を入力するようにすれば、前記接続関係は自動的に楽曲に適したものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。ただし、以降の説明においては、オーディオ(音響)データのように処理における実時間による制約が厳しいデジタルデータをリアルタイムデータ、それ以外のデジタルデータを非リアルタイムデータと称することがある。例えば、歌詞を表す歌詞データは、その歌詞を表示する時点までに後述する画像処理部に到着していればよく、実時間による制約が厳しくないので、非リアルタイムデータに分類される。
【0010】
A:全体構成
図1は本発明の一実施形態によるカラオケ装置1の構成を示すブロック図である。この図において、10はバス、11は装置各部を制御するCPU(中央処理装置)、12はCPU11に使用されるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、13は各種データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)であり、それぞれバス10に接続されている。14はハードディスク装置であり、演奏に使用するカラオケデータと、後述する各機能ブロックの接続関係を示す接続制御データと、両データを対応付ける関係データと、フォントデータ等を記憶している。なお、上記カラオケデータは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格の楽曲データと、効果音データとを包含している。
【0011】
ここで、接続制御データのデータ構造の一例を図2に示す。この図において、識別子は各接続制御データを識別するための情報であり、INは接続元、OUTは接続先を示す情報である。例えば、(a)の接続制御データでは、識別子「0」は当該接続制御データが初期設定時の接続制御を規定したデータであることを示し、INおよびOUTの組の各々が機能ブロック間の接続関係を示している。(a)〜(c)から明らかなように、接続制御データを構成する上記IN,OUTの組の数は各接続制御データで異なっていてもよい。また、IN,OUTの組において、実際には存在しない機能ブロックを指定するようにしてもよい。この場合には、当該組で示される接続は、対応する機能ブロックが追加されるまで無視される。
【0012】
15はCPU11により生成されバス10経由で供給されるデータに基づいて画像信号を生成し出力する画像処理部、16は外部から入力したビデオ信号と画像処理部15からの画像信号とを合成して出力するビデオ処理部、17はSCSI(Small Computer System Interface)規格のI/F(インタフェース)であり、バス10とハードディスク装置14間のデータ伝送を制御する。なお、バス10から画像処理部15へ入力されるデータは、例えば、ハードディスク装置14に記憶された楽曲データ中の歌詞データおよびフォントデータである。18は各種操作子を備えた指示入力部であり、演奏モードの選択や、演奏パターンの変更、予約曲の入力、キーの制御、テンポの変更等の一般的なカラオケ装置と同様の指示を入力可能である他、後述する各機能ブロック間の接続関係を示す指示(例えば図2中の識別子を表す指示)を入力可能としている。
【0013】
19は通信回線に接続されたモデムであり、バス10経由で供給されるリクエスト信号を通信回線経由でホスト(図示略)側へ送信するとともに、ホスト側から送信されてきたカラオケデータを受信してバス10へ出力し、ハードディスク装置14に記憶させる。なお、上記リクエスト信号は指示入力部18から入力される指示に基づいてCPU11により生成される。
【0014】
20は後述する各種機能ブロックを相互に接続するオーディオパッチャーであり、バス10経由で供給される接続制御データに基づいて、各種機能ブロック間の接続を組み替える。
21〜31はそれぞれオーディオデータを扱う機能ブロックであり、オーディオパッチャー20に接続されている。21および22はそれぞれ音源であり、オーディオパッチャー20からのオーディオデータを記憶するとともに、バス10経由で供給される楽音データ(および記憶したオーディオデータ)に基づいてオーディオデータを生成し、このオーディオデータをオーディオパッチャー20へ供給する。なお、カラオケ装置1において使用される音源の種類は任意であるが、音源によってはオーディオパッチャー20との接続関係が変化し得る。例えば、オーディオパッチャー20からのオーディオデータを使用しない音源を使用する場合には、図1において、オーディオパッチャー20から音源への矢印は不要となる。
【0015】
23,24はそれぞれDSP(デジタル信号処理装置)であり、オーディオパッチャー20からのオーディオデータを入力し、このオーディオデータに対して、バス10経由で供給される制御データに基づいた処理を施す。DSP23が備えている処理機能は、圧縮オーディオデコード/エンコード、バックコーラス生成、効果音生成、およびオーディオサンプリング等であり、DSP24が備えている処理機能はルームエコーおよびハウリングリダクション等である。また、DSP23,24のそれぞれにおける処理後のオーディオデータの出力先も、バス10経由で供給される制御データに基づいて決定される。
【0016】
25はボーカルエコー、ハモリ処理、ボイスエフェクト処理等の処理機能を備えたボーカルプロセッサであり、オーディオパッチャー20からのオーディオデータを入力し、このオーディオデータに対して、バス10経由で供給される制御データに基づいた処理を施す。
【0017】
26〜29はそれぞれADC(アナログ/デジタル変換器)、30,31はそれぞれDAC(デジタル/アナログ変換器)であり、これらはオーディオパッチャー20に接続されている。ADC26,27はそれぞれ、増幅器32,33を経由して供給される外部入力A,外部入力Bからのアナログ信号をアナログ/デジタル変換し、この変換により得られるオーディオデータをオーディオパッチャー20へ出力する。また、ADC28,29はそれぞれ、マイク増幅器34,35を経由して供給されるマイクA,マイクBからのアナログ信号をアナログ/デジタル変換し、この変換により得られるオーディオデータをオーディオパッチャー20へ出力する。さらに、DAC30,31はそれぞれ、オーディオパッチャー20からのオーディオデータをアナログ信号に変換し、このアナログ信号を増幅器36,37経由で外部出力A,外部出力Bへ出力する。
【0018】
なお、バス10に接続された各部において、CPU11以外の各部はバスマスタとなれなくてもよいが、その場合には、各部から他の各部へのアクセスはCPU11経由でのアクセスとなるので、CPU11にかかる負荷が重くなるとともに、バス10の実効的な帯域幅も狭くなる。したがって、これらの特性を十分に考慮したシステム設計を行う必要がある。本実施形態では、バス10に接続された各部のできるだけ多くがバスマスタとなることが可能であり、CPU11にかかる負荷やバス10の狭帯域化の程度を低く抑制している。
【0019】
B:オーディオパッチャー20の構成
次に、オーディオパッチャー20について説明する。図3はオーディオパッチャー20の構成例を示す図であり、この図に示すオーディオパッチャー20はオーディオデータを入力するための8個の入力端i1〜i8と、オーディオデータを出力するための8個の出力端o1〜o8と、接続制御データを入力するための1つの入力端とを備えている。
【0020】
入力端i1からの信号線は、これに対応するプレーンp1上で8つに分岐され、各分岐にはスイッチ(スイッチs11〜s18)の一端が接続されている。また、スイッチs11〜s18の他端(プレーンp1の出力端)はそれぞれ、プレーンp1外の対応する加算器(加算器a1〜a8)の入力端に接続されている。なお、入力端i1は他のプレーンp2〜p8のいずれにも接続されていない。他の入力端i2〜i8は、上述の入力端i1と同様に、各々が対応するプレーン(プレーンp2〜p8)のみに接続されている。各プレーンp2〜p8の構成はプレーンp1と同一であり、8つの出力端はそれぞれ、対応する加算器(加算器a1〜a8)の入力端に接続されている。すなわち、本オーディオパッチャー20は、各入力端i1〜i8が、それぞれ、任意の加算器a1〜a8に接続可能となるように構成されている。
【0021】
なお、加算器a1〜a8はそれぞれ、8つの入力端を有し、全入力端から入力されたデータを加算して対応する出力端o1〜o8から出力する。また、オーディオパッチャー20において、38はバス10経由で入力される接続制御データに基づいてプレーンp1〜p8を制御する切り替え制御部であり、接続制御データに基づいて各プレーン上の各スイッチのオン/オフを制御する。
【0022】
C:動作
次に、上記構成のカラオケ装置1の動作について例を挙げて説明する。ただし、一般的なカラオケ装置と共通する動作については詳細な説明を省略する。
図示せぬ電源が投入されてカラオケ装置1が起動されると、ハードディスク装置14に記憶された初期接続制御データ(図2においては(a)の接続制御データ)がハードディスク装置14から読み出され、オーディオパッチャー20の切り替え制御部38へ供給される。これにより、オーディオパッチャー20では初期接続制御データに基づいて入力端i1〜i8と出力端o1〜o8との接続が設定される。なお、本実施形態においては、初期接続制御データが示す接続関係は一般的なカラオケ装置と同様であるものとする。したがって、以降のカラオケ装置1の動作は、後述の「手動設定」および「自動設定」が行われない限り、一般的なカラオケ装置と同様の動作となる。また、初期接続制御データはRAM13の所定領域に記憶される。
【0023】
C−1:手動設定
指示入力部18から各機能ブロック間の接続を指定する指示が入力されると、カラオケ装置1において演奏が行われているか否かに関わりなく、当該指示に対応した接続制御データがハードディスク装置14から読み出され、オーディオパッチャー20の切り替え制御部38へ供給される。これにより、オーディオパッチャー20では上記接続制御データに基づいて入力端i1〜i8と出力端o1〜o8との接続が切り替えられる。したがって、以降、後述の「自動設定」が行われない限り、上記接続制御データに基づいた接続関係での演奏が行われる。また、当該接続制御データは、手動設定接続制御データとしてRAM13の所定領域に記憶される。なお、手動設定において、使用者は、RAM13に記憶された初期接続制御データや後述する自動設定接続制御データを選択することもできる。
【0024】
C−2:自動設定
指示入力部18から自動設定を行う旨の指示が予め入力され、カラオケ装置1の演奏モードが自動設定モードになっていると、楽曲の演奏時に、当該演奏に先立って当該楽曲に対応した接続制御データがハードディスク装置14から読み出され、オーディオパッチャー20の切り替え制御部38へ供給される。これにより、オーディオパッチャー20では上記接続制御データに基づいて入力端i1〜i8と出力端o1〜o8との接続が切り替えられ、以降、「手動設定」および「自動設定」が行われない限り、この接続関係での演奏が行われる。また、当該接続制御データは、自動設定接続制御データとしてRAM13の所定領域に記憶される。
【0025】
C−3:接続例
ここで、オーディオパッチャー20による各機能ブロックの接続例を図4,図5に示す。これらの図においては、オーディオデータの伝送に係る部分のみが模式的に示されており、図1と共通する部分については同一の符号が付されている。また、図4,図5においては、説明が繁雑となるのを避けるために、外部出力A、外部出力B、マイクA、マイクB、外部入力A、および外部入力Bが、オーディオパッチャー20に直接的に接続されているように描かれている。
【0026】
図4に示す接続例では、DSP23はバス10からの効果音データに応じたオーディオデータを出力し、DSP24は入力されるオーディオデータにルームエコー効果を付与して出力するよう設定されており、音源21,22からの各オーディオデータおよびDSP23からのオーディオデータは合成された後に、DSP24においてルームエコー効果を付与される。また、マイクAおよびマイクB側からのオーディオデータは合成された後に、ボーカルプロセッサ25においてハモリ効果およびマイクエコー効果を付与される。そして、DSP24からの出力およびボーカルプロセッサ25からの出力は合成された後に、外部出力Aおよび外部出力B側へ供給される。すなわち、外部出力Aおよび外部出力B側には、カラオケ演奏に係るオーディオデータが供給される。
【0027】
図5に示す接続例では、DSP23は入力されるオーディオデータをサンプリングしてバス10側へ出力し、DSP24は入力されるオーディオデータにルームエコー効果を付与して出力するよう設定されており、音源21からのオーディオデータは、DSP24においてルームエコー効果を付与される。また、マイクB側からのオーディオデータは、ボーカルプロセッサ25においてハモリ効果およびマイクエコー効果を付与される。DSP24からの出力およびボーカルプロセッサ25からの出力は合成された後に、外部出力A側へ供給されるとともに、DSP23においてサンプリングされる。また、外部入力A側からのオーディオデータは外部出力B側へスルー出力される。すなわち、外部出力A側にはカラオケ演奏に係るオーディオデータが供給され、外部出力B側にはカラオケ演奏から独立したオーディオデータが供給される。
【0028】
D:まとめ
以上説明したことから明らかなように、本実施形態によれば、オーディオデータを処理する各機能ブロック間の接続が手動および自動で切り替えられる。また、オーディオパッチャー20の入出力端の数と上記機能ブロックの数とが対応している必要はないことから、オーディオパッチャー20の入出力端の数を十分に多くしておくことにより、機能ブロックの追加にも柔軟に対応できる。
【0029】
E:補足
上述した一実施形態においては、手動設定において、機能ブロック間の全接続を規定した接続制御データを選択することで機能ブロック間の各接続を決定したが、個々の接続を独立させ、任意の接続を切り替えられるようにしてもよい。また、上述した一実施形態では、1つの楽曲データに対して1つの接続制御データを対応していることを前提としたが、未使用の命令等を利用して楽曲データ中に接続制御データを埋め込み、楽曲の演奏途中で接続を切り替えるようにしてもよい。また、1つの楽曲データに1つの接続制御データを対応させるのではなく、楽曲の属性情報(ジャンルなど)やカラオケ装置1の使用モード(本番モード/練習モードなど)等に応じて自動的に接続制御データを選択するようにしてもよい。
【0030】
また、使用するカラオケデータに対応する接続制御データがハードディスク装置14に記憶されているか否かに関わらず上記指示に基づいた接続制御データを採用するモード(手動設定優先モード)と、使用するカラオケデータに対応する接続制御データがハードディスク装置14に記憶されている場合には上記指示を無視して当該接続制御データを採用するモード(楽曲設定優先モード)を設け、指示入力部18により各モードを選択するようにしてもよい。さらに、上述した一実施形態では、オーディオデータを処理する機能ブロック間の接続を変更するようにしたが、ビデオデータ(ビデオ信号)などのオーディオデータ以外のデータを処理する機能ブロック間の接続を変更できるようにしてもよい。
【0031】
さらに、接続制御データがハードディスク装置14に記憶される例を示したが、フロッピーディスクや光磁気ディスク、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等に記憶されるようにしてもよいし、ROMに記憶されるようにしてもよい。この際、ROMに記憶された接続制御データが1つの場合には、他の接続制御データを選択するにはROMを交換する必要がある。
また、各機能ブロックからオーディオパッチャー20を独立させた例を示したが、両者を一体化させてもよい。すなわち、各機能ブロックの入出力端をオーディオパッチャー20の出入力端として機能させてもよい。ただし、この場合には、各機能ブロックの入出力端数とオーディオパッチャー20の出入力端数とが一致することから、新たな機能ブロックを追加できない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各機能ブロック(各入出力端)間の接続は、接続関係決定手段により決定された接続関係のみに基づいて定まる。すなわち、この接続関係を変更するだけで上記接続が変更されるので、機能ブロック間の接続の変更を必要とするアプリケーションにも柔軟に対応することができる。さらに、上記接続関係を入力可能とすることにより、各機能ブロック(各入出力端)間の接続を動的に切り替えることもできる。
また、入出力端の数を既存の機能ブロックに対して十分に多くすれば、機能ブロックの追加などにも容易に対応できる。
さらに、楽曲の演奏に使用するカラオケデータ中の情報に基づいて上記接続関係を得るようにすれば、機能ブロック間の接続を、楽曲に適したものに自動的に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるカラオケ装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】 同装置1における接続制御データのデータ構造の一例を示す概念図である。
【図3】 同装置1のオーディオパッチャー20の構成例を示す図である。
【図4】 同パッチャー20による各機能ブロックの接続例を示す概念図である。
【図5】 同パッチャー20による各機能ブロックの接続例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…カラオケ装置、10…バス、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…ハードディスク装置、15…画像処理部、16…ビデオ処理部、17…I/F(インタフェース)、18…指示入力部、19…モデム、20…オーディオパッチャー、21,22…音源、23,24…DSP、25…ボーカルプロセッサ、26〜29…ADC、30…DAC
Claims (3)
- 処理にリアルタイム性が要求されるリアルタイムデータを出力する少なくとも1つの出力側機能ブロックと、リアルタイムデータを入力する少なくとも1つの入力側機能ブロックとを備え、演奏時には前記各出力側機能ブロックから前記各入力側機能ブロックへリアルタイムデータを伝送するカラオケ装置において、
前記各出力側機能ブロックと前記各入力側機能ブロックとの接続関係を決定する接続関係決定手段と、
前記各出力側機能ブロックが個別に接続された少なくとも1つの入力端と、
前記各入力側機能ブロックが個別に接続された少なくとも1つの出力端と、
前記接続関係を満たすように前記各入力端と前記各出力端とを接続する入出力端接続手段とを具備し、
前記各入力端に個別に接続された前記各出力側機能ブロックのうち、少なくとも一つは前記出力端に個別に接続された前記入力側機能ブロックを兼ねている
ことを特徴とするカラオケ装置。 - 前記接続関係を表す情報を入力する入力手段を具備し、前記接続関係決定手段は前記入力手段により入力された前記情報に基づいて前記接続関係を決定することを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
- 前記入力手段は、楽曲の演奏に使用するカラオケデータから前記情報を入力することを特徴とする請求項2に記載のカラオケ装置。
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