JP4095308B2 - カートリッジ、キャリッジ、インクジェット記録装置および記録ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置のキャリッジへのカートリッジの固定構造およびカートリッジの構造に関する。
【0002】
なお、キャリッジにカートリッジを固定する際の、固定点と固定力の関係を説明するため、本明細書において、キャリッジをガイドするガイドシャフトのスラスト方向をX方向、被記録媒体の搬送方向をY方向、被記録媒体面に垂直である方向をZ方向、これら3軸を中心とした回転方向をそれぞれθX、θY、θZと定義する。
【0003】
また、本明細書において「電気コネクト」とは、電気的な接続がなされる状態を指し、「インクコネクト」とは、カートリッジにインクを供給するため、カートリッジのインク受容部と、ニードルとの接続がなされる状態を指すものとする。
【0004】
【従来の技術】
インクジェット記録技術は、微細なノズルからインクを被記録媒体(紙、布、プラスチックシート等)に向けて吐出することによって直接的に文字や画像を記録するものである。従来から、このようなインクジェット方式の記録ヘッドを持つ記録装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、ワークステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポータブルプリンタとしてこれらの情報処理システムに利用されている。このような従来のインクジェット記録装置においては、インクジェット記録ヘッドとインクタンクとが一体となった、もしくはインクタンクをさらにカートリッジに対し脱着式にしたインクジェットカートリッジを用いるものが知られている。このカートリッジは、インクジェット記録装置本体に往復走査可能に設けられているキャリッジに固定支持されると共に、このキャリッジに対して着脱可能なディスポーザブルタイプのものである。
【0005】
従来のインクジェット記録装置の一例のキャリッジ近傍を模式的に示した斜視図を図16に、このキャリッジに搭載される、ディスポーザブルタイプの従来のカートリッジの一例の構成を示す斜視図を図17に、図17に示したカートリッジを下方前面側から見た斜視図を図18にそれぞれ示す。
【0006】
従来のインクジェット記録装置のキャリッジ152は、カートリッジ151を着脱自在に保持可能な構成となっており、その内壁に複数の電極161が設けられている。また、キャリッジ152は、被記録媒体160が不図示の搬送手段により搬送されてくるY方向に対して、略直角方向となるX方向に、ガイドシャフト154、159に沿って往復走査される。
【0007】
カートリッジ151は、概ね、内部にインクを収納する、カラープリントに対応するための各色毎に独立した複数のインクタンク171と、インクタンク171を保持するホルダ170と、インクを吐出する記録ヘッド172とからなる。
【0008】
記録ヘッド172としては、ノズルからインク滴を吐出させるために、ピエゾ素子等の電気機械変換体素子を用いたもの、発熱抵抗体等の電気熱変換体素子を用いたもの、あるいは電波やレーザ等の電磁波機械変換体素子、電磁波熱変換体素子を用いたもの等が利用可能である。その中でも、熱エネルギを利用してインク滴を吐出させる方式が、ノズルを高密度に配列させることができるため、高解像度の記録が可能な点で有利である。
【0009】
ホルダ170の前面174には、記録ヘッド172に電気エネルギを供給するためのフレキシブルケーブルに電気的に接続された、複数の電気的コネクタ175を有するヘッド基板173が取り付けられている。ホルダ170には、前面174に取り付けられたヘッド基板173に略垂直な方向に延びた複数のリブ176が形成されている。
【0010】
このカートリッジ151は、キャリッジ152の開口部177から挿入され、ヘッドセットレバー153を矢印a方向に回動させて、キャリッジ152内に固定される。そして、キャリッジ152の内壁の左右2カ所に設けられているθZ回転止め点163にカートリッジ151の付き当て点166が当たり、ここを中心に、電極161の反力を、電極161に押し付けられることでヘッド基板173が受ける。カートリッジ151は、ヘッドセットレバー153をさらに矢印a方向に回動させることで、トグル機構にて電極161側に引き込まれ、θX回転止め点162に突き当たり、キャリッジ152に固定される。従来例として挙げたカートリッジ151はこれら、左右のθZ回転止め点163、およびθX回転止め点162の計3点にて、キャリッジ152に固定される。
【0011】
このようにしてキャリッジ152に固定されたカートリッジ151のホルダ170は、電極161から反力を受けるが、リブ176がこの反力によるホルダ170の変形を防止している。そして、このリブ176による前面174越しの支持により、ヘッド基板173は変形せずに電気的コネクタ175とキャリッジ152の電極161との安定した電気的な接続を可能としている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、高品位の記録を行うために、カラープリンタの使用インクの多色化が進み、記録素子の数も増え、記録の高速化を図るためにノズル長も長くなってきている。このようなことから記録ヘッドの記録面は拡大し、それにより増加したノズルに対応して電気的コネクタのピン数が増加したヘッド基板もその面積が拡大している状況にある。ところが、ヘッド基板のような板部材は、その面積が広くなるにつれ、剛性が保ちづらくなる。また、キャリッジの電極との圧接により電力の供給をうけるには、1ピンあたり490Nの反力で抑えるとすると、最大で約69kNもの反力で抑えなければ安定した電力の供給を受けることはできないものもある。
【0013】
本来、この加圧力による、ヘッド基板とホルダの前面であるヘッド隔壁の変形を抑えるためにホルダ内にリブが設けられているのであるが、このリブはホルダ内壁の底面からヘッド隔壁に向かって伸びており、ヘッド基板を支持する力は小さい。ヘッド基板が小さい場合には、リブがホルダの底面から近い部分までしか伸びていなくても問題ないが、ヘッド基板が従来の面積より大きくなった場合、当然、支えるべきヘッド隔壁面も広くなり、ヘッドの底面からのリブのみで広い隔壁の面積を網羅し、ヘッド基板の変形がないように支持するのは非常に困難である。
【0014】
また、上述した、大型化されることで大きな固定力を必要とするヘッド基板を有するカートリッジをキャリッジに固定する際に、カートリッジがキャリッジの電極から受ける反力を上回った圧接力を実現するには、ヘッドセットレバーに加える力を大きくするか、あるいは、ヘッドセットレバーの大型化が考えられる。しかしながら、ヘッドセットレバーに加える力を大きくした場合、操作力の増大による操作性の悪化、あるいはモールドで形成されたヘッドセットレバーの応力限界を超えて変形を招くおそれがある。一方、ヘッドセットレバーに加える力を適正値に設定し、ヘッドセットレバーの腕部を長くすると、カートリッジが大きくなり装置の大型化を招くこととなる。また、ヘッドセットレバーに加える力を大きくすることは、カートリッジおよびヘッド基板の変型を大きくする虞がある。
【0015】
さらに、近年、記録時間の短縮のため吐出部のノズルが多くなり、ノズルの長さは長くなる一方、一回の吐出されるインクの量は数plと微量になり、被記録媒体に対するカートリッジの取り付け精度が数十ミクロンオーダで要求されるようになってきている。
【0016】
この精度は、被記録媒体の送り機構の精度や被記録媒体を横断するように往復運動するキャリッジのガイドシャフトの精度やキャリッジのカートリッジ位置決め点の精度、カートリッジの精度で決まる。
【0017】
特に被記録媒体に垂直軸を回転中心とした方向のインクの着弾ずれは、ラインプリンタの場合、罫線のずれや色のずれを生じる。無論、異なる方向の精度も上記着弾ずれに寄与するが、この着弾ずれを生じる原因で最も大きいのは、被記録媒体と垂直軸を中心とした回転方向のノズルの取り付け精度である。
【0018】
従来のヘッドは、θXの回転止めを電気的コネクトの上部中央に一点だけ設けていた。この場所は、カートリッジの本体からみると梁の中心であり、一番変形の大きい部分である。変形が一番大きい部分で位置決めすること自体不利であるが、万が一のことを考えると最悪、弾性限界をこえて変形してしまうことも考えなければならない。
【0019】
現在でも高画質プリンタでは、キャリッジのガイドシャフトの受け部を測定基準にした場合、20ミクロン程度の平行度が必要とされている。しかしながら、現状でも精度が限界で、精度の追い込みに時間がかかり、安定しないため管理も複雑で、さらに高精度とするのは困難を極める。
【0020】
また、高画質プリンタには、記録の高速化が要求されるだけでなく、大量に記録を行う現場への投入も視野に入れた設計が要求されるようになってきた。そのため従来例で示したようなディスポーザブルタイプでは、大容量のインクタンクを可動部に載せるには重量の面で不利である。このため、大容量のインクタンクをキャリッジから降ろし、その間をチューブにて接続し、このチューブを介してインクタンクから記録ヘッドにインクを供給する形態が必要になってきた。このような大容量インクタンクが記録装置本体側に固定された構成のインクジェット記録装置の一例の概略斜視図を図19に示す。図に示すように、インクは、記録装置本体側に固定されたメインタンク104からチューブ106を介して、キャリッジ102に搭載されたカートリッジ101へと供給される構成となっている。
【0021】
このような記録装置において、カートリッジの交換の際にチューブの接続も同時になされる構成の記録装置が特開平10−128992号公報に開示されている。この公報に開示されている記録装置は、キャリッジへのカートリッジの挿入と同時に、チューブの接続が完了するものであるが、電気的コネクトとチューブのコネクトを同時に行うため、カートリッジの位置決め加圧方向と電気的コネクトとチューブの挿入力の方向がバラバラであった。また、上述の公報の開示例では、カートリッジが、一列/一色の構成なのでカートリッジの剛性等に問題はないが、例えば、カートリッジ一個に、6列のノズルを載せた場合は、電気的コネクトやインクコネクト部が増え、荷重が増える一方、カートリッジを構成する部材の剛体壁面のスパンは長くなり、その剛性を保つのは困難となることが考えられる。つまり、カートリッジの取り付け精度は、低下し、着弾精度は悪化してしまうといった問題が考えられる。
【0022】
そこで、本発明は、剛性が向上したカートリッジ、小さい操作力で確実にカートリッジを固定できるキャリッジ、位置決め精度の高いカートリッジおよびキャリッジ、記録装置および記録ヘッドを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のカートリッジは、被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置の往復移動する保持手段に着脱可能に搭載され、カートリッジ本体の、前記被記録媒体に対向する下面に並列して形成された複数のノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有するカートリッジにおいて、前記カートリッジ本体の前面に、前記保持手段の保持手段側電極に対して電気的に接続されるカートリッジ側電極が形成されている電気的コネクト部が設けられ、前記前面とは反対側の後面に、前記インクジェット記録装置の本体に設置されたメインタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するための供給手段が接続されるインクコネクタ部が設けられており、
前記カートリッジ側電極を前記保持手段側電極に押圧して電気的に接続することで前記保持手段側電極から受ける第1の反力の方向に対して相反する方向に、前記供給手段を前記インクコネクタ部に接続する際に生じる第2の反力を受け、
前記前面と前記後面とを繋ぐ、前記第1の反力の方向と略同一の方向が長手方向となるように形成された複数の隔壁により分割された、前記供給手段から供給されたインクを貯留する、複数のインク保持部と、
実質的に6面で構成される前記カートリッジ本体の前記下面に対向している上面に、前記上面側の開口からはめ込むことで両端が前記前面と前記後面とに圧接して接続される少なくとも1つのリブが形成されている板部材と、
前記各インク保持部内の上部と連通した、弾性部材で形成され、かつ前記インク保持部材と前記板部材との間に配置されている圧力調整室と、を有している
ことを特徴とする。
【0024】
上記の通り構成された本発明のカートリッジは、カートリッジ側電極を保持手段の保持手段側電極に機械的に押し当てて電気的に接続させる際に生じる反力がかかる前面と、インクを供給するための供給手段をインクコネクタ部に物理的に接続することで生じる供給手段からの反力がかかる後面とが対向している。このため、電気的な接続によりかかる力に対向しながらカートリッジを保持手段に対して位置決めする際、供給手段を接続する力が位置決めのための力と同方向となるので、位置決めのために保持手段にかける力を、供給手段を接続する力が弱めることはない。よって、供給手段を接続する力が、保持手段に対するカートリッジの位置決め精度に悪影響を及ぼすことはない。
【0026】
さらに、本発明のカートリッジは、実質的に6面で構成されているカートリッジ本体の、前面、後面、下面、および下面に対向している上面の各面以外の2つの面に、保持手段に対して位置決めするための複数の位置決め部が全て設けられているものであってもよく、特に、2つの面は、2つの面の主面が第1の反力の方向に対して略平行なカートリッジ本体の側面であってもよい。
【0027】
カートリッジ本体は、上面以外の各面が一体的に形成されているものであってもよい。
【0028】
また、本発明のカートリッジは、カートリッジ本体の上面に設けられた開口に嵌め込まれ、カートリッジ本体の上面の開口を閉鎖する板部材を有するものであってもよい。
【0029】
また、本発明のカートリッジは、各隔壁が、カートリッジ本体と一体的に形成されているものであってもよい。
【0030】
さらに、本発明のカートリッジは、カートリッジ本体の前面のカートリッジ側電極の裏面に格子状のリブ構造を有するものであってもよい。
【0031】
また、本発明のカートリッジは、板部材が、開口端面で突き当たり固定される構造であってもよいし、板部材が、前面と後面の内側面に面で圧接して接続される2つのリブ状の面が端部に形成されており、かつ、2つのリブ状の面に交差し連なる少なくとも1つのリブが形成されているものであってもよい。さらには、圧接して接続されるリブ、またはリブ状の面に交差し連なるリブ、と交差する方向に少なくとも1つの補強リブが形成されているものであってもよいし、板部材が、圧接して接続されるリブ、または、リブ状の面に交差し連なるリブと補強リブとの交点、および/またはリブ状面とリブ状面の交差し連なるリブの交点、にはC面取りあるいはR付けされているものであってもよい。
【0032】
さらに、本発明のカートリッジは、前記補強リブは中央部が端部よりも太くなっているものであってもよいし、前記係合部を前記前面と前記後面との各内壁がガイドすることによって、前記板部材のはめ込みを補助するものであってもよいし、前記前面の内壁は前記上面側の開口に向けて広がるテーパ部を有しているものであってもよい。また、前記テーパ部の下方および前記後面の内壁側に前記係合部が圧接される略平行な垂直部が形成されているものであってもよいし、前記各リブおよび前記各補強リブは、前記板部材に一体的に形成されているものであってもよい。また、前記係合部は各リブの端部をリブによって連続させた面を有しているものであってもよい。
【0033】
また、本発明のカートリッジは、前記カートリッジを前記保持手段に固定するための第1の加圧力を、前記前面方向への位置決めのための前面方向の分力と、前記下面方向への位置決めのための下面の分力とに分けて受ける第1の加圧部と、前記前面方向への位置決めを補助する第2の加圧力を受ける第2の加圧部とが形成されているものであってもよく、第1の加圧部が前面に対して傾斜した面を有し、第2の加圧部が前面と略平行な面を有するものであってもよい。
【0034】
さらに、本発明のカートリッジは、第2の反力の方向と、前面方向押さえ力とを略同一の方向に受けるものであってもよい。
【0035】
本発明のキャリッジは、本発明のカートリッジを着脱自在に搭載可能なキャリッジであって、
前記第1の加圧部に前記第1の加圧力を印加する第1の部材、前記第1の部材を前記下面方向に付勢する第1の付勢手段、および前記第2の加圧部に前記第2の加圧力を印加する第2の部材を有する第1の固定手段と、
前記第1の固定手段を付勢することで、前記第1の加圧力よりも小さい前記第2の加圧力を前記第2の部材により第2の加圧部に印加する第2の付勢手段を有する第2の固定手段とを備えたことを特徴とする。
【0036】
上記の通り構成された本発明のキャリッジは、第1の固定手段により、カートリッジの第1の加圧部に第1の加圧力を印可し、第2の固定手段により、カートリッジの第2の加圧部に第1の加圧力よりも小さい第2の加圧力を印可する構成となっている。すなわち、キャリッジにカートリッジを固定するのに必要な力を2つに分けて印加することができる。
【0037】
本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送手段を有し、前記被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
本発明のキャリッジを有することを特徴とする。
【0038】
上記の通りのインクジェット記録装置は、本発明のキャリッジに高い位置決め精度で保持された本発明のカートリッジにより記録を行うため、カートリッジの記録ヘッドから被記録媒体に対して吐出されるインクの着弾精度を向上させることができる。
【0039】
また、本発明の記録ヘッドは、電気熱変換体によって印加される熱エネルギにより、インクに生ずる膜沸騰を利用して各ノズルよりインクを吐出させるものであってもよいし、各ノズルの配列方向が、供給手段をインクコネクタ部に接続する際に生じる反力の方向に対して略並行であってもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0041】
本実施形態のインクジェット記録装置の一例について、図1を参照して説明する。
【0042】
図1に示すインクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッド69(図2参照)の往復移動(主走査)と、一般記録紙、特殊紙、OHPフィルム等の記録用シートSの所定ピッチごとの搬送(副走査)とを繰り返しつつ、これらの動きと同期させながらインクジェット記録ヘッド69から選択的にインクを吐出させ、記録用シートSに付着させることで、文字や記号、画像等を形成するシリアル型の記録装置である。
【0043】
図1において、インクジェット記録ヘッド69を有するカートリッジ3は、2本のガイドシャフト70、71に摺動自在に支持され不図示のモータ等の駆動手段によりガイドシャフト70、71に沿って往復移動される保持手段であるキャリッジ1に着脱可能に搭載されている。記録用シートSは、搬送ローラ72(搬送手段)により、インクジェット記録ヘッド69のインク吐出面に対面し、かつ、インク吐出面との距離を一定に維持するように、キャリッジ1の移動方向と交差する方向(例えば、直交する方向である矢印A方向)に搬送される。
【0044】
インクジェット記録ヘッド69は、それぞれ異なる色のインクを吐出するための複数のノズル列を有する。インクジェット記録ヘッド69から吐出されるインクの色に対応して、複数の独立したメインタンク2が、インク供給ユニット73に着脱可能に装着される。インク供給ユニット73とインクジェット記録ヘッド69とは、それぞれインクの色に対応した複数のチューブ28によって接続される。インクジェット記録ヘッド69が装着されたカートリッジ3とメインタンク2装着されたインク供給ユニット73がそれぞれインクの色に対応した複数のチューブ28によって接続されることによって、メインタンク2内に収納された各色のインクを、インクジェット記録ヘッド69の各ノズル列に独立して供給することが可能となり供給手段が構成される。
【0045】
インクジェット記録ヘッド69の往復移動範囲内で、かつ、記録用シートSの通過範囲外の領域である非記録領域には、回復ユニット74が、インクジェット記録ヘッド69のインク吐出面と対面するように配置されている。回復ユニット74は、インクジェット記録ヘッド69のインク吐出面をキャッピングするためのキャップ部、インク吐出口面をキャッピングした状態でインクジェット記録ヘッド69から強制的にインクを吸引するための吸引機構、インク吐出面の汚れを払拭するためのクリーニングブレード等を有する。
【0046】
なお、図1には、シリアル型のインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、ノズル列が被記録媒体の幅方向全幅にわたって設けられたライン型のインクジェット記録ヘッドを搭載するインクジェット記録装置でも本発明は適用可能である。
【0047】
次に、図2に本実施形態のカートリッジの側断面図を、図3にニードル受容部側からみた本実施形態のカートリッジの正面図を、図4に本実施形態のカートリッジの斜視分解図を、図5に化粧フタを外した状態の本実施形態のカートリッジの上方からみた斜視図をそれぞれ示す。
【0048】
本実施形態のカートリッジ3の形状は、上面40、下面41、前面42、後面43、右側面45および左側面46の概ね6面で構成され、上面40側を除いて一体的に形成されている。また、本実施形態のカートリッジ3は、6色のインクを吐出可能であり、各色毎にニードル受容部23に接続されるニードル保持部材24のニードル30(図8参照)を介してメインタンク2から各色のインクが、隔壁50で仕切られることで形成された6つの各インク保持部(以下サブタンクとも称する)36内へと供給される構成となっている。このサブタンク36に供給されたインクは、不純物を濾過するためのフィルタ5を介してインク溜め21で一旦貯留される。そして、連通部37、流路6を介して液室20へと流れ込む。液室20へと流れ込んだインクは、下面41に設けられたヒータボード26から供給される電気エネルギを熱エネルギに変換する不図示の電気熱変換体により生じる発泡エネルギにより、各色毎にX方向に並列して配置された複数の吐出口29(図7参照)から吐出される。
【0049】
サブタンク36の上部には、サブタンクカバー9に形成された空気孔38によりサブタンク36内と連通する、ゴム等の弾性部材で形成された、サブタンク36内の急激な圧力変化を吸収する圧力調整室8が設けられている。この圧力調整室8を保護するため、圧力調整室8の上部であるカートリッジ3の上面40には、図6(a)に示すように、カートリッジ3の前面42から後面43に向かうY方向に一体的に形成されたリブ15と、このリブ15に対して交差するX方向に一体的に形成された補強リブ14とを有する板部材である化粧フタ7が取り付けられている。この化粧フタ7は、リブ15の端部に突出して形成された係合部39が、カートリッジ3の内壁に上面40側に開いて形成されているテーパ部51によりガイドされ、後述のヘッド基板35に略平行な垂直部52まで滑り込み、この垂直部52で係合部39の両端面がカートリッジ3の内壁に圧接するようにしてはまりこみ、さらに、爪部53がカートリッジ3の係合穴31に係合して取り付けられている。
また、テーパ部51と垂直部52の垂直方向の高さを、リブ15の高さよりも高くするとともにリブ15および補強リブ14はテーパ部51あるいは垂直部52以外では、カートリッジ3のどの部位とも干渉しないように配することにより、化粧フタ7を開口端面76に突き当て固定することができる。このとき、リブ15は、カートリッジ本体の成型等のそりや変形等を矯正する働きを有する。
上記リブ15と、サブタンク36だけでなく、インク溜め21、流路6、液室20を各色毎に仕切る隔壁50とは、カートリッジ3のY方向の剛性を高める機能を有する。また、カートリッジ3の側面方向であるX方向の剛性は、化粧フタ7の補強リブ14およびサブタンクカバー9により確保されている。
化粧フタは図6(b)に示すように、リブ15と補強リブ14の交点が、曲面になっていて、Y方向の剛性を高める構造になっていても良い。また、図6(c)に示すように、交点をC面取り上に補強してY方向の剛性を高める構造としてもよい。さらに図6(d)に示すように、リブ15が中央部にいくほど太くなる形状としてY方向の剛性を高める構造としてもよい。また、図6(e)に示すように、リブ15の端面にリブ状面を設けて、面でカートリッジ3の内壁に圧接するようにしてもよい。また、当然これらの形状を組み合わせて良い。
【0050】
また、隔壁50は、前面42と後面43とを繋ぐように、カートリッジ3本体と一体的に成形されている。さらに、隔壁50の長手方向がキャリッジ1の走査方向と略直交した構成であるため、キャリッジ1の走査時の振動によるサブタンク36内、あるいは液室20内のインクの揺動を最小限に抑制することができる。
【0051】
カートリッジ3の、ニードル受容部23が設けられた後面43の対向面であり、記録装置本体が設置された際、奥面側となる前面42には、ヘッド基板35が取り付けられている。このヘッド基板35には、キャリッジ1の内壁に設けられた複数の電極27(保持手段側電極)に対して押し付けられることで電気的に接続する複数のカートリッジ側電極4を有する電気的コネクト部が設けられている。また、このヘッド基板35は、カートリッジ側電極4が設けられている領域の背面である基板背面33側から、カートリッジ3の前面42に形成された複数の前面リブ44の端面により支持されている。すなわち、ヘッド基板35は、メンバ部材である化粧フタ7のリブ15により、上面40側Y方向の剛性が確保され、かつ、ヘッド基板35に配列されているカートリッジ側電極4の配列領域の、電極27から受ける第1の反力である反力P1(図13参照)の方向の投影面と交差する位置で前面42に接続している隔壁50によりY方向の剛性が確保されたカートリッジ3の前面42に取り付けられている。さらに、ヘッド基板35は、上述したように、基板背面33側から前面リブ44で支持されている。このため、ヘッド基板35は、キャリッジ1に搭載される際に受ける、電極27が押し付けられた際の前面42から後面43に向かうY方向の押圧力に対して、各電極27が各カートリッジ側電極4に略均等な押圧力で電気的に接続されうる平面度が確保されている。本実施形態においては、カートリッジ側電極とのコンタクトによるヘッド前面の変形を防止するためにその部位の肉厚を厚くしている。また一般的に肉厚を厚くすると成型時にいわゆる「ヒケ」が生じる可能性があるため、この部位を図中に示すように「肉抜き」形状としている。
【0052】
さらにコンタクト性を良好に保つために当接部位の平面性が要求される。そのためにもこの当接部位を格子状にすることで平面性が向上する。(図2参照) また、ヘッド基板35は、図7に示すようにフレキシブル基板16によりヒータボード26と電気的に接続されている。なお、図7は、ヘッド基板35がカートリッジ3の前面42に取り付けられる前の状態を示している。
【0053】
カートリッジ3の右側面45および左側面46には、カートリッジ3がキャリッジ1に搭載された際のキャリッジ1に対する位置を決めるための、第1のY方向位置決め部11、第2のY方向位置決め部17、およびZ方向位置決め部13がそれぞれ設けられている。すなわち、電気的なコネクトがなされる前面42、ニードル受容部23とニードル30とが接続されるインクコネクタ部が形成されるインクコネクトの面である後面43、吐出口29が形成されている下面41、および上面40以外の、側面2面である、右側面45および左側面46に全ての位置決め部を設けることにより、側面の構造壁をたわませる方向(側壁に垂直方向)に力が発生せず、構造壁を押しつぶす、力が対向するようにしたことで、各位置決め部の変形を最小に押さえる構造となっている。
【0054】
また、右側面45および左側面46の上端側には、カートリッジ3をキャリッジ1に固定するための加圧力がかかる部位である第1の加圧部12および第2の加圧部19が形成されている。第1の加圧部12は、カートリッジ3がキャリッジ1に搭載された状態で、前面42に対して傾斜しており、一方、第2の加圧部19は前面42に対して略並行となる。これら第1の加圧部12と第2の加圧部19との間には、第1の部材としてのヘッドセット部54(図13参照)が摺動可能な傾斜部18が形成されている。また、第1の加圧部12と傾斜部18との間には、ヘッドセット部54による第1の加圧部12への加圧が保持されるように、ヘッドセット部54を引っ掛けて止める止め部66が形成されている。
【0055】
なお、第1のY方向位置決め部11、第2のY方向位置決め部17、およびZ方向位置決め部13による位置決め、および第1の加圧部12および第2の加圧部19に対する加圧による固定に関しては後述する。
【0056】
次に、ニードル保持部に関して、図8に示すニードル保持部の一部破断上面図、ヘッドセットレバーと、インクコネクトレバーとが共に閉じた状態のカートリッジの斜視図である図11、およびカートリッジをキャリッジから取り外す際の手順を各工程毎に示した説明図である図15を用いて説明する。
【0057】
ニードル保持部材24には、カートリッジ3の各ニードル受容部23に挿入される複数のニードル30と、ニードル受容部23へのニードル30の挿入をガイドするための、カートリッジ3のボス穴48に挿入されるガイド用ボス47と、これらニードル30およびガイド用ボス47が設けられている面の背面側に、各ニードル30に独立して連通している複数のチューブ受容部75とが設けられている。ニードル保持部材24内部は、ニードル30に対してチューブ28が任意の位置に配置可能なように、ニードル30とチューブ受容部75とを連通させるインク流路が形成されている。また、チューブ受容部75には、一端がメインタンク2に接続されているチューブ28の他端が接続される。
【0058】
この構成により、カートリッジ3に備えられたニードル受容部23へ各色毎の各ニードル30の接続を容易にするとともにチューブ28の屈曲領域を確保して本体サイズの最小化に貢献している。
【0059】
また、ニードル保持部材24は、図15に示すように、インクコネクトレバー22を回動させることでキャリッジ1に設けられているレール62上を摺動可能に取り付けられている。このインクコネクトレバー22の回動とニードル保持部材24との摺動を関連づけるリンク49が、ニードル保持部材24の両端に設けられているピン60に取り付けられる。すなわち、インクコネクトレバー22をCCW方向に回動させる(図15(c)、(b)、(a)の順)ことでニードル30がニードル受容部23に挿入され、CW方向に回動させる(図15(a)、(b)、(c)の順)ことでニードル30がニードル受容部23から引き抜かれる構成となっている。
【0060】
さらに、ニードル保持部材24の上部には、図13に示すように、ヘッドセットレバー25を下方に押し付ける押し付けレバー58(第2の固定手段)が設けられている。この押し付けレバー58は、押し付けばね59(第2の付勢手段)により、押し付けレバー58を上方から下方へと、すなわち、ヘッドセットレバー25を付勢するようになっている。
【0061】
なお、図8には、カートリッジ3のニードル受容部23に挿入されるニードル30が4本設けられている例を示しているが、これに限定されるものではなく、上述した6つのメインタンク2からの6本のチューブ28に対応するため6本設けられているものであってもよい。この場合、当然ながら、各ニードル30に対応するチューブ受容部75も6本となる。
【0062】
次に、図9〜図15を用いて、キャリッジ1にカートリッジ3を搭載する手順を説明する。なお、図9〜図11に示す斜視図には、簡単のため、カートリッジ3は省略している。
【0063】
まず、キャリッジ1に対してのカートリッジ3の位置決めに関して説明する。
【0064】
図9は、カートリッジ3をキャリッジ1に固定するためのヘッドセットレバー25と、ニードル保持部材24を摺動させて、ニードル保持部材24のニードル30をニードル受容部23に挿入するためのインクコネクトレバー22とが開いた状態を示している。この図9の状態は、キャリッジ1にカートリッジ3を搭載する手順を各工程毎に示した図12(a)に相当する。
【0065】
カートリッジ3をキャリッジ1の内部に滑り込ませると、まず、カートリッジ3はキャリッジ1の突出部61がキャリッジ1の底部に突き当たるとともに、ヘッドセットレバー25の支え爪63がカートリッジ3の当接部64に当接する。この状態で、カートリッジ3はキャリッジ1に対して−θXの傾き(図12でCW(時計回り)方向)、すなわち、X軸周りに傾いている。
【0066】
次に、第1の固定手段としてのヘッドセットレバー25をCW方向に回動させると、図12(b)に示すように、カートリッジ3はキャリッジ1の底面近傍のZ方向位置決め部13、第2のY方向位置決め部17および回転中心10がキャリッジ1に接触する。また、ヘッド基板35のカートリッジ側電極4の一部が電極27に接触する。しかし、この時点でも、電極27の反力があるので、カートリッジ3は、図12(b)に示すように、キャリッジ1の内部で、まだ、−θXに傾いている。
【0067】
次に、図12(b)の状態からヘッドセットレバー25をCW方向にさらに回動させると、傾斜部18に対して第1の付勢手段としてのヘッドセットばね57による加圧力P2(第1の加圧力)がかかる。この加圧力P2は、図13に示すように、Y方向の分力P2YおよびZ方向の分力P2Zに分けられる(ただし、図13では、ヘッドセットレバー25は第1の加圧部12に位置している。)。そして、カートリッジ3は、ヘッドセットレバー25をさらに回動させることで生じるY方向の分力P2Yによる回転中心10周りの回転トルク(CCW、θX方向)が、電極27の反力による回転中心10周りの回転トルク(CW、−θX方向)を上回った時、回転中心10周りに回転を開始する。このカートリッジ3の回転運動の際、ヘッドセット部回転中心67を中心に回転可能にヘッドセットレバー25内部に設けられ、ヘッドセットばね57でカートリッジ3方向に付勢されているヘッドセット部57は、カートリッジ3の傾斜部18を加圧しながら傾斜部18上を摺動する。
【0068】
ヘッドセット部57が止め部66を乗り越え、第1の加圧部12の位置に至ることで、ヘッドセット部57は、ヘッドセットばね57による加圧力P2により、傾斜している第1の加圧部12を加圧する。第1の加圧部12も傾斜しているため、ヘッドセットばね57による加圧力P2は、図13に示すように、Y方向の分力P2YおよびZ方向の分力P2Zに分けられる。Z方向の分力P2Zは、カートリッジ3をキャリッジ1の下面41の方向に加圧する。Z方向の分力P2Zでカートリッジ3のZ方向位置決め部13がキャリッジ1の第1の固定部55の上面に押し当てられ、キャリッジ1に対するカートリッジ3のZ方向の位置が決まる。また、Y方向の分力P2Yは、−Y方向に働き、カートリッジ3をθX方向(CCW)に回転させる。
【0069】
カートリッジ3は、Y方向の分力P2Yによる回転中心10周りの回転トルク(CCW、θX方向)がカートリッジ側電極4の反力P1による回転中心10周りの回転トルク(CW、−θX方向)を十分に上回った状態で、θXの回転止めとなる第1のY方向位置決め部11が、キャリッジ1の第2の固定部56に突き当たり、また、第2のY方向位置決め部17が、キャリッジ1の第1の固定部55の側面に押し当てられることで、θX方向に位置を決める。また、第1のY方向位置決め部11は、カートリッジ3の右側面45と左側面46との両側に設けられているため、θX方向の位置が決まると同時に、θZも決まることとなる。なお、電極27から受ける反力P1の方向と、第2の固定部56が第1のY方向位置決め部11に加える力とは、略同一方向である。
【0070】
これでX方向以外は、キャリッジ1に対し、カートリッジ3は位置を決めたこととなるが、本実施形態では、カートリッジ3とキャリッジ1とは、ある程度までガタを詰めることで、概略でX方向に位置を決める構成とした。これはカートリッジ3の位置決めの際に、X、Y、Zの各力関係は、固定される順番に弱くなっていなければならず、十分にこの差が無ければ、位置決めをする際の邪魔になるからである。
【0071】
以上のようにして、キャリッジ1に対するカートリッジ3の位置が決められる。
【0072】
次に、キャリッジ1に対して位置決めされたカートリッジ3に対して作用する補助的な加圧力P3(第2の加圧力)およびニードル保持部材24の摺動によるニードル30のニードル受容部23への挿入の手順に関して説明する。
【0073】
上述の手順により、カートリッジ3をキャリッジ1に対して位置決めしたことで、ヘッドセットレバー25は閉じた状態となるが、インクコネクトレバー22は図10、あるいは図15(c)に示すように、開いた状態にあり、ニードル30とニードル受容部23との位置関係は、図10、図12(c)あるいは図15(c)に示すように離れた状態にある。
【0074】
この開いた状態のインクコネクトレバー22をCCW方向に回動させると、図10に示すように、リンク49によりインクコネクトレバー22と結合されたニードル保持部材24は、レール62上を図12(e)に示す−Y方向に摺動する。そして、まず、ニードル保持部材24のガイド用ボス47が、カートリッジ3のボス穴48に挿入され、次いで、このボス穴48へのガイド用ボス47にガイドされながら、ニードル受容部23へのニードル30の挿入が開始される。このニードル30の挿入の際のニードル30からカートリッジ3が受ける反力(第2の反力)の方向は、カートリッジ3がキャリッジ1の電極27から受ける反力の方向と相反する方向となる。また、これら反力の方向は、吐出口29の配列方向と略並行な方向である。
【0075】
ここで問題となるのは、このニードル30の挿入によりカートリッジ3が受ける反力がユーザの力によるものなので、無理矢理の挿入の場合、かなり極端な力がかかると考えねばならない。しかし、この力は、P2YおよびP3Yと同じ−Y方向である。つまり、−Y方向の力はこれ以上いくらかけてもカートリッジ3の位置決めを狂わせる要因にはならない。またカートリッジ3の抜去時は、当然反対の力がかかるのであるが、ヘッドを外すときであり問題とはならない。
【0076】
図12(e)の状態から、さらに、インクコネクトレバー22をCCW方向に回動させることで、図12(f)に示すように、ニードル30がニードル受容部23に対して完全に挿入される。また、インクコネクトレバー22も図11に示す、閉じた位置に到達する。このインクコネクトレバー22が閉じた位置では、図13に示すように、ニードル保持部材24の、押し付けばね59により付勢される押し付けレバー58がヘッドセットレバー25の押し付け部68を下方に押し付ける。この押し付けにより、ヘッドセットレバー25はCW方向に回動しようとするため、ヘッドセットレバー25の固定補助部材34(第2の部材)がカートリッジ3の第2の加圧部19に押し付けられることとなる。この第2の加圧部19に対してかかる、固定補助部材34による加圧力P3のY方向分力P3Yは、第1のY方向位置決め部11をキャリッジ1の第2の固定部56に当接させるための補助的な力となる。この加圧力P3は補助的な力であり、その大きさは、加圧力P2よりも小さい。
【0077】
以上のように、カートリッジ3を固定するためにP2とP3の二つの力を使用しているのは、装置の小型化を目的としている。従来の技術であれば、P2のみによってカートリッジの固定を完了するのが一般的である。しかし、図14に示すように、カートリッジ3の固定には、回転中心10からの距離L1の位置に、キャリッジ1からカートリッジ3を離間させようとするP1がかかることで発生する回転トルクよりも、支点からの距離L2の位置に、カートリッジ3を固定するためのP2がかかることで発生する回転トルクの方を大きくする必要がある。カートリッジ3を固定するための回転トルクを大きくするためには、P2を大きくすることとL2を大きくすることが考えられるが、P2を大きくした場合、操作力の増大による操作性の悪化、あるいはモールドで形成されたヘッドセットレバー25やヘッドセット部54の応力限界を超えて変形を招くおそれがある。一方、P2を適正値に設定しL2の大きくしようとした場合は、カートリッジ3が大きくなり装置の大型化を招くこととなる。
【0078】
これに対し、本実施形態の場合、P2のみでカートリッジ3を固定するのではなく、補助的な力であるP3を加える構造としたことにより、P2あるいはL2を大きくする必要がない。よって、カートリッジ3の小型化が可能となる。また、ニードル保持部材24、インクコネクトレバー22等からなるニードル保持構造を利用してP3を発生させているため、部品は、押し付けばね59が増えたのみである。
【0079】
以上のようにして固定されたカートリッジ3をキャリッジ1から取り外すには、図15(a)〜図15(c)に示すように、まず、インクコネクトレバー22をCW方向に回動させることで、ニードル保持部材24のニードル30をニードル受容部23から引き抜く。この際、ニードル保持部材24は、レール62上を+Y方向に摺動するが、ニードル保持部材24を−Y方向に付勢するばね37によりキャリッジ1に摺動可能に取り付けられているため、ニードル保持部材24がレール62から脱落することはない。ニードル30がニードル受容部23から引き抜かれ、インクコネクトレバー22が開放状態になった後、ヘッドセットレバー25を図12(c)〜図12(a)に示すように、CCW方向に回動させ、開放状態にすることで、カートリッジ3をキャリッジ1から取り外すことができる状態となる。
【0080】
以上説明したように本実施形態のカートリッジ3は、Y方向の梁となる隔壁50、および化粧フタ7のリブ15によりY方向の剛性を確保しているので、Y方向にかかる、電極27から受ける反力に対してもヘッド基板35の平面度を確保することができ、よって、電極27とカートリッジ側電極4との安定した電気的な接続を得ることができる。
【0081】
また、本実施形態のカートリッジ3は、電極27からの反力を受ける前面42に対向する後面43でニードル30の挿入の際の反力を受ける構成となっている。このため、カートリッジ3がニードル30の挿入の際に受ける反力の方向は、カートリッジ3が電極27から受ける反力の方向と相反する方向、すなわち、カートリッジ3の位置決めの力がかかる−Y方向であるため、ニードル30の挿入によるインクジェット記録ヘッド69の位置決め精度の低下を抑制できる。また、電気コネクト面である前面42とインクコネクト面である後面43とが離れているため、インクがニードル受容部23から漏洩したとしても、電極27やカートリッジ側電極4が漏洩したインクで濡れる危険性を最小限にすることができる。さらに、本発明のカートリッジのリブのを有する板部材は、カートリッジの成型や組み立てにおける変形を矯正する効果もある。
【0082】
さらに、全ての位置決め部が、カートリッジ3の固定のための力、およびこれに伴う電極27からの反力がかかっても、その主面がこれらの力の方向に対して略平行であることによりカートリッジ3の変形を最小限に抑えることができる右側面45および左側面46に設けられているので、カートリッジ3の変形による、インクジェット記録ヘッド69の位置決め精度の低下を抑制できる。
【0083】
また、本実施形態のカートリッジ3は、単に圧力調整室8を保護するだけでなく、リブ15を有することでメンバ部材としての機能を有する化粧フタ7を取り付けているため、カートリッジ3の変形をさらに、効果的に抑制することができる。
【0084】
また、キャリッジ1に対するカートリッジ3の固定に要する力を、一つの手段で一度にかけるのではなく、主となる加圧力P2と、この加圧力P2を補助する加圧力P3とに分けて加えるため、操作力の増大による操作性の悪化、ヘッドセットレバー25やヘッドセット部54の変形、あるいは、装置の大型化といった問題を回避できる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカートリッジは、カートリッジ側電極と保持手段側電極との電気的な接続により前面にかかる力に対向しながらカートリッジを保持手段に対して位置決めする際、供給手段を接続する力が、前面に対向した面である後面にかかることで位置決めのための力と同方向となる。よって、供給手段を接続する力が、保持手段に対するカートリッジの位置決め精度に悪影響を及ぼすことがなく、高い位置決め精度を確保できる。
【0086】
また、本発明のカートリッジは、前面と後面とを繋ぐ梁となる隔壁、およびリブを有する板部材をカートリッジ本体の上面とすることで、電気的な接続により前面にかかる力に対しても剛性を確保することができる。
【0087】
さらに、本発明のキャリッジは、キャリッジにカートリッジを固定するのに必要な力を、第1の固定手段と、この第1の固定手段を補助する第2の固定手段との2つに分けて印加するため、固定する際、一度に大きな力を必要としない。よって、固定のための操作性が向上するとともに、固定手段が大型化して装置自体が大型化することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態であるカートリッジの側断面図である。
【図3】ニードル受容部側からみた本発明の一実施形態であるカートリッジの正面図である。
【図4】本発明の一実施形態であるカートリッジの分解斜視図である。
【図5】化粧フタを外した状態の、本発明の一実施形態のカートリッジの上方からみた斜視図である。
【図6】リブが形成された面からみた、本発明の一実施形態である化粧フタの斜視図である。
【図7】ヘッド基板がカートリッジの前面に取り付けられる前の状態を示した、本発明の一実施形態のカートリッジの斜視図である。
【図8】ニードル保持部の一部破断上面図である。
【図9】ヘッドセットレバーと、インクコネクトレバーとが、共に開いた状態のカートリッジの斜視図である。
【図10】ヘッドセットレバーのみが閉じた状態のカートリッジの斜視図である。
【図11】ヘッドセットレバーと、インクコネクトレバーとが共に閉じた状態のカートリッジの斜視図である。
【図12】キャリッジにカートリッジを搭載する手順を各工程毎に示した説明図である。
【図13】カートリッジにかかる各力および位置決め部を説明するための図である。
【図14】キャリッジからカートリッジへの加圧力P1と、カートリッジからキャリッジへの加圧力P2と、加圧力P2の補助的な加圧力P3とを回転トルクの関係で示した図である。
【図15】カートリッジをキャリッジから取り外す際の手順を各工程毎に示した説明図である。
【図16】従来のインクジェット記録装置の一例のキャリッジ近傍を模式的に示した斜視図である。
【図17】ディスポーザブルタイプの、従来のカートリッジの一例の構成を示す斜視図である。
【図18】図17に示したカートリッジを下方前面側から見た斜視図である。
【図19】大容量インクタンクが記録装置本体側に固定された構成のインクジェット記録装置の一例の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 メインタンク
3 カートリッジ
4 カートリッジ側電極
5 フィルタ
6 流路
7 化粧フタ
8 圧力調整室
9 サブタンクカバー
10 回転中心
11 第1のY方向位置決め部
12 第1の加圧部
13 Z方向位置決め部
14 補強リブ
15 リブ
16 フレキシブル基板
17 第2のY方向位置決め部
18 傾斜部
19 第2の加圧部
20 液室
21 インク溜め
22 インクコネクトレバー
23 ニードル受容部
24 ニードル保持部材
25 ヘッドセットレバー
26 ヒータボード
27 電極
28 チューブ
29 吐出口
30 ニードル
31 係合穴
33 基板背面
34 固定補助部材
35 ヘッド基板
36 サブタンク
37 連通部
38 空気孔
39 係合部
40 上面
41 下面
42 前面
43 後面
44 前面リブ
45 右側面
46 左側面
47 ガイド用ボス
48 ボス穴
49 リンク
50 隔壁
51 テーパ部
52 垂直部
53 爪部
54 ヘッドセット部
55 第1の固定部
56 第2の固定部
57 ヘッドセット部
58 押し付けレバー
59 押し付けばね
60 ピン
61 突出部
62 レール
63 支え爪
64 当接部
66 止め部
67 ヘッドセット部回転中心
68 押し付け部
69 インクジェット記録ヘッド
70、71 ガイドシャフト
72 搬送ローラ
73 インク供給ユニット
74 回復ユニット
75 チューブ受容部
76 突き当て部
L1、L2、L3 距離
P1 反力
P2 加圧力
P2Y 分力
P2Z 分力
P3 加圧力
P3Y 分力
S 記録用シート
Claims (21)
- 被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置の往復移動する保持手段に着脱可能に搭載され、カートリッジ本体の、前記被記録媒体に対向する下面に並列して形成された複数のノズルからインクを吐出する記録ヘッドを有するカートリッジにおいて、
前記カートリッジ本体の前面に、前記保持手段の保持手段側電極に対して電気的に接続されるカートリッジ側電極が形成されている電気的コネクト部が設けられ、前記前面とは反対側の後面に、前記インクジェット記録装置の本体に設置されたメインタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するための供給手段が接続されるインクコネクタ部が設けられており、
前記カートリッジ側電極を前記保持手段側電極に押圧して電気的に接続することで前記保持手段側電極から受ける第1の反力の方向に対して相反する方向に、前記供給手段を前記インクコネクタ部に接続する際に生じる第2の反力を受け、
前記前面と前記後面とを繋ぐ、前記第1の反力の方向と略同一の方向が長手方向となるように形成された複数の隔壁により分割された、前記供給手段から供給されたインクを貯留する、複数のインク保持部と、
実質的に6面で構成される前記カートリッジ本体の前記下面に対向している上面に、前記上面側の開口からはめ込むことで両端が前記前面と前記後面とに圧接して接続される少なくとも1つのリブが形成されている板部材と、
前記各インク保持部内の上部と連通した、弾性部材で形成され、かつ前記インク保持部材と前記板部材との間に配置されている圧力調整室と、を有している
ことを特徴とするカートリッジ。 - 前記カートリッジ本体の、前記前面、前記後面、前記下面、および前記下面に対向している上面の各面以外の2つの面に、前記保持手段に対して位置決めするための複数の位置決め部が全て設けられている請求項1に記載のカートリッジ。
- 前記2つの面は、前記2つの面の主面が前記第1の反力の方向に対して略平行な前記カートリッジ本体の側面である請求項2に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジ本体は、前記上面以外の各面が一体的に形成されている請求項2または3に記載のカートリッジ。
- 前記各隔壁は、前記カートリッジ本体と一体的に形成されている請求項1記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジ本体の前記前面の前記カートリッジ側電極の裏面に格子状のリブ構造を有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記板部材は、前記開口端面で突き当たり固定される構造である請求項1に記載のカートリッジ。
- 前記板部材には、前記前面と前記後面の内側面に圧接する係合部を両端に備えたリブと、前記リブに交差する補強リブが形成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記リブと前記補強リブとの交点はC面取りあるいはR付けされている請求項8に記載のカートリッジ。
- 前記補強リブは中央部が端部よりも太くなっている請求項8または9に記載のカートリッジ。
- 前記係合部を前記前面と前記後面との各内壁がガイドすることによって、前記板部材のはめ込みを補助する請求項8ないし10のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記前面の内壁は前記上面側の開口に向けて広がるテーパ部を有している請求項11に記載のカートリッジ。
- 前記テーパ部の下方および前記後面の内壁側に前記係合部が圧接される略平行な垂直部が形成されている請求項12に記載のカートリッジ。
- 前記各リブおよび前記各補強リブは、前記板部材に一体的に形成されている請求項8ないし13のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記係合部は各リブの端部をリブによって連続させた面を有している請求項8ないし14のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジを前記保持手段に固定するための第1の加圧力を、前記前面方向への位置決めのための前面方向の分力と、前記下面方向への位置決めのための下面の分力とに分けて受ける第1の加圧部と、前記前面方向への位置決めを補助する第2の加圧力を受ける第2の加圧部とが形成されている請求項1ないし15のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記第1の加圧部が前記前面に対して傾斜した面を有し、前記第2の加圧部が前記前面と略平行な面を有する請求項16に記載のカートリッジ。
- 前記第2の反力の方向と、前記前面方向の分力とを略同一の方向に受ける請求項16または17に記載のカートリッジ。
- 請求項16ないし18のいずれか1項に記載のカートリッジを着脱可能なキャリッジであって、
前記第1の加圧部に前記第1の加圧力を印加する第1の部材、前記第1の部材を前記下面方向に付勢する第1の付勢手段、および前記第2の加圧部に前記第2の加圧力を印加する第2の部材を有する第1の固定手段と、
前記第1の固定手段を付勢することで、前記第1の加圧力よりも小さい前記第2の加圧力を前記第2の部材により前記第2の加圧部に印加させる第2の付勢手段を有する第2の固定手段とを備えたことを特徴とするキャリッジ。 - 前記被記録媒体を搬送する搬送手段を有し、前記被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
請求項19に記載のキャリッジを有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記カートリッジの前記前面が、前記カートリッジの前記保持手段への装着時に本体の奥面となる請求項20に記載のインクジェット記録装置。
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