JP4084086B2 - ランダムアクセス通信方式、無線通信機器及び無線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つの通信チャンネルを複数の無線通信機器で共有して互いにデータ通信を行う際のランダムアクセス技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すような複数の無線通信機器(端末1〜端末4)が存在する無線通信システム100においては、一つのチャンネルを多数の無線通信機器(以下、端末)が共有するので、通信チャンネルの効率的な利用が課題である。
【0003】
図8は一般的な端末のシステムモデルであり、上記図1の無線通信システム下では、各端末1〜4は、送信データ生成状態(THmode)31かランダムアクセス状態(RAmode)33のいずれかの状態にある。
【0004】
送信データ生成状態(THmode)31にある端末は、確率δで新規データを生成し、ランダムアクセス状態(RAmode)33にある端末は確率pでチャンネル(Channel)獲得動作を行い、チャンネル獲得成功、つまり、アクセスに成功するとデータを送信する。送信データはチャンネル獲得が成功するまで確率pで繰り返され、伝送に成功した端末は送信データ生成状態(THmode)31に戻り、次の新規データ生成を行う。
【0005】
例えば、ランダムアクセス状態における代表的なチャンネルアクセス方式として、アロハ方式やスロットアロハ方式等の種々の方式が提案されている。アロハ方式は図9に示すように各端末が非同期且つランダムにチャンネルをアクセスする方式であり、データの一部分が端末のデータ送信と重なると互いのデータ送信が干渉し、夫々のデータ伝送に影響を与える。このため、あまり通信効率があがらない方式である。
【0006】
これに対して、スロットアロハ方式は図5に示すように、データ長を固定し、各端末がこの長さを基本としたスロット単位に同期し、且つランダムにチャンネルをアクセスする方法であり、各端末からの送信がスロット単位に同期しているので、伝送データの部分的な衝突が無くなり、アロハ方式に比べチャンネル利用効率が改善される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ランダムアクセス方式では、チャンネルの競合・衝突を繰り返しながら通信を行う方式であるため、実際には乱数生成過程に依存した隔たりが通信遅延時間やチャンネル利用効率に影響を及ぼす可能性があるといった問題点があった。
【0008】
例えば、ある特定の端末が連続してデータ通信を行う可能性も十分考えられる。このように、特定の端末が連続したデータ伝送を行うと、そのために他の端末の通信が途絶え、通信での遅延時間の増大を招く可能性があり、また、特定の端末に通信権獲得の偏りが生じ、無線通信システム全体の運用に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ランダムアクセス方式を基本とした通信システムにおいても通信の衝突を回避し、通信システムの通信遅延時間や通信チャンネルの利用効率の改善に資するランダムアクセス通信方式、無線通信機器及び無線通信システムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明のランダムアクセス通信方式は、一つの通信チャンネルを複数の無線通信機器で共有して互いにデータ通信を行う際のチャンネルアクセス方式であって、前記無線通信機器でデータ送信要求が生じた際には、一定時間データ送信を待機する工程と、前記待機時間経過後に、アトランダムに生成した確率でデータを送信する工程と、上記送信データが他の無線通信機器から送信されたデータと衝突した場合は、他の無線通信機器から送信されたデータとの衝突がなくなるまで前記待機時間の経過を待たず前記アトランダムに生成した確率でデータを送信する工程を繰り返す工程と、上記送信データが他の無線通信機器から送信されたデータと衝突なしに送信できた場合は、前記データ送信要求が生じた以後の工程を繰り返すようにしたこと、を特徴とする。
【0011】
また、第2の発明は、上記第1の発明のランダムアクセス通信方式による通信手順を実行する通信制御手段を備え、複数の無線通信機器との間で一つの通信チャンネルを共有して互いにデータ通信を行うことを特徴とする。
【0012】
また、第3の発明は、複数の無線端末間でグループを形成して互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、無線通信機器グループのうちの一つの無線端末をビーコン局として設定してビーコン信号を発生するようにし、グループ内の各無線端末はビーコン信号に続くデータスロットのうちで、各無線端末に割り当てられた特定のデータスロットにおいてデータを送信するように構成され、更に、各グループ内の無線端末でデータを送信するのはグループ内のビーコン局からビーコン信号が送信されたときのみであり、各グループのビーコン局からビーコン信号を送信する際は、複数のビーコンスロットから構成されたビーコン期間のうち、乱数発生過程によって発生した乱数に基づいてランダムに選択したビーコンスロットにおいてビーコン信号を送信するようにし、その際、各無線端末グループのビーコン局では自局のビーコン信号の送信以前に他の無線端末グループのビーコン信号を受信しなかった場合は、自局のビーコン信号を送信して自グループ内の無線端末から各データスロットでデータを送信するが、自局のビーコン信号の送信以前に他の無線端末グループのビーコン信号を受信した場合は自局のビーコン信号の送信を中止するランダム送信手順により各無線端末グループ間の無線通信を行う無線通信システムであって、各グループのビーコン局でビーコン信号を送信する際には、前回データ送信ができなかった場合は、次のビーコン信号を送信するビーコンスロットとして前回発生した乱数から前回他の無線端末グループのビーコンスロット番号を差し引いた数のスロット番号のビーコンスロットを選択し、前回データ送信ができた場合は、次のビーコン信号を送信するビーコンスロットとして下記式で表される番号Trのビーコンスロットを選択するようにしたことを特徴とする;
(式) Tr=RND(N)+M
ここで、M+N=ビーコンスロットの全数、RND(N)は最大整数値Nのうち1〜Nのどれかの乱数を発生する演算結果を示し、Mはビーコンスロットの全数以下の数で予め定めた一定の整数値。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
図1は無線通信システムの一実施例を示す図であり、無線通信システム100で、複数の無線通信機器(以下、端末と記す)1〜4、・・は一つの通信チャンネルを互いに共有してデータ通信を行う。また、端末1〜4は、送信データ生成状態かランダムアクセス状態のいずれかの状態にある。
【0014】
図2は本発明の無線通信システムにおける端末(無線通信機器)の一実施例の構成を示すブロック図であり、端末1〜4はアンテナ11、無線通信部12、制御部13及びメモリ14を備えている。
【0015】
無線通信部12は制御部13の制御下で所定の通信手順によりアンテナ11を介してデータの送受信を行う。制御部13はCPU、ROM(図示せず)のようなプログラム格納メモリ及び内部時計131と周辺回路から構成されるマイクロコンピュータ構成をなしている。
【0016】
メモリ14はDRAM等の一次記憶メモリからなり、端末1〜4の起動時に、プログラム格納メモリに格納されている制御プログラムを常駐させる他、適時、通信プロトコルや本発明の無線通信システムにおける通信制御プログラム或いはその他の処理プログラム等をプログラム格納メモリから読み出して必要な間だけ駐在させる。
図3は、本発明に基く、図1の各端末のシステムモデルを示す図であり、図8のシステムモデルにアクセス待機状態32を追加したモデルである。無線通信システム100で、複数の端末1〜4、・・は送信データ生成状態(THmode)31か、アクセス待機状態(Delay)32か、ランダムアクセス状態(RAmode)33のいずれかの状態にある。ここで、送信データ生成状態31にある端末は、確率δで新規データを生成し、ランダムアクセス状態33にある端末は確率pでデータを送信する。送信データはその伝送が成功するまで確率pで繰り返され、伝送に成功した端末は送信データ生成状態31に戻るが、直ちにランダムアクセス状態33に移行せず、アクセス待機状態32である遅延時間(オフセット時間)を挿入してからランダムアクセス状態33に移行するように構成する。
【0017】
なお、遅延時間(d)はシステムの運用を維持するために必要とされる最大データ更新時間と通信にかかわる最大平均データ伝送遅延時間(乱数発生時間と空チャンネル確認時間等)を考慮して決定できる。
【0018】
例えば、最大データ更新時間を100msec、最大平均データ遅延時間を20msecとすると平均80msecの余裕度があることになる。そこで、例えば、データ伝送直後の40msec間は送信データ生成状態31で新規伝送データが生成されてもランダムアクセス状態33に移行しないようにしてアクセス待機状態32で待機し(d=40msec)、ランダムアクセスを行わないようにすることにより、チャンネル24への連続したアクセスを制御することができる。
【0019】
図4は図3のシステムモデルにおける端末のチャンネルアクセス手順を示すフローチャートである。なお、図4のステップS2、S3では遅延時間を40msecとしたが、遅延時間は40msecに限定されない。
先ず、端末の制御部13は初期化完了時刻をクリアし(ステップS1)、送信データ生成状態31において確率δで新規データを生成し、新規データが生成されるとステップS3に移行する(ステップS2)。
【0020】
上記ステップS2で新規データが生成されると、アクセス待機状態32で前回の送信完了時間から所定の遅延時間(この例では40msec)を経過したか否かを調べ、所定の遅延時間を経過した場合はステップS4に移行し、遅延時間を経過していない場合(この例では40msec未満の場合)は待機状態を繰り返す(ステップS3)。
【0021】
上記ステップS3で所定の遅延時間を経過した場合は、ランダムアクセス状態33において確率pでチャンネル獲得動作を行い、送信可(チャンネル獲得成功)の場合、つまり、送信データが他の端末から送信されたデータと衝突せずに送信できる場合は、ステップS5に遷移し、送信不可(チャンネル獲得失敗)の場合、つまり、送信データが他の端末から送信されたデータと衝突した場合は、送信可となるまで送信確率pでチャンネル獲得動作を繰り返す。なお、送信確率pは、ランダムアクセス状態33において乱数を生成し、生成した乱数に依存した確率である(ステップS4)。
【0022】
上記ステップS4で送信可の場合は、作成された送信データを送信し(ステップS5)、初期化完了時刻をクリアしてステップS2に戻る(ステップS6)。
【0023】
一般に、チャンネルの競合確率を小さくするにはチャンネルアクセス確率を小さくするが、上記図4のフローチャートに示すチャンネルアクセス手順を採用することによりチャンネルアクセス確率を小さくすることなく、競合する端末数を低減できるので、チャンネルアクセス時の衝突確率を低減することが可能になる。また、遅延時間(オフセット時間)を設けたことにより特定の端末の連続通信権取得をなくしたので、通信システム全体の安定運用に貢献できる。
【0024】
〔第2の実施の形態〕
本実施の形態では、本願出願人が平成11年10月20日に出願済みの発明(特開2001−118191公報)におけるビーコン制御フレーム(以下、単にビーコン信号と記す)のランダム送信手順に本発明のランダムアクセス方式を用いた通信手順を示す。
【0025】
なお、端末のハードウエア構成は図1に示した端末の構成と同様でよいが、制御部13はCPU、ROM(図示せず)のようなプログラム格納メモリ及び内部時計131と周辺回路から構成されるマイクロコンピュータ構成をなし、装置全体の制御及びプログラム格納メモリに格納された各プログラムに基いて、グループID情報の比較や、優先度の判定、内部時計のビーコン時間に基づく修正、他のグループとの時刻同期、及び遅延時間の計算等を含む本発明の無線通信システムにおける通信制御等や必要な処理の実行制御を行なう。また、プログラム格納メモリには無線通信装置全体の制御を行なう制御プログラムや通信プロトコルのほか、本発明の無線通信システムにおける通信制御等や必要な処理を行うプログラムと、ビーコン情報テーブル(図示せず)及び各種設定値等を格納している。
【0026】
メモリ14はDRAM等の一次記憶メモリからなり、端末の起動時に、プログラム格納メモリに格納されている制御プログラムを常駐させる他、適時、通信プロトコルや本発明の無線通信システムにおける通信制御プログラム或いはその他の処理プログラム及びビーコン情報テーブルをプログラム格納メモリから読み出して必要な間だけ駐在させる。また、メモリ14は無線通信部12を介して受信したビーコン及びデータフレームを制御部13の制御下で記憶する。
【0027】
図5はビーコンのランダム送信手順の説明図である。上記特開2001−118191公報には、端末グループ(車両グループの各車両に搭載された無線通信機器(図5(a))のうちの一つの端末をビーコン局として設定し、ビーコン信号を発生するようにし、グループ内の各端末はビーコン信号に続くデータスロット(図5(b))のうちで、各端末に割り当てられた特定のデータスロットにおいてデータを送信するように構成され、更に、各グループ内の端末でデータを送信するのはグループ内のビーコン局からビーコン信号が送信されたときのみであり、しかも、各グループのビーコン局からビーコン信号を送信する際は、複数のビーコンスロットから構成されたビーコン期間(図5(c))のうち、乱数発生過程によって発生した乱数に基いてランダムに選択したビーコンスロットにおいてビーコン信号を送信するようにし、その際、各端末グループのビーコン局では自局のビーコン信号の送信以前に他の端末グループのビーコン信号を受信しなかった場合(=他の端末のデータと衝突しなかった場合)は、自局のビーコン信号を送信して自グループ内の端末から各データスロットでデータを送信する(=チャンネル獲得成功)が、自局のビーコン信号の送信以前に他の端末グループのビーコン信号を受信した場合(=他の端末のデータと衝突した場合)は自局のビーコン信号の送信を中止(=チャンネル獲得失敗)する、ように構成したランダム送信手順により車両間(=端末間)の無線通信を行う車両間無線通信システムが開示されている。
【0028】
つまり、複数の端末間でグループを形成して互いに無線通信を行う際に、図5(c)に示すビーコン期間45においてビーコンをランダム送信するようにすることにより通信チャンネルの取得制御を実行している。このビーコン期間45は複数のビーコンスロットにより構成されており、送信するビーコンスロットをランダムに選択することにより、他端末(他グループ)との競合制御を実現している。
【0029】
このビーコン送信手順を要約すると、下記▲1▼〜▲7▼となる;
▲1▼ ビーコン期間はビーコンスロット1から30により構成される;
▲2▼ ビーコンは上記ビーコン期間に同期していずれかのビーコンスロットで送信される;
▲3▼ランダム遅延時間となる送信するビーコンスロットは、ランダム(乱数値1から30)により決定する;
▲4▼ビーコン送信以前にビーコンを受信した場合は、ビーコンの送信を中止する;
▲5▼ビーコンの送信が成功した端末(グループ)は、通信チャンネルを獲得し、引き続くデータ期間においてデータ送信を行う;
▲6▼通信チャンネルを獲得できなかった端末(グループ)は、次回のビーコン期間には乱数値を取得する。;
▲7▼通信チャンネルを取得しなかった端末(グループ)は、今回経過した時間を差し引いて次回のビーコン期間での乱数値とする。
【0030】
上記▲1▼〜▲7▼のランダム送信手順に、前記第1の実施の形態で述べた本発明のオフセット付きランダムアクセス方式を用いた通信手順を図6のフローチャートに示す。
【0031】
図6のフローチャートで、端末の制御部13は、ビーコン期間になったか否かを調べ、ビーコン期間の場合はステップT2に移行し、ビーコン期間以外の場合はビーコン期間の到来を待つ(ステップT1)。
【0032】
ビーコン期間になった場合は、ランダム遅延時間Trを内部時計131にセットし(ステップT2)、チャンネルアクセスが成功したか否かを調べ、チャンネルアクセスに成功した場合はステップT4に移行し、チャンネルアクセスに失敗した場合は成功するまでアクセスを繰り返す。また、この際、他の端末からのビーコンを受信した場合はチャンネルアクセス動作を中止してステップT7に移行する(ステップT3)。
【0033】
上記ステップT3でチャンネルアクセスに成功した場合は、引き続くデータ期間においてデータ送信を行い(ステップT4)、通信チャンネルを獲得し(ステップT5)、ランダムアクセス遅延時間Tr=RND(N)+M 但し、RND(N)は最大整数値Nのうち1〜Nのどれかの乱数を発生する演算結果を示し、Mはビーコンスロットの全数以下の数で予め定めた一定の整数値、M+N=最大ランダム遅延時間(=ビーコンスロットの全数)、とした計算式に基いてランダムアクセス遅延時間Tr(つまり、ビーコンスロット番号)を算出してステップT1に戻る(ステップT6)。
【0034】
また、上記ステップT3で他の端末からのビーコンを受信した場合は、ビーコン開始時間Twの計算を行い(ステップT7)、更に、ランダム遅延時間Tr=Tr−Twとしてランダム遅延時間を更新してステップT1に戻る(ステップT8)。
【0035】
なお、上記図6のフローチャートに示す通信手順ではビーコンスロットを30個としたがこれに限定されない。また、新規にランダム遅延時間を取得するときにステップT6に示すように、ランダムアクセス遅延時間Tr=RND(N)+M 但し、M+N=最大ランダム遅延時間、とした計算式を用いてランダムアクセス時間Trを算出しておくと、ビーコンスロットを30個としているので、例えば、M=10、N=20とすると、新規にランダム遅延時間を取得する場合は、端末は少なくてもビーコンスロット10個分の期間は送信することなく待機することとなる。つまり、この期間は、他端末(グループ)が優先的に送信することが可能な期間となる。
【0036】
次に、単純なランダム遅延アクセスと本実施の形態(第2の実施の形態)によるオフセット付きランダムアクセス手順の性能比較シミュレーションの結果を図7の性能シミュレーション結果の比較図に示す。また、シミュレーションパラメータを下表に示す。なお、シミュレーションの際、計算を簡略化するために下記(a)〜(c)の条件を用いている。
【0037】
(a)伝搬遅延時間、送受信切替時間等は考慮しない;
(b)伝搬路モデルは理想伝搬路を想定し、衝突の発生以外の通信エラーは無いものとする;
(c)通信が衝突した場合は、その通信は失敗したものとする。
【0038】
【表1】
【0039】
図7のシミュレーション結果の比較図において、スロット(1−30)はM=0、N=30とした場合であり、前述した特開2001−118191に開示の発明の基本設定値である。また、スロット(6−25)はM=5、N=25、スロット(11−30)はM=10.N=20とした場合である。図10から明らかなようにスロット(11−30)が成功率、衝突確率共によい性能を示しており、本発明によるランダムアクセス方式の有効性、優位性を示している。
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明によれば、送信要求時にデータ送信を所定の方法で算出した時間分待機するようにしたことにより、他グループからのデータとの衝突確率を低減させ、通信の衝突回避能力を高めているので、ランダムアクセス方式を基本とした無線通信システムにおいても、通信遅延時間や通信チャンネルの利用効率の改善効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムの一実施例を示す図である。
【図2】本発明の無線通信システムにおける端末(無線通信機器)の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に基く、端末のシステムモデルを示す図である。
【図4】図3のシステムモデルにおける端末のチャンネルアクセス手順を示すフローチャートである。
【図5】ビーコン制御フレームのランダム送信手順の説明図である。
【図6】図5のランダム送信手順に本発明のオフセット付きランダムアクセス方式を用いた通信手順を示すフローチャートである。
【図7】ランダムアクセス手順の性能シミュレーション結果の比較図である。
【図8】端末の一般的なシステムモデルを示す図である。
【図9】アロハ方式のチャンネルアクセス例の説明図である。
【図10】スロットアロハ方式のチャンネルアクセス例の説明図である。
【符号の説明】
1〜4 端末(無線端末、無線通信機器)
13 制御部(通信制御手段)
100 無線通信システム
Claims (3)
- 一つの通信チャンネルを複数の無線通信機器で共有して互いにデータ通信を行う際のチャンネルアクセス方式であって、
前記無線通信機器でデータ送信要求が生じた際には、一定時間データ送信を待機する工程と、
前記待機時間経過後に、アトランダムに生成した確率でデータを送信する工程と、
上記送信データが他の無線通信機器から送信されたデータと衝突した場合は、他の無線通信機器から送信されたデータとの衝突がなくなるまで前記待機時間の経過を待たず前記アトランダムに生成した確率でデータを送信する工程を繰り返す工程と、
上記送信データが他の無線通信機器から送信されたデータと衝突なしに送信できた場合は、前記データ送信要求が生じた以後の工程を繰り返すようにしたこと、
を特徴とするランダムアクセス通信方式。 - 請求項1記載のランダムアクセス通信方式による通信手順を実行する通信制御手段を備え、複数の無線通信機器との間で一つの通信チャンネルを共有して互いにデータ通信を行うことを特徴とする無線通信機器。
- 複数の無線端末間でグループを形成して互いに無線通信を行う無線通信システムにおいて、無線通信機器グループのうちの一つの無線端末をビーコン局として設定してビーコン信号を発生するようにし、グループ内の各無線端末はビーコン信号に続くデータスロットのうちで、各無線端末に割り当てられた特定のデータスロットにおいてデータを送信するように構成され、更に、各グループ内の無線端末でデータを送信するのはグループ内のビーコン局からビーコン信号が送信されたときのみであり、各グループのビーコン局からビーコン信号を送信する際は、複数のビーコンスロットから構成されたビーコン期間のうち、乱数発生過程によって発生した乱数に基いてランダムに選択したビーコンスロットにおいてビーコン信号を送信するようにし、その際、各無線端末グループのビーコン局では自局のビーコン信号の送信以前に他の無線端末グループのビーコン信号を受信しなかった場合は、自局のビーコン信号を送信して自グループ内の無線端末から各データスロットでデータを送信するが、自局のビーコン信号の送信以前に他の無線端末グループのビーコン信号を受信した場合は自局のビーコン信号の送信を中止するランダム送信手順により各無線端末グループ間の無線通信を行う無線通信システムであって、
前記各グループのビーコン局でビーコン信号を送信する際には、
前回データ送信ができなかった場合は、次のビーコン信号を送信するビーコンスロットとして前回発生した乱数から前回他の無線端末グループのビーコンスロット番号を差し引いた数のスロット番号のビーコンスロットを選択し、
前回データ送信ができた場合は、次のビーコン信号を送信するビーコンスロットとして下記式で表される番号Trのビーコンスロットを選択するようにしたことを特徴とする無線通信システム;
(式) Tr=RND(N)+M
ここで、M+N=ビーコンスロットの全数、RND(N)は最大整数値Nのうち1〜Nのどれかの乱数を発生する演算結果を示し、Mはビーコンスロットの全数以下の数で予め定めた一定の整数値。
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