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JP4061571B2 - 吐水装置 - Google Patents

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JP4061571B2
JP4061571B2 JP2002029550A JP2002029550A JP4061571B2 JP 4061571 B2 JP4061571 B2 JP 4061571B2 JP 2002029550 A JP2002029550 A JP 2002029550A JP 2002029550 A JP2002029550 A JP 2002029550A JP 4061571 B2 JP4061571 B2 JP 4061571B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水された洗浄水をノズルから吐水する吐水装置であって、吐水に変化を起こして広範囲へと吐水することで、マサージを行なったり、洗浄力を高めたり、節水を行なったりすることを目的とした吐水装置に、関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、特開平5−115813に示されている様に、水流を利用して水車を回転させ、水車に設けた遮蔽板で、複数の吐水穴を順次遮蔽し、複数の吐水穴から順次吐水して、吐水する水量に周期的な変化をもたらすものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、水車や遮蔽版を、水圧を受けて装置壁面に押された状態で回転する必要がある為、水車や遮蔽版と装置壁面との間で発生する摩擦力より大きな力で水車や遮蔽版を回転させる必要があり、大きな流量や圧力が必要となっていた。
又、水車や遮蔽版と装置壁面での摩擦力が大きい為、水車の回転数が低くなってしまい、人体へ当てて洗浄やマッサージを行なう場合には、吐水の変化速度が小さく、不快に感じてしまうといった問題があった。
又、水車や遮蔽版の接触摺動面が大きく、摩耗が発生したり、固着するといった問題があった。
【0004】
本発明の吐水装置は、このような課題を解決する為になされたものであり、本発明の目的は、大きな流量や圧力を必要とせず、又、簡単な構造で、吐水する水流に変化をもたらして、マッサージや節水を行なったり、洗浄性を高めることが可能な吐水装置を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
上記目的を達成するために請求項1は、ノズルを備え、給水された洗浄水を前記ノズルから吐水する装置であって、前記ノズルは、洗浄水が流入する流入室と、該流入室の下流側壁面に、開口して洗浄水を吐水する吐水口と、前記流入室に内蔵され、前記吐水口に対向して設けられたテーパ状の遮蔽部と該遮蔽部と連続し前記流入室に位置する室内部位とを有する柱状の揺動体と、前記流入室に流入した洗浄水が前記流入室内で旋回流を起こすように、前記流入室の内壁に沿って前記流入室に洗浄水を導く給水機構とを有し、前記給水機構は、前記旋回流に、前記室内部位周りで流速差を起こし、該流速差に基づいて生じる力を前記室内部位に及ぼし、前記室内部位が前記流入室内で傾斜した姿勢で前記揺動体を首振り運動させて公転させることを特徴としている。
【0006】
上記した構成を有する本発明の吐水装置は、給水源より給水された洗浄水を、前記給水機構により前記流入室の内壁面に沿った旋回流として流れを発生させる。
この旋回流は室内部位周りで流速差を起こすので、流入室では、この流速差に基づいて力が生じる。この力は、流体中を物体が移動する際に、その物体を挟んだ流体の速度差に基づいて当該物体に作用する揚力と同質のものである。よって、以後の説明において、流速差に基づく力を、説明の簡便のために揚力と称することとする。
【0007】
このように、流入室に室内部位が入り込み、この室内部位周りの旋回流が起きている場合の揚力Fは、その発生の時点で、室内部位の速度はゼロであり、相対的には、旋回流の流速V[m/sec]の影響を受ける。そして、この揚力Fは、揚力を受ける室内部位の最大射影面積をS[m]、洗浄水の密度をρ[kg/m3]とすると、次式で表される。式中のCは揚力係数である。
=(ρ・V・C・S)/2 [N]
なお、こうして揚力Fが室内部位に作用すると、その結果として室内部位には抗力F(=(ρ・V・C・S)/2 [N])も作用する。このCは抗力係数である。
今、流入室で室内部位周りの旋回流が起きた状況を考えると、既述したように、室内部位には揚力が作用する。この揚力は、室内部位周りの旋回流の流速が大きい側に旋回流中中央側から外向きに働く。
【0008】
その一方、室内部位は、流入室において、傾斜した姿勢で首振り可能であることから、この揚力を受けて傾斜し、流入室内壁側に傾くと共に、この揚力と抗力の合力方向に動く。この合力は、抗力が旋回流の流れ方向に沿ったものであることから、室内部位を旋回流の流れ方向に沿って動かす方向に動く。
従って、前記受力部位がこの揚力を受けることで、前記受力部位が、流入室内壁側に傾くと共に、この揚力と抗力の合力方向に動く。
又、この合力は、抗力が旋回流の流れ方向に沿ったものであることから、室内部位を旋回流の流れ方向に沿って動かす方向に働く。
こうなると、室内部位周りの旋回流の流速差の状況も変化し、この新たな状況下での揚力・抗力により、室内部位は傾斜した姿勢のままで旋回流の流れ方向に移動する。このため、揺動体は、首振り運動して流入室において公転する。以下、この公転を首振り公転と称する。
【0009】
又、前記柱状の揺動体は、該柱状上面に、前記吐水口と対向して設けられたテーパ状の遮蔽部と、該柱状側面を室内部位を有している。
従って、前記室内部位まわりに、前述した種々の力けて、前記揺動体が、傾斜して公転することで、前記テーパ状の遮蔽部が、前記流入室の下流側壁面に開口した、吐水口の一部を順次、遮蔽しながら推移する。
又、前記遮蔽部はテーパ状になっているので、揺動体が傾斜した反対側においては、吐水口と遮蔽部との隙間が最大となり、前記傾斜側で最小となっている。又、遮蔽部がテーパ状になっているので、該隙間が最大側と最小側の間は、徐々に隙間が変化している。
従って、前記流入室に導かれた洗浄水は、前記遮蔽部によって遮蔽された側とそれ以外の側において、吐水流量が変化した状態で、吐水される。
又、前記遮蔽部は、前記揺動体の公転に伴って、吐水口一部の遮蔽位置を変更するので、吐水口より吐水される洗浄水も、この遮蔽部の位置変更に合せて変化して、周期的な吐水量変化が行われる。
【0010】
又、前記遮蔽部をテーパ形状とすることで、次の様な効果がある。
前記遮蔽部を、揺動体の傾斜に合せた、テーパ形状とすることで、揺動体の傾斜方向において、遮蔽部が確実に吐水口を遮蔽することが可能となる。
又、テーパ形状の頂点を公転の頂点として、この頂点を通る軸を揺動体の回転中心とすることも可能となり、揺動体が回転する際の回転軸の振れも無くなり、安定した公転を行なうことが出来る。これにより、吐水口の遮蔽部の位置変更、すなわち吐水量変化状態の位置変更も確実となる。
【0011】
又、上記のように室内部位が揚力を受けて流入室内壁側に傾斜すると、この室内部位は、流入室の旋回流に直に押されることになる。よって、室内部位は、旋回流から直接運動エネルギを受けて傾斜姿勢のままで旋回流の流れ方向に移動することになり、揺動体の首振り公転は促進される。
なお、ここでいう運動エネルギーAは次式で定義できるものをいい、水の流れ(旋回流)に支配されるエネルギーである。
A=(ρ・V・Q)/2 [W]
ここで、ρは水の密度、Qは、瞬間流量[m3/sec]を表し、Vは旋回流の速度を表す。
また、遠心力は次式で定義できるものをいう。
F=MV/R [N]
ここで、Mは揺動体の質量を、Vは公転の速度を、Rは公転半径を表す。
この遠心力は、水の回転や旋回によって室内部位が公転することによって発生する力であって、揺動体が前記公転もしくは旋回の回転半径方向に傾斜しようとする力であり、この力によって、揺動体がさらに傾斜して、遮蔽部が吐水口を確実に遮蔽することが出来る。
【0012】
又、従来の様に、水車に水流をぶつけて、抗力を発生させることで、水車を回転させ、この水車に設けた遮蔽版で吐水穴を順次変更させて吐水させる様な場合には、水車を回転させる手段として、水流の運動運動エネルギーのみが使われていた。
従って、水車を回転させる為に、運動エネルギーを高める必要があり、大きな流量や圧力が必要であった。又、遮蔽版が、水圧で装置壁面に押された状態で、装置壁面と摺動して回転するので、大きな摩擦力が発生し、この摩擦力に勝って、遮蔽版を回転させる為に、さらに大きな流量や圧力が必要であった。
【0013】
しかし、本発明の吐水装置によれば、吐水口の遮蔽に当っては、前述した揺動体の公転により行なっている。又、揺動体の公転は、前述した様に、水流によって発生する揚力、抗力、および遠心力を利用しているので、抗力のみを利用して水車を回転させる場合に比べて、より大きな力が得られ、又この力によって、揺動体を公転させて、吐水口を順次、確実に遮蔽することが出来る。
【0014】
さらに、吐水口の遮蔽に当って、揺動体が円錐状に回転する公転運動を利用しているので、揺動体と流入室との接触部分が、揺動体が傾斜した方向にある遮蔽部分と、流入室壁面のみのごくわずかな接触部分で良い。この為、揺動体と流入室との接触部での、摩擦力が小さく、前述した流れから得られる大きな力と合せて、容易に吐水口を遮蔽出来る。
【0015】
又、この様な吐水口の遮蔽に関しては、吐水口と遮蔽部の開口隙間は、揺動体が傾斜した側で、最小(ゼロ)となり、反対側で最大となる。又、最小と最大の開口隙間の間は、緩やかに開口隙間が変化している。
従って、遮蔽部と流入室壁面との接触がごくわずかな接触であるにも係わらず、吐水口の開口を大きく変化させることが可能である。
【0016】
しかも、こうした周期的な吐水量変化を伴う吐水を図る上で、流入室への洗浄水流入を図って旋回流を起こし、この旋回流により揺動体に流入室での首振り公転を起こせば足りる。よって、流入室への上記した揺動体組み込み、流入室への洗浄水導入による旋回流生成で起こせば良いので、構成の簡略化、コスト低減を図ることができる。なお、構成の簡略化を通して、装置のコンパクト化を図ることもできる。
【0017】
また、室内部位周りの流速差の発生状況は、流入室への洗浄水導入の様子や流入室形状等で調整できる。よって、揺動体の首振り公転状況も調整でき、これにより、吐水態様の多様化を図ることができる。例えば、上記した揚力や抗力、遠心力を高めて揺動体を高速で首振り公転させて吐水量変化を周期的に行なえるほか、揺動体の首振り公転状況を安定化させることで、この首振り公転の軌跡を容易に安定したものとでき、吐水量変化を安定して行なうことが出来る。
【0018】
又、こうした周期的な吐水変化を利用して、吐水を人体に当てて、マッサージを行なう場合には、吐水量変化に伴って、人体への着水部での着水量が推移するので、同時に連続的な吐水を受ける場合に比べて血管の拡張収縮が行われ、その結果血行が促進される。
【0019】
また、前述した様に、周期的な吐水量変化を高速で行なえば、着水ポイントで着水の推移を起こしていても、人体がこの高速の吐水着水の推移を認識出来きず、あたかも吐水が連続して着水しているような錯覚を起こすので、着水範囲の総てに同時に洗浄水が着水するような連続的な吐水を要しない。よって、その分、節水を行なうことが出来る。
又、平均吐水量を同じにした場合、吐水穴から同時に吐水する場合に比べて、吐水量変化を保った状態で、周期的に位置を変更して吐水することにより、吐水流量を部分的に多くした状態を、位置変更させることが出来る。
従って、高い洗浄力を発揮することが可能である。
【0020】
上記目的を達成するために請求項2は、前記給水機構は、前記流入室の周壁において前記流入室に偏心して連通したノズル管路を有することを特徴としている。
こうすれば、前記流入室へ洗浄水の流入を起こす時、洗浄水が流入室に最初に流入した直後の状態において、その流入した洗浄水は、流入室内壁に沿った室内部位の周りの旋回流を流速差を持って確実に起こす。これにより、揺動体の首振り公転、さらには周期的な吐水量変化の安定化をもたらすことができる。
【0021】
また上記課題を解決する為に請求項3は、前記吐水口は複数の穴で構成されていることを特徴としている。
こうすれば、例えば、吐水口を離散的に配置することが可能となり、吐水を行なう吐水穴を離散的に変更することが可能となる。従って、吐水量の変化も連続的な変化ではなく、離散的なものとなり、これに基づく吐水の刺激変化も離散的となって、マッサージ感を増したり、節水効果を増大させることが出来る。
又、吐水口の総面積を変えずに広範囲に配置するといったことも可能となり、より広範囲への吐水も可能となる。
又、さまざまな大きさや形状の吐水口を組み合わせることも可能となり、吐水のバリエーションも可能となる。
【0022】
また上記課題を解決する為に請求項4は、前記複数の穴で構成された吐水口は、前記流入室の中心軸を同軸とした円周状に配置されたことを特徴としている。
こうすれば、揺動体が公転しながら吐水口を遮蔽するに当り、該公転の軌道上、すなわち、遮蔽部が順次、下流側壁面に接触していく軌道上に、吐水口を配置することが可能となり、確実に吐水口の遮蔽を行なうことが出来る。従って、この吐水口より吐水される吐水量変化を安定して行なうことが出来る。
【0023】
また上記課題を解決する為に請求項5は、前記吐水口は、前記流入室側の開口形状を、前記流入室の半径方向に長い長穴形状としたことを特徴としている。
こうすれば、次の様な利点がある。
前記揺動体は傾斜して、流入室の下流側壁面に内接する。従って、前記テーパ状の遮蔽部と該下流側壁面の接触は、傾斜した方向への線状の部分をもって行われる。
従って、吐水口の開口形状を流入室の半径方向、すなわち傾斜方向に長い長穴形状とすれば、この遮蔽部と下流側壁面の線状の接触部分をもって、有効に遮蔽することが出来る。
従って、遮蔽部での吐水口の遮蔽が、より確実に行なうことが出来るので、吐水流量変化もより大小のはっきりしたものとなり、前述した、マッサージ効果や節水効果を高めることが出来る。
【0024】
また上記課題を解決する為に請求項6は、前記揺動体の傾斜角度を規制するガイド部を有することを特徴としている。
従って、揺動体の傾斜角度をガイド部によって、確実に規制することが可能となり、揺動体の傾きによってなされる、吐水口の遮蔽も確実に行なうことが可能となる。これにより、確実に吐水量変化を起こすことが出来る。
【0025】
また上記課題を解決する為に請求項7は、前記ノズルの有する前記揺動体は、前記流入室への洗浄水の流入の無い非流入時において、前記室内部位を前記流入室に対して傾斜させていることを特徴としている。
例えば、ノズルの吐水方向を水平面に対して傾斜もしくは平行にした姿勢を採るものとし、この揺動体は自身に作用する重力により非吐水時において室内部位を流入室に対して傾斜させているものとできる。こうすれば、洗浄水の流入室流入の前から揺動体の室内部位と流入室内壁との間を狭くできる。よって、洗浄水の流入室流入の当初から、上記の狭くなった間を洗浄水が通過する間の流速を高めることができ、旋回流の流速差を確実に引き起こすことができる。
このため、洗浄水流入当初から、上記した揚力を確実に発生させることができるので、揺動体の首振り公転、さらには周期的な吐水量変化の安定化を容易に図ることができる。
【0026】
このように揺動体を傾斜させるに当たり、次のようにすることもできる。つまり、流入室底面の中央に傾斜ガイド部を設け、この傾斜ガイド部により、揺動体の室内部位を非吐水時において流入室に対して傾斜させることもできる。こうしても、洗浄水流入当初から確実に揚力を発生させて、揺動体の首振り公転、さらには周期的な吐水量変化を容易に引き起こすことができる。こうした傾斜ガイド部を揺動体における室内部位下端に有するようにすることもできる。
【0027】
また上記課題を解決する為に請求項8は、前記揺動体は、少なくとも一部を金属で構成したことを特徴としている。
こうして揺動体の少なくとも一部を比重の大きい金属で構成することで、揺動体が公転を行なう際に、前述した式で示した様に、遠心力を大きくすることが、可能となり、この遠心力によって、確実に揺動体を傾斜させて、吐水口の遮蔽を行なうことが出来る。
従って、確実に吐水量変化を引き起こすことが可能となり、上述した様な、マッサージや節水を行なうことが出来る。
又、揺動体の少なくとも一部を金属として、質量を重くすることで、揺動体自体の慣性力を大きくすることが可能となり、水流から得られた抗力を受けて、公転する際の、公転の回転数を小さくすることが出来る。
この場合、吐水量変化の位置変更の周期も小さくなることで、吐水の刺激感を増すことが出来る。
【0028】
また上記課題を解決する為に請求項9は、前記揺動体は、前記公転を起こしつつ、前記揺動体自体が前記室内部位の軸を中心に回転する自転を起こすことを特徴としている。
こうすれば、揺動体は流入室内の流れや、揺動体自体もしくは遮蔽部が、前記流入室内を公転する際に、前記流入室の内壁に接触することで発生する摩擦力の影響を受けて、自由に自転することが可能となる。
従って、揺動体が前記流れや、前記摩擦力に逆らわずに自転することで、より容易に公転することが可能となる。
又、前記摩擦力に逆らわないので、揺動体を公転するのに要する、水量や圧力をさらに小さくすることが可能となるだけでなく、摩耗も発生しないので、長時間使用した場合でも、吐水が安定する。
【0029】
また上記課題を解決する為に請求項10は、前記吐水口近傍に、突起部を設けたことを特徴としている。
従って、例えば、突起部をブラシで構成することで、周期的な吐水量変化によるマッサージ効果と、ブラシによるマッサージを併用することが出来る。
この場合、ブラシによるマッサージは人間の手によってなされる為、およそ数Hzの周波数のマッサージであり、一方、揺動体の公転を用いた吐水位置変更による水流の刺激変化の周波数はおそよ数十Hzから百数Hzである。
又、ブラシによる刺激は機械的な強く部分的な刺激であり、これに比べて吐水による刺激はやわらかく全体的な刺激である。
従って、この様に周波数や刺激感の異なる刺激を同時に与えることが可能となり、マッサージ感や洗浄力を高めることが出来る。
又、前述した百数Hzの吐水変化によって、ブラシ自体を百数Hzで振動させることが出来るので、この高速な振動によっても高い洗浄力を発揮することが出来る。
このような吐水装置は、歯の洗浄や人体洗浄、又は食器洗浄や浴槽の洗浄等に用いると有効である。
【0030】
また上記課題を解決する為に請求項11は、給水された洗浄水を人体局部に向けて吐水する人体局部洗浄装置であって、前記吐水装置を有して、前記ノズルから前記人体局部に向けて洗浄水を吐水することを特徴としている。
この場合、本吐水装置がもたらす高い節水性とマッサージ効果を発揮できるので、使用時にタンクのお湯がなくなってしまうようなことが少なくなる。又、瞬間式熱交換器を用いてお湯を沸かす場合であっても、使用水量が少なくて済むので、ヒータの消費電力を少なくすることが可能であり、低水温の洗浄水を必要な温度に昇温することが可能である。又、大掛かりな装置を要しない為、人体局部洗浄装置自体の小型化や静音化を図ることが可能である。
加えて、吐水の位置変更を行なうにあたって、特に大きい流量や水圧を要しない。
さらに、マッサージ効果による肛門周辺の血管を刺激して血行を良くしたり、便意を促進するなどの効果も期待できる。
【0031】
また上記課題を解決する為に請求項12は、給水された洗浄水を人体に向けて吐水するシャワー装置であって、前記吐水装置を有して、前記ノズルから人体に向けて洗浄水を吐水する、シャワー装置であることを特徴としている。
この場合も、本吐水装置のもたらす高い節水性とマッサージ効果を発揮できることから、シャワー装置として、節水およびマッサージの達成が出来る。
また、上記した様に特別な装置や電源を必要としないため、湿気が多く錆や漏電を起こし易い環境、例えば浴室内のシャワー装置としても好適である。
【0032】
また上記課題を解決する為に請求項13は、給水された洗浄水を浴槽内に吐水し、入浴中の人体に向けて吐水するマッサージ浴槽装置であって、前記吐水装置を有して、前記ノズルから人体に向けて洗浄水を吐水するマッサージ浴槽措置であることを特徴としている。
この場合、本吐水装置のもたらす高いマッサージ効果を発揮することが出来る。
また、この様に水中に吐水する様な場合においても、特別な装置や電源を必要としないので、錆や漏電の心配が無く好ましい
【0033】
また上記課題を解決する為に請求項14は、給水された洗浄水を被洗浄物に向けて吐水する洗浄装置であって、前記吐水装置を有して、前記ノズルから被洗浄物に向けて吐水する、洗浄装置であることを特徴としている。
この場合、本吐水装置のもたらす高い洗浄効果を発揮することが出来る。
この場合、平均吐水量を同じにした場合、吐水穴から同時に吐水する場合に比べて、吐水位置を変更しつつ吐水することにより、吐水流量を部分的に増加することが出来る。
従って、高い洗浄力を発揮することが出来るので、食器洗浄機や浴槽洗浄機等に用いると有効である。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の吐水装置の上面視した図である。
図2は本発明の吐水装置を縦断面視した図である。
図3は本発明の吐水装置を、図2のA−Aにおいて横断面視した図である。
図4は本発明の吐水装置に用いる揺動体の詳細図である。
【0035】
図2に示す様に、ノズル1は、洗浄水が流入する流入室として円筒状に形成された旋回室15を備え、この旋回室15に、通水路12と旋回室流入路11を経て洗浄水を給水する構成になっている。
旋回室流入路11は、ノズル管路であり、通水路12より通水断面積が小さく構成されており、旋回室15の中心に対して偏心して当該旋回室15に接続されている。
よって、旋回室流入路11からの洗浄水は、旋回室15に対してその接線方向から流入し、図3に示す様に、旋回室15内壁に沿って旋回する旋回流を生成する。
この場合、旋回室流入路11の通水断面積は通水路12より小さいことから、旋回室15に流入する洗浄水の流速を高めることができる。
【0036】
又、ノズル1は、この旋回室15に揺動体20を組み込んで備える。揺動体20は、図4に示す様に、全体を円柱形状として、上面にテーパ状の遮蔽部25と、該テーパ形状の頂点に半球状の支点部26を有している。
又、前記揺動体は下部側面を、室内部位として、円柱状の受力部位21を備えている。この受力部位21は、旋回室15内に位置して上記の旋回流から後述の種々の力を受け、揺動体20の後述する首振り公転駆動等に関与する。
又、前記旋回室15の下流側には、下流側壁面17が設けてあり、前記揺動体20のテーパ角度より大きい角度のテーパ形状として設けてあり、又、テーパ頂点には半球状に窪んだ支持部16が設けてある。
さらに、該下流側壁面17には複数開口した吐水口5を備えている。
【0037】
又、前記揺動体20は、受力部位21を旋回室15内に配して、前記支点部26と前記支持部16、前記遮蔽部25と前記下流側壁面17を対向した状態で、前記ノズル1に備えられている。
又、前記揺動体20は、前記支持部16に前記支点部26を支持された状態で、該支持部16を頂点として円錐状に回転を行なう公転が自在に行なえる様になっている。
さらに、前記揺動体20は、前記支持部16と前記支点部26が固定されていないので、揺動体20自体が中心軸を中心に回転する自転が自在に行なえる様になっている。
これら、公転や自転は、受力部位21と上記旋回流で引き起こされるが、その詳細については、後述する。
【0038】
又、旋回室15の上部には、前記旋回室15より小径のガイド部14が設けられている。このガイド部14は、受力部位21、延いては揺動体20の最大傾斜角度を規制する。
【0039】
ここで、上記構成のノズル1における洗浄水吐水の様子や、その挙動について説明する。
図5は旋回室15に洗浄水が流入してからの受力部位21の挙動とこの受力部位21にかかる力の様子を時間経過に沿って説明する説明図である。
図5に示すように、今、旋回室流入路11から旋回室15に洗浄水を流入させる(時刻t0)。この場合、洗浄水は、通路断面積大の通水路12から通水断面積小の旋回室流入路11を通過してくることから、大きな流速で旋回室15に流入する。
よって、この洗浄水が衝突等を起こすことで供与することのできる運動エネルギは、高まる。
【0040】
こうして旋回室15に洗浄水が流入すると、洗浄水は、旋回室15の内壁に沿って受力部位21周りに旋回する旋回流を起こす。この旋回流における流速は、旋回室流入路11の連通部でその流速Uinが最も高い。
流入洗浄水が最初に旋回を始める場所、即ち旋回室流入路11の開口の延長線上にある周壁部位15aと、当該部位に対向する周壁部位15bとでは、それぞれの流速Uaと流速Ubに差が生じ、両者の関係は、Ua>Ubとなる。つまり、周壁部位15aから周壁部位15bまで洗浄水が行き渡る(旋回する)間に、旋回室15内での流れ分散や旋回室15内壁面との洗浄水接触、洗浄水粘性、表面摩擦等の影響を受け、洗浄水は減速する。
【0041】
よって、受力部位21周りで洗浄水の流速差が生じる。この場合、移動するものは流体(洗浄水)であるものの、この洗浄水と受力部位21との相対的な関係では、流体中を物体が移動する状況と変わるものではない。
従って、流体中を物体が移動する際に、その物体を挟んだ流体の速度差に基づいて当該物体に揚力が作用する状況が、旋回室15における洗浄水と受力部位21との間で起き、受力部位21には揚力と同質の力が作用する。なお、便宜上、この力を揚力と称するのは、既述した通りであるが、他の現象で例示するならば、このように流体の速度差によって揚力が発生することは、飛行機の翼表面の速度差、すなわち圧力差によって揚力を発生することと同様である。
【0042】
図3に示すように、旋回室15に受力部位21が入り込み、図5の時刻t0では、次のようになる。この時刻t0で停止している受力部位21周りの旋回流が起きることから、その揚力Fは、周壁部位15aの旋回流の流速Ua[m/sec]の影響を受ける。そして、この揚力Fは、揚力を受ける受力部位21の最大射影面積をS[m]、洗浄水の密度をρ[kg/m3]とすると、次式で表される。式中のCは揚力係数である。
=(ρ・V・C・S)/2 [N]
こうして揚力Fが受力部位21に作用すると、その結果として受力部位21には抗力F(=(ρ・V・C・S)/2 [N])も作用する。このCは抗力係数である。
上記の式中の最大射影面積Sは、受力部位21の長さL[m]に依存することから、受力部位21の長さLを長くすれば、揚力・抗力を大きくできる。
【0043】
図5の時刻t0に示すように、旋回室15で受力部位21周りの旋回流が起きると、既述したように、受力部位21には揚力が作用する。この揚力は、受力部位21周りの旋回流の流速が大きい周壁部位15aの側に旋回流中中央側から外向きに働く。その一方、受力部位21は、旋回室15において、傾斜した姿勢で首振り可能であることから、この揚力Fを受けて図中矢印Fで示す方向に傾斜する。こうして、受力部位21が旋回室15の内壁側に傾くと、時刻t1では、この揚力Fと抗力Fが共に作用しその合力方向に動く。この合力は、抗力が旋回流の流れ方向に沿ったものであることから、受力部位21を旋回流の流れ方向に沿って動かす方向に働く。
【0044】
こうなると、受力部位21が傾いた側で旋回流の通過間隔が狭小となり、この狭小で旋回流流速は高まる。この状況は間隔狭小箇所が受力部位21周りに移動するように起きるので、旋回流の最も流速の大きい箇所も旋回室15の内周壁に沿って移動する。従って、流速の最も大きい箇所の移動に伴って、揚力Fの向き並びに抗力Fの向きも変わることから、時刻t2,t3,t4と進むほどに、受力部位21は傾斜した姿勢のままで旋回流の流れ方向に移動する。なお、こうして揚力・抗力の影響を受けて揺動体が公転を始めると、旋回室径方向にこの揺動体に遠心力が作用し、揺動体20の首振り公転はさらに促進される。
【0045】
このため、揺動体20は、支持部26に支点部16を内接させた状態で、該支点部16を頂点として、首振り運動して旋回室15において公転(首振り公転)する。
そうすると、この揺動体20は、テーパ状の前記遮蔽部25を前記下流側壁面17に内接させた状態で、前記ガイド部14によって傾斜角度を規制されつつ公転を行なう。
又、図1に示した様に、前記下流側壁面17には複数の開口した吐水口5が、前記支持部16を中心として放射状に設けてあるので、この公転に伴って、前記遮蔽部25が前記揺動体20が傾斜した側で、前記下流側壁面17に設けた吐水口5の一部を遮蔽する。
【0046】
この場合、遮蔽の状態は揺動体20が傾斜した側で、吐水口5と遮蔽部25との隙間面積が最小値となり、反対側で隙間面積が最大値となる。又、この最小値と最大値の間では、該隙間面積が緩やかに変化している。
従って、この揺動体20が傾斜することで、前記放射状に設けた複数の吐水口5と遮蔽部25との隙間面積を、周方向に最小値〜最大値〜最小値と、変化させることが出来る。
尚、この隙間面積の変化の状態は、前記遮蔽部25と前記下流側壁面17のテーパの状態や、吐水口5の形状や面積によって、変えることが出来る。
又、前記旋回室15から前記吐水口5へ供給され吐水される洗浄水は、前述した吐水口5と遮蔽部25との隙間を通って、供給されるので、前記吐水口5から吐水される洗浄水の水量は、この隙間面積によって決定される。
【0047】
又、前記揺動体20は、支点部26と遮蔽部25および受力部位21のごく一部をノズル1に接触させた状態で公転する。
又、揺動体20は揺動体20自身の中心軸まわりに回転する自転が可能に設けられているので、前記揺動体20は、前述したノズル1との接触部分で発生する摩擦力を受けて転がる様に自転しながら、公転を行なう。
【0048】
ここで、こうした吐水装置を用いた場合の、吐水の様子を図でもって説明する。
図6はノズル1を用いた吐水の状態を説明する図である。
図6に示す様に、上記のように揺動体20が首振り公転を起こすと、放射状に設けた複数の吐水口5と遮蔽部25との隙間面積が周方向に、最小〜最大〜最小と変化する。
これにより、吐水口5より吐水される洗浄水の流量も、周方向に最小〜最大〜最小と変化する。
図示する様に、揺動体20が傾斜した側で、吐水流量が最小となり、反対側で、吐水流量が最大となっている。
又、揺動体20は前述した流れを受けて公転を行なうので、この吐水量の大小は、前記揺動体20の公転に合せて、順次変化する。
従って、ノズル1より吐水される洗浄水は、揺動体20の傾斜に合せて、周方向に流量の大小の変化をもち、さらに、揺動体20の公転に合せて、この流量の大小の位置を周期的に変更しながら、吐水される。
【0049】
こうしたノズル1によれば、次の利点がある。
前述した様な、吐水量変化をもたらす吐水を人体にあてれば、次の様な利点がある。
吐水された洗浄水の着水ポイントでは、流量が周期的に変化するので、着水ポイントにおいて血管が該流量変化に伴い、収縮と拡張を繰り返す。従って、この様な血管の収縮と拡張作用により、血行が促進され、好適なマッサージ効果が得られる。
【0050】
又、本発明の吐水装置は、前述した様な吐水流量変化と該流量変化の位置変更を行なうものであり、この様な吐水を行なうにあたり、前述した揺動体20の公転を用いている。
又、揺動体20の公転は、水流により発生する揚力、抗力、および遠心力を利用しているので、抗力のみを利用して水車を回転させる場合に比べて、より大きな力が得られる。 又この力によって、揺動体20を公転させて、吐水口を順次、確実に遮蔽しているので、少ない流量や圧力で、確実に吐水に上記変化をもたらすことが出来る。
【0051】
さらに、吐水口5の遮蔽に当って、揺動体20が円錐状に回転する公転運動を利用しているので、揺動体20と流入室15との接触部分が、揺動体が傾斜した方向にある遮蔽部分と、流入室壁面のみのごくわずかな接触部分で良く、揺動体20と流入室15との接触部での、摩擦力を受けて揺動体20自体が自転を行なう為、摺動抵抗や摩耗が発生しない。さらに、摺動抵抗が少なく、前述した流れから得られる大きな力と合せて、容易に吐水口5を遮蔽出来る。
【0052】
又、この様な吐水口5の遮蔽に関しては、吐水口5と遮蔽部25の開口隙間は、揺動体が傾斜した側で、最小(ゼロ)となり、反対側で最大となる。又、最小と最大の開口隙間の間は、緩やかに開口隙間が変化している。
従って、遮蔽部と流入室壁面との接触がごくわずかな接触であるにも係わらず、吐水口5の開口を大きく変化させて、吐水量を大きく変化させることが可能である。
又、この様な吐水変化をきたすことで、吐水口全体から同時に吐水する場合に比べて、節水を行なうことが可能である。
この場合、平均吐水量を同じにして比較すれば、最大開口部での瞬間流量を大きくすることが出来、洗浄力やマッサージ感を大幅に向上することが出来る。
又、最大開口部での吐水流量を同じにして比較すると、最大開口部での吐水が洗浄力に寄与するので、洗浄力を低下させることが無い。一方、最大開口部から最小開口部に至るまでの吐水量は大幅に減らすことが出来る。
従って、洗浄力を低下させること無く、大幅に節水を行なうことが出来る。
【0053】
しかも、こうした吐水量変化と該吐水量変化の位置の変更を行なうに当り、流入室への洗浄水流入を図って旋回流を起こし、この旋回流により揺動体に流入室での首振り公転を起こせば足りる。
よって、流入室への上記した揺動体組み込み、流入室への洗浄水導入による旋回流生成で起こすので、構成の簡略化、コスト低減を図ることができる。なお、構成の簡略化を通して、装置のコンパクト化を図ることもできる。
また、アクチュエータ等の電気的駆動部を持たないので、電気的駆動部分の耐久性が問題になることがないと共に、ノズル先端までの電気的配線も要しない。よって、漏電等の配慮をも必要とせず、組み付け作業や保守作業の簡略化、構成の簡略化を図ることができる。
【0054】
本実施例では、旋回室15への洗浄水流入を図る旋回室流入路11を通水断面積が小さなものとして、旋回室15への流入洗浄水を流速を高めた。旋回室15に流入する洗浄水流速は、既述したように揚力Fを規定する。よって、通水断面積が種々のものとされた旋回室流入路11を用意し、これらを選択的に使用すれば、受力部位21に作用する揚力Fの他、抗力・遠心力も調整できる。これら力は、揺動体20の首振り公転の周波数も定める。よって、旋回室流入路11の通水断面積調整、若しくは旋回室流入路11の選択で、揺動体20の首振り公転の周波数も調整できる。
【0055】
本実施例の揺動体20では、旋回流の運動エネルギを直接受ける部位を円柱状としたが、その形状が円柱形状に限られるわけではなく、三角柱や四角柱、六角柱などの多角柱とすることもできる。
一方、揺動体20の材質としては、PP,POM,ABSといった合成樹脂等を採択することができる他、ステンレス等の金属としたり、受力部位21だけを金属製とすることもできる。この場合、公転を行なう受力部位21を重くすることで、公転運動に伴い発生する遠心力を大きくすることが可能となり、揺動体20の傾きを大きくしたり、揺動体20自体が重くなり慣性が大きくなることで、公転の周波数を小さくすることも出来る。
【0056】
次に、変形例について説明する。
この変形例は、揺動体20を非吐水時において、強制的に傾斜させることを特徴としている。
図7は、変形例のノズル31を説明する為の図である。
以下、図7に基づいて説明する。ノズル31は、図2のノズル1と同様、洗浄水が流入する円筒状に形成された旋回室15を備え、この旋回室15に、通水路12と旋回室流入路11を経て洗浄水を給水する構成になっている。
旋回室流入路11は、通水路12より通水断面積が小さく構成されており、旋回室15の中心に対して偏心して当該旋回室15に接続されている。
【0057】
又、ノズル31は、この旋回室15に揺動体20を組み込んで備える。ここで、揺動体20は、図1、図4に示したものと同様である。
又、前記旋回室15の下流側には、下流側壁面17が設けてあり、前記揺動体20のテーパ角度より大きい角度のテーパ形状として設けてあり、又、テーパ頂点には半球状に窪んだ支持部16が設けてある。
さらに、該下流側壁面17には複数開口した吐水口5を備えている。
【0058】
又、前記揺動体20は、受力部位21を旋回室15内に配して、前記支点部26と前記支持部16、前記遮蔽部25と前記下流側壁面17を対向した状態で、前記ノズル31に備えられている。
又、前記揺動体20は、前記支持部16に前記支点部26を支持された状態で、該支持部16を頂点として円錐状に回転を行なう公転が自在に行なえる様になっている。
さらに、前記揺動体20は、前記支持部16と前記支点部26が固定されていないので、揺動体20自体が中心軸を中心に回転する自転が自在に行なえる様になっている。
これら、公転や自転は、受力部位21と上記旋回流で引き起こされるが、その詳細については、先に示した実施例と同様である。
【0059】
又、旋回室15の底面中心には、隆起した傾斜ガイド部32が設けられており、前記揺動体20が強制的に傾斜姿勢を保つ様な構成になっている。
又、旋回室15の上部には、前記旋回室15より小径のガイド部14が設けられている。このガイド部14は、前記揺動体20の最大傾斜角度を規制している。
【0060】
以上の構成で示された、ノズル31から洗浄水の吐水を行なった場合について、説明する。
洗浄水を通水路12、旋回室流入路11を通じて、旋回室15へ導入し、前記旋回室15の壁面に沿った、旋回流を発生させることについては、前述した実施例と同様である。
又、本実施例については、傾斜ガイド部32によって、洗浄水の非吐水時において、揺動体20が予め傾斜している。
従って、受力部位21と旋回室15の内壁との間が予め狭い箇所を形成している。よって、旋回室15への洗浄水の流入当初から、上記の狭くなった箇所を洗浄水が通過する間の流速を高めることができ、旋回流の流速差を確実に引き起こすことができる。
このため、さらに流量や圧力が低い場合や、洗浄水流入当初から、既述した揚力を確実に発生させることができ、揺動体20の首振り公転および周期的な吐水流量変化状態の安定化を容易に図ることができる。
【0061】
次に、本発明の応用例について説明する。
この応用例は吐水口をブラシ状の突起部の先端に設け、人体や被洗浄物に接触させて吐水を行なうことを特徴としている。
図8は、応用例のノズル41を説明する為の図である。
ノズル41は、前述した実施例と同様に、旋回室15内部に揺動体20を備え、吐水口に至るまでの構成を図2に示したノズル1と同様にしている。
又、前記ノズル41は、ブラシ状の突起部42を有し、該突起部42の先端に開口し、下流側壁面17に連通した吐水口45を備えている。従って、ノズル1と同様に、ノズル41に洗浄水が供給されると、旋回室15内壁に沿った、旋回流を発生させる。又、この旋回流によって、揺動体20を公転させ、揺動体20に設けた遮蔽部25にて、前記吐水口45の一部を順次、遮蔽する。又、この遮蔽によって、放射状に配置された複数の吐水口45より、吐水される洗浄水量の周方向変化をもたらす。さらに、ノズル41は前記突起部42を有しているので、前述した吐水と合せて、人体や被洗浄物に接触させた状態で、洗浄やマッサージを行なうことが出来る。
【0062】
こうすることで、前述した様な節水効果を発揮しつつ洗浄やマッサージを行なうことが出来る。この場合、ブラシによるマッサージは人間の手によってなされる為、およそ数Hzの周波数のマッサージであり、一方、揺動体の公転を用いた吐水位置変更による水流の刺激変化の周波数はおそよ数十Hzから百数Hzである。
又、ブラシによる刺激は機械的な強く部分的な刺激であり、これに比べて吐水による刺激はやわらかく全体的な刺激である。
従って、この様に周波数や刺激感の異なる刺激を同時に与えることが可能となり、マッサージ感や洗浄力を高めることが出来る。
又、前述した百数Hzの吐水変化によって、ブラシ自体を百数Hzで振動させることが出来るので、この高速な振動によっても高い洗浄力を発揮することが出来る。
このような吐水装置は、歯の洗浄や人体洗浄、又は食器洗浄や浴槽の洗浄等に用いると有効である。
【0063】
次に、本発明の別の実施例について説明する。この実施例は、吐水口5の上流側を細長いスリットとして設けたことを特徴とするものである。
図9はノズル51を上面視して説明した図である。
図10はノズル51を縦断面視して説明した図である。
図9、図10に示した様に、ノズル51は、吐水口5に至るまでの構成を、図1、図2に示したノズル1と同じとしている。
又、ノズル51は、前記吐水口5の上流側、すなわり旋回室15側の開口部を細長いスリットとしている。
又、このスリット6は旋回室15の中心軸と同軸した円周状、かつ放射状に設けられた、吐水口5の内、同じ径方向の吐水口同士を連通させている。
さらに、このスリット6は、吐水口の直径より小さい巾であることを特徴としている。
【0064】
以上を特徴としたノズル51から洗浄水を吐水すると、次の様な利点がある。
前述したノズル1と同様に、洗浄水がノズル51に供給されると、前記揺動体20は傾斜して、旋回室15の下流側壁面17に内接し、公転を行なう。
又、前記テーパ状の遮蔽部25と該下流側壁面17の接触は、傾斜した方向への線状の部分をもって行われる。
又、前記遮蔽部25と前記下流側壁面、すなわち吐水口5の開口面積は、この傾斜した方向の線状の部分を極小またはゼロとして、傾斜の反対側を最大として、徐々に大きくなっている。
従って、吐水口5の開口形状を旋回室15の径方向、すなわち傾斜方向に長く、さらに吐水口の直径より狭い巾のスリットとすることで、この遮蔽部25と下流側壁面17の線状の接触部分をもって、該スリットを確実に遮蔽することが出来る。
従って、遮蔽部での吐水口の遮蔽が、より確実に行なうことが出来るので、吐水流量変化もより大小のはっきりしたものとなり、前述した、マッサージ効果や節水効果を高めることが出来る。
【0065】
ここで、以上の実施例において、揺動体20とノズルは、支点部26と支持部16を接触させて設けたが、例えば、可とう性を有する部材を介して設けても良い。この場合、揺動体20が揺動体20自身の中心軸まわりに回転する自転については、動きが規制されるが、前述した公転については、可とう性を有する部材が可とうすることで、揺動体20を容易に傾斜させることが出来る。従って、揺動体20が傾斜することによる、水流変化を起こす効果や、傾斜した一部しか接触しないことによる、接触部での摩擦力の低下といった効果は、前述した実施例と同様に期待することが出来る。又、揺動体20の自転が規制されることに関しては、揺動体20が接触部での摩擦力を受けて転がることが出来なくなることで、抵抗が増えるが、水圧や流量が十分確保できる場合には、十分使用が可能である。
【0066】
ここで、以上で説明したノズルの応用例について説明する。
図11は、本発明のノズル1をハンドシャワーに用いた状態を説明する図である。
図11に示した様に、ハンドシャワー71は、前述した様なノズル1を内側に備え、複数開口した吐水口5を備えている。このようなハンドシャワー71を用いれば、前述した様な、高い節水効果やマッサージ効果および高い信頼性を得ることが出来る。
【0067】
図12は、本発明のノズル1をマッサージ浴槽73に利用した状態を説明する図である。図12に示した様に、マッサージ浴槽73は、浴槽水を貯溜した浴槽72に、前述した様なノズル1を備え、前記吐水口5を浴槽内に向けた状態で固定されている。
又、ノズル1には、前記浴槽72内の浴槽水を給水口より吸込んで、該ノズル1へと循環供給する循環ポンプが備えられている。
又、この循環ポンプは操作部からの信号を制御装置が受けて、運転される様になっている。
このような構成のマッサージ浴槽73を用いれば、又水中への吐水であっても、前述した様な高いマッサージ効果や高い信頼性を得ることが出来ることは明らかである。
【0068】
図13は、本発明のノズル1を食器洗浄機76に利用した状態を説明する図である。図13に示した様に、食器洗浄機76は、食器を収納する収納カゴ78と、該収納カゴ78を収納する収納部77を備えている。又、該収納された食器に向けて洗浄水を吐水する吐水口5を、前記収納部内部に開口させた状態でノズル1を備えている。
こうすれば、前述した様な高い節水性や洗浄力が得られるので、好適である。
【0069】
又、本発明のノズル1は図1、図2に示した様な、細長い円筒状のノズル内部に収納することで、該ノズルを便器後部に備えて、人体局部に向かって進出させて、人体局部に向かって洗浄水を吐水して、局部洗浄を行なうことが可能となり、人体局部洗浄装置として用いることが出来る。
この場合、前述した様な、高い節水効果や節水によるタンク小型化、又マッサージ効果による便意促進など、高い効果を発揮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノズル1を上面視した図である。
【図2】 ノズル1を縦断面視して、説明した図である。
【図3】 図2においてAA断面視して、説明した図である。
【図4】 揺動体20の詳細を説明する図である。
【図5】 旋回室15に洗浄水が流入してからの受力部位21の挙動とこの受力部位21にかかる力の様子を時間経過に沿って説明する説明図である。
【図6】 受力部位21がこうした挙動を採ることで得られる洗浄水吐水の様子を説明する説明図である。
【図7】 ノズル31を縦断面視して、説明した図である。
【図8】 ノズル41を縦断面視して、説明した図である。
【図9】 吐水口上流に細長いスリットを設けた、ノズル51を上面視して説明した図である。
【図10】 吐水口上流に細長いスリットを設けた、ノズル51を縦断面視して説明した図である。
【図11】 本発明のノズル1をハンドシャワーに用いた場合の説明図である。
【図12】 本発明のノズル1をマッサージ浴槽に用いた場合の説明図である。
【図13】 本発明のノズル1を食器洗浄機に用いた場合の説明図である。
【符号の説明】
1…ノズル
5…吐水口
6…スリット
11…旋回室流入路
12…通水路
14…ガイド部
15…旋回室
16…支持部
17…下流側壁面
20…揺動体
21…受力部位
25…遮蔽部
26…支点部
31…ノズル
32…傾斜ガイド部
41…ノズル
42…突起部
45…吐水口
51…ノズル
71…ハンドシャワー
72…浴槽
73…マッサージ浴槽
76…食器洗浄機
77…収納部
78…収納カゴ

Claims (14)

  1. ノズルを備え、給水された洗浄水を前記ノズルから吐水する装置であって、前記ノズルは、洗浄水が流入する流入室と、該流入室の下流側壁面に開口して洗浄水を吐水する吐水口と、前記流入室に内蔵され、前記吐水口に対向して設けられたテーパ状の遮蔽部と該遮蔽部と連続し前記流入室に位置する室内部位とを有する柱状の揺動体と、前記流入室に流入した洗浄水が前記流入室内で旋回流を起こすように、前記流入室の内壁に沿って前記流入室に洗浄水を導く給水機構とを有し、前記給水機構は、前記旋回流に、前記室内部位周りで流速差を起こし、該流速差に基づいて生じる力を前記室内部位に及ぼし、前記室内部位が前記流入室内で傾斜した姿勢で前記揺動体を首振り運動させて公転させることを特徴とする吐水装置。
  2. 請求項1記載の吐水装置であって、前記給水機構は、前記流入室の周壁において前記流入室に偏心して連通したノズル管路を有する吐水装置。
  3. 請求項1記載の吐水装置であって、前記吐水口は複数の穴で構成されていることを特徴とする吐水装置。
  4. 請求項3記載の吐水装置であって、前記複数の穴で構成された吐水口は、前記流入室の中心軸を同軸とした円周状に配置されたことを特徴とする吐水装置。
  5. 請求項4記載の吐水装置であって、前記吐水口は、前記流入室側の開口形状を、前記流入室の半径方向に長い長穴としたことを特徴とする吐水装置
  6. 請求項1記載の吐水装置であって、前記揺動体の傾斜角度を規制するガイド部を有することを特徴とする吐水装置。
  7. 請求項1記載の吐水装置であって、前記ノズルの有する前記揺動体は、前記流入室への洗浄水の流入の無い非流入時において、前記室内部位を前記流入室に対して傾斜させていることを特徴とする、吐水装置。
  8. 請求項1記載の吐水装置であって、前記揺動体は、少なくとも一部を金属で構成したことを特徴とする、吐水装置。
  9. 請求項1記載の吐水装置であって、前記揺動体は、前記公転を起こしつつ、前記揺動体自体が前記室内部位の軸を中心に回転する自転を起こすことを特徴とする、吐水装置。
  10. 請求項1記載の吐水装置であって、前記吐水口近傍に、突起部を設けたことを特徴とする、吐水装置。
  11. 給水された洗浄水を人体局部に向けて吐水する人体局部洗浄装置であって、
    請求項1ないし請求項9いずれか記載の吐水装置を有し、前記ノズルから前記人体局部に向けて洗浄水を吐水する、人体局部洗浄装置。
  12. 給水された洗浄水を人体に向けて吐水するシャワー装置であって、
    請求項1ないし請求項10いずれか記載の前記吐水装置を有し、前記ノズルから人体に向けて洗浄水を吐水する、シャワー装置。
  13. 給水された洗浄水を浴槽内に吐水し、入浴中の人体に向けて吐水するマッサージ浴槽装置であって、
    請求項1ないし請求項9いずれか記載の前記吐水装置を有し、前記ノズルから人体に向けて洗浄水を吐水する、マッサージ浴槽装置。
  14. 給水された洗浄水を被洗浄物に向けて吐水する洗浄装置であって、
    請求項1ないし請求項10いずれか記載の前記吐水装置を有し、前記ノズルから前記被洗浄物に向けて吐水する、洗浄装置。
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