JP4051620B2 - パワーモジュールの電気的接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーエレクトロニクスの分野、特にモータドライブ用インバータ装置やサーボドライブ装置に使用するパワーモジュール及びパワー半導体装置の電気的接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパワーモジュールの電気的接続構造においては、定格電流により電気的接続方法を異なったものを使用している。例えば、定格電流50A以上では、パワーモジュールにタブ端子を装着させ、それを受ける基板側ははんだ付けの場合や、パワーモジュールにタップを設け、基板のランドとスルーホールを通してネジ止めするなど様々な形態で用いられている。
先ず、位置決め精度や故障時のメンテナンス性のよいネジを介する接続について説明する。図8は従来のパワーモジュールの電気的接続構造を示す斜視図、図9はそのコンタクト部の拡大断面図である。図において、2は基板、3はパワーモジュール、4はパワーモジュールの端子部、5は端子部4の上部に設けられた導電板、6は導電性を有する接触面、10はネジ、11は穴、12はナットである。
パワーモジュールは、モータドライブ用インバータ装置やサーボドライブ装置に使用される場合は、制御電源基板などのパワーモジュールをコントロールするための基板2と電気的に接続されている。そのため、基板の穴11や(スルーホールとしても良い)及び導電性を有する接触面6としてランド、または配線用ブスバーを、ネジ10(ピンヘッダとしても良い)を介して電気的接続を形成するとともに固定する。
つぎに、パワーモジュールによらない電気的接続では、スルーホールを有したコンタクトがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特表2001−517358号公報(図6)
【0004】
この電気的接続を図10に示す。図10は、従来のコンタクトユニットを用いた断面図である。図において、13は第1の支持体、14は第2の支持体、15はコンタクトユニット、16は絶縁体、17はコンタクト素子、18はスルーホール、19は電気的接点である。
平面上に多数の電気的な接点を有した第1の支持体13と第2の支持体14からなり、接続用のコンタクトユニット15は、絶縁体16に覆われた孔18を有しており、スルーホール18にスルーホールめっきを施すことでコンタクト素子17と電気的に接続する。コンタクト素子17と第1及び第2の支持体が有する電気的接点19間の所望の電気的接点間を電気的に接続する。また、コンタクト素子17の固定には、付加部の契合する凹所によって固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術において、電気的接続にネジを使用する場合、複数ヶ所のネジ止めの作業が存在し、組立工数の増加や締め忘れによる接続不良が発生するなどという問題点があった。
また、接触により電気的接続を行う場合、付加部の係合により位置決めを行うが、支持体に相当する基板の固定については触れられていない。
そこで、本発明は、電気的接続と固定保持の両方が確実にでき、かつ組立工数が少なく、信頼性の高いパワーモジュールの電気的接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明はつぎの構成にしている。
請求項1記載の発明は、複数の端子部を有したパワーモジュールと、前記パワーモジュールをコントロールする基板とをコンタクト部によって電気的に接続するパワーモジュールの電気的接続構造において、前記コンタクト部は、導電性である複数の凸状の接触面によって、前記基板と点接触する接触部と、前記基板を固定する固定部とを備えたものである。
この発明によれば、接触面が凸部を有し、電気的接続が面接触でなく複数の点接触とするため、確実な電気的接続を確保できる。
請求項2記載の発明は、前記固定部は、前記接触部の周囲に一体的に設けた樹脂製のフレームの一部から突出させた突出部としたものである。
この発明によれば、コンタクトの固定部を樹脂製のフレームにすることにより、基板上の絶縁距離等の設計事項が省略でき、インバータ装置やサーボドライブ装置の設計自由度も向上する。
請求項3記載の発明は、前記固定部は、前記パワーモジュールから突出させた突出部としたものである。
この発明によれば、ネジ止め作業による組立工数が削減できる他、コンタクトを挿抜しないため、組立性がさらに向上する。また、締め忘れによる接続不良も無くすことができる。さらに、基板側にはネジが突出しないため、インバータ装置やサーボドライブ装置の設計自由度も向上する。しかしながら、ネジ止めの優れた性能、例えば、容易な電気的接続、容易な位置決め性、位置ずれ吸収性及び基板の保持性などは、ネジ止めによる配線と同等である。
請求項4記載の発明は、前記接触部は前記接触面から伸延しバネ性を備えた保持部を設け、これを前記パワーモジュールの凹部に装着したものである。
この発明によれば、ネジ止め作業による組立工数が削減でき、組立性が向上する。また、締め忘れによる接続不良も無くすことができる。さらに、基板側にはネジ頭が突出しないため、インバータ装置やサーボドライブ装置の設計自由度も向上する。しかしながら、ネジ止めの優れた性能、例えば、容易な電気的接続、容易な位置決め性、位置ずれ吸収性及び基板の保持性などは、ネジ止めによる配線と比較しても何ら遜色無い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示すパワーモジュールの電気的接続構造の斜視図、図2は、図1におけるコンタクト部の拡大断面図である。図において、1はコンタクト部、2は制御用の基板、3はパワーモジュール、4はパワーモジュール3の端子部、5は端子部4の上部に設けられた導電板、6は接触面である。基板2は、プリント基板で導電性を有するランドの接触面6を有している。基板2の接触面6と、パワーモジュール3の端子部4及び導電板5の接続は、コンタクト部1を介して行う。コンタクト部1は、つぎの二種類のものを用いた。一番目のコンタクト部1の詳細を図3に示す。図3は、本発明のコンタクト部を示す部分断面図で、1aは導電性を有した接触部、1bは基板との固定部、1cはフレームである。コンタクト部1は、金属による一体型であり、接触部1aを形成する金属部を、斜めに形成し、凸部に形成している。固定部1bは、鉤の部分を有している。
【0008】
二番目のコンタクト部1の詳細を図4に示す。図4は、本発明のコンタクト部を示す斜視図である。基本的な構成は第1の実施形態と同様であるが、異なる点は、フレーム1cを樹脂製とし一体的に結合させたものである。樹脂製のフレーム1cを使用することによりコンタクトを固定する固定部1bも樹脂製となる。
これらのコンタクト部は、パワーモジュールと一体である。
【0009】
図5は、図1における基板固定部の拡大図であり、3種類の方法を用いた。7は基板固定部、8は基板固定部受け、9は基板固定用部材である。
図5(a)は、パワーモジュール3の端部に基板固定部7を設け、基板固定部7を基板2にて保持する基板固定部受け8(例えば、穴)に挿入し、基板2を固定し、電気的接続を確保する。図5(b)は、パワーモジュール3の端子部4の両側に、基板固定部7を設けて、基板2に基板固定部受け8(例えば、穴)を設けたものである。図5(c)は、パワーモジュール3に基板固定部7を設け、基板2に基板固定部受け8(例えば、穴)を設け、基板固定用部材9にて完全に固定したものである。
本実施形態では、複数の基板固定部7をパワーモジュール2に設け、それを受ける複数の基板固定部受け8を基板2に設ける3つの構成例を示した。
【0010】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は本発明の第2の実施形態を示す電気的接続構造の拡大断面図である。図7は、図6におけるコンタクト部1の断面図である。基板2及びパワーモジュール3の全体構成および符号の意味は、第1の実施形態と同じである。
本実施形態は、コンタクト部1に基板の保持性、すなわち、電気的接続を確保する接触圧や基板の固定を確保する保持部1dを有している点である。
コンタクト部1は、固定部1bを用い、基板2に取りつけられる。次に、パワーモジュール3の端子部4へ基板の保持性を確保する保持機能付接触部1dを挿入し、電気的接続を担う導電性の接触部1aとパワーモジュール3の導電板5が接触するまで押し込まれ、パワーモジュール3と基板2は、固定と電気的接続の両方がなされる。このとき、基板2の保持性を確保する保持部1dは、バネ性を有しているため、端子部4に挿入されることにより固定され、軽微な振動や衝撃ではずれることはない。つまり、コンタクト部1は接触と保持の2つの機能を有していることになる。この場合、コンタクト部は基板と一体である。
なお、本発明のパワーモジュールの配線構造は、基板とパワーモジュールの接続に限定されるものではなく、配線用ブスバーへの応用など容易に可能なものである。
【0011】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によればつぎの効果がある。
請求項1記載の発明は、パワーモジュールのコンタクト部を、導電性である複数の凸状の接触面によって基板と点接触する接触部と、基板を固定する固定部とを備えたので、確実な電気的接続を確保できる。
請求項2記載の発明は、固定部を接触部の周囲に一体的に設けた樹脂製のフレームの一部から突出させた突出部としたので、基板上の絶縁距離等の設計事項が省略でき、インバータ装置やサーボドライブ装置の設計自由度も向上する。
請求項3記載の発明は、固定部をパワーモジュールから突出させた突出部としたので、ネジ止め作業による組立工数が削減できる他、コンタクト部を挿抜しないため、組立性がさらに向上する。
請求項4記載の発明は、接触部を接触面から伸延しバネ性を備えた保持部を設け、これをパワーモジュールの凹部に装着したので、ネジ止め作業による組立工数が削減でき、組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的接続構造の斜視図である。
【図2】図1のコンタクト部を示す断面図である。
【図3】図1のコンタクト部の詳細を示す拡大断面図である。
【図4】図3におけるコンタクト部の斜視図である。
【図5】図 1における基板固定部の拡大断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す電気的接続構造の断面図である。
【図7】図6におけるコンタクト部の拡大断面図である。
【図8】従来のパワーモジュールの配線構造を示す斜視図である。
【図9】図8における端子部の部分拡大図である。
【図10】従来のコンタクトユニットを示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンタクト部
1a 接触部
1b 固定部
1c フレーム
1d 保持機能付接触部
2 基板
3 パワーモジュール
4 端子部
5 導電板
6 接触面
7 基板固定部
8 基板固定部受け
9 基板固定用ジグ
10 ネジ
11 穴
12 ナット
13 第1の支持体
14 第2の支持体
15 コンタクトユニット
16 絶縁体
17 コンタクト素子
18 孔
19 電気的接点
Claims (4)
- 複数の端子部を有したパワーモジュールと、前記パワーモジュールをコントロールする基板とをコンタクト部によって電気的に接続するパワーモジュールの電気的接続構造において、
前記コンタクト部は、導電性である複数の凸状の接触面によって、前記基板と点接触する接触部と、前記基板を固定する固定部とを備えたことを特徴とするパワーモジュールの電気的接続構造。 - 前記固定部は、前記接触部の周囲に一体的に設けた樹脂製のフレームの一部から突出させた突出部としたことを特徴とする請求項1記載のパワーモジュールの電気的接続構造。
- 前記固定部は、前記パワーモジュールから突出させた突出部としたことを特徴とする請求項1記載のパワーモジュールの電気的接続構造。
- 前記接触部は、前記接触面から伸延しバネ性を備えた保持部を設け、これを前記パワーモジュールの凹部に装着したことを特徴とする請求項1または2記載のパワーモジュールの電気的接続構造。
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