JP4049095B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
縦型MOSFETは、電力用半導体デバイスへのSiC適用を考える上で重要なデバイスである。MOSFETは電圧駆動型デバイスであるため、素子の並列駆動が可能であり、駆動回路も簡素である。また、ユニポーラデバイスであるために高速スイッチングが可能である。従来技術におけるSiCパワーMOSFETとしては、例えば下記特許文献1に開示されているものがある。
従来例におけるデバイス断面構造について説明する。本構造では、高濃度N+型SiC基板上にN−型SiCドリフト領域が形成されている。そして、ドリフト領域の表層部における所定領域にはP型ウエル領域が形成され、P型ウエル領域内にはN+型ソース領域とP+型コンタクト領域が形成されている。また、P型ウエル領域の表層には、N+型ソース領域と接続されてN−型蓄積型チャネル領域が形成されている。また、ドリフト領域の表層部には、蓄積型チャネル領域と接続されてN+型領域が形成されている。蓄積型チャネル領域上にはゲート絶縁膜を介してゲート電極が配置され、ゲート電極は層間絶縁膜にて覆われている。そして、P+型コンタクト領域及びN+型ソース領域に接するようにソース電極が形成されるとともに、N+型SiC基板の裏面にはドレイン電極が形成されている。
このパワーMOSFETの動作としては、ドレイン電極とソース電極との間に電圧が印加された状態で、ゲート電極に正の電圧が印加されると、ゲート電極に対向した蓄積型チャネルの表層に電子の蓄積層が形成される。その結果、ドレイン領域からドリフト領域、ゲート絶縁膜下のN+型領域、蓄積型チャネル領域、ソース領域を経て、ソース電極へと電流が流れる。
また、ゲート電極に印加された電圧を取り去ると、蓄積型チャネルはP型ウエル領域とのビルトインポテンシャルによって空乏化される。その結果、ゲート絶縁膜下のN+型領域から蓄積型チャネル領域へと電流が流れなくなり、ドレイン電極とソース電極との間は電気的に絶縁され、スイッチング機能を示すことになる。
まず、N+型SiC基板の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが1〜100μmのN−型SiCドリフト領域が形成されている。
次いで、マスク材を用いて、例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオンを10k〜3M(eV)の加速電圧で多段注入し、P型ウエル領域を形成する。総ドーズ量は例えば1×1012〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
次いで、マスク材を用いて例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオンを10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、P+型コンタクト領域を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
次いで、マスク材を用いて例えば100〜1000℃の高温で燐イオンを10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N+型ソース領域を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんN型不純物としては燐の他に窒素、ヒ素などを用いてもよい。
次いで、マスク材を用いて例えば100〜1000℃の高温で窒素イオンを10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N−型蓄積型チャネル領域とN+型領域を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。
なお、各領域を形成するイオン注入を行う順番については、本例で示す限りではない。
次いで、例えば1000〜1800℃での熱処理を行い、注入した不純物を活性化させる。
次いで、ゲート絶縁膜を1200℃程度での熱酸化により形成し、次に例えば多結晶シリコンによりゲート電極を形成する。次に、層間膜としてCVD酸化膜を堆積する。
その後、層間膜に対し、N+型ソース領域及びP+型コンタクト領域上にコンタクトホールを開孔し、ソース電極を形成する。また、N+型基板の裏面にドレイン電極として金属膜を蒸着し、例えば600〜1400℃程度で熱処理してオーミック電極として、従来のSiCパワーMOSFETが完成する。
このような、イオン注入によってP型ウエル領域を形成する従来のSiCパワーMOSFETでは、ウエル領域30を十分に深く形成することが難しい。それゆえパンチスルーが起きるのを防ぐために、通常、P型ウエル領域のP型不純物濃度は大きくなるように設計されている。
ところで、窒素イオンをイオン注入して、N−型蓄積型チャネル領域とゲート絶縁膜下のN+型領域を形成するとき、P型不純物を補償してN−型蓄積型チャネル領域を形成するためには、半導体基体中に注入する窒素イオンの濃度が、P型ウエル領域のP型不純物濃度以上となるようにしなくてはならない。それゆえ、ゲート絶縁膜下のN+型領域のN型不純物濃度は、P型ウエル領域のP型不純物濃度よりも大きく形成される。
しかしながら、ゲート絶縁膜下にこのようなP型ウエル領域よりも不純物濃度の大きいN+型領域が形成されると、ドレイン電極に高電圧が印加された時、高濃度のN+型領域にドレイン電界が集中してしまう。その結果、半導体素子内部でアバランシェ降伏が起きる以前にゲート絶縁膜がブレークダウンを起こし、所望の耐圧が得られないという問題が生じる。また、通常パワーデバイスでは、アバランシェ電流が流れた際に、一定電流まで耐えることが要求される(アバランシェ耐量)が、従来のSiC MOSFETではアバランシェ耐量がゲート絶縁膜の絶縁破壊によって規定されてしまい、非常に小さな値となるという問題があった。
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決するためになされたものであり、高ドレイン電界に対してもゲート絶縁膜に大きな電界がかかることを抑制できる高耐圧半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
なお、本実施の形態で用いられる炭化珪素(SiC)のポリタイプは4Hが代表的であるが、6H、3C等その他のポリタイプでも構わない。また、本実施の形態では、すべてドレイン電極120を半導体基板裏面に形成し、ソース電極60を基板表面に配置して電流を素子内部に縦方向に流す構造の半導体装置で説明した。しかし、例えばドレイン電極120をソース電極60と同じく基板表面に配置して、電流を横方向に流す構造の半導体装置でも本発明が適用可能である。
また、本実施の形態においては、例えばドレイン領域10がN型、ウエル領域30がP型となるような構成で説明したが、N型、P型の組み合わせはこの限りではなく、例えばドレイン領域10がP型、ウエル領域30がN型となるような構成にしてもよい。
さらに、本発明の主旨を逸脱しない範囲での変形を含むことは言うまでもない。
図1は本発明によって製造される半導体装置の実施の形態1を示している。図に示すように、高濃度N+型SiC基板(ドレイン領域)10上にN−型SiCドリフト領域20が形成されている。そして、ドリフト領域20の表層部における所定領域には所定深さを有する溝142が形成されている。その溝142の底面に接して、ドリフト領域20の表層にP型ウエル領域30が形成されている。P型ウエル領域30内にはN+型ソース領域40とP+型コンタクト領域50が形成されている。また、P型ウエル領域30の表層には、N−型蓄積型チャネル領域102が、N+型ソース領域40と接続され、かつ側壁がP型ウエル領域30の側壁とほぼ一致するように形成されている。さらに、P型ウエル領域30に囲まれる溝142凸部のドリフト領域20の表層には、N+型領域170が形成されている。蓄積型チャネル領域102上にはゲート絶縁膜92を介してゲート電極80が配置されるが、ゲート絶縁膜92は溝142の側壁及びN+型領域170上まで延設されており、特に溝142の側壁の絶縁膜93は膜厚が蓄積型チャネル領域102上の絶縁膜92よりも厚く形成されている。ゲート電極80は層間絶縁膜70にて覆われている。そして、P+型コンタクト領域50及びN+型ソース領域40に接するようにソース電極60が形成されるとともに、N+型SiC基板10の裏面にはドレイン電極120が形成されている。
また、ゲート電極80に印加された電圧を取り去ると、蓄積型チャネル領域102はP型ウエル領域30とのビルトインポテンシャルによって空乏化される。その結果、ドリフト領域20から蓄積型チャネル領域102へと電流が流れなくなり、ドレイン電極120とソース電極60との間は電気的に絶縁される。このように、本実施の形態の半導体装置はスイッチング機能を示すことになる。
図2(a)の工程においては、N+型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが1〜100μmのN−型SiCドリフト領域20が形成されている。SiC基板は六方晶系で、表面の面方位が(0001)シリコン面とした。
図2(b)の工程においては、マスク材156を用いて、例えば深さ0.1〜10μmの溝142を形成する。次に、同じくマスク材156を用いて例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン130を10k〜3M(eV)の加速電圧で多段注入し、P型ウエル領域30を形成する。総ドーズ量は例えば1×1012〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図2(c)の工程においては、マスク材157を用いて、例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン131を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、P+型コンタクト領域50を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図2(d)の工程においては、マスク材158を用いて、例えば100〜1000℃の高温で燐イオン132を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N+型ソース領域40を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんN型不純物としては燐の他に窒素、ヒ素などを用いてもよい。
図2(e)の工程においては、マスク材159を用いて、例えば100〜1000℃の高温で窒素イオン161を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N−型蓄積型チャネル領域102、及びN+型領域170を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。
なお、各領域を形成するイオン注入を行う順番については、本例で示す限りではない。
図2(f)の工程においては、例えば1000〜1800℃での熱処理を行い、注入した不純物を活性化させる。
図3(g)の工程においては、ゲート絶縁膜を1200℃程度での熱酸化により形成する。この際、溝142の底面は(0001)シリコン面であり、溝142の側壁は(112バー0)面であるから、異方性熱酸化により酸化膜厚は溝142の側壁の方が厚く形成される。溝142底面に形成された絶縁膜を92、側壁に形成された絶縁膜を93とすると、絶縁膜93は絶縁膜92の2〜3倍程度厚く成長している。
図3(h)の工程においては、例えば多結晶シリコンによりゲート電極80を形成する。次に、層間膜70としてCVD酸化膜を堆積する。
その後は特に図示しないが、層間膜70に対し、N+型ソース領域40及びP+型コンタクト領域50上にコンタクトホールを開孔し、ソース電極60を形成する。また、N+型基板10の裏面にドレイン電極120として金属膜を蒸着し、例えば600〜1400℃程度で熱処理してオーミック電極として、図1に示す実施の形態1としての半導体装置が完成する。
このように本半導体装置では、溝142を形成し、その溝142の底面に接してP型ウエル領域30を形成することで、P型ウエル領域30に囲まれるドリフト領域20の表層に形成されたゲート絶縁膜92(93)を、水平ではなく凸型に形成できる。このため、ゲート絶縁膜92(93)の直下にN+型領域170が形成されていても、ゲート絶縁膜92(93)に及ぶドレイン電界をウエル領域30によりさらに効果的に緩和できるから、従来に比べてゲート絶縁膜92(93)に大きな電界がかからない。その結果、半導体装置内部でアバランシェ降伏が起きる前に、ゲート絶縁膜92(93)がブレークダウンを起こすことを防止でき、素子耐圧が向上する。
また、ソース領域40及びドリフト領域20と接続され、かつ側壁がウエル領域30の側壁とほぼ一致するように第1導電型の蓄積型チャネル領域102が形成され、少なくとも該蓄積型チャネル領域102上にゲート絶縁膜92(93)が形成されている。このように蓄積型チャネルを用いているので、オン抵抗をさらに低減することができる。
また、ゲート絶縁膜92(93)が溝142の側壁を覆うように延設され、溝142の側壁を覆う絶縁膜93の厚さが、溝142の底面に形成されるゲート絶縁膜92の厚さよりも厚く形成されている。このように溝142の側壁を覆うゲート絶縁膜93の厚さを、蓄積型チャネル領域102上のゲート絶縁膜92より厚く形成することにより、溝142の側壁を覆うゲート絶縁膜93の絶縁破壊電圧を大きくできる。その結果、ゲート絶縁膜92(93)でのブレークダウンがさらに起きにくく、素子耐圧を向上できる。
なお、ゲート絶縁膜92(93)は、異方性熱酸化により溝側壁の絶縁膜93で溝底面の絶縁膜92よりも膜厚が厚く成長した例で説明したが、例えばゲート絶縁膜をCVD酸化膜により形成し、膜厚が溝側壁と底面でほとんど差がないような構造としてもよい。
また、本実施の形態の製造方法は、図2(b)に示したように、半導体基体上にマスク材156を堆積する第1の工程と、該マスク材156をパターニングする第2の工程と、マスク材156を用いて半導体基体をエッチングし、所定深さを有する溝142を設ける第3の工程と、マスク材156越しに半導体基体中に不純物を導入することで、ウエル領域30を形成する第4の工程とを少なくとも含む。この構成により、溝142とP型ウエル領域30を同一マスクで形成できるから、2枚のマスクを用いて溝142とP型ウエル領域30を形成する従来の製造方法に比べて、半導体装置をより簡単に製造できる特長がある。
また、図2(e)に示したように、マスク材159越しに半導体基体中に不純物を導入することで、蓄積チャネル領域102を形成する工程を少なくとも含む。これにより溝142の形成、ウエル領域30の形成と、蓄積チャネル領域102の形成を同一マスクにより行うことができるため、同一マスクを用いない場合に比べて、半導体装置をより容易に作製できる。また、蓄積チャネル領域102の形成時、ゲート絶縁膜92(93)の直下にN+型領域が形成されないため、ゲート絶縁膜92(93)へのドレイン電界集中を回避できる。
また、半導体基体として、炭化珪素半導体を用いている。このように半導体基体として炭化珪素を用いることで、シリコン半導体に比べ、高耐圧性、高キャリア移動度、高飽和ドリフト速度を容易に確保することができる。このため、高速スイッチング素子や大電力用素子に用いることができる。さらに、半導体基体として、特に六方晶系の炭化珪素半導体を用い、かつ基体表面の面方位が(0001)シリコン面としたので、溝142の側壁面は表面の(0001)シリコン面よりも反応性の高い面方位とすることができる。
また、図3(g)に示したように、ゲート絶縁膜92(93)を熱酸化により形成する工程を有し、該工程においては、異方性熱酸化により、溝142の底面に比べ側面の膜厚が厚い膜を形成する。溝142の側壁面は溝142の底面の(0001)シリコン面よりも反応性が高いため、熱酸化により溝142の底面に比べ側面の膜厚が厚い絶縁膜を容易に形成できる。
図4は本発明によって製造される半導体装置の実施の形態2を示している。
この実施の形態の半導体装置と実施の形態1との相違点は、実施の形態1でゲート絶縁膜92の下に形成されたN+型領域170が、実施の形態2では形成されていない点である。
その他の構造と半導体装置の動作については実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態で示した半導体装置の製造方法の一例を、図5(a)〜図6(g)の断面図を用いて説明する。
図5(a)の工程においては、N+型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが1〜100μmのN−型SiCドリフト領域20が形成されている。SiC基板は六方晶系で、表面の面方位が(0001)シリコン面とした。
図5(b)の工程においては、マスク材156を用いて、例えば深さ0.1〜10μmの溝142を形成する。次に、同じくマスク材156を用いて例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン130を10k〜3M(eV)の加速電圧で多段注入し、P型ウエル領域30を形成する。総ドーズ量は例えば1×1012〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図5(c)の工程においては、同じくマスク材156を用いて、例えば100〜1000℃の高温で窒素イオン133を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N−型蓄積型チャネル領域102を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。
以上の工程により、溝142、ウエル領域30と蓄積型チャネル領域102を、同一マスク材156を用いて形成できた。
図5(d)の工程においては、マスク材157を用いて、例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン131を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、P+型コンタクト領域50を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図5(e)の工程においては、マスク材158を用いて、例えば100〜1000℃の高温で燐イオン132を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N+型ソース領域40を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんN型不純物としては燐の他に窒素、ヒ素などを用いてもよい。
なお、各領域を形成するイオン注入を行う順番については、本例で示す限りではない。
図5(f)の工程においては、例えば1000〜1800℃での熱処理を行い、注入した不純物を活性化させる。
図6(g)の工程においては、ゲート絶縁膜92(93)を1200℃程度での熱酸化により形成する。この際、溝142の底面は(0001)シリコン面であり、溝142の側壁は(112バー0)面であるから、異方性熱酸化により酸化膜厚は溝142の側壁の方が厚く形成される。溝142の底面に形成された絶縁膜を92、側壁に形成された絶縁膜を93とすると、絶縁膜93は絶縁膜92の2〜3倍程度厚く成長している。次に、例えば多結晶シリコンによりゲート電極80を形成し、層間膜70としてCVD酸化膜を堆積する。
その後は特に図示しないが、層間膜70に対し、N+型ソース領域40及びP+型コンタクト領域50上にコンタクトホールを開孔し、ソース電極60を形成する。また、N+型基板10の裏面にドレイン電極120として金属膜を蒸着し、例えば600〜1400℃程度で熱処理してオーミック電極として、図4に示す実施の形態2としての半導体装置が完成する。
また、溝142の形成、ウエル領域30の形成と、蓄積チャネル領域102の形成をすべて同一マスクにより行うことができるため、実施の形態1に比べて半導体装置をより容易に作製できる特長がある。
なお、ゲート絶縁膜92(93)は、異方性熱酸化により溝側壁の絶縁膜93で溝底面の絶縁膜92よりも膜厚が厚く成長した例で説明したが、例えばゲート絶縁膜をCVD酸化膜により形成し、膜厚が溝側壁と底面でほとんど差がないような構造としてもよい。
図7は本発明によって製造される半導体装置の実施の形態3を示している。図に示すように、高濃度N+型SiC基板10上にN−型SiCドリフト領域20が形成されている。そして、ドリフト領域20上にはP型電界保護領域110が積層されている。この電界保護領域110の表層部における所定領域には、深さ方向に電界保護領域110を貫通し、ドリフト領域20に達する溝140が形成されている。そして、溝140の底面に接して、ドリフト領域20の表層にP型ウエル領域30が形成されている。P型ウエル領域30内にはN+型ソース領域40とP+型コンタクト領域50が形成されている。また、P型ウエル領域30の表層には、N−型蓄積型チャネル領域100が、N+型ソース領域40及びドリフト領域20と接続して形成されている。蓄積型チャネル領域100の上にはゲート絶縁膜90を介してゲート電極80が配置されている。ゲート電極80は層間絶縁膜70にて覆われている。そして、P+型コンタクト領域50及びN+型ソース領域40に接するようにソース電極60が形成されるとともに、N+型SiC基板10の裏面にはドレイン電極120が形成されている。
また、ゲート電極80に印加された電圧を取り去ると、蓄積型チャネル領域100はP型ウエル領域30とのビルトインポテンシャルによって空乏化される。その結果、ドリフト領域20から蓄積型チャネル領域100へと電流が流れなくなり、ドレイン電極120とソース電極60との間は電気的に絶縁され、スイッチング機能を示すことになる。
図8(a)の工程においては、N+型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが1〜100μmのN−型SiCドリフト領域20が形成されている。さらにドリフト領域20上には例えば不純物濃度が1×1014〜1×1020cm−3、厚さが0.01〜2μmのP型電界保護領域110が形成されている。なお、SiC基板は六方晶系で、表面の面方位が(0001)シリコン面とした。
図8(b)の工程においては、マスク材150を用いて、深さ方向に電界保護領域110を貫通し、ドリフト領域20に達する、例えば深さ0.1〜10μmの溝140を形成する。次に、同じくマスク材150を用いて例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン130を10k〜3M(eV)の加速電圧で多段注入し、P型ウエル領域30を形成する。総ドーズ量は例えば1×1012〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図8(c)の工程においては、例えばエピタキシャル成長により、不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが0.01〜2μmのN−型蓄積チャネル領域100を形成する。
図8(d)の工程においては、マスク材151を用いて、例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン131を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、P+型コンタクト領域50を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図8(e)の工程においては、マスク材152を用いて、例えば100〜1000℃の高温で燐イオン132を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N+型ソース領域40を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんN型不純物としては燐の他に窒素、ヒ素などを用いてもよい。
なお、各領域を形成するイオン注入を行う順番については、本例で示す限りではない。
図8(f)の工程においては、例えば1000〜1800℃での熱処理を行い、注入した不純物を活性化させる。
図9(g)の工程においては、ゲート絶縁膜90を1200℃程度での熱酸化により形成する。この際、溝140の底面は(0001)シリコン面であり、溝140の側壁は(112バー0)面であるから、異方性熱酸化により酸化膜厚は溝140の側壁の方が厚く形成される。
次に、例えば多結晶シリコンによりゲート電極80を形成し、層間膜70としてCVD酸化膜を堆積する。
その後は特に図示しないが、層間膜70に対し、N+型ソース領域40及びP+型コンタクト領域50上にコンタクトホールを開孔し、ソース電極60を形成する。また、N+型基板10の裏面にドレイン電極120として金属膜を蒸着し、例えば600〜1400℃程度で熱処理してオーミック電極として、図7に示す実施の形態3としての半導体装置が完成する。
なお、ゲート絶縁膜90は、異方性熱酸化により溝140の側壁で溝140の底面よりも膜厚が厚く成長した例で説明したが、例えばゲート絶縁膜をCVD酸化膜により形成し、膜厚が溝側壁と底面でほとんど差がないような構造としてもよい。
また、溝140とP型ウエル領域30を同一マスクで形成できるから、2枚のマスクを用いて溝140とP型ウエル領域30を形成する従来の製造方法に比べて、より簡単に製造できる特長がある。
また、ウエル領域30を形成する第4の工程後、マスク材150を除去する第5の工程と、蓄積型チャネル領域100をエピタキシャル成長により形成する第6の工程とを含む。このように蓄積型チャネル100をエピタキシャル成長により形成するのでチャネル領域に欠陥が少なく、実施の形態1、2の半導体装置よりもさらにチャネル抵抗を低減できる。
また、ドリフト領域20上に電界保護領域110を積層させた半導体基体を用い、溝140を形成する第3の工程において、マスク材150を用いて半導体基体をエッチングし、電界保護領域110を貫通し、ドリフト領域20に達する溝140を設ける。このように電界保護領域110を積層させた半導体基体を用いることができるから、例えばマスク材を用いて不純物導入し、電界保護領域を形成する場合に比べて、素子作製が容易である。
図10は本発明によって製造される半導体装置の実施の形態4を示している。
図に示すように、高濃度N+型SiC基板10上にN−型SiCドリフト領域20が形成されている。そして、ドリフト領域20上にはN−型蓄積チャネル領域101とP型電界保護領域111が順に積層されている。電界保護領域111の表層部における所定領域には、深さ方向に電界保護領域111を貫通し、蓄積チャネル領域101に達する溝141が形成されている。そして、溝141の底面には蓄積チャネル領域101を介してP型ウエル領域30が形成されている。蓄積チャネル領域101の表層の所定領域にはN+型ソース領域40とP+型コンタクト領域50が形成されている。蓄積型チャネル領域101上にはゲート絶縁膜91を介してゲート電極80が配置されている。ゲート電極80は層間絶縁膜70にて覆われている。そして、P+型コンタクト領域50及びN+型ソース領域40に接するようにソース電極60が形成されるとともに、N+型SiC基板10の裏面にはドレイン電極120が形成されている。
この実施の形態の半導体装置と実施の形態3との相違点は、実施の形態3の半導体装置では電界保護領域110が、ゲート絶縁膜90の下に蓄積チャネル領域100を介して形成されていたのに対して、本半導体装置ではゲート絶縁膜91の下に直に電界保護領域111が形成されている点である。
また、ゲート電極80に印加された電圧を取り去ると、蓄積型チャネル領域101はP型ウエル領域30とのビルトインポテンシャルによって空乏化される。その結果、ドリフト領域20から蓄積型チャネル領域101へと電流が流れなくなり、ドレイン電極120とソース電極60との間は電気的に絶縁され、スイッチング機能を示すことになる。
図11(a)の工程においては、N+型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが1〜100μmのN−型SiCドリフト領域20が形成されている。さらにドリフト領域20上には例えば不純物濃度が1×1014〜1×1018cm−3、厚さが0.01〜2μmのN−型蓄積チャネル領域101、例えば不純物濃度が1×1014〜1×1020cm−3、厚さが0.01〜2μmのP型電界保護領域111とが順に積層されている。
なお、SiC基板は六方晶系で、表面の面方位が(0001)シリコン面とした。
図11(b)の工程においては、マスク材153を用いて、深さ方向に電界保護領域111を貫通し、蓄積チャネル領域101に達する、例えば深さ0.1〜10μmの溝141を形成する。次に、同じくマスク材153を用いて例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン130を10k〜3M(eV)の加速電圧で多段注入し、P型ウエル領域30を形成する。総ドーズ量は例えば11×1012〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図11(c)の工程においては、マスク材154を用いて、例えば100〜1000℃の高温でアルミニウムイオン131を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、P+型コンタクト領域50を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんP型不純物としてはアルミニウムの他にほう素、ガリウムなどを用いてもよい。
図11(d)の工程においては、マスク材155を用いて、例えば100〜1000℃の高温で燐イオン132を10k〜1M(eV)の加速電圧で多段注入し、N+型ソース領域40を形成する。総ドーズ量は例えば1×1014〜1×1016/cm2である。もちろんN型不純物としては燐の他に窒素、ヒ素などを用いてもよい。
なお、各領域を形成するイオン注入を行う順番については、本例で示す限りではない。
図11(e)の工程においては、例えば1000〜1800℃での熱処理を行い、注入した不純物を活性化させる。
図11(f)の工程においては、ゲート絶縁膜91を1200℃程度での熱酸化により形成する。この際、溝141の底面は(0001)シリコン面であり、溝141の側壁は(112バー0)面であるから、異方性熱酸化により酸化膜厚は溝141の側壁の方が厚く形成される。
次に、例えば多結晶シリコンによりゲート電極80を形成し、層間膜70としてCVD酸化膜を堆積する。
その後は特に図示しないが、層間膜70に対し、N+型ソース領域40及びP+型コンタクト領域50上にコンタクトホールを開孔し、ソース電極60を形成する。また、N+型基板10の裏面にドレイン電極120として金属膜を蒸着し、例えば600〜1400℃程度で熱処理してオーミック電極として、図10に示す実施の形態4としての半導体装置が完成する。
なお、ゲート絶縁膜91は、異方性熱酸化により溝側壁で溝底面よりも膜厚が厚く成長した例で説明したが、例えばゲート絶縁膜をCVD酸化膜により形成し、膜厚が溝側壁と底面でほとんど差がないような構造としてもよい。
また、ドリフト領域20上に蓄積型チャネル領域101と電界保護領域111を連続で積層できるので、実施の形態3と比べて素子の製造が容易である。
また、溝141とP型ウエル領域30を同一マスクで形成できるから、2枚のマスクを用いて溝141とP型ウエル領域30を形成する従来の製造方法に比べて、より簡単に製造できる特長がある。
さらに、ドリフト領域20上に蓄積型チャネル領域101と電界保護領域111を順に積層させた半導体基体を用い、溝141を形成する第3の工程において、マスク材153を用いて半導体基体をエッチングし、電界保護領域111を貫通し、蓄積型チャネル領域101に達する溝141を設ける。このように蓄積チャネル領域101と電界保護領域111を積層させた半導体基体を用いることにより、例えばマスク材を用いて不純物導入し、蓄積チャネル領域と電界保護領域を形成する場合に比べて、素子作製が容易である。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
30…P型ウエル領域 40…N+型ソース領域
50…P+型コンタクト領域 60…ソース電極
70…層間膜 80…ゲート電極
90、91、92、93…ゲート絶縁膜
100、101、102、103…蓄積型チャネル領域
110、111…P型電界保護領域 120…ドレイン電極
130、131…アルミニウムイオン注入
132…燐イオン注入 133…窒素イオン注入
140、141、142…溝
150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163…マスク材
170、171…ゲート絶縁膜下N+型領域
Claims (15)
- 半導体基体に形成される第1導電型のドレイン領域と、該ドレイン領域と接続されて形成される第1導電型のドリフト領域と、該ドリフト領域表層の所定領域に形成される、所定深さを有する溝と、該溝の底面に接して形成される、所定深さを有する第2導電型のウエル領域と、該ウエル領域内の表層部の所定領域に形成される第1導電型のソース領域と、少なくとも前記ウエル領域上に形成されるゲート絶縁膜と、該ゲート絶縁膜上に形成されるゲート電極と、前記ドレイン領域に接続されるドレイン電極と、前記ソース領域に接続されるソース電極と、
を備え、
前記ゲート絶縁膜が前記溝の側壁を覆うように延設され、前記溝の側壁を覆う絶縁膜の厚さが、前記溝底面に形成されるゲート絶縁膜の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記ソース領域及び前記ドリフト領域と接続され、かつ側壁が前記ウエル領域の側壁とほぼ一致するように第1導電型の蓄積型チャネル領域が形成され、少なくとも該蓄積型チャネル領域上にゲート絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記溝が形成されない前記ドリフト領域の表層に、第2導電型の電界保護領域が形成され、前記電界保護領域が、前記ゲート絶縁膜の下に、前記蓄積型チャネル領域を介して形成されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
- 前記電界保護領域が、前記ゲート絶縁膜に接して形成されていることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
- 上記半導体基体として、炭化珪素半導体を用いたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の半導体装置。
- 上記半導体基体として、特に六方晶系の炭化珪素半導体を用い、かつ基体表面の面方位が(0001)シリコン面であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
- 前記半導体基体上にマスク材を堆積する第1の工程と、
該マスク材をパターニングする第2の工程と、
前記マスク材を用いて前記半導体基体をエッチングし、所定深さを有する前記溝を設ける第3の工程と、
前記マスク材越しに前記半導体基体中に不純物を導入することで、前記ウエル領域を形成する第4の工程と、
同じ前記マスク材越しまたは、前記マスク材を除去した後、堆積し、パターニングした別のマスク材越しに前記半導体基体中に不純物を導入することで、前記蓄積チャネル領域を形成する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか記載の半導体装置の製造方法。 - 前記半導体基体上にマスク材を堆積する第1の工程と、
該マスク材をパターニングする第2の工程と、
前記マスク材を用いて前記半導体基体をエッチングし、所定深さを有する前記溝を設ける第3の工程と、
前記マスク材越しに前記半導体基体中に不純物を導入することで、前記ウエル領域を形成する第4の工程と、
を少なくとも含み、
前記第4の工程後、
前記マスク材を除去する第6の工程と、
前記蓄積型チャネル領域をエピタキシャル成長により形成する第7の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ドリフト領域上に前記電界保護領域を積層させた半導体基体を用い、
前記半導体基体上にマスク材を堆積する第1の工程と、
該マスク材をパターニングする第2の工程と、
前記マスク材を用いて前記半導体基体をエッチングし、前記電界保護領域を貫通し前記ドリフト領域に達する前記溝を設ける第3の工程と、
前記マスク材越しに前記半導体基体中に不純物を導入することで、前記ウエル領域を形成する第4の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする請求項3または4記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ドリフト領域上に前記蓄積型チャネル領域と前記電界保護領域を順に積層させた半導体基体を用い、
前記半導体基体上にマスク材を堆積する第1の工程と、
該マスク材をパターニングする第2の工程と、
前記マスク材を用いて前記半導体基体をエッチングし、前記電界保護領域を貫通し前記蓄積型チャネル領域に達する前記溝を設ける第3の工程と、
前記マスク材越しに前記半導体基体中に不純物を導入することで、前記ウエル領域を形成する第4の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする請求項3または4記載の半導体装置の製造方法。 - 上記半導体基体として、炭化珪素半導体を用いることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか記載の半導体装置の製造方法。
- 上記半導体基体として、特に六方晶系の炭化珪素半導体を用い、かつ基体表面の面方位が(0001)シリコン面であることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
- ゲート絶縁膜を熱酸化により形成する工程を有し、
該工程においては、異方性熱酸化により、前記溝の底面に比べ側面の膜厚が厚い膜を形成することを特徴とする、請求項12記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ゲート絶縁膜が前記溝の側壁を覆うように延設され、前記溝の側壁を覆う絶縁膜の厚さが、前記溝底面に形成されるゲート絶縁膜の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする請求項7または8記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第4の工程の後、前記電界保護領域の上に接して前記ゲート絶縁膜を形成することを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方法。
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