JP4048530B2 - 干渉抑圧cdma受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(Code Division Multiple Access )受信機に関し、CDMA移動通信システムやCDMA無線LANなどの符号分割多重信号を受信する受信機において、干渉を抑圧し、受信特性の向上を図る干渉抑圧CDMA受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA移動通信システムやCDMA無線LANなどのCDMA通信システムの受信機においては、拡散符号の干渉による特性劣化が問題となる。干渉としては伝搬路のマルチパスに依存するマルチパス干渉、拡散コードの異なるユーザ信号によるマルチユーザ信号干渉がある。
【0003】
従来、これらの干渉を抑圧する技術として、干渉キャンセラ、アダプティブアレーアンテナなどを用いて干渉を除去又は回避する技術が知られている。また、通常のダイバーシチアンテナを用い、各アンテナの受信信号に対して干渉を抑圧するように重み係数を設定して受信特性を向上する技術も知られている。
【0004】
このダイバーシチアンテナを用いて干渉を抑圧する技術を、干渉抑圧ダイバーシチ方式と呼ぶこととする。干渉抑圧ダイバーシチ方式では、無相関のダイバーシチアンテナを用いて干渉を抑圧するのに加えて、ダイバーシチ効果による受信特性の向上も期待される。
【0005】
ここで、一般なN個のダイバーシチアンテナによるN系列の受信信号が存在する場合の最適な重み付け合成について説明する。N系列の受信信号をN行の複素ベクトル〔r(t)〕で表すと、受信信号〔r(t)〕は以下の式(1)のように表される。なお、本明細書においてベクトルを表す文字は〔 〕で囲むか又は太字によって表している。
【数1】
【0006】
上記式(1)の右辺において、第1項は送信データによる変調成分d(t)と送信信号応答ベクトル(即ち、チャネル特性)〔s〕との積、第2項は雑音成分を表している。但し、送信信号応答ベクトル〔s〕は時間により変化しないものとする。
【0007】
また、受信信号〔r(t)〕に対する重みベクトル〔w〕の重み付けを行って合成した後の信号をy(t)とすると、y(t)は以下の式(2)により表される。
【数2】
なお、「H 」はベクトル又は行列の複素共役転置を表す。
【0008】
このとき、受信信号対干渉雑音比(SINR)を最大にする重み係数ベクトル〔wopt 〕は以下の式(3)により求められる。
【数3】
ここで、〔Rz 〕はN系列受信信号の雑音成分相互の相関行列で、以下の式(4)により表される。なお、「<>」は時間平均処理による平均値であることを示している。
【数4】
【0009】
以上の干渉抑圧技術を、受信ダイバーシチアンテナを複数備え、複数のパスについてRake合成を行うCDMA受信機に適用した場合について説明する。図4に干渉抑圧ダイバーシチ方式CDMA基地局受信機の構成例を示す。同図はアンテナ数を2とした構成例を示している。
【0010】
2つの各アンテナ11 ,12 で受信された信号は、それぞれ、QPSK復調器21 ,22 により復調されて複素ベースバンド信号に変換され、それぞれ、A/D変換器31 ,32 によりデジタル複素ベースバンド信号に変換される。
【0011】
N個のユーザ信号が受信され、L個のパスが存在する環境下において、アンテナの受信信号ベクトル〔r(t)〕は、以下の式(5)のように表される。ここでは、主に上り信号について説明しているが、下り信号においても同様のことが成り立つ。
【数5】
【0012】
上記式(5)において、n,lは、それぞれ、N個のユーザ信号の中の各ユーザ信号、マルチパスの中の各パスを表すインデックスである。dn (t)は送信データシンボル、pn (t)は送信パイロットシンボル、cd,n (t+τl )はデータシンボルの拡散コード、cp,n (t+τl )はパイロットシンボルの拡散コード、csc,n(t)はユーザ信号を識別する拡散コードを示す。
【0013】
また、〔αn,l 〕は各ユーザ信号及び各パス毎の伝搬路の応答ベクトル(チャネル特性)で時間的に変動する。Pn は各ユーザ信号の送信電力、τn,l は各パスの遅延時間、〔n(t)〕は雑音ベクトルを表す。チャネル状態を推定するために既知のパイロットシンボルを用いているが、パイロットシンボルはデータシンボルに対して、時間多重やコード多重されており、何れの場合でも独立に取り出すことができる。
【0014】
上記式(5)は、パイロットシンボルがコード多重された場合の式を表している。また、一般に各アンテナ11 ,12 へのパスの到来時間はほぼ等しいという仮定がCDMA方式の比較的狭帯域の受信信号に対しては成り立つ。基地局のCDMA受信機においては、各ユーザ信号の各パスの遅延時間をサーチャ5などの同期検出器を用いて検出し、各ユーザ信号毎、各アンテナ毎、各パス毎にフィンガ回路において逆拡散を行う。
【0015】
図4に示す構成例ではフィンガ回路4は、第1から第MまでM個備えられ、各フィンガ回路4は、各アンテナ対応にデータシンボル逆拡散部411 ,412 、パイロットシンボル逆拡散部421 ,422 、重み係数決定部43、重み係数乗算部441 ,442 、合成部45を備える。
【0016】
フィンガ回路4において逆拡散を行う際、サーチャ5により検出されたパスタイミングに従い、各ユーザ信号毎に固有の拡散コード、及びデータシンボルとパイロットシンボルとの間で直交する拡散コードを用いて逆拡散することにより、データシンボルとパイロットシンボルとを分離する。
【0017】
例えば、第1のユーザ信号(n=1)の第1のパス(l=1)の受信信号についての逆拡散後のデータシンボルベクトル〔d1,1 (t)〕及びパイロットシンボルベクトル〔p1,1 (t)〕は、それぞれ以下の式(6),(7)ように表される。
【数6】
【数7】
【0018】
ここで、Kd 及びKp は、それぞれデータシンボル及びパイロットシンボルの拡散率である。また、フィンガ数Mはマルチパス数Lと等しいとしている。上記式(6),(7)の右辺において、第1項は希望受信信号ベクトル、第2項はマルチパス干渉ベクトル、第3項はマルチユーザ干渉ベクトル、第4項は雑音ベクトルを表す。
【0019】
逆拡散により得られたデータシンボルに対して、重み係数決定部43により決定された各アンテナ間及びフィンガ間で異なる重み係数を、乗算部441 ,442 により乗じて重み付けを行い、アンテナ間合成部45によりアンテナ間の合成を行い、更にフィンガ間合成部6によりフィンガー間の合成を行うことにより、受信信号の品質の向上を図っている。
【0020】
干渉抑圧ダイバーシチ方式CDMA受信機において、干渉成分に注目すると、アンテナ間では伝搬路の応答ベクトルが関係する以外は受信信号に相違がないため、アンテナ間には干渉の相関が存在するが、フィンガ間では干渉の相関はほとんどない。
【0021】
従って、各フィンガ回路4において、各アンテナからの受信信号に対して、アンテナ間でそれぞれ異なる最適な重み係数を乗じてアンテナ間合成部45で合成した後に、各フィンガ回路4の出力信号に対しては、フィンガ間で重み付けを行うことなくそのままフィンガ間合成部6により合成すれば良い。
【0022】
図5は重み係数決定部の構成例を示す。伝搬路の応答ベクトルは、受信信号の逆拡散後のパイロットシンボルベクトルに、既知のパイロットパターンを乗算部4311 ,4312 により乗算した後に、平均化部4321 ,4322 で時間平均することにより求められる。
【0023】
この受信パイロットシンボルから算出した伝搬路応答ベクトルを伝搬路推定ベクトルと呼ぶ。伝搬路推定ベクトル〔en,l 〕は以下の式(8)のように表される。式(8)において、〔pn,l (t)〕は受信信号の逆拡散後のパイロットシンボルベクトル、pn (t)は既知のパイロットパターンである。
【数8】
【0024】
また、干渉雑音ベクトル〔zn,l 〕を以下の式(9)のように、平均化した伝搬路推定ベクトル〔en,l 〕から伝搬路推定ベクトル〔pn,l (t)〕pn (t)を差し引いたベクトルとして定義する。
【数9】
上記の算出は図5の減算部4331 ,4332 により行われる。
【0025】
この干渉雑音ベクトル〔zn,l 〕を用いて干渉雑音の相関行列〔Rn,l 〕を以下の式(10)により算出する。該算出は図5の相関行列計算部434により行われる。
【数10】
【0026】
相関行列計算部434で行われた上記式(10)による干渉雑音の相関行列〔Rn,l 〕の逆行列を逆行列演算部435により算出し、該相関行列〔Rn,l 〕の逆行列と式(8)による伝搬路推定ベクトル〔en,l 〕との積を行列乗算部436で行い、以下の式(11)に示すように、最適な重み係数ベクトル〔wn,l 〕を算出する。
【数11】
【0027】
上記式(11)による最適な重み係数ベクトル〔wn,l 〕を、各アンテナの受信データシンボル〔dn,l 〕に乗じて合成した信号〔wn,l 〕H ・〔dn,l 〕を、更にフィンガ間合成して各ユーザ信号毎の復調データyn (t)が得られる。各ユーザ信号の復調データyn (t)は、以下の式(12)のように表される。
【数12】
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
以上が干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の一般的な構成であるが、無相関のアンテナを用いるため、フェージングなどによる位相変動や振幅変動によって、伝搬路推定ベクトルや干渉相関行列が時間的に変動してしまい、長時間にわたって平均することにより重み係数の精度を上げることには限界がある。
【0029】
本発明は、フェージングなどによる位相変動や振幅変動による伝搬路推定ベクトルや干渉相関行列の時間的変動に対して、伝搬路推定ベクトルを精度よく算定し、干渉相関行列の精度を向上させ、アンテナ間の干渉抑圧重み係数の精度を高め、干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の受信品質を向上させることを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明の干渉抑圧CDMA受信機は、(1)受信ダイバーシチアンテナを複数有し、既知のパイロットシンボルを用いて算出した各アンテナの伝搬路推定ベクトルとアンテナ間の干渉雑音相関行列とから、アンテナ間の干渉を抑圧する最適な重み係数を推定し、各アンテナ毎の逆拡散されたデータシンボルに対して、該最適な重み係数による重み付けを行ってアンテナ間で合成するCDMA受信機において、復調されたデータシンボルのデータ判定を行い、該データ判定結果と受信データシンボルとを基に伝搬路推定ベクトルを生成する手段と、前記パイロットシンボルを用いて算出した伝搬路推定ベクトルと、データシンボルを用いて算出した伝搬路推定ベクトルとを合成する手段と、該合成した伝搬路推定ベクトルを用いて前記最適な重み係数を算出する手段とを備えたものである。
【0031】
また、(2)前記復調されたデータシンボルのデータ判定結果と受信データシンボルとを基に、アンテナ間の干渉雑音相関行列を算出する手段と、前記パイロットシンボルを用いて算出したアンテナ間の干渉雑音相関行列と、該データシンボルを用いて算出した干渉雑音相関行列とを合成する手段と、前記合成された干渉雑音相関行列を用いて、前記最適な重み係数を算出する手段とを備えたものである。
【0032】
また、(3)前記データ判定結果として、受信データシンボルに対して誤り訂正を行った後の復調データを用い、該復調データを再拡散して帰還する手段を備えたものである。
【0033】
また、(4)前記データシンボルを用いて算出した前記最適な重み係数を用いることにより重み付けを行ったデータシンボルのデータ判定を行い、該データ判定結果を基に、再び前記最適な重み係数を算出する処理を繰り返す構成を有するものである。
【0034】
また、(5)前記最適な重み係数の算出を繰り返す処理において、繰り返す毎に、前記データシンボルを用いた伝搬路推定ベクトル又は干渉雑音相関行列の合成係数を変化させ、パイロットシンボルを用いた伝搬路推定ベクトル又は干渉雑音相関行列との合成比を変化させる手段と備えたものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の構成例を示す。図1に示す構成例において、前述の図4に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。フィンガ回路4から出力される受信信号をフィンガ間合成部6によりRake合成されたデータシンボルは、ビット値としての振幅を有する信号とし出力され、その振幅値から判定部8ではビットデータとして判定する。
【0036】
判定部8で判定されたデータを、各アンテナ毎、各フィンガ毎の逆拡散データシンボルに、乗算部461 ,462 で乗算することにより、データ変調成分をキャンセルする。データ変調成分のキャンセルにより伝搬路推定値が得られるため、これを重み係数決定部47に入力し、重み係数決定部47は、データシンボルから得られる伝搬路推定値に所定の合成係数μ1 を乗じた値を、パイロットシンボルから得られる伝搬路推定値に加えて合成し、より精度の高い伝搬路推定値を得、それを基に精度良い最適重み係数を決定する。
【0037】
また、重み係数決定部47では、パイロットシンボルを用いて式(9)の演算により干渉雑音の相関ベクトルを算出したのと同様に、データシンボルを用いて干渉雑音の相関ベクトルを求め、その相関行列を式(10)により算出し、該データシンボルを用いた相関行列に所定の合成係数μ2 を乗じた相関行列を、パイロットシンボルを用いて求めた相関行列に加えて合成し、より精度の高い干渉雑音の相関行列を得、それを基に精度の高い最適重み係数を決定する。
【0038】
更に、パイロットシンボル及びデータシンボルを用いて決定した精度の高い最適重み係数を用いてデータシンボルのデータ判定を行い、該データ判定結果を基に、再度、伝搬路推定値及び干渉雑音の相関行列を算出し、該伝搬路推定値及び干渉雑音の相関行列を基により精度の高い最適重み係数を決定する。この動作を複数回繰り返すことにより、より精度の高い最適重み係数を決定することができる。
【0039】
図2に本発明による重み係数決定部の構成例を示す。図2に示す構成例において、前述の図5に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。逆拡散後のデータシンボルに、データ判定後の帰還データシンボルを乗算部4711 ,4712 により乗算した後に、平均化部4721 ,4722 で時間平均し、パイロットシンボルを用いた場合と同様に、時間平均伝搬路推定ベクトル〔ed (n) 〕が求められる。ここで、〔ed (n) 〕はn回の繰り返し処理を行って求めた時間平均伝搬路推定ベクトルであることを示す。
【0040】
この時間平均伝搬路推定ベクトル〔ed (n) 〕から各データシンボルによる伝搬路推定ベクトルを減算部4731 ,4732 で差し引いたベクトルとして干渉雑音ベクトル〔z〕をパイロットシンボルの場合と同様に算出し、この干渉雑音ベクトル〔z〕を基に、干渉雑音の相関行列〔Rd (n) 〕を相関行列計算部474により算出する。ここで、〔Rd (n) 〕はn回の繰り返し処理を行って求めた相関行列であることを示す。
【0041】
相関行列計算部474で算出した干渉雑音の相関行列〔Rd (n) 〕に所定の係数μ2 (n) を乗算部475により乗じて、パイロットシンボルによる干渉雑音の相関行列〔Rp 〕に加算部476で加算し、パイロットシンボル及びデータシンボルを用いた干渉雑音の相関行列〔R(n) 〕を得、この相関行列〔R(n) 〕を用いて逆行列演算部435によりその逆行列〔R(n) 〕-1を算出する。
【0042】
一方、データシンボルから算出した時間平均伝搬路推定ベクトル〔ed (n) 〕に、所定の合成係数μ1 (n) を乗算部477により乗じて、パイロットシンボルによる時間平均伝搬路推定ベクトル〔ep 〕に加算部478で加算し、パイロットシンボル及びデータシンボルを用いた時間平均伝搬路推定ベクトル〔e(n) 〕を得る。
【0043】
そして、上記逆行列演算部435で算出した逆行列〔R(n) 〕-1と、上記パイロットシンボル及びデータシンボルを用いた時間平均伝搬路推定ベクトル〔e(n) 〕とを、行列乗算部436で乗算することにより、精度の良い最適な重み係数ベクトル〔w(n) 〕を得る。この最適な重み係数ベクトル〔w(n) 〕は、以下の式(13)のように表される。なお、〔w(n) 〕はn回の繰り返し処理を行って求めた最適重み係数ベクトルであることを示す。
【数13】
【0044】
上記定数の合成係数μ1 (n) ,μ2 (n) は、受信されたデータシンボルについてのデータ判定の確からしさに応じて、該確からしさが高いほど大きな値とすることにより精度を向上させることができる。また、最適重み係数の算出処理の繰り返しに伴って、データシンボルの精度が向上するため、係数μ1 (n) ,μ2 (n) を、繰り返し数の増加とともに大きくすることにより精度の向上を図ることができる。
【0045】
次に、図3に本発明の干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の第2の構成例を示す。図3に示す構成例において、前述の図1に示した第1の構成例における同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。この第2の構成例は、フィンガ間合成部6から出力されたデータシンボルに対して、誤り訂正部7により誤り訂正を行った復調データを、再拡散部9により再拡散したデータシンボルをフィードバックするように構成したものである。
【0046】
この第2の構成例では、受信データシンボルに対して誤り訂正処理を行ってフィードバックするため、フィードバックの遅延時間が増大するが、第1の構成例におけるデータ判定結果より、データの誤り率が改善されるため、最適重み係数の精度をより向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、データシンボルの復調データを繰り返し判定して帰還し、受信データシンボルベクトルからデータ変調成分を除去した後に時間平均することにより、データシンボルによる伝搬路推定ベクトルを求め、パイロットシンボルによる伝搬路推定ベクトルと合成することにより、伝搬路推定ベクトルの精度を向上させ、干渉抑圧の最適な重み係数の精度を向上させ、干渉抑圧ダイバーシチの効果を高め、受信品質を向上させることができる。
【0048】
また、データシンボルを用いてアンテナ間の干渉雑音相関行列を算出し、パイロットシンボルを用いたアンテナ間の干渉雑音相関行列と合成することにより、該干渉雑音相関行列の精度を向上させ、干渉抑圧の最適な重み係数の精度を向上させ、干渉抑圧ダイバーシチの効果を高め、受信品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の構成例を示す図である。
【図2】本発明による重み係数決定部の構成例を示す図である。
【図3】本発明の干渉抑圧ダイバーシチCDMA受信機の第2の構成例を示す図である。
【図4】干渉抑圧ダイバーシチ方式CDMA基地局受信機の構成例を示す図である。
【図5】重み係数決定部の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 ,12 アンテナ
21 ,22 QPSK復調器
31 ,32 A/D変換器
4 フィンガ回路
411 ,412 データシンボル逆拡散部
421 ,422 パイロットシンボル逆拡散部
441 ,442 重み係数乗算部
45 アンテナ間合成部
461 ,462 乗算部
47 重み係数決定部
5 サーチャ
6 フィンガ間合成部
7 誤り訂正部
8 データ判定部
Claims (4)
- 受信ダイバーシチアンテナを複数有し、既知のパイロットシンボルを用いて算出した各アンテナの伝搬路推定ベクトルとアンテナ間の干渉雑音相関行列とから、アンテナ間の干渉を抑圧する最適な重み係数を推定し、各アンテナ毎の逆拡散されたデータシンボルに対して、該最適な重み係数による重み付けを行ってアンテナ間で合成するCDMA受信機において、
前記パイロットシンボルを用いて伝搬路推定ベクトルを生成し、該伝搬路推定ベクトルを基にアンテナ間の干渉雑音相関行列を算出する手段と、
復調されたデータシンボルのデータ判定を行い、該データ判定結果と受信データシンボルとを基に伝搬路推定ベクトルを生成し、該伝搬路推定ベクトルを基にアンテナ間の干渉雑音相関行列を算出する手段と、
前記パイロットシンボルを用いて算出したアンテナ間の干渉雑音相関行列と前記復調されたデータシンボルを用いて算出した干渉雑音相関行列とを合成する手段と、
前記合成された干渉雑音相関行列を用いて、前記最適な重み係数を算出する手段と
を備えたことを特徴とする干渉抑圧CDMA受信機。 - 前記データ判定結果として、受信データシンボルに対して誤り訂正を行った後の復調データを用い、該復調データを再拡散して帰還する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の干渉抑圧CDMA受信機。
- 前記データシンボルを用いて算出した前記最適な重み係数を用いることにより重み付けを行ったデータシンボルのデータ判定を行い、該データ判定結果を基に、再び前記最適な重み係数を算出する処理を繰り返す構成を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の干渉抑圧CDMA受信機。
- 前記最適な重み係数の算出を繰り返す処理において、繰り返す毎に、前記データシンボルを用いた伝搬路推定ベクトル又は干渉雑音相関行列の合成係数を変化させ、パイロットシンボルを用いた伝搬路推定ベクトル又は干渉雑音相関行列との合成比を変化させる手段と備えたことを特徴とする請求項3に記載の干渉抑圧CDMA受信機。
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