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JP4046985B2 - 撮像装置、ファイル格納に関する警告方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、ファイル格納に関する警告方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びプログラム Download PDF

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JP4046985B2 JP2001356044A JP2001356044A JP4046985B2 JP 4046985 B2 JP4046985 B2 JP 4046985B2 JP 2001356044 A JP2001356044 A JP 2001356044A JP 2001356044 A JP2001356044 A JP 2001356044A JP 4046985 B2 JP4046985 B2 JP 4046985B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、ファイル格納に関する警告方法、記憶媒体、及びプログラムに関し、特に、デジタルカメラ等において画像ファイルの作成に関する警告及び対処方法を表示する場合に好適な撮像装置、ファイル格納に関する警告方法、記憶媒体、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタルカメラには、画像ファイルが格納される記録媒体の残容量を算出し、撮影により生成される画像ファイルの容量を基に、記録媒体に対する残り記録可能枚数を外部表示装置へ表示する形態を採っているものが知られている。最近のデジタルカメラの記録画像ファイルの規格のひとつとして、DCF(Design Rule for Camera File System)フォーマットが存在する。このDCFフォーマット規格では、記録媒体中に番号の付けられたフォルダを作成し、そのフォルダ内へファイル番号を付けた画像ファイルを格納するように規定されている。
【0003】
ディレクトリ番号の振り付け方法としては、デジタルカメラに対する記録媒体の交換によってディレクトリ番号が初期化される場合と、交換前の記録媒体のディレクトリ番号をデジタルカメラが記憶しておき、デジタルカメラに装着された新しい記録媒体のディレクトリ番号を前記記憶しておいた連続したディレクトリ番号の後に設定できるような場合との仕様が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては次のような問題があった。即ち、デジタルカメラにおいてDCFフォーマット規格に準拠した画像ファイル格納を行う場合、ディレクトリ番号の最大値以上のディレクトリを作成することができないという規格(制約)がある。つまり、1つの記録媒体中のディレクトリ番号が最大値に到達すると、そのフォルダ内に作成可能なファイル数以上は、画像ファイル作成が不能となってしまう。
【0005】
昨今のように記録媒体の大容量化に伴い1つの記録媒体中に作成されるディレクトリ数が多くなることや、パーソナルコンピュータの使用による記録媒体中のフォルダ番号を使用者が操作可能な状況にあることなどを考慮すると、記録媒体の残容量があるにも関わらず、ディレクトリ番号の最大値以上のディレクトリを作成することができないという制約により、カメラ撮影動作ができない状況が発生してしまうという課題があった。
【0006】
更に、従来においては、ファイル作成不能になって初めてその旨を示す警告が行われるだけであり、使用者がファイル作成不能を事前に知ることができない。また、ファイル作成不能に対する対処方法をデジタルカメラ本体側(デジタルカメラ単体)で持っていないため、その記録媒体を使用したカメラ撮影ができなくなってしまうという課題があった。
【0007】
本発明は、上述した点に鑑みなされたものであり、記録媒体の空容量があるにも関わらず、ファイル作成ができないことによる記録不能状態が突然に発生することを防止し、また、その旨を事前に使用者に知らせると共に、その対処方法を提供し、使用者の使い勝手を良くすることを可能とした撮像装置、ファイル格納に関する警告方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置であって、DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出手段と、前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置におけるファイル格納に関する警告方法であって、DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出工程と、前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御工程とを有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置におけるファイル格納に関する警告方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出ステップと、前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御ステップとを有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置に供給されるプログラムであって、DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出ステップと、前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御ステップとを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態の電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。図1において、電子スチルカメラは、電子スチルカメラ本体100と、電子スチルカメラ本体100に着脱可能に装着される記録媒体200、210から大略構成されている。レンズ光学系10は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを備えるものであり、被写体の撮影に伴い光学像を取り込む。シャッタ12は、入射光量を調節するための絞り機能を備えるものである。保護部102は、電子スチルカメラ本体100のレンズ光学系10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。
【0018】
光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが配設されている。撮像素子14は、レンズ光学系10で取り込まれた光学像を電気信号に変換するものである。A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するものである。タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26などに対してクロック信号や制御信号を供給するものであり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0019】
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対しての制御、即ち、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。更に、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0020】
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16によってデジタル信号に変換された画像信号は、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれることになる。画像表示メモリ24は、画像表示部28に対する表示用の画像データを記憶する。D/A変換器26は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。
【0021】
画像表示部28は、TFT LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)等から構成されており、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28が撮像された画像データを逐次表示することにより、電子ファインダ機能が実現される。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には電子スチルカメラ本体100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0022】
メモリ30は、RAMなどによって構成されており、撮像した静止画像や動画像を格納するためのものであり、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像の記憶に耐え得るのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT:Adaptive Discrete Cosine Transform)等により画像データを圧縮伸長するものであり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む動作を行う。
【0023】
露光制御回路40は、絞り機能を備えるシャッタ12を制御するものであり、更に後述するフラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。測距制御回路42は、レンズ光学系10のフォーカスレンズのフォーカシングの制御を行う。ズーム制御回路44は、レンズ光学系10のズームレンズのズーミングの制御を行う。バリア制御回路46は、バリアである保護部102の動作を制御するものである。露光制御回路40、測距制御回路42は、TTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50によって露光制御回路40、測距制御回路42の制御が実行される。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0024】
システム制御回路50は、電子スチルカメラ本体100全体を統括制御するものであり、メモリ52に格納されたプログラムに基づき後述の各フローチャートに示す処理を実行する。メモリ52は、ROMなどによって構成されており、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するものである。表示部54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像等を用いて電子スチルカメラ本体100の動作状態やメッセージ等を表示するものであり、電子スチルカメラ本体100の操作部近辺の視認し易い位置(図示略)に単数或いは複数個設置されており、例えばLCDやLED等の組み合わせにより構成されている。尚、スピーカなどの発音素子と表示部54とを併用してもよい。また、表示部54の一部の機能を光学ファインダ104内或いは画像表示部28内に設けてもよい。
【0025】
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、単写/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記憶画素数表示、記憶枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信インタフェース動作表示、日付・時刻表示、その他の警告表示等がある。本実施形態では、特にこの表示部54において、後述の対処方法メニューの表示も行う。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
【0026】
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記憶可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。各種操作部60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するためのものであり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これら各種操作部60、62、64、66、68及び70の具体的な説明を行う。
【0027】
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。シャッタスイッチSW1・62は、不図示のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。シャッタスイッチSW2・64は、不図示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記憶処理、という一連の処理の動作開始を指示する。
【0028】
画像表示ON/OFFスイッチ66は、画像表示部28のON/OFFを設定することができる。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等からなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。クイックレビューON/OFFスイッチ68は、撮像した画像データを撮像動作直後に自動再生するクイックレビュー機能の設定に用いる。操作部70は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等を備えている。
【0029】
電源制御回路80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、電子スチルカメラ本体100内における通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200、210を含む各部へ供給する。コネクタ82、84は、電源制御回路80と電源部86との接続を行う。電源部86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池やLi電池等の二次電池、ACアダプタ等から構成されている。
【0030】
記録媒体200、210は、メモリカードやハードディスク等によって構成されており、それぞれ、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記憶部202、212、電子スチルカメラ本体100との通信を行うためのインタフェース204、214、電子スチルカメラ本体100と接続を行うコネクタ206、216を備えている。
【0031】
インタフェース90、94は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200、210との通信を行うためのものである。コネクタ92、96は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200、210と接続を行うためのものである。記録媒体着脱検知部98は、コネクタ92に記録媒体200が装着されているか否か、コネクタ96に記録媒体210が装着されているか否か、の両方或いは一方を検知する。
【0032】
尚、本実施形態では、電子スチルカメラ本体100が記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統装備しているものとして説明しているが、勿論、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数いずれの系統数を装備する構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて装備する構成としても構わない。
【0033】
また、インタフェース90、94及びコネクタ92、96としては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードや、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。更に、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LAN(Local Area Network)カードやモデムカード、USB(Universal Serial Bus)カード、IEEE(Institute Electrical and Electronics Engineers)1394カード、P1284カード、SCSI(Small Computer System Interface)カード、PHS(Personal Handy-phone System)等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0034】
通信インタフェース110は、外部装置との間でデータの通信を行うものであり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。コネクタ(アンテナ)112は、通信インタフェース110により電子スチルカメラ本体100を他の機器と接続する(但し、無線通信の場合はアンテナとなる)。
【0035】
図10は電子スチルカメラにおける特許請求の範囲に対応させた要部の構成を示す概略機能ブロック図である。電子スチルカメラ本体300は、被写体を撮像する撮像手段301(撮像素子14)、ファイル格納に関する警告制御を行う制御手段302(システム制御回路50)、ファイル格納に関する警告表示を行う表示手段303(表示部54)、記録媒体400を着脱可能に接続する接続手段304(コネクタ92、96、インタフェース90、94)を備えている。
【0036】
制御手段302は、撮像手段301で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体400における一つのディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納する制御、画像ファイルの格納規格に基づき記録媒体400に作成可能な第一のファイル数(作成可能ファイル数)を算出し、記録媒体400の残容量に基づき記録媒体400に記録可能な第二のファイル数(記録可能枚数)を算出し、両ファイル数を比較し、何れか少ない方の数値を撮影可能枚数として表示手段303に表示すると共にその旨を警告する制御、比較結果に応じた警告を行うと共に対処方法を表示手段303に表示する制御を行う。
【0037】
次に、上記の如く構成された本発明の実施の形態の電子スチルカメラの動作を図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
【0038】
[メインルーチン]
図2は電子スチルカメラのシステム制御回路50の動作処理(メインルーチン)を示すフローチャートである。
【0039】
システム制御回路50は、モードダイアルスイッチ60の設定位置を判断し、モードダイアルスイッチ60が電源OFFに設定されていたならば(ステップS101で「電源OFF」)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護部102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御回路80により画像表示部28を含む電子スチルカメラ本体100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップS102)、ステップS101に戻る。
【0040】
モードダイアルスイッチ60がその他のモードに設定されていたならば(ステップS101で「その他のモード」)、システム制御回路50は、選択されたモードに応じた処理を実行し(ステップS103)、処理を終えたならばステップS101に戻る。
【0041】
モードダイアルスイッチ60が撮影モードに設定されていたならば(ステップS101で「撮影モード」)、システム制御回路50は、電源制御回路80により電池等から構成される電源部86の残容量や動作情況が電子スチルカメラ本体100の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS104)。電源部86の状況がカメラ動作に問題があるならば、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS106)、ステップS101に戻る。電源部86の状況がカメラ動作に問題が無いならば、システム制御回路50は、記録媒体200或いは210の動作状態が電子スチルカメラ本体100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断する(ステップS105)。
【0042】
記録媒体200或いは210の動作状態がカメラ動作に問題があるならば、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS106)、ステップS101に戻る。以下では、記録媒体200或いは201のうち、記録媒体200側を画像ファイルの優先記録媒体に設定した場合について記述する。記録媒体200の動作状態がカメラ動作に問題が無いならば(ステップS105)、システム制御回路50は、記録媒体200に記録されているディレクトリ構成を調べ、その記録媒体200への「作成可能ファイル数」を演算する(ステップS107)。このステップS107における作成可能ファイル数の演算処理部(作成可能ファイル数演算サブルーチン)の詳細は、図4を用いて後述する。尚、本実施形態において、「作成可能ファイル数」とは、ファイル格納規格(例えばDCFフォーマット規格)に基づき算出される残り作成可能なファイル数のことである。
【0043】
次に、システム制御回路50は、記録媒体200の残容量(空容量)を検出し(ステップS108)、この記録媒体残容量から、その時点で設定されている画質モードに応じて「記録可能枚数」を演算して求める(ステップS109)。このステップS109における記録媒体残容量からの記録可能枚数の演算処理部(記録可能枚数演算サブルーチン)の詳細は、図5を用いて後述する。尚、本実施形態において、「記録可能枚数」とは、記録媒体の容量に基づき、その時点で設定されている画質モードに応じて算出される残り記録可能な画像ファイル数のことである。
【0044】
次に、システム制御回路50は、「作成可能ファイル数」が「記録可能枚数」より大きいか否かを判断する(ステップS110)。尚、前記比較は撮影動作毎に行う。「作成可能ファイル数」が「記録可能枚数」より大きい場合は、表示部54に表示する残撮影可能枚数を「記録可能枚数」に設定し(ステップS113)、ステップS114へ進む。一方、「作成可能ファイル数」が「記録可能枚数」より大きくない場合は、表示部54に表示する残撮影可能枚数を「作成可能ファイル数」に設定し(ステップS111)、表示部54及びスピーカ等の発音素子を用いて画像や音声により所定の警告表示・警告音声出力を行った後に(ステップS112)、ステップS114へ進む。このステップS112における警告・処置方法表示部(警告・処置方法表示サブルーチン)の詳細は、図6を用いて後述する。
【0045】
上記ステップS112または上記ステップS113の処理後、システム制御回路50は、設定された残撮影可能枚数を表示部54に表示する(ステップS114)。そして、システム制御回路50は、シャッタスイッチSW2・64が押下されたか否かを判断する(ステップS115)。シャッタスイッチSW2・64が押下された場合は、前述した撮像動作を実行する(ステップS116)と共に撮像された画像のファイルを作成し、メニュー操作受付部(ステップS117)へ進む。一方、シャッタスイッチSW2・64が押下されていない場合は、ステップS116を飛ばして、ステップS117へ進む。このステップS117におけるメニュー操作受付部(メニュー操作受付サブルーチン)の詳細は、図7を用いて後述する。ステップS117を抜けると、ステップS101に戻り、メインルーチンを繰り返し実行する。
【0046】
[作成可能ファイル数演算サブルーチン]
図4は上記図2のステップS107における「作成可能ファイル数演算サブルーチン」の詳細を示すフローチャートである。
【0047】
システム制御回路50は、本電子スチルカメラのファイル格納規格に基づき、記録媒体200に格納可能な最大ディレクトリ番号 [ DMAX ] を設定する(ステップS301)。また、同様に、各ディレクトリ内に格納可能なファイル数 [ FMAX ] の設定を行う(ステップS302)。次に、システム制御回路50は、記録媒体200が交換されたか否かを判定する(ステップS303)。この時、本実施形態においては、最初のシステム起動時は記録媒体200が交換されたものと判断し、一度ステップS303を実行した後は、記録媒体200が交換されるか電源部86の電源を落とすまで、記録媒体200は交換されていないと判断する。
【0048】
よって、電子スチルカメラの電源投入直後または記録媒体200の交換が行われた場合、システム制御回路50は、記録媒体200に記録されている最大ディレクトリ番号を取得する(ステップS304)。また、同様に、最大番号のディレクトリに格納されている最大ファイル番号を取得する(ステップS305)。次に、システム制御回路50は、記録媒体200に作成可能なファイル数を演算して求める(ステップS306)。この時の演算式は、
「作成可能ファイル数」=( [ DMAX ]−[ RDNo ])× [ FMAX ]+( [ FMAX ]−[ RFNo ])
となる。
【0049】
一方、記録媒体200が交換されていない状態でステップS303を実行した場合、一度、前記の「作成可能ファイル数」を求める演算を実行しているので、ここでは、この処理以降に実行された撮影動作回数分を、以前に求めた「作成可能枚数」から引き算しておく(ステップS307)。これによって、記録媒体へのアクセスを必要とした実行時間を要する処理(ステップS304〜ステップS306)が、必要な時のみ実行されるようになる。
【0050】
次に、システム制御回路50は、上記ステップS306または上記ステップS307で求められた「作成可能ファイル数」をメモリ52に記憶し、このサブルーチンを終了して上記図2のメインルーチンのステップS109へ進む。
【0051】
[記録媒体残容量からの記録可能枚数演算サブルーチン]
図5は上記図2のステップS109における「記録媒体残容量からの記録可能枚数演算サブルーチン」の詳細を示すフローチャートである。
【0052】
システム制御回路50は、操作部70にある撮影画質選択ボタンにより設定されている画質モードを取得する(ステップS401)。次に、画質モードに対応した平均的な画像ファイルサイズ [ FSAVE ] を取得する(ステップS402)。次に、上記図2のステップS108にて検出されメモリ52に格納されている記録媒体200の空容量データ [ DRVTMP] を、メモリ52より取得する(ステップS403)。
【0053】
次に、記録媒体200に記録可能なファイル数(「記録可能枚数」)を演算して求める(ステップS404)。この時の演算式は、
「記録可能枚数」=[ DRVTMP ]÷ [ FSAVE ](ただし、データ形式は整数。小数点以下切り捨て)
となる。次に、システム制御回路50は、上記ステップS404で求められた「記録可能枚数」をメモリ52に記憶し、このサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンのステップS110へ進む。
【0054】
[警告・処置方法表示サブルーチン]
図6は上記図3のステップS112における「警告・処置方法表示サブルーチン」の詳細を示すフローチャートである。「作成可能ファイル数」が「記録可能枚数」より大きくない場合、この警告・処置方法表示サブルーチン(上記図3のステップS112)を実行する。
【0055】
まず、システム制御回路50は、一度この警告表示が行われたかどうかを判定する(ステップS501)。本実施形態においては、電源部86の投入直後や記録媒体200の交換直後では、システム制御回路50により警告表示回数はクリア(ゼロ)されており、一度、このルーチンを実行し警告・処置方法表示がされると、警告表示回数がカウントされるようになっている。よって、電池投入直後は警告表示回数がゼロであるので、ステップS502へ進む。即ち、システム制御回路50は、表示部54及びスピーカ等の発音素子を用いて画像や音声により所定の警告表示を行う(ステップS502)。
【0056】
この時、システム制御回路50は、このままの状態でも撮影を継続することができるように、使用者に選択可能なボタンを表示部54に出現させ、使用者が操作部70により入力した状態を判定する(ステップS503)。使用者が、このままで撮影実行を選択した場合、システム制御回路50は、操作部70の操作により初めて表示部54に表示される不図示の各種設定表示メニューに、通常は出現させない “対処メニュー用ボタン”を出現させるように設定する(ステップS506)。これにより、警告表示後、対処せずに撮影を続けた場合でも、使用者の意思によって、任意のタイミングで対処方法を実行可能とすることができる。
【0057】
次に、上記ステップS501にて警告表示回数がゼロでない場合、及び上記ステップS506の処理が終了した場合は、ステップS508に進む。即ち、システム制御回路50は、撮影可能枚数(=「作成可能枚数」)が規定値以上かどうかを判定する(ステップS508)。撮影可能枚数が規定値以上の場合は、このサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンのステップS114へ進む。一方、撮影可能枚数が規定値以下の場合は、再度、警告表示を行う(ステップS502)。上記ステップS508にて判定に使用される規定値は、本実施形態では、単写モード時は“1”に設定され、連写モード時は本電子スチルカメラの “連続撮影可能コマ数”(一般的にバースト連写コマ数と呼ばれる)に対応した値に設定されている。
【0058】
尚、本実施形態において、単写モードとは、シャッタスイッチSW2・64が押下されるごとに画像が1枚撮像される通常の撮像モードのことであり、連写モードとは、シャッタスイッチSW2・64が押下されている期間内は画像が一定間隔で連続して撮像されるモードである。
【0059】
また、上記ステップS503にて使用者が撮影動作を継続させない方を選択した場合、ステップS504へ進む。即ち、上記ステップS502と同様に、システム制御回路50は、表示部54及びスピーカ等の発音素子を用いて画像や音声により所定の表示を行う(ステップS504)。この時、システム制御回路50は、対処メニューを実行しないことができるように、使用者に選択可能なボタンを表示部54に出現させ、使用者が操作部70により入力した状態を判定する(ステップS505)。使用者が対処メニューの非実行を選択した場合、ステップS506に進み、前記と同様の処置に進む。一方、使用者が対処メニューの実行を選択した場合、ステップS507に進み、対処メニューの実行ルーチンへ状態を移す(本サブルーチンから抜ける)。この対処方法の実施例については、図8、図9を用いて後述する。
【0060】
[メニュー操作受付サブルーチン]
図7は上記図3のステップS117における「メニュー操作受付サブルーチン」の詳細を示すフローチャートである。
【0061】
操作部70によりカメラ各種設定が可能なメニュー表示が選択された場合、システム制御回路50は、メニュー操作受付けを判定する(ステップS601)。メニュー操作受付けをされない場合、そのままこのサブルーチンを抜け、上記図2のステップS101に戻り、メインルーチンを繰り返す。一方、メニュー操作受付けをされた場合、ステップS602に進む。即ち、警告・処置方法表示サブルーチン内での“対処メニューボタン表示設定”がなされているか否かを判定する(ステップS602)。
【0062】
“対処メニューボタン表示設定”がなされている場合は、システム制御回路50は、他の各種カメラ設定メニューボタンと共に、対処メニューボタンを表示部54に表示する(ステップS603)。次のステップS604にて対処メニューボタンを選択すれば、対処方法を実行(ステップS605)することができる。この処置方法の実施例については、図8、図9を用いて後述する。
【0063】
ステップS604にて対処メニューボタンを選択しない場合、他のメニューボタンが選択されたら、システム制御回路50は、その選択メニューに応じて処理を実行し(ステップS607)、メインルーチンの先頭(上記図2のステップS101)へ戻る。メニュー選択されない場合は、何もせずにメニュー操作受付サブルーチンを抜ける。
【0064】
[対処方法(1)、対処方法(2)]
図8、図9は上記図6のステップS507及び上記図7のステップS605における対処方法の実施例を示す図である。まず、図8(B)を参照して本実施形態のディレクトリ構造の一例を説明する。
【0065】
ルートディレクトリ直下のディレクトリ名"DCIM"を持つディレクトリを、DCFイメージルートディレクトリと言う。そして、DCIMディレクトリの中に、画像ファイルなどのDCFオブジェクトを格納するための複数のディレクトリが作られる。このDCFディレクトリの名称(以下DCFディレクトリ名と呼ぶ)は、以下のように定義されている。
ディレクトリ名は8文字で、1 〜3文字目は"100"〜"999"の番号である。
"000"〜"099"は使用しない。この3文字をディレクトリ番号と呼ぶ。
【0066】
まず、ROOTディレクトリの中に、DCIM(D201)ディレクトリのような画像ファイルを入れるためのディレクトリを作成する。そして、DCIMディレクトリの中に、画像ファイルなどのDCFオブジェクトを格納するための100canon(D202)ディレクトリを作成する。そして、通常の撮影(単写撮影、セルフタイマ撮影)においては、上記600canon(D201)ディレクトリの中に、ABCD0001.jpg〜ABCD9999.jpgまでの、最大9999個の画像ファイルが収納でき、最大ファイル番号記憶後に、ディレクトリ番号の連続した、新しい101canonディレクトリを作成する。
【0067】
図8は対処方法の実施例(1)である。図8(A)は、対処前のディレクトリ構造で、ディレクトリ番号は、初期値の100からではなく、途中の900番から始まっている(D102)。また、最大ディレクトリ番号は、999(D104)となっているため、最大値であり、これ以上のディレクトリを作成することはできない。よって、この記録媒体に作成できるファイル数は、999ディレクトリ(D104)に格納できるファイル数のみとなってしまう。
【0068】
そこで、対処方法の一例として、ディレクトリ番号を小さい順に初期値から振り直す方法を実施した場合、図8(B)のようになる。900ディレクトリ(D102)は、100ディレクトリ(D202)に変換され、同様に、999ディレクトリ(D104)は、199ディレクトリ(D204)に変換されている。この対処方法により、この記録媒体に作成可能なファイル数は、ディレクトリ番号が、200〜999のディレクトリを作成できるので、相当数に増大することが分かる。
【0069】
図9は対処方法の実施例(2)である。図9(A)は、対処前のディレクトリ構造で、ディレクトリ番号は、初期値の100(D302)から始まっているが、最大ディレクトリ番号は、991(D304)となっている。よって、この記録媒体に作成できるファイル数は、9個のディレクトリに格納できるファイル数だけとなってしまう。
【0070】
このように、図8の実施例である、ディレクトリ番号を小さい順に初期値から振り直しても、ディレクトリ番号に余裕ができない場合も考えられる。そこで、対処方法の一例として、図9(B)のように、現状の全画像ファイルが格納されている、DCIMディレクトリ(D301)のディレクトリ名称を変更し、新たに、DCIMディレクトリ(D405)を作成する。この方法により、DCFフォーマット上は、再び、ディレクトリ番号の初期値である、100からディレクトリを作成できるので、この記録媒体へ記録可能な画像ファイル数が増大する。また、この方式は、記録されているディレクトリ番号を変更したくない場合にも有効な方式である。
【0071】
以上説明したように、本実施形態によれば、表示部54に表示させる残り撮影可能枚数として、ファイル格納規格(例えばDCFフォーマット規格)に基づき記録媒体に作成可能な「作成可能ファイル数」と、記録媒体の残容量に基づき算出された残り記録可能な「記録可能枚数」とのうち、何れか少ない方を表示させることにより、使用者へ残り撮影可能枚数を確実に伝えることができるという利点が得られる。また、警告表示によりその意味する内容を使用者に伝えることが可能になり、警告表示から対処メニューに動作を移すことも可能なため、その場で対処方法を実行することもできるなど、使い勝手のよい電子スチルカメラを提供することができる。即ち、電子スチルカメラが撮影途中で突然に撮影禁止状態に陥ることを防止でき、且つ前記対処方法により記録媒体を継続利用することが可能となる。
【0072】
[他の実施の形態]
尚、上記実施形態では、記録媒体200及び210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD-RやCD-WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
【0073】
また、上記実施形態では、記録媒体200及び210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。更に、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0074】
また、上記実施形態では、記録媒体200及び210は電子スチルカメラ本体100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が電子スチルカメラ本体100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
【0075】
また、上記実施形態では、電子スチルカメラ本体100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
【0076】
また、上記実施形態では、電子スチルカメラ本体100に記録媒体200及び210が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっても勿論問題無い。
【0077】
また、上記実施形態では、ファイル格納に関する警告表示等を行う表示部54と画像の表示を行う画像表示部28とを別構成としたが、両表示部を一体化する構成としても勿論問題無い。
【0078】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0079】
この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなどを用いることができる。
【0080】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0081】
更に、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の空容量があるにも関わらず、ファイル作成ができないことによる記録不能状態が突然に発生することを防止し、また、その旨を事前に使用者に知らせると共に、その対処方法を提供することができるため、使用者の使い勝手を良くすることが可能となる。即ち、使用者が残り撮影可能枚数を確実に知ることができ、且つ記録媒体の残容量を十分に利用できるようにすることが可能となる。即ち、撮像装置が撮影途中で突然に撮影禁止状態に陥ることを防止でき、且つ前記対処方法により記録媒体を継続利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】システム制御回路の動作処理を示すフローチャートである。
【図3】システム制御回路の動作処理を示すフローチャートである。
【図4】作成可能ファイル数演算サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図5】記録可能枚数演算サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図6】警告・処置方法表示サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図7】メニュー操作受付サブルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図8】対処方法(1)を示す図である。
【図9】対処方法(2)を示す図である。
【図10】電子スチルカメラにおける特許請求の範囲に対応させた要部の構成を示す概略機能ブロック図である。
【符号の説明】
14 撮像素子(撮像手段)
50 システム制御回路(算出手段、制御手段)
54 表示部
100、300 電子スチルカメラ本体(撮像装置)
200、210、400 記録媒体
301 撮像手段
302 制御手段(算出手段、制御手段)
303 表示手段
304 接続手段

Claims (8)

  1. 撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置であって、
    DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出手段と、
    前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記新たなDCIMディレクトリの作成を実行するか否かを問い合わせる表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記新たなDCIMディレクトリには作成可能なディレクトリ番号のうち最小のディレクトリ番号が作成されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置におけるファイル格納に関する警告方法であって、
    DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出工程と、
    前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御工程とを有することを特徴とするファイル格納に関する警告方法。
  5. 前記制御工程は、前記新たなDCIMディレクトリの作成を実行するか否かを問い合わせる表示を行うことを特徴とする請求項4に記載のファイル格納に関する警告方法。
  6. 前記新たなDCIMディレクトリには作成可能なディレクトリ番号のうち最小のディレクトリ番号が作成されることを特徴とする請求項4または5に記載のファイル格納に関する警告方法。
  7. 撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置におけるファイル格納に関する警告方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出ステップと、
    前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレ クトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  8. 撮像手段で撮像した画像のデータを画像ファイルとして記録媒体のディレクトリに所定枚数の画像ファイルを格納可能な撮像装置に供給されるプログラムであって、
    DCF規格のDCIMディレクトリにおいて作成可能なディレクトリ番号の最大値と現在の前記DCIMディレクトリに作成されている最大ディレクトリ番号に基づき前記記録媒体のDCIMディレクトリに作成可能な第一のファイル数を算出し、前記記録媒体の残容量に基づき前記記録媒体に記録可能な第二のファイル数を算出する算出ステップと、
    前記第一及び第二のファイル数を比較し前記第一のファイル数が前記第二のファイル数よりも少ない場合、前記DCIMディレクトリに記録されているディレクトリ番号を変更することなく前記DCIMディレクトリの名称を変更するとともに新たなDCIMディレクトリを作成し、新たに画像ファイルを記録する際は前記新たなDCIMディレクトリに作成された前記最大ディレクトリ番号よりも小さい番号を有するディレクトリ番号のディレクトリに前記画像ファイルを記録するようにする制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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