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JP3998165B2 - 遠隔操作システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業者が入り込めない災害復旧現場等において、作業車を遠隔操作するのに好適な遠隔操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業者が入り込めない災害復旧現場等において、クローラダンプやバックフォー等の作業車を遠隔操作する場合は、この作業車を操作するハンドルやレバー類自体を機種やメーカー別に遠隔操作可能とするために作業車本体を改造し、この改造した作業車の制御装置と遠隔制御装置間を無線回線で接続し、遠隔制御装置の遠隔操作用ジョイスティック装置等を操作することにより、スレーブ側の作業車を遠隔制御するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の遠隔操作システムでは、作業車本体を機種やメーカー別に改造しなければならないため、コストと時間がかかるという問題がある。このため、作業者が入り込めない災害復旧現場で緊急に土砂を掘削したり運搬しょうとしても、既存の作業車では対応できず、遠隔操作対応機に改造した作業車がないと災害復旧作業が不可能となり、緊急性に欠ける問題があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、作業車本体の改造を不要にし、かつ機種に関係なく既存の作業車を容易に遠隔操作可能とする遠隔操作システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、運転室内に、第1の方向への揺動及び前記第1の方向と所定角度をもって交叉する第2の方向への揺動の組み合わせによって操作がなされる第1の操作部材が配設された作業車を遠隔操作する遠隔操作システムであって、前記第1の操作部材を操作する第1の操作部を有する操作手段と、前記第1の操作部を駆動する操作駆動手段と、前記第1の操作部を遠隔操作するための操作に基づいて操作指令情報を生成する情報生成手段と、前記情報生成手段で生成された前記操作指令情報を送信する通信手段と、前記送信された操作指令情報に基づいて前記操作駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記第1の操作部は、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して直線的に出没運動をする直動式流体シリンダと、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して回転運動をする回動式流体シリンダを備え、前記直動式流体シリンダは、ピストンロッドの先端が前記第1の操作部材に連結されて配設され、前記回動式流体シリンダは、シリンダ本体が運転室側に支持され、ピストンロッドの先端で前記直動式流体シリンダのシリンダ本体を揺動可能に支持していることを特徴とする。
また、本発明は、前記作業車の運転室内に第2の操作部材が揺動可能に配設され、前記操作手段は、前記操作駆動手段により駆動される第2の操作部を備え、前記情報生成手段は、前記第2の操作部を遠隔操作するための操作に基づいて操作指令情報を生成し、前記第2の操作部は、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して直線的に出没運動をする直動式流体シリンダを備え、前記直動式流体シリンダは、シリンダ本体が運転室側に揺動可能に支持され、ピストンロッドの先端が前記第2の操作部材に連結されて配設されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記運転室には、前記操作駆動手段と、前記通信手段の一部と、前記制御手段とが収納された筐体が設置され、前記第1の操作部材は、前記第1及び第2の方向に揺動可能に配設された前記作業車による各種作業を行わせるための作業レバーであり、前記第2の操作部材は、前記作業車を走行させるための走行レバーであり、前記作業レバーは、前記筐体の前方で左右側方箇所に配設され、前記走行レバーは、前記筐体の前方に左右に2つ並べて配設され、これに対応して前記第1の操作部と第2の操作部が2つづつ設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の操作部を構成する回動式流体シリンダのシリンダ本体が前記筐体の左右側壁にそれぞれ支持されており、前記第2の操作部を構成する直動式流体シリンダのシリンダ本体が前記筐体の前壁に支持されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記直動式流体シリンダと前記回動式流体シリンダは、圧縮空気の給排により作動するものであり、前記操作駆動手段は、エアコンプレッサーと、前記エアコンプレッサーから前記直動式流体シリンダと前記回動式流体シリンダのそれぞれに対する圧縮空気の給排を制御する空圧サーボバルブとを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記操作駆動手段は、前記直動式流体シリンダのピストンロッドの位置を検知する位置センサと、前記回動式流体シリンダのピストンロッドの回転角度を検知する角度センサと、前記制御手段から指令及び前記位置センサと前記角度センサの検知結果に基づいて前記空圧サーボバルブをサーボ制御する空圧サーボバルブ制御装置とを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記情報生成手段は、前記第1及び第2の操作部材のそれぞれに対応した遠隔操作側操作部材と、前記各遠隔操作側部材の操作位置に応じた検知信号をそれぞれ出力する操作位置センサと、前記各検知信号に応じて前記操作指令情報を生成する操作指令情報生成部とを備えることを特徴とする。
【0005】
本発明では、ピストンロッドの先端が前記第1の操作部材に連結された直動式流体シリンダと、シリンダ本体が運転室側に支持されピストンロッドの先端で前記直動式流体シリンダのシリンダ本体を揺動可能に支持する回動式流体シリンダを備えた第1の操作部を設け、情報生成手段で生成された操作指令情報を通信手段によって送信し、その送信された操作指令情報に基づいて第1の操作部を駆動制御するようにした。したがって、作業車本体の改造が不要で、かつ機種に関係なく既存の作業車を容易に遠隔操作することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る遠隔制御システムの実施の形態を示す概略構成図、図2は、遠隔制御システムの一部を構成する作業車側ユニットを作業車の運転席にセットした状態を示す平面図、図3はこの遠隔制御システムの構成を示すブロック図である。
【0007】
まず、図1、図2において、10は、作業者が入り込めない災害復旧現場等において土砂の掘削、運搬などの作業に従事するクローラダンプやバックフォー等の作業車である。
この作業車10の運転室101に設置されている運転席102の左右側方には、運転室101の床壁からそれぞれ2つの肘掛け部103が立設されており、各肘掛け部103の上部前方の箇所から2つの作業レバー(特許請求の範囲の第1の操作部材に相当)106、107が斜め前方に傾斜した状態で配設されている。これら作業レバー106、107は、前後方向(特許請求の範囲の第1の方向に相当)への揺動及びこの前後方向と交叉する左右方向(特許請求の範囲の第2の方向に相当)への揺動の組み合わせによって作業車による各種作業を行うための操作がなされるように構成されている。
また、運転席102の前方には床壁から2つの走行レバー(特許請求の範囲の第2の操作部材に相当)108、109が左右に並べて配設されている。これら走行レバー108、109は、前後方向に揺動することによって作業車を走行させるための操作がなされるように構成されている。
【0008】
運転室101内において、運転席102は予め取外されており、この運転席102が固定されていた床壁の箇所には、後述する作業車側ユニット20の一部を収容する筐体21の下部が固定されている。筐体21は、第1乃至第3の筐体202、204、206がこの順番で床壁の上に積み重ねられて一体的に固定されて構成されており、第1の筐体202の下部がねじ等の固定手段110によって床壁に固定されている。
なお、筐体21は、一体的に設けてもよいことはもちろんである。
また、筐体21の前方には、作業車側ユニット20に電源を供給するための発動発電機22が同様の固定手段によって床壁に固定されている。
【0009】
第1の筐体202は、後述する各空気シリンダ304、314、404に圧縮空気を供給するためのエアコンプレッサー203を収容している。第2の筐体204は、後述する空圧サーボバルブ制御装置214、A/D変換回路216、D/A変換回路218、各空圧サーボバルブ220、222、224を収容している。第3の筐体206は、後述する通信制御回路210と中央制御装置212を収容している。
【0010】
筐体21の左右側壁には、2つの作業レバー106、107をそれぞれ操作する2つの第1の操作部30、31が支持されており、筐体21の前壁には、2つの走行レバー108、109をそれぞれ操作する2つの第2の操作部40、41が支持されている。
【0011】
左側の第1の操作部31は、シリンダ本体への空気の給排によりピストンロッド302がシリンダ本体304に対して直線的に出没運動をする直動式の空気シリンダ306と、シリンダ本体308への空気の給排によりピストンロッド310がシリンダ本体312に対して回転運動をする回動式の空気シリンダ314をそれぞれ備えている。
【0012】
直動式の空気シリンダ306のピストンロッド302の先端には連結部材302Aが設けられており、この連結部材302Aによってピストンロッド302と作業レバー106が連結されている。
【0013】
回動式の空気シリンダ314のシリンダ本体304は、第2の筐体204Aの左右側壁にねじ等の固定手段で固定されており、そのピストンロッド310の先端には連結部材310Aが設けられており、この連結部材310Aは、空気シリンダ306のシリンダ本体304の外側に突設された不図示のピンを軸支することで空気シリンダ306のシリンダ本体304を上下方向に揺動可能に支持している。
【0014】
空気シリンダ306はそのピストンロッド302が前後方向に出没するように配設されており、空気シリンダ314はそのピストンロッド310が左右方向に回動するように配設されている。
したがって、作業レバー106は、空気シリンダ306の駆動により前後方向に操作され、空気シリンダ314の駆動により左右方向に操作されるようになっている。
右側の第1の操作部30は、上述した左側の第1の操作部31と同様に構成されているためその説明を省略する。
【0015】
左側の第2の操作部41は、シリンダ本体402への空気の給排によりピストンロッド404がシリンダ本体402に対して直線的に出没運動をする空気シリンダ406を備えている。
【0016】
シリンダ本体402には、外側に不図示のピンが突設されており、このピンが第1の筐体202Aの前壁に設けられた不図示の連結部材によって軸支されることで空気シリンダ306が上下方向に揺動可能に支持されている。ピストンロッド404の先端には、連結部材404Aが設けられており、この連結部材404Aによってピストンロッド404と走行レバー108が連結されている。
空気シリンダ406はそのピストンロッド402が前後方向に出没するように配設されている。
したがって、作業レバー108は、空気シリンダ406の駆動により前後方向に操作されるようになっている。
右側の第2の操作部30は、上述した左側の第2の操作部41と同様に構成されているためその説明を省略する。
【0017】
図1において208は、第2の筐体204に収容されている通信制御回路210と接続される無線機であり、作業車10に搭載されるものである。
【0018】
図1において50は、作業者が操作する遠隔操作ユニットであり、後述する操作指令情報を無線回線によって無線機208に送信する無線機502と、それに接続される操作卓504とを備えている。
操作卓504には、操作レバー106、107と走行レバー108、109に対応する4つのジョイスティック(特許請求の範囲の遠隔操作側操作部材に相当)506、508、510、512がそれぞれ設けられている。
【0019】
次に、図3を参照して遠隔操作ユニットと作業車側ユニットの構成について詳細に説明する。
遠隔操作ユニット50の操作卓504は、ジョイスティック506乃至509と、これらジョイスティック506乃至509の操作に対応してそれぞれの操作位置に対応する角度を示す検知信号を生成する角度センサ510(特許請求の範囲の操作位置センサに相当)と、上記各検知信号をA/D変換するA/D変換回路512と、A/D変換回路512から入力されたデジタル信号に基づいて、作業レバー106、107と走行レバー108、109を操作するための操作指令情報を生成する中央制御装置(特許請求の範囲の操作指令情報生成部に相当)514と、無線機502の動作を制御してこの操作指令情報を無線機502から作業車側の無線機208に送信させる通信制御回路516とを備えている。中央制御装置514は、例えばマイクロコンピュータによって構成されている。
また、上記各ジョイスティック506乃至509と、角度センサと、中央制御装置514とによって情報生成手段が構成されている。
なお、上述したジョイスティックを用いる構成の他、ジョイスティックと類似した操作によって操作位置を入力し得る操作スイッチ(例えば、ゲーム機器などに具備される平面視十字型の操作スイッチ)を遠隔操作側操作部材として用いることも可能である。
また、本実施の形態では、作業レバー106、107と走行レバー108、109に対応して4つのジョイスティック(遠隔操作側操作部材)を設けたが、ジョイスティック(遠隔操作側操作部材)を2つ設けると共に、操作対象を作業レバーと走行レバーに切り替えるための切替スイッチを設け、この切替スイッチの切替えにより、2つのジョイスティックで操作する対象を作業レバー106、107と走行レバー108、109とのいずれか一方に切替えるように構成してもよい。
【0020】
作業車側ユニット20には、各空気シリンダ306、314、406に対応して空圧サーボバルブ220、222、224がそれぞれ設けられており、エアコンプレッサー203からの圧縮空気は、各空圧サーボバルブ220、222、224を介して各空気シリンダ306、314、406に供給されるように構成されている。
【0021】
また、各空気シリンダ306、406にはそれらのピストンロッドの位置を検知する位置センサ226、230がそれぞれ設けられており、各空気シリンダ314にはそれらのピストンロッドの角度を検知する角度センサ228がそれぞれ設けられている。
【0022】
また、作業車側ユニット20には、先に述べた無線機208と、この無線機208の動作を制御して無線機502から送信された操作指令情報を受信する通信制御回路210と、この操作指令情報に基づいて作業レバー106、107と走行レバー108、109の操作量を空圧サーボバルブ制御装置214に指示する中央制御装置(特許請求の範囲の制御手段に相当)212と、空圧サーボバルブ制御装置214とが設けられている。中央制御装置212と空圧サーボバルブ制御装置214は、それぞれ例えばマイクロコンピュータによって構成されている。
【0023】
空圧サーボバルブ制御装置214は、中央制御装置212の指示と、先に述べた各位置センサ226、230及び角度センサ228の検知信号とに基づいて各空圧サーボバルブ220、222、224をサーボ制御するものである。
すなわち、空圧サーボバルブ制御装置214から出力される各デジタル信号がD/A変換回路218によって各アナログ信号に変換され、このD/A変換回路218から与えられる各アナログ信号に基づいて各空圧サーボバルブ220、222、224は、各空気シリンダ306、314、406に供給する空気を制御するようになっている。
【0024】
一方、各位置センサ226、230と角度センサ228の検知信号は、A/D変換回路216を介してデジタル信号に変換され、これらのデジタル信号が空圧サーボバルブ制御装置214に入力されるようになっている。
したがって、空圧サーボバルブ制御装置214は、各空気シリンダ306、314、406の位置や角度を監視しながら各空気シリンダ306、314、406を駆動制御するように構成されている。
【0025】
次に、上述のように構成された本実施の形態の遠隔制御システムの動作について説明する。
作業者が入り込めない災害復旧現場において、作業車10を遠隔操作する場合には、作業車10の運転室101内の運転席102を取外して、第1乃至第3の筐体202、204、203と発動発電機22を運転室101の床壁に固定する。
そして、作業レバー106、107に第1の操作手段30、31の連結部材302Aをそれぞれ連結し、走行レバー108、109に第2の操作手段40、41の連結部材404Aをそれぞれ連結する。
このように作業車10に対する各部の取り付け作業を容易に行うことができる。
【0026】
そして、作業車10のエンジンを投入して操作可能な状態に設定するとともに、発動発電機22を作動させることによって作業車側ユニット20に必要な電源を供給し、中央制御装置212と空圧サーボバルブ制御装置214を初期状態に設定する。
【0027】
次いで、操作卓504の電源を投入し、中央制御装置514を初期状態に設定する。
そして、操作卓504のジョイステック506乃至509を操作することによってジョイスティック506乃至509のそれぞれの操作位置に対応する角度を示す検知信号が角度センサ510からA/D変換回路512に入力される。
【0028】
A/D変換回路512は、検知信号をデジタル信号に変換して中央制御装置514に入力する。中央制御装置514は、入力されたデジタル信号に基づいて、作業レバー106、107と走行レバー108、109を操作するための操作指令情報を生成し、この操作指令情報を通信制御回路516に与える。通信制御回路516は、入力された操作指令情報を無線機502から作業車側ユニット20の無線機208に送信する。
【0029】
無線機208は、受信した操作指令情報を通信制御回路210に与える。この通信制御回路210は、操作指令情報を中央制御装置212に入力する。この中央制御装置212は、入力された操作指令情報に基づいて各空気シリンダ306、314、406を駆動制御する指令を空圧サーボバルブ制御装置214に与える。この指令は、空気シリンダ306、406のピストンロッド302、402の位置と空気シリンダ314のピストンロッド310の角度に相当している。
【0030】
上記指令を受けた空圧サーボバルブ制御装置214は、それらの指令に応じ他デジタル信号をD/A変換回路218に与え、このD/A変換回路218によって変換されたアナログ信号が各空圧サーボバルブ220、222、224に入力される。
【0031】
各空圧サーボバルブ220、222、224は入力されたアナログ信号に基づいて各空気シリンダ306、314、406に供給する空気を制御する。
また、空圧サーボバルブ制御装置214は、各位置センサ226、230と各角度センサ228からA/D変換回路216を介して入力されるデジタル信号に変換された検知信号を監視しており、各検知信号に基づいて各空気シリンダ306、406のピストンロッド302、402の位置と各空気シリンダ314の角度が中央制御装置212から与えられた指令と合致するように、各空圧サーボバルブ220、222、224の駆動制御を行う。
【0032】
この結果、各空気シリンダ306、314、406がジョイステック506乃至509の操作に応じてそれぞれ駆動されることで、作業レバー106、107と走行レバー108、109が操作され、作業車10を遠隔操作することができる。
なお、空気シリンダ306、406によって作業レバー106、107を操作した際には、空気シリンダ306を上下に揺動する力が作用するが、空気シリンダ306のシリンダ本体304は、空気シリンダ314のピストンロッド310の先端で上下方向に揺動可能に支持されているので、各空気シリンダ306、406に無理な力が作用することはない。
また、空気シリンダ314によって走行レバー108、109を操作した際には、この空気シリンダ314に上下に揺動する力が作用するが、空気シリンダ314のシリンダ本体404は、筐体21の前壁で上下方向に揺動可能に支持されているので、この空気シリンダ314に無理な力が作用することはない。
【0033】
したがって、作業者は、作業車10を目視しながら操作卓504の各ジョイスティック506乃至509を操作することにより、作業車10を遠隔制御することができる。
【0034】
また、本実施の形態においては、第1の操作部20、21と第2の操作部40、41によって操作手段が構成されている。エアコンプレッサー203と、空圧サーボバルブ制御装置214と、A/D変換回路216と、D/A変換回路218と、空圧サーボバルブ220、222、224と、位置センサ226、230、角度センサ280とによって操作駆動手段が構成されている。通信制御回路210、516と無線機208、502によって通信手段が構成されている。
なお、操作指令情報を無線回線で送受信する代わりに、操作指令情報を有線で通信してもよい。
【0035】
また、本実施の形態においては、空気シリンダ306、314、406を用いたので、多湿あるいは粉塵の多い環境下で使用することができる。また、空気シリンダは、作動空気の断熱膨張による自己冷却効果を有するため、駆動時における空気シリンダの発熱が少なく作業車の運転室内の温度の上昇を防ぐことができるという利点がある。
また、制御ミスや誤動作によって空気シリンダのピストンロッドにオーバーロードが発生しても、空気シリンダがシリンダ本体やピストンロッドに連結された作業レバー及び走行レバーに与える力は少ないため、これらに損傷を与えるおそれが少ないという利点がある。
また、空気シリンダは、シリンダ本体に対するピストンロッドの摺動抵抗が少ないため、空気シリンダに対する圧縮空気の供給圧力が開放された場合に、作業レバー及び走行レバーが自ら中立位置に戻り、作業車の動作を停止させることが可能となる。したがって、遠隔操作システムが停止した際の安全性を確保することができる。
【0036】
なお、本実施の形態では、空気シリンダ306、314、406を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の流体を用いた直動式及び回動式の流体シリンダを用いてもよい。
また、本実施の形態では、第1の操作部によって操作する第1の操作部材として作業レバーを示したが、本発明はこれに限定されない。第1の操作部材としては、第1の方向への揺動及びこの第1の方向と所定角度をもって交叉する第2の揺動の組み合わせによって操作がなされるものであればよく、例えば回転式のハンドルやエンジンキーであってもよい。
また、本実施の形態では、第2の操作部によって操作する第2の操作部材として走行レバーを示したが、本発明はこれに限定されない。第2の操作部材としては、揺動可能に配設されて操作されるものであればよく、例えばアクセルペダル(アクセルレバー)であってもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明は、運転室内に、第1の方向への揺動及び前記第1の方向と所定角度をもって交叉する第2の方向への揺動の組み合わせによって操作がなされる第1の操作部材が配設された作業車を遠隔操作する遠隔操作システムであって、前記第1の操作部材を操作する第1の操作部を有する操作手段と、前記第1の操作部を駆動する操作駆動手段と、前記第1の操作部を遠隔操作するための操作に基づいて操作指令情報を生成する情報生成手段と、前記情報生成手段で生成された前記操作指令情報を送信する通信手段と、前記送信された操作指令情報に基づいて前記操作駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記第1の操作部は、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して直線的に出没運動をする直動式流体シリンダと、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して回転運動をする回動式流体シリンダを備え、前記直動式流体シリンダは、ピストンロッドの先端が前記第1の操作部材に連結されて配設され、前記回動式流体シリンダは、シリンダ本体が運転室側に支持され、ピストンロッドの先端で前記直動式流体シリンダのシリンダ本体を揺動可能に支持している構成とした。
【0038】
そのため、ピストンロッドの先端が前記第1の操作部材に連結された直動式流体シリンダと、シリンダ本体が運転室側に支持されピストンロッドの先端で前記直動式流体シリンダのシリンダ本体を揺動可能に支持する回動式流体シリンダを備えた第1の操作部を設け、情報生成手段で生成された操作指令情報を通信手段によって送信し、その送信された操作指令情報に基づいて第1の操作部を駆動制御するようにした。したがって、作業車本体の改造が不要で、かつ機種に関係なく既存の作業車を容易に遠隔操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔制御システムの実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】遠隔制御システムをの一部を構成する作業車側ユニットを作業車の運転席にセットした状態を示す平面図である。
【図3】この遠隔制御システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
106、107 作業レバー(第1の操作部材)
108、109 走行レバー(第2の操作部材)
203 エアコンプレッサー
212 中央制御装置(制御手段)
214 空圧サーボバルブ制御手段
220、222、224 空圧サーボバルブ
226、230 位置センサ
228 角度センサ
30、31 第1の操作部
306 空気シリンダ(直動式流体シリンダ)
314 空気シリンダ(回動式流体シリンダ)
40、41 第2の操作部
406 空気シリンダ(直動式流体シリンダ)
506、507、508、509 ジョイスティック(遠隔操作側操作部材)
510 角度センサ(操作位置センサ)
514 中央制御装置(操作指令情報生成部)

Claims (7)

  1. 運転室内に、第1の方向への揺動及び前記第1の方向と所定角度をもって交叉する第2の方向への揺動の組み合わせによって操作がなされる第1の操作部材が配設された作業車を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
    前記第1の操作部材を操作する第1の操作部を有する操作手段と、
    前記第1の操作部を駆動する操作駆動手段と、
    前記第1の操作部を遠隔操作するための操作に基づいて操作指令情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段で生成された前記操作指令情報を送信する通信手段と、
    前記送信された操作指令情報に基づいて前記操作駆動手段を制御する制御手段とを備え、
    前記第1の操作部は、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して直線的に出没運動をする直動式流体シリンダと、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して回転運動をする回動式流体シリンダを備え、
    前記直動式流体シリンダは、ピストンロッドの先端が前記第1の操作部材に連結されて配設され、
    前記回動式流体シリンダは、シリンダ本体が運転室側に支持され、ピストンロッドの先端で前記直動式流体シリンダのシリンダ本体を揺動可能に支持している、
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記作業車の運転室内に第2の操作部材が揺動可能に配設され、前記操作手段は、前記操作駆動手段により駆動される第2の操作部を備え、前記情報生成手段は、前記第2の操作部を遠隔操作するための操作に基づいて操作指令情報を生成し、前記第2の操作部は、シリンダ本体への流体の給排によりピストンロッドがシリンダ本体に対して直線的に出没運動をする直動式流体シリンダを備え、前記直動式流体シリンダは、シリンダ本体が運転室側に揺動可能に支持され、ピストンロッドの先端が前記第2の操作部材に連結されて配設されていることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作システム。
  3. 前記運転室には、前記操作駆動手段と、前記通信手段の一部と、前記制御手段とが収納された筐体が設置され、前記第1の操作部材は、前記第1及び第2の方向に揺動可能に配設された前記作業車による各種作業を行わせるための作業レバーであり、前記第2の操作部材は、前記作業車を走行させるための走行レバーであり、前記作業レバーは、前記筐体の前方で左右側方箇所に配設され、前記走行レバーは、前記筐体の前方に左右に2つ並べて配設され、これに対応して前記第1の操作部と第2の操作部が2つづつ設けられていることを特徴とする請求項2記載の遠隔操作システム。
  4. 前記第1の操作部を構成する回動式流体シリンダのシリンダ本体が前記筐体の左右側壁にそれぞれ支持されており、前記第2の操作部を構成する直動式流体シリンダのシリンダ本体が前記筐体の前壁に支持されていることを特徴とする請求項3記載の遠隔操作システム。
  5. 前記直動式流体シリンダと前記回動式流体シリンダは、圧縮空気の給排により作動するものであり、前記操作駆動手段は、エアコンプレッサーと、前記エアコンプレッサーから前記直動式流体シリンダと前記回動式流体シリンダのそれぞれに対する圧縮空気の給排を制御する空圧サーボバルブとを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  6. 前記操作駆動手段は、前記直動式流体シリンダのピストンロッドの位置を検知する位置センサと、前記回動式流体シリンダのピストンロッドの回転角度を検知する角度センサと、前記制御手段から指令及び前記位置センサと前記角度センサの検知結果に基づいて前記空圧サーボバルブをサーボ制御する空圧サーボバルブ制御装置とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  7. 前記情報生成手段は、前記第1及び第2の操作部材のそれぞれに対応した遠隔操作側操作部材と、前記各遠隔操作側部材の操作位置に応じた検知信号をそれぞれ出力する操作位置センサと、前記各検知信号に応じて前記操作指令情報を生成する操作指令情報生成部とを備えることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の遠隔操作システム。
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