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JP3998085B2 - ヒアルロン酸量増加促進剤 - Google Patents

ヒアルロン酸量増加促進剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヒアルロン酸量増加促進剤(以下、ヒアルロン酸産生促進剤とも記す)に関する。さらに詳しくは、ヒトにおけるヒアルロン酸産生能を促進させるヒアルロン酸産生促進剤に関する。該ヒアルロン酸産生促進剤は、ヒト皮膚の老化防止(皮膚のハリや弾力保持)、関節炎等の予防・治療、熱傷の初期の治療等に有効に適用され得る。特に、本発明ヒアルロン酸産生促進剤の配合により、皮膚のハリや弾力を保持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持することのできる皮膚外用剤が提供される。
【0002】
【従来の技術】
近年、老化に関する研究が進められている。皮膚老化の原因は、マクロ的にみれば加齢が重要な因子であるが、それに加えて乾燥、酸化、太陽光(紫外線)等による影響も皮膚老化に関わる直接的な因子として挙げられる。皮膚老化の具体的な現象としては、ヒアルロン酸をはじめとするムコ多糖類の減少、コラーゲンの架橋反応、紫外線による細胞の損傷などが知られている。
【0003】
なかでもヒアルロン酸は、細胞間隙への水分の保持、組織内にジェリー状のマトリックスを形成することに基づく細胞の保持、組織の潤滑性と柔軟性の保持、機械的障害等の外力に対する抵抗、および細菌感染の防止など、多くの機能を有している("Bio Industry"、vol.8、p.346(1991))。例えば、皮膚のヒアルロン酸量は加齢とともに減少し、それに伴い、小ジワやかさつき等の皮膚老化が現れるといわれている。そのため、このような老化した皮膚の改善剤として、ヒアルロン酸やコラーゲンを配合した化粧料が数多く提案されている。しかしながらこれら従来の化粧料は、皮膚表面における保湿効果を発揮するだけであり、本質的に老化肌を改善し得るものではない。また、皮膚細胞賦活剤として各種のビタミン類や生薬類を配合した化粧料が提案されているが、これらもやはり老化肌を改善、治療し得るまでには至っていないのが現状である。
【0004】
さらに、関節液中に含まれるヒアルロン酸は、関節軟骨の表面を覆い、関節機能の円滑な作動に役立っている。正常人関節液中のヒアルロン酸濃度は約2.3mg/mlであるが、慢性関節リウマチの場合、関節液中のヒアルロン酸濃度は約1.2mg/mlと低下し、同時に関節液の粘度も著しく低下する("Arthritis Rheumatism"、vol.10、p.357(1967))。また、化膿性関節炎や痛風性関節炎などでも慢性関節リウマチの場合と同様、ヒアルロン酸含量の低下が起こることが知られている(「結合組成」(金原出版)、481頁、1984年)。上記疾患において、潤滑機能の改善、関節軟骨の被覆・保護、疼痛抑制および病的関節液の改善若しくは正常化のために、関節液中のヒアルロン酸量を増加させることが考えられる。例えば、慢性関節リウマチ患者にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入療法を行うと上記の改善が認められることが報告されている(「炎症」(日本炎症学会)、11巻、16頁、1991年)。同様に、外傷性関節炎、骨関節炎や変形性関節炎においても、ヒアルロン酸の関節注入療法により上記の改善効果が報告されている。(「結合組織と疾患」(講談社)、246頁、1980年)。
【0005】
しかしながら、上記疾患の治療は長期にわたり、しかも医師の処方を必要とする。従って、日常生活のなかで手軽に治療することができるヒアルロン酸産生促進剤を含有させた皮膚外用剤が望まれていた。
【0006】
また、熱傷受傷後の治癒過程で、壊死組織の下方から増生してくる肉芽組織の初期から組織全体が肉芽組織に置き換えられるまでの期間では、肉芽中にヒアルロン酸が著しく増加することが知られており(「結合組織と疾患」(講談社)、153頁、1980年)、熱傷の初期の治療薬としても、ヒアルロン酸産生促進剤が期待されている。
【0007】
一方、ヒト細胞のヒアルロン酸を産生する薬剤としては、インシュリン様成長因子−1や上皮成長因子("Biochemica Biophysica Acta"、1014、p.305(1989))およびインターロイキン−1(「日本産科婦人科学会」雑誌、41巻、1943頁、1989年)などのサイトカイン、あるいはフォルボールエステル("Experimental Cell Research"、vol.148、p.377(1983))などが知られているが、いずれも化粧品、入浴剤や医薬品等として簡便にかつ安心して使用することができるものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、安全で、かつ簡便に用いることができる、ヒトにおけるヒアルロン酸産生能を促進させるヒアルロン酸産生促進剤を提供することを目的とする。本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、ヒト皮膚の老化防止(皮膚のハリや弾力保持)、関節炎等の予防・治療、熱傷の初期の治療等に有効に適用され得る。特に、このヒアルロン酸産生促進剤の配合により、皮膚のハリや弾力を保持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持することのできる皮膚外用剤が提供される。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題の解決に向けて広く種々の物質にヒアルロン酸産生促進能を調べた結果、ミカン科に属する植物の花等から得られる抽出物が優れたヒアルロン酸産生促進作用を有することを見出し、これに基づいて本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち本発明は、ミカン科(Rutaceae)に属する植物の花、葉、茎または木部からの抽出物を有効成分として含有するヒアルロン酸量増加促進剤に関する。
【0011】
ここで、ミカン科(Rutaceae)に属する植物の花からの抽出物が好ましく用いられる。
【0012】
また、ミカン科(Rutaceae)の植物の中でも、特にミカン属(Citrus)に属する植物が好ましく用いられる。
【0013】
さらに本発明は、上記のヒアルロン酸産生促進剤を配合してなる皮膚外用剤に関する。
【0014】
なお、ミカン科に属する植物抽出物の効果に関しては、ミカン科ミカン属に属する植物の種子の圧搾物および/または抽出物のシワ改善作用(特開平7−126142号公報)や、ポンカンエッセンスの活性酸素消去能(特開平9−315993号公報)等が既に知られている。しかしながら、ミカン科植物の抽出物にヒアルロン酸産生促進作用が認められたという報告はこれまでなく、本発明者らによって今回初めて見出されたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳述する。
【0016】
本発明に用いられるミカン科(Rutaceae)に属する植物としては、ミカン属(Citrus)、キンカン属(Fortunella)、カラタチ属(Poncirus)、ミヤマシキミ属(Skimmia)、ヘンルーダ属(Ruta)等に属する植物が挙げられるが、中でもミカン属(Citrus)に属する植物が好ましく用いられる。
【0017】
ミカン属(Citrus)に属する植物としては、例えば、ウンシュウミカン(C. unshiu)、ナツミカン(C. natsudaidai)、オレンジ〔スイートオレンジ〕(C. cinensis)、ダイダイ〔サワーオレンジ、ビターオレンジ〕(C. aurantium)、マンダリンオレンジ(ポンカンを含む)(C. reticulata)、ハッサク(C. hassaku)、イヨカン(C. iyo)、グレープフルーツ(C. paradisi)、スダチ(C. sudachi)、カボス(C. sphaerocarpa)等が挙げられる。中でもウンシュウミカン(C. unshiu)、オレンジ(C. cinensis)、ダイダイ(C. aurantium)が好ましく用いられる。
【0018】
本発明において、ミカン科に属する植物は、生のままでも乾燥したものでも使用することができるが、使用性、製剤化等の点から乾燥粉末あるいは溶媒抽出物として用いることが好ましい。ミカン科植物の使用部位は、植物体全体を用いることができるが、好ましくは花、葉、茎または木部等が用いられ、中でも花または葉がより好ましく用いられ、特に好ましくは花である。なお、この場合の「花」は、いわゆる花軸と花葉を含む、有性生殖に関与する諸器官を含んだものをいい、花弁、雄ずい、雌ずい、蕚片等を含む。
【0019】
ミカン科植物の抽出物は、常法により得ることができ、例えばミカン科に属する植物を抽出溶媒とともに浸漬または加熱還流した後、濾過し、濃縮して得ることができる。抽出溶媒としては、通常抽出に用いられる溶媒であれば任意に用いることができ、例えば、水、メタノール、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等のアルコール類、含水アルコール類、クロロホルム、ジクロルエタン、四塩化炭素、アセトン、酢酸エチル、ヘキサン等の有機溶媒等を、それぞれ単独あるいは組み合わせて用いることができる。上記溶媒で抽出した得た抽出液をそのまま、あるいは濃縮したエキスを吸着法、例えばイオン交換樹脂を用いて不純物を除去したものや、ポーラスポリマー(例えばアンバーライトXAD−2)のカラムにて吸着させた後、メタノールまたはエタノールで溶出し、濃縮したものも使用することができる。また分配法、例えば水/酢酸エチルで抽出した抽出物等も用いられる。
【0020】
このようにして得たミカン科に属する植物またはその抽出物は、ヒアルロン酸産生促進作用を有する。このようなミカン科に属する植物またはその抽出物は、好ましくは外用剤に配合して用いられる。
【0021】
上記ミカン科に属する植物またはその抽出物を皮膚外用剤に配合して用いる場合、外用剤全量中に乾燥重量として0.0005〜20.0重量%配合するのが好ましく、より好ましくは0.001〜10.0重量%である。0.0005重量%未満では本発明のヒアルロン酸産生促進効果が十分に発揮され難く、一方、20.0重量%超では製剤化が難しいので好ましくない。また、10.0重量%を超えて配合してもさほど大きな効果の向上は認められない。
【0022】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤を皮膚外用剤に用いる場合、上記成分に加えて、さらに必要により、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば保湿剤、酸化防止剤、油分、紫外線防御剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0023】
さらに、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属イオン封鎖剤、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、カリンの果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
【0024】
また、本発明の皮膚外用剤は、外皮に適用される化粧料、医薬部外品等、特に好適には化粧料に広く適用することが可能であり、その剤型も、皮膚に適用できるものであればいずれでもよく、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末三層系、軟膏、化粧水、ゲル、エアゾール等、任意の剤型が適用される。
【0025】
また、本発明の皮膚外用剤の使用形態も任意であり、例えば化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル化粧料やファンデーション、口紅、アイシャドウ等のメーキャップ化粧料、芳香化粧料、浴用剤等に用いることができる。
【0026】
なお、上記の剤型および使用形態に本発明の皮膚外用剤が採り得る形態が限定されるものではない。
【0027】
また、本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、優れたヒアルロン酸産生促進能を有することから、上記のように皮膚外用剤に用いる以外にも、関節炎の予防治療や熱傷の初期治療等としての適用が可能である。
【0028】
【実施例】
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら限定されるものでない。なお、配合量はすべて重量%である。
【0029】
実施例に先立ち、本発明のミカン科植物由来の溶媒抽出物のヒアルロン酸産生促進作用の試験方法について説明する。
【0030】
1. 試料の調製
オレンジ(C. sinensis)、ウンシュウミカン(C. unshiu)、またはダイダイ(C. aurantium)の花500gを、メタノールに室温で1週間浸漬し、抽出液を得た。この抽出液を濃縮し、ミカン科植物抽出物(以下、「本抽出物」と記す)90gを得た。
【0031】
本抽出物をジメチルスルホキシド(DMSO)に濃度10%となるよう溶解して、本抽出物含有溶液(以下、「元溶液」と記す)とした。
【0032】
この元溶液を希釈して濃度を調整した溶液を、元溶液とともに被験溶液とし、以下の実験を行った。
【0033】
2. ヒアルロン酸産生促進作用の測定
24穴シャーレにヒト皮膚由来不死化表皮細胞を1ウエルあたり2万播種し、増殖因子入りKGB培地(クラボウ(株)製)で4日間培養した。この後、培地を、上記被験溶液を含むKGB培地2mlに交換し、さらに4日間培養した。なお、被験溶液の濃度は、DMSOが培地に対して最終濃度0.1%になるように調整した。また、培地中での本抽出物濃度は10-5〜10-2重量%とした。
【0034】
培養後、培地を採取し、ヒアルロン酸の測定を行った。ヒアルロン酸の測定は、市販のヒアルロン酸測定キット(中外製薬(株)製)を用いて行った。またシャーレ中のDNA量を測定し、細胞数の指標とした。DNA量の測定は「ヘキスト33258」(ヘキスト社製)を用いた蛍光測定法で行った。
【0035】
なお、本抽出物については、上記実験濃度では細胞毒性は認められなかった。
【0036】
ヒアルロン酸産生促進作用の評価はヒアルロン酸産生促進率により行った。ヒアルロン酸産生促進率(%)は、本抽出物を添加しない培地で培養したヒト皮膚由来不死化表皮細胞(コントロール)のDNAあたりのヒアルロン酸量を100とした時の、本抽出物含有培地で培養したヒト皮膚由来不死化表皮細胞のDNAあたりのヒアルロン酸量と定義した。結果を表1に示す。
【0037】
また、参考例として、既にヒアルロン酸産生促進作用を有することが知られている高麗人参の抽出物(メタノール抽出物)についても上記と同様の試験を行い、10-3重量%濃度でのヒアルロン酸産生促進率を測定した。結果を表1に併せて示す。
【0038】
【表1】
Figure 0003998085
【0039】
表1から明らかなように、ミカン科植物の抽出物は、優れたヒアルロン酸産生促進効果を有することがわかる。
【0040】
以下に、種々の剤型の本発明によるヒアルロン酸産生促進剤の配合例を挙げる。なお、各実施例で用いたミカン科植物の溶媒抽出物は常法により得た。なおこれら抽出物の配合量は乾燥重量で示す。
【0041】
Figure 0003998085
(製法)
(11)に(5)〜(7)を加え溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(4)、(8)〜(10)を混合して加熱溶融し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を攪拌しながら徐々に添加し、全部加え終わってからしばらくその温度に保ち反応を起こさせた。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0042】
Figure 0003998085
(製法)
(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合して加熱溶融し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0043】
Figure 0003998085
(製法)
(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、(8)〜(12)を混合し加熱溶融し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を攪拌しながら徐々に加え反応を行った。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0044】
Figure 0003998085
(製法)
少量の(13)に(8)を溶解した(A相)。残りの(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、(9)〜(12)を混合し加熱溶融して70℃に保った(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、さらにA相を加えホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0045】
Figure 0003998085
(製法)
(13)に(8)を加え、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合し、加熱溶融して70℃に保った(油相)。油相を攪拌しながら水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0046】
Figure 0003998085
(製法)
(12)に(4)を均一に溶解した(水相)。一方、(1)に(7)と(3)を溶解し、これを水相に添加した。次いでここに、(2)、(8)〜(11)を加えた後、(5)、(6)で中和させ増粘した。
【0047】
Figure 0003998085
(製法)
A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化した。次いでB相を加え充填を行った。
【0048】
Figure 0003998085
(製法)
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化した。次いでC相を加え充填を行った。
【0049】
Figure 0003998085
(製法)
(1)〜(7)の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これに(8)〜(11)の油性成分、(12)、(13)、(14)を加え、よく混練した後、容器に充填、成型した。
【0050】
Figure 0003998085
(製法)
水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理した。さらに加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を添加して室温まで冷却した。
【0051】
Figure 0003998085
(製法)
(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合して加熱溶解し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0052】
上記実施例1〜11の各皮膚外用剤は、いずれもヒアルロン酸産生促進効果に優れるものであり、これを皮膚へ適用することにより、皮膚のハリや弾力を維持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヒアルロン酸産生促進剤は優れたヒアルロン酸産生促進作用を有しており、ヒト皮膚の老化防止(皮膚のハリや弾力保持)、関節炎等の予防・治療、熱傷の初期の治療等に有効に適用され得る。特に、本発明のヒアルロン酸産生促進剤を皮膚外用剤(医薬品、医薬部外品、化粧料を含む)等に配合することにより、細胞外マトリックス成分の一つであるヒアルロン酸の産生を促進し、皮膚のハリや弾力を維持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持することのできるという効果を有する。

Claims (5)

  1. ミカン科(Rutaceae)に属する植物の花、葉、茎または木部からの抽出物を有効成分として含有する、ヒアルロン酸量増加促進剤。
  2. ミカン科(Rutaceae)に属する植物の花からの抽出物を有効成分として含有する、請求項1記載のヒアルロン酸量増加促進剤。
  3. ミカン科(Rutaceae)に属する植物が、ミカン科ミカン属(Citrus)に属する植物である、請求項1または2記載のヒアルロン酸量増加促進剤。
  4. ミカン科(Rutaceae)ミカン属(Citrus)に属する植物がウンシュウミカン(C. unshiu)、オレンジ(C. sinensis)、ダイダイ(C. aurantium)の中から選ばれる1種または2種以上である、請求項3記載のヒアルロン酸量増加促進剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒアルロン酸量増加促進剤を配合してなる、皮膚外用剤。
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