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JP3977161B2 - 除湿空調装置 - Google Patents

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JP3977161B2
JP3977161B2 JP2002181289A JP2002181289A JP3977161B2 JP 3977161 B2 JP3977161 B2 JP 3977161B2 JP 2002181289 A JP2002181289 A JP 2002181289A JP 2002181289 A JP2002181289 A JP 2002181289A JP 3977161 B2 JP3977161 B2 JP 3977161B2
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    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除湿空調装置に関し、特に成績係数(COP)が高く、また冷媒注入が容易な除湿空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6に示すような除湿空調装置があった。図示のように、従来の装置は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1により圧縮された冷媒を外気OAで凝縮する凝縮器2と、凝縮された冷媒を膨張弁3で減圧し冷媒を蒸発させて空調空間101からの処理空気を露点温度に冷却する蒸発器4と、この露点に冷却された処理空気を、凝縮器2の下流側で膨張弁3の上流側の冷媒で再熱する再熱器5とを備えている。これら圧縮機1、凝縮器2、再熱器5、膨張弁3及び蒸発器4によって、蒸発器4を流れる処理空気から凝縮器2を流れる外気OAに熱を汲み上げるヒートポンプHPが構成されている。
【0003】
この装置は、さらに、処理空気を蒸発器4と再熱器5に送風するファン6と、外気を凝縮器2に送風するファン7を備える。
【0004】
この装置では、冷媒としてHFC134aが用いられているが、季節の変わり目等のメンテナンスの際、また冷媒の消耗が起こったときのサービスの際等に、冷媒を補充、充填する必要が生じる。従来の装置では、蒸発器4と圧縮機1の吸込口との間の冷媒経路に冷媒注入口8が設けられており、ここに冷媒容器9を接続して、ガス状の冷媒を圧縮機1に吸い込ませることにより、冷媒を装置に充填していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の除湿空調装置では、複数の単一冷媒を混合した混合冷媒、特にHFC407C、HFC410A等の非共沸混合冷媒を充填しようとすると、沸騰温度が構成成分である冷媒毎に異なるので冷媒の混合比が一定に保たれないという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、冷媒を容易に注入できる除湿空調装置を提供することを目的とする。特に、液状の冷媒を充填しやすく、混合冷媒を注入しやすい除湿空調装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による除湿空調装置は、例えば図1に示されるように、冷媒Cを蒸発して処理空気Aを冷却する蒸発器210と;蒸発した冷媒Cを吸入して昇圧する昇圧機260と;冷却流体Bにより前記昇圧された冷媒Cから熱を奪って凝縮する凝縮器220と;蒸発器210と凝縮器220とを接続する冷媒経路中に設けられ、凝縮器220の凝縮圧力と蒸発器210の蒸発圧力との中間の圧力で冷媒Cの蒸発と凝縮を行い、前記中間圧力蒸発により処理空気Aを冷却し、前記中間圧力凝縮により処理空気Aを加熱する中間熱交換器300と;中間熱交換器300と蒸発器210との間の前記冷媒経路中に設けられた第1の絞り機構250と;凝縮器220と中間熱交換器300との間の前記冷媒経路中に設けられた、第2の絞り機構713と;第1の絞り機構250と蒸発器210との間に、又は前記蒸発器に、設けられた、冷媒Cを注入する冷媒注入部902とを備え;処理空気Aは、中間熱交換器300での冷却と蒸発器210での冷却と中間熱交換器300での加熱とをこの順番で受けるように構成され;冷媒注入部902に接続された冷媒注入管902Aが、蒸発器210から昇圧機260へ冷媒Cが流れる経路204に沿って敷設され、かつ、蒸発器210から昇圧機260へ冷媒Cが流れる経路204と一緒に保冷される。
【0008】
このように構成すると、第1の絞り機構と蒸発器との間に、又は前記蒸発器に、設けられた、冷媒を注入する冷媒注入部を備えるので、冷媒を容易に注入することができる。特に、装置の運転中に冷媒注入を容易に行うことができ、混合冷媒の注入に適する。
【0009】
また請求項2に記載のように、請求項1に記載の除湿空調装置では、また例えば図5に示すように、第1の絞り機構292は、絞り度が切り替え可能に構成されるようにしてもよい。
【0010】
典型的には、第1の絞り機構は、蒸発器の蒸発圧力と中間熱交換器の蒸発圧力が実質的に等しくなるほどに絞り度を小さくすることができる。言い換えれば、絞り度を実質的にゼロにまで減ずることが可能である。このときは、中間熱交換器は蒸発器と共に蒸発器として機能する。すなわち、本装置は第1の絞り機構の絞り度が高いときは除湿装置として機能し、第1の絞り機構の絞り度が低い(開口面積が十分に大きい)ときは冷房装置として機能することができる。このように構成すると、いずれの場合でも混合冷媒を容易に注入することができる。
【0011】
前記目的を達成するために、発明による除湿空調装置は、例えば図5に示されるように、冷媒Cを昇圧する昇圧機260と;除湿運転モードと暖房運転モードとを切り替える切り替え機構701と;前記除湿運転モードで冷媒Cを蒸発して処理空気Aを露点温度まで冷却し、前記暖房運転モードで冷媒Cを凝縮して処理空気Aを加熱する第1の熱交換器210と;前記除湿運転モードで冷媒Cを凝縮して熱源流体Bを加熱し、前記暖房運転モードで冷媒Cを蒸発して熱源流体Bを冷却する第2の熱交換器220と;第1の熱交換器210と第2の熱交換器220とを接続する冷媒経路中に設けられ、前記除湿運転モードで第2の熱交換器220の凝縮圧力と第1の熱交換器210の蒸発圧力との中間の圧力で冷媒Cの蒸発と凝縮を行い、前記中間圧力蒸発により処理空気Aを冷却し、前記中間圧力凝縮により処理空気Aを加熱し、前記暖房運転モードで第1の熱交換器210の凝縮圧力とほぼ同じ圧力で冷媒Cを凝縮し処理空気Aを加熱する第3の熱交換器300と;第3の熱交換器300と第1の熱交換器210との間の前記冷媒経路中に設けられた、絞り度が切り替え可能な第1の絞り機構292と;第2の熱交換器220と第3の熱交換器300との間の前記冷媒経路中に設けられた、第2の絞り機構731と;第2の絞り機構731と第2の熱交換器220との間に、又は前記第2の熱交換器220に設けられた、冷媒Cを注入する冷媒注入部902とを備え;処理空気Aは、前記除湿運転モードで、第3の熱交換器300での冷却と第1の熱交換器210での冷却と第3の熱交換器300での加熱とをこの順番で受けるように構成されていてもよい
【0012】
冷媒は典型的には混合冷媒である。また典型的には、家庭用除湿空調機等では、第1の熱交換器と第3の熱交換器と第1の絞り機構を含んで室内機が構成され、昇圧機と第2の熱交換器と第2の絞り機構を含んで室外機が構成される。このようなときは、冷媒注入部を室外に設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号あるいは類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0014】
図1は、本発明による第1の実施の形態である除湿空調装置21のフロー図である。この除湿空調装置21は処理空気Aをその露点温度に冷却して水分を除いた後に再熱して除湿する除湿運転と、主として顕熱を奪う冷房運転ができ、さらに処理空気Aの温度を上げる暖房運転が可能な除湿空調装置21である。ここで、「処理空気Aをその露点温度に冷却して除湿」というとき、処理空気Aは多少過冷却されることがあるがこのときは「露点温度以下に冷却して除湿」となるが、この概念も含むものとする。また露点温度に冷却されて水分が除かれた空気は当初の空気よりも露点温度が低下するので、当初の露点温度を基準にすると「露点温度以下に冷却して除湿」となるが、この概念も含む。
【0015】
図1を参照して、第1の実施の形態である除湿空調装置21の構成を説明する。この除湿空調装置21は、除湿運転で蒸発器210によって処理空気Aの湿度を下げ、処理空気Aの供給される空調空間101を快適な環境に維持するものである。
【0016】
以下、本装置の構成を説明する。空調空間101から処理空気Aの経路に沿って、処理空気関連の機器構成を説明する。先ず、空調空間101に接続された経路107、中間熱交換器300の中間蒸発器としての第1の区画310、経路108、処理空気Aをその露点温度に冷却する蒸発器210、経路109、中間熱交換器300の中間凝縮器としての第2の区画320、経路110、経路110に接続された処理空気Aを循環するための送風機102、経路111とこの順番で配列され、そして空調空間101に戻るように構成されている。図中、除湿空調装置21から空調空間101に供給される空気をSA、空調空間101から除湿空調装置に戻る空気をRAとして示してある。
【0017】
また、屋外OAから冷却流体としての冷却空気(外気)Bの経路に沿って、経路124、冷媒Cから熱を奪って凝縮させる凝縮器220、経路125、冷却空気Bを送風するための送風機140、経路126とこの順番で配列され、そして屋外OAに排気EXするように構成されている。
【0018】
次に蒸発器210から冷媒Cの経路に沿って、除湿空調装置21の構成要素であるヒートポンプHP1の機器構成を説明する。図中蒸発器210、経路204、蒸発器210で蒸発してガスになった冷媒Cを圧縮する(昇圧する)昇圧機としての圧縮機260、経路201、凝縮器220、経路202、経路202に挿入配置された第2の絞り機構としての膨張弁713、熱交換器300の第1の区画310を流れる処理空気Aを冷却する蒸発セクション251、冷媒経路202B、熱交換器300の第2の区画320を流れる処理空気Aを加熱(再熱)する凝縮セクション252、経路203、絞り250がこの順番で配列され、そして再び蒸発器210に戻るようにして、ヒートポンプHP1が構成されている。
【0019】
また、絞り250と蒸発器210との間には、冷媒注入部902が設けられている。本実施の形態では、冷媒注入部902は冷媒経路203にあり、冷媒注入管902Aが冷媒注入部992に接続されている。冷媒注入管902Aには、サービス弁901が取りつけられている。
【0020】
サービス弁901は、冷媒容器903から導かれる耐圧ホース904が、公知のローレット付きの口金で着脱可能に構成されている。耐圧ホースは、内面にナイロンコーティングした可撓性のホースである。
【0021】
冷媒容器903は、(b)に示すように、元弁905を有しており、ここから容器内部に挿入され容器のほぼ底部に達するチューブが装着されている。このチューブがあるため、容器内の液状冷媒が該チューブを通して、また元弁905を介して耐圧ホース904に導かれる。液状冷媒は、容器903上部に溜まった気体状の冷媒によって押し出される。
【0022】
なお、蒸発セクション251は第1の区画310中を蛇行するチューブで形成され、凝縮セクション252は第2の区画320中を蛇行するチューブで形成されている。本実施の形態では、蒸発セクション251は第1の区画310を複数回蛇行した後、経路202Bを介して凝縮セクション252に接続される。凝縮セクション252は第2の区画320を複数回蛇行した後、経路203に接続される。図中、各セクションは、処理空気Aの流れに沿った面内で蛇行するように示されているが、実際は処理空気Aの流れに直交する面内で蛇行するようにするとよい。但し、直交する面を複数設けて蛇行層が複数あるようにしてもよい。
【0023】
このように蒸発セクション251と凝縮セクション252とを連続した伝熱チューブで形成し、蒸発セクション251を第1の区画310内で複数回十分に蛇行させた後に、即ち内部を流れる冷媒を蒸発させた後に、凝縮セクション252を第2の区画内で複数回蛇行させる構成にすると、蒸発セクション251と凝縮セクション252を接続する配管が1本乃至は最小限(2〜4本)の本数で足りるので、第1の区画310と第2の区画320とを離間して設置し易い。
【0024】
絞り250が第1の絞り機構を構成し、膨張弁713が第2の絞り機構を構成している。
【0025】
経路204にはそこを流れる冷媒温度を検出する温度検出器としての感温筒722が設けられ、温度検出信号が膨張弁713に送られる。また膨張弁713と経路204との間には均圧管722Aが設けられている。
【0026】
次に、熱交換器300の構成を説明する。熱交換器300は、蒸発器210に流入する前後の処理空気A同士の間で、冷媒Cを介して間接的に熱交換をさせる熱交換器である。
【0027】
この熱交換器300は、蒸発器210を通過する前の処理空気Aを流す第1の区画310と、蒸発器210を通過した後の処理空気Aを流す第2の区画320とが、別々の直方体空間を構成している。両区画は、双方を流れる処理空気が混合しないように隔壁301、302が設けられており、熱交換チューブである蒸発セクション251と凝縮セクション252とを接続する配管202Bはこの2つの区画の隔壁を貫通している。
【0028】
図中、蒸発器210に導入される前の処理空気Aは、右方から経路107を通して、第1の区画310に供給され、左方から経路108を通して出て行く。また蒸発器210を通して露点温度(以下)に冷却され絶対湿度の低下した処理空気Aは、図中左方から経路109を通して第2の区画320に供給され、その右方から経路110を通して出て行く。
【0029】
冷媒注入部902を通して冷媒を注入する方法を説明する。耐圧ホース904をサービス弁901に接続する。このとき、圧縮機260、ファン102、ファン140は運転中とする。または、耐圧ホースをサービス弁901に接続した後にこれらを始動する。ファン102が運転されているので、処理空気Aが蒸発器210に流れており、ファン140が運転されているので、外気Bが凝縮器220に流れている。次に元弁905とサービス弁901を開とする。
【0030】
冷媒容器903には、混合冷媒であるHFC407Cが貯留されており、この冷媒は常温での蒸発圧力が大気圧以上であるので、また蒸発器210内の蒸発圧力よりも高いので、元弁905とサービス弁901を開とすると、冷媒容器903内の圧力により液状の冷媒が押し出される。その結果、冷媒は、経路203に、そして蒸発器210内に注入される。注入された液状の冷媒は、装置内を循環している冷媒と一緒に、蒸発器210内で蒸発して、圧縮機260に吸入される。
【0031】
このように混合冷媒HFC407Cは、液体の状態で装置内に注入されるので、混合比が所定の割合から崩れることがない。また、注入部である配管接続箇所902が第1の絞りとしての絞り250と蒸発器210との間に設けられている、即ち冷媒の常温に対応する蒸発圧力よりも低圧の部分にあるので、冷媒は冷媒容器903内の自圧で容器903から装置内に移動することができる。このようにして冷媒の注入を容易に行うことができる。
【0032】
なお、冷媒注入部は経路203ではなく、蒸発器210の伝熱チューブに直接設けてもよい。このようにしても、注入された冷媒は蒸発器210内で蒸発するので混合比を維持する効果に変わりはない。但し、経路203に設けると構造が単純となる利点がある。
【0033】
同じ絞りの下流側であっても、絞りである膨張弁713の下流側で中間熱交換器300の上流側では、冷媒の注入を迅速に行うことはできない。それは、中間熱交換器300の作動圧力が冷媒のほぼ常温に対応する蒸発圧力であり、冷媒容器903の圧力とあまり差がないからである。
【0034】
次に先ず図1のフロー図を参照して、除湿運転における各機器間の冷媒Cの流れを説明し、続けて図3に示すヒートポンプHP1の冷媒モリエ線図を参照して、ヒートポンプHP1の作用を説明する。
【0035】
蒸発器210で蒸発した冷媒は、圧縮機260により圧縮される。圧縮された冷媒ガスCは、圧縮機260の吐出口に接続された経路201を経由して凝縮器220に導かれる。圧縮機260で圧縮された冷媒ガスCは、冷却流体としての外気Bで冷却され凝縮する。
【0036】
凝縮した冷媒は、凝縮器220の冷媒出口に設けられた膨張弁713で絞られる。膨張弁713は、感温筒722からの経路204内の冷媒の温度に応じた信号(圧力)と経路204内の冷媒の圧力を均圧管722Aを通して受けている。
経路204内の冷媒の過熱度はその圧力と温度の関数であるので、両者を受信することにより、膨張弁713は冷媒の過熱度に応じた開閉作用を行うことができる。即ち、経路204内の冷媒(蒸発器210で蒸発した冷媒)の過熱度が高いときは開方向として冷媒流量を増やし、過熱度が低いとき(冷媒が湿っているときも含む)は閉方向として冷媒流量を減らすようにする。
【0037】
膨張弁713は、熱交換器300の蒸発セクション251の入り口に冷媒経路202により接続されている。
【0038】
凝縮器220を出た液冷媒Cは、膨張弁713で減圧され、膨張して一部の冷媒Cが蒸発(フラッシュ)する。その液とガスの混合した冷媒Cは、蒸発セクション251に到り、ここで液冷媒Cはプレートフィンを貫通しながら蛇行する蒸発セクション251のチューブの内壁を濡らすように繰り返し流れ蒸発して、第1の区画310を流れる、蒸発器210に流入する前の処理空気Aを冷却(予冷)する。
【0039】
蒸発セクション251である程度蒸発し、ガスと液の混合物となった冷媒は、配管202Bに導かれて、凝縮セクション252に流入する。第2の区画320を流れる処理空気A、即ち第1の区画310で予冷された後に蒸発器210で冷却除湿され、蒸発器210に流入する前より温度が低くなった処理空気Aを加熱(再熱)し、冷媒自身は熱を奪われ凝縮する。本実施の形態では蒸発セクション251と凝縮セクション252とは一連のチューブ(Uチューブを含む)で形成されている。すなわち一体の流路として構成されているので、蒸発セクション251で蒸発した冷媒ガスC(及び蒸発しなかった冷媒液C)は、凝縮セクション252に流入して凝縮することにより、物質移動と同時に熱移動を行う。
【0040】
熱交換器300の最後の凝縮セクション252の出口側は、冷媒液配管203により、蒸発器210に接続されている。
【0041】
凝縮セクションで凝縮した冷媒液Cは、絞り250で減圧され膨張して温度を下げて、蒸発器210の伝熱チューブに入り蒸発し、その蒸発熱で処理空気Aを冷却する。絞り250としては、例えばオリフィス、キャピラリチューブ、膨張弁、フロート弁等を用いる。
【0042】
蒸発器210で蒸発してガス化した冷媒Cは、経路204を通って圧縮機260の吸込側に導かれ、以上のサイクルを繰り返す。
【0043】
図中、熱交換器300の蒸発セクション251と凝縮セクション252内の冷媒Cの挙動を説明する。先ず蒸発セクション251には、液相及び気相の冷媒Cが流入する。一部が気化した、気相を僅かに含む冷媒液Cであってもよい。この冷媒Cは、蒸発セクション251を流れる間に、処理空気Aを予冷し自身は加熱され気相を増やしながら凝縮セクション252に流入する。凝縮セクション252では、冷却除湿されることにより蒸発セクション251の処理空気Aよりも温度の低くなった処理空気Aを加熱し、自身は熱を奪われ気相冷媒Cを凝縮させる。このように冷媒Cは気相と液相の相変化をしながら冷媒流路を流れ、蒸発器210で冷却される前の処理空気Aと、蒸発器210で冷却されて絶対湿度を低下させた処理空気Aとの間で熱交換させる。
【0044】
本第1の実施の形態の除湿空調装置を、家庭用のエアコンに適用した場合、除湿運転を行うことによって、梅雨時や夏期夜間の就寝時に室内が冷えすぎることなく、低湿度で快適な環境を作ることができる。
【0045】
なお図1では、冷媒注入管902Aは絞り250と蒸発器210に近傍にあるように示してある。業務用の除湿空調装置等ではこれでも差し支えない。
【0046】
図2の模式的側面図を参照して、例えば家庭用エアコンに適した構成を説明する。図示のように、中間熱交換器300、蒸発器210、ファン102は、通常は室内に設置される室内機を構成しており、凝縮器220、圧縮機260、ファン140は屋外に設置される室外機を構成している。したがって、冷媒注入部902は屋内にある。このような場合は、冷媒注入管902Aを経路204、経路201に沿わせて屋外に導き出して、サービス弁901を屋外、特に室外機の近傍に設置するのが好ましい。このようにすると、冷媒注入を屋外で行うことができ、サービスマンが家庭の室内に入り込む必要がない。
【0047】
このとき冷媒注入管902Aは、特に経路204に沿わせて敷設するのがよい。冷媒注入中に圧縮機260を運転していると、冷媒注入管902A中では、蒸発機210と同様に冷媒が蒸発するので、経路902Aとほぼ同じ程度の低温になっているからである。したがって、冷媒注入管902Aは経路204と一緒に保冷する。経路202の特に膨張弁713よりも凝縮器220側は、温度が高いので他の2本の管、経路とは一緒に保温することはしない。
【0048】
次に図3のモリエ線図を参照して、ヒートポンプHP1の作用を説明する。なお、機器等については適宜図1を参照する。図3は、混合冷媒HFC407Cを用いた場合のモリエ線図である。この線図では横軸がエンタルピ、縦軸が圧力である。
【0049】
図中、点aは蒸発器210の冷媒出口の状態であり、冷媒Cは飽和ガスの状態にある。圧力は0.67MPa、温度は11.2℃、エンタルピは414.0kJ/kgである。このガスを圧縮機260で吸込圧縮した状態、圧縮機260の吐出口での状態が点bで示されている。この状態は、圧力が1.66MPaであり、過熱ガスの状態にある。
【0050】
この冷媒ガスCは、凝縮器220内で冷却され、モリエ線図上の点cに到る。この点は飽和ガスの状態であり、圧力は1.66MPa、温度は42.9℃である。この圧力下でさらに冷却され凝縮して、点dに到る。この点は飽和液の状態であり、圧力は点cと同じであり、温度は38℃、エンタルピは256.9kJ/kgである。使用している冷媒が混合冷媒であるので、同圧力での凝縮でも飽和ガス線上の温度と飽和液線上の温度が異なる。
【0051】
この冷媒液Cは、膨張弁機構711で減圧され熱交換器300の蒸発セクション251に流入する。モリエ線図上では、点eで示されている。圧力は、本発明の中間圧力であり、本実施例では0.67MPaと1.66MPaとの中間の値となる。ここでは、一部の液が蒸発して液とガスが混合した状態にある。
【0052】
蒸発セクション251内で、前記中間圧力下で冷媒液Cは蒸発して、同圧力で飽和液線と飽和ガス線の中間の点fに到る。ここでは液の一部が蒸発しているが、冷媒液Cはある程度残っている。
【0053】
点fで示される状態の冷媒Cが、凝縮セクション252に流入する。凝縮セクション252では、冷媒Cは第2の区画320を流れる低温の処理空気Aにより熱を奪われ、点gに到る。
【0054】
点gはモリエ線図では飽和液線上にある。温度は18℃、エンタルピは226.1kJ/kgである。
【0055】
点gの冷媒液Cは、絞り250で、温度5.2℃の飽和圧力である0.67MPaまで減圧され、点jに到る。この点jの冷媒Cは、5.2℃の冷媒液Cと冷媒ガスCの混合物として蒸発器210に到り、ここで処理空気Aから熱を奪い、蒸発してモリエ線図上の点aの状態の飽和ガスとなり、再び圧縮機260に吸入され、以上のサイクルを繰り返す。凝縮器におけるのと同様に、混合冷媒を使用しているので、同圧力での蒸発でも飽和ガス線上の温度と飽和液線上の温度とが異なる。
【0056】
以上説明したように、熱交換器300内では、冷媒Cは蒸発セクション251では点eから点fまでと蒸発の状態変化を、凝縮セクション252では点fから点g1までと凝縮の状態変化をしており、蒸発伝熱と凝縮伝熱であるため、熱伝達率が非常に高くまた熱交換効率が高い。
【0057】
さらに、圧縮機260、凝縮器220、膨張弁機構711、絞り250及び蒸発器210を含む圧縮ヒートポンプHP1としては、熱交換器300を設けない場合は、凝縮器220における点dの状態の冷媒Cを、絞りを介して蒸発器210に戻すため、蒸発器210で利用できるエンタルピ差は414.0−256.9=157.1kJ/kgしかないのに対して、熱交換器300を設けた本実施の形態で用いるヒートポンプHP1の場合は、414.0−226.1=187.9kJ/kgになり、同一冷却負荷に対して圧縮機260に循環するガス量を、ひいては所要動力を16%も小さくすることができる。すなわち、サブクールサイクルと同様な作用を持たせることができる。
【0058】
本モリエ線図に示すように、冷媒の注入は点j又は点j’で行われるので、冷媒の圧力は温度5.2℃程度の低温の蒸発圧力であり、常温の蒸発圧力よりも十分に低いので冷媒容器からの冷媒注入をスムーズに行うことができる。
【0059】
図4に示す除湿空調装置21の除湿運転モード時の湿り空気線図を参照して、また構成については適宜図1を参照して、ヒートポンプHP1を備えた除湿空調装置21の除湿運転モード時の作用を説明する。図中、アルファベット記号K、X、L、Mにより、各部における空気の状態を示す。この記号は、図1のフロー図中で丸で囲んだアルファベットに対応する。
【0060】
図中、空調空間101からの処理空気A(状態K)は、処理空気経路107を通して、熱交換器300の第1の区画310に送り込まれ、ここで蒸発セクション251で蒸発する冷媒Cによりある程度まで冷却される。これは蒸発器210で露点温度(以下)まで冷却される前の予備的冷却であるので予冷と呼ぶことができる。この間、蒸発セクション251で予冷されながら、ある程度は水分を除去され僅かながら絶対湿度を低下させながら点Xに到る。点Xは飽和線上にある。あるいは予冷段階では、点Kと点Xとの中間点まで冷却するものであってもよい。又は点Xを越えて、多少飽和線上を低湿度側に移行した点まで冷却されるものであってもよい。
【0061】
予冷された処理空気Aは、経路108を通して、蒸発器210に導入される。ここでは、絞り250によって減圧され、低温で蒸発する冷媒Cにより、処理空気Aはその露点温度(以下)に冷却され、水分を奪われながら、絶対湿度を低下させつつ乾球温度を下げて、点Lに到る。点Xから点Lまでの変化を示す太線は、便宜上飽和線とはずらして描いてあるが、実際は飽和線と重なっている。
【0062】
点Lの状態の処理空気Aは、経路109を通して熱交換器300の第2の区画320に流入する。ここでは凝縮セクション252内で凝縮する冷媒Cにより、絶対湿度一定のまま加熱され点Mに到る。点Mは、点Kよりも絶対湿度は十分に低く、乾球温度は低すぎない、適度な相対湿度の空気として、送風機102により吸い込まれ、空調空間101に戻される。
【0063】
熱交換器300では、蒸発セクション251での冷媒Cの蒸発により処理空気Aを予冷し、凝縮セクション252での冷媒Cの凝縮により処理空気Aを再熱する。そして蒸発セクション251で蒸発した冷媒Cは、凝縮セクション252で凝縮する。このように同じ冷媒Cの蒸発と凝縮作用により、蒸発器210で冷却される前後の処理空気A同士の熱交換を間接的に行う。
【0064】
凝縮器220には、経路124を通して外気Bが導入される。この外気Bは凝縮する冷媒Cから熱を奪い、加熱された外気Bは経路125を経由して送風機140に吸い込まれ、経路126を経由して屋外に排出される(EX)。
【0065】
ここで図4の湿り空気線図上に示す空気側のサイクルでは、第1の区画310で処理空気Aを予冷した熱量、すなわち第2の区画320で処理空気Aを再熱した熱量ΔHが熱回収分であり、蒸発器210で処理空気Aを冷却した熱量分がΔQである。また空調空間101を冷房する、冷房効果がΔiである。
【0066】
次に、図5を参照して、第2の実施の形態である除湿空調装置22の構成を説明する。この除湿空調装置22は、第1の運転モードとしての除湿運転モード及びその延長上の冷房運転モードでは第1の熱交換器(蒸発器として作用する)210によって処理空気Aの湿度又は温度あるいは湿度と温度を下げ、第2の運転モードとしての暖房運転モードでは第1の熱交換器(凝縮器として作用する)210によって処理空気Aの温度を上げ、処理空気Aの供給される空調空間101を快適な環境に維持するものである。
【0067】
図5(a)は除湿運転の場合を示し、(b)は暖房運転の場合を示す。なお図中黒塗りの弁は閉であることを示す。弁253を白抜きにすれば冷房運転の場合となる。ここでは、便宜上除湿運転の場合の機能をもって構成を説明する。
空調空間101から処理空気Aの経路と冷却流体としての外気Bの経路に沿った機器については、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0068】
次に蒸発器210から冷媒Cの経路に沿って、除湿空調装置22の構成要素であるヒートポンプHP2の機器構成を説明する。図中蒸発器210、経路204、四方弁701(ポート701Aからポート701B)、経路204−1、蒸発器210で蒸発してガスになった冷媒Cを圧縮する(昇圧する)昇圧機としての圧縮機260、経路201−1、再び四方弁701(ポート701Cからポート701D)、経路201、凝縮器220、経路202、経路202に挿入配置された第2の絞り機構としての膨張弁機構711、熱交換器300の第1の区画310を流れる処理空気Aを冷却する蒸発セクション251、冷媒経路202B、熱交換器300の第2の区画320を流れる処理空気Aを加熱(再熱)する凝縮セクション252、経路203、絞り250がこの順番で配列され、そして再び蒸発器210に戻るようにして、ヒートポンプHP2が構成されている。
【0069】
絞り250にはこれをバイパスするバイパス回路203Aが設けられ、バイパス回路203Aにはソレノイドバルブ253が設けられている。
【0070】
本実施の形態では、第1の熱交換器210、第3の熱交換器300、ファン102を含んで室内機が構成され、第2の熱交換器220、圧縮機260、四方弁701、ファン140を含んで室外機が構成されている。
また冷媒注入部902は膨張弁731と第2の熱交換器220との間の室外機側に設けられている。
【0071】
ここで第1の運転モードと第2の運転モードとを切り替える切り替え機構としての四方弁701の構成を説明する。四方弁701は、4つの出入口であるポートが形成されている。すなわち、ポート701A、ポート701B、ポート701C及びポート701Dである。第1の運転モード及びその延長上である冷房運転モードでは、ポート701Aとポート701Bとが連通し、ポート701Cとポート701Dとが連通するように構成されている。また第2の運転モードでは、ポート701Aとポート701Dとが連通し、ポート701Bとポート701Cとが連通する。なお、本切り替え機構は、四方弁に限らず4個の二方弁の組合せであってもよいし、2個の三方弁の組み合わせであってもよい。
【0072】
なお、蒸発セクション251と第1の区画310、凝縮セクション252と第2の区画320の関係については第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0073】
経路202には、電子膨張弁731が設けられている。除湿空調装置22は膨張弁コントローラ734を備えている。膨張弁コントローラ734は、典型的には、デジタルコントローラである。制御ソフトをインストールしたマイコンやパソコンであってもよい。
【0074】
電子膨張弁731は、例えばステップモータで駆動するニードルを備えたニードル弁である。ニードルはスクリューの先端に設けられており、ステッピングモータの回転に応じて、弁座部分を出入することにより、開度を調節できる。
【0075】
経路201には、過熱度検出器732を構成する圧力検出器732Pと温度検出器732Tとが設けられている。これは暖房運転モードで作動する。また経路204には、過熱度検出器733を構成する圧力検出器733Pと温度検出器733Tとが設けられている。これは除湿運転モード及び冷房運転モードで作動する。
【0076】
膨張弁コントローラ734は、圧力検出器732Pで検出される圧力と温度検出器732Tで検出される温度、又は圧力検出器733Pで検出される圧力と温度検出器733Tで検出される温度とを受信して、過熱度を演算し、演算された過熱度が適切な値となるように(モリエ線図上で飽和ガス線上の状態となるように、または少なくとも乾き状態となるように)電子膨張弁を調節する。
【0077】
除湿運転モードと冷房運転モードの場合は、圧力検出器733Pで検出される圧力と温度検出器733Tで検出される温度とに基いて、また暖房運転モードの場合は、圧力検出器732Pで検出される圧力と温度検出器732Tで検出される温度に基いて電子膨張弁を調節する。
【0078】
ソレノイドバルブ253が開となると、開口面積は経路203の断面積にほぼ等しくなるように形成されている。言い替えれば、ソレノイドバルブ253が開となったときは、第1の絞り機構292の絞り度が減って(開口面積が増えて)、実質的に絞りとしては作用しない程度に大きい開口を有することになる(絞り度が実質的にゼロになる)。
【0079】
言い替えれば、ソレノイドバルブ253を開とした場合は、第1の絞り機構292の開口面積を大きくし、第1の絞り機構292が実質的に絞りを形成しないように設定した場合である。ソレノイドバルブ253を閉とした場合が、第1の絞り機構292の開口面積を小さくし、第1の絞り機構292が絞りを形成するように設定した場合である。
【0080】
図5(a)中、除湿運転モードではソレノイドバルブ253は黒塗りで示されている通り、閉になっている。熱交換器300と蒸発器210との間の冷媒配管は、絞り250を介して接続されることになり、熱交換器300における蒸発圧力及び凝縮圧力は、蒸発器210の蒸発圧力と凝縮器220の凝縮圧力との中間の圧力となる。
【0081】
温度(気温)が比較的高いときは冷房運転モードを選択し、ソレノイドバルブ253を開く。このときは、膨張弁731が作用する。特に日本の気候では、気温の高いときは、通常は絶対湿度も高い。このときは冷房運転モードを選択して、顕熱と潜熱の両方を積極的に奪うのがよい。
【0082】
ソレノイドバルブ253を開にすると、熱交換器300と蒸発器210との間の冷媒配管は、実質的に絞り無しで接続されることになり、熱交換器300内の伝熱チューブ内の圧力は蒸発セクション251と凝縮セクション252共に蒸発器210の蒸発圧力と実質的に等しくなり、熱交換器300も蒸発器210と共に蒸発器として作用する。
【0083】
なお、除湿運転モード、冷房運転モードの選択は、温度と湿度を検出して自動で行うようにしてもよいし、手動で行うようにしてもよい。湿度の高い低いは個人的好みもある。また、湿度や温度にかかわらず、強制的にとにかく温度を下げたい場合や、室内を強制的に乾燥させるためにとにかく湿度を下げたい場合もあるからである。
【0084】
次に図5(b)の部分フロー図を参照して、(a)で除湿・冷房の場合を説明した除湿空調装置を暖房運転モードで運転する場合を説明する。ここでは、四方弁701とその周辺の機器のみを抽出して示し、その他の機器は省略してある。
【0085】
まず四方弁701の切り替えにより、圧縮機260の吸込側と吐出側とを切り替える。即ち、四方弁701のポート701Aが701Dに連通し、ポート701Bが701Cに連通する。このことにより経路204は経路201−1に、経路201は経路204−1に連通する。
【0086】
またソレノイドバルブ253が開となり、絞り機構292が絞り作用を実質的にゼロとする。したがって第1の熱交換器210と第3の熱交換器300とは、ほぼ同圧となり圧縮機260の吐出圧を受けて凝縮器として作用する。
【0087】
第2の熱交換器220は、四方弁701を介して圧縮機260の吸い込み側に接続される結果、蒸発器として作用する。
【0088】
このようにして熱交換器220が蒸発器として作用し外気から熱を汲み上げ、熱交換器210及び熱交換器300が凝縮器として作用し、経路107〜111を通って流れる処理空気を加熱するので、除湿空調装置21は空調空間101を暖房する暖房装置として用いることができる。
冷媒のサイクルは、図3のモリエ線図において点a、b、d、j’、aのサイクルと同様になる。温度と圧力、エンタルピは、外気温度が冬季には図示よりも一般に低温となるので図とは異なるが、作用は同様であるので重複した説明は省略する。
【0089】
本実施の形態では、冷媒注入部902、サービス弁901が室外機側に設けられているので、冷媒注入を屋外で行うことができる。なお冷媒注入作業を行うときは、四方弁701は、図5(b)に示すように、暖房運転モードに切り替える。夏季であっても、冷媒注入の比較的短時間であるので、窓を開放して行う等すれば問題はほとんどない。
暖房運転への切り替えが可能な除湿空調装置は、家庭用の空調機として使用される場合が多いので、サービスが屋外で行えるということは大きな利点である。
【0090】
以上の実施の形態は、第1の区画310には、空調空間101からの戻り空気を導入するものとして説明したが、空調空間101からの戻り空気を導入せずに外気を導入してもよい。湿度と温度の高い外気は、蒸発器210で冷却する前に予冷するのが好ましく、このように構成することにより、全量外気を必要とする病院やレストランの空調を高いCOPをもって行うことができる。
【0091】
以上の実施の形態では、空調空間を空調する除湿空調装置として説明したが、本発明の除湿空調装置は、必ずしも空調空間に限らず他の除湿を必要とする空間に、一般の除湿装置として応用することもでき、本発明の除湿空調装置とはそのような場合も含むものとする。
【0092】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、第1の絞り機構と蒸発器との間に、又は蒸発器に、設けられた、冷媒を注入する冷媒注入部を備えるので、冷媒を容易に注入することができる。特に、装置の運転中に冷媒注入を容易に行うことができ、混合冷媒の注入に適する除湿空調装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である除湿空調装置のフローを示すフロー図である。
【図2】図1に示す除湿空調装置の設置状態を示す模式的側面図である。
【図3】図1に示す除湿空調装置のヒートポンプのモリエ線図である。
【図4】図1の除湿空調装置の作動を説明する湿り空気線図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である除湿空調装置のフローを示すフロー図である。
【図6】従来の除湿空調装置のフロー図である。
【符号の説明】
21、22 除湿空調装置
101 空調空間
102、140 送風機
210 蒸発器
220 凝縮器
251 蒸発セクション
252 凝縮セクション
250 絞り
253 ソレノイドバルブ
260 圧縮機
292 第1の絞り機構
300 熱交換器
310 第1の区画
320 第2の区画
701 四方弁
713 膨張弁
722 感温筒
901 サービス弁
902 冷媒注入部
903 冷媒容器
904 耐圧ホース
905 元弁
HP1、HP2 ヒートポンプ

Claims (2)

  1. 冷媒を蒸発して処理空気を冷却する蒸発器と;
    前記蒸発した冷媒を吸入して昇圧する昇圧機と;
    冷却流体により前記昇圧された冷媒から熱を奪って凝縮する凝縮器と;
    前記蒸発器と前記凝縮器とを接続する冷媒経路中に設けられ、前記凝縮器の凝縮圧力と前記蒸発器の蒸発圧力との中間の圧力で冷媒の蒸発と凝縮を行い、前記中間圧力蒸発により前記処理空気を冷却し、前記中間圧力凝縮により前記処理空気を加熱する中間熱交換器と;
    前記中間熱交換器と前記蒸発器との間の前記冷媒経路中に設けられた第1の絞り機構と;
    前記凝縮器と前記中間熱交換器との間の前記冷媒経路中に設けられた、第2の絞り機構と;
    前記第1の絞り機構と前記蒸発器との間に、又は前記蒸発器に、設けられた、前記冷媒を注入する冷媒注入部とを備え;
    前記処理空気は、前記中間熱交換器での冷却と前記蒸発器での冷却と前記中間熱交換器での加熱とをこの順番で受けるように構成され;
    前記冷媒注入部に接続された冷媒注入管が、前記蒸発器から前記昇圧機へ前記冷媒が流れる経路に沿って敷設され、かつ、前記蒸発器から前記昇圧機へ前記冷媒が流れる経路と一緒に保冷された;
    除湿空調装置。
  2. 前記第1の絞り機構は、絞り度が切り替え可能に構成された、請求項1に記載の除湿空調装置。
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