JP3806035B2 - 改善されたロール静的角度調整のための方法および装置 - Google Patents
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Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、ディスク記憶システムに関する。より詳細には、本発明は、ディスク・ドライブ・サスペンションのロール静的角度を調整するための方法および装置に関する。
【0002】
(発明の背景)
「ウィンチェスタ」タイプのディスク・ドライブは当業界で周知である。そのようなドライブは、複数の同心環状のデータ・トラック内にデジタル情報を記憶するために、磁化可能な媒体で被覆された剛性ディスクを使用する。ディスクはスピンドル・モータ上に装着され、モータがディスクを回転させ、ディスクの表面がそれぞれの記録ヘッドの下を通過するようにする。各ヘッドは、ディスク表面に情報を書き込み、そこから情報を読み取るために、流体力学(たとえば空気)ベアリング・スライダと変換器とを含む。アクチュエータ機構は、電子回路の制御下で、ディスクの表面を横切ってトラックからトラックにヘッドを移動する。アクチュエータ機構は、各ヘッドについてトラック・アクセス用アームとヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)とを含む。
【0003】
HGAは一般に、ロード・ビームとジンバルとを含む。ロード・ビームは、ジンバルが取り付けられる剛性ビーム・セクションを含む。ロード・ビームの剛性ビーム・セクションは、予荷重力を可撓性ビーム・セクションからヘッドに伝達し、強制的にヘッドをディスク表面に向かわせる。ジンバルは、ロード・ビームの剛性ビーム・セクションとスライダの間で位置決めされ、ディスクのタイポグラフィに従う間、スライダのピッチおよびロールを可能にする弾力的な連結を提供する。
【0004】
HGAの1つの重要な性能関連基準は、その静的姿勢として知られる。スライダの静的姿勢は、スライダがその上で浮上しているディスクの表面に対するスライダの位置的な向きに関連している。スライダは一般に、ディスクの表面に対して所定の向き(一般に平行)で浮上するように設計される。スライダの前縁と後縁がディスクから異なる高さになるようなこの平行関係からの逸脱は、ピッチエラーと呼ばれる。スライダの反対向きの側部がディスクから異なる高さになるようなこの平行関係からの逸脱は、ロールエラーと呼ばれる。スライダの所望の浮上姿勢でのピッチまたはロールエラーは、ディスク・ドライブの性能を劣化させる可能性がある。その結果、HGAに装着するときヘッドのピッチ角およびロール角を零にすることが好ましい。
【0005】
ロード・ビームは、すべての機械構造の場合と同じく共振周波数を有し、これがHGA内で不安定性を引き起こす可能性がある。HGAの1次曲げモードは、ロード・ビームがロード・ビームの長手方向軸線の周りで対称のとき、垂直平面内で、またはロード・ビームの平面に対して横断する平面内でロード・ビームを振動または移動させる。しかし、長手方向軸線の周りでロード・ビームの剛性ビーム・セクションにねじれができると、ロード・ビームが長手方向軸線の周りで非対称になる。その結果、ロード・ビームは、共振周波数で水平平面内において振動または往復動する。この水平移動はオフトラックエラーを生じ、それによってディスク・ドライブの性能が制限される。
【0006】
ヘッドをロード・ビームに装着するとき、一般に、ヘッドは零でないロール角およびピッチ角で配向される。ロール角およびピッチ角は、静的姿勢調整機(SAAM)を使用して強制的に零度にすることができる。SAAMのクランプ部材が剛性ビーム・セクションに取り付けられ、長手方向軸線に沿って剛性ビーム・セクションをねじり、ヘッドのロール静的角度を零度に設定する。従来技術の方法は、クランプ部材を剛性ビーム・セクションの末端部に位置決めし、それらを隔てる距離を最大にする。剛性ビーム・セクションの単位長さ当たりねじり量を最小限に抑えて、剛性ビーム・セクションの損傷を回避することが望ましいものであった。残念ながら、これら従来技術の方法では、望ましくないオフトラックエラーを有するHGAが生産された。
【0007】
ロード・ビームのロール静的姿勢を調整するための改善された方法が引き続き求められている。具体的には、SAAMによってねじれるロード・ビームの感度を改善し、一方、同時に、HGAの1次曲げモードに起因するオフトラックエラーを低減することが求められている。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、ディスク・ドライブ内で使用されるヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)の改善されたロール静的角度調整を提供するための方法および装置に関する。本発明の方法は、HGAの遠位端部に位置するヘッドのロール静的角度調整を改善する。この方法では、遠位クランプ部材が結合される遠位端に近接する剛性ビーム・セクション内に高応力領域が形成される。近位クランプ部材は、遠位クランプ部材から離れて剛性ビーム・セクションに結合される。最後に、遠位および近位クランプ部材の相対角度位置が調整角度に達して、ヘッドのロール静的角度が変化するように、遠位および近位クランプ部材の少なくとも1つが長手方向軸線の周りに回転させられる。
【0009】
本発明の装置は、ディスク・ドライブ内で使用するためのHGAのロード・ビームを対象とする。ロード・ビームは、装着部分、フレクシャアーム、剛性ビーム・セクションを含む。装着部分は、ロード・ビームを、ディスク・ドライブのトラック・アクセス用アームに結合するようにされている。可撓性ビーム部分は装着部分に取り付けられ、フレクシャアームを介してHGAのヘッドに、予荷重力を加えるようにされている。剛性ビーム・セクションは、装着部分に取り付けられた近位端と、フレクシャアームに接続された遠位端と、高応力領域とを含む。高応力領域は、ロール静的角度調整中に塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクションの高応力等高線を画定する。
【0010】
本発明を特徴付けるこれら特徴および様々な他の特徴ならびに利点は、以下詳細な説明および添付図面の概説を読めば明らかになろう。
【0011】
(例示的な実施形態の詳細な説明)
図1は、本発明の恩恵が実現されるディスク・ドライブ110の斜視図である。ディスク・ドライブ110は、ベース112および上部カバー(図示せず)を有するハウジングを含む。ディスク・ドライブ110は、ディスク・クランプ116によってスピンドル・モータ(図示せず)上に装着されるディスク・パック114をさらに含む。ディスク・パック114は、中心軸118の周りを同時回転するように装着された複数の個別のディスクを含む。各ディスク表面は、ディスク表面と交信するためにディスク・ドライブ110に装着された関連ヘッド120を有する。図の例では、ヘッド120がヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)122によって支持され、HGAは、アクチュエータ126のトラック・アクセス用アーム124に取り付けられる。アクチュエータ126は、回転可動コイルとして知られるタイプであり、128で概ね示されるボイス・コイル・モータを含む。ボイス・コイル・モータ128は、旋回シャフト130の周りでアクチュエータ126とその取り付けられたヘッド120を回転させ、ディスク内側直径134とディスク外側直径136の間の経路132に沿って所望のデータ・トラックの上にヘッド120を位置決めする。ボイス・コイル・モータは、内部回路138によって制御されて動作する。内部回路138内の書込み回路は、記憶するデータを連続するコード・ワードに符号化し、シリアル・アナログ書込み信号の形態でコード・ワードをヘッド120上の書込みトランスデューサに送信し、これがディスク表面上の磁性層内で磁束反転を符号に変える。
【0012】
図2は、HGA122の一例の斜視図であり、図3は、図2の線3−3で取った、HGA122に装着され、ディスク表面140より上に位置決めされたヘッド120の横断面図である。図2および図3にはまた、x軸142、y軸144、z軸146が示されている。典型的なHGA122は、ロード・ビーム148およびジンバル150を含む。ロード・ビーム148は一般に、装着部分152、可撓性ビーム部分154、剛性ビーム・セクション156、x軸142と位置合わせされた長手方向軸線158、フレクシャアーム160を含む。装着部分152は、ベース・プレート(図示せず)を介してトラック・アクセス用アーム124(図1に示す)に装着されるスエージ穴162を含む。可撓性ビーム部分154は、剛性ビーム・セクション156とフレクシャアーム160を介して、予荷重力をヘッド120に加え、ヘッド120の浮上高さを制限する。予荷重力は、フレクシャアーム160の窪み164部でヘッド120に加えられる。
【0013】
各ヘッド120は、ディスク表面140に情報を書き込み、そこから情報を読み取るために、流体力学(たとえば空気)ベアリング・スライダ166と変換器(図示せず)とを含む。ジンバル150は、ロード・ビーム148の剛性ビーム・セクション156とスライダ166の間に位置決めされ、ディスク表面140のタイポグラフィに従う間、スライダのピッチ(z軸線146周りの回転)およびロール(長手方向軸線158、すなわち、x軸線142周りの回転)を可能にする弾力的な連結を実現する。スライダ166は、ディスク表面140に面する空気ベアリング表面168を含む。たとえば、従来のカタマラン型スライダは、図2に示すように、ディスク表面140に面する1対の隆起した側部レール170および172を含む。空気ベアリング表面170および172は、ディスクの接線速度にほぼ平行に位置合わせされる。ディスク140が回転するとき、空気が空気ベアリング表面168の下を通過し、空気ベアリング表面168上の表面摩擦が、ディスク140の表面と空気ベアリング表面168の間の空気圧を上昇させ、それにより、スライダをディスク140の表面より上に浮上させる流体力学的な揚力を生み出す。予荷重力と流体力学的揚力は、スライダの流体力学特性とディスク140の回転速度に基づいて平衡に達する。
【0014】
ヘッド120は、典型的には零である所定のロール角でディスク140の上で浮上することが望ましい。ロール角は、ヘッド120がディスク表面140に対してx軸線142の周りで回転する角度に関連する。図3に示す例では、ロール角がほぼ零である。残念ながら、ヘッド120をロード・ビーム148に装着するとき、一般に望ましくないロール角で配向される。所望のロール角は、静的姿勢調整機(SAAM)を使用して設定することができる。SAAMは、剛性ビーム・セクション156を長手方向軸線158(x軸線142)の周りでねじり、ヘッド120のロール静的角度を所望の設定値(典型的には零度)に設定することができるクランプ部材を含む。
【0015】
図4は、SAAMのクランプ部材174が剛性ビーム・セクション156に沿って位置決めされているロード・ビーム148(ジンバル150無し)の一例を示す。クランプ部材174、およびクランプ部材174が取り付けられる構成要素SAAMの詳細は、例示を簡潔にするために図示しない。剛性ビーム・セクション156は、近位端176および遠位端178を含む。クランプ部材174は一般に、剛性ビーム・セクション156の遠位端178に隣接して位置決めされた遠位クランプ部材180と、剛性ビーム・セクション156の近位端176に向かって位置決めされた近位クランプ部材182とを含む。一般に、クランプ部材180または182の一方が、他方のクランプ部材に対して調整角度だけ回転し、それにより、その間に位置決めされた剛性ビーム・セクション156の一部分を調整角度にねじる。剛性ビーム・セクション156のこのねじりは、剛性ビーム・セクション156内に応力を生じ、降伏値を超えたとき、剛性ビーム・セクション156を永久変形させ、ヘッド120のロール静的角度が調整される。
【0016】
従来技術では、剛性ビーム・セクション156のねじりをその全長にわたって展開し、剛性ビーム・セクション156の損傷を最小限に抑えることが有利であると考えられた。これは、遠位および近位クランプ部材180または182を、剛性ビーム・セクション156に沿ってできるだけ離して位置決めすることによって達成された。これは、図4では、従来技術に見られるように、近位クランプ部材184を剛性ビーム・セクションの近位端176に隣接して位置決めし、一方、遠位クランプ部材180は、図4に示すように遠位端178にできるだけ近づけて位置決めする。遠位端178からの間隔は、ジンバル150(図3)の取り付けによる。その結果、遠位クランプ部材180は一般に、基準穴186付近に位置決めされる。
【0017】
従来技術に見られるように、クランプ部材180および184を隔てる距離は、クランプ部材184の内縁190と遠位クランプ部材180の内縁192との間の距離である距離188として定義される。距離188は一般に、スエージ穴162の中心196とフレクシャアーム160の窪み164の間の距離として定義されるロード・ビーム148の長さ194の31%より大きい。上述したものなど、典型的なHGA122のロード・ビーム148の長さ194は1.524cm(0.6インチ)であり、距離188は約0.5486cm(約0.216インチ)である。クランプ部材184および180の従来技術の位置決めは、ヘッド120のロール静的角度を望むように調整するために剛性ビーム・セクション156をねじらなければならない調整角度を最大にする。
【0018】
従来技術によって使用される方法の理論的根拠と相反するが、本発明の一態様は、近位クランプ部材182と遠位クランプ部材180の間の距離を短縮して、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係を改善することを含む。ねじられたとき、剛性ビーム・セクション156内の応力の大きさは、近位クランプ部材182および遠位クランプ部材180を隔てる距離に一部応じて決まる。所与の調整角度について、近位および遠位クランプ部材182および180を隔てる距離が減少するにつれて、剛性ビーム・セクション156内の応力の大きさは増大する。その結果、剛性ビーム・セクション156に永久変形を引き起こすのに必要とされる調整角度は、クランプ部材180および182を隔てる距離が減少するにつれて減少する。一実施形態では、従来技術の近位クランプ部材184が、近位クランプ部材198の内縁202と遠位クランプ部材180の内縁192との間で測定した距離200だけ遠位クランプ部材180から分離される近位クランプ部材198によって置き換えられる。距離200は、従来技術の距離188より短い。その結果、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係が改善される。換言すれば、本発明に従って位置決めされたクランプ部材198および180でねじられるロード・ビーム148は、普通なら従来技術に見られるロール静的角度調整方法を使用して可能であるはずの変化より調整角度の変化に敏感である。
【0019】
本発明の一実施形態では、距離200が、ロード・ビーム148の長さ194の約21%であることが好ましい。たとえば、長さ194が1.524cm(0.6インチ)である場合は、距離200が約0.32cm(約0.126インチ)であることが好ましい。距離200は一般に、キンクまたは他の不連続の形成など、剛性ビーム・セクション156に望ましくない損傷を引き起こすことなく、剛性ビーム・セクション156が耐えられる単位長さ当たり最大ねじり量によって制限される。この制限は、典型的なロード・ビーム148の長さ194の約4%であることが実験に基づいて決定された。本発明のより一般的な一実施形態では、長さ194の30%未満である。追加実施形態は、長さ194の25%未満、長さ194の20%未満、長さ194の15%未満、長さ194の10%未満である長さ200を含む。本発明の他の実施形態は、上述した長さ200に適用可能な場合に距離200の追加制限を含む。これら実施形態は、長さ194の4%より大きい、長さ194の10%より大きい、長さ194の15%より大きい、長さ194の20%より大きい、長さ194の25%より大きい長さ200を含む。本発明のさらに他の代替実施形態は、距離200の上記最大および最小制限の可能な組み合わせを含む。
【0020】
静的ロール角調整中には、剛性ビーム・セクション156の永久変形が起こる最大応力等高線が、図4に示すように、ほぼ円4内、および遠位クランプ部材180付近に位置する剛性ビーム・セクション156の高応力領域204内で主に発生する。これら最大応力等高線は、剛性ビーム・セクション156の横断面積が減少するため高応力領域204内で見られる。剛性ビーム・セクション156の横断面積が減少する1つの原因は、近位端176から遠位端178に向かって剛性ビーム・セクション156が一般に先細であることである。他の原因は、基準穴186である。
【0021】
本発明の一実施形態では、遠位クランプ部材180がない、図4の高応力領域204の拡大図である図5に最もよく示される形成開口206によって高応力領域204は高められる。開口206は、高応力領域204内、好ましくは基準穴186付近に位置決めされ、高応力領域204内の応力を、所与の調整角度について開口206がない場合の応力より高くする。その結果、開口206は、剛性ビーム・セクション156の塑性変形の開始を、開口206がない場合に可能であろうよりも早く、小さい調整角度で起こさせる。さらに、開口206は、ロール静的角度調整中に塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクション156の場所を制御し、それにより、損傷する、または永久変形する剛性ビーム・セクション156のエリアを制限するために使用することができる。
【0022】
開口206は、形状が長円形であることが好ましいが、206’で示すように、円形、方形、多角形など様々な他の形状で形成することもできる。開口206は一般に、剛性ビーム・セクション156のねじれ中に発達する最大応力等高線と一致し、遠位クランプ部材180から、剛性ビーム・セクション156の遠位端178および近位端176に向かって延びるような角度で位置決めされる。一実施形態では、開口206が、長手方向軸線158の周りで対称に位置決めされる。他の実施形態では、長手方向軸線156に対して直角をなす軸線208の周りで対称に位置決めされる。
【0023】
HGA122のロール静的角度を調整するために本発明によって使用される一般的な方法を、図6の流れ図に示す。ステップ210で、高応力領域204が、遠位端178に近接する剛性ビーム・セクション156内に形成される。上述のように、高応力領域は、剛性ビーム・セクション156を遠位端178に向かって狭めることによって、基準穴186によって、または開口206の形成によって形成することができる。ステップ212で、遠位クランプ部材180が、剛性ビーム・セクション156の遠位端178および高応力領域204に近接して結合される。ステップ214で、近位クランプ部材198が、遠位クランプ部材180から剛性ビーム・セクション156の近位端176に向かって距離200離れて結合される。最後に、ステップ216で、遠位クランプ部材180または近位クランプ部材198を長手方向軸線158の周りで回転させ、それにより、遠位および近位クランプ部材180および198の相対角度位置が調整角度に達し、ヘッド120のロール静的角度の変化を引き起こす。遠位および近位クランプ部材180および198を隔てる距離は、ロード・ビーム148の長さ194の30%である。この方法は、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係を改善する。
【0024】
本発明の改善された方法により、少なくとも3つの利点が実現した。本発明の1つの利点は、ロード・ビーム148が、従来技術に比べて、クランプ部材180および198による剛性ビーム・セクション156のねじりに、より敏感になることである。剛性ビーム・セクション156がねじられる所与の調整角度について、本発明の方法は、従来技術で使用される方法よりもヘッド120のロール静的角度に対して大きい調整をもたらす。たとえば、ロード・ビーム148の長さ194の31%の距離(従来技術の方法)で隔たるクランプ部材180および184の相対角度位置を1°の調整角度に回転させると、1.24°のヘッド120のロール静的角度の調整がもたらされ、本発明に従って位置決めされたクランプ部材180および198を使用して同じ量だけ剛性ビーム・セクション156をねじると、1.38°のヘッド120のロール静的角度の調整がもたらされることが実験によって示された。換言すれば、本発明の方法と共にヘッド120部で所望のロール静的角度調整を生じるためにロード・ビーム148が必要とする剛性ビーム・セクション156のねじりは、従来技術の方法に比べて11%少ない。
【0025】
本発明の他の利点は、ロード・ビーム148の非対称が遠位端178に向かって移動されることであり、これは、ディスク・ドライブ110(図1)内で使用されるとき、これがオフトラックエラーの可能性を減少させる。ロード・ビーム148は、すべての機械構造の場合と同じく様々な共振周波数を有する。ロード・ビーム148の共振モードが励振すると、ロード・ビーム148が共振周波数で振動する。発生するロード・ビーム148の動きは、曲げモード、ねじれモード、または2つの組み合わせで起こる可能性がある。ロード・ビーム148が長手方向軸線158(図2)の周りで対称であるとき、ロード・ビーム148の1次曲げモードが、ロード・ビーム148を垂直平面内で、またはy軸線に沿って振動させる。しかし、ロール静的角度を調整するために、剛性ビーム・セクション156を長手方向軸線158の周りでねじると、剛性ビーム・セクション156が長手方向軸線158の周りで非対称になり、それによってねじれモードを導入する。ロード・ビーム148のねじれモードは、ヘッド120を水平に、またはz軸線146(図2)に沿って振動させ、これがオフトラックエラーを引き起こし、ディスク・ドライブ110の性能を制限する可能性がある。所与のロード・ビーム148について水平振動の大きさは、ロール静的角度調整によって引き起こされる剛性ビーム・セクション156の非対称の場所に一部応じて決まる。一般に、剛性ビーム・セクション156の非対称が近位端176に近いほど、共振周波数で生じる水平振動の大きさが大きくなり、したがって、オフトラックエラーが発生する可能性が大きくなる。近位クランプ部材198を剛性ビーム・セクションの遠位端178(図4)に近づけて移動することにより、剛性ビーム・セクション156の非対称は、従来技術に比べて近位端176からさらに移動し、遠位端178に近づく。その結果、本発明のロード・ビーム148内において共振周波数で生じる水平振動の大きさが減少し、それにより、オフトラックエラーの可能性が減少し、ディスク・ドライブ性能が改善される。
【0026】
本発明のさらに他の利点は、剛性ビーム・セクション156が、従来技術の方法を使用して可能であろうよりも迅速に降伏するため、ヘッド120のロール静的角度の調整がより正確なことである。本発明の方法は、ねじりに利用できる自由な長さが短いため、剛性ビーム・セクション156内でより高い応力を生じる。これらより高い応力は、剛性ビーム・セクション156の降伏応力に、より早く到達させ、したがって、より迅速な剛性ビーム・セクション156の塑性変形に通じる。その結果、調整角度の変化に対するロール静的角度の変化の感度が改善される。
【0027】
要するに、本発明の一態様は、HGA122のヘッド120のロール静的角度を調整するための方法を対象とする。HGA122は、長さ194、長手方向軸線158、剛性ビーム・セクション156を有するロード・ビーム148を含む。この方法の一ステップでは、高応力領域204が、遠位端178に近接して剛性ビーム・セクション156内に形成される。次いで、遠位クランプ部材180が遠位端178に近接して剛性ビーム・セクション156に結合され、高応力領域204および近位クランプ部材198が、遠位クランプ部材180から近位端176に向かって距離200離れて剛性ビーム・セクション156に結合される。遠位および近位クランプ部材を隔てる距離200は、ロード・ビームの長さの30%未満である。最後に、遠位および近位クランプ部材180および198の少なくとも1つを長手方向軸線158の周りで回転させ、それにより、遠位および近位クランプ部材180および198の相対角度位置が調整角度に達し、ヘッド120のロール静的角度の変化を引き起こす。この方法は、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係(感度)を改善する。
【0028】
本発明の他の態様は、ディスク・ドライブ110内で使用するためのHGA122のロード・ビーム148を対象とする。ロード・ビーム148は、装着部分152、可撓性ビーム部分154、剛性ビーム・セクション156、フレクシャアーム160を含む。装着部分152は、ロード・ビーム148をディスク・ドライブ110のトラック・アクセス用アーム124に結合するようにされている。可撓性ビーム部分154は、装着部分152に取り付けられ、フレクシャアーム160を介してヘッド120に加えられる予荷重を供給するようにされている。剛性ビーム・セクション156は、可撓性ビーム部分154に取り付けられた近位端176と、フレクシャアーム160に接続された遠位端178と、長手方向軸線158と、複数の開口206を有する高応力領域204とを有する。開口206は、ロール静的角度調整中に剛性ビーム・セクション156の塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクション156の高応力等高線を画定する。
【0029】
以上の説明で、本発明の様々な実施形態の多数の特徴および利点について、本発明の様々な実施形態の構造および機能の詳細と共に述べたが、この開示は例示のためのものにすぎず、特許請求の範囲が表現されている用語の広く一般的な意味によって示される最大の範囲で、本発明の原理内において細部に、特に構造および部品の構成の内容に変更を加えることができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるディスク・ドライブの斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるヘッド・ジンバル・アセンブリの斜視図である。
【図3】 図2の線分3−3で取った、本発明の一実施形態によるヘッド・ジンバル・アセンブリを見る横断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態による剛性ビーム部分に沿って位置決めされた静的姿勢調整機のクランプ部材を有するヘッド・ジンバル・アセンブリの単純化された上面図である。
【図5】 円4内に含まれる図4のヘッド・ジンバル・アセンブリの一部分の拡大図である。
【図6】 本発明の一実施形態に従って、ヘッド・ジンバル・アセンブリのヘッドの低い静的角度を調整する方法を表す流れ図である。
(発明の分野)
本発明は、ディスク記憶システムに関する。より詳細には、本発明は、ディスク・ドライブ・サスペンションのロール静的角度を調整するための方法および装置に関する。
【0002】
(発明の背景)
「ウィンチェスタ」タイプのディスク・ドライブは当業界で周知である。そのようなドライブは、複数の同心環状のデータ・トラック内にデジタル情報を記憶するために、磁化可能な媒体で被覆された剛性ディスクを使用する。ディスクはスピンドル・モータ上に装着され、モータがディスクを回転させ、ディスクの表面がそれぞれの記録ヘッドの下を通過するようにする。各ヘッドは、ディスク表面に情報を書き込み、そこから情報を読み取るために、流体力学(たとえば空気)ベアリング・スライダと変換器とを含む。アクチュエータ機構は、電子回路の制御下で、ディスクの表面を横切ってトラックからトラックにヘッドを移動する。アクチュエータ機構は、各ヘッドについてトラック・アクセス用アームとヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)とを含む。
【0003】
HGAは一般に、ロード・ビームとジンバルとを含む。ロード・ビームは、ジンバルが取り付けられる剛性ビーム・セクションを含む。ロード・ビームの剛性ビーム・セクションは、予荷重力を可撓性ビーム・セクションからヘッドに伝達し、強制的にヘッドをディスク表面に向かわせる。ジンバルは、ロード・ビームの剛性ビーム・セクションとスライダの間で位置決めされ、ディスクのタイポグラフィに従う間、スライダのピッチおよびロールを可能にする弾力的な連結を提供する。
【0004】
HGAの1つの重要な性能関連基準は、その静的姿勢として知られる。スライダの静的姿勢は、スライダがその上で浮上しているディスクの表面に対するスライダの位置的な向きに関連している。スライダは一般に、ディスクの表面に対して所定の向き(一般に平行)で浮上するように設計される。スライダの前縁と後縁がディスクから異なる高さになるようなこの平行関係からの逸脱は、ピッチエラーと呼ばれる。スライダの反対向きの側部がディスクから異なる高さになるようなこの平行関係からの逸脱は、ロールエラーと呼ばれる。スライダの所望の浮上姿勢でのピッチまたはロールエラーは、ディスク・ドライブの性能を劣化させる可能性がある。その結果、HGAに装着するときヘッドのピッチ角およびロール角を零にすることが好ましい。
【0005】
ロード・ビームは、すべての機械構造の場合と同じく共振周波数を有し、これがHGA内で不安定性を引き起こす可能性がある。HGAの1次曲げモードは、ロード・ビームがロード・ビームの長手方向軸線の周りで対称のとき、垂直平面内で、またはロード・ビームの平面に対して横断する平面内でロード・ビームを振動または移動させる。しかし、長手方向軸線の周りでロード・ビームの剛性ビーム・セクションにねじれができると、ロード・ビームが長手方向軸線の周りで非対称になる。その結果、ロード・ビームは、共振周波数で水平平面内において振動または往復動する。この水平移動はオフトラックエラーを生じ、それによってディスク・ドライブの性能が制限される。
【0006】
ヘッドをロード・ビームに装着するとき、一般に、ヘッドは零でないロール角およびピッチ角で配向される。ロール角およびピッチ角は、静的姿勢調整機(SAAM)を使用して強制的に零度にすることができる。SAAMのクランプ部材が剛性ビーム・セクションに取り付けられ、長手方向軸線に沿って剛性ビーム・セクションをねじり、ヘッドのロール静的角度を零度に設定する。従来技術の方法は、クランプ部材を剛性ビーム・セクションの末端部に位置決めし、それらを隔てる距離を最大にする。剛性ビーム・セクションの単位長さ当たりねじり量を最小限に抑えて、剛性ビーム・セクションの損傷を回避することが望ましいものであった。残念ながら、これら従来技術の方法では、望ましくないオフトラックエラーを有するHGAが生産された。
【0007】
ロード・ビームのロール静的姿勢を調整するための改善された方法が引き続き求められている。具体的には、SAAMによってねじれるロード・ビームの感度を改善し、一方、同時に、HGAの1次曲げモードに起因するオフトラックエラーを低減することが求められている。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、ディスク・ドライブ内で使用されるヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)の改善されたロール静的角度調整を提供するための方法および装置に関する。本発明の方法は、HGAの遠位端部に位置するヘッドのロール静的角度調整を改善する。この方法では、遠位クランプ部材が結合される遠位端に近接する剛性ビーム・セクション内に高応力領域が形成される。近位クランプ部材は、遠位クランプ部材から離れて剛性ビーム・セクションに結合される。最後に、遠位および近位クランプ部材の相対角度位置が調整角度に達して、ヘッドのロール静的角度が変化するように、遠位および近位クランプ部材の少なくとも1つが長手方向軸線の周りに回転させられる。
【0009】
本発明の装置は、ディスク・ドライブ内で使用するためのHGAのロード・ビームを対象とする。ロード・ビームは、装着部分、フレクシャアーム、剛性ビーム・セクションを含む。装着部分は、ロード・ビームを、ディスク・ドライブのトラック・アクセス用アームに結合するようにされている。可撓性ビーム部分は装着部分に取り付けられ、フレクシャアームを介してHGAのヘッドに、予荷重力を加えるようにされている。剛性ビーム・セクションは、装着部分に取り付けられた近位端と、フレクシャアームに接続された遠位端と、高応力領域とを含む。高応力領域は、ロール静的角度調整中に塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクションの高応力等高線を画定する。
【0010】
本発明を特徴付けるこれら特徴および様々な他の特徴ならびに利点は、以下詳細な説明および添付図面の概説を読めば明らかになろう。
【0011】
(例示的な実施形態の詳細な説明)
図1は、本発明の恩恵が実現されるディスク・ドライブ110の斜視図である。ディスク・ドライブ110は、ベース112および上部カバー(図示せず)を有するハウジングを含む。ディスク・ドライブ110は、ディスク・クランプ116によってスピンドル・モータ(図示せず)上に装着されるディスク・パック114をさらに含む。ディスク・パック114は、中心軸118の周りを同時回転するように装着された複数の個別のディスクを含む。各ディスク表面は、ディスク表面と交信するためにディスク・ドライブ110に装着された関連ヘッド120を有する。図の例では、ヘッド120がヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)122によって支持され、HGAは、アクチュエータ126のトラック・アクセス用アーム124に取り付けられる。アクチュエータ126は、回転可動コイルとして知られるタイプであり、128で概ね示されるボイス・コイル・モータを含む。ボイス・コイル・モータ128は、旋回シャフト130の周りでアクチュエータ126とその取り付けられたヘッド120を回転させ、ディスク内側直径134とディスク外側直径136の間の経路132に沿って所望のデータ・トラックの上にヘッド120を位置決めする。ボイス・コイル・モータは、内部回路138によって制御されて動作する。内部回路138内の書込み回路は、記憶するデータを連続するコード・ワードに符号化し、シリアル・アナログ書込み信号の形態でコード・ワードをヘッド120上の書込みトランスデューサに送信し、これがディスク表面上の磁性層内で磁束反転を符号に変える。
【0012】
図2は、HGA122の一例の斜視図であり、図3は、図2の線3−3で取った、HGA122に装着され、ディスク表面140より上に位置決めされたヘッド120の横断面図である。図2および図3にはまた、x軸142、y軸144、z軸146が示されている。典型的なHGA122は、ロード・ビーム148およびジンバル150を含む。ロード・ビーム148は一般に、装着部分152、可撓性ビーム部分154、剛性ビーム・セクション156、x軸142と位置合わせされた長手方向軸線158、フレクシャアーム160を含む。装着部分152は、ベース・プレート(図示せず)を介してトラック・アクセス用アーム124(図1に示す)に装着されるスエージ穴162を含む。可撓性ビーム部分154は、剛性ビーム・セクション156とフレクシャアーム160を介して、予荷重力をヘッド120に加え、ヘッド120の浮上高さを制限する。予荷重力は、フレクシャアーム160の窪み164部でヘッド120に加えられる。
【0013】
各ヘッド120は、ディスク表面140に情報を書き込み、そこから情報を読み取るために、流体力学(たとえば空気)ベアリング・スライダ166と変換器(図示せず)とを含む。ジンバル150は、ロード・ビーム148の剛性ビーム・セクション156とスライダ166の間に位置決めされ、ディスク表面140のタイポグラフィに従う間、スライダのピッチ(z軸線146周りの回転)およびロール(長手方向軸線158、すなわち、x軸線142周りの回転)を可能にする弾力的な連結を実現する。スライダ166は、ディスク表面140に面する空気ベアリング表面168を含む。たとえば、従来のカタマラン型スライダは、図2に示すように、ディスク表面140に面する1対の隆起した側部レール170および172を含む。空気ベアリング表面170および172は、ディスクの接線速度にほぼ平行に位置合わせされる。ディスク140が回転するとき、空気が空気ベアリング表面168の下を通過し、空気ベアリング表面168上の表面摩擦が、ディスク140の表面と空気ベアリング表面168の間の空気圧を上昇させ、それにより、スライダをディスク140の表面より上に浮上させる流体力学的な揚力を生み出す。予荷重力と流体力学的揚力は、スライダの流体力学特性とディスク140の回転速度に基づいて平衡に達する。
【0014】
ヘッド120は、典型的には零である所定のロール角でディスク140の上で浮上することが望ましい。ロール角は、ヘッド120がディスク表面140に対してx軸線142の周りで回転する角度に関連する。図3に示す例では、ロール角がほぼ零である。残念ながら、ヘッド120をロード・ビーム148に装着するとき、一般に望ましくないロール角で配向される。所望のロール角は、静的姿勢調整機(SAAM)を使用して設定することができる。SAAMは、剛性ビーム・セクション156を長手方向軸線158(x軸線142)の周りでねじり、ヘッド120のロール静的角度を所望の設定値(典型的には零度)に設定することができるクランプ部材を含む。
【0015】
図4は、SAAMのクランプ部材174が剛性ビーム・セクション156に沿って位置決めされているロード・ビーム148(ジンバル150無し)の一例を示す。クランプ部材174、およびクランプ部材174が取り付けられる構成要素SAAMの詳細は、例示を簡潔にするために図示しない。剛性ビーム・セクション156は、近位端176および遠位端178を含む。クランプ部材174は一般に、剛性ビーム・セクション156の遠位端178に隣接して位置決めされた遠位クランプ部材180と、剛性ビーム・セクション156の近位端176に向かって位置決めされた近位クランプ部材182とを含む。一般に、クランプ部材180または182の一方が、他方のクランプ部材に対して調整角度だけ回転し、それにより、その間に位置決めされた剛性ビーム・セクション156の一部分を調整角度にねじる。剛性ビーム・セクション156のこのねじりは、剛性ビーム・セクション156内に応力を生じ、降伏値を超えたとき、剛性ビーム・セクション156を永久変形させ、ヘッド120のロール静的角度が調整される。
【0016】
従来技術では、剛性ビーム・セクション156のねじりをその全長にわたって展開し、剛性ビーム・セクション156の損傷を最小限に抑えることが有利であると考えられた。これは、遠位および近位クランプ部材180または182を、剛性ビーム・セクション156に沿ってできるだけ離して位置決めすることによって達成された。これは、図4では、従来技術に見られるように、近位クランプ部材184を剛性ビーム・セクションの近位端176に隣接して位置決めし、一方、遠位クランプ部材180は、図4に示すように遠位端178にできるだけ近づけて位置決めする。遠位端178からの間隔は、ジンバル150(図3)の取り付けによる。その結果、遠位クランプ部材180は一般に、基準穴186付近に位置決めされる。
【0017】
従来技術に見られるように、クランプ部材180および184を隔てる距離は、クランプ部材184の内縁190と遠位クランプ部材180の内縁192との間の距離である距離188として定義される。距離188は一般に、スエージ穴162の中心196とフレクシャアーム160の窪み164の間の距離として定義されるロード・ビーム148の長さ194の31%より大きい。上述したものなど、典型的なHGA122のロード・ビーム148の長さ194は1.524cm(0.6インチ)であり、距離188は約0.5486cm(約0.216インチ)である。クランプ部材184および180の従来技術の位置決めは、ヘッド120のロール静的角度を望むように調整するために剛性ビーム・セクション156をねじらなければならない調整角度を最大にする。
【0018】
従来技術によって使用される方法の理論的根拠と相反するが、本発明の一態様は、近位クランプ部材182と遠位クランプ部材180の間の距離を短縮して、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係を改善することを含む。ねじられたとき、剛性ビーム・セクション156内の応力の大きさは、近位クランプ部材182および遠位クランプ部材180を隔てる距離に一部応じて決まる。所与の調整角度について、近位および遠位クランプ部材182および180を隔てる距離が減少するにつれて、剛性ビーム・セクション156内の応力の大きさは増大する。その結果、剛性ビーム・セクション156に永久変形を引き起こすのに必要とされる調整角度は、クランプ部材180および182を隔てる距離が減少するにつれて減少する。一実施形態では、従来技術の近位クランプ部材184が、近位クランプ部材198の内縁202と遠位クランプ部材180の内縁192との間で測定した距離200だけ遠位クランプ部材180から分離される近位クランプ部材198によって置き換えられる。距離200は、従来技術の距離188より短い。その結果、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係が改善される。換言すれば、本発明に従って位置決めされたクランプ部材198および180でねじられるロード・ビーム148は、普通なら従来技術に見られるロール静的角度調整方法を使用して可能であるはずの変化より調整角度の変化に敏感である。
【0019】
本発明の一実施形態では、距離200が、ロード・ビーム148の長さ194の約21%であることが好ましい。たとえば、長さ194が1.524cm(0.6インチ)である場合は、距離200が約0.32cm(約0.126インチ)であることが好ましい。距離200は一般に、キンクまたは他の不連続の形成など、剛性ビーム・セクション156に望ましくない損傷を引き起こすことなく、剛性ビーム・セクション156が耐えられる単位長さ当たり最大ねじり量によって制限される。この制限は、典型的なロード・ビーム148の長さ194の約4%であることが実験に基づいて決定された。本発明のより一般的な一実施形態では、長さ194の30%未満である。追加実施形態は、長さ194の25%未満、長さ194の20%未満、長さ194の15%未満、長さ194の10%未満である長さ200を含む。本発明の他の実施形態は、上述した長さ200に適用可能な場合に距離200の追加制限を含む。これら実施形態は、長さ194の4%より大きい、長さ194の10%より大きい、長さ194の15%より大きい、長さ194の20%より大きい、長さ194の25%より大きい長さ200を含む。本発明のさらに他の代替実施形態は、距離200の上記最大および最小制限の可能な組み合わせを含む。
【0020】
静的ロール角調整中には、剛性ビーム・セクション156の永久変形が起こる最大応力等高線が、図4に示すように、ほぼ円4内、および遠位クランプ部材180付近に位置する剛性ビーム・セクション156の高応力領域204内で主に発生する。これら最大応力等高線は、剛性ビーム・セクション156の横断面積が減少するため高応力領域204内で見られる。剛性ビーム・セクション156の横断面積が減少する1つの原因は、近位端176から遠位端178に向かって剛性ビーム・セクション156が一般に先細であることである。他の原因は、基準穴186である。
【0021】
本発明の一実施形態では、遠位クランプ部材180がない、図4の高応力領域204の拡大図である図5に最もよく示される形成開口206によって高応力領域204は高められる。開口206は、高応力領域204内、好ましくは基準穴186付近に位置決めされ、高応力領域204内の応力を、所与の調整角度について開口206がない場合の応力より高くする。その結果、開口206は、剛性ビーム・セクション156の塑性変形の開始を、開口206がない場合に可能であろうよりも早く、小さい調整角度で起こさせる。さらに、開口206は、ロール静的角度調整中に塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクション156の場所を制御し、それにより、損傷する、または永久変形する剛性ビーム・セクション156のエリアを制限するために使用することができる。
【0022】
開口206は、形状が長円形であることが好ましいが、206’で示すように、円形、方形、多角形など様々な他の形状で形成することもできる。開口206は一般に、剛性ビーム・セクション156のねじれ中に発達する最大応力等高線と一致し、遠位クランプ部材180から、剛性ビーム・セクション156の遠位端178および近位端176に向かって延びるような角度で位置決めされる。一実施形態では、開口206が、長手方向軸線158の周りで対称に位置決めされる。他の実施形態では、長手方向軸線156に対して直角をなす軸線208の周りで対称に位置決めされる。
【0023】
HGA122のロール静的角度を調整するために本発明によって使用される一般的な方法を、図6の流れ図に示す。ステップ210で、高応力領域204が、遠位端178に近接する剛性ビーム・セクション156内に形成される。上述のように、高応力領域は、剛性ビーム・セクション156を遠位端178に向かって狭めることによって、基準穴186によって、または開口206の形成によって形成することができる。ステップ212で、遠位クランプ部材180が、剛性ビーム・セクション156の遠位端178および高応力領域204に近接して結合される。ステップ214で、近位クランプ部材198が、遠位クランプ部材180から剛性ビーム・セクション156の近位端176に向かって距離200離れて結合される。最後に、ステップ216で、遠位クランプ部材180または近位クランプ部材198を長手方向軸線158の周りで回転させ、それにより、遠位および近位クランプ部材180および198の相対角度位置が調整角度に達し、ヘッド120のロール静的角度の変化を引き起こす。遠位および近位クランプ部材180および198を隔てる距離は、ロード・ビーム148の長さ194の30%である。この方法は、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係を改善する。
【0024】
本発明の改善された方法により、少なくとも3つの利点が実現した。本発明の1つの利点は、ロード・ビーム148が、従来技術に比べて、クランプ部材180および198による剛性ビーム・セクション156のねじりに、より敏感になることである。剛性ビーム・セクション156がねじられる所与の調整角度について、本発明の方法は、従来技術で使用される方法よりもヘッド120のロール静的角度に対して大きい調整をもたらす。たとえば、ロード・ビーム148の長さ194の31%の距離(従来技術の方法)で隔たるクランプ部材180および184の相対角度位置を1°の調整角度に回転させると、1.24°のヘッド120のロール静的角度の調整がもたらされ、本発明に従って位置決めされたクランプ部材180および198を使用して同じ量だけ剛性ビーム・セクション156をねじると、1.38°のヘッド120のロール静的角度の調整がもたらされることが実験によって示された。換言すれば、本発明の方法と共にヘッド120部で所望のロール静的角度調整を生じるためにロード・ビーム148が必要とする剛性ビーム・セクション156のねじりは、従来技術の方法に比べて11%少ない。
【0025】
本発明の他の利点は、ロード・ビーム148の非対称が遠位端178に向かって移動されることであり、これは、ディスク・ドライブ110(図1)内で使用されるとき、これがオフトラックエラーの可能性を減少させる。ロード・ビーム148は、すべての機械構造の場合と同じく様々な共振周波数を有する。ロード・ビーム148の共振モードが励振すると、ロード・ビーム148が共振周波数で振動する。発生するロード・ビーム148の動きは、曲げモード、ねじれモード、または2つの組み合わせで起こる可能性がある。ロード・ビーム148が長手方向軸線158(図2)の周りで対称であるとき、ロード・ビーム148の1次曲げモードが、ロード・ビーム148を垂直平面内で、またはy軸線に沿って振動させる。しかし、ロール静的角度を調整するために、剛性ビーム・セクション156を長手方向軸線158の周りでねじると、剛性ビーム・セクション156が長手方向軸線158の周りで非対称になり、それによってねじれモードを導入する。ロード・ビーム148のねじれモードは、ヘッド120を水平に、またはz軸線146(図2)に沿って振動させ、これがオフトラックエラーを引き起こし、ディスク・ドライブ110の性能を制限する可能性がある。所与のロード・ビーム148について水平振動の大きさは、ロール静的角度調整によって引き起こされる剛性ビーム・セクション156の非対称の場所に一部応じて決まる。一般に、剛性ビーム・セクション156の非対称が近位端176に近いほど、共振周波数で生じる水平振動の大きさが大きくなり、したがって、オフトラックエラーが発生する可能性が大きくなる。近位クランプ部材198を剛性ビーム・セクションの遠位端178(図4)に近づけて移動することにより、剛性ビーム・セクション156の非対称は、従来技術に比べて近位端176からさらに移動し、遠位端178に近づく。その結果、本発明のロード・ビーム148内において共振周波数で生じる水平振動の大きさが減少し、それにより、オフトラックエラーの可能性が減少し、ディスク・ドライブ性能が改善される。
【0026】
本発明のさらに他の利点は、剛性ビーム・セクション156が、従来技術の方法を使用して可能であろうよりも迅速に降伏するため、ヘッド120のロール静的角度の調整がより正確なことである。本発明の方法は、ねじりに利用できる自由な長さが短いため、剛性ビーム・セクション156内でより高い応力を生じる。これらより高い応力は、剛性ビーム・セクション156の降伏応力に、より早く到達させ、したがって、より迅速な剛性ビーム・セクション156の塑性変形に通じる。その結果、調整角度の変化に対するロール静的角度の変化の感度が改善される。
【0027】
要するに、本発明の一態様は、HGA122のヘッド120のロール静的角度を調整するための方法を対象とする。HGA122は、長さ194、長手方向軸線158、剛性ビーム・セクション156を有するロード・ビーム148を含む。この方法の一ステップでは、高応力領域204が、遠位端178に近接して剛性ビーム・セクション156内に形成される。次いで、遠位クランプ部材180が遠位端178に近接して剛性ビーム・セクション156に結合され、高応力領域204および近位クランプ部材198が、遠位クランプ部材180から近位端176に向かって距離200離れて剛性ビーム・セクション156に結合される。遠位および近位クランプ部材を隔てる距離200は、ロード・ビームの長さの30%未満である。最後に、遠位および近位クランプ部材180および198の少なくとも1つを長手方向軸線158の周りで回転させ、それにより、遠位および近位クランプ部材180および198の相対角度位置が調整角度に達し、ヘッド120のロール静的角度の変化を引き起こす。この方法は、ヘッド120のロール静的角度の変化と調整角度の変化との関係(感度)を改善する。
【0028】
本発明の他の態様は、ディスク・ドライブ110内で使用するためのHGA122のロード・ビーム148を対象とする。ロード・ビーム148は、装着部分152、可撓性ビーム部分154、剛性ビーム・セクション156、フレクシャアーム160を含む。装着部分152は、ロード・ビーム148をディスク・ドライブ110のトラック・アクセス用アーム124に結合するようにされている。可撓性ビーム部分154は、装着部分152に取り付けられ、フレクシャアーム160を介してヘッド120に加えられる予荷重を供給するようにされている。剛性ビーム・セクション156は、可撓性ビーム部分154に取り付けられた近位端176と、フレクシャアーム160に接続された遠位端178と、長手方向軸線158と、複数の開口206を有する高応力領域204とを有する。開口206は、ロール静的角度調整中に剛性ビーム・セクション156の塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクション156の高応力等高線を画定する。
【0029】
以上の説明で、本発明の様々な実施形態の多数の特徴および利点について、本発明の様々な実施形態の構造および機能の詳細と共に述べたが、この開示は例示のためのものにすぎず、特許請求の範囲が表現されている用語の広く一般的な意味によって示される最大の範囲で、本発明の原理内において細部に、特に構造および部品の構成の内容に変更を加えることができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるディスク・ドライブの斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるヘッド・ジンバル・アセンブリの斜視図である。
【図3】 図2の線分3−3で取った、本発明の一実施形態によるヘッド・ジンバル・アセンブリを見る横断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態による剛性ビーム部分に沿って位置決めされた静的姿勢調整機のクランプ部材を有するヘッド・ジンバル・アセンブリの単純化された上面図である。
【図5】 円4内に含まれる図4のヘッド・ジンバル・アセンブリの一部分の拡大図である。
【図6】 本発明の一実施形態に従って、ヘッド・ジンバル・アセンブリのヘッドの低い静的角度を調整する方法を表す流れ図である。
Claims (18)
- ある長さ、長手方向軸線、剛性ビーム・セクションを有するロード・ビームを含むヘッド・ジンバル・アセンブリの遠位端部に位置するヘッドのロール静的角度調整を改善する方法であって、
(a)遠位端に近接して剛性ビーム・セクション内に高応力領域を形成するステップと、
(b)遠位クランプ部材を、遠位端、および剛性ビーム・セクションの高応力領域に近接して剛性ビーム・セクションに結合するステップと、
(c)近位クランプ部材を、遠位クランプ部材から剛性ビーム・セクションの近位端に向かってある距離で剛性ビーム・セクションに結合するステップと、
(d)遠位および近位クランプ部材の相対角度位置が調整角度に達して、ヘッドのロール静的角度の変化を引き起こすように、遠位および近位クランプ部材の少なくとも1つを長手方向軸線の周りに回転させるステップとを含み、
遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの30%未満であり、それにより、調整角度の変化に対するロール静的角度の変化の感度が改善される方法。 - 回転させるステップ(d)中に、剛性ビーム・セクションが、剛性ビーム・セクションの塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクションの高応力等高線を画定する開口を有する高応力領域を含み、
結合するステップ(b)が、剛性ビーム・セクションの高応力領域に近接して遠位クランプ部材を位置決めすることを含む、請求項1に記載の方法。 - 開口が遠位クランプ部材から剛性ビーム・セクションの近位端に向かって延在する、請求項2に記載の方法。
- 開口が、円形、長円形、方形、多角形からなるグループから選択される形状を有する、請求項2に記載の方法。
- 開口が長手方向軸線周りで対称である、請求項2に記載の方法。
- 開口が、長手方向軸線に対して直角をなす軸線の周りで対称である、請求項2に記載の方法。
- 遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの4%より大きい、請求項1に記載の方法。
- 遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの25%未満である、請求項1に記載の方法。
- 遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの20%未満である、請求項1に記載の方法。
- 遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの15%未満である、請求項1に記載の方法。
- 遠位および近位クランプ部材を隔てる距離が、ロード・ビームの長さの10%未満である、請求項1に記載の方法。
- ディスク・ドライブ内で使用するためのHGAのロード・ビームであって、
ロード・ビームをディスク・ドライブのトラック・アクセス用アームに結合するようにされた装着部分と、
装着部分に取り付けられ、予荷重力を供給するようにされた可撓性ビーム部分と、
予荷重力をヘッドに加えるようにされたフレクシャアームと、
可撓性ビーム部分に取り付けられた近位端、フレクシャアームに取り付けられた遠位端、長手方向軸線、ロール静的角度調整中に塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクションの高応力等高線を画定する複数の開口を有する高応力領域を有する剛性ビーム・セクションとを備えるロード・ビーム。 - 開口が、円形、長円形、方形、多角形からなるグループから選択される形状を有する、請求項12に記載のロード・ビーム。
- 剛性ビーム・セクションが、遠位端に近接して位置する基準穴を含み、
高応力領域が基準穴の周りに配置される、請求項12に記載のロード・ビーム。 - 開口が基準穴から剛性ビーム・セクションの遠位端および近位端に向かって延在する、請求項14に記載のロード・ビーム。
- 開口が長手方向軸線の周りで対称である、請求項12に記載のロード・ビーム。
- 開口が、長手方向軸線に対して直角をなす軸線の周りで対称である、請求項12に記載のロード・ビーム。
- ディスク・ドライブ内で使用するためのヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)のロード・ビームであって、
剛性ビーム・セクションと、
ロール静的角度調整中に剛性ビーム・セクションの塑性変形が望まれる剛性ビーム・セクションの高応力等高線を画定するための開口手段とを備えるロード・ビーム。
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