JP3734998B2 - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3734998B2 JP3734998B2 JP2000032760A JP2000032760A JP3734998B2 JP 3734998 B2 JP3734998 B2 JP 3734998B2 JP 2000032760 A JP2000032760 A JP 2000032760A JP 2000032760 A JP2000032760 A JP 2000032760A JP 3734998 B2 JP3734998 B2 JP 3734998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- slide member
- ejection
- housing
- push rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/0806—Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/085—Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card
- G06K13/0856—Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card the locking arrangement comprising a notch in the card and a complementary locking means in the card reading station
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータなどの記憶媒体などに用いられるICカードや、デジタルカメラなどの電子機器などに使用されるCF(コンパクトフラッショ)カードなどに使用される、カード用コネクタの構造に関する
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータの増設記録装置としてICカード用コネクタが一般的に使用されている。このICカード用コネクタの記憶媒体としてはICカードが広く使用さるようになってきている。
【0003】
このICカードをICカード用コネクタに挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行うが、このICカードを着脱する場合に、その操作性を向上させるために、ICカード用コネクタにはICカードを排出する時の排出機構を備えたものがある。
【0004】
この従来のICカードの排出機構としては、ICカードを搬送するスライド部材と、このスライド部材をICカードの挿着位置に保持させるロック部材と、このロック部材が解除された場合にはスライド部材を排出方向へ付勢するばね部材を設け、スライド部材の排出方向への移動に伴ってICカードが排出される時、このばね部材の付勢力でICカードが排出方向へ押し出される構造となったものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のICカード用コネクタの構造においては、スライド部材を排出方向へ付勢するばね部材の付勢力で、ICカードを搬送するスライド部材と共に、ICカードを排出方向へ付勢する構造となっていることから、このばね部材の付勢力で、ICカードが、ICカード用コネクタから外れて飛び出してしまうという問題があった。
【0006】
また、ICカードが飛び出さないように、ばね部材の付勢力を調整して弱くすることも可能であるが、ばね部材の付勢力を弱くすると、ICカードを排出するための必要なストロークを確保することが難しく、ICカードの取り出しが困難になるという問題があった。
【0007】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、カードの排出機構を備えたカード用コネクタの構造で、スライド部材を付勢するばね部材の付勢力を弱くすることなく、ばね部材の付勢力でカードがカード用コネクタから外れて飛び出すことを防止できると共に、カードを取り出す時には容易に取り出すことができるカード用コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の手段として、ハウジング内に着脱されるカードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材と、このスライド部材を前記カードの排出方向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材を、前記カードが挿着された位置に保持するロック部材と、前記スライド部材に設けられ、挿入された前記カードと係合し、前記カードの挿入及び排出に伴って前記スライド部材と共に移動するイジェクトアームと、待機位置と押し込み位置との間を移動可能に配設され、押圧操作によって前記ロック部材のロックを解除して、前記スライド部材を前記カードの排出位置まで移動させるプッシュロッドとを備え、前記イジェクトアームは前記カードの挿入及び排出に伴って回動可能とし、前記スライド部材が前記カードの挿入及び排出方向に移動する間において、前記イジェクトアームの回動を規制するカム部が設けられ、前記プッシュロッドには、前記プッシュロッドが前記押し込み位置まで押圧された時、前記カードの排出位置にある前記スライド部材がカードの排出方向へ移動するのを阻止するストッパー部を設けると共に、前記待機位置では、前記ストッパー部は、前記スライド部材がカードの排出方向へ移動するのを許容するように形成し、前記カードの排出に伴って前記スライド部材が前記カードの排出位置まで排出方向に移動する時、前記イジェクトアームの回動が前記カム部により規制され、前記カードと前記イジェクトアームとの係合を保持すると共に、前記ストッパー部により前記スライド部材の前記カードの排出方向への移動が阻止されて前記カードが排出位置に停止されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、第2の手段として、前記スライド部材が前記カードの排出方向へ移動した時、前記スライド部材の一端が当接するコイルばねを備え、このコイルばねによって前記復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材を前記カードの排出位置に位置決めするようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、第3の手段として、前記コイルばねにより、前記プッシュロッドを前記押し込み位置から前記待機位置に復帰させるようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、第4の手段として、前記カードが前記スライド部材と共にカードの排出方向へ移動可能とし、前記スライド部材が前記カードの排出位置まで移動した時、前記コイルばねが撓むことによって前記スライド部材がカードの排出方向へ移動し、前記カードの引き出しを可能としたことを特徴とする。
【0012】
また、第5の手段として、前記ロック部材は、前記プッシュロッドの押圧操作によって前記ハウジング内に着脱される前記カードの平坦面に直交する方向へ回動可能なように配設されると共に、前記ハウジングを覆うカバー部材に前記ロック部材を付勢するばね片を形成したことを特徴とする。
【0013】
また、第6の手段として、前記プッシュロッドは、薄板状の金属板を折り曲げて形成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施例を図1乃至図35に示す。図1は本発明のカード用コネクタを示す平面図、図2は同じく正面図、図3はハウジングの平面図、図4は同じく正面図、図5はカードの平面図、図6は同じく底面図、図7はスライド部材の平面図、図8は同じく側面図、図9はイジェクトアームの平面図、図10は同じく底面図、図11はスライドユニットの平面図、図12は同じく底面図、図13はロック部材の平面図、図14は同じく側面図、図15及び図16はロック部材とハウジングの取付関係図、図17はスライドユニットをハウジングに取り付けた状態の関係図、図18はプッシュロッドの平面図、図19は同じく側面図、図20はハウジングにプッシュロッドを取り付けた状態の関係図、図21はカバーの平面図、図22は同じく側面図、図23はロック部材とカバーの取付関係図である。
【0015】
図において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で略方形に形成されており、このハウジング1には、内部に後述するICカード3が挿入され収納される収納部1aが設けられている。この収納部1aの内底部には、導電性の金属材からなる複数の接触端子2aが配設されており、この接触端子2aの他端側は、前記ハウジング1の外方へ導出されて、図示しない外部の回路基板などの回路パターンと接続される接続端子2bが形成されている。
また、前記ハウジング1の周面部には後述するカバー10を係合する係合爪部1bが複数個設けられている。
【0016】
前記ハウジング1の一端側には、前記収納部1aに連設して、凹状の平坦部1cが設けられており、この平坦部1cに後述するスライド部材7が配設されるものとなっている。この平坦部1cの下端側には、後述するコイルばね8が収納される収納凹部1dが設けられており、これと対向する前記ハウジング1の上面側にはスライド部材7の復帰用の復帰ばね4を係止する係止凹部1eが設けられている。
また、前記平坦部1cの上端側には、後述するロック部材5を係止する係止溝1fが設けられており、また、一側部には後述するプッシュロッド9をガイドするガイド壁1gが形成されたものとなっている。
【0017】
また、前記平坦部1cの中央には、略台形状のカム部1hが突設されている。このカム部1hの外周面であるカム壁により、後述するスライド部材6に係合されたイジェクトアーム7に設けられたカムピン7dが誘導され、このカムピン7dがスライド部材6の移動に伴って前記カム部1hの外周面であるカム壁に沿って移動することにより、イジェクトアーム7の回動が規制されるものとなっている。また、前記平坦部1cの前記カム部1hの上面側には、カードの挿入方向とは直交する方向に水平な面からなる上壁部1iが設けられている。
【0018】
カード3は、内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として広く使用されているものである。このカード3の底面側には、その一端側に複数の接点部3aが形成されており、この接点部3aが前記ハウジング1の収納部1aに設けられた複数の接触端子2aと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
また、前記カード3には、その一側部に、後述するイジェクトアーム7の第2のアーム部7bが係合される凹部3bが設けられている。
【0019】
ロック部材5は合成樹脂などの絶縁材で形成されており、このロック部材5の略中央には、前記ハウジング1の係止溝1fに係止される一対の係止軸5aが形成されている。また、中央から延設された係止腕部5bの先端部には、後述するスライド部材6に係脱可能なフック状の係止部5cが形成されている。この係止部5cの先端側には傾斜部5dが設けられており、この傾斜部5dに後述するプッシュロッド9の解除操作部9cが当接することにより、前記係止部5cが前記係止軸5aを支点として回動するようになっている。
この場合、前記ロック部材5の回動方向は、前記ハウジング1内に着脱される前記カード3の平坦面に直交する方向(上下方向)へ回動可能なように配設されるものとなっている。このため、左右方向への回動スペースを必要としないことから、前記ハウジング1の幅寸法を小さくすることが可能となっている。
【0020】
スライド部材6は合成樹脂などの絶縁材で形成されており、このスライド部材6の一端側には前記ロック部材5の係止部5cと係合される係合突部6aを有する係合腕部6bが設けられている。また、この係止腕部6bと並設して、前記ハウジング1に係止される前記復帰ばね4の一端側が係止される係止軸6cが形成されている。この係止軸6cと対向する他端側には、後述するプッシュロッド9のストッパー部9eと当接される幅広の平面からなるストッパー面6dが形成されており、更に、このストッパー面6dには突出した停止突部6eが設けられている。この停止突部6eの端部が、前記ハウジング1の前記収納凹部1dに収納される後述するコイルばね8に当接するように配設されるものとなっている。
【0021】
また、前記スライド部材6の略中央部には開口部6fが設けられており、この開口部6fの中央には、後述するイジェクトアーム7が回動可能に取り付けられる軸部6gが突出して設けられている。
前記スライド部材6は、前記ハウジング1の平坦部1c内に配設され、前記復帰ばね4に付勢されながら、前記ハウジング1内を上下方向、即ち前記カード3の挿入、排出方向へ移動可能となるように取り付けられるものとなっている。
【0022】
イジェクトアーム7は、合成樹脂などの絶縁材で略U字状に形成されており、このイジェクトアーム7には、基部から外方へ延出された、第1及び第2のアーム部7a、7bが形成されている。この第1のアーム部7aは、前記カード3の挿入時に、前記カード3の前端部に係合されるように設けられている。また、前記第2のアーム部7bは、その先端部の形状が略円弧状とされており、前記カード3の一側部に形成された凹部3bと係合され、この凹部3b内を回動しながら係脱されるように設けられている。
【0023】
前記イジェクトアーム7には、その中央部に、軸孔7cが設けられており、この軸孔7cが、前記スライド部材6に形成された前記軸部6gに挿通されることにより、前記イジェクトアーム7は、前記軸部6gの回りに回動可能となるように取付けられるものとなっている。また、前記イジェクトアーム7の一側面部には、前記ハウジング1に設けられた前記カム部1hのカム壁に沿って移動するピン状のカムピン7dが設けられている。
図11、12は前記スライド部材6に前記イジェクトアーム7が取り付けられて、スライドユニットとされた状態を示している。
【0024】
コイルばね8は、金属線材からなる圧縮ばねで、前記ハウジング1の係止凹部1dに収納され、前記スライド部材6がカードの排出方向に移動した時、前記復帰ばね4の付勢力に抗して前記スライド部材6をカードの排出位置に位置決めするように形成されている。
また、前記スライド部材6を挿入方向へ付勢する付勢部材としての役目と、後述するプッシュロッド9を押し込み位置から待機位置に復帰させる役目とを兼ね備えたものとなっている。
【0025】
プッシュロッド9は、薄板状の金属板を折り曲げて形成されており、方形状の基板部9aと、直角に折り曲げられ、この基板部9aから一端側に薄板状に細長く延設された側板部9bとから形成されている。前記側板部9bの延設された先端には、前記ロック部材5の前記係止部5cの先端に設けられた傾斜部5dに当接して、前記ロック部材5を回動させる解除操作部9cが形成されている。
また、前記基板部9aには、人間の指などで押圧操作される押釦9dが取り付けられており、この押釦9dの取付側とは反対側には、幅広の平面からなるストッパー部9eが設けられている。このストッパー部9eに前記スライド部材6のストッパー面6dが当接することで前記スライド部材6の移動が規制されるものとなっている。
また、前記プッシュロッド9は、前記スライド部材6と共に前記ハウジング1に組み込まれ、前記側板部9bが前記ハウジング1に設けられた前記ガイド壁1gにガイドされることで、前記ハウジング1内を移動するように配設されている。
【0026】
カバー10は、金属性の板材から形成されており、このカバー10には平板状の上板部10aと、この上板部10aから直角に折り曲げられ、前記ハウジング1の係合爪部1bに係合される複数の係止窓部10bを有する横板部10c、10cが形成されている。前記カバー10は、前記ハウジング1の開口部を覆うように前記ハウジング1の上面側に取り付けられるものとなっている。
また、前記カバーの上板部10aには、切り起こすことによりばね片10dが設けられており、このばね片10dが前記ロック部材5の係止腕部5bに当接されて、前記係止部5cを前記スライド部材6の係合突部6a側へ付勢している。このため、前記ロック部材5の付勢用としてのばね部材を別途設ける必要がないことから、部品点数の削減、及び前記ハウジング1の小型化が図れるものとなる。
【0027】
次に、上述したカード用コネクタの動作を図24乃至図35で説明する。
図24乃至図34は、本発明のカード用コネクタの挿入/排出時の動作状態を示す説明図で、図24はハウジングにカードを挿入する初期の状態を示す説明図、図25はカードの挿入途上の状態を示す説明図、図26は同じくカードの挿入途上でスライド部材がロック部材と係合する直前の状態を示す説明図、図27はカードの挿入が終了した状態を示す説明図、図28は同じくカードの挿入終了時でスライド部材がロックされた状態を示す説明図、図29はスライド部材がロックされた状態のロック部材とプッシュロッドの関係を示す説明図、図30はプッシュロッドを押圧してスライド部材のロックを解除した状態を示す説明図、図31はロックされたスライド部材を解除しカードが排出位置まで排出された状態を示す説明図、図32はカードの排出位置からカードを手前に引いた状態を示す説明図、図33はカードの排出途上でイジェクトアームが排出方向へ回動する状態を示す説明図、図34はカードと第2のアーム部との係合が外れてカードを排出する状態を示す説明図であり、また、図35はカードの挿入時にカードを裏返して挿入した状態を示す説明図である。
尚、図においてはロック部材とスライド部材、及びロック部材とプッシュロッドの係合/解除の状態を分かりやすくするために部分的に側面図で示している。
【0028】
まず、前記ハウジング1の収納部1aに前記カード3を挿入する。この時、前記イジェクトアーム7の前記第1のアーム部7aが前記カード3の前端部に当接し、前記第1のアーム部7aはカードの挿入方向に押圧されることになる。(図24)
【0029】
この時、前記イジェクトアーム7のカムピン7dは、前記ハウジング1の前記カム部1hによりその動きが規制されていることから、前記第1のアーム部7aはカードの挿入方向へは回動されずに、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力に抗してカードの挿入方向へ移動する。この時、前記イジェクトアーム7に設けられた前記カムピン7dが前記ハウジング1に設けられた前記カム部1hのカム壁に沿って移動することなり、前記イジェクトアーム7はカードの挿入方向へ規制された状態で一定距離だけ回動する。(図25)
【0030】
更に、前記復帰ばね4の付勢力に抗して前記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材6はカードの挿入方向へ移動し、前記カムピン7dは、前記カム部1hのカム壁から外れて前記スライド部材6の開口部6fの側壁6hに当接する。この時、前記イジェクトアーム7はカードの挿入方向へ一定距離だけ回動し、この回動により前記第2のアーム部7bが前記カード3の凹部3bに係合する。この時、前記カード3の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと接触される。この時、前記ロック部材5は前記スライド部材6と当接され、前記スライド部材6の移動に伴い前記係合突部6aが前記ロック部材5の傾斜部5dを押圧することにより、前記ロック部材5が側面図で示す時計回りに若干回動する。(図26)
【0031】
次に、更に前記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材6はカードの挿入方向へ移動し、前記カード3が前記ハウジング1の収納部1aの内縁部に当接した時点で挿入が停止され、前記カード3の前記ハウジング1への挿着が完了する。これに伴い前記スライド部材6及び前記イジェクトアーム7の移動も停止される。この時、前記ロック部材5の係止腕部5bは前記カバー10に設けられたばね片10dによって前記スライド部材6の係合腕部6b側へ付勢されていることから、前記係合突部6aが前記傾斜部5bから外れた時点で前記ロック部材5は側面図で示す反時計方向へ回動されることから、前記ロック部材5の前記係止部5cは前記スライド部材6の前記係合突部6aと確実に対峙された状態となる。(図27)
【0032】
次に、前記カード3への押圧を解除すると、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力により、カードの排出方向へ僅かだけ戻され、この時、前記係合突部6aが前記ロック部材5の前記係止部5cと係合することでその位置に前記スライド部材6がロックされる。(図28)
【0033】
次に、前記ハウジング1に挿着した前記カード3を排出する場合には、前記カード3の挿着状態(図29)から、待機位置にある前記プッシュロッド9の押釦9dを、前記コイルばね8の付勢力に抗して指などで押圧して、前記プッシュロッド9をカードの挿入方向へ押し込み位置まで移動させると、前記解除操作部9cが前記ロック部材5の傾斜部5dを押圧することにより、前記ロック部材5の係止腕部5bが側面図に示す時計方向へ回動され、前記ロック部材5の前記係止部5cが前記スライド部材6の係合突部6aから外れた状態となる。(図30)
【0034】
そして、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力によりカードの排出方向へと移動される。この時、前記プッシュロッド9の解除操作部9cは、金属板を折り曲げて一端側に薄板状に細長く延設された側板部9bに形成されていることから、前記スライド部材6の移動を妨げないように配設することが可能となっている。また、配設に場所を取らないことから前記ハウジング1の幅寸法を小さく形成することができる。
【0035】
前記スライド部材6がカードの排出方向へ移動するのに伴い、前記イジェクトアーム7はその回動が規制された状態で、前記カムピン7dが前記カム部1hのカム壁に当接する位置まで、前記スライド部材6と共にカードの排出方向へ移動する。そして、前記コイルばね8の端部に前記スライド部材6の停止突部6eの後端部が当接することにより、前記スライド部材6の移動が停止され、前記カード3は排出位置に停止されるものとなる。
この時、前記プッシュロッド9の基板部9aには幅広の平面からなる前記ストッパー部9eが設けられており、押し込み位置では、このストッパー部9eに、カードの排出方向へ移動された前記スライド部材6の一端側に設けられた前記ストッパー面6dが当接することにより、確実に、前記スライド部材6の移動が停止され、前記カード3は排出位置に停止されるものとなる。この時、前記カード3の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aとの接触が解除される。
(図31)
【0036】
この場合、前記カード3は、前記凹部3bが前記第2のアーム部7bに係合されており、前記カムピン7dは前記カム部1hのカム壁に当接されてその回動が規制されていることから、前記カード3が前記ハウジング1の収納部1aから飛び出すことを防止することができる。
【0037】
次に、前記プッシュロッド9の押圧を解除すると、前記プッシュロッド9は前記コイルばね8の付勢力によって初期の待機位置へと復帰する。この時、前記スライド部材6のストッパー面6dと、前記プッシュロッド9のストッパー部9eとの当接が解除され、前記スライド部材6は、カードの排出方向への移動が可能な状態となる。
この状態から、指などによって前記カード3を引き出すと、前記スライド部材6は前記コイルばね8の付勢力に抗して手前側に移動し、前記カムピン7dは前記カム部1hのカム壁から外れる方向に移動し、前記イジェクトアーム7はカードの排出方向へ回動が可能な状態となる。(図32)
【0038】
更に、この状態から前記カード3を引き出すと、前記スライド部材6は前記コイルばね8が撓むことによりカードの排出方向へと移動する。この時、前記イジェクトアーム7は、前記カード3の排出方向へ回動することが可能となる。(図33)
【0039】
更に、前記イジェクトアーム7のカードの排出方向への回動に伴って、前記第2のアーム部7bは、前記カード3の前記凹部3bとの係合が外れることとなり、前記カード3は前記ハウジング1の前記収納部1aから排出される。(図34)
そして、前記カード3が排出されると、前記スライド部材6は、前記コイルばね8の付勢力でカードの挿入方向へ移動し、初期の状態(図24)に戻るものとなる。
【0040】
上記の本発明の実施例によれば、押圧操作によって前記ロック部材5のロックを解除して、前記スライド部材6を前記カード3の排出位置まで移動させる前記プッシュロッド9に、このプッシュロッド9が押し込み位置まで押圧された時に前記カード3の排出位置にある前記スライド部材6がカードの排出方向へ移動するのを阻止する前記ストッパー部9eを設けたことから、確実に、前記スライド部材6の移動を停止させると共に、前記カード3を排出位置に停止させ、前記カード3が前記ハウジング1の収納部1aから飛び出すことを防止することができるものとなっている。
【0041】
また、前記プッシュロッド9の復帰用のばねと、前記スライド部材6を前記カード3の排出位置に位置決めする位置決め用のばねとを兼用したことから、複数のばねを別途設ける必要がなく、構成を簡単にできる。
【0042】
図35は、カードの挿入時にカードを誤って裏返して挿入した状態を示しており、前記カード3に設けられた凹部3bは、前記イジェクトアーム7の取り付け位置とは反対側(図示左側)に位置している。この場合、前記カード3の挿入途上において、前記第2のアーム部7bが前記凹部3bと係合することができず、前記イジェクトアーム7は、その回動を阻止されたままカードの挿入方向へ移動することとなる。この時、前記カムピン1hは前記ハウジング1の平坦部1cの側壁に沿って移動するが、前記平坦部1cの上面側に設けられた上壁部1iに当接し、それ以上のカードの挿入方向への移動が阻止されるものとなる。
【0043】
この場合、これ以上前記カード3を挿入方向へ挿入できないことから、前記ハウジング1に配設された接触端子2aを誤って破損することを防止できる。
また、この状態では、前記スライド部材6は前記ロック部材5にロックされる位置まで移動されないことから、前記カード3への押圧を止めれば、前記カード3は前記復帰ばね4の復帰力によりカードの挿入初期位置まで戻ってくるため、誤挿入を容易に判断することが可能となっている。
【0044】
尚、上記実施例においては、前記接点部3a、前記接触端子2aが面接点タイプのカード用コネクタで説明したが、ピン/ソケットタイプのカード用コネクタにも適用できるのはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカード用コネクタは、押圧操作によってロック部材のロックを解除して、スライド部材をカードの排出位置まで移動させるプッシュロッドに、プッシュロッドが押し込み位置まで押圧された時、カードの排出位置にあるスライド部材がカードの排出方向へ移動するのを阻止するストッパー部を設けると共に、待機位置では、ストッパー部は、スライド部材がカードの排出方向へ移動するのを許容するように形成し、カードの排出に伴ってスライド部材がカードの排出位置まで排出方向に移動する時、イジェクトアームの回動がカム部により規制され、カードとイジェクトアームとの係合を保持すると共に、ストッパー部によりスライド部材のカードの排出方向への移動が阻止されてカードが排出位置に停止されるようにしたことから、カードの排出時に、確実にスライド部材の移動を停止させると共に、カードを排出位置に停止させ、復帰ばねの付勢力によってカードがハウジングの収納部から飛び出すことを防止することが可能となる。
【0046】
また、スライド部材がカードの排出方向へ移動した時、スライド部材の一端が当接するコイルばねを備え、このコイルばねによって復帰ばねの付勢力に抗してスライド部材をカードの排出位置に位置決めするようにしたことから、カードの排出時に、スライド部材の移動を停止させると共に、カードを排出位置に停止させることができる。
【0047】
また、コイルばねにより、プッシュロッドを押し込み位置から待機位置に復帰させるようにしたことから、複数のばねを別途設ける必要がなく、構成を簡単にできる。
【0048】
また、カードがスライド部材と共にカードの排出方向へ移動可能とし、スライド部材がカードの排出位置まで移動した時、コイルばねが撓むことによってスライド部材がカードの排出方向へ移動し、カードの引き出しを可能としたことから、簡単な構造でスライド部材の位置決め構造が得られる。
【0049】
また、ロック部材は、プッシュロッドの押圧操作によってハウジング内に着脱されるカードの平坦面に直交する方向へ回動可能なように配設されると共に、ハウジングを覆うカバー部材にロック部材を付勢するばね片を形成したことから、左右方向への回動スペースを必要としないため、ハウジングの幅寸法を小さくすることが可能となっている、また、ロック部材の付勢用としてのばね部材を別途設ける必要がないことから、部品点数の削減、及びハウジングの小型化が図れる。
【0050】
また、プッシュロッドは、薄板状の金属板を折り曲げて形成したことから、スライド部材の移動を妨げないように配設することが可能となっている。また、配設に場所を取らないことからハウジングの幅寸法を小さく形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるカード用コネクタを示す平面図である。
【図2】本発明の同じくカード用コネクタを示す正面図である。
【図3】本発明の同じくハウジングを示す平面図である。
【図4】本発明の同じくハウジングを示す正面図である。
【図5】本発明の同じくカードを示す平面図である。
【図6】本発明の同じくカードを示す底面図である。
【図7】本発明の同じくスライド部材を示す平面図である。
【図8】本発明の同じくスライド部材を示す側面図である。
【図9】本発明の同じくイジェクトアームを示す平面図である。
【図10】本発明の同じくイジェクトアームを示す底面図である。
【図11】本発明の同じくスライドユニットを示す平面図である。
【図12】本発明の同じくスライドユニットを示す底面図である。
【図13】本発明の同じくロック部材を示す平面図である。
【図14】本発明の同じくロック部材を示す側面図である。
【図15】本発明の同じくロック部材とハウジングの取り付け状態を示す関係図である。
【図16】本発明の同じくロック部材とハウジングの取り付け状態を示す関係図である。
【図17】本発明の同じくスライドユニットをハウジングに取り付けた状態を示す関係図である。
【図18】本発明の同じくプッシュロッドを示す平面図である。
【図19】本発明の同じくプッシュロッドを示す側面図である。
【図20】本発明の同じくハウジングにプッシュロッドを取り付けた状態を示す関係図である。
【図21】本発明の同じくカバーを示す平面図である。
【図22】本発明の同じくカバーを示す側面図である。
【図23】本発明の同じくロック部材とカバーの取り付け状態を示す関係図である。
【図24】本発明のハウジングにカードを挿入する初期の状態を示す説明図である。
【図25】本発明のカードの挿入途上の状態を示す説明図である。
【図26】本発明の同じくカードの挿入途上でスライド部材がロック部材と係合する直前の状態を示す説明図である。
【図27】本発明のカードの挿入が終了した状態を示す説明図である。
【図28】本発明の同じくカードの挿入終了時でスライド部材がロックされた状態を示す説明図である。
【図29】本発明のスライド部材がロックされた状態のロック部材とプッシュロッドの関係を示す説明図である。
【図30】本発明のプッシュロッドを押圧してスライド部材のロックを解除した状態を示す説明図である。
【図31】本発明のロックされたスライド部材を解除しカードが排出位置まで排出された状態を示す説明図である。
【図32】本発明のカードの排出位置からカードを手前に引いた状態を示す説明図である。
【図33】本発明のカードの排出途上でイジェクトアームが排出方向へ回動する状態を示す説明図である。
【図34】本発明のカードと第2のアーム部との係合が外れてカードを排出する状態を示す説明図である。
【図35】本発明のカードの挿入時にカードを裏返して挿入した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b 係止爪部
1c 平坦部
1d 収納凹部
1e 係止凹部
1f 係止溝
1g ガイド壁
1h カム部
1i 上壁部
2a 接触端子
2b 接続端子
3 カード
3a 接点部
3b 凹部
4 復帰ばね
5 ロック部材
5a 係止軸
5b 係止腕部
5c 係止部
5d 傾斜部
6 スライド部材
6a 係合突部
6b 係合腕部
6c 係止軸
6d ストッパー面
6e 係止突部
6f 開口部
6g 軸部
6h 側壁
7 イジェクトアーム
7a 第1のアーム部
7b 第2のアーム部
7c 軸孔
7d カムピン
8 コイルばね
9 プッシュロッド
9a 基板部
9b 側板部
9c 解除操作部
9d 押釦
9e ストッパー部
10 カバー
10a 上板部
10b 係止窓部
10c 横板部
10d ばね片
Claims (6)
- ハウジング内に着脱されるカードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材と、このスライド部材を前記カードの排出方向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材を、前記カードが挿着された位置に保持するロック部材と、前記スライド部材に設けられ、挿入された前記カードと係合し、前記カードの挿入及び排出に伴って前記スライド部材と共に移動するイジェクトアームと、待機位置と押し込み位置との間を移動可能に配設され、押圧操作によって前記ロック部材のロックを解除して、前記スライド部材を前記カードの排出位置まで移動させるプッシュロッドとを備え、前記イジェクトアームは前記カードの挿入及び排出に伴って回動可能とし、前記スライド部材が前記カードの挿入及び排出方向に移動する間において、前記イジェクトアームの回動を規制するカム部が設けられ、前記プッシュロッドには、前記プッシュロッドが前記押し込み位置まで押圧された時、前記カードの排出位置にある前記スライド部材がカードの排出方向へ移動するのを阻止するストッパー部を設けると共に、前記待機位置では、前記ストッパー部は、前記スライド部材がカードの排出方向へ移動するのを許容するように形成し、前記カードの排出に伴って前記スライド部材が前記カードの排出位置まで排出方向に移動する時、前記イジェクトアームの回動が前記カム部により規制され、前記カードと前記イジェクトアームとの係合を保持すると共に、前記ストッパー部により前記スライド部材の前記カードの排出方向への移動が阻止されて前記カードが排出位置に停止されるようにしたことを特徴とするカード用コネクタ。
- 前記スライド部材が前記カードの排出方向へ移動した時、前記スライド部材の一端が当接するコイルばねを備え、このコイルばねによって前記復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材を前記カードの排出位置に位置決めするようにしたことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ。
- 前記コイルばねにより、前記プッシュロッドを前記押し込み位置から前記待機位置に復帰させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ。
- 前記カードが前記スライド部材と共にカードの排出方向へ移動可能とし、前記スライド部材が前記カードの排出位置まで移動した時、前記コイルばねが撓むことによって前記スライド部材がカードの排出方向へ移動し、前記カードの引き出しを可能としたことを特徴とする請求項2、又は3記載のカード用コネクタ。
- 前記ロック部材は、前記プッシュロッドの押圧操作によって前記ハウジング内に着脱される前記カードの平坦面に直交する方向へ回動可能なように配設されると共に、前記ハウジングを覆うカバー部材に前記ロック部材を付勢するばね片を形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のカード用コネクタ。
- 前記プッシュロッドは、薄板状の金属板を折り曲げて形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000032760A JP3734998B2 (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | カード用コネクタ |
| TW089127895A TW474049B (en) | 2000-02-04 | 2000-12-26 | Connector for card |
| US09/753,633 US6319029B2 (en) | 2000-02-04 | 2001-01-02 | Card connector having IC card ejection mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000032760A JP3734998B2 (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | カード用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001217035A JP2001217035A (ja) | 2001-08-10 |
| JP3734998B2 true JP3734998B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=18557320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000032760A Expired - Fee Related JP3734998B2 (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | カード用コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6319029B2 (ja) |
| JP (1) | JP3734998B2 (ja) |
| TW (1) | TW474049B (ja) |
Families Citing this family (52)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3338415B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2002-10-28 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3429267B2 (ja) | 2000-04-12 | 2003-07-22 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3530460B2 (ja) | 2000-04-27 | 2004-05-24 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3683784B2 (ja) * | 2000-07-10 | 2005-08-17 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| JP3471736B2 (ja) | 2000-10-19 | 2003-12-02 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3429266B2 (ja) | 2000-10-19 | 2003-07-22 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3436530B2 (ja) | 2001-02-08 | 2003-08-11 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3431608B2 (ja) | 2001-03-06 | 2003-07-28 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3443103B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2003-09-02 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3443102B2 (ja) | 2001-03-23 | 2003-09-02 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| JP3961230B2 (ja) * | 2001-04-02 | 2007-08-22 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| US6406312B1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-06-18 | Juniper Networks, Inc. | Circuit card captivation and ejection mechanism including a lever to facilitate removal of the mechanism from a housing |
| JP3814493B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2006-08-30 | ヒロセ電機株式会社 | カード排出装置 |
| TW499068U (en) * | 2001-08-03 | 2002-08-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electron card connector |
| JP2003058828A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Sony Corp | 記憶媒体のローディング装置及び方法、記録及び/又は再生装置 |
| JP2003086296A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-20 | Mitsumi Electric Co Ltd | メモリカード用コネクタ |
| JP3823038B2 (ja) * | 2001-10-10 | 2006-09-20 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| JP3830852B2 (ja) * | 2002-04-15 | 2006-10-11 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| TW532586U (en) * | 2002-04-18 | 2003-05-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical card connector |
| US6827595B2 (en) * | 2002-07-09 | 2004-12-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ejector latch connector |
| JP4035392B2 (ja) * | 2002-07-24 | 2008-01-23 | 日本圧着端子製造株式会社 | カードコネクタ |
| US6908333B2 (en) * | 2002-08-08 | 2005-06-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ejector latch indicator light and connector |
| JP3896078B2 (ja) | 2002-12-26 | 2007-03-22 | 日本航空電子工業株式会社 | カードコネクタ |
| FR2853430B1 (fr) * | 2003-04-02 | 2005-05-06 | Valeo Securite Habitacle | Agencement pour le blocage d'un support de donnees dans un dispositif d'echange de donnees |
| FR2854474B1 (fr) * | 2003-04-30 | 2005-06-10 | Antivols Simplex Sa | Agencement pour le blocage d'un support de donnees dans un dispositif d'echange de donnees |
| EP1615299B1 (en) * | 2003-10-06 | 2007-07-18 | Nintendo Co., Limited | Card connector |
| JP4190405B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2008-12-03 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| JP4376075B2 (ja) * | 2004-01-26 | 2009-12-02 | モレックス インコーポレイテド | カード用コネクタ |
| JP4425715B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2010-03-03 | アルプス電気株式会社 | カード用コネクタ装置 |
| DE102004040448B4 (de) * | 2004-08-20 | 2010-01-21 | Amphenol-Tuchel Electronics Gmbh | Pushmatic Smart Card Connector |
| US7008245B1 (en) * | 2004-11-17 | 2006-03-07 | L & K Precision Technology Co., Ltd. | Card connector |
| JP4114880B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2008-07-09 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
| CN100470954C (zh) * | 2005-07-06 | 2009-03-18 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电子卡连接器 |
| JP4473226B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2010-06-02 | 京セラエルコ株式会社 | カード用コネクタ |
| WO2007110100A1 (en) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Fci | Card reader with card ejection mechanism |
| TWM303525U (en) * | 2006-04-24 | 2006-12-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical card connector |
| TWM303189U (en) * | 2006-07-14 | 2006-12-21 | Tai Twun Entpr Co Ltd | Storage case for memory stick |
| KR200449242Y1 (ko) | 2006-10-20 | 2010-06-25 | 타이완 선케이지 인더스트리얼 컴퍼니 리미티드 | 개량된 메모리카드 베이스의 고정장치 |
| US7462048B2 (en) * | 2007-02-05 | 2008-12-09 | Inventec Corporation | Electronic component ejection structure of electronic device |
| US8256737B2 (en) * | 2008-03-14 | 2012-09-04 | Southco, Inc. | Leverage device and system using same |
| US8179630B2 (en) * | 2008-08-04 | 2012-05-15 | International Business Machines Corporation | Storage slot for portable data storage cartridges |
| US8054638B2 (en) * | 2009-04-03 | 2011-11-08 | International Business Machines Corporation | Latching apparatus for facilitating docking of an electronic component |
| TW201140962A (en) * | 2010-02-15 | 2011-11-16 | Alps Electric Co Ltd | Connector for card |
| JP5187348B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2013-04-24 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
| US8177564B1 (en) | 2010-12-03 | 2012-05-15 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Receptacle connector and an electrical connector using the same |
| SG186517A1 (en) * | 2011-06-30 | 2013-01-30 | Molex Singapore Pte Ltd | Card connector |
| US8419454B1 (en) * | 2012-02-02 | 2013-04-16 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Card connector |
| US8657611B1 (en) * | 2012-09-11 | 2014-02-25 | Proconn Technology Co., Ltd. | Card connector |
| US8961206B1 (en) * | 2013-09-06 | 2015-02-24 | Sonetek Technology Corp. | Mini USB connector with card plug-in function |
| JP3187380U (ja) * | 2013-09-12 | 2013-11-21 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | カードコネクタ |
| US9685735B1 (en) * | 2016-02-01 | 2017-06-20 | Foxconn Interconnect Technology Limited | Electrical connector and assembly mating with a mating connector and loading a card |
| CN105977668A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-09-28 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 一种移动终端及其托盘式卡座 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3909923B2 (ja) * | 1997-07-31 | 2007-04-25 | バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド | カードコネクタ |
| JP2887867B1 (ja) * | 1997-09-19 | 1999-05-10 | アルプス電気株式会社 | Icカード用コネクタ装置 |
| JP3248068B2 (ja) | 1997-10-27 | 2002-01-21 | ホシデン株式会社 | カードコネクタ |
| US6017231A (en) * | 1998-12-22 | 2000-01-25 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Card ejecting mechanism driven by a memory alloy wire |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000032760A patent/JP3734998B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-12-26 TW TW089127895A patent/TW474049B/zh not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-01-02 US US09/753,633 patent/US6319029B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001217035A (ja) | 2001-08-10 |
| TW474049B (en) | 2002-01-21 |
| US6319029B2 (en) | 2001-11-20 |
| US20010012712A1 (en) | 2001-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3734998B2 (ja) | カード用コネクタ | |
| JP3729696B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
| JP3683784B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3853116B2 (ja) | カード用コネクタ | |
| US6648694B2 (en) | Connector for memory card | |
| JP3729697B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
| TW200411987A (en) | Connector device for card to push out the card by sliding member | |
| US9236692B2 (en) | Card connector | |
| US6652300B2 (en) | Card connector device having slide member for discharging card | |
| JP4012660B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
| JP4012708B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3765705B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
| JP2004259051A (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3827584B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3887153B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP4268059B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3887164B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP4104370B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP2003086289A (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP2011171141A (ja) | カード用コネクタ | |
| JP3967893B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| KR100500198B1 (ko) | 카드용 커넥터 장치 | |
| JP2006127810A (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP3827586B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
| JP4104369B2 (ja) | カード用コネクタ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050706 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051011 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051020 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |