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JP3701341B2 - D‐N‐α‐カルバミラーゼの安定な変異体 - Google Patents

D‐N‐α‐カルバミラーゼの安定な変異体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
発明の分野
本発明は、野生型酵素の場合と比較して改善された酵素安定性を有するD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体、それらの製造手段および方法、およびD‐α‐アミノ酸の製造についてのそれらの使用に関する。
【0002】
背景技術
酵素の工業的使用が限定されるのは、一般的にそれらの高い製造および精製コストのためだけではなく、知られているように、一連の因子、例えば熱変性、酸化現象と疎水性および/または共有タイプの結合に起因する凝集に基づくそれらの不安定性のためでもある。
【0003】
したがって、酵素の不安定性の原因を突き止めることが、酵素方法を改善してそれをもっと有用なものにする解決策を見つける上で最も重要である。他方、(i) この不安定性の原因と、(ii)酵素の活性を変えずに不安定性を解消または減少する上で可能な方策とを正確に示すことはしばしば困難性を伴う。
【0004】
D‐N‐α‐カルバミラーゼは、D‐N‐カルバミル‐α‐アミノ酸を立体特異性加水分解により、対応D‐α‐アミノ酸に変換することができる酵素である。これらの光学活性化合物は、薬理活性物質(例えば、D‐フェニルグリシンおよびD‐パラヒドロキシフェニルグリシンは、ペニシリン類およびセファロスポリン類の合成に用いられる)、農薬(殺虫剤フルバニレート合成用のD‐バリン)または甘味料(D‐アラニン)の合成に重要な中間体である。
【0005】
D‐N‐α‐カルバミラーゼは、それが用いられる工業的方法の収率およびコストをかなり悪化させる不安定化現象もうけやすい。
【0006】
【発明の概要】
上記技術の欠点を克服することが本発明の目的である。
特に、本発明によると、野生型D‐N‐α‐カルバミラーゼのシステイン243、250、および279のうち少くとも一つの異なるアミノ酸残基による置換により、この酵素を安定化させることができて、D‐α‐アミノ酸の製造収率を改善することが見出された。
これによれば、本発明の第一の態様は、243、250、および279位におけるシステインアミノ酸残基のうち少くとも一つが天然アミノ酸の群から選択される異なるアミノ酸残基で置換されてなることを特徴とする、改善された酵素安定性を有したD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体に関する。
改善された安定性を有するD‐N‐α‐カルバミラーゼの少くとも1つの変異体をコードするヌクレオチド配列が、本発明のもう1つの対象である。
本発明は上記配列を含んでなる複製性発現ベクターにも関する。
本発明のもう1つの対象は、上記ベクターで形質転換された微生物に関する。
適切な条件下で形質転換微生物を培養し、こうして得られた変異体を分離することからなる、改善された安定性を有するD‐N‐α‐カルバミラーゼの少くとも一つの変異体の製造方法が、本発明のもう1つの態様である。
本発明は、D‐α‐アミノ酸の製造方法における、上記形質転換微生物または上記微生物から得られたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体の用途にも関する。
【0007】
【発明の具体的説明】
本発明の他の目的は、下記記載および例から明らかである。
特に、本発明によるD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体は、野生型酵素のアミノ酸配列の243、250、または279位におけるシステイン残基(Cys)のうち少くとも1つがL‐アラニン、L‐セリン、L‐リジン、L‐アルギニン、L‐アスパラギン酸、L‐グルタミン酸、L‐アスパラギン、L‐グルタミン、L‐ヒスチジン、L‐グリシン、L‐ロイシン、L‐イソロイシン、L‐バリン、L‐チロシン、L‐トレオニン、L‐トリプトファン、L‐フェニルアラニン、L‐メチオニン、またはL‐プロリンから選択される異なる残基で置換されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体は:
a)D‐N‐α‐カルバミラーゼをコードする遺伝子の特定部位に一以上の変異を導入し、
b)工程a)で得られた変異誘発させた遺伝子をクローニングベクターにクローニングし、
c)工程b)で得られた組換えベクターで宿主株を形質転換し、
d)工程c)で形質転換された宿主株を適切な培地で培養し、そして
e)こうして得られたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体を分離および精製する
ことからなる方法で製造される。
【0009】
遺伝子の既定部位における変異の導入は、インビトロで公知変異誘発技術の1つを用いて実施できる。DNA配列上にある特定の既定部位で修正を行う様々な技術の中では、一本鎖の合成オリゴヌクレオチドを用いる技術が最も広く用いられている。
【0010】
特に、Zoller,M.J.and Smith,M.,(1982),Nucl.Acid.Res.,10,6487-6500に記載された方法の修正法が用いられ、その方法では:
1)D‐N‐α‐カルバミラーゼまたはこの一部(標的配列)の遺伝子をM13タイプバクテリオファージまたはそれに由来するプラスミド中に導入して、変異遺伝子の合成用の鋳型として有用な一本鎖でそれを作り、
2)変異を決定する内部部分を除いて変異誘発される配列に相補的なオリゴヌクレオチドを合成し、
3)合成オリゴヌクレオチドを鋳型にアニーリングさせ(これは第二修飾鎖の合成用のプライマーとして作用する)、
4)インビトロで1回の重合および結合により二本鎖の環状構造(1本のフィラメントは親であり、他方は望ましい変異を含んでいる)を再構成し、
5)親フィラメントを除去し、インビトロで1回の重合および結合により二本鎖の環状構造(双方のフィラメントが望ましい変異を含んでいる)を再構成し、
6)変異および野生型クローンの集団を得ることによりコンピテント(competento)化された宿主細胞を形質転換するために二本鎖形を用い、
7)変異クローンを選択する。
【0011】
変異誘発されるD‐N‐α‐カルバミラーゼの遺伝子に関して、これは微生物、例えばPseudomonas 、Hansenula 、Agrobacterium 、Aerobacter、Aeromonas 、Bacillus、Moraxella 、Brevibacterium、Flavobacterium、Serratia、Micrococcus 、Arthrobactor、またはParacoccusから単離することができる。これら微生物の具体例としてはBacillus macroides ATCC 12905 、Aerobacter cloacae IAM 1221 、Agrobacterium sp.IP I-671 、Agrobacterium radiobacter NRRLB 11291 、Pseudomonas sp.FERM BP 1900 が挙げられる。
【0012】
本発明の好ましい態様によれば、Agrobacterium radiobacter NRRLB 11291 に由来するD‐N‐α‐カルバミラーゼ遺伝子が変異誘発された。
D‐N‐α‐カルバミラーゼ遺伝子を含むDNAの断片が制限酵素EcoRIおよびHindIII 切断によりプラスミドpSM651(CBS203.94)から単離され、電気泳動ゲルによる精製後、それが同制限酵素で切断された後のバクテリオファージM13mp8に公知技術を用いて結合された。
【0013】
得られたリガーゼ混合物はDagert,M.and Ehrlich(1979),Gene,6:23に記載されたようにコンピテント化されたEscherichia coli71/18(大腸菌)の細胞を形質転換するために用いられ、形質転換株が多数の陽性組換えプラークを得るために適した培地上で選択された。
【0014】
陽性プラークの1つから一本鎖を作った後、これは望ましい変異を導入するための鋳型として用いられた。特に、下記合成オリゴヌクレオチドがCys→Ala置換を243、250、および279位に導入するために用いられた:
(1)5´GAG CAG CAT GGC CCC CTC CTC C3´
(2)5´CGC CAC GAT GGC CGA ATG GCC3´
(3)5´GCA GTT CCC GGG CGC GGT CGA GAT3´
【0015】
オリゴヌクレオチドの合成は市販装置、例えばオリゴ1000DNAシンセサイザー(Beckman) を用いて、公知方法で実施できる。
【0016】
次いで、第二修飾フィラメントの合成用のプライマーとして作用する合成オリゴヌクレオチドへの一本鎖のカップリングが行われる。
【0017】
望ましい変異を得た後、一方のフィラメントが親で、他方が望ましい変異を起こした標的配列の環状二本鎖構造が、インビトロで1回の重合および結合により再構成された。
【0018】
親フィラメントはヘキソヌクレアーゼで除去され、その後環状二本鎖構造が再重合および結合により再構成される。この構造において、双方のフィラメントは変異を含んでいる。
【0019】
上記反応混合物は、大腸菌TG1のコンピテント細胞を形質転換して、組換えバクテリオファージプラークを得るために用いた。各変異誘発実験から得られる陽性組換えプラークのゲノムに含まれたカルバミラーゼ遺伝子は、Sanger et al.(PNAS(1977),74:5463) により記載された方法に基づき、市販キット Sequenase(USB)を用いて配列決定した。
【0020】
本発明の変異体の活性および安定性の特徴を確かめるために、上記のように変異誘発された遺伝子を含むプラスミドで形質転換された大腸菌細胞が、適切な培地中37℃で16時間培養された。次いで細胞溶解物から得られたタンパク質抽出物が、SDS‐PAGE(ドデシル硫酸ナトリウムを含有したポリアクリルアミドゲル上の電気泳動)および光学密度計測分析により分析された。結果は、変異体が互いに匹敵して、野生型酵素の発現レベルに類似した量で発現されることを示した。
【0021】
Weatherburn,M.W.,(1967),(Anal.Chem.,39:971) に記載されたように生抽出物で行われた活性試験では、すべての変異体について野生型酵素の場合に匹敵する活性を示した。
【0022】
異なる時間に室温(20〜25℃)で行われた安定性研究では、試験された変異体について野生型D‐N‐α‐カルバミラーゼの場合よりも高い安定性を示した(例9および図1)。
【0023】
事実、888時間後に野生型酵素はその活性を完全に喪失したが、二重変異体Cys243Ala‐Cys279Alaの場合は63%の残留活性が観察され、1896時間後に32%であった。
【0024】
加えて、D‐N‐カルバミル‐パラヒドロキシフェニルグリシンを同量の変異酵素Cys243Ala‐Cys279Alaおよび野生型酵素と接触させることにより行われた研究では、同反応時間で、変異酵素がD‐パラヒドロキシフェニルグリシンの製造収率で改善を示すことを示した(例10および図2)。
【0025】
本発明によれば、上記のように変異誘発された遺伝子は、宿主株でその発現を調節する配列のコントロール下にその遺伝子を正確に配置することにより、クローニングベクター中に導入できる。
【0026】
目的に適したベクターは、市場または公的な貯蔵センターで入手しうるプラスミド、バクテリオファージ、およびコスミドから選択することができる。
【0027】
本発明の好ましい態様によれば、変異誘発されたカルバミラーゼ遺伝子はD‐ヒダントイナーゼ酵素をコードする遺伝子を含んだプラスミド例えばpSM651(CBS203.94)中にクローニングされる。
【0028】
特に、ヒダントイナーゼおよび野生型カルバミラーゼ遺伝子(ヒダントイナーゼ‐カルバミラーゼオペロン)をベクターpSM671(CBS205.94)中に挿入することで得られた上記プラスミドは、それが大腸菌および/または枯草菌中でコントロール下におかれた遺伝子の発現をかなり効率的にインダクターなしで指示できる合成プロモーターを含んでいることで特徴付けられる。
【0029】
同様の変異誘発された遺伝子による野生型D‐N‐α‐カルバミラーゼをコードする遺伝子の置換から、D‐ヒダントイナーゼ酵素およびD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体からなる酵素系を発現できる組換えプラスミドを組立てる。
【0030】
変異誘発されたD‐N‐α‐カルバミラーゼ遺伝子または変異誘発されたヒダントイナーゼ‐カルバミラーゼオペロンを含む組換えプラスミドは枯草菌および/または大腸菌の群から選択される宿主微生物中に導入することができる。
【0031】
次いで、これらの微生物は炭素および窒素の同化源と、異なるカチオン、アニオンおよび、場合により微量のビタミン、例えばビオチンまたはチアミン、あるいはアミノ酸を含有した水性培地中、好気的条件下で培養される。
【0032】
同化性炭素源には炭水化物、例えばグルコース、加水分解アミド、糖蜜、スクロースまたは他の慣用的な炭素源がある。
【0033】
窒素源の例は、例えば無機アンモニウム塩、例えば硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムまたは炭酸アンモニウムと、尿素または有機もしくは無機窒素含有物質、例えばペプトン、酵母または肉エキスから選択することができる。
【0034】
下記カチオンおよびアニオン、即ちカリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、カルシウム、酸のリン酸、硫酸、塩化物、マンガンおよび硝酸イオンが本発明の目的にとり同等に適している。
【0035】
発酵は25〜40℃、好ましくは30〜37℃の温度、6〜7.5、好ましくは6.5〜7.0のpHにおいて、攪拌下で行われる。
【0036】
慣用的技術、例えば遠心または濾過で培地から回収された細胞(バイオマス)はD‐α‐アミノ酸の製造に用いられ、または細胞がヒダントイナーゼおよび変異カルバミラーゼ酵素を発現するときには、5‐置換ヒダントインのラセミ混合物の製造に用いられる。
【0037】
一方、D‐α‐アミノ酸の製造においては、超音波処理またはFrench-Pressによる細胞の破壊から得られた細胞抽出物、慣用的技術を用いて精製または部分精製された双方の酵素、あるいは不溶性支持体に固定された酵素が使用できる。
【0038】
多数のD‐N‐カルバミルアミノ酸および5位で置換されたヒダントインが本発明の目的に使用できる。5位で可能な置換基は炭素原子数1〜6の直鎖または分岐鎖アルキル基から選択されるが、そのアルキル基はヒドロキシル、カルボキシル、スルフヒドリルもしくはアミノ基またはフェニルもしくはベンジル基で一または多置換でき、更に後者の置換基はオルト、メタおよびパラ位に1以上の置換基を含むことができる。
【0039】
5‐置換ヒダントインの例としては、D,L‐5‐フェニルヒダントイン、D,L‐5‐パラヒドロキシフェニルヒダントイン、D,L‐5‐メトキシヒダントイン、D,L‐5‐イソプロピルヒダントイン、D,L‐5‐チエニルヒダントイン、D,L‐5‐パラメトキシフェニルヒダントイン、D,L‐5‐パラクロロフェニルヒダントイン、D,L‐5‐ベンジルヒダントインが挙げられる。
【0040】
対応D‐α‐アミノ酸における出発基質(5‐置換ヒダントインまたはD‐N‐カルバミルアミノ酸)の変換反応は、密封容器中、窒素雰囲気下において、20〜60℃、好ましくは30〜45℃の温度で行われることが好ましい。
反応培地のpHは6〜10、好ましくは7〜8.5の値内に維持される。このpH調節は、例えば塩基性水溶液、例えばアンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムまたはカリウムの水溶液を加えることにより実施できる。
【0041】
基質の初期濃度は通常2〜30重量%である。
【0042】
反応混合液に加えられるバイオマスまたは酵素の量は、酵素に対する基質の具体的親和性に依存している。1/1〜1/50のバイオマス/基質重量比が通常使用できる。
【0043】
本発明の方法で製造されたD‐α‐アミノ酸は、従来よりの方法、例えばイオン交換クロマトグラフィーまたはアミノ酸の等電点沈降を用いて反応環境から回収することができる。
【0044】
本発明はA.radiobacter のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体の製造に関するが、他の微生物から得られる相同的酵素の修正にも適用しうることは明らかである。
【0045】
本発明によれば、プラスミドpSM645は大腸菌SMC306としてCentraalbureau Voor Schimmelcultures,SK Baarn(Holland)に受託され、そこで寄託番号CBS204.94が付された。
【0046】
【実施例】
下記実験例は本発明を更に説明するが、その範囲を制限するものではない。
例1
バクテリオファージM13mp8の複製形におけるD‐N‐カルバミラーゼをコードする遺伝子の断片EcoRI‐Hind III のクローニング:
プラスミドpSM651 CBS203.94(1μg)を37℃で60分間かけて1単位の制限酵素EcoRIおよびHindIII (Boehringer)により切断した。
【0047】
酵素反応を65℃で10分間阻止した後、反応混合物を低融点アガロースゲル上に0.8%で置き、50ボルトで2時間処理した。次いでD‐N‐α‐カルバミラーゼをコードする配列を含んだ915塩基対(bp)のEcoRI‐HindIII バンドをGelaseTM(Epicentre Technologics)により精製した。
【0048】
このバンドに相当するDNA断片(0.02μg)を、同制限酵素で切断した後のベクターM13mp8(50ng)に結合させた。リガーゼ反応は66mMトリスHCl pH7.6、1mMATP、10mMMgCl、10mMジチオスレイトール(DTT)含有混合液20μl中T4 DNAリガーゼ1Uの存在下16℃で16時間行った。
【0049】
次いでリガーゼ混合液の一部(5μl)を用いて、50mMCaClでコンピテント化された大腸菌71/18(BRL)の細胞を形質転換させた(Dagert,M.and Ehrlich(1979),Gene,6:23)。
【0050】
次いで形質転換株を40μg/mlのX‐Gal(5‐ブロモ‐4‐クロロ‐3‐インドリル‐D‐チオガラクトピラノシド)および125μg/mlのIPTG(イソプロピル‐β‐D‐チオガラクトピラノシド)含有のYT寒天(8g/lバクトトリプトン(DIFCO) 、5g/lNaCl)のプレート上で選択した。
【0051】
上記のように操作して、多数の陽性組換えプラーク(白色)を得たが、これは非組換え体(青色)と容易に区別することができた。
【0052】
EcoRI‐HindIII 断片の挿入が正確に行われたかを確認するために、二本鎖バクテリオファージDNA(複製形またはRF)をいくつかの陽性プラークから単離し、EcoRIおよびHindIII 酵素(Boehringer)で切断した。
【0053】
部位特定変異誘発段階で鋳型として用いられる一本鎖バクテリオファージDNA(SS)を陽性プラークの1つから作ったが、これは正確な挿入を示した。
【0054】
例2
部位特定変異誘発
望ましい変異を導入するために用いられたオリゴヌクレオチドは、オリゴ1000DNAシンセサイザー(Beckman) を用いて、公知方法により合成した。特に、そのオリゴヌクレオチドは下記配列を有している:
(1)5´GAG CAG CAT GGC CCC CTC CTC C3´変異Cys243→Alaを挿入する;
(2)5´CGC CAC GAT GGC CGA ATG GCC 3´変異Cys250→Alaを挿入する;
(3)5´GCA GTT CCC GGG CGC GGT CGA GAT3´変異Cys279→Alaを挿入する。
【0055】
下線の塩基はシステインのコドンをアラニンのコドンで置換するために用いられる塩基である。
【0056】
オリゴヌクレオチドは、100mMトリスHCl pH8、10mMMgCl、5mMDTT、1mMATPおよびT4ポリヌクレオチドキナーゼ(Promega) 2U含有の反応混合液30μl中37℃で30分間のインキュベートにより、鎖の5´末端側でリン酸化させた。
【0057】
次いでリン酸化オリゴヌクレオチドは、製造者の指示に従い操作するため、Zoller and Smith(1983,Methods in Enzymol.,100:468-500)に記載された方法に基づき、系“オリゴヌクレオチド‐特定部位インビトロ変異誘発バージョン2”(Amersham)を用いて、インビトロで3種の変異誘発反応に別々に用いた。
【0058】
次いで反応混合物は前記のように大腸菌TG1(Amersham)の細胞を感染させるために用いた。
【0059】
各変異誘発実験から得られる白色プラークに由来するバクテリオファージDNAは、望ましい変異の存在を確認するために、Sanger et al.(PNAS(1977),74:5463) に記載された方法に基づき"Sequenase 2.0" キット(United States Biochemical) で配列決定した。
【0060】
例3
プラスミドpSM671における変異体Cys→Alaのサブクローニング
システインからアラニンへの置換を含んだ組換えバクテリオファージの二本鎖DNAの各々1.0μgを制限酵素EcoRIおよびHindIII(2U)で切断し、その後同制限酵素で既に切断されたプラスミドpSM671 CBS205.94(1μg)と結合させた。リガーゼ反応はT4 DNAリガーゼ2U、バクテリオファージDNA150ngおよびプラスミドDNA50ngを含有したリガーゼ緩衝液20μl中16℃で16時間行った。
【0061】
次いで各混合液5μlを用いて、大腸菌71/18(BRL)のコンピテント細胞を形質転換させた。
【0062】
形質転換株は μg/mlのクロラムフェニコールを含有したLB寒天培地(0.8%バクトトリプトン、0.5%酵母エキス、0.5%NaCl、寒天18g/l)のプレート上で選択した。
【0063】
こうして得られた陽性Cmクローン(クロラムフェニコール耐性)の1つから単離されたプラスミドDNAを、遺伝子の正確な挿入を確認するために、制限分析により分析した。
【0064】
こうして得られたプラスミドをpSM641(変異Cys243→Alaを有する)、pSM642(変異Cys250→Alaを有する)、pSM643(変異Cys279→Alaを有する)と呼んだ。
【0065】
例4
大腸菌における変異体の発現
プラスミドpSM641、pSM642、およびpSM643を保有する大腸菌株を、20μg/mlのクロラムフェニコールが加えられたLB培地10mlを含有した各々の50mlフラスコ中に接種し、攪拌下(200rpm)37℃で16時間インキュベートした。コントロールとして、カルバミラーゼの野生型遺伝子を保有するプラスミドpSM637を含んだ大腸菌71/18の株を上記と同様の条件下で培養した。
【0066】
次いで培養液を12000rpm で1分間遠心した(ローターSJ14、Beckman)。こうして得られた細胞を20mMトリスHCl pH7.5、20mMMeOH、20%グリセロールの緩衝液300μlに再懸濁し、超音波処理(Soniprep150,平均電圧でMSE1分間インパルス)により溶解させた。各溶解物20μlをSDS‐PAGE及び活性試験により分析した。
【0067】
電気泳動分析では、すべての酵素が互いにおよび野生型酵素の発現レベルに匹敵する量で発現された。
【0068】
例5
二重Cys→Ala変異体の組立て
例2で記載された部位特異性変異誘発方法を用いて、二重変異Cys243Ala‐Cys250AlaおよびCys243Ala‐Cys279Alaを含んだ変異体を得た。処置は、導入される変異を含んだ2つのオリゴヌクレオチド(各々、変異体Cys243Ala‐Cys250Alaについてオリゴヌクレオチド1および2、変異体Cys243Ala‐Cys279Alaについてオリゴヌクレオチド1および3)が同時に加えられた2種の反応混合液を調製することだけであった。インビトロ変異誘発反応後、各混合液は大腸菌TG1の細胞を形質転換するために用いた。各形質転換から得られる白色プラークの1つから単離されたプラスミドDNAは、システインの正確な置換を確認するために配列決定した。次いで選択された組換えバクテリオファージを二本鎖DNAの作成のために用いた。
【0069】
例6
プラスミドpSM671における二重変異体のサブクローニング
例3で記載されたのと同様の操作を用いて、2つの変異を含むカルバミラーゼ遺伝子をプラスミドpSM671 CBS205.94でバクテリオファージDNAからサブクローニングした。得られたプラスミドの分析では、カルバミラーゼ遺伝子の正確な挿入を示した。得られたプラスミドはpSM644(二重変異Cys243Ala‐Cys250Alaを有する)およびpSM645(二重変異Cys243Ala‐Cys279Alaを有する)と呼んだ。
プラスミドpSM645を含む大腸菌のクローンは略称SMC306で示した。
【0070】
例7
大腸菌における二重変異体の発現
プラスミドpSM644およびpSM645を含んだ大腸菌の細胞を例4に記載されたのと同条件下で培養した。細胞溶解物の電気泳動分析では、変異酵素が野生型酵素の場合に匹敵するレベルで発現されることを示した。
【0071】
例8
変異体の精製
プラスミドpSM641、pSM645およびpSM637(コントロール)を各々含んだ大腸菌の株の発酵から得たバイオマスを25mMトリスHCl pH7.0、20%(v/v) グリセロールの緩衝液(緩衝液A)に懸濁し、French-Pressで2回18000psi(約1260 kg/cm2 )で溶解させた。
【0072】
溶解物の遠心(30000rpm 、4℃、30分間)後に得られた上澄を緩衝液Aで平衡化された SepharoseQ FF(Pharmacia) カラム(2.6×20cm)上にのせた。次いでカラムを緩衝液A(カラムの3倍容量)で洗浄し、その後0〜0.4MのNaCl勾配で溶出させた。酵素活性を有する分画を集め、塩化ニッケルで活性化されて緩衝液Aで平衡化されたFast Flow Chelating Spharose(Pharmacia) カラム(2.6×20cm)上にのせた。
【0073】
緩衝液Aでカラムを洗浄した後、それを同緩衝液中0〜0.2Mのイミダゾールの勾配で溶出させた。酵素活性を有する分画を集めて、YM10膜(Amicon)で限外濾過により濃縮した。次いで濃縮溶液を緩衝液Aで平衡化させたSuperose12HR10/30(Pharmacia) カラム上にのせ、同緩衝液で溶出させた。酵素活性を有する分画をSDS‐PAGEにより12.5%で分析したところ、分子量約36000ドルトンで純度90%以上のタンパク質の存在を示した。
【0074】
0.2M NaPO pH7.0の緩衝液中基質として0.12M D‐カルバミルパラヒドロキシフェニルグリシンを用いて測定された精製タンパク質の比活性は互いに匹敵し、野生型酵素の場合と類似する値8〜9U/mgであった。
【0075】
単位という用語は、40℃で1分間かけて1μモルの基質を形質転換できる酵素の量に関する。
【0076】
例9
変異体の酵素安定性の分析
例8に記載されたように得られた酵素溶液を0.2μmのDynaGard(Microgon,Inc.)で無菌条件下濾過した。次いで濾液の一部(0.2ml)をEppendorf 無菌試験管に入れ、室温(20〜25℃)で維持した。規則的な時間間隔で、残留酵素活性はpH7.0の0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液中でD‐N‐カルバミルパラヒドロキシフェニルグリシンを基質として用いてHPLCで形成されたD‐パラヒドロキシフェニルグリシンを計量することにより40℃で調べた。
【0077】
表1および図1は、hr(横座標)で表示された時間に対して、野生型カルバミラーゼ(−・−)、変異体Cys243Ala(−+−)およびCys243Ala‐Cys279Ala(−*−)の残留活性(縦座標)がパーセンテージで示されている。
【0078】
【表1】
Figure 0003701341
【0079】
例10
野生型カルバミラーゼおよび変異体Cys243Ala‐Cys279Ala間の生産力の比較
同量(0.064単位/ml)の野生型カルバミラーゼおよび変異カルバミラーゼCys243Ala‐Cys279Alaを、pH7.0の0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液100ml中にD‐N‐カルバミルパラヒドロキシフェニルグリシン(25.2mg/ml)を含有した40℃にサーモスタット調節される2つの装置に導入した。規則的な時間間隔で、生産されたD‐パラヒドロキシフェニルグリシンの量をHPLCにより調べた。得られた結果は図2で示される通りであった。そこでは横座標はhrの時間であり、縦座標はμモル/mlとして表示されたアミノ酸の量である。(−・−)は野生型カルバミラーゼを、(−+−)はカルバミラーゼの変異体をそれぞれ表す。
【0080】
【配列表】
配列番号:1
配列の長さ:22
配列の型:核酸
鎖の数:一本鎖
トポロジー:直鎖状
配列の種類:DNA
配列の特徴:
特徴を表す記号:プライマー
配列
GAGCAGCATG GCCCCCTCCT CC 22
【0081】
配列番号:2
配列の長さ:21
配列の型:核酸
鎖の数:一本鎖
トポロジー:直鎖状
配列の種類:DNA
配列の特徴:
特徴を表す記号:プライマー
配列
CGCCACGATG GCCGAATGGC C 21
【0082】
配列番号:3
配列の長さ:24
配列の型:核酸
鎖の数:一本鎖
トポロジー:直鎖状
配列の種類:DNA
配列の特徴:
特徴を表す記号:プライマー
配列
GCAGTTCCCG GGCGCGGTCG AGAT 24
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変異体の酸素安定性の分析結果を示す図面である。ここで、野生型カルバミラーゼ(−・−)、変異体Cys243Ala(−+−)およびCys243Ala‐Cys279Ala(−*−)の残留活性(縦座標)がパーセンテージで示されている。
【図2】野生型カルバミラーゼおよび変異体Cys243Ala‐Cys279Ala間の生産力の比較を示す図である。ここで、(−・−)は野生型カルバミラーゼを、(−+−)はカルバミラーゼの変異体をそれぞれ表す。

Claims (19)

  1. 野生型D‐N‐α‐カルバミラーゼのアミノ酸配列の243位のシステインまたは243と279位双方のシステインがL−アラニンで置換されてなることを特徴とする、Agrobacterium radiobacter由来のD‐N‐α‐カルバミラーゼの安定な変異体。
  2. 243および279位のシステインアミノ酸残基がアミノ酸残基L‐アラニンで置換されてなる、請求項1に記載のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体。
  3. 請求項1に記載のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードする、ヌクレオチド。
  4. 243位のシステインまたは243と279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードする、請求項3に記載のヌクレオチド。
  5. 243および279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードする、請求項3に記載のヌクレオチド。
  6. 243位のシステインまたは243と279位双方のシステインがL−アラニンで置換された、Agrobacterium radiobacter由来のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる、発現プラスミド。
  7. ヌクレオチド配列が、243および279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードしている、請求項6に記載の発現プラスミド。
  8. D‐ヒダントイナーゼ酵素をコードする遺伝子であって、プラスミドpSM651(寄託番号CBS203.94)に含まれる遺伝子を含んでなる、請求項6または7に記載の発現プラスミド。
  9. Centraalbureau Voor Schimmelculturesに寄託され、寄託番号CBS204.94を受けている、請求項7に記載のプラスミドpSM645。
  10. 243位のシステインまたは243と279位双方のシステインがL−アラニンで置換された、Agrobacterium radiobacter由来のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードするヌクレオチド配列を含んでなるプラスミドで形質転換された枯草菌および大腸菌の群から選択される微生物。
  11. プラスミドが、243および279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードするヌクレオチド配列を含んでなるものである、請求項10に記載の微生物。
  12. プラスミドがD‐ヒダントイナーゼをコードするヌクレオチド配列であって、プラスミドpSM651(寄託番号CBS203.94)に含まれる配列を含んでなるものである、請求項10に記載の微生物。
  13. 大腸菌SMC306 CBS204.94である、請求項11に記載の微生物。
  14. 請求項7に記載のプラスミドで形質転換された大腸菌および枯草菌から選択される微生物の培養と、こうして得られた変異体の分離および精製が行われることを特徴とする、請求項1に記載のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体の製造方法。
  15. プラスミドが、243位のシステインまたは243と279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードするヌクレオチド配列を含んでなるものである、請求項14に記載の方法。
  16. プラスミドが、243および279位双方のシステインがアミノ酸残基L‐アラニンで置換されたD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体をコードするヌクレオチド配列を含んでなるものである、請求項15に記載の方法。
  17. D‐N‐カルバミルアミノ酸または5‐置換ヒダントインのラセミ混合物の立体特異性変換によるD‐α‐アミノ酸の製造方法であって、変換反応が、請求項1に記載のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体および/またはプラスミドpSM651(寄託番号203.94)にコードされてなるD‐ヒダントイナーゼおよび請求項1に記載のD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体からなる酵素系を生産できる微生物の存在下で行われることを特徴とする、方法。
  18. 変換反応がD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体および/またはD‐ヒダントイナーゼおよびD‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体からなる酵素系を生産できる微生物から単離された上記変異体および/または上記酵素系の存在下で行われる、請求項17に記載の方法。
  19. D‐N‐α‐カルバミラーゼの変異体および/またはその変異体を含んだ酵素系が不溶性固体支持体上に固定されてなる、請求項18に記載の方法。
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