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JP3789803B2 - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

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JP3789803B2
JP3789803B2 JP2001331991A JP2001331991A JP3789803B2 JP 3789803 B2 JP3789803 B2 JP 3789803B2 JP 2001331991 A JP2001331991 A JP 2001331991A JP 2001331991 A JP2001331991 A JP 2001331991A JP 3789803 B2 JP3789803 B2 JP 3789803B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板の表・裏面にそれぞれ形成した配線層間を接続するスルーホール導体を有する配線基板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、配線基板は、絶縁性の基板(コア基板)にその表・裏面間を貫通するスルーホール内に形成したスルーホール導体を介して、上記基板の表面および裏面にそれぞれ形成した配線層の間を接続している。
上記スルーホール導体を形成するには、例えば図5(A)に示すように、追って配線基板の基板となる複数の製品単位p1〜p16を併有するパネルPに対し、図5(A)中の破線で示すレーザ照射単位領域Laごとに、レーザLsを照射して所定の位置に複数のスルーホールを順次穿孔している。
尚、パネル(基板)Pの表裏面には図示しない銅箔が貼り付けてある。また、レーザ照射単位領域Laは、図示しないガルバノミラーの傾きを変えつつレンズを透過させてレーザ照射が可能な範囲である。
【0003】
ところで、図5(A),(B)に示すように、製品単位pnの領域よりもレーザ照射単位領域Laが広いと、隣接する製品単位pn+1(n:自然数)の領域までレーザLsが当てられる。レーザ照射単位領域Laにおいて、レーザLsは、該領域Laの中央部ほど垂直に照射され、周辺に行くほど傾斜して照射される傾向がある。このため、例えば図5(B)において製品単位pn+1から分離された配線基板70は、図5(C)に示すように、基板(コア基板)72の中央部付近においては、その表・裏面74,75間に表・裏面74,75の方向とほぼ垂直なスルーホール76aが形成される。しかし、周辺に行くほど傾斜したスルーホール76b,76cが形成される。
【0004】
しかも、図5(C)中の左側に示すように、レーザ照射単位領域Laと製品単位pn+1とのずれにより、傾斜方向が逆のスルーホール76c,76cが形成される。これらの内壁に沿って銅メッキを施すことにより、スルーホール導体78a,78b,78cが形成される。また、基板72の表・裏面74,75には、公知のフォトリソグラフィ技術などにより配線層80,81が形成され、これらは上記スルーホール導体78aなどを介して互いに接続される。
【0005】
【発明が解決すべき課題】
しかしながら、図5(C)中の左側に示すように、傾斜方向が互いに逆で大きな傾きのスルーホール76c,76cが接近していると、これらに沿って形成されるスルーホール導体78c,78cが互いに接触してショートする、という問題があった。また、配線基板に対する小型化および高性能化の要請に伴って、基板72に多くのスルーホール導体78を高密度にして配置しようとする場合も、上述したショートが生じ易くなる。
本発明は、以上に説明した従来の技術における問題点を解決し、複数のスルーホール導体が互いにショートせず且つ基板の表・裏面の配線層間を正確に接続できる配線基板およびその製造方法を提供する、ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、製品単位の配線基板に形成される複数のスルーホールのうち、隣接するスルーホール同士を互いにほぼ平行に傾斜させる、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明の配線基板(請求項1)は、表面および裏面を有するコア基板と、かかるコア基板の表面と裏面との間を貫通する複数のスルーホールと、これらのスルーホールの内壁に沿ってそれぞれ形成されるスルーホール導体と、上記コア基板の表面上および裏面下とに形成され且つ絶縁層と配線層とビア導体とからなるビルドアップ層と、を含み、追って実装されるICチップに対応する領域内に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し、上記領域外に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において比較的大きな傾きを有する、ことを特徴とする。
【0007】
これによれば、平面視において基板の中央付近に位置するICチップ対応領域内のスルーホールは、基板の表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し、上記領域外で基板の周辺寄りに位置するスルーホールは、比較的大きな傾きを有する。このため、基板の周辺寄りに位置する各スルーホールに沿って個別に形成されるスルーホール導体は、互いにほぼ平行で且つほぼ同じ方向に傾斜した状態となる。この結果、ICチップ対応領域内の隣接するスルーホール導体同士の間はもちろん、基板の周辺寄りに位置し且つ隣接するスルーホール導体同士の間でも、互いに接近してショートしなくなる。従って、上記各スルーホール導体を介して、基板の表・裏面の配線層間を正確に接続できると共に、基板に多数のスルーホール導体を高密度に配置可能な配線基板とすることができる。
【0008】
尚、本明細書において、前記コア基板とは、単一の絶縁層あるいは絶縁層と配線層とを交互に積層した多層基板の何れかを指す。また、上記絶縁層とは、絶縁性の基板であって、例えばガラス繊維またはガラスクロスおよびエポキシ樹脂とからなるガラス−樹脂系の複合材からシート状に成形されるものである。更に、隣接するスルーホールとは、最も近距離にある2つのスルーホールを指す。
付言すれば、本発明の配線基板は、表面および裏面を有するコア基板と、かかるコア基板の表面および裏面に形成された配線層と、上記基板の表面と裏面との間を貫通する複数のスルーホールと、これらのスルーホールの内壁に沿ってそれぞれ形成されるスルーホール導体と、上記コア基板の表面上および裏面下とに形成され且つ絶縁層と配線層とビア導体とからなるビルドアップ層と、を含み、追って実装されるICチップに対応する領域内に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し、上記領域外に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において比較的大きな傾きを有すると共に、隣接する上記スルーホール同士はほぼ同じ向きに傾斜している、とすることも可能である。
【0009】
また、前記スルーホールの比較的小さな傾きは、前記コア基板の厚みをTとすると、かかるコア基板の表・裏面間の垂直線に対しarctan(30/T)度未満の傾斜であり、前記比較的大きな傾きは、上記コア基板の表・裏面間の垂直線に対しarctan(30/T)度以上の傾斜である、配線基板(請求項2)も本発明に含まれる。これによれば、コア基板に形成される位置に拘わらず、隣接するスルーホールが互いに接近しにくくなり、これらに沿って形成されるスルーホール導体同士がショートする事態を防ぎ易くなる。
尚、比較的小さな傾きがarctan(30/T)度以上となり、比較的大きな傾きがarctan(30/T)度未満になると、ICチップ対応領域またはこの領域外において、隣接するスルーホール導体が接近してショートするおそれが生じ得るため、これらの範囲を除外したものである。尚また、前記コア基板の厚みTは、200μm以上で且つ900μm以下とすることもできる。
【0010】
更に、前記複数のスルーホールのうち、隣接するスルーホールの中心間距離は300μm以下(0を含まず)であると共に、隣接するスルーホールの内壁間距離は50μm以上である、配線基板(請求項3)も本発明に含まれる。
これによれば、前記大小の傾きと相まって、隣接するスルーホール導体同士がショートする事態を防ぎつつコア基板に多数のスルーホール導体を高密度に配置することができる。
尚、上記スルーホールの中心間距離が300μmを越えると、特にICチップ対応領域において所要数のスルーホール導体を高密度に配置しにくくなるため、この範囲を除いたものである。一方、スルーホールの内壁間距離が50μm未満になると、これらに沿って形成され且つ隣接するスルーホール導体間でショートが生じ易くなる。これらを防ぐため、上記の範囲とした。尚また、本明細書において、スルーホールの中心間距離および内壁間距離は、前記コア基板の表面付近におけるこれらの距離を言う。尚更に、スルーホールの中心間距離とは、隣接する、即ち最も近いスルーホールの中心間の距離を指し、スルーホールの内壁間距離とは、隣接する、即ち最も近いスルーホールの内壁間の距離を指す。
【0011】
また、前記スルーホールの内壁は、溶融固着層となっている、配線基板(請求項4)も本発明に含まれる。尚、前記スルーホールは、レーザ加工により形成され且つその内壁が溶融固着層となっている、配線基板とすることも可能である。
これによれば、スルーホールの内壁は、(レーザにより)コア基板の素材が一旦溶けた状態となり、その後で固まった状態、即ち溶融固着層(導体浸透防止層)である。従って、当該スルーホールの内壁に沿って形成されるスルーホール導体の導電性成分が上記内壁からコア基板中に浸透する事態を防止できるため、高密度で配置され且つ互いに隣接するスルーホール導体同士の間におけるショートを一層確実に防止することができる。
尚、溶融固着層のスルーホールの径方向における厚みは、0.5μm以上で且つ5.0μm以下の範囲が望ましい。かかる厚みが0.5μm未満では、導電性成分の浸透を防止する効果が小さくなり、5.0μmよりも厚くなると、かかる溶融固着層とコア基板との密着力が低下する不具合を生じるためである。
【0012】
一方、本発明の配線基板の製造方法(請求項5)は、前記配線基板の製造方法であって、表面および裏面を有するコア基板からな複数の配線基板の製品単位領域を含むパネルに対し、かかる製品単位領域とレーザ照射単位領域とを共通させて製品単位領域ごとに複数のスルーホールを穿孔する工程を、含上記製品単位領域ごとにおいて、追って実装されるICチップに対応する領域内の位置に穿孔されるスルーホールは、上記パネルの表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し上記領域外の位置に穿孔されるスルーホールは、上記パネルの表・裏面間において比較的大きな傾きを有する、ことを特徴とする。
これによれば、追って個別の配線基板となる基板に対し、平面視において当該基板の中央部付近に位置するICチップ対応領域内に、コア基板の表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有するスルーホールを形成できる。同時に、上記領域外でコア基板の周辺寄りに比較的大きな傾きを有し且つ隣接するスルーホール同士はほぼ同じ向きに傾斜するスルーホールを形成することができる。このため、ICチップ対応領域内の隣接するスルーホール導体同士の間はもちろん、コア基板の周辺寄りに位置するスルーホール導体同士の間でも、互いに接近せずショートしなくなる。従って、上記各スルーホール導体を介して、コア基板の表・裏面の配線層間を正確に接続できると共に、コア基板に多数のスルーホール導体を高密度に配置可能な配線基板を確実に提供することができる。
付言すれば、前記レーザ照射単位領域(ガルバノエリア)は、一辺が30mm以下(0を含まず)に正方形の範囲である、配線基板の製造方法とすることも可能である。これによる場合、隣接するスルーホール導体同士のショートを防止しつつ穿孔されるスルーホールの微細化および高密度化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下において本発明の実施に好適な形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明による1形態の配線基板1の主要部を示す断面図である。
配線基板1は、図1に示すように、絶縁性の基板(コア基板)2と、当該基板2の表面4上に形成した銅製の配線層10,16,22およびエポキシ系の樹脂絶縁層12,18,24と、基板2の裏面5下に形成した配線層11,17,23および樹脂絶縁層13,19,25とを有する。
基板2は、平面視が略正方形で厚みTが500μm未満、例えば400μmであり、線径が5〜15μm、例えば7μmのガラスクロスまたはガラス繊維入りのエポキシ樹脂からなるシート状の絶縁材(絶縁層)である。
また、基板2の表面4上方の配線層16,22と絶縁層12,18,24とは、ビルドアップ層BU1を構成し、裏面5下方の配線層17,23と絶縁層13,19,25とは、ビルドアップ層BU2を構成する。配線層16などの厚みは約15μm程度であり、絶縁層12などの厚みは約30μm程度である。
【0014】
図1に示すように、基板2には、その表面4と裏面5との間を貫通する複数のスルーホール6a,6b,6cが形成され、それらの内壁はレーザ加工により一旦溶けた後で凝固した溶融固着層となっている。
図1において右側に位置し、配線基板1の表面(第1主面)26上に追って搭載されるICチップ29に対応し且つ平面視で中央部付近に位置する領域29a内のスルーホール6a,6aは、表・裏面4,5間において、表・裏面4,5の方向に垂直(直角)または比較的小さな傾きθ(arctan(30/T)度未満)で形成されている。尚、上記傾きθは、図1中に示すように、基板2の表・裏面4,5間の垂直線に対するスルーホール6の軸心線の傾斜角度を言う。
一方、図1において左側に位置し且つ上記領域29aの外側に位置するスルーホール6b,6cは、基板2における周辺(図示で左端寄り)に行くほど大きな傾きθ(arctan(30/T)度以上)を有し且つ互いにほぼ同じ向きに傾斜している。かかるスルーホール6a,6b,6cには、図1に示すように、それらの内壁に沿って、断面がほぼ円形で内側に充填樹脂9を充填した全体がほぼ円筒形のスルーホール導体8a,8b,8cが個別に形成されている。
【0015】
尚、スルーホール6a,6b,6cの傾きは、後述する基板2に対するレーザ照射に起因して付与される。
また、スルーホール6a,6b,6cの直径Dは、50μm以上で且つ150μm未満、例えば95μmであり、隣接するスルーホール6a,6aおよびスルーホール6b,6cの内壁間距離Lは、50μm以上、例えば100μmと設定されている。更に、隣接するスルーホール6a,6aおよびスルーホール6b,6cの中心間距離Sは、150μm以上で且つ500μm以下(より好ましくは300μm以下)、例えば200μmとされている。尚、傾きが異なるスルーホール6b,6cの内壁間距離Lや中心間距離Sは、基板2の表面4付近における最小値を基に設定される。
スルーホール6a,6b,6cの内壁に沿って形成されるスルーホール導体8a,8b,8cは、厚さ約10〜数10μmの銅メッキ層からなり、それらの上下端で基板2の表・裏面4,5に位置する配線層10,11と接続される。
【0016】
また、図1に示すように、ビルドアップ層BU1の樹脂絶縁層12,18には、配線層10,16,22間を接続するビア導体(フィルドビア)14,20が形成されている。最上層の絶縁層(ソルダーレジスト層)24には、これを貫通し且つ配線層22(パッド)上に位置する、例えばSn−Ag合金からなる複数のハンダバンプ28が第1主面26、即ち配線基板1の表面よりも高く突出して形成されている。かかるハンダバンプ28は、第1主面26上に搭載されるICチップ(電子部品)29の端子と個別に接続される。
ビルドアップ層BU1における最上層の配線層22において、第1主面26側に露出する部分をパッドと称し、その上にソルダーレジスト層24がある場合には、当該レジスト層24に設けた開口部から露出する部分をパッドと称する。かかるパッドの直径は100μm以下、例えば85μmとされ、且つ隣接するパッド間の中心間距離は150μm以下、例えば100μmに設定される。
【0017】
図1に示すように、ビルドアップ層BU2には、配線層11,17,23間を接続するビア導体(フィルドビア)15,21が樹脂絶縁層13,19に形成され、且つ最下層の絶縁層(ソルダーレジスト層)25には、第2主面27側に開口する凹部25aが形成されている。配線層23から凹部25a内に延びて露出する配線23aは、その表面にNiおよびAuメッキが被覆され、当該配線基板1自体を搭載する図示しないマザーボードなどとの接続端子として活用される。
【0018】
以上のように、配線基板1は、基板2を貫通する複数のスルーホール6a,6b,6cのうち、ICチップ29に対応し且つ平面視で中央部付近に位置する領域29a内のスルーホール6a,6aは、表・裏面4,5間で垂直または比較的小さな傾きθ(arctan(30/T)度未満)で形成される。
また、上記領域29a外に位置するスルーホール6b,6cは、基板2の周辺寄りほど大きな傾きθ(arctan(30/T)度以上)を有し且つ互いにほぼ同じ向きに傾斜している。しかも、隣接するスルーホール6a,6aや、スルーホール6b,6cの中心間距離Sを150μm以下とし且つ内壁間距離Lを100μm以上としているので、これらに沿って形成され且つ隣接するスルーホール導体8a,8a,8b,8c間のショートを確実に防止できる。
【0019】
このため、配線基板1によれば、スルーホール導体8a,8b,8cを介して、基板2の表・裏面4,5の上/下の配線層10,11間やビルドアップ層BU1,BU2の配線層16,17間などの導通を確実に取ることができる。しかも、複数のスルーホール導体8a,8a,8b,8cを基板2に対し高密度で配置することもでき、特にかかる基板(コア基板)2を薄肉化した場合にも高密度による配置が可能となる。
【0020】
図2〜図3は、前記配線基板1の製造方法における主要な工程に関する。
図2(A)は、追って配線基板1の基板2となる製品単位p1〜p36を併有するパネルPの平面図を示し、かかるパネルPに対し、図2(A)中の破線で示すレーザ照射単位領域(ガルバノエリア)Laは、製品単位p1(pn)ごとに共通して設定されている。即ち、上記領域Laは、製品単位p1(pn)における基板2の縦・横寸法と共通しているので、例えば一辺が30mm以下の正方形とされる。図2(B)に示すように、表・裏面に銅箔3a,3bを有するパネルPの基板2における製品単位p1(pn)に対して、炭酸ガス(CO)レーザ発信器Lhから発射されたレーザLsをガルバノ光スキャナGsを介して照射する。
【0021】
上記スキャナGsは、専用のモータの回転軸に固定した2つのガルバノミラーを内蔵し、各ミラーの傾きをX方向またはY方向に変えつつレーザLsをスキャンして、これらミラーの下方に内蔵したf−θレンズを透過させる。かかるレンズを透過したレーザLsは、上記領域Laの範囲内の基板2(製品単位p1)に順次照射される。この間に製品単位p1を含むパネルPは、図示しないテーブル上に載置され且つ水平方向に沿って移動される。
この結果、図2(C)に示すように、上記製品単位p1内の基板2における所定の位置にスルーホール6a,6b,6cが穿孔される。
【0022】
この際、平面視で製品単位p1の中央部付近に位置するスルーホール6a,6aは、表・裏面4,5間において垂直(直角)または比較的小さな傾き(arctan(30/T)度未満)で形成される。これは、製品単位p1とレーザ照射単位領域Laとが共通し且つレーザLsが上記f−θレンズの中央付近を透過したため、透過後のレーザLsが製品単位p1内の基板2に対して、垂直または僅かの傾きで照射されたためである。
一方、図2(C)にて左右で且つ製品単位p1の周辺寄りに位置するスルーホール6b,6cは、基板2における周辺に行くほど大きな傾き(arctan(30/T)度以上)を有し且つ互いにほぼ同じ向きで傾斜している。これは、製品単位p1とレーザ照射単位領域Laとが共通し、且つレーザLsが前記f−θレンズの周辺寄りを透過したことにより、透過後のレーザLsが製品単位p1内の基板本体2に対して、ある程度の大きさの傾きをもって照射されたためである。
【0023】
以上のように、スルーホール6a,6b,6cの傾きは、前記ミラーとレンズとの位置関係およびf−θレンズにおけるレーザLsの透過位置により定まる。尚、スルーホール6a,6b,6cの内壁は、上記レーザLsにより一旦溶けた後で凝固した状態となるため、基板2の当初のマトリックス部分に比べて緻密な組織である溶融固着層が形成される。このため、基板2に予め含まれているガラスクロスやガラス繊維がスルーホール6a,6b,6cの内壁に露出しにくくなる。この結果、かかる内壁に施す次述する銅メッキ時において、銅メッキ液中の銅成分の基板2中へのしみ出しを防ぐことができる。
【0024】
次に、製品単位p1の基板2に対し、スルーホール6a,6b,6cの内壁を含めて、予めPdなどを含むメッキ用触媒を付着して無電解銅メッキを施した後、基板2の銅箔3a,3bを含めて電解銅メッキを施す。この結果、図2(D)に示すように、スルーホール6a,6b,6c内にほぼ円筒形で且つ基板2の表・裏面4,5間に延びるスルーホール導体8a,8b,8cが形成される。
スルーホール導体8a,8b,8cは、スルーホール6a,6b,6cに倣った傾きをもって形成される。次いで、スルーホール導体8a,8b,8c内側の各中空部に対し、図示しないスキージおよびメタルマスクを用い、無機フィラ入りのエポキシ樹脂からなる樹脂ペーストが印刷・充填され、図3(A)に示すように、充填樹脂9がそれぞれ穴埋め・充填される。
【0025】
更に、所定パターンの図示しないエッチングレジストを表・裏面4,5の銅箔3a,3bを含む銅メッキ層上における所定の位置に形成した後、エッチング液(亜硫酸ナトリウム、濃硫酸、塩化第2鉄、塩化第2銅など)によりエッチングを施す。このエッチング後に前記レジストを剥離すると、図3(B)に拡大して示すように、基板2の表面4上と裏面5下には、前記レジストに倣った所定パターンの配線層10,11が形成される。同時に、配線層10,11は、スルーホール導体8a,8b,8cの上・下端と接続されるため、これらを介して互いに導通可能となる。
次いで、図3(C)に示すように、配線層10,11の上/下に、エポキシ樹脂のフィルムを熱圧着により貼り付けて樹脂絶縁層12,13を形成する。かかる樹脂絶縁層12,13における所定の位置には、フォトリソグラフィ技術などにより底面に配線層10,11が露出するビアホール12a,13aが形成され、且つこれらに前記ビア導体14,15が充填・形成される。
【0026】
これ以降は、配線層16,22,17,23、樹脂絶縁層18,24,19,25、および、ビア導体20,21からなるビルドアップ層BU1,BU2を、公知のビルドアップ工程(セミアディティブ法、フルアディティブ法、サブトラクティブ法、フィルム状樹脂材料のラミネートによる樹脂絶縁層の形成、フォトリソグラフィ技術、レーザ加工によるビアホールの穿孔など)により形成する。これにより、前記図1に示した配線基板1を得ることができる。
【0027】
以上の配線基板1の製造方法によれば、レーザ照射単位領域Laと製品単位pnとを共通としたので、追って個別の配線基板1となる基板2に対し、平面視でその中央部付近に位置する前記ICチップ対応領域29a内において、表・裏面4,5間に垂直または比較的小さな傾きθのスルーホール6a,6aを穿孔できる。同時に、上記領域29a外で基板2の周辺寄りに、比較的大きな傾きθを有し且つ隣接するものがほぼ同じ向きに傾斜するスルーホール6b,6cを形成することができる。この結果、ICチップ対応領域29a内に形成される隣接するスルーホール導体8a,8a間はもちろん、基板2の周辺寄りに形成されるスルーホール導体8b,8c間でも、互いに接近せずショートを防ぐことができる。
【0028】
図4は、本発明の異なる形態の配線基板30における主要部を示す。
配線基板30は、図4に示すように、多層基板の基板(コア基板)31と、該基板31の表面44の上方に形成した銅製の配線層46,54およびガラスフィラを含むエポキシ系の樹脂絶縁層48,52と、基板31の裏面45の下方に形成した銅製の配線層47,53およびガラスフィラを含む樹脂絶縁層49,55とを有する。
基板31は、コア基板(絶縁層:狭義のコア基板)32と、その表・裏面34,35上に形成した配線層40,41と、これらの上に形成した絶縁層42,43とからなる。コア基板32は、平面視がほぼ正方形で且つ厚みが500μm未満のガラスクロスまたはガラス繊維入りのエポキシ樹脂からなる。また、配線層40,41は厚さ10数μmの銅メッキ層であり、絶縁層42,43はガラスフィラなどの無機フィラを含む厚さ数10μmのエポキシ系樹脂からなる。
尚、上記基板31における全体の厚みTは、約600〜800μmである。
【0029】
以上のような基板31は、コア基板32の表・裏面34,35にベタ状の配線層40,41を形成した後、その上にエポキシ樹脂のフィルムを熱圧着により貼り付けて絶縁層42,43を形成して多層基板としたもので、絶縁層42,43の上/下に所定パターンの配線層46,47が更に形成される。
尚、基板31の表面44上方の配線層54および樹脂絶縁層48,52は、ビルドアップ層BU3を構成すると共に、基板31の裏面45下方の配線層53および樹脂絶縁層49,55は、ビルドアップ層BU4を構成する。
【0030】
図4に示すように、コア基板32と、絶縁層42,43と、配線層40,41とを含む多層基板の基板31には、その表・裏面44,45の間を貫通する複数のスルーホール36a,36b,36cが前記図2(A),(B)に示した方法と同じ方法に基づくレーザLsの照射により形成されている。この場合、レーザLsは、照射される対象物に応じてその出力を調整されている。
図4にて右側に位置し、配線基板30の表面(第1主面)56上に追って搭載されるICチップ(図示せず)に対応し且つ平面視で中央部付近に位置する領域62内のスルーホール36a,36aは、基板31の表・裏面44,45間にて垂直または比較的小さな傾き(arctan(30/T)度未満)で形成されている。
【0031】
一方、図4において左側に位置し且つ上記領域62の外側に位置するスルーホール36b,36cは、基板31における周辺(図示で左端寄り)に行くほど大きな傾き(arctan(30/T)度以上)を有し且つ互いにほぼ同じ向きに傾斜している。かかるスルーホール36a,36b,36cには、次述するスルーホール導体38a,38b,38cが個別に形成される。
各スルーホール36a,36b,36cの内壁は、前記レーザLsにより一旦溶けた後で凝固した溶融固着層(導電性成分浸透抑止層)となっている。
【0032】
図4に示すように、スルーホール36a,36b,36cに沿って、断面がほぼ円形で且つ内側に充填樹脂39をそれぞれ充填した全体がほぼ円筒形の厚さ約10〜数10μmの銅メッキ層からなるスルーホール導体38a,38b,38cが個別に形成されている。尚、スルーホール36a,36b,36cの直径Dは、例えば100μmであり、隣接するスルーホール36a,36a、36b,36cの内壁間距離Lは、50μm以上(例えば100μm)であると共に、これらの中心間距離Sは、300μm以下(例えば200μm)に設定されている。
スルーホール導体38a,38b,38cは、それらの上下の中間で基板31のコア基板32の表・裏面34,35上に位置する配線層40,41と接続されると共に、その上下端で絶縁層42,43(表・裏面44,45)上の配線層46,47と接続されている。尚、配線層40,41は、コア基板32の表・裏面34,35上にほぼベタ状に形成された電源用またはグランド用パターンである。
【0033】
更に、図4に示すように、ビルドアップ層BU3の樹脂絶縁層48には、配線層46,54間を接続するビア導体50が形成されている。また、最上層の絶縁層(ソルダーレジスト層)52には、これを貫通し且つビア導体(パッド)50の上に連通する孔内に位置する例えばSn−Ag合金からなるハンダバンプ58が、第1主面56よりも高く突出している。各バンプ58は、第1主面56の上方に搭載される図示しないICチップの端子と個別に接続される。尚、図4に示すように、第1主面56上には、上記各ハンダバンプ58を避けるような開口部を内設した銅製の補強板60が接着剤(エポキシ系、熱硬化性)により取付けられている。かかる補強板60の表面には、NiおよびAuメッキが被覆されている。
【0034】
また、図4に示すように、ビルドアップ層BU4の樹脂絶縁層49には、配線層47,53間を接続するビア導体51が形成され、最下層に位置する樹脂絶縁層(ソルダーレジスト層)55には、第2主面55a側に開口する凹部57,59が形成されている。凹部57内で露出するビア導体51と、凹部59内で露出するビア導体51および配線層53の表面には、NiおよびAuメッキがそれぞれ被覆されている。図4に示すように、第2主面55a側に開口する凹部59内のビア導体51には、Sn−Ag合金からなるハンダ61を介して、電極63を有するチップキャパシタ62が実装される。また、凹部57内のビア導体51には、上記ハンダ61を介してコバール製のピン64が接続され、図示しないマザーボードなどとの接続に用いられる。尚、上記ピン64がない場合、凹部57内の配線層53は、当該配線基板30自体を搭載する図示しないマザーボードなどとのハンダ接続に用いることもできる。
【0035】
以上のように、配線基板30も、基板31を貫通する複数のスルーホール36a,36b,36cのうち、ICチップに対応し且つ平面視で中央付近に位置する領域62内のスルーホール36a,36aは、表・裏面44,45間で垂直または比較的小さな傾き(arctan(30/T)度未満)で形成される。
また、上記領域62外に位置するスルーホール36b,36cは、基板31の周辺寄りほど大きな傾き(arctan(30/T)度以上)を有し且つ互いにほぼ同じ向きに傾斜している。しかも、隣接するスルーホール36a,36aや、スルーホール36b,36cの中心間距離Sを200μm以下とし且つ内壁間距離Lを100μm以上としているので、これらに沿って形成され且つ隣接するスルーホール導体38a,38a,38b,38c間のショートを確実に防止できる。
【0036】
本発明は以上において説明した各形態に限定されるものではない。
前記基板2やコア基板(絶縁層)32の材質は、前記ガラス−エポキシ樹脂系の複合材料の他、ビスマレイミド・トリアジン(BT)樹脂、エポキシ樹脂、同様の耐熱性、機械強度、可撓性、加工容易性などを有するガラスクロスや、ガラスクロスなどのガラス繊維とエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、またはBT樹脂などの樹脂との複合材料であるガラス繊維−樹脂系の複合材料を用いても良い。あるいは、ポリイミド繊維などの有機繊維と樹脂との複合材料や、連続気孔を有するPTFEなど3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂などの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合材料などを用いることも可能である。
更に、前記スルーホール導体8,38、配線層10,11などの材質は、前記銅(Cu)の他、Ag、Ni、Ni−Auなどにしても良く、あるいは、これら金属のメッキ層を用いず、導電性樹脂を塗布するなどの方法により形成しても良い。
【0037】
また、前記スルーホールの長手方向に沿った断面形状は、直線形に限らず、例えば複数の凹凸を有する曲線形も含まれる。かかる曲線のスルーホールにおける前記傾きθは、基板における当該スルーホールの入口(表面側)と出口(裏面側)との軸心を通る中心線と、基板の表・裏面間の垂直線との間の傾斜角度となる。
更に、樹脂絶縁層12,13などの材質は、前記エポキシ樹脂を主成分とするもののほか、同様の耐熱性、パターン成形性等を有するポリイミド樹脂、BT樹脂、PPE樹脂、あるいは、連続気孔を有するPTFEなど3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂などの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合材料などを用いることもできる。尚、樹脂絶縁層の形成には、絶縁性の樹脂フィルムを熱圧着する方法のほか、液状の樹脂をロールコータにより塗布する方法を用いることもできる。尚また、樹脂絶縁層に混入するガラスクロスまたはガラスフィラの組成は、Eガラス、Dガラス、Qガラス、Sガラスの何れか、またはこれらのうちの2種類以上を併用したものとしても良い。
【0038】
また、スルーホール6およびスルーホール導体8などの基板2,31への配置は、前記中心間距離Sや内壁間距離Lを保つことを前提として、平面視で格子状、千鳥状、矩形状、または、矩形枠状などの任意の配置パターンとしても良い。更に、レーザLsには、前記炭酸ガスレーザに限らず、YAGレーザ、エキシマレーザ、または半導体レーザなどを用いることもできる。
また、ビア導体は、当該ビアが完全にメッキで充填されるフィルドビア導体に限らず、ビア内がメッキで充填されないコンフォーマルビア導体としても良い。更に、前記ハンダバンプには、Sn−Pb合金、Sn−Sb合金、Sn−Zn合金、Sn−Ag−Cu合金などの低融点合金を用いても良い。
また、前記補強板60には、銅の他、ステンレス鋼、Fe−42wt%Ni合金(いわゆる42アロイ)、コバール(Fe−29wt%Ni−17wt%Co合金)、アルミニウム、チタンなどの金属またはこれらの合金を適用することもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上に説明した本発明の配線基板(請求項1,2)によれば、ICチップ対応領域内の隣接するスルーホール導体同士の間はもちろん、コア基板の周辺寄りに位置し且つ隣接するスルーホール導体同士の間でも、互いに接近してショートしなくなる。従って、各スルーホール導体を介して、コア基板の表・裏面の配線層間を正確に接続できると共に、コア基板に多数のスルーホール導体を高密度にして配置可能な配線基板とすることができる。
また、請求項3の配線基板によれば、スルーホールの傾きの大小と相まって、隣接するスルーホール導体同士のショートを一層防止することができる。
【0040】
更に、請求項4の配線基板によれば、スルーホールの内壁は、コア基板の素材が一旦溶けた状態となり、その後で固まって溶融固着層であるため、当該スルーホールの内壁に沿って形成されるスルーホール導体の導電性成分が上記内壁からコア基板中に浸透する事態を防止できる。この結果、高密度で配置され且つ互いに隣接するスルーホール導体同士の間におけるショートを一層確実に防止できる配線基板とすることができる。
一方、本発明の配線基板の製造方法によれば、ICチップ対応領域内の隣接するスルーホール導体同士の間はもちろん、コア基板の周辺寄りに位置するスルーホール導体同士の間でも、互いに接近せずショートしなくなる。従って、各スルーホール導体を介して、コア基板の表・裏面の配線層間を正確に接続できると共に、コア基板に多数のスルーホール導体を高密度に配置可能な配線基板を確実に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1形態の配線基板における主要部を示す断面図。
【図2】 (A)〜(D)は図1の配線基板の製造方法における主要な工程を示す概略図。
【図3】 (A)〜(C)は図2(D)に続く前記製造方法における主要な工程を示す概略図。
【図4】本発明の異なる形態の配線基板における主要部を示す断面図。
【図5】 (A)および(B)は従来の配線基板の製造方法における主要な工程を示す概略図、(C)は従来の配線基板における主要部を示す断面図。
【符号の説明】
1,30………………………………配線基板
2………………………………………基板(コア基板)
4,44………………………………表面
5,45………………………………裏面
6a〜6c,36a〜36c………スルーホール
8a〜8c,38a〜38c………スルーホール導体
12,13,18,19……………絶縁層
14,15,20,21……………ビア導体
16,17,22,23……………配線層
29……………………………………ICチップ
29a,62…………………………ICチップ対応領域
31……………………………………基板( コア基板 )
32,40,42,48,49……絶縁層
40,41,53,54……………配線層
50,51……………………………ビア導体
BU1〜BU4………………………ビルドアップ層
T………………………………………基板の厚み
L………………………………………スルーホールの中心間距離
S………………………………………スルーホールの内壁間距離
θ………………………………………スルーホールの傾き
La……………………………………レーザ照射単位領域
P………………………………………パネル
p1〜pn……………………………製品単位領域

Claims (5)

  1. 表面および裏面を有するコア基板と、かかるコア基板の表面と裏面との間を貫通する複数のスルーホールと、これらのスルーホールの内壁に沿ってそれぞれ形成されるスルーホール導体と、上記コア基板の表面上および裏面下とに形成され且つ絶縁層と配線層とビア導体とからなるビルドアップ層と、を含み、
    追って実装されるICチップに対応する領域内に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し、
    上記領域外に位置するスルーホールは、上記コア基板の表・裏面間において比較的大きな傾きを有する、ことを特徴とする配線基板。
  2. 前記スルーホールの比較的小さな傾きは、前記コア基板の厚みをTとすると、かかるコア基板の表・裏面間の垂直線に対しarctan(30/T)度未満の傾斜であり、前記比較的大きな傾きは、上記コア基板の表・裏面間の垂直線に対しarctan(30/T)度以上の傾斜である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記複数のスルーホールのうち、隣接するスルーホールの中心間距離は300μm以下であると共に、隣接するスルーホールの内壁間距離は50μm以上である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板。
  4. 前記スルーホールの内壁は、溶融固着層となっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の配線基板。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおける配線基板の製造方法であって、
    表面および裏面を有するコア基板からな複数の配線基板の製品単位領域を含むパネルに対し、かかる製品単位領域とレーザ照射単位領域とを共通させて製品単位領域ごとに所要数のスルーホールを穿孔する工程を、含
    上記製品単位領域ごとにおいて、追って実装されるICチップに対応する領域内の位置に穿孔されるスルーホールは、上記パネルの表・裏面間において垂直または比較的小さな傾きを有し
    上記領域外の位置に穿孔されるスルーホールは、上記パネルの表・裏面間において比較的大きな傾きを有する
    ことを特徴とする配線基板の製造方法。
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