JP3784021B2 - 自律型ヘリオスタット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピューターによる複雑な制御を必要とせずに、太陽を追尾しながら、太陽光を所定の位置に集光させることができる自律型ヘリオスタットに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽エネルギーの有効利用のために、多数設置したヘリオスタットにより、太陽を追尾しながら、太陽光を所定の位置へ反射・集光させる技術が知られている。ヘリオスタットは、太陽の動きに応じて回転するミラーを有し、このミラーにより、太陽光を例えば熱変換施設に集め、そこで変換した熱エネルギーにより発電を行ったりすることができる(例えば、特許文献1参照)。また、石炭及び天然ガスに、太陽光による熱エネルギーを加えて、二酸化炭素を排出することなく、アルコール燃料を製造する研究もなされている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2951297号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のヘリオスタットにあっては、多数設置されたヘリオスタットのミラーを、太陽の動きに合わせて、それぞれ別個に回転制御する必要があるため、大型コンピューターが必要となり、コストの面で不利である。また、砂漠等の野外で使用されることが多いヘリオスタットの制御を大型コンピューターで行うには、その大型コンピューターを熱や砂埃等の外的要因から保護するための装備も必要となり、そのためのコストも嵩むこととなる。更に、多数のヘリオスタットを大型コンピューターで統括制御するシステムでは、システムがダウンすると、全てのヘリオスタットが停止することになるため、信頼性の面でも不利である。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、コンピューター等による複雑な制御を必要とせず、個々に独立した自律制御機能を有する自律型ヘリオスタットに関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、1つのミラー又は一体として動く複数のミラー群であるミラー構成体を、地球の自転軸と平行な第1の極軸を中心とした太陽の日周運動に関連する赤経方向と、第1の極軸に直交する赤緯軸を中心とした太陽の季節運動に関連する赤緯方向へ、それぞれ赤経駆動部と赤緯駆動部により回転自在に支持し、ミラー構成体により太陽光を反射したい方向に反射光を検出するターゲットセンサーを設置し、該ターゲットセンサーがミラー構成体からの反射光を受光した後に、該ターゲットセンサーから赤経駆動部及び赤緯駆動部に対して、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向及び赤緯方向へ回転させる制御信号が出力されるようになっていると共に、地球の自転軸と平行で且つ第1の極軸と連動して同じ方向へ回転する第2の極軸を設け、該第2の極軸に太陽光を検出するサーチセンサーを支持し、該サーチセンサーが赤経方向において太陽を捉えた状態で、前記ミラー構成体の向きが赤経方向においてターゲットセンサーと一致した状態にすると共に、該一致した状態を維持すべく、ミラー構成体を支持した第1の極軸の回転角度を、サーチセンサーを支持した第2の極軸の回転角度の1/2とし、所定のスタート信号又は再スタート信号により、サーチセンサーが赤経方向において太陽を捉えた向きになるまで回転自在で、且つミラー構成体が赤緯方向にいてターゲットセンサーと一致した向きになるまで回転自在であり、ミラー構成体の向きが赤経方向及び赤緯方向においてターゲットセンサーと一致し、ミラー構成体からの反射光がターゲットセンサーを指向して、ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御が可能になった時点で、サーチセンサーの機能を停止させることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、赤経駆動部が、第1の機能として、ターゲットセンサーからの制御信号により、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向へ精密回転させると共に、第2の機能としてターゲットセンサーからの制御信号とは無関係に、予め設定された太陽の日周運動に応じた速度でミラー構成体を赤経方向へ精密回転させることが可能な精密駆動部と、該精密駆動部よりも速い速度で回転させることが可能な早送り駆動部と、から構成され、ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御前は、早送り駆動部により、ミラー構成体及びそれと連動するサーチセンサーを、サーチセンサーが太陽を捉えた状態になるまで赤経方向で回転させ、ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御中は、精密駆動部の第1の機能により、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向へ精密回転自在であると共に、必要な時には、精密駆動部を第1の機能から第2の機能に切り換えて、予め設定された太陽の日周運動に応じた速度でミラー構成体を赤経方向へ精密回転自在であることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、太陽光の光量を測定する光量センサーを設け、太陽光の光量がターゲットセンサーによる制御が不能な程度まで低下した場合には、精密駆動部を第1の機能から第2の機能に切り換えることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、サーチセンサーは、太陽光導入用の窓を形成した遮光ボックスを備え、該遮光ボックスの内部底面に、窓より導入した太陽光を検出自在な光センサーを設け、光センサーによる太陽光の検出状態を制御信号として出力自在な構造であることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、光センサーは、太陽の日周運動に応じた方向で対峙した二分割構造であることを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、遮光ボックスの窓が太陽の季節運動における全ての位置からの太陽光を光センサーに導入可能な長さを有していることを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、必要な電力を供給可能な太陽電池パネルを備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ターゲットセンサーによりミラー構成体の向きを制御して、ミラー構成体からの反射光が常にターゲットセンサーを指向した状態が得られるようになっているヘリオスタットにおいて、ターゲットセンサーによりミラー構成体が制御がされていない状況から、サーチセンサーによりミラー構成体の向きを制御して該ミラー構成体からの反射光を少なくとも太陽の動きの大きい日周運動に関連した方向でターゲットセンサーと一致させることができるため、太陽の動きの小さい季節運動に関連した方向でのミラー構成体の動きを組み合わせることにより、ミラー構成体からの反射光を容易にターゲットセンサーに導いて、ターゲットセンサーによる制御を直ちに開始することができる。このように、全体を制御する大型コンピューターがなくても、個々のヘリオスタットがサーチセンサーによるガイド機能を利用して自動的にターゲットセンサーによる制御を開始させることができるため、コストの面で有利である。また、個々のヘリオスタットが独立した自律制御方式のため、多数設置されたヘリオスタットのうちの一部が故障しても、残りのヘリオスタットには影響なく、残りのヘリオスタットにより集光作業を続けることができるため、信頼性も向上する。
【0014】
また、ミラー構成体が日周運動に関連した赤経方向と、季節運動に関連した赤緯方向へ各々回転自在なため、サーチセンサーによりミラー構成体からの反射光を少なくとも赤経方向においてターゲットセンサーと一致させるように制御する場合に、ミラー構成体は赤経方向に回転させるだけで済み、制御が容易である。例えば、ミラー構成体を、経緯台方式により、日周運動に関連した方向性で制御しようとすると、ミラー構成体を、方位(水平)方向及び高度(上下)方向の両方で回転制御しなければならず、制御が大変に面倒になるが、本項に記載したような構造にすれば、赤経方向への回転だけで済むため、制御が容易である。
【0015】
そして、ミラー構成体とサーチセンサーが、それぞれ自転軸に平行な第1の極軸と第2の極軸を中心にして同じ方向へ回転する構造になっているため、ミラー構成体の回転角度を、太陽を捉えるために回転するサーチセンサーの回転角度の1/2にすることにより、ミラー構成体からの反射光を赤経方向において常に同じ方向へ反射し続けることができる。従って、最初にサーチセンサーとミラー構成体の向きを設定する段階において、サーチセンサーが赤経方向において太陽を捉えた時に、ミラー構成体の向きが赤経方向においてターゲットセンサーと一致するように一度設定しておけば、その関係性は維持され、サーチセンサーが太陽を捉えた状態では、必ず反射光は赤経方向においてターゲットセンサーと一致するようになる。従って、ミラー構成体の赤緯方向での回転を組み合わせることで、反射光は必ずターゲットセンサーを指向し、ターゲットセンサーにより受光されて制御が開始される。そして、ターゲットセンサーによる制御が開始した時点で、ミラー構成体からの反射光をターゲットセンサーに導くガイドとしてのサーチセンサーの役目は終了するため、サーチセンサーの機能を停止させて、ターゲットセンサーのみによる制御に切り換える。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、サーチセンサーが太陽を捉えるまでは、ミラー構成体及びそれと連動するサーチセンサーを、早送り駆動部により、速い速度で回転させるため、ミラー構成体からの反射光を短時間のうちにターゲットセンサーに導入して、ターゲットセンサーによる回転制御を早期に開始させることができる。また、ターゲットセンサーによる制御が開始したら、精密駆動部の第1の機能により、ターゲットセンサーからの制御信号に基づいて、ミラー構成体を太陽の動きに合わせて精密制御でき、また、必要な場合には、精密駆動部の第2の機能に切り換えて、ミラー構成体を予め設定された太陽の日周運動に応じた速度で自動制御(赤道儀制御)することができる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、太陽光の光量が低下した時に、精密駆動部による回転制御を自動的に第2の機能に切り換えるため、ターゲットセンサーによる回転制御中に、太陽光が雲などにより遮られても、ミラー構成体は恰もターゲットセンサーにより制御されているように回転を自動的に継続し、再び太陽光が復活した時に、そのまま第1の機能による制御に復帰することができる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、窓を形成した遮光ボックスで光センサーを取り囲むことにより、光センサーへ導入される太陽光は、窓を通過したものだけに限定されるため、外部からの迷光を遮断でき、光センサーによる太陽光の確実な検出を行うことができる。
【0019】
請求項5記載の発明によれば、光センサーが二分割構造のため、分割された2つの光センサーの受光量が均等になる中立点を検出することにより、より精度の良い検出を行うことができる。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、遮光ボックスの窓が、太陽の季節運動における全ての位置からの太陽光を光センサーへ導入可能な長さを有しているため、サーチセンサーは一定状態で固定するだけで済み、季節運動方向へ回転する構造にしておく必要はない。
【0021】
請求項7記載の発明によれば、ミラー構成体の回転やセンサー制御に必要な電力を太陽電池パネルにより供給することができるため、十分な光量の太陽光がある場合は、ヘリオスタット自体の稼働に必要な電源供給を全て太陽電池パネルによりまかなうことができる。従って、ヘリオスタットへの送電設備を簡素化或いは省略でき、この点においても、コストの低減を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1〜図10は、この発明の第1実施形態を示す図である。この実施形態に係るヘリオスタット1は、図示せぬ熱交換施設を取り囲むように多数設置されるものであり、図1はそのうちの1つを代表して示している。
【0024】
ヘリオスタット1の支柱2は地面に固定され、図示したヘリオスタット1の場合は、支柱2の上部を南側へ傾けている。支柱2の上部には、地球の自転軸と平行で且つ地面に対して一定の角度θ1となる第1の直線L1と合致した第1の極軸K1が、支柱2を貫通した状態で、前記第1の直線L1を中心として赤経方向Aへ回転自在に設けられている。
【0025】
第1の極軸K1の南側の端部には、コ字形状をしたアーム3の中心部が支持されている。このアーム3の両端部間には、前記第1の直線L1に直交する赤緯軸4により、1つのミラーからなるミラー構成体5が赤緯軸4を中心として赤緯方向Bへ回転自在に支持されている。
【0026】
アーム3の片側の端部には、モータと減速機構により成る赤緯駆動部6が設けられている。そして、この赤緯駆動部6のギアG1と、赤緯軸4の一方に設けられたギアG2とが噛合し、赤緯駆動部6の駆動力でミラー構成体5を赤緯方向Bへ回転できるようになっている。
【0027】
支柱2の上部には、精密駆動部7と早送り駆動部8から成る赤経駆動部9が設置されている。精密駆動部7及び早送り駆動部8は、共にモータと減速機構とから成る構造で、精密駆動部7は支柱2に図示せぬベアリングを介してa方向(図1参照)へ回転自在に支持され、早送り駆動部8は支柱2の支持ブラケット10に取付けられている。精密駆動部7の胴部には周囲にギアG3が形成され、このギアG3が、早送り駆動部8のギアG4と噛合している。従って、早送り駆動部8のギアG4を回転させることにより、精密駆動部7そのものを回転させることができる。精密駆動部7は、それ自体が回転するため、通常の配線での電源供給は行えない。配線が捻れてしまうからである。そのため、この精密駆動部7への電源供給は、通常の配線に代えて、スリップリング等の既知の回転接点方式により行っている。
【0028】
早送り駆動部8の先端のギアG4の回転数は、精密駆動部7の先端のギアG5の回転数の約6〜10倍である。精密駆動部7自体の先端のギアG5は非回転状態にしても、精密駆動部7の全体が早送り駆動部8により回転させられるため、その結果として、精密駆動部7の先端のギアG5は回転した状態になる。精密駆動部7を停止させておいても、精密駆動部7におけるモータとギアG5との間には減速機構が存在するため、その回転抵抗力により、精密駆動部7の先端のギアG5は、胴体と一緒に回転することとなる。
【0029】
そして、精密駆動部7の先端のギアG5は、第1の極軸K1のギアG6に噛合しており、精密駆動部7のギアG5を、精密駆動部7自体の駆動力により直接的に回転させるか、或いは早送り駆動部8による精密駆動部7全体の回転で間接的に回転させることにより、第1の極軸K1を前記アーム3及びミラー構成体5ごと、赤経方向Aへ回転させることができる。
【0030】
支柱2の上端には、前記第1の直線L1と平行な第2の直線L2に合致した第2の極軸K2が回転自在に支持されている。この第2の極軸K2も第2の直線L2を中心に赤経方向Aに回転自在で、且つ第1の極軸K1と同じ方向へ回転する。第1の極軸K1と第2の極軸K2における北側の端部には、それぞれギアG7、G8が設けられ、それらのギアG7、G8にはタイミングベルト11が掛け回されている。このタイミングベルト11により、第1の極軸K1の回転力が第2の極軸K2にも伝達され、第2の極軸K2が第1の極軸K1と同じ方向へ回転する。このタイミングベルト11が掛け回される2つのギアG7、G8のうち、第2の極軸K2側のギアG8は、第1の極軸K1側のギアG7に比べて、歯数が1/2になっている。従って、第1の極軸K1と第2の極軸K2の回転数の比率は、1:2となる。
【0031】
第2の極軸K2の南側にはサーチセンサー12が固定されている(図2参照)。このサーチセンサー12は、遮光ボックス13の上面にスリット状の窓14を備え、その遮光ボックス13の内部の底面にライン状の光センサー15を設けた構造になっている。また、遮光ボックス13の内面には、導入した太陽光Sが内面で反射しないようにするためのリブ16が複数形成され、また図示せぬ反射防止塗装も施されている。従って、図3に示すように、窓14からまっすぐに導入された太陽光Sだけが光センサー15にて受光される。また、図4に示すように、スリット状の窓14は、太陽の季節運動方向における全ての位置からの太陽光Sを光センサー15に導入可能な長さを有している。
【0032】
支柱2の頂部には、最も高い位置に光量センサー17が設けられている。この光量センサー17は太陽光Sの光量を測定自在で、測定された光量が所定値以下になった際には、その情報を信号として出力できる。
【0033】
図示したヘリオスタット1の場合は、支柱2から南側に延びるロッド18の先端にターゲットセンサー19が所定の高さ位置に設置されている。このターゲットセンサー19は、上部の赤経センサー20と、下部の赤緯センサー21とから構成されている(図5参照)。赤経センサー20は、赤経方向Aに直交する上下方向にスリット状の窓22が形成され、その内部底面には赤経方向Aで対峙する方向に二分割された光センサー23が設けられている。この赤経センサー20もサーチセンサー12のような遮光ボックスにて囲まれ、内部には同様のリブや反射防止塗装が施されている。また、赤緯センサー21も赤経センサー20と基本的に同じ構造だが、窓24と光センサー25は、赤経センサー20とは90度相違している。ターゲットセンサー19の各光センサー23、25は、窓22、24から導入された光が、それぞれ二分割された光センサー23、25に同じ光量だけ当たった状態が中立位置であり、その中立位置からのずれ方向及びずれ量を、外部へ制御信号として出力する。
【0034】
図6に示すように、ターゲットセンサー19と、サーチセンサー12と、光量センサー17と、赤経駆動部9及び赤緯駆動部6は、それぞれ制御部26に接続されている。そして、ターゲットセンサー19、サーチセンサー12、光量センサー17からの信号により、赤経駆動部9と赤緯駆動部6が制御されるようになっている。尚、制御に関しては動作のところで後述する。
【0035】
前述の如く、図7に示すように、サーチセンサー12とミラー構成体5の赤経方向Aへの回転角度は、2:1の関係となる。図7では、説明の便宜上、ミラー構成体5の表面における一点で太陽光Sが反射している状態を示しており、その一点における法線の角度変化がミラー構成体5の回転角度θ2であり、それがサーチセンサー12の回転角度θ3(即ち、太陽の日周運動角度)の1/2であることを示している。
【0036】
従って、最初にサーチセンサー12とミラー構成体5の向きを設定する段階において、サーチセンサー12が赤経方向Aにおいて太陽を捉えた時に、ミラー構成体5の向きが赤経方向Aにおいてターゲットセンサー19と一致するように一度設定しておけば、その関係性は維持され、サーチセンサー12とミラー構成体5とを連動させた状態でどのように回転させても、サーチセンサー12が太陽を捉えた状態では、必ずミラー構成体5からの反射光Rは赤経方向Aにおいてターゲットセンサー19と一致するようになる。
【0037】
また、図8に示すように、ミラー構成体5の赤緯方向Bでの回転角度θ4も、太陽の赤緯方向Bでの回転角度θ5の半分となる。
【0038】
次に、図9に基づいて、この実施形態のヘリオスタット1の動作を説明する。ヘリオスタット1をスタートさせる前の状態では、ミラー構成体5は赤経方向Aにおいてターゲットセンサー19とは全く関係の無い方向を向いており、ミラー構成体5で反射された反射光Rはターゲットセンサー19に指向しない。
【0039】
ヘリオスタット1へのスタート信号は、手動又はタイマーにより発信される。スタート信号が発信されると、まず早送り駆動部8が回転して、精密駆動部7自体が速く回転する。そして、その精密駆動部7の先端のギアG5に噛合しているギアG6が第1の極軸K1を回転させる。この時、精密駆動部7のギアG5は精密駆動部7内のモーターにより回転させられるのではなく、精密駆動部7全体が早送り駆動部8により回転されることにより回転する。
【0040】
第1の極軸K1が回転すると、ミラー構成体5と、それに連動するサーチセンサー12の両方が赤経方向Aに回転する。サーチセンサー12の回転は、この実施形態では、太陽の日周運動の全てをカバーする範囲で回転させる。従って、回転する間に、サーチセンサー12が太陽光Sを捉える位置がある。すなわち、サーチセンサー12の窓14から差し込んだ太陽光Sが、内部の光センサー15に当たる位置がある。尚、サーチセンサー12では、遮光ボックス13により、光センサー15へ導入される太陽光Sが、窓14を通過したものだけに限定されるため、外部からの迷光を遮断でき、光センサー15による太陽光Sの確実な検出を行うことができる。
【0041】
サーチセンサー12は太陽を捉えた位置で停止する。サーチセンサー12が太陽を捉えた状態で、ミラー構成体5が赤経方向Aにおいてターゲットセンサー19と一致するように予め設定されているため、図10に示すように、ミラー構成体5からの反射光Rが最初はターゲットセンサー19とは異なる位置を向いていても、その反射光Rは赤経方向Aにおいてはターゲットセンサー19と一致する。このサーチセンサー12によるミラー構成体5の回転は、早送り駆動部8により速く行うことができるため、ミラー構成体5からの反射光Rを短時間のうちにターゲットセンサー19と赤経方向Aにおいて一致させることができる。
【0042】
従って、後は、赤緯駆動部6を回転させ、ミラー構成体5を赤緯方向Bにおいて回転させる。ミラー構成体5からの反射光Rは、すでにサーチセンサー12により、赤経方向Aではターゲットセンサー19と一致しているため、赤緯駆動部6により、ミラー構成体5を赤緯方向Bに回転させる間に、反射光Rがターゲットセンサー19と赤緯方向Bにおいて一致する位置がある。すなわち、ミラー構成体5からの反射光Rが、赤経方向Aと赤緯方向Bの両方で一致し、ターゲットセンサー19を完全に指向した状態となる。
【0043】
反射光Rがターゲットセンサー19を指向すると、今度はターゲットセンサー19における赤経センサー20及び赤緯センサー21内の各光センサー23、25が受光状態となり、ターゲットセンサー19によるミラー構成体5の制御が可能となる。すなわち、赤経センサー20及び赤緯センサー21において、それぞれ反射光Rの赤経方向A及び赤緯方向Bにおけるずれ方向及びずれ量を検出して、それを是正するようにミラー構成体5を制御するため、反射光Rはいったんターゲットセンサー19を指向した状態になると、太陽が移動してもその状態は維持される。従って、ターゲットセンサー19の先にある太陽光Sの照射対象(熱交換施設等)P(図10参照)に常に反射光Rを当て続けることができる。
【0044】
このように、ターゲットセンサー19による制御が開始した時点で、ミラー構成体5からの反射光Rをターゲットセンサー19に導くガイドとしてのサーチセンサー12の役目は終了するため、サーチセンサー12の機能を停止させて、ターゲットセンサー19のみの制御に切り換える。
【0045】
ターゲットセンサー19による制御中では、精密駆動部7及び赤緯駆動部6は、両方ともターゲットセンサー19により制御された精密回転をする。精密駆動部7及び赤緯駆動部6自体は、ターゲットセンサー19により制御される速度よりも速い速度で回転可能だが、ターゲットセンサー19による制御中は、太陽の日周運動及び季節運動に応じた精密回転をする。特に、精密駆動部7におけるこのようにターゲットセンサー19にて制御された精密回転を「第1の機能」という。
【0046】
精密駆動部7には、ターゲットセンサー19の制御に依存しない「第2の機能」がある。すなわち、ターゲットセンサー19による制御中に、雲の発生などで、ターゲットセンサー19の制御に必要な光量の太陽光Sが得られなくなった場合には、その状態を光量センサー17により検出して、精密駆動部7を「第2の機能」に切り換える。
【0047】
第2の機能では、タイマーに基づいてミラー構成体5を予め設定された太陽の日周運動に応じた速度で自動制御する(赤道儀制御)。つまり、太陽光Sが雲などにより遮られても、ミラー構成体5は恰もターゲットセンサー19により制御されているように回転を自動的に継続し、再び晴れて太陽光Sが復活した時に、そのまま第1の機能に復帰することができる。
【0048】
更に、この実施形態のヘリオスタット1は、ターゲットセンサー19による制御中であっても、必要な時に作動を停止して、メンテナンスなどを行うことができる。そして、メンテナンスなどが終了した時に、再スタート信号を発すれば前述と同じ要領で、サーチセンサー12が再び太陽の位置を探し出し、ミラー構成体5からの反射光Rをターゲットセンサー19に導入して、ターゲットセンサー19による制御を容易に再開させることができる。
【0049】
以上、説明したように、この第1実施形態によれば、サーチセンサー12によりミラー構成体5の向きを制御して該ミラー構成体5からの反射光Rを少なくとも太陽の動きの大きい赤経方向Aでターゲットセンサー19と一致させることができるため、太陽の動きの小さい赤緯方向Bでのミラー構成体5の動きを組み合わせることにより、ミラー構成体5からの反射光Rを容易にターゲットセンサー19に導いて、ターゲットセンサー19による制御を直ちに開始することができる。従って、全体を制御する大型コンピューターがなくても、個々のヘリオスタット1がサーチセンサー12によるガイド機能を利用して自動的にターゲットセンサー19による制御を開始させることができ、コストの面で有利である。また、個々のヘリオスタット1が独立した自律制御方式のため、多数設置されたヘリオスタット1のうちの一部が故障しても、残りのヘリオスタット1には影響なく、残りのヘリオスタット1により集光作業を続けることができるため、信頼性も向上する。
【0050】
図11は、この発明の第2実施形態を示す図である。この第2実施形態では、サーチセンサー27における光センサー28を二分割構造にした。そして、この分割された2つの光センサー28の受光量が等しくなる中立点を検出することにより、サーチセンサー27は更に精度の良い検出を行うことができる。
【0051】
図12は、この発明の第3実施形態を示す図である。この第3実施形態では、ミラー構成体29を複数のミラー30、31により構成した。すなわち、ターゲットセンサー32に反射光を送る丸いミラー30と、その周辺の四角い複数のミラー31とで、ミラー構成体29を形成した。また、ミラー構成体29の下端には、このヘリオスタット33に必要な電力を供給可能な太陽電池パネル34が取付けられている。サーチセンサー35やターゲットセンサー32は、丸いミラー30と、その周辺のミラー31との間の隙間Sから臨ませた。ミラー構成体29が赤経方向及び赤緯方向へ回転自在に支持されている構造は、基本的に第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0052】
この第3実施形態によれば、より多くの太陽光を反射することができる。ミラー構成体29全体を凹面型にしたり、個々のミラー31を凹面鏡にして向きを集中させれば、より効率的な集光を行うことができる。また、ミラー構成体29の回転やセンサー制御に必要な電力を太陽電池パネル34により供給することができるため、十分な光量の太陽光がある場合は、ヘリオスタット33自体の稼働に必要な電源供給を全て太陽電池パネル34によりまかなうことができる。従って、ヘリオスタット33への送電設備を簡素化或いは省略でき、コストの低減をより図ることができる。
【0053】
尚、以上の各実施形態では、ターゲットセンサー19、32を支柱2に固定する例を示したが、地面その他に固定しても良い。要は、ミラー構成体5、29に対してターゲットセンサー19、32の位置が固定されれば、どのような固定の仕方でも良い。また、上部を傾けた支柱2を例にしたが、真っ直ぐな支柱に傾斜した第1の極軸K1及び第2の極軸K2を設けた構造にしても良い。更に、光量センサー17を設けずに、ターゲットセンサー19、32の光センサー23、25に光量センサーを兼用させ、ターゲットセンサー19、32による制御中に、光センサー23、25へ十分な反射光Rが届かなくなった場合には、自動的に精密駆動部7を第2の機能に切り換えるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るヘリオスタットを示す全体斜視図。
【図2】サーチセンサーを示す斜視図。
【図3】サーチセンサーを赤経方向で断面した状態を示す断面図。
【図4】サーチセンサーを赤緯方向で断面した状態を示す断面図。
【図5】ターゲットセンサーを示す斜視図。
【図6】ヘリオスタットの制御を示すブロック図。
【図7】サーチセンサーとミラー構成体の赤経方向における回転角度を示す図。
【図8】ミラー構成体の赤緯方向における回転角度を示す図。
【図9】第1実施形態の動作を示すチャート図。
【図10】ミラー構成体を赤経方向に回動させてターゲットセンサーに反射光を導入する状態を示す平面図。
【図11】第2実施形態に係るサーチセンサーを示す斜視図。
【図12】第3実施形態に係るヘリオスタットを示す斜視図。
【符号の説明】
1、33 ヘリオスタット
4 赤緯軸
5、29 ミラー構成体
6 赤経駆動部
7 精密駆動部
8 早送り駆動部
9 赤緯駆動部
12、27、35 サーチセンサー
13 遮光ボックス
14 窓
15、28 光センサー
17 光量センサー
19、32 ターゲットセンサー
34 太陽電池パネル
A 赤経方向
B 赤緯方向
K1 第1の極軸
K2 第2の極軸
R 反射光
Claims (7)
- 1つのミラー又は一体として動く複数のミラー群であるミラー構成体を、地球の自転軸と平行な第1の極軸を中心とした太陽の日周運動に関連する赤経方向と、第1の極軸に直交する赤緯軸を中心とした太陽の季節運動に関連する赤緯方向へ、それぞれ赤経駆動部と赤緯駆動部により回転自在に支持し、
ミラー構成体により太陽光を反射したい方向に反射光を検出するターゲットセンサーを設置し、該ターゲットセンサーがミラー構成体からの反射光を受光した後に、該ターゲットセンサーから赤経駆動部及び赤緯駆動部に対して、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向及び赤緯方向へ回転させる制御信号が出力されるようになっていると共に、
地球の自転軸と平行で且つ第1の極軸と連動して同じ方向へ回転する第2の極軸を設け、該第2の極軸に太陽光を検出するサーチセンサーを支持し、
該サーチセンサーが赤経方向において太陽を捉えた状態で、前記ミラー構成体の向きが赤経方向においてターゲットセンサーと一致した状態にすると共に、該一致した状態を維持すべく、ミラー構成体を支持した第1の極軸の回転角度を、サーチセンサーを支持した第2の極軸の回転角度の1/2とし、
所定のスタート信号又は再スタート信号により、サーチセンサーが赤経方向において太陽を捉えた向きになるまで回転自在で、且つミラー構成体が赤緯方向にいてターゲットセンサーと一致した向きになるまで回転自在であり、
ミラー構成体の向きが赤経方向及び赤緯方向においてターゲットセンサーと一致し、ミラー構成体からの反射光がターゲットセンサーを指向して、ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御が可能になった時点で、サーチセンサーの機能を停止させることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項1記載の自律型ヘリオスタットであって、
赤経駆動部が、
第1の機能として、ターゲットセンサーからの制御信号により、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向へ精密回転させると共に、第2の機能としてターゲットセンサーからの制御信号とは無関係に、予め設定された太陽の日周運動に応じた速度でミラー構成体を赤経方向へ精密回転させることが可能な精密駆動部と、
該精密駆動部よりも速い速度で回転させることが可能な早送り駆動部と、
から構成され、
ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御前は、早送り駆動部により、ミラー構成体及びそれと連動するサーチセンサーを、サーチセンサーが太陽を捉えた状態になるまで赤経方向で回転させ、
ターゲットセンサーによるミラー構成体の制御中は、精密駆動部の第1の機能により、反射光がターゲットセンサーを指向した状態を維持するようにミラー構成体を赤経方向へ精密回転自在であると共に、必要な時には、精密駆動部を第1の機能から第2の機能に切り換えて、予め設定された太陽の日周運動に応じた速度でミラー構成体を赤経方向へ精密回転自在であることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項2記載の自律型ヘリオスタットであって、
太陽光の光量を測定する光量センサーを設け、太陽光の光量がターゲットセンサーによる制御が不能な程度まで低下した場合には、精密駆動部を第1の機能から第2の機能に切り換えることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自律型ヘリオスタットであって、
サーチセンサーは、太陽光導入用の窓を形成した遮光ボックスを備え、該遮光ボックスの内部底面に、窓より導入した太陽光を検出自在な光センサーを設け、光センサーによる太陽光の検出状態を制御信号として出力自在な構造であることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項4記載の自律型ヘリオスタットであって、
光センサーは、太陽の日周運動に応じた方向で対峙した二分割構造であることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項4又は請求項5記載の自律型ヘリオスタットであって、
遮光ボックスの窓が太陽の季節運動における全ての位置からの太陽光を光センサーに導入可能な長さを有していることを特徴とする自律型ヘリオスタット。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自律型ヘリオスタットであって、
必要な電力を供給可能な太陽電池パネルを備えていることを特徴とする自律型ヘリオスタット。
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