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JP3760515B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

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JP3760515B2
JP3760515B2 JP19815796A JP19815796A JP3760515B2 JP 3760515 B2 JP3760515 B2 JP 3760515B2 JP 19815796 A JP19815796 A JP 19815796A JP 19815796 A JP19815796 A JP 19815796A JP 3760515 B2 JP3760515 B2 JP 3760515B2
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幹夫 小楠
伸司 大庭
弘 曽布川
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学的あるいは磁気的に信号が記録されたディスクを再生したり、あるいはディスクに信号を書き込んだりするディスク駆動装置に係り、詳しくは装置内へディスクを装填するローディング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、信号の読み書きが行える光磁気ディスクは、通常キャディ内に収納され、キャディごとディスク駆動装置内に装填される。装置内に装填されたキャディは、ディスクの信号面を露出させる開口を開閉するシャッタが開かれ、また、ディスクは、その中心に磁力で吸着するターンテーブルによって回転させられる。そして、ディスクの径方向に移動するピックアップヘッドにより、シャッタで閉じられていたキャディの開口を通してディスクの信号が読まれ、あるいは信号が書き込まれるようになっている。
【0003】
キャディを装置内に引き込んで駆動位置まで移動させるローディング機構としは、キャディを直接装置内に挿入する形式のものが一般的である。その一例としては、図16に示すように、ディスクDを収納するキャディCを、ターンテーブル110とピックアップヘッド111を備えたトラバースユニット112上に水平移動させた後に下降させ、ディスクDの中心に設けられた磁性体からなる被チャック部113を、ターンテーブル110に吸着させる。トラバースユニット112上のキャディCは、挿入方向の手前側の裏面に形成された位置決め穴7に、トラバースユニット112に設けられた位置決めピン114が嵌合することにより、駆動位置が保持される。この他には、図17に示すように、トラバースユニット112が一側を軸に回動するよう支持され、かつキャディCの挿入前は駆動位置よりも下がっており、水平移動させたキャディCがトラバースユニット112の真上に達したら、トラバースユニット112を上に回動させて被チャック部113にターンテーブル110を吸着させる方式がある。
【0004】
また、いずれの場合にも、キャディCを装置内に移動させるには、キャディCの両側面に標準的に形成されているフック穴6のうちの1つにフックを掛け、このフックをモータで駆動し、キャディCをガイドに沿って移動させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記いずれのローディング機構においても、ディスクDの被チャック部113に対し磁力でターンテーブル110を吸着させることから、その吸着直前の動作は一瞬で行われる必要がある。ところが、キャディCの水平移動から、ディスクDの被チャック部113をターンテーブル110に合わせる動作の方向が大きく異なるので、その動作の切り換えを間断なく一連の動作で行わせるのは難しかった。もし、切り換えの位置やタイミングがずれると、チャック不良となり、ディスクDの駆動に支障をきたすおそれがあった。
また、一方のフック穴6にフックを掛けてキャディCを引き込む方式では、キャディCとガイドの間のクリアランスによってキャディCが斜めになったまま引き込まれていきやすい。このままディスクDが駆動位置に至ると、被チャック部113はターンテーブル110に対してずれてしまい、チャック不良を招く。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装填されるキャディ内のディスクに対してトラバースユニットをスムーズかつ高精度に合わせることのできるディスク駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、シャーシと、ディスクを収納するキャディを装填してシャーシ上のエジェクト位置まで挿入された前記キャディを、前記装填方向に移動させてディスク駆動位置まで導き、かつ、前記装填方向とは逆方向の取り出し方向にディスク駆動位置から移動させてエジェクト位置まで戻すローディングユニットと、ローディングユニットによってディスク駆動位置に達したディスクに吸着するとともに、ディスクを回転させるターンテーブルを有し、このターンテーブルによってディスクを回転させながら、そのディスクに記録された信号を読み取ったり、あるいはディスクに信号を書き込んだりするトラバースユニットとを具備するディスク駆動装置であって、
前記ローディングユニットは、前記シャーシに、エジェクト位置からディスク駆動位置までの間を移動自在に設けられ、エジェクト位置において、挿入されたキャディを受ける可動ガイドと、この可動ガイドを移動させる駆動機構とを備え、
前記トラバースユニットは、可動ガイドに、連結部材を介して、可動ガイドの移動に伴って前記装填方向および前記取り出し方向に移動するよう連結されるとともに、前記シャーシに、前記ターンテーブルが、可動ガイドがエジェクト位置にあるときにはディスクから所定距離離れ、可動ガイドが装填方向に移動するに連れだって徐々にディスクに接近し、ディスク駆動位置に達する際に、ディスクに吸着するよう案内するガイド部材を介して連結されることを特徴としている。
【0008】
かかる構成の下では、挿入されたキャディを、エジェクト位置に待機するローディングユニットの可動ガイドが受け、可動ガイドが駆動機構により駆動位置まで移動させられることにより、キャディ内のディスクが駆動位置に達する。可動ガイドの移動に伴い、連結部材で連結されたトラバースユニットも装填方向に移動する。その移動過程において、トラバースユニットのターンテーブルは、ガイド部材により、徐々にディスクに接近し、ディスク駆動位置に達する際に、ディスクに吸着する。
ターンテーブルは、ディスクに対し相対的に真下からまっすぐ上に徐々に接近していき、かつ一連の動作でディスクに吸着するので、ディスクのチャック不良が防止され、ディスクは常に正常に駆動される。
【0009】
また、上記構成において、前記装填方向に対して前記キャディの両側には係合部がそれぞれ設けられ、前記可動ガイドには、キャディを受けた際に前記各係合部に係合する被係合部が設けられていると好ましい。
この場合、キャディは両側の係合部に被係合部が係合した状態で可動ガイドごと移動させられるので、キャディはまっすぐな正しい姿勢のまま駆動位置まで移動し、ディスクはターンテーブルに対して常に正確に位置決めされる。
【0010】
また、上記構成において、前記取り出し方向において前記可動ガイドの端部である手前側の端部には、前記キャディを可動ガイドに弾性的に押さえつける弾性部材が設けられていると好ましい。
この場合、可動ガイドに受けられて移動するキャディは、弾性部材により可動ガイドに押さえつけられるので、移動時ならびに駆動時におけるキャディの挙動が規制され、ディスクの駆動に支障が生じない。
【0011】
また、上記構成において、前記シャーシの前記手前側の端部には、挿入されるキャディをエジェクト位置にある可動ガイドに導くとともに、可動ガイドがエジェクト位置にあるときには、前記弾性部材をキャディから離間させる固定ガイドが設けられていると好ましい。
この場合、固定ガイドによって可動ガイドへのキャディの挿入方向が定まる。また、弾性部材は、可動ガイドがエジェクト位置にある場合、キャディから離間しているので、キャディ挿入時にキャディに摺接しない。このため、キャディの表面に傷がつかず、また摺動抵抗も低減するので、キャディをスムーズに挿入できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
(1)一実施形態の構成
図1(a),(b)は、一実施形態に係るディスク駆動装置を示している。該装置は、図13に示すキャディC内に収納された光磁気ディスク等のディスクDがキャディCごと装填され、この装填されたディスクDを回転させながら、ディスクDに記録された信号を読み取ったり、ディスクDに信号を書き込んだりするものである。
【0013】
図1において、符号1はフレームユニットである。このフレームユニット1は、長方形状の器枠を形成するメインフレーム2の下に、平板状のアンダーフレーム3が固定され、メインフレーム2の前面(図1(a)で下面)に図示せぬフロントフレームが固定されてなるもので、アンダーフレーム3の上に、図2ないし図5に示す駆動ユニット9が配設されている。フレームユニット1および駆動ユニット9は、メインフレーム2の上に固定されるトップカバー4aと、アンダーフレーム3の下に固定されるボトムカバー4bと、前面に固定される図示せぬフロントパネルとで覆われている。トップカバー4a、ボトムカバー4bおよびフロントパネルにより、当該ディスク駆動装置のケーシング4が構成される。ケーシング4内は、前記アンダーフレーム3により、上側の駆動ユニット室5aと、下側の基板室5bに仕切られ、駆動ユニット室5a内に前記駆動ユニット9が、また、基板室5b内に、後述する主基板101が、それぞれ配設されている。
【0014】
駆動ユニット9は、シャーシユニット10と、このシャーシユニット10の上に配設されるローディングユニット30と、シャーシユニット10の下に配設されるトラバースユニット60との組み合わせで構成されている。キャディCは、図4および図5において矢印A方向に挿入され、矢印B方向に取り出される。
以下の説明において、前後左右といった方向に関連する記載は、キャディCの挿入方向に対しての方向と定義する。すなわち、キャディCは、装置の手前側から後方に挿入される。また、図13に示すように、挿入される状態のキャディCにおける両側面の後端部にはフック穴6が形成され、下面の前端部における両端部には、位置決め穴7が形成されている。
まずはじめに、駆動ユニット9を構成するシャーシユニット10、ローディングユニット30およびトラバースユニット60を、順に説明する。
【0015】
A.シャーシユニット
図6および図7に示すように、シャーシユニット10は、長方形状の薄い金属板からなるメインシャーシ11を主体としている。このメインシャーシ11の長縁部および短縁部には、下方に直角に屈曲する折曲げ部11a,11bが形成されている。メインシャーシ11の中央には、略長方形状の中央貫通孔12が形成されている。また、前部中央には、中央貫通孔12に連続する半円状の前側切欠き部13が形成され、後部の右側には、後端右側の角部近傍まで延び中央貫通孔12に連続する後側切欠き部14が形成されている。また、後側切欠き部14の左側には、ローディングモータ装着孔15が形成されている。中央貫通孔12の両側には、前後方向に沿ったフックカムスリット16が、メインシャーシ11の前後方向に延びる中央線を対称線として対称的に形成されている。これらフックカムスリット16は、後述するガイドピン37cをガイドするスリットで、手前側の短いエジェクト部16aと、このエジェクト部16aから後方かつ内側に斜めに延びる斜行部16bと、この斜行部16bから後方に長く延びエジェクト部16aと平行な引き込み16c部とを有している。
【0016】
左右の折曲げ部11aの前端部と中央部には、トラバースユニット60をガイドする前側カムスリット17および後側カムスリット18がそれぞれ形成されている。前側カムスリット17は、手前側の下方に形成されて後方に短く延びる停止孔部17aと、この停止孔部17aから後方かつ所定角度で斜め上方に延びるリフトアップ部17bと、このリフトアップ部17bから後方に短く延びる水平部17cとを有している。一方、後側カムスリット18は、手前側の下方に形成された停止孔部18aと、この停止孔部18aから後方かつ所定角度で斜め上方に延びるリフトアップ部18bと、このリフトアップ部18bから後方に短く延びる水平部18cとを有している。
【0017】
前側カムスリット17の停止孔部17aからリフトアップ部17bへ移行する部分と、リフトアップ部17bから水平部17cへ移行する部分は、いずれも前後方向に円滑に形成されている。また、後側カムスリット18のリフトアップ部18bは、前側カムスリット17のリフトアップ部17bの傾斜角度よりも大きな角度で停止孔部18aから立ち上がり、かつ上方にやや湾曲し、前方に向かうにつれなだらかになりながら水平部18cに連なっている。
【0018】
メインシャーシ11の前端部であってその両端部には、一対の固定ガイド20が配設されている。これら固定ガイド20は、断面コ字状で、溝側が互いに対向するようにしてメインシャーシ11に固定されている。これら固定ガイド20は、後部に取付片21を有し、この取付片21には、キャディCの誤挿入を阻止するレバー22が取り付けられている。また、取付片21の後部上面には傾斜面21aが形成されている。メインシャーシ11における各固定ガイド20の内側には、位置決めピン挿通孔23が形成されている。
【0019】
後側切欠き部14の手前右側には、扇状のベース片24がメインシャーシ11と一体成形されており、このベース片24に、キャディCのシャッタ8を開けるオープンレバー25が取り付けられている。このオープンレバー25は、基端部が、回動軸26を介してベース片24に回動自在に支持されている。オープンレバー25は、図6に示すように、メインシャーシ11の面方向に沿って矢印E−F方向に回動し、通常は、基端部に装着された図示せぬ巻バネにより矢印F方向に付勢され、下面に形成された突片25aがベース片24のストッパ24aに当たった待機位置で停止している。待機位置におけるオープンレバー25は、先端部が手前側かつやや内側に向いており、その先端部には、キャディCのシャッタ8に係合してシャッタ8を開けるピン25bが設けられている。
【0020】
前側切欠き部13の手前側には、略三日月状に形成されたエジェクトレバー27が左右方向に延在する状態で配設されている。このエジェクトレバー27の中央やや右よりには、下方に折り曲げられた軸片27aが形成されている。この軸片27aは、メインシャーシ11に形成された三角形状の小さな軸孔28に嵌合されている。これによりエジェクトレバー27は、軸片27aを中心としメインシャーシ11の上面に沿って矢印G−H方向に回動するようになっている。その右端部には、下方に折り曲げられた係合爪27bが形成されている。この係合爪27bはメインシャーシ11に形成された円弧状スリット29に嵌まり、下方に延びている。円弧状スリット29により、エジェクトレバー25の回動が許容されている。
【0021】
B.ローディングユニット
次に、図4ないし図6、図8および図9を参照してローディングユニット30を説明する。
ローディングユニット30は、メインシャーシ11上に前後方向に移動自在に設けられた可動ガイド31と、この可動ガイドを駆動する駆動機構48とから構成されている。可動ガイド31は、メインシャーシ11の両側の折曲げ部11aに、この折曲げ部11aに沿って移動自在に取り付けられた左右一対のスライダ32と、こられスライダ32の間にわたって固定されたガイド板40とから構成されている。
【0022】
スライダ32は、全体が、前後方向に延びる長方形状に形成されたもので、ガイド部33の下方に、下板部34が形成されている。ガイド部33は、側板部33aの内側に上側挟持板部33bと下側挟持板部33cとが突出する断面コ字状に形成され、内側に、キャディCの縁部が差し込まれるようになっている。下板部34は、側板部33aに連続して垂下している。この下板部34の前後の端部には、ローラ35が回転自在に装着されている。
【0023】
スライダ32は、ガイド部33の下側挟持板部33cと各ローラ35によりメインシャーシ11の折曲げ部11aを上下から挟むようにしてメインシャーシ11に取り付けられ、折曲げ部11aに沿って前後に移動可能となっている。下側挟持板部33cは、上下方向に弾性変形可能とされ、その下面の前後には図示しない小さな凸部が形成されている。また、下板部34の前後には弾性片34aが形成されており、これら弾性片34aの内面には、やはり図示しない小さな凸部が形成されている。これら凸部がメインシャーシ11に点接触し、かつ摺接するようになっている。このため、可動ガイド31の移動の際の摺動抵抗は低減し、かつスライダ32にかかる上下および左右方向の負荷は、下側挟持板部33cや弾性片34aが弾性変形することにより吸収される。
【0024】
ガイド部33の後部には、支持片36を介してフックレバー37が取り付けられている。このフックレバー37は、基端部が支持片36に回動可能に支持されて前方に延び、その前端部に内側に突出するフック部37aが形成され、フック部37aに対向する部分には、キャディCを受ける受け面37bが形成されている。フックレバー37は、可動ガイド31の移動に伴って回動するようになっているが、中央部に固定されてメインシャーシ11のフックカムスリット16に貫入されたガイドピン37cにより、その回動位置がフックカムスリット16に従うよう規制される。すなわち、可動ガイド31がもっとも前方のエジェクト位置にあるときには、ガイドピン37cがフックカムスリット16のエジェクト部16aに貫入しており、フック部37aは、スライダ32のガイド部33の側板部33aに形成された逃げ孔33dに入る。このときのフック部37aは、側板部33aの内面から内側には出ていない。
【0025】
可動ガイド31がエジェクト位置から後方に移動(後退)していくと、ガイドピン37cがフックカムスリット16のエジェクト部16aから斜行部16bに進むことにより、フック部37aが内側に回動する。そして、ガイドピン37cが引込み部16cに至ると、フック部37aは内側に突出する係合位置に達する。引込み部16cは可動ガイド31の移動方向に沿っているので、ガイドピン37cは横方向に動かず、係合位置が保持される。この係合位置から、可動ガイド31が前方に移動(前進)すると、フックレバー37は上記と逆に動く。
【0026】
前記エジェクトレバー27の右端部には、前後方向に延びる伝達レバー38の前端部が回動自在にピン結合されており、この伝達レバー38の後端部は、左側のフックレバー37のガイドピン37cに回動自在にピン結合されている。可動ガイド31が前後に移動すると、伝達レバー38を介してエジェクトレバーが回動するようになっている。
【0027】
また、スライダ32の下板部34の下縁には、この下縁に沿った浅い切欠き部34bが形成されており、またその前部には、切欠き部34bに通じて上方に延びるサポートスリット34cが形成されている。サポートスリット34cの前側の下部には、後方に湾曲して延びるリフトアップ爪34dが形成されている。
【0028】
また、スライダ32の前端部には、前方に延びるクランプ39が取り付けられている。このクランプ39は板バネでできており、ガイド部33に挿入されるキャディCの上面に弾性的に当接することにより、キャディCを下方に押さえつける。クランプ39は、可動ガイド31が後方からエジェクト位置に移動すると、前記固定ガイド20の傾斜面21aに乗り上げ、このときには、挿入されるキャディCの上面に当たらないようになっている。
【0029】
前記ガイド板40は、左右一対のスライダ32の上面間にわたって架け渡され、固定されている。すなわち、各スライダ32はガイド板40を介して互いに連結され、このガイド板40により、メインシャーシ11に対する前後方向の位置が互いに同一とされている。ガイド板40の中央後部には、左右方向に延びる長円状のアームスリット40aが形成されている。このアームスリット40aには、ガイドリング41が嵌められている。
【0030】
次に、図4ないし図6、図9ないし図11を参照してローディングユニット30の駆動機構48を説明する。
駆動機構48は、メインシャーシ11の後部に配設されており、ローディングモータ49と、このローディングモータ49により回転させられる減速ギヤ群50とを主体としている。減速ギヤ群は、第1,第2,第3,第4の各ギヤ51,52,53,54により構成されている。これらは、メインシャーシ11上に固定されたギヤベース55と、ギヤベース55に固定されるサポートプレート56およびこのサポートプレート56の下に配された基板57とに挟まれて、回転自在に支持されている。基板57には、第4のギヤ54の回動位置を検出する図示せぬ光センサが設けられており、基板57には、その光センサおよびローディングモータ49の動作制御回路が形成されている。ローディングモータ49は、ギヤベース55の下面に固定されている。このローディングモータ49の駆動ギヤ49aは、第1のギヤ51に噛み合わされている。
【0031】
第4のギヤ54は扇状に形成され、そのカナメの部分が回動自在にギヤベース55に支持されており、その支持部分からまっすぐ延びる前側の縁部の上面には、その縁部に沿って延びるアーム58が固定されている。このアーム58は、第4のギヤ54の周縁から適宜長さ突出しており、その先端上には、アームピン54aが設けられている。そして、このアームピン54aは、前記アームスリット40aに嵌められたガイドリング41内に摺動可能に嵌入されている。
【0032】
上記ローディングユニット30によると、図4に示すように、可動ガイド31がエジェクト位置にある状態で、ローディングモータ49が正回転(後退方向回転)すると、その回転が第1のギヤ51から第2,第3,第4のギヤ52,53,54に順次伝わり、第4のギヤ54が矢印J方向に回動する。すると、アーム58が、第4のギヤ54とともにJ方向に回動することにより、可動ガイド31を引っ張り、図5に示す駆動位置まで後退させる。この動作中に、アームピン58aは、ガイドリング41に沿って右方向に摺動する。
また、ローディングモータ49が逆回転(前進方向回転)すると、第4のギヤ54は矢印方向K方向に回動する。すると、アーム58が第4のギヤ54とともにK方向に回動することにより、可動ガイド31を押して前進させる。この動作中に、アームピン58aは、ガイドリング41に沿って左方向に摺動する。
【0033】
C.トラバースユニット
次に、図3ないし図5、図12および図13を参照してトラバースユニット60を説明する。
トラバースユニット60は、トラバースシャーシ61と、このトラバースシャーシ61に搭載されたピックアップ装置80とから構成されている。
トラバースシャーシ61は、長方形状の薄い金属板からなり、その長縁部および短縁部には、下方に直角に屈曲する折曲げ部61a,61bが形成されている。トラバースシャーシ61には、前記メインシャーシ11の中央貫通孔12、前側切欠き部13および円弧状スリット29に対応する中央貫通孔62、前側切欠き部63および円弧状スリット64が、それぞれ形成されている。また、折曲げ部61aの前端部および中央やや後方よりには、ガイドピン挿入孔77,78が形成されている。これら前後のガイドピン挿入孔77,78の間隔は、前記カムスリット17,18間の間隔と同一である。
【0034】
半円状の前側切欠き部63には、スピンドルモータ65が配設されている。このスピンドルモータ65は、トラバースシャーシ61の裏面に固定され、前側切欠き部63から上方にある程度突出している。そして、その図示しない駆動軸の上端には、ターンテーブル67が同軸的に固定されている。このターンテーブル67は断面凸状に形成され、中心の凸部が、磁石からなるチャック部67aとされている。
【0035】
また、トラバースシャーシ61の折曲げ部61aの前方内側には、ガイドバー68がそれぞれ固定されている。これらガイドバー68の前端部には、上方に突出する位置決めピン69が形成されている。この位置決めピン69は、装填されるキャディCの裏側に形成された位置決め穴7に、最終的にキャディCが駆動位置に達したときに嵌合する。位置決めピン69は、メインシャーシ11の前端部に形成された位置決めピン挿通孔23に入るよう設定されている。
【0036】
中央貫通孔62の両側には、前後方向に延びる左右一対のガイドシャフト70が配設されている。前記ピックアップ装置80は、ガイドシャフト70に沿って前後方向(図2、図3および図12でL−M方向)に移動自在となっている。各ガイドシャフト70は、図3に示すように、両端部がトラバースシャーシ61の裏面に、支持プレート71および支持ホルダ72を介して固定されている。
【0037】
ピックアップ装置80は、長方形の皿状に形成された第1の調整ベース81、長方形状の第2の調整ベース82およびホルダ84が組み合わされてなるヘッドベース79と、このヘッドベース79の第2の調整ベース82上に搭載されたピックアップヘッド83とを備えている。第1の調整ベース81の長手方向の両端部のうち、右側には前記ホルダ84が取り付けられ、左側には上下一対の支持片85a,85bが形成されている。ピックアップ装置80は、ホルダ84に形成された貫通孔84aに右側のガイドシャフト70を貫通させ、支持片85a,85bの間にメタル軸受70aを通した左側のガイドシャフト70を挟むことにより、ガイドシャフト70に沿って前後に摺動自在に支持されている。ピックアップ装置80の移動方向は装填されるディスクDの径方向であり、ピックアップヘッド83には、ディスクDの信号を読み取るための対物レンズ83aが設けられている。なお、右側のガイドシャフト70の両端部には、図3に示すように、ゴム製のクッション86が設けられている。これらクッション86にホルダ84の端面が当たることにより、ピックアップ装置80への衝撃が吸収される。
【0038】
上記ピックアップ装置80は、ピックアップ駆動機構88によって移動させられる。このピックアップ駆動機構88は、トラバースシャーシ61の右側後部に配設されており、フィードモータ89と、このフィードモータ89により回転させられる減速ギヤ群90とを主体としている。
減速ギヤ群90は、図3および図13に示すように、第1,第2,第3,第4の各ギヤ91,92,93,94により構成され、メインシャーシ11の下面において回転自在に支持されている。第1のギヤ91には、トラバースシャーシ61に固定されたフィードモータ89の駆動ギヤ89aが噛み合わされている。第3,第4のギヤ93,94は、2枚構成となっている。また、トラバースシャーシ61の下面には、フィードモータ89の動作制御回路が形成された基板95が固定されている。第4のギヤ94は、前記ホルダ84の外側面に設けられたラックギヤ96に噛み合わされている。ラックギヤ96は、ホルダ84の外側面に形成された固定ギヤ96aに可動ギヤ96bが組み合わされた2枚構成となっている。
【0039】
上記ピックアップ駆動機構88によると、ピックアップ装置80がもっとも前方位置にある状態から、フィードモータ89が正回転(走査方向回転)すると、その回転が第1のギヤ91から第2,第3,第4のギヤ92,93,94に順次伝わり、第4のギヤ94が矢印J方向に回動する。すると、ホルダ84とともにピックアップ装置80が後退する。また、フィードモータ89が逆回転(逆走査方向回転)すると、第4のギヤ94は矢印K方向に回動し、ピックアップ装置80は前進する。
【0040】
以上が、駆動ユニット9を構成するシャーシユニット10、ローディングユニット30およびトラバースユニット60であり、ローディングユニット30が取り付けられたシャーシユニット10に対し、トラバースユニット60は次のようにして組み込まれる。
【0041】
トラバースユニット60を、メインシャーシ11の下側に配する。メインシャーシ11の折曲げ部11a,11bの内側に、トラバースユニット60の折曲げ部61a,61bが位置する。そして、手前側および後側のガイドピン挿入孔77,78とカムスリット17,18とを互いに合わせ、これらにガイドピン97,98を外側から挿入する。ガイドピン97,98は、外側端部に鍔97a,98aを有し、内側端部を前記ガイドバー68に係合することにより、トラバースシャーシ61と一体化する。後側のガイドピン98は、スライダ32の下板部34の切欠き部34bの下面に当接し、可動ガイド31が後退していくと、リフトアップ爪34dにより持ち上げられてサポートスリット34cに導かれるようになっている。また、図3に示すように、トラバースシャーシ61の後端とメインシャーシ11の後側の折曲げ部11bに、トラバースユニット60を常に後方に付勢するアシストばね103を掛け渡す。
【0042】
上記駆動ユニット9は、図1に示すように、メインシャーシ11の四隅に形成されたフランジ部11cが、フレームユニット1のメインフレーム2の下部に形成された支持部2aに、ゴムダンパ99を介して載せられ、後側の2つのゴムダンパ99がトップカバーに、前側のゴムダンパ99が図示せぬフロントフレームにそれぞれ押さえられることにより、固定されている。
【0043】
図1に示すように、駆動ユニット9の下側には、駆動ユニット9を収納する駆動ユニット室5aと、基板室5bとを仕切るアンダーフレーム3が配設されて前記支持部2aに固定されている。図14および図15に示すように、アンダーフレーム3は、メインフレーム2の下方を覆っている。このアンダーフレーム3の所定位置には、駆動ユニット室5aと基板室5bとを互いに連通する中継孔3a、3bが形成されている。そして、これら中継孔3a,3bは、アンダーフレーム3の下面に固定された中継基板100により塞がれている。さらに、アンダーフレーム3の下側の基板室5b内には、アンダーフレーム3と間隔をおいて主基板101が固定されている。この主基板101には、前記スピンドルモータ65、ピックアップヘッド83等の動作制御回路が形成されている。主基板101の配線であるFPC101aは、主基板101とアンダーフレーム3との隙間を通して中継基板100に接続されている。そして、中継基板100と、スピンドルモータ65およびピックアップヘッド83が、FPC100a,100bによりそれぞれ接続されている。
【0044】
図1に示すように、アンダーフレーム3には、ボトムカバー4bが固定され、このボトムカバー4bとトップカバー4aおよび前面を覆う図示せぬフロントパネルにより、当該ディスク駆動装置のケーシング4が構成される。図示せぬフロントパネルとフロントフレームには、キャディCを装置内へ挿入するキャディ挿入口が形成されている。また、ボトムカバー4bには、図示せぬ放熱孔が形成されている。
【0045】
また、図3に示すように、メインシャーシ11には、前記基板57、95の配線57a,95aを下方に通す配線孔11dが形成されている。この配線孔11dを通された各配線57a,95aは、さらにアンダーフレーム3を貫通し、主基板101とアンダーフレーム3との隙間を通して中継基板100に接続されている。
【0046】
なお、アンダーフレーム3の手前右よりには、前後方向に延びるエジェクトピン102が設けられている。このエジェクトピン102は、前後方向に移動自在で、図示せぬバネにより前方に付勢されており、可動ガイド31が後退して駆動位置にあるときに後方に押されると、前記エジェクトレバー27の係合爪27bに当接し、さらに押し込むことができるようになっている。
【0047】
(2)一実施形態の作用・効果
続いて、上記構成からなるディスク駆動装置の作用ならびにそれに伴う効果を説明する。
当該ディスク装置は、キャディCが装填されていない場合、可動ガイド31は常に最前方のエジェクト位置にある。可動ガイド31のエジェクト位置は、フックレバー37のガイドピン37cがフックカムスリット16の前端縁に当接して定められる。このとき、フックレバー37のフック部37aは、スライダ32のガイド部33の逃げ孔33dに入っている。
【0048】
また、トラバースユニット60は、前後のガイドピン97,98が、それぞれメインシャーシ11の前後のカムスリット17,18における停止孔部17a,18aに貫入することにより、自身の最前方位置に停止している。ここで、後側カムスリット18の停止孔部18aは前後方向へ延びていないので、後側ガイドピン98は前後方向への動きが規制されている。これにより、トラバースユニット60のがたつきが防止されている。
【0049】
また、クランプ39は固定ガイド20の傾斜面21aに乗り上げ、ローディングユニット30のアーム58は前方に位置してアームピン58aはガイドリング41内のもっとも左側に位置し、オープンレバー25bは前方に延びている。また、エジェクトレバー27は、右端が後方に位置している。
【0050】
このように可動ガイド31がエジェクト位置にある状態から、キャディCを装置内に挿入する。挿入する場合は、シャッタ8を下に向け、そのシャッタ8側の端部から挿入する。すると、キャディCの後端面の両側が、フックレバー37の受け面37Bに当接する。さらにキャディCを押し込むと、可動ガイド31は後退させられるとともに、ガイドピン37cがフックカムスリット16に導かれて内側に回動することにより、フック部37aがキャディCのフック穴6に嵌まり込む。これにより、キャディCは可動ガイド31に受けられ、可動ガイド31と一体に後退していく。また、オープンアーム25の先端のピン25bがシャッタ8に係合し、シャッタ8が徐々に開かれていく。可動ガイド31の後退に伴ってアーム58が後方に回動し、それにつれて駆動機構48の第4のギヤ54が矢印J方向に回動させられる。そして、第4のギヤ54がある回動位置まで達すると、基板57に設けられた光センサからローディングモータ49に駆動信号が発せられ、ローディングモータ49が正回転する。ここから、可動ガイド31は、第4のギヤ54が同方向にさらに回動することにより、アーム58で後方に引き込まれていく。すなわち、ローディングモータ49の力で後退させられる。
【0051】
その後退の過程において、スライダ32のリフトアップ爪34dが後側ガイドピン98に係合し、このガイドピン98はサポートスリット34cに導かれて上昇しながら、後側カムスリット18に沿って後退する。また、前側ガイドピン97は、前側カムスリット17に沿って上昇しながら後退する。このように、前後のガイドピン97,98が、前後のカムスリット17,18に沿ってそれぞれ上昇しながら後退していくことにより、トラバースユニット60全体がメインシャーシ11に接近しながら上昇し、かつ可動ガイド31とともに後退していく。
【0052】
ここで、前後のガイドピン97,98は、それぞれ前後のカムスリット17,18の停止孔部17a,18aから各リフトアップ部17b,18bに沿って上昇していく。この場合、後側カムスリット18のリフトアップ部18bの傾斜角度は、前側カムスリット17のリフトアップ17b部のそれよりも大きな角度で立ち上がっているので、トラバースユニット60は後部が持ち上がった斜めの姿勢で後退していく。言い換えると、トラバースシャーシ61とメインシャーシ11との間隔が、後部から前部に向かうにしたがって徐々に大きくなっている。前後のガイドピン17,18が各引込み部17c,18cに近付くにつれ、トラバースシャーシ61は、前部が後部の高さに追いついていき、引込み部17c,18cに進行した時点で、トラバースシャーシ61は、メインシャーシ11と平行になる。この後、前後のガイドピン97,98が各引込み部17c,18cの後端縁に当たるキャディCの駆動位置まで後退したら、ローディングモータ49が停止する。トラバースユニット60は、ローディングモータ49と、アシストばね103の引っ張り力により後退する。
【0053】
トラバースユニット60が駆動位置まで達する過程において、ターンテーブル67はトラバースシャーシ61の挙動に伴って後退しながら徐々にせり上がり、駆動位置において、メインシャーシ11の前側切欠き部13に入るとともに、中央のチャック部67aがディスクDの中心部である被チャック部に吸着する。また、位置決めピン69が上昇し、位置決めピン挿通孔23を通ってキャディCの位置決め穴7に入り、キャディCが保持される。また、キャディCの後退につれてオープンアームが矢印E方向に回動し、シャッタ8が開かれる。さらに、エジェクトレバー27が矢印H方向に回動して、係合爪27bが前方に位置する。
【0054】
この状態から、ディスク駆動指令を与えると、スピンドルモータ65が回転してディスクDが回転させられ、かつフィードモータ89が作動して、ピックアップ装置80が矢印MあるいはL方向に所定量ずつ移動する。これに伴って、ピックアップヘッド83が、オープンアーム25で開けられたキャディCの開口を通してディスクDの信号記録面に記録された信号を読み取ったり、あるいはその信号記録面に信号を書き込む。
【0055】
次に、ディスクDの駆動指令を停止し、キャディCの取り出し指令を与えると、ローディングモータ49が逆回転し、第4のギヤ54とともに矢印K方向に回動するアーム58により可動ガイド31が押され、上記装填方向の逆の動作で可動ガイド31とともにキャディCが前進する。この前進過程においては、前後のカムスリット17,18の引込み部17c,18cをガイドピン97,98が前進していくときには、可動ガイド31とトラバースユニット60はメインシャーシ11と平行に前進する。この後、リフトアップ部17b,18bの傾斜角度の違いにより、トラバースユニット60が、その前部が後部よりもメインシャーシ11から早く離れていきながら前進し、エジェクト位置に至る。エジェクト位置においては、フックレバー37のフック部37aはキャディCのフック穴6から退出し、キャディCはその前端部が装置外まで出るので、キャディCを取り出すことができる。
【0056】
なお、何らかの原因で可動ガイド31が前進せずキャディCを取り出せない場合が生じたら、前記エジェクトピン102を後方に押し込むことにより、強制的にキャディCを取り出せる。すなわち、エジェクトピン102を押し込むと、エジェクトピン102の後端面がエジェクトレバー27の係合爪27bに当接し、そこからさらに押し込むと、エジェクトレバー27がG方向に回動する。すると、伝達レバー38が左側のフックレバーのガイドピン37cを介して可動ガイドを前方に引っ張る。これによって、キャディCは強制的にエジェクト位置まで前進する。
【0057】
上記ディスク駆動装置によれば、挿入されたキャディCを受けた可動ガイド31が後退し、その途中でトラバースユニット60が可動ガイド31に係合してともに後退していく際、トラバースユニット60は、前部がやや下がった傾斜状態から、その傾斜角度が徐々に小さくなりながら後退し、駆動位置でメインシャーシ11と平行になる。このようなトラバースユニット60の後退動作により、ターンテーブル67は、ディスクDの被チャック部に対し相対的に真下からまっすぐ上に接近し、駆動位置手前において僅かに回動して吸着する。したがって、ディスクDにターンテーブル67を吸着させる動作に角度の切り換わりがほとんどなく、一連の動作でターンテーブル67がディスクDに吸着する。したがって、ターンテーブル67に対するディスクDのチャック不良が生じにくく、ディスクDは常に正常に駆動される。また、ディスクDを取り出す際は、ターンテーブル67がわずかに前方に移動した後、前部が下がるように回動するので、ディスクDからスムーズに離れるとともに、離すために必要な駆動力が小さくて済む。
【0058】
また、キャディCの両側のフック穴6にそれぞれフックレバー37のフック部37aを掛け、可動ガイド31ごとキャディCを引き込むので、キャディCはまっすぐな正しい姿勢のまま駆動位置まで移動する。このため、ディスクDはターンテーブル67に対して常に正確に位置決めされ、これによってチャック不良防止効果が促進される。
【0059】
さらに、可動ガイド31に受けられて後退するキャディCは、可動ガイド31の前端部の両側に設けられたクランプ39により下方に押さえつけられるので、可動ガイド31内での動きが規制され、移動時ならびに駆動時におけるキャディCの挙動が規制される。したがって、キャディCのブレやズレなどに起因してディスクDの駆動に支障が生じることがない。また、このクランプ39は、可動ガイド31がエジェクト位置にある場合は、先端部が固定ガイド20の傾斜面21aに乗り上げ、可動ガイド31が後退すると、弾性復帰してキャディCの上面に当接するので、キャディCに摺接しない。このため、クランプ39によってキャディCの表面に傷がつかず、また摺動抵抗もないことから、キャディCをスムーズに可動ガイド31内に挿入できる。
【0060】
また、駆動ユニット9と主基板101との間に配設されたアンダーフレーム3の中継孔3a,3bは、中継基板100により塞がれているので、駆動ユニット9と主基板101とは、相通じ合う空間がなくほぼ完全に遮絶されている。このため、主基板101の発熱が駆動ユニット9側に伝わらず、また、電気シールド性が高まる。このため、主基板101の発熱、あるいは電気シールド性が不十分なことに起因する駆動ユニット9の動作不良が、未然に防がれる。特に、熱に弱いピックアップヘッド83の動作が、熱の影響を受けず常に安定する。また、ボトムカバー4に形成された放熱孔から内部にほこり等が入っても、アンダーフレーム3で遮断されて駆動ユニットへは侵入せず、駆動ユニット9の防塵性が向上する。また、必要な部品である中継基板100で、アンダーフレーム3に形成した導電用の中継孔3a,3bを塞ぐことにより、防塵用のシール材等が省略でき、部品点数の削減ならびに組立性の向上が図られる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、トラバースユニットのターンテーブルは、キャディを受けた可動ガイドの装填方向への移動に伴い、ディスクに対し相対的に真下からまっすぐ上に徐々に接近していき、かつ一連の動作でディスクに吸着するので、ディスクのチャック不良が防止され、ディスクを常に正常に駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るディスク駆動装置であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】 同ディスク駆動装置の駆動ユニットであって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図3】 同駆動ユニットの裏面図である。
【図4】 可動ガイドがエジェクト位置にある状態の駆動ユニットの斜視図である。
【図5】 可動ガイドが駆動位置にある状態の駆動ユニットの斜視図である。
【図6】 シャーシユニットの斜視図である。
【図7】 シャーシユニットの分解斜視図である。
【図8】 ローディングユニットを構成する可動ガイドの斜視図である。
【図9】 ローディングユニットを構成する可動ガイドおよび駆動機構48の斜視図である。
【図10】 ローディングユニットを構成する駆動機構の平面図である。
【図11】 同駆動機構の分解正面図である。
【図12】 トラバースユニットの斜視図である。
【図13】 トラバースユニットの分解斜視図である。
【図14】 ピックアップヘッドおよびスピンドルモータへの配電構造を示す平面図である。
【図15】 同配電構造の正面図である。
【図16】 従来のローディング機構を説明するための概略側面図である。
【図17】 従来のローディング機構の他の例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
6…フック穴(係合部)、11…メインシャーシ、20…固定ガイド、30…ローディングユニット、31…可動ガイド、37a…フック部(被係合部)、
39…クランプ(弾性部材)、48…駆動機構、60…トラバースユニット、
67…ターンテーブル、97…前側ガイドピン(ガイド部材)、98…後側ガイドピン(連結部材)、C…キャディ、D…ディスク。

Claims (4)

  1. シャーシと、
    ディスクを収納するキャディを装填してシャーシ上のエジェクト位置まで挿入された前記キャディを、前記装填方向に移動させてディスク駆動位置まで導き、かつ、前記装填方向とは逆方向の取り出し方向にディスク駆動位置から移動させてエジェクト位置まで戻すローディングユニットと、
    ローディングユニットによってディスク駆動位置に達したディスクに吸着するとともに、ディスクを回転させるターンテーブルを有し、このターンテーブルによってディスクを回転させながら、そのディスクに記録された信号を読み取ったり、あるいはディスクに信号を書き込んだりするトラバースユニットと
    を具備するディスク駆動装置であって、
    前記ローディングユニットは、前記シャーシに、エジェクト位置からディスク駆動位置までの間を移動自在に設けられ、エジェクト位置において、挿入されたキャディを受ける可動ガイドと、この可動ガイドを移動させる駆動機構とを備え、
    前記トラバースユニットは、
    可動ガイドに、連結部材を介して、可動ガイドの移動に伴って前記装填方向および前記取り出し方向に移動するよう連結されるとともに、
    前記シャーシに、前記ターンテーブルが、可動ガイドがエジェクト位置にあるときにはディスクから所定距離離れ、可動ガイドが装填方向に移動するに連れだって徐々にディスクに接近し、ディスク駆動位置に達する際に、ディスクに吸着するよう案内するガイド部材を介して連結されること
    を特徴とするディスク駆動装置。
  2. 記装填方向に対して前記キャディの両側には係合部がそれぞれ設けられ、前記可動ガイドには、キャディを受けた際に前記各係合部に係合する被係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 記取り出し方向において前記可動ガイドの端部である手前側の端部には、前記キャディを可動ガイドに弾性的に押さえつける弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク駆動装置。
  4. 前記シャーシの前記手前側の端部には、挿入されるキャディをエジェクト位置にある可動ガイドに導くとともに、可動ガイドがエジェクト位置にあるときには、前記弾性部材をキャディから離間させる固定ガイドが設けられていることを特徴とする請求項に記載のディスク駆動装置。
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