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JP3751531B2 - Jtagインターフェース回路及びそれを用いたjtag対応半導体装置のテスト方法とデバッグ方法 - Google Patents

Jtagインターフェース回路及びそれを用いたjtag対応半導体装置のテスト方法とデバッグ方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高集積化により端子数が増え、高密度実装のために小型化された半導体装置における機能テストやデバッグに好適なインターフェース回路及びそれを用いたテスト方法とデバッグ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体装置(マイクロコンピュータにおけるシステムソフトウェアを備えた半導体装置等)における機能テストやソフトウェアに関する誤りを検出して修復するデバッグは、プリント基板上に半導体装置を搭載し、この搭載される半導体装置の各端子に接続されるようにプリント基板上に形成されたパッドにテスト針(テストピン)を接触させることによって行われていた。しかし、半導体装置において、高集積化により端子数が増加する一方、高密度実装の要求により小型化が進むようになると、端子数の増加に伴ってプリント基板上に形成されるパッドも増加させる必要が生じる。つまり、増加するパッドを形成するための領域(スペース)がプリント基板上に必要となり、このことは半導体装置の高密度実装の妨げとなってしまう。このような課題を解決するために、1990年に「IEEE Standard 1149.1 1990 Standard Access Port and Boundary-Scan Architecture」として規格化されたJTAG(Joint Test Action Group)に対応した半導体装置が登場した。このJTAG対応の半導体装置には複数のJTAG用端子が設けられている。そして、半導体装置の機能テストやデバッグの際には、ホストコンピュータによって制御されるテストロジックに関するテスト信号(テストデータ)やデバッグに関する命令信号(命令データ)が、上述のJTAG端子を介して半導体装置に入力され、半導体装置のテストやデバッグ後にはそれらの結果としての信号(データ)がJTAG用端子から出力される。ここで、これらのJTAG用端子はJTAGに関する所定の信号と同じ数だけ設けられており、かつ、各JTAG用端子は、それぞれ一種類のJTAGに関する信号のみが入力あるいは出力するように半導体装置に設けられている。また、上述したJTAGに関する信号は、半導体装置の内部に設けられたTAP(Test Access Port)コントローラ又は該信号を認識する各種レジスタを介して半導体装置の内部回路に入力され、あるいは、半導体装置の内部回路から出力される。TAPコントローラは、上述したJTAGに関する信号に基づいて、半導体装置の内部回路を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導体装置に関する高集積化がさらに進む一方で、高密度実装のための小型化に対する要求もさらに強まってくると、半導体装置内に、JTAG用端子等のインターフェース信号端子、JTAGに関する信号を制御するTAPコントローラ、そして各種レジスタ等に代表されるJTAG用回路を設けることが困難となってしまう。つまり、例えば、異なるインターフェース信号端子同士が非常に接近して配置されることになってしまい、インターフェース信号端子同士がショートする可能性が生じる。その結果、半導体装置に関する機能テストやデバッグを行うことが困難となってしまう。また、半導体装置において、内部回路の動作に関連する信号端子以外にJTAG用端子等のインターフェース信号端子を設けること自体、半導体装置を製造する上でコストの増加を招くことになってしまう。
【0004】
本発明は、上述した課題を解決し、高集積化により端子数が増え、高密度実装のために小型化された半導体装置において、半導体装置外部からの信号が入力される端子の数を可能な限り少なくすることによって半導体装置の製造に関するコスト増加を抑制することができ、かつ、半導体装置の機能テスト又はデバッグを的確に行うことができるインターフェース回路及びそれを用いた半導体装置のテスト方法とデバッグ方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、半導体装置の内部回路に対して、半導体装置の外部から供給されるクロック信号と第1〜第3のインターフェース信号とを伝送するインターフェース回路において、第1のクロック信号の第1の周波数を逓倍することによって、第2の周波数を有する第2のクロック信号を出力する第1の周波数変換回路と、第1〜第3のインターフェース信号が入力され、第2のクロック信号に応じて第1〜第3のインターフェース信号に関する第1の時分割シリアル信号を生成し、第1の時分割シリアル信号を半導体装置の入力端子に伝送する選択回路と、半導体装置の入力端子に伝送された第1の時分割シリアル信号が入力され、第2のクロック信号に応じて、第1の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第2の時分割シリアル信号と、第2の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第3の時分割シリアル信号と、第3の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第4の時分割シリアル信号とを出力するシリアル信号入力回路と、第2のクロック信号の第2の周波数を前記第1の周波数に変換することによって第3のクロック信号を出力する第2の周波数変換回路と、第2及び第3のクロック信号と第4の時分割シリアル信号に基づいて制御信号を出力する制御信号発生回路と、制御信号に応じて、第1の時分割シリアル信号のうちの第1のインターフェース信号を記憶保持し、かつ、第2の時分割シリアル信号のうちの第2のインターフェース信号を記憶保持し、第3の時分割シリアル信号のうちの第3のインターフェース信号を記憶保持し、第1〜第3のインターフェース信号をそれぞれ出力するパラレル信号出力回路とを有するインターフェース回路を提供することにより、半導体装置に設けられる、半導体装置の外部から供給されるインターフェース信号が入力される端子の数を少なくした上で半導体装置の機能テスト又はデバッグを的確に行うことができ、また、半導体装置の製造コストを低減することができるものである。
【0008】
また、本発明は、半導体装置の内部回路に対して、半導体装置の外部から供給される第1〜第3のインターフェース信号を伝送して、内部回路に関する関する機能テスト又はデバッグを行う半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法において、半導体装置の外部から供給され、かつ第1の周波数を有する第1のクロック信号を、第1の周波数を逓倍した第2の周波数を有する第2のクロック信号を変換して半導体装置に入力し、第2のクロック信号に応じて、第1〜第3のインターフェース信号に関する第1の時分割シリアル信号を生成し、半導体装置の入力端子を介して、第1の時分割シリアル信号をシリアル信号入力回路に入力し、シリアル信号入力回路に入力された第1の時分割シリアル信号を基に、第2のクロック信号に応じて、第1の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第2の時分割シリアル信号と、第2の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第3の時分割シリアル信号と、第3の時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第4の時分割シリアル信号とを生成し、シリアル信号入力回路から出力された第1〜第3の時分割シリアル信号をパラレル信号出力回路に入力し、半導体装置に入力された第2のクロック信号を、第1の周波数を有する第3のクロック信号に変換して、制御信号発生回路及び内部回路における動作を制御する制御回路に入力し、制御信号発生回路に入力された第2及び第3のクロック信号と第4の時分割シリアル信号に基づいて制御信号を生成してパラレル信号出力回路に出力し、パラレル信号出力回路によって、第1の時分割シリアル信号のうちの第1のインターフェース信号を記憶保持し、かつ、第2の時分割シリアル信号のうちの第2のインターフェース信号を記憶保持し、第3の時分割シリアル信号のうちの第3のインターフェース信号を記憶保持し、制御信号に応じて、第1〜第3のインターフェース信号を制御回路にそれぞれ伝送し、制御回路に入力された第3のクロック信号に応じて、第1〜第3のインターフェース信号を内部回路に伝送し、第3のクロック信号と第1〜第3のインターフェース信号に基づいて、内部回路に関する機能テスト又はデバッグを行う半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法を提供することにより、半導体装置の製造コストを低減することができ、かつ半導体装置に関する機能テスト又はデバッグを的確に行うことができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に関する参考例を、以下に図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明の参考例に係るホストコンピュータ101と半導体装置103とを接続するインターフェース回路106の概略を示した図である。ここで、インターフェース回路106は、例えば、JTAGによって規格化された信号等を、ホストコンピュータ101から半導体装置103へ、あるいは半導体装置103からホストコンピュータ101へ伝送するものである。
【0011】
半導体装置103における機能テスト又はデバッグに関する制御及び監視を行うホストコンピュータ101には、プロトコル変換器102及びインターフェース回路106を介して、機能テスト又はデバッグの対象となる半導体装置103が接続されている。
【0012】
ホストコンピュータ101とプロトコル変換器102とは、例えば、Universal Serial Busインターフェースによって互いに接続される。ホストコンピュータ101は、半導体装置103における機能テストやデバッグに関するテスト信号や命令信号を送信したり、半導体装置から出力されたテスト等の結果としての信号を解析するものである。
【0013】
プロトコル変換器102は、半導体装置103との間でインターフェース信号の送受信を行うものであり、例えば、ホストコンピュータ101から受信した信号を、JTAGによって規格化されたインターフェース信号(以降は、JTAGインターフェース信号とする。)に変換して半導体装置103に対して送信したり、あるいは、半導体装置103から出力されたJTAGインターフェース信号をホストコンピュータ101において解析可能な信号に変換してホストコンピュータ101に伝送する。つまり、プロトコル変換器102は、ホストコンピュータ101と半導体装置103との間における通信フォーマットを変換する役割を有する。
【0014】
一方、半導体装置103は、内部回路104と、その内部回路104に接続されたTAPコントローラ105を備えている。内部回路104は、半導体装置103に関する本来の機能を有する回路である。TAPコントローラ105は、上述したJTAGインターフェース信号に基づいて半導体装置103に関する機能テスト又はデバッグを制御する回路である。
【0015】
ここで、プロトコル変換器102から出力される、あるいはプロトコル変換器102に入力されるJTAGインターフェース信号について説明する。JTAGに基づいた機能テスト又はデバッグを行う場合、JTAGインターフェース信号には五種類の信号、すなわち、機能テストやデバッグに関する、装置固有のシステムクロックとは独立した信号であるテストクロック信号TCK(Test Clock)、TAPコントローラ105を初期化(リセット)する論理信号であるテストリセット信号TRST(Test Reset)、テストやデバッグ動作を制御し、所定のテスト状態又はデバッグ状態へ遷移させるテストモードセレクト信号TMS(Test Mode Select)、テストやデバッグに関するシリアル入力の命令信号であるシリアルデータ入力信号TDI(Test Data Input)、テストやデバッグを行った結果としての信号であるシリアルデータ出力信号TDO(Test Data Output)がある。また、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIは、TAPコントローラ105において、テストクロック信号TCKの立ち上がりエッジでサンプリングされる。一方、シリアルデータ出力信号TDOは、テストクロック信号TCKの立ち下がりエッジでTAPコントローラ105から出力される。プロトコル変換器から出力されるテストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIは、例えば、プロトコル変換器102内に設けられた異なるフリップフロップ回路から出力される信号であり、それぞれのフリップフロップ回路に入力されるテストクロック信号TCKにおける遷移に応じて、テストクロック信号TCKよりも遅延して出力される。また、ここでは、上述の各JTAGインターフェース信号の名称に「テスト」を付しているが、これらの信号は半導体装置103の機能テストの使用に限られるということはなく、半導体装置103に関するデバッグを行う際にも使用されるものである。
【0016】
プロトコル変換器102と、半導体装置103内のTAPコントローラ105とは、インターフェース回路106によって互いに接続されている。インターフェース回路106は、半導体装置103の外部に位置する外部信号変換回路107と、半導体装置103の内部に位置する内部信号変換回路108を有している。外部信号変換回路107とプロトコル変換器102とは、テストクロック信号TCK、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIを伝送する3本のインターフェース信号線110B〜110Dによって接続されている。同様に内部信号変換回路108とTAPコントローラ105とは、内部テストクロック信号iTCK、内部テストモードセレクト信号iTMS及び内部シリアルデータ入力信号iTDIを伝送するインターフェース信号線110B〜110Dによって接続されている。そして、外部信号変換回路107と内部信号変換回路108とは、半導体装置103内に設けられたインターフェース信号端子109B及び109CDとインターフェース信号線111B及び111CD、半導体装置103外に設けられたインターフェース信号線110B及び110CDとによって接続されている。
【0017】
また、プロトコル変換器102とTAPコントローラ105とは、半導体装置103内に設けられたインターフェース信号端子109A及び109Eとインターフェース信号線111A及び111E、半導体装置103外に設けられたインターフェース信号線110A及び110Eとによって接続されている。
【0018】
インターフェース信号線110A上のテストリセット信号TRSTは、インターフェース信号端子109Aを介して、インターフェース信号線111A上に内部テストリセット信号iTRSTとして伝送される。一方、TAPコントローラ105から出力された内部シリアル出力信号iTDOは、インターフェース信号端子109Eを介して、インターフェース信号線110E上にシリアルデータ出力信号TDOとして伝送される。
次に、インターフェース回路106における外部信号変換回路107及び内部信号変換回路108の構成について、それぞれ図2及び図3を参照しながら説明する。
【0019】
図2は、本発明の参考例に係る外部信号変換回路107の構成を示す図である。外部信号変換回路107は選択回路112を有しており、選択回路112の一方の入力端子112Aにはインターフェース信号線110Cが、他方の入力端子112Bにはインターフェース信号線110Dが接続されている。つまり、入力端子112Aにはプロトコル変換器102から出力されたテストモードセレクト信号TMSが入力され、入力端子112Bにはプロトコル変換器102から出力されたシリアルデータ入力信号TDIが入力される。選択回路112の制御端子112Cには、テストクロック信号TCKが入力されるようにインターフェース信号線110Bが接続されている。選択回路112の出力端子112Dにはインターフェース信号線110CDが接続されており、選択回路112の制御端子112Cに入力されるテストクロック信号TCKのレベルに応じてテストモードセレクト信号TMSかシリアルデータ入力信号TDIのどちらか一方の信号が出力される。例えば、テストクロック信号TCKが“H”(ハイ)レベルの場合はテストモードセレクト信号TMSが、テストクロック信号TCKが“L”(ロー)レベルの場合はシリアルデータ入力信号TDIが、それぞれ選択回路112の出力端子112Dからインターフェース信号線110CD上に出力される。すなわち、選択回路112は、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIを時分割して、1本のインターフェース信号線110CDにシリアル出力する。
【0020】
また、インターフェース信号線110Bは、選択回路112の制御端子112Cと半導体装置103のインターフェース信号端子109Bの両方に接続されている。従って、テストクロック信号TCKは、制御端子112Cを介して選択回路112に入力されると共に、インターフェース信号端子109Bを介して、内部テストクロック信号iTCKとして半導体装置103にも入力される。
【0021】
図3は、本発明の参考例に係る内部信号変換回路108の構成を示す図である。インターフェース信号端子109BとTAPコントローラ105とはインターフェース信号線111Bによって互いに接続されており、外部信号変換回路107からインターフェース信号端子109Bに対して伝送されたテストクロック信号TCKは、インターフェース信号線111Bを介して内部テストクロック信号iTCKとしてTAPコントローラ105に伝送される。
【0022】
内部信号変換回路108は、第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114を有している。第1の記憶保持回路113のデータ入力端子113D及び第2の記憶保持回路114のデータ入力端子114Dにはインターフェース信号線111CDが接続されている。このインターフェース信号線111CDはインターフェース信号端子109CDにも接続されており、上述した時分割シリアル出力信号(テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDI)を第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114に伝送する。また、第1の記憶保持回路113の制御端子113G及び第2の記憶保持回路114の制御端子114Gには共に、内部テストクロック信号iTCKを伝送するインターフェース信号線111Bが接続されている。そして、第1の記憶保持回路113の出力端子113Qと第2の記憶保持回路114の出力端子114Qは、それぞれインターフェース信号線111C及び111Dを介してTAPコントローラ105に接続されている。
【0023】
これらの第1及び第2の記憶保持回路113及び114によって、外部信号変換回路107から時分割してシリアル出力されたテストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIが、内部テストモードセレクト信号iTMSと内部シリアルデータ入力信号iTDIとに分かれて互いに別個の信号としてTAPコントローラ105に対して出力される。
【0024】
第1の記憶保持回路113は、制御端子113Gに入力された内部テストクロック信号iTCKが“H”レベルとなっている間にデータ入力端子113Dに入力された時分割シリアル出力信号のうち、内部テストモードセレクト信号iTMS及び内部シリアルデータ入力信号iTDIのどちらか一方の信号を記憶保持し、その記憶保持した信号を出力端子113QからTAPコントローラ105に対して出力する。その後、内部テストクロック信号iTCKが“L”レベルに遷移し、そのまま“L”レベルとなっている間は、内部テストクロック信号iTCKが“L”レベルに遷移する前にデータ入力端子113Dに入力され、かつ記憶保持されていた、前述した時分割シリアル出力信号のどちらか一方の信号を出力端子113QからTAPコントローラ105に対して出力する。すなわち、第1の記憶保持回路113はハイラッチ型記憶保持回路である。
【0025】
同様に、第2の記憶保持回路114は、制御端子114Gに入力された内部テストクロック信号iTCKが“L”レベルとなっている間にデータ入力端子114Dに入力された時分割シリアル出力信号のうち、内部テストモードセレクト信号iTMS及び内部シリアルデータ入力信号iTDIのどちらか一方の信号を記憶保持し、その記憶保持した信号を出力端子114QからTAPコントローラ105に対して出力する。その後、内部テストクロック信号iTCKが“H”レベルに遷移し、そのまま“H”レベルとなっている間は、内部テストクロック信号iTCKが“H”レベルに遷移する前にデータ入力端子114Dに入力され、かつ記憶保持されていた、前述した時分割シリアル出力信号のどちらか一方の信号を出力端子114QからTAPコントローラ105に対して出力する。すなわち、第2の記憶保持回路114はローラッチ型記憶保持回路である。
【0026】
次に、以上のように構成された本発明の参考例に係るホストコンピュータと半導体装置とを接続するインターフェース回路を用いて、半導体装置103に関する機能テスト又はデバッグを行う際の動作について図4を参照しながら説明する。
【0027】
図4(a)は、プロトコル変換器102からインターフェース回路106に出力される、あるいはインターフェース回路106からプロトコル変換器102に入力されるJTAGインターフェース信号に関するタイミングチャートである。図4(b)は、インターフェース回路106における外部信号変換回路107と内部信号変換回路108との間のインターフェース信号及び時分割シリアル信号に関するタイミングチャートである。図4(c)は、半導体装置内における内部信号変換回路108とTAPコントローラ105との間のJTAGインターフェース信号に関するタイミングチャートである。
【0028】
ホストコンピュータ101から出力された半導体装置103の機能テスト又はデバッグに関するテストデータや命令データは、プロトコル変換器102によってJTAGインターフェース信号であるテストクロック信号TCK、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIに変換されて、外部信号変換回路107に入力される。これらの各JTAGインターフェース信号は図4(a)に示すように変化する。例えば、テストモードセレクト信号TMSは、テストクロック信号TCKの各立ち上がり遷移に応答して、第1のテストモードセレクト信号TMS1、第2のテストモードセレクト信号TMS2、第3のテストモードセレクト信号TMS3、・・・・・のように変化し、これらの第1〜第3のテストモードセレクト信号TMS1〜TMS3は、テストクロック信号TCKが“H”レベルに遷移した後に遅延してプロトコル変換器102から出力される。同様に、シリアルデータ入力信号TDIも、テストクロック信号TCKの各立ち上がり遷移に応答して、第1のシリアルデータ入力信号TDI1、第2のシリアルデータ入力信号TDI2、第3のシリアルデータ入力信号TDI3、・・・・・のように変化し、これらの第1〜第3のシリアルデータ入力信号TDI1〜TDI3は、テストクロック信号TCKが“H”レベルに遷移した後に遅延してプロトコル変換器102から出力される。
【0029】
テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIは、インターフェース信号線110C及び110Dを介して、外部信号変換回路107内の選択回路112の入力端子112A及び112Bにそれぞれ入力される。そして、選択回路112は、制御端子112Cに入力されるテストクロック信号TCKのレベルに応じて、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIに関する時分割シリアル出力信号を出力端子112Dからインターフェース信号線110CD上に出力する。
【0030】
例えば、図4(b)に示すように、時刻T0以降、テストクロック信号TCKが“H”レベルとなっている間は、選択回路112の入力端子112Aに入力されている第1のテストモードセレクト信号TMS1が出力端子112Dから出力され、その後、時刻T1においてテストクロック信号TCKが“L”レベルに遷移すると、この時入力端子112Bに入力されている第1のシリアルデータ入力信号TDI1が、テストクロック信号TCKが“L”レベルとなっている間、出力端子112Dから出力される。その後、時刻T2においてテストクロック信号TCKが再び“H”レベルに遷移すると(立ち上がると)、この遷移に応じて、テストモードセレクト信号TMSは第1のテストモードセレクト信号TMS1から第2のテストモードセレクト信号TMS2に変化し、一方、シリアルデータ入力信号TDIは第1のシリアルデータ入力信号TDI1から第2のシリアルデータ入力信号TDI2に変化する。そして、テストクロック信号TCKが“H”レベルとなっている間、選択回路112の出力端子112Dからは第2のテストモードセレクト信号TMS2が出力される。その後、時刻T3において、テストクロック信号TCKが“L”レベルに遷移すると、この時入力端子112Bに入力されている第2のシリアルデータ入力信号TDI2が、テストクロック信号TCKが“L”レベルとなっている間、出力端子112Dから出力される。以上のような動作を繰り返すことによって、選択回路112の出力端子112Dからは、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIに関する時分割シリアル出力信号が半導体装置103におけるインターフェース信号端子109CDに対して出力される。
【0031】
テストクロック信号TCKは、選択回路112の制御端子112Cに入力されると共に、半導体装置103におけるインターフェース信号端子109Bにも伝送されるので、インターフェース信号端子109Bにおけるテストクロック信号TCKは、図4(b)に示すように、プロトコル変換器102から出力されるテストクロック信号TCKと同様の波形となる。そして、インターフェース信号端子109BからTAPコントローラ105に対しては、インターフェース信号線111Bを介して、テストクロック信号TCKが内部テストクロック信号iTCKとして入力される。また、内部テストクロック信号iTCKは、図4(c)に示すように、プロトコル変換器から出力されたテストクロック信号TCKやインターフェース信号端子109Bにおけるテストクロック信号TCKと同様の波形となる。
【0032】
また、テストリセット信号TRSTは、プロトコル変換器102から出力されて、インターフェース信号線110Aを介して半導体装置103のインターフェース信号端子109Aに伝送されるので、インターフェース信号端子109Aにおけるテストリセット信号TRSTは、図4(b)に示すように、プロトコル変換器102から出力されるテストリセット信号TRSTと同様の波形となる。そして、インターフェース信号端子109AからTAPコントローラ105に対しては、インターフェース信号線111Aを介して、テストリセット信号TRSTが内部テストリセット信号iTRSTとして入力される。また、内部テストリセット信号iTRSTは、図4(c)に示すように、プロトコル変換器から出力されたテストリセット信号TRSTやインターフェース信号端子109Aにおけるテストリセット信号TRSTと同様の波形となる。
【0033】
インターフェース信号端子109CDに入力された時分割シリアル出力信号は、インターフェース信号線111CDを介して、外部信号変換回路108における第1の記憶保持回路113の入力端子113D及び第2の記憶保持回路114の入力端子114Dに入力される。一方、第1の記憶保持回路113の制御端子113G及び第2の記憶保持回路114の制御端子114Gには、インターフェース信号線111Bを介して、内部テストクロック信号iTCKが入力される。
【0034】
ここで、時刻T0〜時刻T4における第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114から出力される信号のタイミングについて、主に図4(c)を参照しながら説明する。
【0035】
時刻T0〜T1においては、テストクロック信号TCKが“H”レベルとなっているので、図4(b)に示すように、選択回路112からは第1のテストモード信号TMS1がインターフェース信号端子109CDに対して出力される。また、図4(c)に示すように、時刻T0〜T1においては、内部テストクロック信号iTCKも“H”レベルに遷移し、この内部テストクロック信号iTCKが第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114に入力される。そして、第1の記憶保持回路113では、その制御端子113Gに入力された“H”レベルの内部テストクロック信号iTCKに基づいて、選択回路112から出力された第1のテストモード信号TMS1を記憶保持する。そして、その第1の記憶保持回路113の出力端子113Qから第1の内部テストモード信号iTMS1がTAPコントローラ105に対して出力される。
【0036】
また、時刻T0〜T1においては、第2の記憶保持回路114のデータ入力端子114Dにも、選択回路112から出力された第1のテストモード信号TMS1が入力される。しかし、この間、第2の記憶保持回路114の制御端子114Gには、“H”レベルの内部テストクロック信号iTCKが入力されているので、第2の記憶保持回路114の出力端子114Qから出力される信号は変化しない。すなわち、第2の記憶保持回路114は、テストクロック信号TCKが“H”レベルに遷移する前の状態において選択回路112から出力された信号(例えば、図4(c)におけるシリアルデータ入力信号iTDI0)を出力する。
【0037】
続いて、時刻T1〜T2においては、テストクロック信号TCKが“L”レベルに遷移すると、図4(b)に示すように、選択回路112からは第1のシリアルデータ入力信号TDI1がインターフェース信号端子109CDに対して出力される。また、時刻T1〜T2においては、図4(c)に示すように、内部テストクロック信号iTCKも“L”レベルに遷移し、この内部テストクロック信号iTCKが第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114に入力される。そして、第2の記憶保持回路114では、その制御端子114Gに入力された“L”レベルの内部テストクロック信号iTCKに基づいて、選択回路112から出力された第1のシリアルデータ入力信号TDI1を記憶保持する。その結果、その第2の記憶保持回路114の出力端子114Qからは、第1の内部シリアルデータ入力信号iTDI1がTAPコントローラ105に対して出力される。
【0038】
また、時刻T1〜T2においては、第1の記憶保持回路113のデータ入力端子113Dにも、選択回路112から出力された第1のシリアルデータ入力信号TDI1が入力される。しかし、この間、第1の記憶保持回路113の制御端子113Gには、“L”レベルの内部テストクロック信号iTCKが入力されているので、第1の記憶保持回路113の出力端子113Qから出力される信号は変化しない。すなわち、時刻T1〜T2において、第1の記憶保持回路113は、テストクロック信号TCKが“L”レベルに遷移する前の状態において選択回路112から出力された第1のテストモード信号TMS1を第1の内部テストモード信号iTMS1として出力する。
【0039】
次に、時刻T2〜T3においては、テストクロック信号TCKが再び“H”レベルに遷移すると、図4(b)に示すように、選択回路112からは第2のテストモード信号TMS2がインターフェース信号端子109CDに対して出力される。また、図4(c)に示すように、時刻T2〜T3においては、内部テストクロック信号iTCKも“H”レベルに遷移し、この内部テストクロック信号iTCKが第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114に入力される。そして、第1の記憶保持回路113では、その制御端子113Gに入力された“H”レベルの内部テストクロック信号iTCKに基づいて、選択回路112から出力された第2のテストモード信号TMS2を記憶保持する。そして、その第1の記憶保持回路113の出力端子113Qから第2の内部テストモード信号iTMS2がTAPコントローラ105に対して出力される。
【0040】
また、時刻T2〜T3においては、第2の記憶保持回路114のデータ入力端子114Dにも、選択回路112から出力された第2のテストモード信号TMS2が入力される。しかし、上述したように、第2の記憶保持回路114の制御端子114Gには、“H”レベルの内部テストクロック信号iTCKが入力されているので、第2の記憶保持回路114の出力端子114Qから出力される信号は変化しない。従って、第2の記憶保持回路114は、テストクロック信号TCKが“H”レベルに遷移する前の状態において選択回路112から出力された信号を出力する。つまり、第2の記憶保持回路114の出力端子114Qからは、テストクロック信号TCKが“L”レベルとなっている間に記憶保持されていた第1のシリアルデータ入力信号TDIが、第1の内部シリアルデータ入力信号iTDI1としてTAPコントローラ105に対して出力される。
【0041】
その後、時刻T3〜T4において、テストクロック信号TCKが再び“L”レベルに遷移すると、図4(b)に示すように、選択回路112からは第2のシリアルデータ入力信号TDI2がインターフェース信号端子109CDに対して出力される。また、時刻T3〜T4においては、図4(c)に示すように、内部テストクロック信号iTCKも“L”レベルに遷移し、この内部テストクロック信号iTCKが第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114に入力される。そして、第2の記憶保持回路114では、その制御端子114Gに入力された“L”レベルの内部テストクロック信号iTCKに基づいて、選択回路112から出力された第2のシリアルデータ入力信号TDI2を記憶保持する。その結果、その第2の記憶保持回路114の出力端子114Qからは、第2の内部シリアルデータ入力信号iTDI2がTAPコントローラ105に対して出力される。
【0042】
また、時刻T3〜T4においては、第1の記憶保持回路113のデータ入力端子113Dにも、選択回路112から出力された第2のシリアルデータ入力信号TDI2が入力される。しかし、上述したように、第1の記憶保持回路113の制御端子113Gには、“L”レベルの内部テストクロック信号iTCKが入力されているので、第1の記憶保持回路113の出力端子113Qから出力される信号は変化しない。従って、時刻T3〜T4において、第1の記憶保持回路113は、テストクロック信号TCKが“L”レベルに遷移する前の状態において選択回路112から出力された第2のテストモード信号TMS2を第2の内部テストモード信号iTMS2として出力する。
【0043】
時刻T4以降においても上述のような動作が繰り返される。つまり、第1の記憶保持回路113からは、時刻T4〜T6において第3の内部テストモードセレクト信号iTMS3が、時刻T6〜T8において第4の内部テストモードセレクト信号iTMS4が、というように出力が行われる。また、第2の記憶保持回路114からは、時刻T4〜T5において第2の内部シリアルデータ入力信号iTDI2が、時刻T5〜T7において第3の内部シリアルデータ入力信号iTDI3が、というように出力が行われる。
【0044】
以上のようにして、ホストコンピュータ101からプロトコル変換器102及びインターフェース回路106を介して、半導体装置103における機能テスト又はデバッグに関するJTAGインターフェース信号(テストクロック信号TCK、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDI)がTAPコントローラ105に対して送信される。
【0045】
TAPコントローラ105においては、内部テストクロック信号iTCKの立ち上がり遷移(“L”レベルから“H”レベルへの遷移)を検知することによって、この立ち上がり遷移の際にTAPコントローラ105に入力された内部テストモード信号iTMS及び内部シリアルデータ入力信号iTDIに関するデータを取り込む。例えば、図4(c)に示すように、時刻T2の直前においては、内部テストクロック信号iTCKの立ち上がり遷移に基づいて、第1の内部テストモード信号iTMS1及び第1の内部シリアルデータ入力信号iTDI1に関するデータがTAPコントローラ105によって取り込まれ、時刻T4の直前においては、内部テストクロック信号iTCKの立ち上がり遷移に基づいて、第2の内部テストモード信号iTMS2及び第2の内部シリアルデータ入力信号iTDI2に関するデータがTAPコントローラ105によって取り込まれる。
【0046】
そして、取り込んだこれらのデータに基づいて、半導体装置103の内部回路104における機能テスト又はデバッグが実行される。その後、テスト結果又はデバッグ結果を表す信号が内部回路104からTAPコントローラ105に対して出力される。TAPコントローラ105から半導体装置103のインターフェース信号端子109Eに対しては、内部テストクロック信号iTCKの立ち下がり遷移(“H”レベルから“L”レベルへの遷移)を検知することによって、このタイミングに同期して、内部回路104のテスト結果又はデバッグ結果を表す新たな信号が内部シリアルデータ出力信号iTDOとして伝送される。例えば、図4(c)に示すように、時刻T1や時刻T3の直前において、ある内部シリアルデータ出力信号iTDOから別の内部シリアルデータ出力信号iTDOに変化する。この内部シリアルデータ出力信号iTDOは、インターフェース信号端子109Eを介して、シリアルデータ出力信号TDOとしてプロトコル変換器102に伝送され、その後、ホストコンピュータ101によって解析されることによって半導体装置103における機能テスト又はデバッグが終了する。
【0047】
以上説明したように、本発明に関する参考例においては、インターフェース回路106として半導体装置103外に外部信号変換回路107を、かつ半導体装置103内に内部信号変換回路108を設け、外部信号変換回路107において、テストクロック信号TCKで制御される選択回路112によって、JTAGインターフェース信号のうちのテストモードセレクト信号TMSとシリアルデータ入力信号TDIとを時分割し、外部信号変換回路107と内部信号変換回路108とを接続する一本のインターフェース信号線上にシリアル出力する。そして、内部信号変換回路108として、互いに、異なる遷移レベルを用いることによって、入力される信号を記憶保持する第1の記憶保持回路113及び第2の記憶保持回路114を設け、これらの記憶保持回路によって時分割されたシリアル出力信号をテストモードセレクト信号TMSとシリアルデータ入力信号TDIとを、2本のインターフェース信号線に別個に伝送して、TAPコントローラ105に入力するようにした。従って、半導体装置に設けられる、JTAGインターフェース信号の入出力を行うインターフェース信号端子の数を少なくした上で、半導体装置の内部回路に関して所望の機能テスト又はデバッグを行うことができ、小型化された半導体装置であっても、互いにショートすることがないように、インターフェース信号端子を所定の間隔をあけて設けることが可能となる。すなわち、小型化された半導体装置においても、その半導体装置に設けられるインターフェース信号端子の数を少なくすることができるので、的確にJTAGインターフェース信号を用いた半導体装置の機能テストやデバッグを行うことができる。また、半導体装置に設けるインターフェース信号端子の数を少なくすることができることによって、半導体装置の製造コストを低減することも可能となる。
【0048】
次に、本発明における第1の実施の形態を、以下に図面を参照しながら説明する。
【0049】
図5は本発明における第1の実施の形態に係るホストコンピュータ201と半導体装置203とを接続するインターフェース回路206の概略を示した図である。
【0050】
ホストコンピュータ201、プロトコル変換器202、半導体装置203における内部回路及びTAPコントローラについては、上述の参考例と同様であるので、それらの機能及び接続関係については、ここでは省略し、上述の参考例における構成とは異なる部分について以下に説明する。
【0051】
プロトコル変換器202と、半導体装置203内のTAPコントローラ205とは、インターフェース回路206によって互いに接続されている。インターフェース回路206は、半導体装置203の外部に位置する外部信号変換回路207と、半導体装置203の内部に位置する内部信号変換回路208を有している。外部信号変換回路207とプロトコル変換器202とは、テストクロック信号TCK、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS及びシリアルデータ入力信号TDIを伝送する4本のインターフェース信号線210A〜210Dによって接続されている。同様に内部信号変換回路208とTAPコントローラ205とは、内部テストクロック信号iTCK、内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS及び内部シリアルデータ入力信号iTDIを伝送する4本のインターフェース信号線211A〜211Dによって接続されている。
【0052】
外部信号変換回路207と内部信号変換回路208とは、半導体装置203内に設けられた2つのインターフェース信号端子209A及び209BCD、2本のインターフェース信号線211A及び211BCD、半導体装置203外に設けられた2本のインターフェース信号線210A及び210BCDとによって接続されている。
【0053】
プロトコル変換器202とTAPコントローラ205とは、半導体装置203内に設けられたインターフェース信号端子209E及びインターフェース信号線211Eと、半導体装置203外に設けられたインターフェース信号線210Eとによって接続されている。従って、TAPコントローラ205から出力された内部シリアル出力信号iTDOは、インターフェース信号端子209Eを介して、インターフェース信号線210E上にシリアルデータ出力信号TDOとして伝送される。
【0054】
次に、インターフェース回路206における外部信号変換回路207及び内部信号変換回路208の構成について、それぞれ図6及び図7を参照しながら説明する。
【0055】
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る外部信号変換回路207の構成を示す図である。外部信号変換回路207は、テストクロック信号TCKの周波数を逓倍する周波数逓倍回路213と、周波数逓倍回路213の出力信号に基づいてダウンカウントを行う2ビットカウンタ214と、2ビットカウンタ214の出力信号によって制御される選択回路212により構成されている。
【0056】
周波数逓倍回路213は、プロトコル変換器202から出力されたテストクロック信号TCKの周波数を4倍に変換するものであり、インターフェース信号線210Aによって半導体装置203のインターフェース信号端子209Aに接続され、インターフェース信号210A’によって2ビットカウンタ214に接続されている。
【0057】
2ビットカウンタ214は、テストクロック信号TCKの周波数を4倍に変換した周波数を有するテストクロック信号TCK4に基づいてダウンカウント値である出力信号を選択回路212に出力するものであり、選択回路212の制御端子212Eに接続されている。
【0058】
選択回路212は4つの入力端子212A〜212Dを有しており、入力端子212A〜212Cには、プロトコル変換器202から出力されるテストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIがそれぞれ入力される。また、入力端子212Dは接地電位Vssに接続されている。選択回路212の出力端子212Fは、インターフェース信号線210BCDによって半導体装置203のインターフェース信号端子209BCDに接続されている。この選択回路212の出力端子212Fからは、制御端子212Eに入力される、2ビットカウンタ214によるカウント値に応じて、接地電位レベルの信号、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIのうちのいずれかの信号が出力される。すなわち、選択回路212は、接地電位レベルの信号、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIの4種類の信号を時分割して、1本のインターフェース信号線210BCDにシリアル出力する。
【0059】
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る内部信号変換回路208の構成を示す図である。内部信号変換回路208は、外部信号変換回路207の選択回路212から出力される時分割シリアル信号が入力されるシリアル信号入力部215、時分割シリアル信号を基にしてパラレル信号(内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS、内部シリアルデータ入力信号iTDI)を出力するパラレル信号出力部216、内部テストクロック信号iTCKを出力する2ビットダウンカウント部217、パラレル信号出力部216を制御する制御部218により構成されている。
【0060】
シリアル信号入力部215は、D(Delay)型フリップフロップ回路(以下、D−FF回路とする。)219〜221によって構成されている。D−FF回路219のデータ入力端子Dは、上述した時分割シリアル信号が入力されるようにインターフェース信号端子209BCDに接続されている。D−FF回路219のデータ出力端子Qは、D−FF回路220のデータ入力端子Dに接続されている。D−FF回路220のデータ出力端子Qは、D−FF回路221のデータ入力端子Dに接続されている。D−FF回路221のデータ出力端子Qは制御部218に接続されている。また、各D−FF回路219〜221のクロック入力端子CKはインターフェース信号端子209Aに接続されている。
【0061】
パラレル信号出力部216は、D−FF回路222〜224によって構成されており、それぞれのデータ出力端子Qからは、内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS、内部シリアル入力信号iTDIが出力される。D−FF回路222のデータ入力端子は、シリアル信号入力部215におけるD−FF回路220のデータ出力端子に接続されている。D−FF回路223のデータ入力端子は、シリアル信号入力部215におけるD−FF回路219のデータ出力端子に接続されている。D−FF回路224のデータ入力端子は、インターフェース信号端子209BCDに接続されている。また、各D−FF回路222〜224のクロック入力端子CKは制御部218における3入力NORゲート230の出力端子に接続されている。このパラレル信号出力部216は、時分割シリアル信号を各D−FF回路222〜224に入力させ、制御部218から出力されるクロック信号に応じて、内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS、内部シリアルデータ入力信号iTDIをパラレル出力するものである。
【0062】
2ビットダウンカウント部217は、D−FF回路225及び226、2入力ANDゲート227によって構成されている。D−FF回路226のデータ入力端子Dには2入力ANDゲート227の出力端子が接続されている。D−FF回路226の一方のデータ出力端子Qは制御部218における2入力NORゲート228の一方の入力端子とD−FF回路225におけるクロック入力端子CKに接続されており、他方のデータ出力端子QNは2入力ANDゲート227の一方の入力端子に接続されている。D−FF回路226のクロック入力端子CKにはインターフェース信号端子209Aが接続されている。2入力ANDゲート227の他方の入力端子は、制御部218における2入力NANDゲート229の出力端子に接続されている。D−FF回路225の一方のデータ出力端子Qは、TAPコントローラ205と制御部218における2入力NORゲート228の他方の入力端子とに接続されている。D−FF回路225のデータ入力端子DはD−FF回路225における他方のデータ出力端子QNに接続されている。また、2ビットダウンカウント部217は2ビットで表されるカウント値C217を出力すると共に、テストクロック信号TCK4の周波数を4分の1の周波数に変換することによって、テストクロック信号TCKと同様の周波数を有する内部テストクロック信号iTCKを出力する。
【0063】
制御部218は、2入力NORゲート228、2入力NANDゲート229、3入力NORゲート230及びインバータ231によって構成されている。3入力NORゲート230の各入力端子には、シリアル信号入力部215におけるD−FF回路221の出力端子Q、インバータ231の出力端子、そして、インターフェース信号端子209Aがそれぞれ接続されている。2入力NANDゲート229の各入力端子には、シリアル信号入力部215におけるD−FF回路221の出力端子Q及び2入力NORゲート228の出力端子が接続されている。インバータ231の入力端子には、2入力NANDゲート229の出力端子が接続されている。
【0064】
次に、以上のように構成された本発明の第1の実施の形態に係るインターフェース回路を用いて、半導体装置203に関する機能テスト又はデバッグを行う際の動作について図8及び図9を参照しながら説明する。
【0065】
図8は、インターフェース回路206内の外部信号変換回路207の動作に関するタイミングチャートであり、図9は、インターフェース回路206内の内部信号変換回路208の動作に関するタイミングチャートである。図8及び図9共に、テストクロック信号TCKと内部テストクロック信号iTCKとの同期が確立されていない間におけるインターフェース回路206の動作と、同期確立後における半導体装置203の機能テスト又はデバッグを行う際のインターフェース回路206の動作を示しており、また、時刻T6においてテストクロック信号TCKと内部テストクロック信号iTCKとの同期が確立する場合を示している。
【0066】
本発明の第1の実施の形態においては、半導体装置203におけるインターフェース信号端子の数を3つにするために、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIは、プロトコル変換器202からTAPコントローラ205へ伝送する際に時分割シリアル信号として伝送される。これら3種類の信号を時分割シリアル信号に変換するために、インターフェース回路206においてはテストクロック信号TCKが4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4に変換される。しかし、半導体装置203の内部回路204における機能テストやデバッグは、ホストコンピュータ201において設定された周波数を有するテストクロック信号TCK、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIに基づいて行われるので、インターフェース回路206において4倍の周波数に変換されたテストクロック信号TCKは、TAPコントローラへ入力される際にはプロトコル変換器202から出力された時の周波数を有するように再度変換する必要がある。また、再度変換された結果である内部テストクロック信号iTCKは、プロトコル変換器202から出力されたテストクロック信号TCKとの同期を確立する必要がある。ここで、もし、内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの間の同期が確立されていなければ、2ビットダウンカウント部217から出力されるカウント値が"0"となっている場合に、シリアル信号入力部215の最終出力段であるD−FF回路221から出力される時分割シリアル信号が固定値"0"となっていない場合、プロトコル変換器202から出力された機能テストやデバッグに関する信号が、TAPコントローラ205に到着する際には変化してしまう可能性が生じ、所望の機能テストやデバッグを行うことができなくなってしまうことがある。例えば、時刻T2〜T3において、D−FF回路221から出力される時分割シリアル信号が初期のシリアルデータ入力信号TDI0で、D−FF回路220から出力される時分割シリアル信号が固定値"0"となっている場合を考えると、最終的にパラレル信号出力部216から出力される信号は、第1のテストモードセレクト信号TMS1、第1のテストリセット信号TRST1、初期のシリアルデータ入力信号TDI0となってしまう。従って、内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの間では両者の同期を確立する必要がある。
【0067】
そこで、まず、第1の実施の形態におけるプロトコル変換器202から出力されるテストクロック信号TCKと、内部信号変換回路208から出力される内部テストクロック信号iTCKとの同期が確立されるまでのインターフェース回路206に関する動作について説明し、その後、両者の同期が確立された後のインターフェース回路206に関する動作について説明する。
【0068】
図7に示されている2ビットダウンカウンタ217のD−FF回路225及び226おいては、初期化が行われていないためカウント値が不明であるが、まず、例として、初期状態における2ビットダウンカウンタ217のカウント値が“2”となっており、かつ、このカウント値からダウンカウントを開始する場合に関して、テストクロック信号TCKと内部テストクロック信号iTCKとの同期が確立されるまでの動作を、図8及び図9を参照しながら説明する。
【0069】
ホストコンピュータ201から出力された半導体装置203の機能テスト又はデバッグに関するテストデータや命令データは、プロトコル変換器202によってJTAGインターフェース信号であるテストクロック信号TCK、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIに変換されて、外部信号変換回路207に入力される。これらの各JTAGインターフェース信号は図8に示すように変化する。例えば、テストリセット信号TRSTは、テストクロック信号TCKの各立ち上がり遷移に応答して、初期のテストリセット信号TRST0から第1のテストリセット信号TRST1、第2のテストリセット信号TRST2、第3のテストリセット信号TRST3、・・・・・のように変化し、プロトコル変換器202からテストクロック信号TCKより遅延して外部信号変換回路207の選択回路212に対して出力される。同様に、テストモードセレクト信号TMSは、テストクロック信号TCKの各立ち上がり遷移に応答して、初期のテストモードセレクト信号TMS0から第1のテストモードセレクト信号TMS1、第2のテストモードセレクト信号TMS2、第3のテストモードセレクト信号TMS3、・・・・・のように変化し、また、シリアルデータ入力信号TDIは、テストクロック信号TCKの各立ち上がり遷移に応答して、初期のシリアルデータ入力信号TDI0から第1のシリアルデータ入力信号TDI1、第2のシリアルデータ入力信号TDI2、第3のシリアルデータ入力信号TDI3、・・・・・のように変化し、いずれもテストクロック信号TCKが“H”レベルに遷移してから遅延してプロトコル変換器202から外部信号変換回路207の選択回路212に対して出力される。
【0070】
図8に示されるように、時刻T0〜T8の時間間隔に相当する周期を有するテストクロック信号TCKが、外部信号変換回路207内の周波数逓倍回路213に入力されると、周波数逓倍回路213からは4倍の周波数(時刻T0〜T2の時間間隔に相当する周期)を有するテストクロック信号TCK4が出力され、このテストクロック信号TCK4が、インターフェース信号線210A’を介してインターフェース信号端子209A及び2ビットカウンタ214に入力される。2ビットカウンタ214では、半導体装置203の機能テスト又はデバッグに関する動作においては、テストクロック信号TCK4の立ち上がり遷移に同期して“0”、“3”、“2”、“1”、“0”、“3”、“2”、・・・というようにダウンカウントが繰り返し行われる。このカウント値が選択回路212の制御端子212Eに入力されると、このカウント値に応じて、選択回路212の入力端子212A〜212Dに入力されるテストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDI、接地電位に関する時分割シリアル信号S212が出力端子212Fからインターフェース信号端子209BCDに対して出力される。この時分割シリアル信号S212は、例えば、固定値“0”、初期のテストリセット信号TRST0、初期のテストモードセレクト信号TMS0、初期のシリアルデータ入力信号TDI0、固定値“0”、第1のテストリセット信号TRST1、第1のテストモードセレクト信号TMS1、・・・・・・のような時間的順序によって出力される。
【0071】
インターフェース信号端子209BCDに入力された時分割シリアル信号S212は、シリアル信号入力部215のD−FF回路219及びパラレル信号出力部216のD−FF回路224にそれぞれ入力される。シリアル信号入力部215において、D−FF回路220はD−FF回路219から出力される時分割シリアル信号219Qに基づいてデータを出力し、同様に、D−FF回路221はD−FF回路220から出力される時分割シリアル信号220Qに基づいてデータを出力し、かつ、D−FF回路219〜221はいずれもテストクロック信号TCK4の立ち上がり遷移に応じて出力信号を変化させる。従って、図9に示すように、D−FF回路219から出力される時分割シリアル信号219Qはインターフェース信号端子209BCDにおける時分割シリアル信号S212よりもテストクロック信号TCK4の1周期分だけ位相が遅れて変化し、同様に、D−FF回路220及び221から出力される時分割シリアル信号220Q及び221QはD−FF回路220及び221に入力される時分割シリアル信号219Q及び220Qよりもそれぞれテストクロック信号TCK4の1周期分だけ位相が遅れて変化する。例えば、D−FF回路219から出力される時分割シリアル信号219Qは、時刻T1において固定値“0”から第1のテストリセット信号TRST1に変化するが、D−FF回路220から出力される時分割シリアル信号220Qは、時刻T1からテストクロック信号TCK4の1周期分だけ位相が遅れた時刻T2において固定値“0”から第1のテストリセット信号TRST1に変化する。そして、シリアル信号入力部215の最終段であるD−FF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qは、制御部218内の2入力NANDゲート229と3入力NORゲート230に入力される。
【0072】
2入力NANDゲート229は、自身に入力される時分割シリアル信号221Qと、2ビットダウンカウント部217からの出力信号に基づいて、2ビットダウンカウント部217を制御する。図9に示されるように、2ビットダウンカウント部217におけるダウンカウントが実行され、時刻T4〜T6においてカウント値C217が“0”になると、すなわち、2ビットダウンカウンタ217からの二つの出力信号225Q及び226Qが共に“L”レベルになると、2ビットダウンカウント部217の出力信号であるカウント値が入力される2入力NORゲート228の出力信号が“H”レベルになる。つまり、2入力NANDゲート229の一方の入力信号が“H”レベルになる。従って、制御部218の2入力NANDゲート229から出力される信号S229のレベルは、2入力NANDゲート229の他方の入力信号となる時分割シリアル信号221Qの値によって決定される。ここで、内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの間で両者の同期が確立していない場合、言い換えれば、D−FF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qの値が固定値“0”になっておらず、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIのいずれかの信号になっている場合は、2入力NANDゲート229から出力される信号S229は“L”レベルとなる。すなわち、前述の同期が確立していない間、信号S229は“L”レベルのままである。そして、信号S229が“L”レベルになっている間、2ビットダウンカウント部217の2入力ANDゲート227から出力される信号は“L”レベルのままである。
【0073】
時刻T4〜T6において信号S229が“L”レベルになることによって、時刻T6〜T8における2ビットダウンカウンタ217から出力されるカウント値C217は“0”、すなわち、2ビットダウンカウンタ217からの二つの出力信号225Q及び226Qは共に“L”レベルになり、その結果、内部テストクロック信号iTCKが“L”レベルとなる。一方、時刻T6〜T8においては、D−FFF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qが固定値“0”となるので、2入力NANDゲート229から出力される信号S229が“H”レベルになる。その結果、2ビットダウンカウント部217では、時刻T8以降において、“3”、“2”、“1”、“0”、“3”、“2”、・・・というようにダウンカウントが行われ、時刻T6以降において、図9に示されるように、内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの同期が確立する。
【0074】
以上のような同期確立に関する動作では、2ビットダウンカウント部217における初期状態のカウント値C217が“2”の場合について説明したが、この初期状態のカウント値C217が“3”や“1”である場合にも、上述した動作と同様に、2ビットダウンカウント部217におけるカウント値C217は、前述した同期が確立されるまで“0”となっている。また、初期状態におけるカウント値が“0” となっている場合には、シリアル信号入力部215のD−FF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qが固定値“0”であっても、時分割シリアル信号221Qはその後も固定値“0”であり続けることはないので、一旦、内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの同期がくずれ、再度同期を確立させる動作が行われる。
【0075】
次に、以上のような内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの同期が確立した後において、半導体装置203に関する機能テスト又はデバッグを行う際のインターフェース回路206の動作について、主に図9を参照しながら説明する。
【0076】
前述したような内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの同期が確立した後(時刻T6以降)は、インターフェース信号端子209Aに入力された4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4は、2ビットダウンカウント部217内のD−FF回路225及び226によって、テストクロック信号TCKと同じ周波数を有する内部テストクロック信号iTCKに変換され、TAPコントローラへ伝送される。つまり、2ビットダウンカウント部217は、テストクロック信号TCK4の周波数をその4分の1の周波数に変換して、内部テストクロック信号iTCKを出力する。
【0077】
インターフェース信号端子209BCDに入力された時分割シリアル信号S212は、パラレル信号出力部216のD−FF回路224に入力されると共にシリアル信号入力部215にも入力される。シリアル信号入力部215内のD−FF回路219及び220から、それぞれ4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4の1周期毎に時分割シリアル信号219Q及び220Qが、パラレル信号出力部216のD−FF回路222及び223に対して出力される。例えば、時刻T6においては、D−FF回路222に第1のテストリセット信号TRST1が入力され、D−FF回路223に第1のテストモードセレクト信号TMS1が入力され、D−FF回路224に第1のシリアルデータ入力信号TDI1が入力される。
【0078】
一方、制御部218の3入力NORゲート230は、シリアル信号入力部のD−FF回路221から出力された時分割シリアル信号221Q、2入力NORゲート228から出力された信号がインバータ231によって反転された信号、そして、4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4の3つの信号が入力されることによって、パラレル信号出力部216内の各D−FF回路222〜224を制御する信号S230を出力する。すなわち、3入力NORゲート230は、これらの3つの信号が全て“L”レベルとなる場合に“H”レベルの信号S230を出力し、3つの信号のうち一つでも“H”レベルとなっている場合は“L”レベルの信号S230を出力する。
【0079】
ここで、3入力NORゲート230から出力される信号S230の波形について、図9を参照しながら説明する。前述したように、時刻T6において内部テストクロック信号iTCKとテストクロック信号TCKとの同期が確立した後、時刻T6〜T8において、2ビットダウンカウント部217からの出力信号225Q及び226Qは共に“L”レベルになっているので、2入力NORゲート228の出力信号は“H”レベル、インバータ231の出力信号は“L”レベルとなる。また、この時、シリアル信号入力部215のD−FF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qは固定値“0”、つまり、“L”レベルとなっている。そして、4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4は、時刻T6〜T8において“H”レベルとなっているが、時刻T7〜T8においては“L”レベルとなっている。従って、時刻T7〜T8においては、3入力NORゲート230に入力される3つの信号は全て“L”レベルとなるので、図9に示すように、3入力NORゲート230からの出力信号S230が“H”レベルとなる。
【0080】
時刻T8〜T14においては、D−FF回路221から出力される時分割シリアル信号221Qの値は、第1のテストリセット信号TRST1、第1のテストモードセレクト信号TMS1、第1のシリアルデータ入力信号TDI1というように変化する。すなわち、時分割シリアル信号221Qは“H”レベルになっている。また、この期間において、2ビットダウンカウント部217は、“3(出力信号225Q及び226Qが共に“H”レベル)”、“2(出力信号225Qが“H”レベル、226Qが“L”レベル)”、“1(出力信号225Qが“L”レベル、226Qが“H”レベル)”というようにダウンカウントを行うので、2入力NORゲート228から出力される信号は“L”レベル、かつ、インバータ231から出力される信号は“H”レベルとなる。つまり、時刻T8〜T14においては、3入力NORゲート230に入力される3つの信号のうち少なくとも一つの信号が“H”レベルとなる。従って、この期間においては、3入力NORゲート230は“L”レベルの信号S230を出力する。
【0081】
その後、時刻T14〜T16においては、時分割シリアル信号221Qが固定値“0”(“L”レベル)に、2ビットダウンカウント部217のカウント値が“0(出力信号225Q及び226Qが共に“L”レベル)”になり、その結果、2入力NORゲート228からの出力信号が“H”レベルに、インバータ231からの出力信号が“L”レベルになる。また、4倍の周波数を有するテストクロック信号TCK4は、時刻T14〜T15においては“H”レベルとなり、時刻T15〜T16においては“L”レベルとなる。つまり、時刻T15〜T16においては、3入力NORゲート230に入力される3つの信号の全てが“L”レベルになるので、図9に示すように、3入力NORゲート230からの出力信号S230が“H”レベルとなる。そして、時刻T16以降の信号S230は、時刻T8〜T16における信号S230と同様の波形を繰り返し示す。
【0082】
以上のようなタイミングチャートを示す信号S230は、パラレル信号出力部216内の各D−FF回路222〜224におけるクロック入力端子CKに入力される。各D−FF回路222〜224では、入力される信号S230の立ち上がり遷移に基づいて、各D−FF回路222〜224の入力端子に入力される時分割シリアル信号の値が変化させて、TAPコントローラ205に対して出力する。例えば、D−FF回路222から出力されるテストリセット信号iTRSTは、時刻T7において初期の内部テストリセット信号iTRST0から第1の内部テストリセット信号iTRST1に変化し、時刻T15において第1の内部テストリセット信号iTRST1から第2の内部テストリセット信号iTRST2に変化する。同様に、D−FF回路223から出力されるテストモードセレクト信号iTMSは、時刻T7において初期の内部テストモードセレクト信号iTMS0から第1の内部テストモードセレクト信号iTMS1に変化し、時刻T15において第1の内部テストモードセレクト信号iTMS1から第2の内部テストモードセレクト信号iTMS2に変化する。また、D−FF回路224から出力されるシリアルデータ入力信号iTDIは、時刻T7において初期の内部シリアルデータ入力信号iTDI0から第1の内部シリアルデータ入力信号iTDI1に変化し、時刻T15において第1の内部シリアルデータ入力信号iTDI1から第2の内部シリアルデータ入力信号iTDI2に変化する。
【0083】
以上のように変化する内部テストクロック信号iTCK、内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS、内部シリアルデータ入力信号iTDIがTAPコントローラ205に入力されると、TAPコントローラ205においては、内部テストクロック信号iTCKの立ち上がり遷移に基づいて、内部テストリセット信号iTRST、内部テストモードセレクト信号iTMS、内部シリアルデータ入力信号iTDIの各値が取り込まれる。
【0084】
そして、取り込んだこれらのデータに基づいて、半導体装置203の内部回路204における機能テスト又はデバッグが実行される。その後、テスト結果又はデバッグ結果を表す信号が内部回路204からTAPコントローラ205に対して出力される。TAPコントローラ205から半導体装置203のインターフェース信号端子209Eに対しては、内部回路204のテスト結果又はデバッグ結果を表す新たな信号が、時刻T12や時刻T20において検知される内部テストクロック信号iTCKの立ち下がり遷移(“H”レベルから“L”レベルへの遷移)のタイミングに基づいて、内部シリアルデータ出力信号iTDOとして伝送される。例えば、図8に示すように、時刻T12や時刻T20における内部テストクロック信号iTCKの立ち下がり遷移に基づいて、初期の内部シリアルデータ出力信号iTDO0から第1の内部シリアルデータ出力信号iTDO1に変化したり、第1の内部シリアルデータ出力信号iTDO1から第2の内部シリアルデータ出力信号iTDO2に変化する。この内部シリアルデータ出力信号iTDOは、インターフェース信号線210Eを介して、シリアルデータ出力信号TDOとしてプロトコル変換器202に伝送され、その後、ホストコンピュータ201によって解析されることによって半導体装置203における機能テスト又はデバッグが終了する。
【0085】
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態においては、インターフェース回路206として半導体装置203外に外部信号変換回路207を、かつ半導体装置203内に内部信号変換回路208を設け、外部信号変換回路207内における、テストクロック信号TCKの周波数を4倍した周波数を有するテストクロック信号TCK4で制御される選択回路212によって、JTAGインターフェース信号のうち、テストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIの3種類の信号を時分割し、外部信号変換回路207と内部信号変換回路208とを接続する1本のインターフェース信号線上にシリアル出力する。そして、内部信号変換回路208において、シリアル信号入力部215及びパラレル信号出力部216のD−FF回路によって、時分割シリアル信号として出力されたテストリセット信号TRST、テストモードセレクト信号TMS、シリアルデータ入力信号TDIの3種類の信号をそれぞれ別々のインターフェース信号線に別個に伝送して、TAPコントローラ105に入力するようにし、また、テストクロック信号TCK4の周波数の4分の1の周波数を有するテストクロック信号に再変換する。従って、半導体装置に設けられる、JTAGインターフェース信号の入出力を行うインターフェース信号端子の数を少なくした上で、半導体装置203の内部回路204に関して所望の機能テスト又はデバッグを行うことができ、小型化された半導体装置であっても、互いにショートすることがないように、インターフェース信号端子を所定の間隔をあけて設けることが可能となる。すなわち、小型化された半導体装置においても、その半導体装置に設けられるインターフェース信号端子の数を少なくすることができるので、的確にJTAGインターフェース信号を用いた半導体装置の機能テストやデバッグを行うことができる。また、半導体装置に設けるインターフェース信号端子の数を少なくすることができることによって、半導体装置の製造コストを低減することも可能となる。
【0087】
【発明の効果】
本発明におけるインターフェース回路及びそれを用いた半導体装置のテスト方法とデバッグ方法によれば、半導体装置におけるテスト又はデバッグを行う際に、半導体装置の外部から供給される第1〜第3のインターフェース信号を半導体装置の内部回路に伝送するインターフェース回路を用い、インターフェース回路内の第1の周波数変換回路によって、半導体装置の外部から供給される第1のクロック信号の周波数を逓倍した周波数を有する第2のクロック信号を生成し、この第2のクロック信号に応じて、第1〜第3のインターフェース信号に関する第1の時分割シリアル信号を生成し、半導体装置の入力端子を介して第1の時分割シリアル信号を半導体装置に入力する。その後、シリアル信号入力回路によって、第1の時分割シリアル信号に基づいて第2〜第4の時分割シリアル信号を生成し、これらの第1〜第4の時分割シリアル信号に基づいて、パラレル信号出力回路から第1〜第3のインターフェース信号を出力し、半導体装置の内部回路に伝送するので、第1及び第2のインターフェース信号が入力される端子を別個に半導体装置に設ける必要がなくなる。つまり、インターフェース信号が入力される端子の数を少なくすることができ、小型化された半導体装置であっても、端子同士のショートを防止することができる。その結果、小型化された半導体装置においても、JTAGインターフェース信号を用いた半導体装置の機能テストやデバッグを的確に行うことができ、また、半導体装置の製造コストを低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例におけるインターフェース回路の概略を示す図である。
【図2】 本発明の参考例における外部信号変換回路の構成を示す図である。
【図3】 本発明の参考例における内部信号変換回路の構成を示す図である。
【図4】 本発明の参考例に係るインターフェース回路におけるタイミングチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態におけるインターフェース回路の概略を示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態における外部信号変換回路の構成を示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態における内部信号変換回路の構成を示す図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係るインターフェース回路におけるタイミングチャートである。
【図9】 本発明の第1の実施の形態に係るインターフェース回路におけるタイミングチャートである。

Claims (9)

  1. JTAG対応半導体装置の内部回路に対して、JTAGによって規格化された第1〜第3のJTAGインターフェース信号を伝送するJTAGインターフェース回路において、
    第1のJTAGインターフェース信号は、前記内部回路における動作モードを選択する信号であって、かつ、第2のJTAGインターフェース信号は、前記内部回路における動作命令に関する信号であって、かつ、第3のJTAGインターフェース信号は、前記内部回路における動作リセットに関する信号であって、
    前記JTAGによって規格化された第1のJTAGクロック信号の第1の周波数を逓倍することによって、第2の周波数を有する第2のJTAGクロック信号を出力する第1の周波数変換回路と、
    前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号が入力され、前記第2のJTAGクロック信号に応じて前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号に関する第1のJTAG時分割シリアル信号を生成し、前記第1のJTAG時分割シリアル信号を前記JTAG対応半導体装置のJTAG入力端子に伝送する選択回路と、
    前記JTAG対応半導体装置の前記JTAG入力端子に伝送された前記第1のJTAG時分割シリアル信号が入力され、前記第2のJTAGクロック信号に応じて、前記第1のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第2のJTAG時分割シリアル信号と、前記第2のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第3のJTAG時分割シリアル信号と、前記第3のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第4のJTAG時分割シリアル信号とを出力するシリアル信号入力回路と、
    前記第2のクロック信号の前記第2の周波数を前記第1の周波数に変換することによって第3のJTAGクロック信号を出力する第2の周波数変換回路と、
    前記第2及び第3のJTAGクロック信号と前記第4のJTAG時分割シリアル信号に基づいて制御信号を出力する制御信号発生回路と、
    前記制御信号に応じて、前記第1のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第1のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、かつ、前記第2のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第2のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、前記第3のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第3のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号をそれぞれ出力するパラレル信号出力回路とを有することを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  2. 請求項記載のJTAGインターフェース回路において、
    前記シリアル信号入力回路は、前記第1のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記第2のJTAGクロック信号に応じて前記第2のJTAG時分割シリアル信号を出力する第1の記憶保持回路と、前記第2のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記第2のJTAGクロック信号に応じて前記第3のJTAG時分割シリアル信号を出力する第2の記憶保持回路と、前記第3のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記第2のJTAGクロック信号に応じて前記第4のJTAG時分割シリアル信号を出力する第3の記憶保持回路とを有しており、
    前記パラレル信号出力回路は、前記第1のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記制御信号に応じて前記第1のJTAGインターフェース信号を出力する第4の記憶保持回路と、前記第2のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記制御信号に応じて前記第2のJTAGインターフェース信号を出力する第5の記憶保持回路と、前記第3のJTAG時分割シリアル信号が入力され、かつ前記制御信号に応じて前記第3のJTAGインターフェース信号を出力する第6の記憶保持回路とを有していることを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  3. 請求項1又は2記載のJTAGインターフェース回路において、
    前記パラレル信号出力回路には第1〜第3の信号線がそれぞれ接続されており、前記パラレル信号出力回路は前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号を前記第1〜第3の信号線にそれぞれ出力することを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載されたJTAGインターフェース回路において、
    前記第2の周波数変換回路は、前記第2のJTAGクロック信号の周期に基づいてダウンカウントを行う2ビットカウンタ回路によって構成されており、前記カウンタ回路から出力される2ビット出力信号のうち一方の出力信号を前記第3のJTAGクロック信号とし、
    前記カウンタ回路からの前記2ビット出力信号のうち他方の信号と前記第3のJTAGクロック信号との間の論理信号が前記制御信号発生回路に入力されることを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載されたJTAGインターフェース回路において、
    前記第3のJTAGクロック信号と前記パラレル信号出力回路から出力される前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号は、前記JTAGインターフェース回路と前記内部回路との間に接続された、前記内部回路を制御する制御回路に入力され、
    前記制御回路に入力された前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号は、前記制御回路に入力された前記第3のJTAGクロック信号の遷移に応じて前記内部回路に出力されることを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載されたJTAGインターフェース回路において、
    前記第1の周波数変換回路及び前記選択回路はJTAG対応半導体装置の外部に設けられており、
    前記シリアル信号入力回路、前記第2の周波数変換回路及び前記制御信号発生回路は前記JTAG対応半導体装置の内部に設けられていることを特徴とするJTAGインターフェース回路。
  7. JTAG対応半導体装置の内部回路に対して、JTAGによって規格化された第1〜第3のJTAGインターフェース信号を伝送して、前記内部回路に関する関する機能テスト又はデバッグを行うJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法において、
    前記JTAGによって規格化された、前記内部回路における動作モードを選択する第1のJTAGインターフェース信号と、前記JTAGによって規格化された、前記内部回路における動作命令に関する第2のJTAGインターフェース信号と、前記JTAGによって規格化された、前記内部回路における動作リセットに関する第3のJTAGインターフェース信号とを伝送して、
    前記JTAG対応半導体装置の外部から供給され、かつ第1の周波数を有し、前記JTAGによって規格化された第1のJTAGクロック信号を、前記第1の周波数を逓倍した第2の周波数を有する第2のJTAGクロック信号に変換して前記JTAG対応半導体装置に入力し、
    前記第2のJTAGクロック信号に応じて、前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号に関する第1のJTAG時分割シリアル信号を生成し、
    前記JTAG対応半導体装置のJTAG入力端子を介して、前記第1のJTAG時分割シリアル信号を前記JTAG対応半導体装置内のシリアル信号入力回路に入力し、
    前記シリアル信号入力回路に入力された前記第1のJTAG時分割シリアル信号を基に、前記第2のJTAGクロック信号に応じて、前記第1のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第2のJTAG時分割シリアル信号と、前記第2のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第3のJTAG時分割シリアル信号と、前記第3のJTAG時分割シリアル信号よりも位相の遅れた第4のJTAG時分割シリアル信号とを生成し、
    前記シリアル信号入力回路から出力された前記第1〜第3のJTAG時分割シリアル信号をパラレル信号出力回路に入力し、
    前記JTAG対応半導体装置に入力された前記第2のJTAGクロック信号を、前記第1の周波数を有する第3のJTAGクロック信号に変換して、制御信号発生回路及び前記内部回路における動作を制御する制御回路に入力し、
    前記制御信号発生回路に入力された前記第2及び第3のJTAGクロック信号と前記第4のJTAG時分割シリアル信号に基づいて制御信号を生成してパラレル信号出力回路に出力し、
    前記パラレル信号出力回路によって、前記第1のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第1のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、かつ、前記第2のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第2のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、前記第3のJTAG時分割シリアル信号のうちの前記第3のJTAGインターフェース信号を記憶保持し、前記制御信号に応じて、前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号を前記制御回路にそれぞれ伝送し、
    前記制御回路に入力された前記第3のJTAGクロック信号に応じて、前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号を前記内部回路に伝送し、前記第3のJTAGクロック信号と前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号に基づいて、前記内部回路に関する機能テスト又はデバッグを行うことを特徴とするJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法。
  8. 請求項記載のJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法において、
    前記パラレル信号出力回路から出力される前記第1〜第3のJTAGインターフェース信号は、前記パラレル信号出力回路に接続された第1〜第3の信号線にそれぞれ出力されることを特徴とするJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法。
  9. 請求項7又は8記載のJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法において、
    前記第1のJTAG時分割シリアル信号は前記JTAG対応半導体装置の外部で生成され、
    前記第1のJTAG時分割シリアル信号は、前記JTAG対応半導体装置に設けられた一つの前記入力端子に伝送された後に、前記JTAG対応半導体装置の内部に設けられたシリアル信号入力回路に入力されることを特徴とするJTAG対応半導体装置のテスト方法又はデバッグ方法。
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