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JP3741751B2 - キサンタンガムの改質方法 - Google Patents

キサンタンガムの改質方法 Download PDF

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JP3741751B2
JP3741751B2 JP17471395A JP17471395A JP3741751B2 JP 3741751 B2 JP3741751 B2 JP 3741751B2 JP 17471395 A JP17471395 A JP 17471395A JP 17471395 A JP17471395 A JP 17471395A JP 3741751 B2 JP3741751 B2 JP 3741751B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/0006Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
    • C08B37/0024Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid beta-D-Glucans; (beta-1,3)-D-Glucans, e.g. paramylon, coriolan, sclerotan, pachyman, callose, scleroglucan, schizophyllan, laminaran, lentinan or curdlan; (beta-1,6)-D-Glucans, e.g. pustulan; (beta-1,4)-D-Glucans; (beta-1,3)(beta-1,4)-D-Glucans, e.g. lichenan; Derivatives thereof
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塩水中に直接溶解して塩水に所望の粘度を付与する改質されたキサンタンガムを得るためのキサンタガムの改質方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
食塩等の塩類水溶液に、室温条件下においても直接に溶解が可能で、これによって容易に所定の増粘効果を発揮する改質されたキサンタンガムを得るための方法は、本願出願人が開発した技術として、既に特開平5―271301号(米国特許第5,416,206号)により知られている。
【0003】
【発明が解決する課題】
しかし、この方法では、キサンタンガムに対して非溶解性であるが親水性である有機溶剤とキサンタンガム水溶液とを混合しつつ、析出物を細繊維状にするための特別の装置が必要である。また、この方法では、乾燥工程において乾燥槽に導入されるキサンタンガムの含液率が高いため、前もって細繊維状にしたキサンタンガムがこの乾燥工程で塊状になり、内部まで十分な乾燥を行うことができなくなったり、乾燥工程自体に要する時間が長くかかり、キサンタンガムの品質を悪化させるおそれがあった。なお、塊状となったまま不十分な乾燥状態で乾燥工程を終了した場合、その後に上記特開平5―271301号の本文中に記載されたような粉砕処理を行っても、粉体化が十分進まず、キサンタンガムの最終品質に影響を与える場合があった。このように、これらの点についてさらに改良が望まれていた。
したがって、本発明の目的は、析出工程を経たキサンタンガムを通常の解砕手段によって解砕しつつ、このように解砕された状態をほぼ保持した状態で短時間で乾燥を完了させるようにし、エネルギー・コストを低減させるとともに、より良好な品質のキサンタンガムを得るようにしたキサンタンガムの改質方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、キサンタンガムの改質方法であって、キサンタンガムに対して非溶解性であるが親水性である有機溶剤とキサンタンガム水溶液とを攪拌混合することによりキサンタンガムを析出させる析出工程と、該析出工程で得られたキサンタンガムの含液率を50%以下とする脱液工程と、該脱液工程で脱液されたキサンタンガムの平均粒径が0.6−1.5cmとなるようにスクリーン目開きを1.5cm以下とした解砕機を用いて解砕する解砕工程と、該解砕工程で得られたキサンタンガムを80℃以下の温度で乾燥する乾燥工程とを少なくとも含むものである。
【0005】
発酵工程
本発明は、その実施の形態において、キサンタンガムを発酵生産して得られる水溶液を、上記析出工程におけるキサンタンガム水溶液として使用することができる。
キサンタンガムは、良く知られた発酵方法により得られる。すなわち、例えばキサントモナス属(Xanthomonas)に属する細菌のキサントモナスカンペストリス(X.campestris)(この化合物とその製造方法は、米国特許第3,659,026号明細書に記載されているが、これは本明細書の一部として引用される)を適当な培養条件に置くことによって生産される。
【0006】
キサンタンガムは、キサントモナス・カンペストリスの代わりに生産微生物として、他の公知のキサントモナス細菌、例えばキサントモナス・カロタテ (X.carotate) 、キサントモナス・インカナエ (X.incanae)、キサントモナス・ベゴニアエ (X.begoniae) 、キサントモナス・パパベリコラ (X.papavericola) 、キサントモナス・トランセルスンス (X.translucens)、キサントモナス・バスクロニウム (X.vasculorum) 及びキサントモナス・ヘデラエ (X.hederae)を使用し、キサンタンガムの生産を行うことができる。
【0007】
析出工程
本発明の適用の対象となるキサンタンガムは、適当な培地を用いて、前培養、本培養を経て得ることができる。通常は、キサンタンガムの発酵液として得られる。
本発明は、その実施の形態において、上記発酵液を殺菌処理(加熱処理)し、キサンタンガムに対して非溶解性であるが親水性である有機溶剤と、キサンタンガム水溶液とを、高速での攪拌混合が可能である攪拌翼を有するタンクに供給し、タンク内で攪拌混合することにより、キサンタンガムを析出させることができる。
高粘性のキサンタンガム水溶液と親水性有機溶剤とを効率良く混合させ、さらに析出したキサンタンガムを良好に回収するためには、高速で往復回転する攪拌型式が好ましい。一定方向に回転する通常の攪拌方式では、析出したキサンタンガムが翼に絡み付き、回収が困難となる場合がある。また翼径/槽径の比は0.5以上が好ましい。0.5未満では、タンク内壁付近に、不流動領域が生じ、その部分でのキサンタンガム水溶液と親水性有機溶剤との混合が不可能となるため好ましくない。
本発明の適用の対象となるキサンタンガムは、特に制限されるものではなく、キサンタンガム発酵液やそれを濾過や薬液等により処理した後の液あるいはキサンタンガムを再度溶解した水溶液も包含し、キサンタンガム濃度、pH、温度、他の添加剤の濃度等の水溶液組成に制限されるものではない。
また、キサンタンガムの析出に使用されるキサンタンガムを溶解しない親水性有機溶剤としては、上記の他に例えば、メタノール、エタノール等のアルコール類、ジオキサン、アセトン、テトラヒドロフラン等を挙げることができる。
【0008】
脱液工程
上記方法で析出したキサンタンガムは、含液率が80重量%以上であり、この状態で乾燥することは、乾燥時のエネルギーコストを増加させるばかりでなく、高温での乾燥、また長時間の乾燥が必要となるため、過乾燥によりキサンタンガムの塩水溶解性を低下させるため好ましくない。このため脱液することにより、キサンタンガムの含液率を50%以下まで低下させることが必要である。本発明は、実施の形態としてこの脱液工程において、回転につれて間隔が縮小する円盤状の一対のスクリーンを有するV型デイスクプレスに、析出したキサンタンガムを含む分散液を供給し、上記円盤状の一対のスクリーンによって該キサンタンガム分散液を圧搾し、液成分をスクリーンを通過して回収するとともに、圧搾によって脱液されたキサンタンガム成分を上記スクリーンとともに回転し排出し回収することができる。
【0009】
解砕工程
脱液後のキサンタンガムは小塊状、または長い紐状で析出物内部に高含液率部分が存在することがあり、この状態で乾燥させるとキサンタンガムの内部まで完全に乾燥させるために、高温、長時間での乾燥が必要となり、これにより塩水溶解性が低下するため好ましくない。これを改善し、塩水溶解性を低下させない温度での乾燥を可能とするため、脱液後のキサンタンガムを小粒状に解砕する必要がある。
解砕方法は特に限定されないが、実施の形態としては、スクリーン付のカッターが好ましい。解砕後のキサンタンガムの平均粒径は、0.3―2cmが好ましい。さらに好ましくは、0.6―1.5cmである。2cmを越えると、解砕後のキサンタンガム粒の内部を乾燥するために、高温での処理が必要となり、好ましくない。また0.3cm未満に解砕することは、スクリーンの目詰まり等の問題を生じ生産性を低下させるため好ましくない。
【0010】
乾燥工程
上記方法で解砕したキサンタンガムは、80℃以下で乾燥される。乾燥方法は特に限定されないが、乾燥中にキサンタンガム粒が流動する型式のものが好ましい。乾燥温度が80℃を超えると、塩水中の溶解性能が悪化して好ましくない。
【0011】
粉砕工程
本発明は、実施の形態として、乾燥後のキサンタンガムを、さらに塩水中での分散を容易にするために、粉砕することも可能である。粉砕方法は衝撃粉砕等、一般に使用されている方法を用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明の析出工程で使用されるタンクの好適な形態を示す。図1において、101は攪拌軸の駆動モータを含む駆動装置、102は攪拌タンク、103は攪拌軸である。攪拌軸103はさらに上下に攪拌翼104,105を備える。この攪拌翼104,105は、攪拌軸103にそれぞれ図中で示して左右方向に対生するように設けられており、本実施の形態では、これら攪拌翼104,105の長手方向の中心軸は同一平面上にある。この攪拌翼104,105の断面は三角形状となっており先細状となっている。
なお、これらの攪拌翼104,105の数、断面形状は、この形態に制限されるものではなく、本発明の目的に沿ったものは全て採用することができる。
この攪拌翼104,105は、高速での攪拌混合が可能であり、しかも1/4回転ごとに往復回転する。一定方向に回転する通常の攪拌方式では、析出したキサンタンガムが翼に絡み付き、回収が困難となる場合がある。駆動モータから攪拌軸103に至る回転伝達機構であって公知のものを採用することによってこのような往復回転を生じさせることができる。勿論、駆動装置にマイクロプロセッサーによる制御部を設けこのような往復回転運動を行うように制御することもできる。
翼径/槽径の比は0.5以上が好ましい。0.5未満では、タンク102の内壁付近に、不流動領域が生じ、その部分でのキサンタンガム水溶液と親水性有機溶剤との混合が不可能となるため好ましくない。
このタンク内にキサンタンガムに対して非溶解性であるが親水性である有機溶剤(イソプロパノール)と、キサンタンガム水溶液とを供給する。このタンク内で攪拌混合することにより、キサンタンガムを析出させることができる。
【0013】
以上の析出操作の後、図2,図3に示すV型デイスクプレスに、析出したキサンタンガムを含む分散液を供給する。
図2,図3は、この脱液工程に使用するV型デイスクプレスの好適な形態を示し、図において、1はV型デイスクプレス本体、2a,2bはスクリーン、3a,3bはスピンドル、4a,4bは支持腕、5は油圧シリンダ(またはバネ式シリンダ)である。
【0014】
上記一対のスクリーン2a,2bは、図から了解されるように円盤(円錐面)状に構成されており、回転支持部11a,11bに固定されている。スクリーン2a,2bの間隔は、原料入口側Aで最も広く、180度回転した反対側Bで最も狭くなる。スクリーン2a,2bは、図4に示すように、正面から見て6枚に分割されており、それぞれ小孔21を多数均一に穿孔したパンチングメタルプレート20より成り、小孔の大きさ(スクリーンの目開)と小孔21の数によって開口率が決定される。パンチングメタルプレート20は、圧搾時の加圧に耐えるために、裏面を適宜補強プレート22で強化されている(図5)。補強プレート22は、均一に穿孔した大孔23を備えている。
【0015】
この装置において、スクリーンの個々の小孔の大きさ(スクリーンの目開き)は、1mm2 以下が好ましく、円形孔やスリット孔のスクリーンが使用される。目開きがこれより大では、圧搾時にスクリーンを通過するキサンタンガムのロス分が大きくなることがあり好ましくない。
【0016】
図3に示すように、上記スピンドル3a,3bは、左右一対に構成されており、支持腕4a,4bに固定支持され、本体1の中央においてセンターピン6によって互いに揺動自在に連結されている。なお、センターピン6の両端は本体1に固定されている。一方、支持腕4a,4bは、L字型に構成されており、上記したように一端においてスピンドル3a,3bを固定支持するとともに、他端は油圧シリンダ5またはバネ式シリンダを介して互いに連結されている。この油圧シリンダ5の近傍において、支持腕4a,4bは、リンク7a,7bを介して本体1に対して変位可能に結合されている。8はリンク7aと支持腕4aとの回転中心であり、9はリンク7a,7bの回転中心である。リンク7bと支持腕4bとの回転中心も機構上勿論設定されているが、図3では隠れている。回転中心9は、溝10内で上下に摺動自在となっている(すなわちスライダを構成する)。
【0017】
上記本体1,センターピン6,スピンドル3aと一体の支持腕4a,回転中心8,リンク7a,回転中心9および溝10で一種の回りスライダクランク機構を構成する。同様に、本体1,センターピン6,スピンドル3bと一体の支持腕4b,回転中心8,リンク7b,回転中心9および溝10で一種の回りスライダクランク機構を構成する。この結果、油圧シリンダ5またはバネ式シリンダの左右動によってリンク7a,7bの開き角度を調節することによって、これらの要素と連動するスピンドル3a,3bの角度を調節し、スクリーン2a,2bの開きを調節し、圧搾力を制御することができる。
なお、スクリーンの開きを調節するための機構を上記の回りスライダクランク機構としたが、例えば、スライダの部分をリンクで置き換え、四節回転連鎖機構とする等、要するにスピンドルの角度を調節できる機構ならば本発明で採用することができる。
【0018】
前記した回転支持部11a,11bは、図3に示すように、ベアリングを介してスピンドル3a,3bに回転自在に支承されており、一体のスプロケット12a,12bに(チェーンを媒介として)伝達される駆動力によって回転する。なお、回転支持部11a,11bへの動力伝達機構は、他にもVベルトによる伝達機構等各種の機構を採用することが可能である。
【0019】
原料入口Aに供給された原料は、両スクリーン2a,2bに挟持されたまま、スクリーン2a,2bの回転につれて徐々に挟圧され水分はスクリーン2a,2bの背面に流出する。180度回転した点Bで最大の圧搾を受けた後スクリーン2a,2bの間隔が次第に開いて行き、脱水されたケーキがスクレーパ13に沿って排出される。これによって、キサンタンガム成分を回収することができる。
なお、V型デスクプレスへのキサンタンガムの分散液の供給速度は、分散液中のキサンタンガム濃度、キサンタンガムの析出状態等により適宜選定される。
【0020】
本V型デイスクプレスは、比重差を利用した遠心分離機と異なり、圧搾方式によるものであるため、脱液度は圧搾圧力とスクリーン回転数とで調整でき、キサンタンガムの含液率として40〜50重量%にまで低下できる。そのため、親水性有機溶剤による洗浄精製効果が高められるとともに、その後の乾燥工程のエネルギー負荷を低減することが可能となる。
【0021】
また、図2,図3のV型デイスクプレスのスクリーン回転数は、通常1〜12rpm(スクリーン直径 0.5〜1.5m)程度の低速回転で圧搾できる。遠心分離機方式の500〜2000rpmに比較して極めて低い動力で運転でき、有機溶剤存在下で高速で回転させる必要がないため安全対策上も有利である。
【0022】
次いで、以上の脱液工程を経たキサンタンガムを図6に示すような解砕機に送り、キサンタンガムの粒径が0.3―2cmとなるように解砕する。
図6は、このような解砕機の好適な形態を示す。図6において、601は解砕機本体、602は投入口、603は処理槽、604は回転カッター、605はスクリーンである。
処理槽603は円筒状に構成されており、この内部で回転カッター604が回転する。回転カッター604には回転刃606が3枚装着されている。
投入口602から投入されたキサンタンガムは、処理槽603の中で回転カッター604の回転刃606によって解砕される。ある粒径までに解砕されると、スクリーン605を通過して排出口607より排出される。
スクリーン605の目開きを調整することにより得られるキサンタンガムの粒径を調整することができる。
なお、本形態では、回転刃は3個としているが、この数はこれに制限されるものではない。
【0023】
次いで、以上の解砕工程を経たキサンタンガムを図7に示すような乾燥機に送り、乾燥する。
図7は、このような乾燥機の好適な形態を示す。この乾燥機701は、乾燥中にキサンタンガム粒を流動させる型式のものであり、乾燥温度が80℃以下となるように設定している。
この乾燥機701は、乾燥ドラム702が回転軸703の回転によって回転するようになっている。右手側の回転軸703は駆動モータ704からの回転を伝達されて回転する。705は投入口であり、706は排出口である。さらに、右手に存在するパイプ707bより、左手のパイプ711bを経由して乾燥機701のジャケット部710に温水が流入し、乾燥機701の温度を調整する。温水は、ジャケット部710を循環した後、パイプ711aを経由してパイプ707aから流出する。この温水温度を任意の温度に設定することにより、乾燥機701内部の温度を調整することができる。
左手に設けた排出パイプ708より蒸気を含んだ空気が減圧下で排出される。左側の回転軸709を中空とし、公知の手段を採用することによってこのような構成とすることができる。
乾燥後のキサンタンガムは、排出口706より排出され、さらに塩水中での分散を容易にするために、粉砕することができる。衝撃粉砕が好適である。
【0024】
【実施例】
以下に上記実施の形態に沿って、本発明の方法を試験した結果を以下に示す。
実施例1
以下の本培養培地成分組成Iからなる培地液を、2000L発酵槽に入れ、24時間培養後の、キサントモナス・カンペストリス培養液を植菌し、2日間通気攪拌培養を行い、キサンタンガム30g/Lを含む発酵液を得た。
本培養培地成分組成I
グルコース 58g/L
ポリペプトン 2g/L
KH2 PO4 2g/L
MgSO4 ・7H2 O 0.5g/L
水 1300L
発酵液を70℃で30分間加熱し、キサンタンガム生産菌を殺菌した後、キサンタンガム発酵液480L、イソプロパノール水溶液(水分含量:15重量%)720Lを、図1について説明した構造の容積1600Lの析出タンク内へ注入した。注入後、槽内を攪拌軸が1/4回転毎に、高速で反転する攪拌翼(翼径/槽内径:0.86、三角翼、アジタ・AG型株式会社島崎製作所)で攪拌混合し、キサンタンガムを析出させた。析出したキサンタンガムは径が2.3cmの長い紐状であった。
このキサンタンガムを含む分散液を図2、3について説明した構造のV型ディスクプレス(朝日工機 アサヒプレスC−35型、スクリーンの目開き口径:0.5mmφ)に1500L/Hrの供給速度で供給し、脱液を行なった。一次脱液品の含液率は60重量%であった。次に、500L攪拌槽中で、得られた一次脱液品30kgに対し1重量倍量のイソプロパノール(水分含量:15%)を加え、攪拌した後、この分散液を再度、上記と同条件のV型ディスクプレスに供給して脱液した。得られたキサンタンガムの二次脱液品の含液率は45重量%であった。
【0025】
この二次脱液品を図6について説明した構造の解砕機(株式会社ホライ製 U−210型、スクリーン口径1.5cm)を使用して、小粒状に解砕した。解砕後のキサンタンガムの粒径は0.6−1.5cmであった。
このキサンタンガム解砕物15kgを、図7について説明した構造の100Lコニカル型減圧乾燥機の中で、乾燥温度40〜65℃、乾燥圧力40〜100Torrで3.5時間乾燥した。ついでこれを粉砕して80メッシュ以上のきめ細かい塩水溶解性キサンタンガムを得た。
このようにして得られたキサンタンガム1gを500mlトールビーカー中に入れ、そこに99%エタノール・3gを加えて湿潤させた。次いで、20℃に調整した12wt%塩化ナトリウム水溶液196gを加え、ビーカーの内径の1/2の外径を有するアンカー翼を使って、1000rpm、2時間攪拌した。キサンタンガムは均一に溶解するとともに、塩化ナトリウム水溶液の粘度が上昇することを確認した。
【0026】
このようにして得られた溶解液を、20℃で1時間静置した後、ブルックフィールドBL型粘度計で粘度を測定した。粘度計の回転数を30rpmとし、スピンドルNo.2で粘度測定した結果、粘度▲1▼は900cPであることがわかった。ついで、上記のキサンタンガムを蒸留水に溶解して濃度0.5wt%にして溶解液を得た。ブルックフィールドBL型粘度計を用い、回転数を30rpmとし、スピンドルNo.2で粘度測定した。粘度▲2▼は500cPであった。
なお上記キサンタンガムを塩水中に溶解するにあたり、攪拌速度は800rpm以上とするとよいことがわかった。攪拌翼形状は特に限定されないが液全体が流動できる形状であると良い。このような条件で溶解すると、60分程度の攪拌時間で安定した粘度に到達する。引き続き2〜12時間攪拌しても粘度には、ほとんど差異を生じないこともわかった。
【0027】
比較例1
実施例1と同様にして得られたキサンタンガム解砕物1kgを送風乾燥機を用い、85℃を超える温度で3.5時間乾燥した。ついで粉砕し、80メッシュ以上のきめの細かいキサンタンガムを得た。きめを細かくした、このキサンタンガムを実施例1と同様にして粘度測定したところ、塩水中粘度▲1▼は350cP、▲2▼は500cP、▲1▼/▲2▼は0.70であった。なお塩水中では、2時間攪拌後も未溶解粒子が多く残留し、さらに12時間まで攪拌継続しても未溶解粒子は溶解しなかった。
【0028】
比較例2,3
実施例1と同様にして得られたキサンタンガム脱液品を、口径2cm、3cmのスクリーンを利用して解砕し、実施例1に準じて、含水率10%以下になるまで乾燥した。乾燥後粉砕し80メッシュ以上のきめの細かいキサンタンガムを得た。このキサンタンガムを実施例1と同様にして粘度測定した。測定結果を下記に示す。
【0029】
Figure 0003741751
比較例4
実施例1と同様にして得られたキサンタンガム析出物を、脱液、解砕せずに乾燥した。乾燥後粉砕し80メッシュ以上のきめの細かいキサンタンガムを得た。このキサンタンガムを実施例1と同様にして粘度測定した。測定結果を下記に示す。
【0030】
Figure 0003741751
【0031】
【発明の効果】
上記したところから明らかなように、本発明によれば、析出工程を経たキサンタンガムを通常の解砕手段によって解砕しつつ、このように解砕された状態をほぼ保持した状態で短時間で乾燥を完了させるようにし、良好な品質のキサンタンガムを得るようにしたキサンタンガムの改質方法が提供される。
なお、本発明は、キサンタンガムのみならず、同様の特性を備える多糖類例えば、プルラン、ウエランガム、ラムザンガムその他のものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する攪拌タンクを説明する概念図である。
【図2】本発明に使用するV型デイスクプレスの要部を説明する断面図である。
【図3】図2のX―X線による断面図である。
【図4】スクリーン2a,2bを説明する正面図である。
【図5】図4のIII −III 線による断面図である。
【図6】本発明で使用する解砕機を説明する断面図である。
【図7】本発明で使用する乾燥機を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 V型デイスクプレス本体
2a,2b スクリーン
3a,3b スピンドル
4a,4b 支持腕
5 油圧シリンダ
6 センターピン
7a,7b センターピン
10 溝
11a,11b 回転支持部
12a,12b スプロケット
101 駆動装置
102 攪拌タンク
103 攪拌軸
104,105 攪拌翼
601 解砕機本体
602 投入
603 処理槽
604 回転カッター
605 スクリーン
606 回転刃
607 排出口
701 乾燥機
702 乾燥ドラム
703 回転軸
704 駆動モータ
705 投入口
706 排出口
709 回転軸

Claims (1)

  1. キサンタンガムに対して非溶解性であるが親水性である有機溶剤とキサンタンガム水溶液とを攪拌混合することによりキサンタンガムを析出させる析出工程と、該析出工程で得られたキサンタンガムの含液率を50%以下とする脱液工程と、該脱液工程で脱液されたキサンタンガムの平均粒径が0.6−1.5cmとなるようにスクリーン目開きを1.5cm以下とした解砕機を用いて解砕する解砕工程と、該解砕工程で得られたキサンタンガムを80℃以下の温度で乾燥する乾燥工程とを含むキサンタンガムの改質方法。
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