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JP3638881B2 - エレベータ制御システム - Google Patents

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JP3638881B2
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祥太 鈴木
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ制御システムにおいて、建物内LANの共通サーバーに登録されている例えば会議室の予約状況やVIP訪問のスケジュール等の建物内でのイベント(行事)の予約データに基づきエレベータの制御パターンを自動設定するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のこの種のエレベータ制御システムの構成を示す図である。図5は3つのバンク(群管理される一群のエレベータ(図5では3台ずつ))から成る群管理システム事例における、従来の建物内LAN1、エレベータ監視盤4およびエレベータ群管理盤6a〜6cの構成を示す図である。
【0003】
図5において、1は建物内のLAN(ケーブル)、2a〜2fはLAN1に接続されている建物内の個人端末、3は建物内LAN1につながっている共通サーバーを示す。
【0004】
4はエレベータ監視盤(CRT型)を示す。一般例としてはエレベータ監視盤4と建物内のLAN1は接続されていない。近年、建物内の個人端末2a〜2fからもエレベータの状況をモニターすることを目的に建物内LAN1とエレベータ監視盤4を接続する例もある。
【0005】
5はエレベータの各群管理盤6a〜6cをつなぐエレベータ用LAN(ケーブル)、6a〜6cは各バンク毎のエレベータ群管理盤、7a〜7iはエレベータの各台制御盤、8a〜8iは各エレベータのかごとCWT(釣合い重り)を示す。
【0006】
そして12a〜12cは各群管理盤6a〜6cに接続された例えばラップトップコンピュータ型の群管理交通パターン入力装置を示す。
【0007】
次に動作について説明する。上記構成で、建物内LAN1を利用して会議室予約をする場合の一例を示す。建物内の個人端末2aにて会議室予約を行うと、その予約データは建物内のLAN1を介して共通サーバー3に送信される。これで、会議室予約が完了する。
【0008】
一方、エレベータの群管理交通パターンの一つである会議サービス運転を利用する場合、エレベータ群管理盤6aに接続された群管理交通パターン入力装置12aにて会議室サービス運転の開始時刻と終了時刻を入力設定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成された従来のエレベータ制御システムでは、建物内の個人端末2aから入力した会議室予約データと、群管理交通パターン入力装置12aから入力される群管理交通パターン設定データとが共有化(リンク)されていないことから、常に担当者(例えば管理室の担当者)等の人手によって共通サーバー3のデータを確認し、群管理交通パターン入力装置12aで設定する必要があった。
【0010】
また、エレベータのバンクが異なると、各群管理盤6b、6c毎に群管理交通パターン入力装置12b、12cを使って開始時刻と終了時刻を設定する必要があった。
【0011】
その結果、最新の予約状況がエレベータ群管理盤側に設定されていなかったり、設定間違いや設定漏れが生じるという不具合が発生するという問題があった。
【0012】
すなわち従来、各交通パターンの開始時刻や終了時刻の設定は各バンク毎にエレベータ群管理盤に接続されたラップトップタイプコンピューター(エレベータ群管理交通パターン入力装置)にて設定していた。よって、管理担当者が逐次、会議室の予約状況やVIP訪問のスケジュールを確認し、その状況に合わせてエレベータ群管理交通パターン入力装置で開始時刻や終了時刻を予約しないとその機能を活用することができなかった。
【0013】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、建物内LANにエレベータの監視盤(CRT型)またはエレベータ群管理盤を接続し、共通サーバーに登録されているイベントの予約データ、例えば会議室の予約状況やVIP訪問のスケジュール等をエレベータ側で定期的に読み出し、そのデーターを元に、会議室サービス運転やVIP運転の交通パターンさらにこれらの開始時刻や終了時刻を含むエレベータ制御パターンの設定を行うエレベータ制御システムを提供することを目的とする。
【0014】
このシステムによって、従来行っていた各バンク毎にエレベータ群管理交通パターン入力装置を使って人手により各交通パターンおよびその開始時刻や終了時刻を設定することを不要とし、群管理盤側で常時、新しい予約状態を検出し設定することを可能にする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、少なくとも1台のエレベータを制御するエレベータ制御システムであって、建物内でのイベントの予約データが登録されるサーバーを含む建物内LANに直接接続され、上記サーバー内のイベントの予約データに従って該当エレベータの制御系に該イベントに対する制御情報を配信してエレベータの制御を行う少なくとも1つのエレベータ群管理盤を備え、上記エレベータ群管理盤の1つが、上記サーバーに登録されたイベントの新規予約データを抽出する予約データ抽出手段と、上記抽出された予約データに従って該イベントをサービスするエレベータ群管理バンクを選択する群管理バンク選択手段と、上記選択されたバンクの群管理盤に上記抽出された予約データのイベントに対する制御情報を配信する配信手段と、を備えたことを特徴とするエレベータ制御システムにある。
【0016】
また、上記各エレベータ群管理盤の上記配信手段がイベントに対する制御パターンを配信することを特徴とする。
【0017】
また、上記各エレベータ群管理盤が各イベントに対する運転パターンを格納し、上記配信手段がイベントの種類を配信することを特徴とする。
【0018】
また、上記建物内でのイベントの予約データが会議室予約に関するものであることを特徴とする。
【0019】
また、上記建物内でのイベントの予約データがVIP訪問に関するものであることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下この発明によるエレベータ制御システムを各実施の形態に従って説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータ制御システムの構成を示す図である。図1において1から8i迄は図5に示す従来のものと同一もしくは相当部分であり、説明を省略する。
【0021】
9は例えば建物内の個人端末2aからイベント予約として会議室予約を行い、その予約データが建物内のLAN1を介して、共通サーバー3に送信され登録される流れを示す。10は共通サーバー3に入力登録されているイベントの予約データをエレベータ監視盤4が呼び出す流れを示す。11はエレベータ監視盤4が共通サーバー3のイベントの予約データを元に、該イベントに対するエレベータの交通パターン(運転パターン)およびその開始時刻と終了時刻等を含む制御パターンを該当エレベータの制御系、例えばここでは群管理盤6aに配信する流れを示す。
【0022】
次に動作について説明する。上記構成で、建物内LAN1を利用して会議室予約等のイベント予約をする場合の一例を示す。従来技術でも説明した通り、建物内の個人端末2aで例えば会議室予約を行うと、その予約データは建物内のLAN1を介して共通サーバー3に送信される。図に示す個人端末2aから送られる会議室予約データの流れ9の通りである。これで、会議室予約が完了する。
【0023】
エレベータ監視盤4は定期的(例えば15分間隔)に、共通サーバー3のデータを読込む。図1に示す共通サーバー3からエレベータ監視盤4へのデータの流れ10の通りである。
【0024】
エレベータ監視盤4にて会議室予約データを抽出し、エレベータ群管理盤6aから6cに既に登録されている予約データとは別に新しい予約データが有る場合、新しい予約データに対するエレベータの制御パターン(例えばエレベータの交通パターンおよびその開始時刻と終了時刻)を該当する群管理盤(図の場合エレベータ群管理盤6a)に送る。図中、エレベータ監視盤4から群管理盤6aへのデータの流れ11の通りである。
【0025】
エレベータ群管理盤6aは新たに受信した制御パターンにしたがって該会議室サービス運転を設定する。
【0026】
このエレベータ監視盤4の動作フローチャートの一例を図2に示す。S100にてこの処理を開始する。まず、S101にて共通サーバー3のデータを確認する時刻かチェックする。時刻になっていない時は、無処理でS109の終了にジャンプする。確認時刻になっている場合、S102にて共通サーバー3の予約データを読み込む。
【0027】
S103にて今回読み出したサーバーデータと前回のデータの比較を行う。S104にて前回データと同じ場合はS109ヘジャンプし、無処理で終了する。データが前回のデータと異なる場合は、S105にて新規に登録されている会議室予約データを抽出し、S106にてその会議室をサービスする群管理バンクを選択する。
【0028】
例えば会議室予約のデータの場合には予約された会議室の部屋番号が含まれているので、エレベータ監視盤4は会議室の部屋番号とこれに対して会議サービス運転を行う群管理バンクとの対応テーブル(特に図示せず)を予めメモリ等に格納しておき、これに基づいてサービスする群管理バンクを選択する。
【0029】
そしてS107にて対象となるバンクの群管理盤へ、新規にされた会議室予約に対する制御パターン(エレベータの交通パターンおよびその開始時刻と終了時刻等を含む)を配信する。
【0030】
エレベータ監視盤4はまた、会議室サービス運転や後述のVIP運転等の各種イベントとこれらに対するそれぞれのエレベータの交通パターンとの対応テーブル(特に図示せず)も予めメモリ等に格納しておき、これに基づいて交通パターンすなわち制御パターンを対象となる群管理バンクに配信する。また、交通パターンの開始時刻と終了時刻は、例えば共通サーバー3からの予約データ中のイベントの開始時刻と終了時刻からそれぞれ所定の時間ずら(例えば開始時刻は早め終了時刻は遅くする)ことにより求める。
【0031】
S108にて新規登録データが他にないかを確認する。他に有る場合はS106からS107の処理を繰り返す。そして全て処理が完了したら、S109にて処理全てを終了する。
【0032】
このようにエレベータ監視盤4が定期的に共通サーバー3の予約状況を確認し、エレベータ群管理盤6a〜6cに会議室サービス運転の交通パターンや開始時刻や終了時刻を配信することで、従来行っていた群管理交通パターン入力装置による、会議室サービス運転の開始時刻や終了時刻の設定実施が不要となり、且つ、常時最新予約状況を維持することができる。また、従来発生していた会議室サービス運転の時刻設定の間違いや設定漏れは発生しなくなる。
【0033】
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態によるエレベータ制御システムの構成を示す図である。図3において図1と同一もしくは相当部分は同一符号で示し、説明を省略する。全体的な構成は図1と同様であり、ただし本実施の形態ではエレベータ監視盤4が無い事例であり、エレベータ群管理盤6aから6cが直接建物内のLAN1に接続されている。10aは共通サーバー3からエレベータ群管理盤6aへのデータの流れを示す。
【0034】
この場合、図2のフローチャートで示した処理S100からS109をエレベータ群管理盤6a〜6cのいずれかで実施することで、同様の機能を実施することができる。図3ではエレベータ群管理盤6aで実施している例を示しており、従って群管理盤6aは上述のテーブルも備える。
【0035】
さらに図4は図1および図3のエレベータ制御システムにおいて、会議室サービス運転の設定と同じ方法によりVIP運転を設定する事例のフローチャートである。S205にて抽出した共通サーバー3のデータからVIPのスケジュールを抽出し、VIPが建物に入場する時刻、退場する時刻およびVIP運転時のエレベータの交通パターン等を当該バンクの群管理盤(VIP号機エレベータを持つ群管理盤)へ配信することで、群管理交通パターン入力装置による設定を実施すること無く、VIP運転の開始時刻と終了時刻をエレベータ側で設定することができる。
【0036】
なお、上記各実施の形態ではエレベータ監視盤4あるいはエレベータ群管理盤6a〜6cのいずれかから対処バンクの群管理盤にエレベータの交通パターンおよびその開始時刻と終了時刻等を含む制御パターンを配信しているが、各エレベータ群管理盤6a〜6cが各イベントに対する交通パターン(運転パターン)を格納していれば、イベントの種類を配信すれば交通パターンを配信する必要はない。
【0037】
さらに上記実施の形態では、複数のエレベータを制御するシステムについて説明したがこの発明はこれに限定されることはなく、少なくとも1台のエレベータを制御するエレベータ制御システムであれば適用可能であり同様な効果を奏する。
【0038】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、建物内LANにエレベータの群管理盤を直接接続することで、現在、建物内LAN機能として一般的に利用されている会議室予約機能、スケジュール管理機能の情報として共通サーバーに入力されているデータを呼び出し、そのデータを元に、エレベータ群管理の制御パターン、例えば会議室サービス運転の交通パターンおよび開始時刻と終了時刻の設定をエレベータ側で自動的に実行することで、従来行っていたエレベータ群管理交通パターン入力装置による人手による設定を不要とした、手間がかからずかつより信頼性の高いエレベータ制御システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるエレベータ制御システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明のエレベータ制御システムにおける会議室サービス運転予約に関する動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の別の実施の形態によるエレベータ制御システムの構成を示す図である。
【図4】 この発明のエレベータ制御システムにおけるVIPサービス運転予約に関する動作を示すフローチャートである。
【図5】 従来のこの種のエレベータ制御システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 建物内LAN、2a〜2f 個人端末、3 共通サーバー、4 エレベータ監視盤(CRT型)、5 エレベータ用LAN、6a〜6c エレベータ群管理盤、7a〜7i 各台制御盤、8a〜8i 各エレベータのかごとCWT。

Claims (5)

  1. 少なくとも1台のエレベータを制御するエレベータ制御システムであって、
    建物内でのイベントの予約データが登録されるサーバーを含む建物内LANに直接接続され、上記サーバー内のイベントの予約データに従って該当エレベータの制御系に該イベントに対する制御情報を配信してエレベータの制御を行う少なくとも1つのエレベータ群管理盤を備え、上記エレベータ群管理盤の1つが、上記サーバーに登録されたイベントの新規予約データを抽出する予約データ抽出手段と、上記抽出された予約データに従って該イベントをサービスするエレベータ群管理バンクを選択する群管理バンク選択手段と、上記選択されたバンクの群管理盤に上記抽出された予約データのイベントに対する制御情報を配信する配信手段と、を備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 上記各エレベータ群管理盤の上記配信手段がイベントに対する制御パターンを配信することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  3. 上記各エレベータ群管理盤が各イベントに対する運転パターンを格納し、上記配信手段がイベントの種類を配信することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  4. 上記建物内でのイベントの予約データが会議室予約に関するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ制御システム。
  5. 上記建物内でのイベントの予約データがVIP訪問に関するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ制御システム。
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