JP3630875B2 - 空気清浄機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、家庭内等における空気を清浄する空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来空気清浄機は、本体に内蔵したファンを駆動することにより、本体に設けた吸気口より外気を吸引し、内部に設けた集塵部に通して塵埃を除去した後吐出口より室内へ排気する所謂ファン式の空気清浄機の他に、ファンを使用せずに、放電極と対向電極間に高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、このコロナ放電によって誘起されるイオン風を利用して、外気を本体内へ吸い込んで空気中の塵埃を帯電させて集塵部にて除去し、その後室内へ排気する所謂イオン風式の空気清浄機が例えば実公平2−43495号公報にて知られている。
【0003】
この空気清浄機では、本体内へ吸引される外気に混じって綿埃や昆虫等が侵入して、これが放電極となる放電線や対向電極に付着し、その結果、放電効率が低下したり、異常放電が生じる恐れがある等の問題があった。この解決策として、外気を取り入れる吸気孔にプレフィルタを装着してあらかじめ綿埃や昆虫等を除去することが考えられるが、プレフィルタを装着し忘れた場合には、問題が解決されないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、プレフィルタを本体内へ配置しない限り、放電極と対向電極間に高電圧を印加して放電を発生させることができないようにして、言い換えれば、放電を起こしてイオン風を発生させ吸引される塵埃を帯電して集塵部で除去する時には、必ずプレフィルタであらかじめ綿埃や昆虫等を捕獲して、放電効率が低下したり、異常放電を起こすことのないようにする空気清浄機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本体内に設けた放電極と対向電極との間に高電圧発生装置により発生する高電圧を印加して放電を発生させ、この放電によりイオン風を発生させて吸気孔より吸引した外気中の塵埃を帯電させ集塵部にて塵埃を除去した後排気するものにおいて、吸気孔より吸引される外気に含まれる塵埃をあらかじめ捕獲するプレフィルタを本体内に配置し、このプレフィルタを配置しない限り前記放電極を本体内の所定の位置に装着できないようにすると共に、前記放電極を前記所定の位置に装着しない限り前記高電圧発生装置が動作しないようにしたものである。
【0006】
より具体的には、放電極を取付ケースを介して本体に装着し、本体には、プレフィルタと係着してプレフィルタを本体内に装着するプレフィルタ固定板を固着し、プレフィルタの前記固定板への係着により、この固定板を前記取付ケースの本体への装着に際し邪魔にならない位置に退避するよう変形させたものである。
【0007】
かかる構成にすることにより、プレフィルタを本体内へ配置しない限り、放電極を本体内の所定の位置に装着できない上に、高電圧発生装置を動作させることができないので、放電極と対向電極間に高電圧を印加して放電を発生することができない。プレフィルタを本体内へ配置すれば、放電極を本体内の所定の位置に装着できると共に、高電圧発生装置を動作させることができ、放電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電を発生させることができ、この時には、プレフィルタにより綿埃や昆虫等が除去され、放電効率の低下や異常放電を防止することができる。
【0010】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づき説明する。1は空気清浄機本体ケースで、前ケース2と後ケース3で構成される。前ケース2の上部中央には、化粧ボード4が装着されている。5は本体ケース1内を前後に仕切るように装着された中枠で、この中枠5の中央部には電動機6が装着されている。電動機6の周囲の中枠5には通気孔7が設けられている。本体ケース内の中枠5より後方空間には電動機6により回転されるファン8が設けられている。
【0011】
中枠5及び後ケース3には、ファン8の周囲を囲む渦巻状のファンケース9の周壁10が形成されている。ファンケース9の上部は開放されて吐出口となっており、前記後ケース3に設けた格子状の第2排気孔11に連通している。(第1排気孔は後述する)
本体ケース内の中枠5より前方空間には第2集塵部12が収納されている(第1集塵部は後述する)。第2集塵部12は蛇腹状のエレクトレット化された所謂エレクトレットフィルター13と活生炭よりなる脱臭フィルター14とからなり、両フィルタ−13、14が枠体15で囲まれて一体化されている。16は第2集塵部12が枠体15内から外れないように押さえる爪である。この第2集塵部12は前ケース2の側面に形成した取出口17(図4参照)より取り出せるようになっている。18は枠体15に形成した取り出すための把手である。
【0012】
前記前ケース2の前面は、前カバ−19で覆われている。空気清浄機の本体外郭は、本体ケ−ス1とこの前カバ−19で構成される。前カバ−19には図3に示す如く多数の縦長のスリット状第1吸気孔20が形成されている。前カバー19の前ケース2への取付は、前カバー19の下端に突設した一対の突片21を、前ケース2の下端に形成した一対の受部22に係合させ(図1参照)、片や前ケース2上部の左右に形成した一対の係止孔23(図14参照)に、前カバ−19の上部左右に取り付けた一対の爪24を係合させることにより行われる。
【0013】
この様子を図22に基ずき説明する。前カバ−19の裏側に透孔25を有するスライド板収納箱26がネジ27により取り付けられ、この収納箱26内にスライド板28が左右にスライド可能に装着され、このスライド板28には前記透孔25より突出した前記爪24が突設され、スライド板28はスプリング30により常時外側へつまり爪24が係止孔23と係合する方向に付勢されている。そしてスライド板28の端に形成した押さえ部29をスプリング30に抗して内側へ押さえると、爪24と係止孔23との係合が外れ、前カバ−19を前ケース2より外すことができ、押さえ部29から手を離すとスプリング30の力により爪24と係止孔23が係合する。このようにして前カバ−19を前ケース2より容易に着脱することができる。
【0014】
前カバ−19と前ケース2には、夫々放電極となる放電線31と、対向電極32が設けられ、放電線31に負の高電圧を加え、一方対向電極32に正の高電圧を加え(接地してもよい)ることにより、放電線31と対向電極32間に放電を発生させ、この放電によりイオン風を誘起させるイオン風発生部が構成されている。
【0015】
以下イオン風発生部について説明する。放電線31は図6に示すような合成樹脂製の樋状をした放電線取付ケ−ス33に取り付けられる。この取付ケ−ス33は前カバー19の裏側中央部に後述するように、縦方向に着脱自在に装着される。取付ケ−ス33の上端には、図7や図9に示すような金属製端子板34が装着される。この端子板34は、取付ケ−ス33に形成した穴35に図7や図9の矢印方向より圧入することにより、その弾性により取付ケ−ス33の上端に係着保持される。
【0016】
一方取付ケ−ス33の下端には、図8や図10に示すようなU字状の弾性片36が一体に形成され、この弾性片36の内側に沿うようにU字状の金属製補強板37が装着される。この補強板37はその一端38を取付ケ−ス33の下端に設けた係止部39に係着して、この一端38を支点として図8の矢印方向に回転させることにより、補強板37に設けた穴40が弾性片36に設けた爪41に係着して、弾性片36に沿って装着される。この装着状態において、弾性片36は補強され且つ弾性片36のバネ性が堅くなるように調整している。
【0017】
前記端子板34と補強板37には夫々鍵状の爪42、43が折曲形成され、この爪42、43に放電線31の両端が、スプリング44を介して係着されている。放電線31はスプリング44により適度なテンションが与えられている。ここでスプリング44が合成樹脂製の取付ケ−ス33に直接係着されていると、スプリング44の張力により係着部が永年使用によって変形する恐れがあるが、金属製の端子板34や補強板37に係着されているので、永年使用による係着部の変形を防止できる。
【0018】
次に放電線31を取り付けた取付ケ−ス33を本体の一部である前カバー19に装着する方法を説明する。前カバ−19の裏面中央部の上下部には、夫々内側に向けて突片45、46が形成され、上側突片45には一つの係合穴47が、下側突片46には二つの係合穴48が形成されている。取付ケ−ス33の上端には一つの突部49が突設され、取付ケース下端の弾性片36の下面には二つの爪50が形成されている。そして樋状の取付ケース33の樋の底に相当する面95を前カバ−19と対面させるようにして、前記突部49を図11のように前記係合穴47に下から入れ、一方前記弾性片36を図12の矢印のように押し込むことにより、前記爪50が係合穴48に弾性片36の弾力でもって係合して、取付ケ−ス33を前カバ−19に装着することができる。51や52は夫々前記突片45、46の両側より一体成形されたガイド片で、前記突部49を係合穴47に入れる際及び前記弾性片36を押し込む際のガイドとなる。
【0019】
ここで弾性片36が補強板37で補強されているので、取付ケ−ス33を前カバー19に何度着脱しても弾性片36の弾性がへたるることなく、前記爪50を係合穴48に常に確実に係合させ、取付ケ−ス33の前カバー19への装着を確実にできる。
【0020】
前記取付ケ−ス33の下端には、放電線31へ高電圧を供給する後述する高電圧発生装置80を動作させる回路に介挿された第1安全スイッチ53を操作する操作片54が一体に形成されている(図10、図13、図15参照)。この操作片54でもって、取付ケ−ス33を前カバー19へ装着した状態で前カバ−19を前ケース2に装着した際、第1安全スイッチ53を閉成して高電圧発生装置80を作動させ、 前カバ−19を 前ケース2より外すことによって、第1安全スイッチ53を開成して高電圧発生装置80の動作を停止するようにしている。
【0021】
ところで、前カバー19の裏面には、スリット状第1吸気孔20より吸引される空気の埃をあらかじめ除去するプレフィルタ55が取り付けられるが、このプレフィルタ55を取り付けないと前記取付ケース33が前カバー19に装着できないようになっている。以下この点の構造を説明する。
【0022】
プレフィルタ55は図2や図13に示すように左右二つに分割されており、前カバ−19と同様に多数の縦長のスリット56を有する合成樹脂製の枠体57とこの枠体57と一体成形される合成樹脂製のネット58(図17参照)よりなる。この二つのプレフィルタ55で前カバ−19の第1吸気孔20の全面を覆うようになる。前カバー19の裏面にはその第1吸気孔20の外側を囲むように前ケース2側へ向かう壁59が左右に一体に形成されており、この壁59には、左右のプレフィルタ枠体57の夫々の外側に突設した係合片60を入れる透孔61が形成されている。(図2参照)
前カバー19の裏面中央部の上下2ケ所にはプレフィルタ固定板62がネジ63にて固定されている。この固定板62には図2や図17に示すように一対の固定片64が突設され、この固定片64には、左右のプレフィルタ枠体57の夫々の内側に突設した爪65を入れる透孔66が形成されている。この固定板62は合成樹脂製で、一対の固定片64は互いに接近したり離れたりする方向に弾性を有している。
【0023】
そこで、プレフィルタ枠体57の外側に設けた係合片60を前記透孔61に挿入し、内側に突設した前記爪65を固定片64の透孔65に挿入することにより、プレフィルタ55が前カバ−19 に装着されるが、この時、図17のように一対の固定片64の間 隔が狭くなる。これは、図19のように爪65の幅の広くなった根本部分67で固定片64を互いの間隔が狭くなるよう押すことにより生ずる。この状態で、取付ケース33を前カバ−19に上述したように装着しようとして前カバ−19に近付けると、図17のように固定片64が樋状取付ケース33の樋内に位置するので、固定片64に邪魔されることなく近付けることができ、取付ケース33を前カバ−19の所定の位置に装着することができる。
【0024】
ところがプレフィルタ55を前カバ−19に装着していない状態では、一対の固定片64は自らの弾性により図18のように間隔が広くなる。従ってこの状態で取付ケース33を前カバ−19に装着しようとしても、図のように固定片64の先端に、樋状取付ケース33の樋の側面に相当する側壁68が当り、固定片64が邪魔になって取付ケース33を前カバ−19の所定の位置に装着することができない。
【0025】
このようにプレフィルタ55を取り付けないと前記取付ケース33が前カバー19に装着できないようになっているが、これは取付ケース33に装着した放電線31と対向電極32間に高電圧を印加して放電させる際は、必ずプレフィルタ55を装着して、前カバ−19の第1吸気孔20から吸引される外気に含まれる綿埃や昆虫等をプレフィルタ55で除去することによって、これらが放電線31や対向電極32に付着して放電効率が低下したり、異常放電を生じることのないようにするためである。
【0026】
以上がイオン風発生部の放電線側について説明したが、これから対向電極側について説明する。前ケース2には、前カバ−19のスリット20と対面するように、方形状の金属製対向電極32が装着されている。この対向電極32の上端には、図14のように前ケース2内へ挿入して正の高電圧が印加される接片70が折曲形成されている。対向電極32を囲むようリブ71が前ケース2より突設され、このリブ71の外側に、図2のように前記前カバ−19より突設した壁59が嵌合する。この壁59には、多数の横長のスリット状第1排気孔72が形成されている(図2、図4参照)。 また前ケース2のリブ72の外側には、多数の横長のスリット状第2吸気孔73が形成されている。
【0027】
対向電極32には、電気絶縁性を有する第1集塵部となる集塵紙74が添着されている。この集塵紙74はキッチンペーパーに類似したものである。集塵紙74は対向電極32から外れないようにその上下において押さえ板75、75で押さえられている。押さえ板75は、図23に示すごとくその左右両端より突出した軸76を前記リブ71に設けた軸受部77に軸支することにより回動自在になっている。また軸76に巻装したスプリング78によって、常時集塵紙74を対向電極32に押さえ付ける方向に付勢している。この押さえ板75を付勢力に抗して回動することにより、対向電極32より集塵紙74を外して取り替えることができる。
【0028】
前ケース2の対向電極32の上方には、高電圧発生装置80より負の高電圧が供給される高圧端子81が設けられている(図14、図16参照)。取付ケース33を装着した前カバ−19を前ケース2に装着すると、放電線31の上端を連結した端子板34が図1や図16のごとく高圧端子81に接触して放電線31に負の高電圧を印加するようになっている。また高電圧発生装置80よりの正の高電圧は対向電極32の前記接片70に供給される。
【0029】
ところで、負の高圧端子81と正の高電圧が供給される接片70とは、図16のように、前ケース2の裏面に装着した保護カバ−84によって覆われ、且つこのカバー84に一体成形された隔壁85によって両者81、70は仕切られている。これは、保護カバー84で覆われていないと、高圧端子81と接片70に埃が付着したり両者間に埃が侵入し、これら付着したり侵入した埃等の影響で、両者81、70間で放電を起こす恐れがあるが、カバー84で覆うことにより埃が付着したり両者間に侵入することのないようにして、このような放電を防止しているのである。仮に多少の埃が付着したり侵入しても、前記隔壁85により仕切ることによって、両者81、70間の沿面距離を長くして、放電が起こりにくいようにしている。
【0030】
このカバー84はこのように高圧端子81と接片70間の放電を防止する以外に、その上部86が図1のように内方へ膨出して前記第2集塵部12の枠体15と当接することにより、第2集塵部12を取出口17より出し入れする際のガイドとしての役目もする。
【0031】
また前ケース2の下方には、前記第1安全スイッチ53が設けられ、前述の如く取付ケース33の下端より突設した前記操作片54により操作される。また前ケース2の上部には、前カバー19の裏面上部に突設した操作片82にて操作される第2安全スイッチ83が設けられている(図16参照)。この安全スイッチ83は前カバ−19を前ケース2より外した場合、全ての電源を切るためのものである。
【0032】
図20は電気回路図を示し、電源プラグ87から第2安全スイッチ83及びメインスイッチ88を介して前記電動機6への通電回路89と、高電圧発生装置80への通電回路90が並列接続され、電動機への通電回路89にファン運転スイッチ91が、また高電圧発生装置への通電回路90には、イオン運転スイッチ92と前記第1安全スイッチ53が夫々介挿されている。メインスイッチ88、ファン運転スイッチ91及びイオン運転スイッチ92は、前ケース2上面に設けた操作パネル93に設けられている。
【0033】
次に動作を説明する。メインスイッチ88を入れ、イオン運転スイッチ92を入れると、高電圧発生装置80が動作して、放電線31に負の高電圧例えば、−7KVの電圧を印加し、対向電極32には正の高電圧例えば+7KVの電圧を印加する。一方電動機6は通電されず、ファン8は回転しない。
【0034】
この結果、放電線31と対向電極32間にコロナ放電が生じ、イオン風を発生させる。このイオン風により前カバ−19の第1吸気孔20より外気が吸引され、吸引された大気中に含まれる塵埃が放電によって生じたガスイオンや電子に接して負に帯電され、電位が高い対向電極32に向かって移動し、対向電極32に取付られた集塵紙74に帯電された塵埃が付着する。そして塵埃が除去された空気は、前記多数の横長のスリット状第1排気孔72より放出される。図2で矢印Aはこの時の空気の流れを示す。
【0035】
ここで、放電線31、対向電極32、集塵紙74、前カバ−19等で、イオン風により外気を吸引して集塵部にて塵埃を除去した後排気するイオン風式空気浄化手段を構成する。そしてこの場合、通風量がイオン風のみによって誘引されているので少なく、集塵能力は劣るが、ファン8の回転による騒音や送風による寒さを感じることがなく、室内空気を清浄に保つことができる。従って空気の汚れが僅かな時や、気温の低い時等に適した運転となる。
【0036】
またイオン風式空気浄化手段を動作させている時、放電線31と対向電極32間に何も存在しなければ、この両者間に生ずる放電は、放電線31と対向電極32間の最短放電距離に集中し、つまり対向電極32の中央部分に集中し、この結果集塵紙74の中央部に集中して塵埃が吸着され、対向電極32や集塵紙74の中央部分が劣化しやすくなり、また集塵紙全体が有効に活用されず集塵効率も悪いという問題がある。
【0037】
そこでこの問題を解消するために、放電線31を取付た樋状取付ケース33を、その樋の底に相当する面95が放電線31と対向電極32との間の最短放電距離を遮る位置にくるよう前カバ−19に装着している。つまりこの面95が放電線31と対向電極32間の最短放電距離を遮蔽する遮蔽部となる。そしてこの遮蔽部95の両側つまり樋の側面に相当する側壁68を図6のように凸凹状(波状)にしている。
【0038】
このような構成により、放電の集中しやすい放電距離の短い放電線31の真後が遮蔽部95で遮られているので、放電の集中が回避され、放電が均一化される。また、凸凹状の側壁68により、側壁68も遮蔽部として作用し、この遮蔽部が、遮蔽を強くする部分(凸部分)と遮蔽を弱めた部分(凹部分)を交互に形成することになり、位置によって放電線31と対向電極32との放電に強弱を造り、結果として対向電極32の全体に拡散して放電が起こるようにして、放電をより均一化させている。
【0039】
図21はこの放電の様子を示すもので、分かり易くするために、プレフィルタ55やプレフィルタ固定板62を除いている。図で矢印Aは放電の様子を、矢印Bはイオン風により吸引される外気の様子を示す。
【0040】
この結果、集塵紙74全体に塵埃が吸着するようになって、集塵紙を有効に活用でき、集塵効率を向上することができ、集塵紙74の交換回数を少なくできる。さらに、対向電極32や集塵紙74の中央部分の集中劣化を軽減できる。
【0041】
ところで、前カバ−19の第1吸気孔20より吸引される空気に綿埃や小さな昆虫が含まれていると、これらが放電線31や対向電極32に付着して放電効率が低下したり、異常放電を生じる恐れがあるが、放電線31を取り付けた取付ケース33は、前述の如くプレフィルタ55を前カバー19に装着しない限り前カバー19の所定の位置に装着できないようになっているので、放電する際は、必ずプレフィルタ55が装着されていて、ここで綿誇りや昆虫などがあらかじめ除去され、従って、放電効率が低下したり異常放電を生じる恐れはない。
【0042】
このことは、イオン風のみにて吸気孔20より外気を吸引する場合以外に、ファンを回転させてイオン風に加えてファンにより強制的に吸引するようにしたものについても適用できる。さらには、主にファンにより外気を吸引して、イオン風は、吸引した外気を帯電させる作用が主である空気清浄機についても適用できる。
【0043】
次に操作パネル93のファン運転スイッチ91を入れると、高電圧発生装置80は動作せず、放電線31や対向電極32に高電圧が印加されるこはない。一方電動機6は通電され、ファン8が回転する。この結果、イオン風による空気の吸引はなくなり、代わりに図2の矢印Bのように、前カバ−19と前ケース2との間より前記多数の横長スリット状の第2吸気孔73を通って外気が吸引され、第2集塵部12を通過してファンケ−シング9内を通って前記第2排気孔11より室内へ排気される。この過程において、吸引された空気に含まれた塵埃は第2集塵部12で捕獲されて浄化される。
【0044】
この場合、第2集塵部12やファン8や電動機6等でファン式空気浄化手段が構成され、このファン式空気浄化手段を動作させて、ファンにより室内の空気を強制的に循環させ多量の循環風量を得るようにしているので、塵埃を効率よく第2集塵部12で除去することができる。従って部屋の空気が汚れている場合や、広い部屋の空気を浄化する場合などにこの運転は適している。
【0045】
またこの場合、第2吸気孔73を通って多量の空気が前ケース2の裏側に導かれ、そこにある負の高圧端子81や正の接片70に埃が付着しようとするが、前述の如くカバー84でこれらが覆われているので、埃の侵入や付着を阻止している。
【0046】
このようにイオン運転と、ファン運転とを適宜選択することができ、部屋の汚れの程度や広さや温度などに応じて好みの運転を行うことができる。またイオン運転スイッチ92とファン運転スイッチ91を同時に閉成すれば、同時にイオン運転とファン運転とを行うこともできる。
【0047】
また図20の回路図から分かるように、前カバ−19より取付ケース33を外した状態で前カバ−19を前ケース2に装着すれば、第1安全スイッチ53は閉成することができず、高電圧発生装置80は動作しないが、第2安全スイッチ83は操作片82により閉成するので電動機6によりファン8は回転させることができる。つまりイオン風式空気浄化手段を動作させることはできないが、ファン式空気浄化手段を動作させてファン運転を行うことができる。従って、取付ケース33を装着し忘れたり、あるいは紛失したり、また放電線31が断線したりして取付ケース33を装着できない場合にでも、最低限ファン式空気浄化手段を動作させて空気を清浄化することができる。
【0048】
また集塵紙74や放電線31等のメンテナンスは次の様に行う。集塵紙74の交換に際しては、前カバ−19を前ケース2から外して行うが、前カバ−19を外せば一緒に放電線31もついてくるので、集塵紙74を交換する際に、放電線31が邪魔になることはなく、作業がしやすい。一方取り外した放電線31には、端子板34と高圧端子81との接触が離れるので負の高電圧は供給されておらず、放電線に触れても安心であり、また、前カバ−19を外すことにより、第2安全スイッチ83や第1安全スイッチ53が開成して高電圧発生装置80の動作を停止するので、対向電極32にも正の高電圧は印加されず集塵紙74の交換を安全に行うことができる。
【0049】
また放電線31や取付ケ−ス33にも埃が付着し清掃する必要性が生ずるが、取付ケース33はその弾性片36を上へ持ち上げて爪50を係合穴48から外すことにより、簡単に外せ、また放電線31はスプリング44を前記端子板34と補強板37の鍵状の爪42、43より外すことにより、取付ケース33から簡単に外せるので、放電線31や取付ケ−ス33の清掃も容易に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、放電極(実施例では放電線)と対向電極間に高電圧を印加して放電を発生させる際は、プレフィルタを本体内へ配置しない限り、放電極を本体内の所定の位置に装着できず、更に高電圧発生装置が動作しないようにしているので、プレフィルタを装着し忘れた場合は、放電極と対向電極間に高電圧を印加して放電を発生することができない。言い換えれば、放電する際は、必ずプレフィルタが装着されていて、ここで綿誇りや昆虫などがあらかじめ除去して、これらが放電極や対向電極に付着することにより放電効率の低下や異常放電を生ずることのないようにしている。また、プレフィルタや放電極を正規の位置に装着しない限り、高電圧が放電部分に加わることがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の全体を示す縦断面図である。
【図2】同空気清浄機の全体を示す横断面図である。
【図3】同空気清浄機の全体を示す正面図である。
【図4】同空気清浄機全体の右側面図である。
【図5】同空気清浄機全体の平面図である。
【図6】同空気清浄機の放電線を装着した取付ケースを示す縦断面図である。
【図7】同空気清浄機の取付ケース上部と端子板の分解縦断面図である。
【図8】同空気清浄機の取付ケース下部と補強板の分解縦断面図である。
【図9】同空気清浄機の取付ケース上部と端子板の分解斜視図である。
【図10】同空気清浄機の取付ケース下部と補強板の分解斜視図である。
【図11】同空気清浄機の取付ケース上部の装着時を示す拡大縦断面図である。
【図12】同空気清浄機の取付ケース下部の装着時を示す拡大縦断面図である。
【図13】同空気清浄機の前カバ−の裏側でプレフィルタを破線で示す裏面図である。
【図14】同空気清浄機の前カバ−を外した状態の本体ケースの正面図である。
【図15】前カバ−を装着した時の図14のA−A線に基ずく断面図である。
【図16】前カバ−を装着した時の図14のB−B線に基ずく断面図である。
【図17】前カバ−に装着するプレフィルタと取付ケースの関係を示す拡大断面図である。
【図18】同関係のプレフィルタを外した状態を示す拡大断面図である。
【図19】図17のA−A線に基ずく断面図である。
【図20】本発明空気清浄機の電気回路図である。
【図21】同空気清浄機の放電線と対向電極の放電の様子を示す断面図である。
【図22】図3のA−A線に基ずく前カバ−の前ケースへの装着部分を示す断面図である。
【図23】本発明空気清浄機の集塵紙の装着の様子を示す図14の円C内拡大図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
19 前カバ−
31 放電線(放電極)
32 対向電極
20 第1吸気孔(吸気孔)
74 集塵紙(集塵部)
72 第1排気孔
55 プレフィルタ
33 取付ケ−ス
62 プレフィルタ固定板
64 固定片
65 爪
66 透孔
80 高電圧発生装置
53 安全スイッチ
54 操作片
Claims (2)
- 本体内に設けた放電極と対向電極との間に高電圧発生装置により発生する高電圧を印加して放電を発生させ、この放電によりイオン風を発生させて吸気孔より吸引した外気中の塵埃を帯電させ集塵部にて塵埃を除去した後排気するものにおいて、前記吸気孔より吸引される外気に含まれる塵埃をあらかじめ捕獲するプレフィルタを本体内に配置し、このプレフィルタを配置しない限り前記放電極を本体内の所定の位置に装着できないようにすると共に、前記放電極を前記所定の位置に装着しない限り前記高電圧発生装置が動作しないようにした空気清浄機。
- 前記放電極を取付ケースを介して本体に装着し、本体には、前記プレフィルタと係着してプレフィルタを本体内に装着するプレフィルタ固定板を固着し、プレフィルタの前記固定板への係着により、この固定板を前記取付ケースの本体への装着に際し邪魔にならない位置に退避するよう変形させてなる請求項1記載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
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| JP25336696A JP3630875B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25336696A JP3630875B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 空気清浄機 |
Related Child Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8292080A Division JPH1099723A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 空気清浄機 |
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|---|---|
| JPH1099721A JPH1099721A (ja) | 1998-04-21 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3630875B2 (ja) |
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1996
- 1996-09-25 JP JP25336696A patent/JP3630875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH1099721A (ja) | 1998-04-21 |
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